JPH0722360U - 燃焼装置の吸気フィルタ - Google Patents
燃焼装置の吸気フィルタInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 射出成型によって熱変形を受けることのない
燃焼装置の吸気フィルタを提供する。 【構成】 器具ケース6の吸気孔20の形成領域に着脱自
在に装着する吸気フィルタ22をメッシュ網25と縁枠23と
の一体成型品で形成する。メッシュ網25の網面に複数の
帯状パターンからなる膨出部26を形成し、網面の剛性を
大きくする。膨出部26により網面の剛性を大きくするこ
とで、射出成型時の熱を受けても網面が縒れ変形するこ
とがなく、この網面の縒れ変形に影響を受けて縁枠23が
曲がりや縒れ変形を起こすことを防止できる。
燃焼装置の吸気フィルタを提供する。 【構成】 器具ケース6の吸気孔20の形成領域に着脱自
在に装着する吸気フィルタ22をメッシュ網25と縁枠23と
の一体成型品で形成する。メッシュ網25の網面に複数の
帯状パターンからなる膨出部26を形成し、網面の剛性を
大きくする。膨出部26により網面の剛性を大きくするこ
とで、射出成型時の熱を受けても網面が縒れ変形するこ
とがなく、この網面の縒れ変形に影響を受けて縁枠23が
曲がりや縒れ変形を起こすことを防止できる。
Description
【0001】
本考案は、給湯器、風呂釜、煖房機等の燃焼装置の吸気口に取り付けられる燃 焼装置の吸気フィルタに関するものである。
【0002】
燃焼装置として一般的な給湯器は、器具ケース内にバーナと、このバーナに空 気を供給する燃焼ファンと、給水される水をバーナの燃焼火力でもって加熱して 湯にする熱交換器とが収容されており、燃焼ファンの回転により、外側の空気を 器具ケースに設けた吸気口から空気を導入してバーナ燃焼が行なわれており、通 常、前記吸気口には導入する空気中のごみや埃を取り除くフィルタが取り付けら れている。通常、給湯器の吸気口に取り付けられるフィルタは着脱不能の固定式 のものである。
【0003】
しかしながら、固定式のフィルタは、その清掃を行なうとき、器具に取り付け られたままの状態では、燃焼装置の設置状況等によっては、作業スペースが狭く 、作業がやりずらく、フィルタの目詰まりをきれいに掃除することが難しいとい う問題がある。
【0004】 本考案者は、このような問題を解消するために、着脱式の吸気フィルタを試作 した。その試作フィルタは合成樹脂製の縁枠の窓部にステンレスのメッシュ網を 張ったもので、メッシュ網と縁枠とを射出成型により一体的に成型して作成した ものである。
【0005】 ところが、メッシュ網と縁枠とを射出成型する際に、その成型熱を受けて、メ ッシュ網が熱変形し、メッシュ網の網面が縒れて弛み変形し、このメッシュ網の 熱変形に影響されて、縁枠も曲がりや捩れ変形を起こし、成型した吸気フィルタ を器具ケースの吸気孔に取り付けたところ、縁枠の変形によって、吸気口の器具 ケース側の壁面と縁枠壁面との間に大きな隙間が生じ、この隙間を通って導入空 気が入り込み、導入空気中のごみや埃を効果的に除去することができないという 問題が生じた。導入空気中のごみや埃が取り除かれないまま導入されると、燃焼 ファンに付着したり、バーナの炎口に付着して、ファン性能を劣化させたり、バ ーナ詰まりを引き起こすという問題が生じる。
【0006】 本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、吸気フ ィルタを射出成型によって作成する際、メッシュ網の網面や、縁枠に縒れ等の熱 変形を生じることがない燃焼装置の吸気フィルタを提供することにある。
【0007】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 本考案は、燃焼装置の器具ケースの壁面に形成された吸気孔の形成領域に着脱自 在に装着される吸気フィルタであって、該吸気フィルタは合成樹脂製の縁枠と、 この縁枠の窓部に張られる金属製のメッシュ網とを一体的に成型したものからな り、前記メッシュ網の網面には該網面の剛性を高める1個以上の膨出部が形成さ れていることを特徴として構成されている。
【0008】
上記構成の本考案において、金属製のメッシュ網の網面には剛性を高めるパタ ーンの膨出部が形成されており、この膨出部が形成されているメッシュ網を用い て吸気フィルタを射出成型により作成する際、射出成型時の熱が加わっても、そ の熱によってメッシュ網の網面が縒れ等の熱変形を起こすことがなく、したがっ て、この網面の熱変形に影響を受けて縁枠が曲がりや縒れの変形を起こすという こともなくなり、網面および縁枠が共に熱変形することのない好適な吸気フィル タが作成される。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図5には本考案の一 実施例が燃焼装置としての給湯器と共に示されている。吸気フィルタが取り付け られる本実施例の給湯器は屋内設置タイプのものであり、図1に示すように、家 屋壁面1の内側に金具2等を用いて給湯器が設置されている。この給湯器の排気 側には煙突3が接続され、煙突3の先端側は壁穴4を通して外に引き出されてい る。なお、この壁穴4は、その両側においてカバー板5によって閉じられている 。
【0010】 器具ケース6の内部には給排気用の燃焼ファン7と、バーナ8と、熱交換器10 と、制御装置11とが収容されており、前記バーナ8にはガス通路12側から燃料ガ スが供給されており、また、熱交換器10の入側には給水管13が接続され、熱交換 器10の出側は給湯管14に接続されている。燃焼室15の排気トップ側にはチャンバ 室16が設けられ、このチャンバ室16内にCOセンサ17が設置されている。
【0011】 制御装置11には給湯の設定温度を指定するリモコン18が接続されている。この 制御装置11は従来例の給湯器と同様に、給水管13から供給されてくる水を、バー ナ8の燃焼火力でもって熱交換器10で加熱し、設定温度の湯を作り出すようにガ ス供給量を可変制御し、かつ、そのガス量に見合うように燃焼ファン7の回転制 御を行い、給湯の燃焼運転を制御する。その一方で、制御装置11はCO安全回路 を内蔵し、COセンサ17から加えられるCO検出信号を受け、COセンサの出力 値が予め与えた基準値を越えたときに、燃料供給通路のガス弁を遮断し、COガ スに対する安全動作を行なう。
【0012】 前記器具ケース6の壁面、この実施例では側壁面に、図3および図4に示すよ うに、室内の空気を導入する複数の吸気孔20がルーバー状に配列形成されており 、この吸気孔20の形成領域の周りにはその上中下の各位置の左右両側に一対ずつ の合計6個の係合孔21が形成されており、この係合孔21を利用して本実施例の特 徴的な吸気フィルタ22を着脱自在に装着する構成となっている。
【0013】 本実施例の特徴的な吸気フィルタ22は合成樹脂製、この実施例ではABS樹脂 製の縁枠23の窓部24にステンレス製の30〜40番の網目大きさのメッシュ網25を張 り渡したもので、このメッシュ網25と縁枠23は射出成型によって一体的に成型さ れている。
【0014】 この吸気フィルタ22でさらに特徴的なことは、このメッシュ網25の網面に表側 (外側)に膨出する帯状パターンの膨出部26を複数形成したことである。この実 施例では膨出部26は四角形状をした縁枠23の横枠23aと平行に横長に伸びる膨出 パターン形状となっており、この膨出部26は図5に示すように各窓部24の網面ご とに5個ずつ縦方向に等間隔に形成されている。この膨出部26は予め網面にプレ スによる段押し加工等により形成しておき、この膨出部26が形成されたメッシュ 網25を射出成型の金型に取り付け、この状態で、金型にABS樹脂を注入するこ とにより、縁枠23とメッシュ網25が一体化した吸気フィルタ22が形成される。縁 枠23の縦枠23bの上、中、下の各位置の左右両側には取り付け爪27が形成されて おり、この各取り付け爪27を係合孔21に嵌め込み、吸気フィルタ22を下方にスラ イド移動することにより、器具ケース6側の壁板が縦枠23bの壁面と取り付け爪 27の溝29の奥端に突き当たるまで入り込んで、取り付け爪27が係合孔21に係合し 、吸気フィルタ22は吸気孔20の形成領域の正しい位置に取り付けられるようにな っている。
【0015】 本実施例では、吸気フィルタ22が係合孔21に正しく装着完了したことを感覚的 に分かるようにするため、図5に示すように上、中、下の少なくとも一方の左右 取り付け爪27の先端側に内側に突出するフック部36を設け、一方、この取り付け 爪27が係合する係合孔21側の壁面側には突起部37を設け、取り付け爪27を係合孔 21に嵌め込み、吸気フィルタ22を下方へスライドして正しい位置に係合完了する とき、フック部36が突起部37を乗り越えて嵌まり込み、この嵌まり込みのクリッ ク感によって吸気フィルタ22が正しく装着されたことが感覚的に分かるようにな っている。
【0016】 図3に示すように、器具ケース6内には係合孔21の近傍位置、この実施例では 一番下の左右一方側の係合孔21の近傍にフィルタ取り付け確認手段としてのフィ ルタ検出スイッチ28が設置されており、このフィルタ検出スイッチ28は吸気フィ ルタ22の取り付け爪27が係合孔21に嵌め込まれて下方にスライドして正しい位置 に装着完了されたときに、取り付け爪27の先端側がフィルタ検出スイッチ28を押 し込んでスイッチ動作を行い、フィルタ検出スイッチ28から装着検出信号(例え ばオン信号)が出力がされ、一方、吸気フィルタ22が取り外されてフィルタ検出 スイッチ28の押し込みスイッチ動作が解除されたときに、非装着検出信号(例え ばオフ信号)を出力するようになっている。このフィルタ検出スイッチの信号は 本実施例の特徴的な動作回路に加えられる。
【0017】 この動作回路は制御装置11等に形成されるもので、図2に示すように運転停止 部31と、警報部32とを有して構成されている。なお、燃焼制御部33は従来例と同 様に燃焼ファン7のファン回転数と燃焼量(燃焼ガス量)を制御して出湯温度が 設定温度になるように燃焼運転を制御するものである。
【0018】 運転停止部31はフィルタ検出スイッチ28から吸気フィルタ22の装着信号を受け たときには、燃焼制御部33にそのまま燃焼運転を継続させる。一方、フィルタ検 出スイッチ28から吸気フィルタ22の非装着信号を受けたときには、吸気フィルタ が取り付けられていないか、あるいは吸気フィルタ22が正しい位置に装着されて いないものと判断し、運転停止信号を燃焼制御部33に加え、燃焼運転を停止ロッ クする。警報部32はフィルタ検出スイッチ28から吸気フィルタ22の非装着信号を 受けたとき、吸気フィルタ22が装着されていないこと(吸気フィルタ22が正しい 位置に装着されていないことを含む)をブザー34を鳴らして警報したり、あるい はリモコン18の表示部等にその旨を表示し、使用者に吸気フィルタ22の装着を促 す。
【0019】 なお、警報部32の警報に気付いて、使用者が吸気フィルタ22を所定の定位置に 装着したときにはフィルタ検出スイッチ28から出されていた吸気フィルタ22の非 装着信号の出力が停止され、吸気フィルタ22の装着信号が出力されるが、この状 態で、水栓(図示せず)を締めて通水を止めることにより、制御装置11のシーケ ンスプログラムはリセットされて最初の動作位置となり、次に水栓を開けて通水 することにより、燃焼運転制御が支障なく行われることとなる。
【0020】 図4は吸気フィルタ22の清掃作業状況を示したもので、メッシュ網25に目詰ま りが生じたときには吸気フィルタ22を上側にスライド移動して取り付け爪27と係 合孔21との係合を解き、この状態で手前に引き出すことで、吸気フィルタ22は同 図の(a)に示すように器具ケース6側から取り外される。取り外した吸気フィ ルタ22を同図(b)に示すようにブラシ35を用いて水洗いすることにより、メッ シュ網25に詰まったごみや埃はきれいに取り除かれる。そして、この水洗いした 吸気フィルタ22を乾かした後、取り付け爪27を係合孔21に係合して吸気フィルタ 22を器具ケース6に取り付ける。
【0021】 本実施例によれば、吸気フィルタ22が装着されていなかったり、正しい位置に 装着されていないときにはフィルタ検出スイッチ28の非装着信号に基づき、直ち に燃焼運転が停止ロックされるので、吸気フィルタ22が装着されていない状態で 、あるいは正しく装着されていない状態で燃焼運転が継続されるということがな く、吸気フィルタ22が装着されていなかったり、あるいは装着されていたとして も正しく装着されていなかった状態で燃焼運転が行われ、吸気孔20から空気と一 緒にごみが取り込まれ、このごみが燃焼ファン7や、バーナ8の炎口部や、熱交 換器10等に付着し、燃焼性能が悪化したり、装置の寿命が短命化するという問題 を効果的に解消することができる。
【0022】 また、吸気フィルタ22が装着されていないときや、正しい位置に装着されてい ないときにはその不具合状態が警報部32により警報されるので、使用者はその不 具合状態を知って付け忘れていた吸気フィルタ22を装着したり、正しく付けられ ていない吸気フィルタ22を正しく付け直すことができるので、使用上非常に好都 合である。
【0023】 さらに、吸気フィルタ22を着脱自在に構成したから、吸気フィルタを取り外し てその清掃を行うことができ、その清掃作業がやり易くなり、フィルタ(網面) に付着したごみ等をきれいに取り除くことができる。
【0024】 さらに、本考案では、吸気フィルタ22の網面に複数膨出部26を形成しているの で、網面の剛性が大きくなり、網面が変形しずらくなるので、射出成型時に、網 面が縒れて弛み変形したり、網面の弛み変形に影響されて縁枠23が捩れや曲がり 変形するということを防止することができる。本考案者はメッシュ網25の網面に 膨出部26を形成しないで縁枠23とメッシュ網25を一体成型したところ、射出成型 時の熱変形等により、メッシュ網25の網面が縒れて弛み変形し、これに伴って、 縁枠23も捩れや曲がり変形してしまうという現象に直面した。このように変形し た吸気フィルタ22を本実施例と同様に取り付け爪27を利用して係合孔21に取り付 けたところ、吸気孔20の形成領域のケース面と縁枠23との間に隙間が生じ、この 隙間から空気とともにごみが器具ケース6内に導入され、フィルタ性能が損なわ れるという問題が生じたが、本実施例のようにメッシュ網25の網面に膨出部26を 設けることにより、剛性が大きくなることで、変形しずらくなり、このため、射 出成型時の熱を受けて網面が熱変形するということがなくなり、この網面の熱変 形に影響されて縁枠23が変形を起こすということもなくなり、本実施例の吸気フ ィルタ22を吸気孔20の形成領域に装着したところ、縁枠23の面と吸気孔20の形成 領域の面とが隙間なく接触し、縁枠23の面にスポンジ等のパッキン材を介設しな くとも吸気フィルタ22と器具ケース6側の気密性を十分に確保することができた 。
【0025】 さらに、メッシュ網25の網面に膨出部26を設けたことにより、次のような効果 を得ることができる。まず、第1に、膨出部26を設けたことにより、フィルタの 面積が大きくなり、その分、吸気面積が大きくなるので、多少、メッシュ網25に ごみ等が付着しても、燃焼に必要な空気量を導入することができるという効果が 得られる。また、膨出部26の上側に埃等が落ちて溜まっても膨出部の下側には落 ちて来た埃が溜まらないので燃焼に必要な空気は支障なく導入できる。第2に、 本実施例の燃焼装置を屋内設置したとき、吸気フィルタ22の周りに部屋のカーテ ン等があった場合、そのカーテンが吸気フィルタ22に吸い寄せられて吸着しても 、吸気フィルタ22の全面にカーテンが吸着されることはなく、膨出部26と膨出部 26の間は谷部となってカーテンが吸着しない隙間部分となるので、その部分から 室内の空気をバーナ8に導入することができ、カーテンの付着による燃焼空気量 不足によって燃焼が悪化するのを抑制することができる。第3に、膨出部26を設 けることにより、強度が強くなり前記の如く縁枠23の変形を防止することができ るので、縁枠23をメッシュ網25中に追加する必要がなくなり、その分、窓部24の 面積を大きくすることができ、これにより、燃焼に必要な十分の空気を取り入れ ることができるという効果が得られる。
【0026】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り 得る。例えば、上記実施例では、吸気フィルタ22の非装着状態をブザー34を鳴ら したり、リモコン18の表示部に表示したりして警報したが、この警報の態様は、 これに限らず、ランプの点灯や点滅により警報したり、合成音のメッセージ発音 で警報したり、様々な形態で警報させることができる。
【0027】 また、本実施例では、燃焼装置としてガス燃焼式の給湯器を例に説明したが、 本考案の吸気フィルタが取り付けられる燃焼装置は石油燃焼式の給湯器であって もよく、さらには、ガスや石油を燃料とする風呂釜や暖房機等の様々な燃焼装置 に適用されるものである。また、これらの燃焼装置は屋内設置であってもよく、 屋外設置であってもよく、その設置態様には限定されない。
【0028】 さらに、上記実施例では、吸気フィルタ22のメッシュ網25の材料をステンレス によって構成したが、このメッシュ網25の材料は、他の金属材料を用いて構成し てもよい。このメッシュ網25の材料は、次の性質を有することが望ましい。まず 、第1に、燃焼装置を屋内等に設置したときには、その近くに台所がある場合に は、料理の油等が吸気フィルタ22に付着する可能性があり、この油に対してはも ちろんのこと、この油を洗剤等を用いて洗浄するとき、その洗剤の薬品等により 劣化しない耐薬品性を有することが望ましい。第2に、吸気フィルタ22のメッシ ュ網25の面に付着した埃やごみを除去する際に、ブラシ等を用いてこれらのごみ や埃を除去できることが好ましく、これらのブラシ等を用いても十分に耐え得る 機械的強度が必要であり、また、水洗いをしても錆がでない材料であることが望 ましい。第3に、吸気フィルタ22には排気ガス等の高温の熱が伝わる場合があり 、このような高温の排気温度やバーナの燃焼温度に対して十分耐え得る耐熱性を もつ材料であることが望ましい。
【0029】 このような要求を満足する材料としてステンレスがあるが、ステンレス以外の 、例えば、チタン合金等の他の金属材料を用いることも可能であり、上記各要求 される性質を有しない金属材料の場合には、その金属材料の表面にこれらの各要 求される性質を備えた材料を被覆した金属線を用いてもよい。
【0030】 さらに、上記実施例では吸気フィルタ22のメッシュ網25の網面に横方向に伸び る帯状の膨出部26を形成したが、この膨出部26のパターンは、網面の剛性を高め て、射出成型時の熱変形を受けない剛性を有する膨出パターンであればよく、例 えば図6の(a)に示すようなS字形状の折り返し膨出パターンでもよく、ある いは同図の(b)に示すようなコ字形状の折り返し膨出パターンでもよく、ある いは同図の(c)に示すように大小のコ字形状を向かい合わせた膨出パターンで もよく、さらには、同図の(d)に示すようにロ字形状の膨出パターンでもよく 、さらには、同図の(e)に示すようにX形状の膨出パターンであってもよく、 その他の様々な膨出パターンを採用することができる。
【0031】 さらに、上記実施例では、吸気フィルタ22が定位置に装着されたことをフィル タ検出スイッチ28により検出したが、この吸気フィルタ22の装着状態の検出はス イッチ以外に、例えば、磁気センサ、発光器と受光器からなる光学的センサ等の 他のセンサを用いて検出してもよい。
【0032】 さらに、吸気フィルタ22の取り付けは、必ずしも取り付け爪27と係合孔21との 係合手段によって行う必要はなく、例えば、器具ケース6側の壁面と吸気フィル タ22の縁枠23の一方側に磁石を、他方側に磁性体を設けておき、磁石の吸着を利 用して着脱自在に取り付けるようにしてもよく、あるいは押し込み方式等の他の 周知の着脱取り付け手段を用いて構成することができる。
【0033】 さらに、上記実施例ではフィルタ網面の膨出部26を外側に向けて突出したが、 これを内側に向けて突出してもよく、その突出方向は問わない。
【0034】 さらに、上記実施例では、燃焼運転の停止ロック状態をリセットする手法とし て、給水を止める手法を例として示したが、このリセット手法としては、他に、 装置の電源コンセントを抜き差したり、リモコン18のスイッチをオン・オフする ことによって行うことができる。
【0035】
本考案は、メッシュ網の網面に剛性を高める帯状パターンの膨出部を形成した ものであるから、この膨出部が形成されているメッシュ網を用いて吸気フィルタ を射出成型によって成型する際、その成型熱が加わっても、膨出部により剛性が 高められていることで、網面に縒れ等の弛み変形が生じるということがなく、し たがって、網面の熱変形の影響を受けて、縁枠が曲がりや縒れの変形を引き起こ すということもなくなり、熱変形のない好適な吸気フィルタを提供することがで きる。
【0036】 このように、熱変形のない吸気フィルタが作成されることで、本考案の吸気フ ィルタを器具ケース側の吸気孔の形成領域に取り付けたときに、縁枠の壁面と器 具ケース側の壁面との間に隙間が生じるということがなくなり、導入される空気 は必ず網面を通って導入されるので、空気中のごみ等の異物除去が確実となり、 フィルタ機能の信頼性を十分高めることができる。
【図1】本実施例の吸気フィルタを燃焼装置と共に示す
説明図である。
説明図である。
【図2】同実施例における燃焼装置の要部構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】本実施例における吸気フィルタの着脱状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】本実施例の吸気フィルタの取り外し清掃作業の
一例を示す説明図である。
一例を示す説明図である。
【図5】吸気フィルタの縦断面説明図である。
【図6】吸気フィルタの網面に形成する膨出部26の各種
パターンの説明図である。
パターンの説明図である。
20 吸気孔 22 吸気フィルタ 23 縁枠 24 窓部 25 メッシュ網 26 膨出部 27 取り付け爪
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼装置の器具ケースの壁面に形成され
た吸気孔の形成領域に着脱自在に装着される吸気フィル
タであって、該吸気フィルタは合成樹脂製の縁枠と、こ
の縁枠の窓部に張られる金属製のメッシュ網とを一体的
に成型したものからなり、前記メッシュ網の網面には該
網面の剛性を高める1個以上の膨出部が形成されている
ことを特徴とする燃焼装置の吸気フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993055221U JP2594168Y2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 燃焼装置の吸気フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993055221U JP2594168Y2 (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 燃焼装置の吸気フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0722360U true JPH0722360U (ja) | 1995-04-21 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1993
- 1993-09-16 JP JP1993055221U patent/JP2594168Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JPH08178431A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-12 | Rinnai Corp | 給湯器 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2594168Y2 (ja) | 1999-04-19 |
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