JPH07224439A - マンホールの側塊 - Google Patents

マンホールの側塊

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JPH07224439A
JPH07224439A JP6039222A JP3922294A JPH07224439A JP H07224439 A JPH07224439 A JP H07224439A JP 6039222 A JP6039222 A JP 6039222A JP 3922294 A JP3922294 A JP 3922294A JP H07224439 A JPH07224439 A JP H07224439A
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wall
manhole
straight
embedded
bulging
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JP6039222A
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Gensaku Seki
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OUME CONCRETE KOGYO KK
Original Assignee
OUME CONCRETE KOGYO KK
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】足掛け具の取り付け強度を向上させ安全性を高
める。また、マンホール組立時の位置決めを安全に行う
とともに、作業効率を向上させる。 【構成】マンホールの側塊12、32、42、50は、
上下が開口する筒状壁部14、33、43、53が所定
の肉厚W11、W51を有して構成され、この筒状壁部
14、33、43、53の内側には足掛け具18が埋設
されるようになっている。筒状壁部14、33、43、
53の上下端外周側には、上鍔部15、44、55と下
鍔部16、45、56とがそれぞれ膨出して環状に形成
される。筒状壁部14、33、43、53の外面には、
上鍔部15、44、55と下鍔部16、45、56とを
接続して膨出部20、34、46、60が形成される。
側塊12、32、42、50の成型時、足掛け具18の
埋設側端部18Cを筒状壁部14、33、43、53よ
り外方に延出させて膨出部20、34、46、60内に
埋設して成型するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水道等に用いられる
マンホールの側塊に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、下水道等に用いられ、人が出入り
するマンホールの側塊は、図11ないし図12に示すよ
うに中空円筒状の直壁2を多数組み立てて構成される。
コンクリート製の直壁2は、図11に示すように、円筒
状壁部4と、壁部4の上下端外周側にそれぞれ膨出して
環状に形成される上鍔部5と下鍔部6とを型枠により一
体に成型して形成される。直壁2の成型時、これら壁部
4、上鍔部5および下鍔部6の内部には補強用の鉄筋7
が規格に応じて所定本数埋め込まれるとともに、壁部4
の内側には、足掛け具8が上下に所定の間隔を隔てて設
けられる。直壁2は、規格に準じて所定の内径R1、壁
厚さW1、高さH1がそれぞれ決められる(例えば、J
IS規格に応じてR1=900mm、W1=60mm、H1
=600mm)。上鍔部5と下鍔部6はそれぞれ開口側端
面が平坦に形成され、壁部4の内径R1に応じて所定の
径方向幅W2(例えば、W2=150mm)および所定の
高さH2(H2=50mm)を有している。
【0003】足掛け具8は、図12に示すように、丸棒
状金具をコ字状に折曲して形成される。足掛け具8は、
足掛け部8Aとこの足掛け部8Aの両端から延設された
一対の支持部8Bとからなる。足掛け部8Aは、平坦に
形成された上面に滑り止め溝9が刻設されている。足掛
け部8Aおよび支持部8Bは、規格に準じてサイズが決
定される。足掛け具8は、例えば、40SWタイプで
は、足掛け部8Aの長さおよび支持部8Bの長さがそれ
ぞれ400mm、250mm、直径は、22mmである。足掛
け具8は、直壁2の成型時、足掛け部8Aが直壁2の中
心側に向かって水平に所定寸法S1(例えばS1=16
0mm)突出し、支持部8Bが鉄筋7の間をぬって壁部4
内に納められ埋設されるようになっている。この規格に
応じた足掛け具8のサイズでは、足掛け具8の支持部終
端8Cを壁部4(W1=60mm)内に埋設すると、足掛
け部8Aが所定寸法S1以上直壁2の中心側に突出し、
取り付け強度を確保することができない。一方、足掛け
部8Aを直壁2の中心側に向かって所定寸法S1分だけ
突出させて埋設しようとすると、支持部8Bの終端部8
Cが壁部4から外方へ突出してしまう。このため、従来
の側塊では、支持部8Bの終端部8Cを予めカットし、
カットされた終端部8Dが壁部4内に納まるように足掛
け具8を埋設している。ところが、マンホールの深度が
深くなるに従い、安全性を考慮して足掛け具8の取り付
けには強度が要求される。しかしながら、支持部8Aを
カットした足掛け具8では、壁部4内でコンクリートと
の接合面積が限られるので、強度の上から不安がある。
このため、足掛け具8の強度が要求される際には、予め
カットされた終端部8Dに補強金具をそれぞれ溶接し、
成型時に足掛け金具8を埋設した際、コンクリートとの
接合面を増大させるようにしている。
【0004】マンホールの側塊の組込み時には、成型さ
れた直壁2をマンホール用に掘削された地盤の孔内にク
レーンにより一個づつ吊り降ろして直壁2の周方向の位
置決めを行い、足掛け具8が上下方向に一列に揃うよう
に組み立てて行く。直壁2の位置決めは、直壁2内の足
掛け具8を確認しながら行わなければならないので、直
壁2内に作業員が入り、目視により位置決めを行ってい
る。上記工程を繰り返し、直壁2を一段づつ積み上げて
側塊を組み立てていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のマンホール
の側塊では、足掛け具8の取り付け強度を向上させるた
め、規格に応じて製造された足掛け具8の支持部8Bを
カットして用いる場合、補助金具を溶接しなければなら
ず、手間がかかるという問題がある。しかも溶接される
補助金具は、壁部4のコンクリートが薄肉化して強度が
損なわれることのない形状が要求される。一方、足掛け
具8そのものは、支持部8Aが所定寸法コンクリート内
に埋設されてさえいれば、規格通りの強度ないし安全基
準を満たすものであるため、取り付け強度を向上させる
目的で規格に応じて製造された足掛け具8を取り付ける
と、壁部全体を厚肉化しなければならずコストアップを
招き、作業効率が低下してしまうという問題がある。
【0006】また、従来のマンホールの側塊では、円筒
状直壁2の位置決め時、直壁2の内部に作業員が入り、
直壁2内の足掛け具8の位置を確認しながら位置決めを
行い、一段づつ積み上げて側塊を組み立てるようにして
いたので、安全上好ましくなく、しかも位置決め作業に
時間がかかるという問題がある。
【0007】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、足掛け具の取り付け強度を向上させ安全性の高い
マンホールの側塊を提供することを目的とするものであ
る。さらに、マンホール組立時の位置決めを外部から行
うことができ、安全に作業を行うことができるとともに
作業効率を向上させることができるマンホールの側塊を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマンホール
の側塊は、上下が開口して所定の肉厚を有し内側に足掛
け具を埋設した筒状壁部と、この筒状壁部の上下端外周
側にそれぞれ環状に膨出して形成された上下各鍔部とを
備えて成型されたマンホールの側塊であって、上記筒状
壁部の外面に膨出部を形成し、上記足掛け具の埋設側端
部を上記筒状壁部より外方に延出させ上記膨出部内に埋
設して成型するようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明に係るマンホールの側塊は、筒状壁部の
足掛け具側外面に膨出部が形成されるので、側塊の成型
時、足掛け具の埋設側端部が筒状壁部より外方に突出し
ても足掛け具の突出端部を膨出部内に埋設して成型する
ことができ、足掛け具を規格を満たす強度を確保して取
り付けることができる。また、膨出部が壁部の外周面に
足掛け具の位置に応じて形成されるので、側塊の組立
時、外部から位置決めを行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例に係るマンホールの側塊を構成す
る直壁を示す平面図、図2は図1のII-II 線に沿った縦
断面図、図3は図1に示す直壁の変形例を示す縦断面
図、図4ないし図5はそれぞれ、足掛け具を示す平面図
およびV-V 線断面図、図6ないし図7はそれぞれ、図1
に示す直壁の変形例を示す平面図および正面図、図8は
本発明の他の実施例にかかるマンホールの側塊を構成す
る片斜壁を示す平面図、図9は図8のIX-IX 線に沿った
縦断面図、図10は本発明に係る側塊の組み立て状態を
示す説明図である。
【0011】マンホールの側塊は、図1に示すような直
壁を多数積み上げ、積み上げられた直壁の最上部に図8
に示すような入口側となる片斜壁を載置して構成される
(図10参照)。まず最初に、図1に示す直壁12につ
いて説明する。直壁12は、型枠(図示せず)にコンク
リートを流し込んで成型される。内部が中空の直壁12
は、図1ないし図2に示すように、円筒状の壁部14
と、壁部14の上下端外周側にそれぞれ環状に膨出して
形成される上鍔部15と下鍔部16とを備えている。直
壁12の成型時、これら壁部14、上鍔部15および下
鍔部16の内部には、図2に示すように、補強用の鉄筋
17が規格に応じて所定本数埋め込まれるとともに、壁
部14の内側には、足掛け具18が上下端からそれぞれ
所定の上下位置に設けられる(上下端から足掛け具18
までの距離をそれぞれD1、D2とすると、本実施例で
はD1=D2=150mm)。各足掛け具18は、上下に
所定の距離D3(D3=D1+D2=300mm)を隔て
て設けられる。直壁12は、規格に準じて所定の内径R
11、壁厚さW11、高さH11が決定される(例え
ば、本実施例ではJIS規格に応じてR11=900m
m、W11=60mm、H11=600mm)。上鍔部15
と下鍔部16は互いに同一の外径を有し、それぞれ上下
側端面15A、16Aが平坦に形成され、壁部14の内
径R11に応じて所定の径方向幅W12(W12=15
0mm)および所定の高さH12(H12=50mm)を有
している。上鍔部15と下鍔部16の外周面15B、1
6Bは、壁部14の外周面14Aと所定の角度α(α=
120°)で傾斜してそれぞれ接続される。
【0012】足掛け具18は、図4および図5に示すよ
うに、丸棒状金具をコ字状に折曲して形成され、足掛け
部18Aとこの足掛け部18Aの両端から延設された一
対の支持部18Bとから構成される。足掛け部18Aに
は、上面に滑り止め溝が刻設されたカバー19が覆着さ
れる。各支持部18Bの先端18Cは上方に折り曲げら
れる。足掛け部18Aおよび支持部18Bは、規格に応
じてサイズが決定される。足掛け具18は、本実施例で
は、JIS規格の40SWタイプを示し、金具の直径R
12、足掛け部18Aの長さL1lおよび支持部18B
の水平長さL12がそれぞれ予め定められている(例え
ば、本実施例ではJIS規格に応じてR12=22mm、
L11=400mm、L12=250mm)。足掛け具18
は、直壁2の成型時、図2に示すように、足掛け部18
Aが直壁12の中心側に向かって水平に所定寸法S2
(例えばS2=160mm)突出して埋設されるようにな
っている。このJIS規格に準じた足掛け具18は、支
持部18Bのうち埋設部E(60mm<E<(L12−S
2)mm)がコンクリート壁内に埋設された場合、所定の
取り付け強度および安全基準を満たすものである。
【0013】ところで、壁部14の外周面14Aには、
図1および図2に示すように、膨出部20が形成され
る。足掛け具18は膨出部20の部位に対応した壁部1
4の内側に設けられるようになっている。膨出部20
は、上鍔部15と下鍔部16とを接続し、周方向に沿っ
て所定寸法(膨出部20の外周面20Aのなす円弧)C
1を有している。膨出部20の外周面20Aは上鍔部1
5と下鍔部16の外周面15B、16Bと一致して形成
されるとともに、壁部14の外周面14Aと傾斜面20
Bにより接続される。膨出部20は、外周面20Aの円
弧C1両端を結ぶ線分の長さをW13とすると、線分の
長さW13が、支持部18Bの両端部18C、18C間
の距離(足掛け部18Aの長さ)L11より長寸となる
ように、周方向の所定寸法C1が決定される。膨出部2
0は、直壁12の成型時、壁部14および上・下鍔部1
5、16とともに図示しない型枠により一体に成型さ
れ、足掛け具18が壁部14内側の所定位置に取り付け
られる際、内部に支持部18Bの両端部18C、18C
を納めるようになっている。このため、足掛け具18
は、支持部18Bの埋設部Eが壁部14と膨出部20と
で画成されるコンクリート内に埋め込まれて直壁12に
取り付けられる。
【0014】次に、上記実施例にかかるマンホールの側
塊の作用について説明する。直壁12は、型枠にコンク
リートを流し込んで成型する際、壁部14、上・下鍔部
15、16、鉄筋17および膨出部20が一体に成型さ
れるとともに、足掛け具18が壁部14内側の所定位置
に取り付けられる。足掛け具18は、足掛け部18Aが
直壁12の中心側に向かって水平に所定寸法S2突出
し、支持部18Bが鉄筋17の間をぬって壁部14を貫
通し、支持部18Bの両端部18C、18Cが膨出部2
0内に納められ、支持部18Bの埋設部Eは壁部14か
ら膨出部20にかけてコンクリート内に埋め込まれる。
このため、足掛け具18は、規格を満たす強度を確保す
ることができる。
【0015】また、上記実施例にかかるマンホールの側
塊の組込み時には、成型された直壁12をマンホール用
に掘削された地盤の孔内にクレーンにより1個ずつ吊り
降ろして行く。このとき、下側の直壁12に上側の直壁
12を吊り下ろして、直壁12の外側から目視により下
側の直壁12の膨出部20に上側の直壁12の膨出部2
0を合致させて周方向の位置決めを行うと、足掛け具8
は上下方向に揃えられる。このため、直壁2内に作業員
が入らなくても外部から目視により位置決めを行うこと
ができる。上記工程を繰り返し、直壁2を一段づつ積み
上げて側塊を組み立て、地盤と側塊との間の空隙に埋戻
しを行い、マンホールの組立が完了する。
【0016】図3は、上記実施例にかかるマンホールの
側塊を構成する直壁12の変形例を示すもので、上記実
施例と同一の符号は、同一または相当部分を示す。直壁
32は、図3に示すように、直壁12と高さH31(H
31=300mm)が異なる点、足掛け具18が直壁32
の上下端から所定の位置(上下端からの距離D1=D2
=150mm)に1ヶ所設けられる点を除き、ほぼ同一の
構成である。すなわち、直壁32は、円筒状壁部33の
外周面33Aに膨出部34が形成される。この膨出部3
2の部位に対応して足掛け具18が壁部33の内側に設
けられる。膨出部34は、上鍔部15と下鍔部16とを
接続し、周方向に沿って所定の寸法(図示せず)を有し
ている。膨出部34の外周面34Aは上下の各鍔部外周
面15B、16Bと一致して形成され、壁部33の外周
面33Aと傾斜面34Bにより接続される。膨出部34
は、外周面34Aの円弧両端を結ぶ線分の長さをW13
とすると、線分の長さW13が、支持部18Bの両端部
18C、18C間の距離(足掛け部18Aの長さ)L1
1より長寸となるように、周方向の所定寸法が決定され
る。膨出部34は、上記実施例と同様に、直壁32の成
型時、内部に支持部18Bの両端部18C、18Cを納
めるようになっている。このため、足掛け具18は、支
持部18Bの埋設部Eがコンクリート内に埋め込まれて
直壁32に取り付けられる。従って、足掛け具18は、
規格を満たす強度を確保して直壁32に取り付けられる
とともに、側塊組立時には、外部から膨出部34により
位置決めすることができる。
【0017】なお、図6および図7は、上記実施例にか
かるマンホールの側塊を構成する直壁12の変形例を示
すもので、直壁42は、図6に示すように、筒状壁部4
3が楕円状に形成されている。上鍔部44と下鍔部45
は筒状壁部43の上下に互いに同一の外周を有し、全周
にわたり外方に膨出している。膨出部46は上鍔部44
と下鍔部45と接続しかつ上鍔部44と下鍔部45の外
周面44A、45Aに一致して形成され、この膨出部4
6内に足掛け具18の支持部18Bが埋設されるように
なっている。従って、足掛け具18を規格を満たす強度
を確保して直壁42に取り付けることができる。
【0018】次に、本発明の他の実施例にかかるマンホ
ールの側塊について、図8および図9に基づいて説明す
る。なお、上記実施例および変形例と同一の符号は、同
一または相当部分を示す。このマンホールの側塊を構成
する片斜壁50は、筒状の壁部51が垂直に立ち上がっ
た直壁状壁部52と、この直壁状部52と連続し下方に
ゆくに従い拡径する斜壁状部53とからなっている。片
斜壁50は、壁部51の上下端外周側にそれぞれ上鍔部
55と下鍔部56とが環状に膨出して形成される。片斜
壁50の壁部51、上鍔部55および下鍔部56の内部
には補強用の鉄筋57が規格に応じて所定本数埋め込ま
れる。壁部51の直壁状壁部52側の内側には、足掛け
具18が上下端からそれぞれ所定の位置に設けられ(上
下端から足掛け具18までの距離はそれぞれD1、D
2)、各足掛け具18は、所定の距離D3(D3=D1
+D2)を隔てて設けられる。片斜壁50は、規格に応
じて上部開口側内径R51、下部開口側内径R52、壁
厚さW51、高さH51が決定される(例えば、本実施
例ではJIS規格に応じてR51=600mm、R52=
900mm、W51=60mm、H51=600mm)。上鍔
部55と下鍔部56は、それぞれ外径R55、R56を
異ならせて形成される(本実施例では、R55=110
0mm、R56=1200mm)。上鍔部55と下鍔部56
は、それぞれ上下側端面55A、56Aが平坦に形成さ
れ、所定の径方向幅W52、W53(W52=250m
m、W53=150mm)および上下方向に所定の高さH
52、H53(H52=60mm、H53=50mm)を有
している。このため、上鍔部55の直壁状壁部52側は
下方の下鍔部56より外方に突出している。上鍔部55
と下鍔部56の外周面55B、56Bはそれぞれ、壁部
51の外周面51Aと傾斜して接続される。
【0019】ところで、壁部51の外周面51Aには、
図8および図9に示すように、膨出部60が形成され
る。足掛け具18は膨出部60の部位に対応して壁部5
1の内側に設けられるようになっている。膨出部60
は、直壁状壁部52側の下鍔部56から立ち上がり、下
鍔部56の外周面56Bに一致して形成されるととも
に、上鍔部56と下鍔部56とを接続し、周方向に沿っ
て所定寸法C2(C2は膨出部60の外周面60Aのな
す円弧)を有している。膨出部60は、壁部51の外周
面51Aと傾斜面60Bにより接続される。膨出部60
は、図8に示すように、外周面60Aの円弧C2両端を
結ぶ線分の長さをW13とすると、線分の長さW13
が、支持部18Bの両端部18C、18C間の距離(足
掛け部18Aの長さ)L11より長寸となるように、周
方向の所定寸法C2が決定される。膨出部60は、片斜
壁50の成型時、壁部51および上・下鍔部55、56
とともに図示しない型枠により一体に成型され、足掛け
具18が壁部51の所定位置に取り付けられる際、内部
に支持部18Bの両端部18C、18Cを納めるように
なっている。このため、足掛け具18は、支持部18B
の埋設部Eが壁部51と膨出部60とで画成されるコン
クリート内に埋め込まれて片斜壁50に取り付けられ
る。足掛け具18は、片斜壁50の成型時、足掛け部1
8Aが片斜壁50の中心側に向かって水平に所定寸法S
2(例えばS2=160mm)突出して埋設されるように
なっており、支持部18Bのうち埋設部E(60mm<E
<(L12−S2)mm)がコンクリート壁内に埋設され
た場合、所定の取り付け強度および安全基準を満たすも
のである。
【0020】次に、上記実施例にかかるマンホールの側
塊の作用について説明する。片斜壁50は、型枠にコン
クリートを流し込んで成型する際、壁部51、上・下鍔
部55、56、鉄筋57および膨出部60が一体に成型
されるとともに、足掛け具18が壁部51内側の所定位
置に取り付けられる。足掛け具18は、足掛け部18A
が片斜壁50の中心側に向かって水平に所定寸法S2突
出するとともに、支持部18Bが鉄筋57の間をぬって
壁部51を貫通し、支持部18Bの両端部18C、18
Cが膨出部60内に納められ、支持部18Bの埋設部E
は壁部51から膨出部60にかけてコンクリート内に埋
め込まれる。このため、足掛け具18は、規格を満たす
強度を確保することができる。
【0021】なお、上記各実施例および変形例に係るマ
ンホールの側塊では、膨出部を上鍔部と下鍔部とを接続
して形成しているがこれに限られるものではなく、膨出
部を足掛け具18の支持部18Bが突出する部位近傍に
限定しかつ所定の強度を確保できる範囲で分割して形成
し、重量の軽減を図るようにしてもよいのはもちろんで
ある。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、筒状
壁部の外面に膨出部を形成し、足掛け具の埋設側端部を
筒状壁部より外方に延出させて膨出部内に埋設して成型
したことにより、足掛け具の取り付け強度を向上させる
ことができるので、保守作業の安全性を高めることがで
きる。さらに、本発明によれば、マンホール組立時の位
置決めを外部から容易に行うことができるので、組み立
て作業を安全に行うことができるとともに、作業効率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマンホールの側塊を構
成する直壁を示す平面図である。
【図2】図1の直壁のII-II 線に沿った縦断面図であ
る。
【図3】図1の直壁の変形例を示す縦断面図である。
【図4】足掛け具を示す平面図である。
【図5】図4の足掛け具のV-V 線断面図である。
【図6】直壁の変形例を示す平面図である。
【図7】図6の直壁の正面図である。
【図8】本発明の他の実施例にかかるマンホールの側塊
を構成する片斜壁を示す平面図である。
【図9】図8の片斜壁のIX-IX 線に沿った縦断面図であ
る。
【図10】本発明にかかるマンホールの側塊の組み立て
状態を示す説明図である。
【図11】従来の直壁を示す縦断面図である。
【図12】従来の直壁を示す平面図である。
【符号の説明】
12、32、42 直壁(側塊) 14、33、43、53 筒状壁部 15、44、55 上鍔部 16、45、56 下鍔部 18 足掛け具 18C 足掛け具の埋設側端部 20、34、46、60 膨出部 50 片斜壁(側塊) W11、W51 壁部の肉厚

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下が開口して所定の肉厚を有し内側に
    足掛け具を埋設した筒状壁部と、この筒状壁部の上下端
    外周側にそれぞれ環状に膨出して形成された上下各鍔部
    とを備えて成型されたマンホールの側塊において、上記
    筒状壁部の外面に膨出部を形成し、上記足掛け具の埋設
    側端部を上記筒状壁部より外方に延出させ上記膨出部内
    に埋設して成型したことを特徴とするマンホールの側
    塊。
  2. 【請求項2】 膨出部は、上鍔部と下鍔部とを接続して
    形成されることを特徴とする請求項1に記載のマンホー
    ルの側塊。
  3. 【請求項3】 側塊は、筒状壁部が断面円形状直壁であ
    ることを特徴とする請求項1ないし2に記載のマンホー
    ルの側塊。
  4. 【請求項4】 側塊は、筒状壁部が断面楕円形状直壁で
    あることを特徴とする請求項1ないし2に記載のマンホ
    ールの側塊。
  5. 【請求項5】 上鍔部と下鍔部は互いに同一の外径を有
    し、膨出部が上鍔部と下鍔部との外周面に一致して形成
    されることを特徴とする請求項3または4に記載のマン
    ホールの側塊。
  6. 【請求項6】 側塊は、筒状壁部が垂直に立ち上がる直
    壁状部と下方にゆくに従い拡径する斜壁状部とを有する
    片斜壁であることを特徴とする請求項1ないし2に記載
    のマンホールの側塊。
  7. 【請求項7】 上鍔部は下鍔部より外方に突出するとと
    もに、膨出部が片斜壁の直壁状部側の下鍔部から立ち上
    がり、下鍔部の外周面に一致して形成されることを特徴
    とする請求項6に記載のマンホールの側塊。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101672029B1 (ko) * 2015-08-14 2016-11-02 정성옥 맨홀 커플러, 이를 이용한 맨홀 방수 구조 및 방수 시공방법

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