JPH07224726A - 過給機付エンジンの排気還流装置 - Google Patents
過給機付エンジンの排気還流装置Info
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Abstract
を強化して、成層化(リーンバーン)を図る時、HCと
NOxを抑制でき、シャッタ弁の開成により高充填量、
高トルク化を図る時、ノッキングの発生とNOxを抑制
できる過給機付エンジンの排気還流装置の提供。 【構成】単一の気筒P1に設けられたプライマリおよび
セカンダリ吸気ポートP2,P3と、セカンダリ吸気ポ
ートP3に設けられた筒内流動強化用のシャッタ弁P4
と、吸気過給用過給機P5と、エンジンの運転状態を検
出する運転状態検出手段P6の出力に基づいて低負荷側
ではエンジンに供給される空燃比がリーンとなるように
制御する空燃比制御手段P7と、低負荷側ではシャッタ
弁P4を閉成し、高負荷側では開成する第1の制御手段
P8とを備え、シャッタ弁P4閉領域では高温のEGR
ガスを還流するホットEGR手段P9と、シャッタ弁P
4開領域では低温のEGRガスを還流するコールドEG
R手段P10とを備える。
Description
気2弁構造のエンジンにおいて吸気の筒内流動(スワー
ル等)により層状化を図ってリーンバーンを達成するよ
うな過給機付エンジンの排気還流装置に関する。
ば実開平4−47165号公報および特開平3−237
126号公報に記載の装置がある。
公報に記載の装置は、単一の気筒に対してプライマリ吸
気ポートおよびセカンダリ吸気ポートを有し、一方の吸
気ポートをストレートポートに、他方の吸気ポートをス
ワールポートに構成すると共に、上記ストレートポート
には吸気制御弁を介設したものである。
に記載の装置は、単一の気筒に対してストレートポート
とスワールポートとを有し、上述のストレートポートに
スワールコントロールバルブ所謂SCVを介設すると共
に、低負荷側において理論空燃比(A/F=14.7、
λ=1)よりも希薄な空燃比でリーンバーン運転する
際、上述のスワールコントロールバルブを閉成してスワ
ールを生成すべく構成した装置である。
ジンにおいて、一方の吸気ポートを休止させる手段(上
述の吸気制御弁およびスワールコントロールバルブ)に
より筒内流動(スワール)を得、この筒内流動により成
層燃焼を可能とすることで、リーンバーンを達成し、燃
費の向上を図るエンジンが知られているが、このような
従来のエンジンにおいてはHC排出量およひNOx排出
量が悪化する問題点があった。
述する。まずHC排出量の悪化について述べると、希薄
燃焼限界(リーンリミット)をより一層リーン側にする
目的で比較的強力な筒内空気流動を与えると、この筒内
空気流動により燃焼を向上させることができる反面、空
気流動により冷却損失(いわゆる冷損)が増加し、かつ
混合気が希薄であるために燃焼速度の低下等を招き、図
19に特性aで示すように空燃比のリーン側においてH
C(ハイドロカーボン、炭化水素)が増加する問題点が
あった。
と、図19に特性bで示すように空燃比に対するNOx
排出量は、空燃比がリッチな領域からA/F=14.7
の理論空燃比にかけて順次増加し、A/F=16近傍に
おいてその排出量が最大となり、リーン側においてはN
Ox排出量は減少するが、排気系に介設される触媒コン
バータ内の三元触媒によるNOx浄化率は理論空燃比前
後の僅少領域に設定されている関係上、リーン側におい
てNOx排出量が減少しても、空燃比がリーンな時には
三元触媒においてNOxが浄化されないので、結果的に
NOx排出量が増加する問題点があった。またリーン空
燃比においてもNOx浄化を図る目的でNOx還元触媒
が開発されつつあるが、未だ充分なNOx浄化率を得る
に至っていない。
のように単一の気筒に対してプライマリ吸気ポートおよ
びセカンダリ吸気ポートを有し、セカンダリ吸気ポート
に筒内流動強化用のシャッタ弁を備え、これら各吸気ポ
ートの上流側にサージタンクおよび過給機をこの順に配
設する一方、エンジンの負荷の低負荷領域では相対的に
高温のEGRガスを吸気系に還流(ホットEGR)し、
高負荷領域では相対的に低温のEGRガスを吸気系に還
流(コールドEGR)すべく構成した過給機付エンジン
の排気還流装置がある。
の高低に応じてコールドEGRとホットEGRとを切換
えるものであり、エンジンの運転状態下においてHC排
出量が大となる領域とノッキングが発生しやすくなる領
域とを考慮したEGR切換え手段ではないため、次のよ
うな問題点があった。
筒内流動を強化すると、成層化によりリーンバーンを達
成することができるが、既述したように冷却損失に起因
してHC排出量が増大する一方、シャッタ弁を閉成して
高充填効率、高トルク化を図る場合、上述の過給機によ
り筒内温度が上昇して、熱負荷が大となって、全負荷域
でノッキングが発生しやすくなる。ここで上述の従来装
置においては負荷の大小に応じてコールドEGRとホッ
トEGRとを切換えるのでリーン領域の設定と、コール
ドEGRとホットEGRとの切換え時期のアンマッチか
ら例えばリーン領域でコールドEGRを行なうとNOx
は低減するがHCが増大する問題点が生じ、充分ではな
かった。
載の発明(第1発明)は、エンジンの運転状態下におい
てHC排出量が大となる領域とノッキングが発生しやす
くなる領域とを考慮して、シャッタ弁の閉成により筒内
流動(スワール)を強化して、成層化(リーンバーン)
を図る時、冷却損失に起因してHC排出割合が増加する
のをホットEGRにより抑制すると共に、NOx排出量
を低減することができ、かつシャッタ弁の開成により高
充填量、高トルク化を図る時、過給機による筒内温度上
昇、熱負荷の増大に起因してノッキングが発生しやすく
なるのをコールドEGRによりNOxと共に抑制するこ
とができる過給機付エンジンの排気還流装置の提供を目
的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、シャッタ弁をON、
OFFタイプの開閉弁で構成することで、該シャッタ弁
それ自体の構造およびシャッタ弁の開閉制御の簡略化を
図ることができる過給機付エンジンの排気還流装置の提
供を目的とする。
求項2記載の発明の目的と併せて、λ=1の設定空燃比
ラインを設けて、このライン未満のリーン域でシャッタ
弁閉、ホットEGRとし、ライン以上の領域でシャッタ
弁開、コールドEGRとすることで、ホットEGRによ
りHC排出量を抑制しつつ、RawNOx(エンジンか
ら排出されるNOx)を低減し、かつ高温の既然ガスを
還流することにより、リーンリミットの悪化をも抑制
し、一方、コールドEGRにより過給で熱負荷が大とな
る理論空燃比以上の領域においてノッキングを抑制する
と共に、排気ガス温度の低減を図って、触媒の熱劣化を
を防止することができる過給機付エンジンの排気還流装
置の提供を目的とする。
求項2記載の発明の目的と併せて、λ>1のリーン空燃
比域の設定空燃比ラインを設けて、このラインより低負
荷側でシャツタ弁閉、ホットEGRとし、このラインよ
り高負荷側でシャッタ弁開、コールドEGRとすること
で、上述のλ=1のラインとこのλ>1の設定空燃比ラ
インとの間で、低中回転高負荷等の比較的低速ノッキン
グが発生しやすい領域においてはコールドEGRを行な
うことで、該低速ノッキングを抑制することができる過
給機付エンジンの排気還流装置の提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、上述のシャッタ弁を
全閉から全開にわたって開度設定が任意調整可能なリニ
アタイプの開閉弁で構成することにより、ホットEGR
とコールドEGRとを切換えるラインの設定が容易とな
る過給機付エンジンの排気還流装置の提供を目的とす
る。
求項5記載の発明の目的と併せて、リニアタイプのシャ
ッタ弁の全開と全閉との間の中間の所定開度でホットE
GRとコールドEGRとを切換える設定ラインを設け
て、このラインより高負荷側でコールドEGRを、低負
荷側でホットEGRを行なうことにより、ホットEGR
によりHC排出量の増加をを抑制しつつ、RawNOx
を低減し、かつ高温の既燃ガス還流により、リーンリミ
ットの悪化をも抑制し、一方、コールドEGRにより過
給で熱負荷が大となる領域においてノッキングを抑制す
ると共に、排気ガス温度の低減を図って、触媒の熱劣化
を防止することができ、加えて、シャッタ弁がリニアタ
イプであるため吸気充填量および体積効率を考慮したE
GRを行なう時の自由度の拡大を図ることができる過給
機付エンジンの排気還流装置の提供を目的とする。
求項5記載の発明の目的と併せて、リニアタイプのシャ
ッタ弁の全開と全閉との間において高開度側の第1所定
開度ラインと低開度側の第2所定開度ラインとを設け
て、第2所定開度ラインより高負荷側でコールドEGR
を行ない、第1所定開度ラインより低負荷側でホットE
GRを行ない、かつ両ライン間のラップ部分ではコール
ドEGRとホットEGRを併用することにより、特にこ
のラップ部分においてEGR量の不足を補いつつ、HC
排出量の増加の抑制、リーンリミットの悪化抑制とRa
wNOxの低減とを達成することができる過給機付エン
ジンの排気還流装置の提供を目的とする。
明)は、エンジンの運転状態下においてHC排出量が大
となる領域とノッキングが発生しやすくなる領域とを考
慮して、λ≧1の設定空燃比ラインよりリッチ空燃比側
で相対的に低温のEGRガスを還流(コールドEGR)
し、λ≧1の設定空燃比ラインよりリーン空燃比側で相
対的に高温のEGRガスを還流(ホットEGR)して、
空燃比がリーンのHC排出量が増大傾向となる領域にお
いてはホットEGRにより既然ガス温度が高く、再燃性
が良好でかつ燃料の気化、霧化もよいEGRを行なっ
て、HC排出量の増加を抑制しつつNOx排出量を低減
し、ノッキングが発生しやすい領域においてはコールド
EGRにより既然ガス温度が低く、燃焼速度緩慢化に有
効なEGRを行なって、筒内温度を下げてノッキングを
防止すると共に、排気ガス温度の低減を図って、触媒の
熱劣化を防止することができる過給機付エンジンの排気
還流装置の提供を目的とする。
求項8記載の発明の目的と併せて、λ>1の所定リーン
側空燃比ラインを設け、このラインよりリッチ空燃比側
でコールドEGRを行なう一方、このラインよりリーン
空燃比側でホットEGRを行なうことで、上述のλ=1
のラインとこのλ>1の所定リーン側空燃比ラインとの
間の比較的低速ノッキングが発生しやすい領域において
コールドEGRを行なうことで、該低速ノッキングを抑
制することができる過給機付エンジンの排気還流装置の
提供を目的とする。
請求項8記載の発明の目的と併せて、理論空燃比以下の
領域にリッチ側の第1所定空燃比ラインと、リーン側の
第2所定空燃比ラインとを設け、第2所定空燃比ライン
よりリッチ空燃比側でコールドEGRを行なう一方、第
1所定空燃比ラインよりリーン空燃比側でホットEGR
を行ない、かつ両ライン間のラップ部分ではコールドE
GRとホットEGRとを併用することにより、特にこの
ラップ部分においてEGR量の不足を補いつつ、HC排
出量の増加の抑制、リーンリミットの悪化抑制とRaw
NOx増大防止とを達成することができる過給機付エン
ジンの排気還流装置の提供を目的とする。
請求項1もしくは8記載の発明の目的と併せて、コール
ドEGRは触媒コンバータ下流の比較的低温のEGRガ
スを還流する外部EGR手段に設定し、ホットEGRは
排気ポート近傍の比較的高温のEGRガスを還流する外
部EGR手段に設定することで、EGR系の構成の簡略
化を図ることができる過給機付エンジンの排気還流装置
の提供を目的とする。
請求項1もしくは8記載の発明の目的と併せて、ホット
EGRは吸排気弁オーバラップにより内部残留ガスを吸
気側へ還流する内部EGRに設定し、コールドEGRは
排気系の比較的低温のEGRガスを還流する外部EGR
に設定することで、ホットEGRを外部配管から導く構
成に対してホットEGRガスの温度をより一層高温とし
て、HC排出量の増加を抑制することができる過給機付
エンジンの排気還流装置の提供を目的とする。
の発明(第1発明)は、単一の気筒に対して設けられた
プライマリ吸気ポートおよびセカンダリ吸気ポートと、
上記セカンダリ吸気ポートに設けられた筒内流動強化用
のシャッタ弁と、吸気を過給する過給機と、エンジンの
運転状態を検出する運転状態検出手段と、上記運転状態
検出手段の出力に基づいて低負荷側では少なくともエン
ジンに供給される空燃比がリーン空燃比となるように空
燃比を制御する空燃比制御手段と、上記運転状態検出手
段の出力に基づいて低負荷側では上記シャッタ弁を閉成
する一方、高負荷側では上記シャッタ弁を開成する第1
の制御手段とを備えた過給機付エンジンの排気還流装置
であって、上記シャッタ弁の開閉に対応して、シャッタ
弁閉領域では相対的に高温のEGRガスを還流するホッ
トEGR手段と、シャッタ弁開領域では相対的に低温の
EGRガスを還流するコールドEGR手段とを備えた過
給機付エンジンの排気還流装置であることを特徴とす
る。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記シャッタ弁をO
N、OFFタイプの開閉弁で構成した過給機付エンジン
の排気還流装置であることを特徴とする。
求項2記載の発明の構成と併せて、上記シャッタ弁開閉
切換用のλ=1の設定空燃比ラインをもった第1設定手
段を設け、上記第1の制御手段は上記設定空燃比未満の
λ>1域で上記シャッタ弁を全閉にしてホットEGRを
行なう一方、上記設定空燃比以上のλ≦1領域で上記シ
ャッタ弁を全開にしてコールドEGRを行なう過給機付
エンジンの排気還流装置であることを特徴とする。
求項2記載の発明の構成と併せて、上記シャッタ弁開閉
切換用のリーン空燃比域の設定空燃比ラインをもった第
2設定手段を設け、上記第1の制御手段は上記設定空燃
比ラインより低負荷側で上記シャッタ弁を全閉にして、
ホットGERを行なう一方、上記設定空燃比ラインより
高負荷側で上記シャッタ弁を全開にして、コールドEG
Rを行なう過給機付エンジンの排気還流装置であること
を特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記シャッタ弁を全
閉から全開にわたって開度設定が任意調整可能なリニア
タイプの開閉弁で構成した過給機付エンジンの排気還流
装置であることを特徴とする。
求項5記載の発明の構成と併せて、上記シャッタ弁の全
開と全閉との間の中間の所定開度でホットEGRとコー
ルドEGRとを切換える設定ラインをもった第3設定手
段を設け、上記設定ラインより高負荷側でコールドEG
Rを行ない、上記設定ラインより低負荷側でホットEG
Rを行なう過給機付エンジンの排気還流装置であること
を特徴とする。
求項5記載の発明の構成と併せて、上記シャッタ弁の全
開と全閉との間において高開度側の第1所定開度ライン
と低開度側の第2所定開度ラインをもち、両ライン間に
ラップを有する第4設定手段を設け、上記第2所定開度
ラインより高負荷側でコールドEGRを行ない、上記第
1所定開度ラインより低負荷側でホットEGRを行なう
過給機付エンジンの排気還流装置であることを特徴とす
る。
明)は、単一の気筒に対して設けられたプライマリ吸気
ポートおよびセカンダリ吸気ポートと、上記セカンダリ
吸気ポートに設けられた筒内流動強化用のシャッタ弁
と、吸気を過給する過給機と、エンジンの運転状態を検
出する転状態検出手段と、上記運転状態検出手段の出力
に基づいて低負荷側では少なくともエンジンに供給され
る空燃比がリーン空燃比となるように空燃比を制御する
空燃比制御手段と、上記運転状態検出手段の出力に基づ
いて低負荷側では上記シャッタ弁を閉成する一方、高負
荷側では上記シャッタ弁を開成する第1の制御手段とを
備えた過給機付エンジンの排気還流装置であって、コー
ルドEGRとホットEGRとの切換用のλ≧1の設定空
燃比ラインをもった第5設定手段を設け、上記設定空燃
比ラインよりリッチ空燃比側で低温のEGRガスが還流
されるコールドEGRを行なう一方、上記設定空燃比ラ
インよりリーン空燃比側でコールドEGRに対して高温
のEGRガスが還流されるホットEGRを行なう第2の
制御手段を備えた過給機付エンジンの排気還流装置であ
ることを特徴とする。
求項8記載の発明の構成と併せて、コールドEGRとホ
ットEGRとの切換用のλ>1の所定リーン側空燃比ラ
インをもった第6設定手段を設け、上記所定リーン側空
燃比ラインよりリッチ空燃比側でコールドEGRを行な
う一方、上記設定リーン側空燃比ラインよりリーン空燃
比側でホットEGRを行なう過給機付エンジンの排気還
流装置であることを特徴とする。
請求項8記載の発明の構成と併せて、理論空燃比以下の
領域にコールドEGRとホットEGRとの切換用のリッ
チ側の第1所定空燃比ラインとリーン側の第2所定空燃
比ラインをもち、両ライン間にラップ部を有する第7設
定手段を設け、上記第2所定空燃比ラインよりリッチ空
燃比側でコールドEGRを行なう一方、上記第1所定空
燃比ラインよりリーン空燃比側でホットEGRを行なう
過給機付エンジンの排気還流装置であることを特徴とす
る。
請求項1もしくは8記載の発明の構成と併せて、上記コ
ールドEGRは触媒コンバータ下流の比較的低温のEG
Rガスを還流する外部EGR手段に設定し、上記ホット
EGRは排気ポート近傍の比較的高温のEGRガスを還
流する外部EGR手段に設定した過給機付エンジンの排
気還流装置であることを特徴とする。
請求項1もしくは8記載の発明の構成と併せて、上記ホ
ットEGRは吸排気弁オーバーラップにより内部残留ガ
スを吸気側へ還流する内部EGRに設定し、上記コール
ドEGRは排気系の比較的低温のEGRガスを還流する
外部EGRに設定した過給機付エンジンの排気還流装置
であることを特徴とする。
(第1発明)によれば、図18にクレーム対応図で示す
ように、単一の気筒P1に対して、設けられたプライマ
リ吸気ポートP2およびセカンダリ吸気ポートP3と、
上述のセカンダリ吸気ポートP3に設けられた筒内流動
強化用のシャッタ弁P4と、吸気を過給する過給機P5
と、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段P
6と、上述の運転状態検出手段P6の出力に基づいて低
負荷側では少なくともエンジンに供給される混合気がリ
ーン空燃比となるように空燃比を制御する空燃比制御手
段P7と、上述の運転状態検出手段P6の出力に基づい
て低負荷側では上述のシャッタ弁P4を閉成する一方、
高負荷側では上述のシャッタ弁P4を開成する第1の制
御手段P8とを備えた過給機付エンジンの排気還流装置
において、上述のシャッタ弁P4の開閉に対応して、シ
ャッタ弁P4の閉領域ではホットEGR手段P9が相対
的に高温のEGRガスを還流し、シャッタ弁P4の開領
域では、コールドEGR手段P10がホットEGRに対
して低温のEGRガスを還流する。
内流動(スワール)を強化して、成層化(リーンバー
ン)を図る時、冷却損失に起因してHC排出割合が増加
するのをホットEGRにより抑制することができる。こ
のホットEGRはコールドEGRと比較して既然ガス温
度が高く、再燃性が良好で、かつ燃料の気化、霧化もよ
いため、HC排出量の増加を抑制しつつ、リーンリミッ
トの悪化を抑制することができると同時に、EGR効果
によりNOxの低減を図ることもできる。
填量、高トルク化を図る時、過給機P5による過給で筒
内温度が上昇して、熱負荷の増大に起因してノッキング
が発生しやすくなるのをコールドEGRにより抑制する
ことができる。このコールドEGRは既然ガス温度が低
いので、燃焼速度を緩慢にすることができ、筒内温度を
下げて、ノッキングを抑制することができる。
図ることができると共に、コールドEGRにより排気ガ
ス温度の低減を図るので、触媒の熱劣化を防止すること
ができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述のシャッ
タ弁をON、OFFタイプの開閉弁で構成したので、該
シャッタ弁それ自体の構造の簡略化を図ることができ、
またON、OFFの2位置制御であるからシャッタ弁の
開閉制御の簡略化を達成することができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の第1設
定手段にλ=1の設定空燃比ラインを設け、このライン
未満のリーン域では第1の制御手段がシャッタ弁を全閉
にし、ホットEGR手段がホットEGRを行ない、ライ
ン以上の領域では第1の制御手段がシャッタ弁を全開に
し、コールドEGR手段がコールドEGRを行なう。
ャッタ弁の全閉時にはホットEGRによりHC排出量を
抑制しつつ、RawNOxを低減し、かつ高温の既然ガ
スを還流(ホットEGR)することにより、リーンリミ
ットの悪化をも抑制することできる効果がある。
る理論空燃比以上の領域においてはノッキングが発生し
やすくなるがシャッタ弁の全開時にはコールドEGRに
より既然ガス温度が低いEGRガスを還流して、燃焼速
度を緩慢にし、筒内温度を下げることで、ノッキングを
抑制することができる効果がある。
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上述の第2設
定手段にリーン空燃比域の設定空燃比ラインを設け、こ
のラインより低負荷側では第1の制御手段がシャッタ弁
を全閉にし、ホットEGR手段がホットEGRを行な
い、このラインより高負荷側では第1の制御手段がシャ
ッタ弁を全開にし、コールドEGR手段がコールドEG
Rを行なう。
設定空燃比ラインとの間で低中回転高負荷等の比較的低
速ノッキングが発生しやすい領域においては上述の如く
コールドEGRが行なわれるので、該低速ノッキングを
抑制することができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述のシャッ
タ弁を全閉から全開にわたって開度設定が任意調整可能
なリニアタイプの開閉弁で構成したので、ホットEGR
とコールドEGRとを切換えるラインの設定が容易とな
る効果がある。
上記請求項5記載の発明の効果と併せて、上述の第3設
定手段にリニアタイプのシャッタ弁の全開と全閉との間
の中間の所定開度でホットEGRとコールドEGRとを
切換える設定ラインを設けて、このラインより高負荷側
でコールドEGR手段がコールドEGRを行ない、低負
荷側でホットEGR手段がホットEGRを行なうので、
ホットEGRによりHC排出量の増加を抑制しつつ、R
awNOxを低減し、かつ高温の既然ガス還流により、
リーンリミットの悪化をも抑制し、一方、コールドEG
Rにより過給で熱負荷が大となる領域においてノッキン
グを抑制することができると共に、排気ガス温度の低減
を図って、触媒の熱劣化を防止することができる効果が
ある。
ため吸気充填量および体積効率を考慮したEGRを行な
う時の自由度が拡大する効果がある。
上記請求項5記載の発明の効果と併せて、上述の第4設
定手段にリニアタイプのシャッタ弁の全開と全閉との間
において高開度側の第1所定開度ラインと低開度側の第
2所定開度ラインとを設けて、第2所定開度ラインより
高負荷側で上述のコールドEGR手段がコールドEGR
を行ない、第1所定開度ラインより低負荷側で上述のホ
ットEGR手段がホットEGRを行ない、かつ両ライン
間のラップ部分においては両EGR手段が共に作動し
て、コールドEGRとホットEGRを併用するので、特
にこのラップ部分においてEGR量の不足を補いつつ、
HC排出量の増加の抑制、リーンリミットの悪化抑制と
RawNOxの増大防止とを達成することができる効果
がある。
16〜20に相当する部分)の最もRawNOx排出量
が多い領域においてホットEGRのみを行なうとEGR
量が不足し、コールドEGRのみを行なうと既然ガス温
度が低いため、リーンリミットの悪化およびRawHC
の増大を招くので、ホットEGRガスおよびコールドE
GRガスを併用することで、斯る問題点を回避する。
明)によれば、上述の第5設定手段にコールドEGRと
ホットEGRとの切換用のλ≧1の設定空燃比ラインを
設け、上述の第2制御手段はλ≧1の設定空燃比ライン
よりリッチ空燃比側で相対的に低温のEGRガスを還流
(コールドEGR)し、λ≧1の設定空燃比ラインより
リーン空燃比側で相対的に高温のEGRガスを還流(ホ
ットEGR)する。
変バルブタイミング装置(VVT)などにより筒内流動
制御を行なって、成層化(リーンバーン)を達成するよ
うな場合、空燃比ラインによりホットEGRを選択する
ことによって、このような領域においてはホットEGR
により既然ガス温度が高く、再燃性が良好で、かつ燃料
の気化、霧化もよいEGRを行なうことにより、NOx
排出量を低減すると共に、HC排出量の増加を抑制する
ことができる効果がある。
より筒内温度が上昇して、熱負荷が大となって、ノッキ
ングが発生しやすい領域においてはコールドEGRによ
り既然ガス温度が低く、燃焼速度緩慢化に有効なEGR
を行なって、筒内温度を下げてノッキングを防止するこ
とができると共に、排気ガス温度の低減を図って、触媒
の熱劣化を防止することができる効果がある。
上記請求項8記載の発明の効果と併せて、上述の第6設
定手段にコールドEGRとホットEGRとの切換用のλ
>1の所定リーン側空燃比ラインを設け、上記第2の制
御手段は所定リーン側空燃比ラインよりリッチ空燃比側
でコールドEGRを行なう一方、所定リーン側空燃比ラ
インよりリーン空燃比側でホットEGRを行なう。
の所定リーン側空燃比ラインとの間で低中回転高負荷等
の比較的低速ノッキングが発生しやすい領域においては
コールドEGRが行なわれるので、斯る低速ノッキング
を抑制することができる効果がある。
ば、上記請求項8記載の発明の効果と併せて、上述の第
7設定手段に理論空燃比以下の領域においてコールドE
GRとホットEGRとの切換用のリッチ側の第1所定空
燃比ラインとリーン側の第2所定空燃比ラインとを設
け、上記第2制御手段は上述の第2所定空燃比ラインよ
りリッチ空燃比側でコールドEGRを行なう一方、上述
の第1所定空燃比ラインよりリーン空燃比側でホットE
GRを行なう。
比ライン間のラップ部分ではコールドEGRとホットE
GRとが併用されるため、特にこのラップ部分において
EGR量の不足を補いつつ、HC排出量の増加の抑制、
リーンリミットの悪化抑制とRawNOxの低減とを達
成することができる効果がある。
6〜20に相当する部分)においてホットEGRのみを
行なうとEGR量が不足し、コールドEGRのみを行な
うと既然ガス温度が低いため、リーンリミットの悪化お
よびRawHCの増大を招くので、ホットEGRガスお
よびコールドEGRガスを併用することで、斯る問題点
を回避する。
ば、上記請求項1もしくは8記載の発明の効果と併せ
て、コールドEGRは触媒コンバータ下流の比較的低温
のEGRガスを還流する外部EGR手段に設定し、ホッ
トEGRは排気ポート近傍の比較的高温のEGRガスを
還流する外部EGR手段に設定したので、EGR系の構
成の簡略化を図ることができる効果がある。
ば、上記請求項1もしくは8記載の発明の効果と併せ
て、ホットEGRは吸排気弁オーバーラップ、詳しくは
排気弁の閉弁タイミングと吸気弁の開弁タイミングとの
オーバーラップ量により内部残留ガスを吸気側へ還流す
る内部EGRに設定し、コールドEGRは排気系の比較
的低温のEGRガスを吸気系に還流する外部EGRに設
定したので、ホットEGRを外部配管から導びく構成に
対してホットEGRガスの温度をより一層高温にして、
HC排出量の増加を抑制することができる効果がある。
する。 (第1実施例)図面は過給機付V型6気筒エンジンの排
気還流装置を示し、図1において内部にエレメント1を
配置したエアクリーナ2の浄化空気出口に、エアフロセ
ンサ3を介して、スロットルボディ4を取付け、このス
ロットルボディ4内のスロットルチャンバにはスロット
ル弁5を配設する一方、上述のスロットルボディ4には
スロットルセンサ6を取付けている。
イパス通路7を設け、このバイパス通路7にISC(ア
イドル・スピード・コントロール)弁8を介設してい
る。
5下流にはエンジンにより機械的に駆動される高密度過
給機としてのリショルリムコンプレッサ9を介してイン
タクーラ10を配設すると共に、上述のリショルムコン
プレッサ9およびインタクーラ10をバイパスするバイ
パス通路11を設けて、このバイパス通路11にはAB
V(エア・バイパス・バルブ)12を介設している。
該出口部とバイパス通路11とが合流する合流部13に
は上流側吸気通路14を接続し、この上流側吸気通路1
4の下流端を分岐部15にて一方側バンク用の吸気通路
16と他方側バンク用の吸気通路17とに分岐連通させ
ている。
ンク側のサージタンク18,19に接続し、これら両バ
ンクのサージタンク18,19における気筒列端部側を
連通路20で互に連通させると共に、この連通路20内
には可変吸気コントロール弁21(以下単にVRIS弁
と略記する)を取付け、このVRIS弁21例えば低速
で閉じ、高速で開くように構成し、低速時には各要素1
6,17を、高速時には各要素16〜20を吸気共鳴に
使用すべく構成している。
2…には1気筒当りそれぞれ2つの吸気ポート23,2
4が設けられ、これらの各吸気ポート23,24を対応
する側のサージタンク18,19に連通させると共に、
一方の各吸気ポート23,23つまりセカンダリ吸気ポ
ート(以下単にSポートと略記する)には筒内流動強化
用のシャッタ弁25…をそれぞれ取付けている。そし
て、気筒列方向に並ぶ各3個のシャッタ弁25…をバル
ブシャフト26,26で一体的に連結し、アクチュエー
タ(図示せず)により上述の各バルブシャフト26,2
6を介してそれぞれのシャッタ弁25…を3個一体的に
開閉制御すべく構成している。なお、上述の各シャッタ
弁25…の取付け位置はSポート23および他方の吸気
ポート24つまりプライマリ吸気ポート(以下単にPポ
ートと略記する)に設けられる下流側インジェクタ27
の上流位置であることは勿論、図1においては動弁系の
図示を省略している。また上流側インジェクタ28は上
述のリショルムコンプレッサ9の上端側に配置してい
る。
29を設けて吸気2弁排気2弁の合計4弁構造に構成す
る一方、これらの各排気ポート29,29と連通するよ
うにシリンダヘッドには排気マニホルド30を取付けて
いる。また、この排気マニホルド30の下流には排気通
路31を連通接続して、この排気通路31に排気ガス浄
化用の触媒コンバータ32を介設している。
温のEGRガスを吸気系に還流させる目的で、上述の排
気マニホルド30には外部ホットEGR通路33、集合
チャンバ34、EGR分岐管35,35を介して上述の
各Pポート24…に至る外部ホットEGR系路36を構
成し、上述の外部ホットEGR通路33には第1EGR
弁37を介設している。
のEGRガスを吸気系に還流させる目的で、上述の触媒
コンバータ32下流における排気通路31とリショルム
コンプレッサ9の上流側の吸気通路との間を外部コール
ドEGR通路38で連通すると共に、この外部コールド
EGR通路38にはカーボントラップ39、EGRクー
ラ40、第2EGR弁41を介設して、外部コールドE
GR系路42を構成している。なお、図1において43
は実空燃比を検出するために上述の排気マニホルド30
に取り付けられたリニアO2 センサである。
効膨脹比に対して小となるバルブタイミングに設定さ
れ、吸気遅閉じを行ない(具体的には一般的なエンジン
の遅閉じタイミングABDC50〜55度に対して、A
BDC70度の吸気閉じを行なう)、気筒から逆流をリ
ショルムコンプレッサ9により押込むことで、吸入空気
量が少ない場合においても、気筒への流入空気量を増加
させて、ポンピングロスの低減を図るように構成してい
る。
制御回路を示し、CPU50は、エアフロセンサ3から
の吸入空気量Q、ディストリビュータ44からのエンジ
ン回転数Ne、リニアO2 センサ43からの空燃比A/
F、水温センサ45からのエンジン冷却水の水温t、ス
ロットルセンサ6からのスロットル開度TVOなどの必
要な各種信号入力に基づいて、ROM46に格納された
プログラムに従って、ISCバルブ8、ABV12、上
流側インジェクタ28、下流側インジェクタ27、シャ
ッタ弁25、VRIS弁21、吸気弁のバルブタイミン
グ(バルブリフト量も含む)を可変して吸排気弁のオー
バラップ量をコントロールする可変バルブタイミング装
置(いわゆるVVT)47、第1EGR弁37、第2E
GR弁41、を駆動制御し、またRAM48は図3に示
す第1マップM1などの必要なデータやマップを記憶す
る。
をON、OFFタイプの開閉弁で構成する。また上述の
第1マップM1(図3参照)は横軸にエンジン回転数N
eをとり、縦軸に負荷(CE=Q/Ne)をとって、上
記シャッタ弁25の開閉切換用のλ=1(理論空燃比)
の設定空燃比ラインL1を設けると共に、このラインL
1より低負荷側においてシャッタ弁25を全閉にし、か
つホットEGR(相対的に高温のEGRガスを還流)を
行なう領域と、上述の設定空燃比ラインL1より高負荷
側においてシャッタ弁25を全開にし、かつコールドE
GR(相対的に低温のEGRガスを還流)を行なう領域
と、EGR禁止領域とを区画設定した第1設定手段であ
る。
転状態を検出する運転状態検出手段(図4に示すフロー
チャートの各ステップS1,S2参照)と、運転状態検
出手段の出力に基づいて低負荷側では少なくともエンジ
ンに供給される空燃比A/Fがリーン空燃比λ>1とな
るように空燃比を制御する空燃比制御手段と、上述の運
転状態検出手段の出力に基づいて低負荷側では上述のシ
ャッタ弁25を閉成(クローズ)する一方、高負荷側で
は上述のシャッタ弁25を開成(オープン)する第1の
制御手段(図4に示すフローチャートの各ステップS
6,S7参照)と、上述のシャッタ弁25の開閉に対応
して、シャッタ弁閉領域では相対的に高温のEGRガス
を還流するホットEGR手段(図4に示すフローチャー
トの第6ステップS6参照)と、シャッタ弁開領域では
相対的に低温のEGRガスを還流するコールドEGR手
段(図4に示すフローチャートの第7ステップS7参
照)とを兼ねる。
気還流装置(請求項1,2,3に相当する実施例)の作
用を、図4に示すフローチャートを参照して以下に詳述
する。
気量Q、エンジン回転数Neなどの必要な各種信号入力
の読込みを実行し、次の第2ステップS2で、CPU5
0はCE=Q/Neの演算式により負荷CEを演算す
る。
行のエンジン運転状態が図3に示す第1マップM1の設
定空燃比ラインL1未満か否かを判定し、L1未満のY
ES判定時には次の第4ステップS4に移行する一方、
L1以上のNO判定時には別の第7ステップS7に移行
する。
現行のエンジン運転状態が図3に示す第1マップM1の
EGR禁止領域か否かを判定し、領域内のYES判定時
には次の第5ステップに移行し、領域外のNO判定時に
は別の第6ステップS6に移行する。
第1および第2の各EGR弁37,41を閉成して、E
GRガスの還流を禁止し、上述の第6ステップS6で、
CPU50はシャッタ弁25を全閉にすると共に、第1
EGR弁37を開成して外部ホットEGR系路36から
の比較的高温のEGRガスを吸気系に還流する一方、上
述の第7ステップS7では、CPU50はシャッタ弁2
5を全開にすると共に、第2EGR弁38を開成して外
部コールドEGR系路42からの比較的低温のEGRガ
スを吸気系に還流する。
5を閉成し、筒内流動を強化して、成層化(リーンバー
ン)を達成した時、三元触媒等で処理できないNOx排
出量をホットEGRにより低減する。このホットEGR
は既然ガス温度が高く、再燃性がよいうえ、燃料の気
化、霧化も良好となるのでコールドEGRと比較してH
C排出量の増加を抑制することができ、加えてEGRガ
スを還流するEGR効果により、NOxの低減およびポ
ンピングロスの低減を図ることができる効果がある。
開成し、高充填効率および高トルク化を達成した時、ミ
ラーサイクルエンジンの上述のリショルムコンプレッサ
9の高過給により筒内温度が上昇し、熱負荷が大となっ
て、全負荷領域でノッキングが発生しやすくなるのを、
コールドEGRにより抑制する。つまり、このコールド
EGRは既然ガス温度が低いため、燃焼速度を緩慢にす
ることができ、筒内温度を下げて、ノッキングを防止す
ることができる効果がある。加えて、EGR効果により
NOxの低減を図りつつ、コールドEGRガスの還流に
より排気ガス温度を低減することができるので、触媒の
熱劣化を抑制するとができる効果がある。
Fタイプの開閉弁で構成したので、シャッタ弁25それ
自体の構造およびシャッタ弁25の開閉制御が容易とな
る効果がある。
GRを行なった場合のNOxおよびHCの各排出量の変
化状態を示す。
本発明の第2実施例について説明する。但し、この実施
例においても図1,図2の回路装置を用いる。また図6
に示す第2マップM2は横軸にエンジン回転数Neをと
り、縦軸に負荷CE=Q/Neをとって、上述のシャッ
タ弁25の開閉切換用のリーン空燃比域の設定空燃比ラ
インL2(以下単にラインL2と略記する)を設けると
共に、このラインL2より低負荷側においてはシャッタ
弁25を全閉にし、かつホットEGRを行なう領域と、
上述のラインL2より高負荷側においてシャッタ弁25
を全開にし、かつコールドEGRを行なう領域と、EG
R禁止領域とを区画設定した第2設定手段である。
検出する運転状態検出手段(図7に示すフローチャート
の各ステップS11,S12参照)と、運転状態検出手
段の出力に基づいて低負荷側では少なくともエンジンに
供給される空燃比A/Fがリーン空燃比λ>1となるよ
うに空燃比を制御する空燃比制御手段と、上述の運転状
態検出手段の出力に基づいて低負荷側では上述のシャッ
タ弁25を閉成する一方、高負荷側では上述のシャッタ
弁25を開成する第1の制御手段(図7に示すフローチ
ャートの各ステップS16,S17参照)と、上述のシ
ャッタ弁25の開閉と対応して、シャッタ弁閉領域では
相対的に高温のEGRガスを還流するホットEGR手段
(図7に示すフローチャートの第6ステップS16参
照)と、シャッタ弁開領域では相対的に低温のEGRガ
スを還流するコールドEGR手段(図7に示すフローチ
ャートの第7ステップS17参照)とを兼ねる。
気還流装置(請求項1,2,4に相当する実施例)の作
用を、図7に示すフローチャートを参照して以下に詳述
する。
空気量Q、エンジン回転数Neなどの必要な各種信号入
力の読込みを実行し、次のステップS12で、CPU5
0はCE=Q/Neの演算式により負荷CEを演算す
る。
現行のエンジン運転状態が図6に示す第2マップM2の
ラインL2未満か否かを判定し、L2未満のYES判定
時には次の第4ステップS14に移行する一方、L2以
上のNO判定時には別の第7ステップS17に移行す
る。
は現行のエンジン運転状態が図6に示す第2マップM2
のEGR禁止領域か否かを判定し、領域内のYES判定
時には次の第5ステップS15に移行し、領域外のNO
判定時には別の第6ステップS16に移行する。
は第1および第2の各EGR弁37,41を閉成して、
EGRガスの還流を禁止し、上述の第6ステップS16
で、CPU50はシャッタ弁25を全閉にすると共に、
第1EGR弁37を開成して外部ホットEGR系路36
からの比較的高温のEGRガスを吸気系に還流する一
方、上述の第7ステップS17では、CPU50はシャ
ッタ弁25を全開にすると共に、第2EGR弁38を開
成して外部コールドEGR系路42からの比較的低温の
EGRガスを吸気系に還流する。
のシャッタ弁25を閉成し、筒内流動を強化して、成層
化(リーンバーン)を達成した時、ホットEGRによっ
てNOx排出量を低減する。このホットEGRは既然ガ
ス温度が高く、再燃性がよいうえ、燃料の気化、霧化も
良好となるのでHC排出量の増加を抑制することがで
き、加えてEGRガスを還流するEGR効果により、ポ
ンピングロスの低減を図ることができる効果がある。
ャッタ弁25を開成し、高充填効率および高トルク化を
達成した時、ミラーサイクルエンジンの上述のリショル
ムコンプレッサ9の高過給により筒内温度が上昇し、熱
負荷が大となって、全負荷領域でノッキングが発生しや
すくなるのを、コールドEGRにより抑制する。つま
り、このコールドEGRは既然ガス温度が低いため、燃
焼速度を緩慢にすることができ、筒内温度を下げて、ノ
ッキングを防止することができる効果がある。加えて、
EGR効果によりNOxの低減を図りつつ、コールドE
GRガスの還流により排気ガス温度を低減することがで
きるので、触媒の熱劣化を抑制するとができる効果があ
る。しかも、図6に示すラインL1とラインL2との間
で低中回転高負荷等の比較的低速ノッキングが発生しや
すい領域においては上述の如くコールドEGRが行なわ
れるので、該低速ノッキングを抑制することができる効
果がある。
本発明の第3実施例について説明する。但し、この実施
例においても図1、図2の回路装置を用いる。また図8
に示す第3マップM3は横軸にエンジン回転数Neをと
り、縦軸に負荷CE=Q/Neをとって、シャッタ弁2
5の全開ラインL3と全閉ラインL4との間の所定開度
でホットEGRとコールドEGRとを切換える設定ライ
ンL5を設けると共に、上述のラインL3,L4間をリ
ニアタイプのシャッタ弁25の開度リニア制御領域に設
定し、かつ上述のラインL5より高負荷側をコールドE
GR領域、ラインL5より低負荷側をホットEGR領域
とし、さらに低回転低負荷域をEGR禁止領域に区画設
定した第3手段である。
転状態を検出する運転状態検出手段(図9に示すフロー
チャートの各ステップS21,S22参照)と、運転状
態検出手段の出力に基づいて低負荷側では少なくともエ
ンジンに供給される空燃比A/Fがリーン空燃比λ>1
となるように空燃比を制御する空燃比制御手段と、上述
の運転状態検出手段の出力に基づいて低負荷側では上述
のシャッタ弁25を閉成する一方、高負荷側では上述の
シャッタ弁25を開成する第1の制御手段(図9に示す
フローチャートの各ステップS31,S33参照)と、
上述のシャッタ弁25の開度と対応して、ラインL5未
満の領域では相対的に高温のEGRガスを還流するホッ
トEGR手段(図9に示すフローチャートの各ステップ
S26,S32参照)と、ラインL5以上の領域では相
対的に低温のEGRガスを還流するコールドEGR手段
(図9に示すフローチャートの各ステップS27,S3
4参照)とを兼ねる。
気還流装置(請求項1,5,6に相当する実施例)の作
用を、図9に示すフローチャートを参照にして以下に詳
述する。
空気量Q、エンジン回転数Neなどの必要な各種信号入
力の読込みを実行し、次のステップS22で、CPU5
0はCE=Q/Neの演算式により負荷CEを演算す
る。
現行のエンジン運転状態が図8の第3マップM3におけ
るリニア領域か否かを判定し、YES判定時には次の第
4ステップS24に移行する一方、NO判定時には別の
第8ステップS28に移行する。
はシャッタ弁25を負荷に応じてリニア制御した後に、
次の第5ステップS25で、CPU50は現行のエンジ
ン運転状態が図8に示す第3マップM3のラインL5未
満か否かを判定し、L5未満のYES判定時には次の第
6ステップS26に移行し、L5以上のNO判定時には
別の第7ステップS27に移行する。
0は第1EGR弁37を開成して外部ホットEGR系路
36からの比較的高温のEGRガスを吸気系に還流する
一方、上述の第7ステップS27で、CPU50は第2
EGR弁38を開成して外部コールドEGR系路42か
らの比較的低温のEGRガスを吸気系に還流する。
50は負荷判定を実行し、低負荷時には次の第9ステッ
プS29に移行する一方、高負荷時には別の第13ステ
ップS33に移行する。
は現行のエンジン運転状態がEGR禁止領域内か否かを
判定し、YES判定時には次の第10ステップS30に
移行する一方、NO判定時には別の第11ステップS3
1に移行する。
0は第1および第2の各EGR弁37,41を閉成し
て、EGRガスの還流を禁止する。
0はリニアタイプのシャッタ弁25を全閉にし、次の第
12ステップS32で、CPU50は第1EGR弁37
を開成して外部ホットEGR系路36からの比較的高温
のEGRガスを吸気系に還流する一方、上述の第13ス
テップS33で、CPU50はシャッタ弁25を全開に
し、次の第14ステップS34で、CPU50は第2E
GR弁38を開成して外部コールドEGR系路42から
比較的低温のEGRガスを吸気系に還流する。
ら全開にわたって開度設定が任意調整可能なリニアタイ
プの開閉弁で構成したので、ホットEGRとコールドE
GRとを切換えるラインL5の設定が容易となる効果が
ある。
あるので、吸気充填量および体積効率を考慮したEGR
を行なう時の自由度の拡大を図ることができる効果があ
る。なお、その他の点については先の実施例とほぼ同様
の作用、効果を奏する。
にして本発明の第4実施例について説明する。但し、こ
の実施例においても図1、図2の回路装置を用いる。ま
た図10に示す第4マップM4は横軸にエンジン回転数
Neをとり、縦軸に負荷CE=Q/Neをとって、シャ
ッタ弁25の全開ラインL3と全閉ラインL4との間に
おいて高開度側の第1所定開度ラインL6と低開度側の
第2所定開度ラインL7とを設けると共に、上述のライ
ンL7より高負荷側をコールドEGR領域に、ラインL
6より低負荷側をホットEGR領域にそれぞれ設定し、
かつ両ラインL6,L7間のラップ部をホットEGRお
よびコールドEGRを併用するラップ領域に設定し、さ
らに低回転低負荷域をEGR禁止領域に区画設した第4
設定手段である。
状態を検出する運転状態検出手段(図11に示すフロー
チャートの各ステップS41,S42参照)と、運転状
態検出手段の出力に基づいて低負荷側では少なくともエ
ンジンに供給される空燃比A/Fがリーン空燃比λ>1
となるように空燃比を制御する空燃比制御手段と、上述
の運転状態検出手段の出力に基づいて低負荷側では上述
のシャッタ弁25を閉成する一方、高負荷側では上述の
シャッタ弁25を開成する第1の制御手段(図11に示
すフローチャートの各ステップS53,S55参照)
と、上述のシャッタ弁25の開度と対応して、ラインL
6未満の領域では相対的に高温のEGRガスを還流する
ホットEGR手段(図11に示すフローチャートの第9
ステップS49参照)と、ラインL7以上の領域では相
対的に低温のEGRガスを還流するコールドEGR手段
(図11に示すフローチャートの第8ステップS48参
照)とを兼ねる。
気還流装置(請求項1,5,7に相当する実施例)の作
用を、図11に示すフローチャートを参照して以下に詳
述する。
空気量Q、エンジン回転数Neなどの必要な各種信号入
力の読込みを実行し、次の第2ステップS42で、CP
U50はCE=Q/Neの演算式により負荷CEを演算
する。
現行のエンジン運転状態が図10に示す第4マップM4
におけるリニア領域か否かを判定し、YES判定時には
次の第4ステップS44に移行する一方、NO判定時に
は別のステップS50に移行する。
はシャッタ弁25を負荷に応じてリニア制御した後に、
次の第5ステッブS45で、CPU50は現行のエンジ
ン運転状態が図10に示す第4マップM4のラップ領域
(L6〜L7間参照)か否かを判定し、YES判定時に
は次の第6ステップS46に移行する一方、NO判定時
には別の第7ステップに移行する。
は第1および第2の各EGR弁37,38を共に開成し
て、外部ホットEGR系路36からの比較的高温のEG
Rガスと、外部コールドEGR系路42からの比較的低
温EGRガスとの双方を吸気系に還流する。
U50はリニア領域のラップ領域外において現行のエン
ジン運転状態がラインL6以上か否かを判定し、YES
判定時には次の第8ステップS48に移行し、NO判定
時には別の第9ステップS49に移行する。
は第2EGR弁38を開成して外部コールドEGR系路
42から比較的低温のEGRガスを吸気系に還流する一
方、上述の第9ステップS49では、CPU50は第1
EGR弁37を開成して外部EGR系路36からの比較
的高温のEGRガスを吸気系に還流する。
U50はリニア領域以外に対応して負荷判定を実行し、
低負荷時には次の第11ステップS51に移行する一
方、高負荷時には別の第15ステップS55に移行す
る。
0はEGR禁止流域内か否かを判定し、YES判定時に
は次の第12ステップS52に移行し、NO判定時には
別の第13ステップS53に移行する。
0は第1および第2の各EGR弁37,41を閉成し
て、EGRガスの還流を禁止し、上述の第13ステップ
S53で、CPU50はシャッタ弁25を全閉にし、次
の第14ステップS54で、CPU50は第1EGR弁
37を開成して外部EGR系路36からの比較的高温の
EGRガスを吸気系に還流する。
CPU50はシャッタ弁25を全開にし、次の第16ス
テップS56で、CPU50は第2EGR弁38を開成
して、外部コールドEGR系路42から比較的低温のE
GRガスを吸気系に還流する。
M4参照)にリニアタイプのシャッタ弁25の全開と全
閉との間において高開度側の第1所定開度ラインL6と
低開度側の第2所定開度ラインL7とを設けて、ライン
L7より高負荷側でコールドEGRを行ない、ラインL
6より低負荷側でホットEGRを行ない、かつ両ライン
L6,L7間のラップ部分においてはコールドEGRと
ホットEGRとを併用するので、特にこのラップ部分に
おいてEGR量の不足を補いつつ、HC排出量の増加の
抑制、リーンリミットの悪化抑制とRawNOxの低減
とを達成することができる効果がある。 つまり上述の
ラップ部分(例えばA/F=16〜20に相当する部
分)においてホットEGRのみを行なうとEGR量が不
足し、コールドEGRのみを行なうと既然ガス温度が低
いため、リーンリミットの悪化およびRawHCの増大
を招くので、ホットEGRガスおよびコールドEGRガ
スを併用することで、斯る問題点を回避する。なお、そ
の他の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果
を奏する。
して本発明の第5実施例について説明する。但し、この
実施例においても図1、図2の回路装置を用いる。また
図12に示す第5マップM5は横軸にエンジン回転数N
eをとり、縦軸に負荷CE=Q/Neをとって、コール
ドEGRとホットEGRとの切換用のλ≧1(この実施
例ではλ=1)の設定空燃比ラインL8を設けると共
に、このラインL8よりもリーン側をホットEGR領域
に、リッチ側をコールドEGR領域し、かつ低負荷低回
転域を上述同様にEGR禁止領域に設定し、また図12
に示す如くエンジン回転数Neと負荷とに対応してそれ
ぞれの領域における空燃比をA/F=16、A/F=1
8、A/F=20、A/F=22、A/F=24、A/
F=26にそれぞれ設定している。
状態を検出する運転状態検出手段(図13に示すフロー
チャートの各ステップS61,S62参照)と、運転状
態検出手段の出力に基づいて低負荷側では少なくともエ
ンジンに供給される空燃比A/Fがリーン空燃比λ>1
となるように空燃比を制御する空燃比制御手段と、上述
の運転状態検出手段の出力に基づいて低負荷側では上述
のシャッタ弁25を閉成する一方、高負荷側では上述の
シャッタ弁25を開成する第1の制御手段(この実施例
ではCPU50それ自体)と、上述の設定空燃比ライン
L8よりリッチ空燃比側で相対的に低温のEGRガスが
還流されるコールドEGRを行なう一方、上述の設定空
燃比ラインL8よりリーン空燃比側で相対的に高温のE
GRガスが還流されるホットEGRを行なう第2の制御
手段(図13に示すフローチャートの各ステップS6
6,S67参照)とを兼ねる。
気還流装置(請求項8に相当する実施例)の作用を、図
13に示すフローチャートを参照して以下に詳述する。
空気量Q、エンジン回転数Ne、空燃比A/Fなどの必
要な各種信号入力の読込みを実行し、次の第2ステップ
S62で、CPU50はCE=Q/Neの演算式により
負荷CEを演算する。
現行のエンジン運転状態が図12に示す第5マップM5
の設定空燃比ラインL8以下か否かを判定し、L8以下
のYES判定時には次の第4ステップS64に移行する
一方、L8以上のNO判定時には別の第7ステップS6
7に移行する。
は現行のエンジン運転状態が図12に示す第5マップM
8のEGR禁止領域か否かを判定し、領域内のYES判
定時には次の第5ステップS65に移行し、領域外のN
O判定時には別の第6ステップS66に移行する。
は第1および第2の各EGR弁37,41を閉成して、
EGRガスの還流を禁止し、上述の第6ステップS66
で、CPU50は第1EGR弁37を開成して外部ホッ
トEGR系路36からの比較的高温のEGRガスを吸気
系に還流する一方、上述の第7ステップS67では、C
PU50は第2EGR弁38を開成して外部コールドE
GR系路42からの比較的低温のEGRガスを吸気系に
還流する。
く、VVT47などにより筒内流動制御を行なって、成
層化(リーンバーン)を達成した時、NOx排出量をホ
ットEGRにより低減する。このホットEGRは既然ガ
ス温度が高く、再燃性がよいうえ、燃料の気化、霧化も
良好となるのでHC排出量の増加を抑制することがで
き、加えてEGRガスを還流するEGR効果により、ポ
ンピングロスの低減を図ることができる効果がある。
ョルムコンプレッサ9による過給にて高充填効率および
高トルク化を達成した時、ミラーサイクルエンジンの上
述のリショルムコンプレッサ9の高過給により筒内温度
が上昇し、熱負荷が大となって、ノッキングが発生しや
すくなるのを、コールドEGRにより抑制する。つま
り、このコールドEGRは既然ガス温度が低いため、燃
焼速度を緩慢にすることができ、筒内温度を下げて、ノ
ッキングを防止することができる効果がある。加えて、
EGR効果によりNOxの低減を図りつつ、コールドE
GRガスの還流により排気ガス温度を低減することがで
きるので、触媒の熱劣化を抑制するとができる効果があ
る。
して本発明の第6実施例について説明する。但し、この
実施例においても図1、図2の回路装置を用いる。また
図14に示す第6マップM6は横軸にエンジン回転数N
eをとり、縦軸に負荷CE=Q/Neをとって、コール
ドEGRとホットEGRとの切換用のλ>1の所定リー
ン側空燃比ラインL9を設けると共に、このラインL9
よりもリーン側をホットEGR領域に、リッチ側をコー
ルドEGR領域し、かつ低負荷低回転域を上述同様にE
GR禁止領域に設定し、また図14に示す如くエンジン
回転数Neと負荷とに対応してそれぞれの領域における
空燃比をA/F=16、A/F=18、A/F=20、
A/F=22、A/F=24、A/F=26にそれぞれ
設定している。
状態を検出する運転状態検出手段(図15に示すフロー
チャートの各ステップS71,S72参照)と、運転状
態検出手段の出力に基づいて低負荷側では少なくともエ
ンジンに供給される空燃比A/Fがリーン空燃比λ>1
となるように空燃比を制御する空燃比制御手段と、上述
の運転状態検出手段の出力に基づいて低負荷側では上述
のシャッタ弁25を閉成する一方、高負荷側では上述の
シャッタ弁25を開成する第1の制御手段(この実施例
ではCPU50それ自体)と、上述の所定リーン側空燃
比ラインL9よりリッチ空燃比側で相対的に低温のEG
Rガスが還流されるコールドEGRを行なう一方、上述
の設定空燃比ラインL9よりリーン空燃比側で相対的に
高温のEGRガスが還流されるホットEGRを行なう第
2の制御手段(図15に示すフローチャートの各ステッ
プS76,S77参照)とを兼ねる。
気還流装置(請求項9に相当する実施例)の作用を、図
15に示すフローチャートを参照して以下に詳述する。
空気量Q、エンジン回転数Ne、空燃比A/Fなどの必
要な各種信号入力の読込みを実行し、次の第2ステップ
S72で、CPU50はCE=Q/Neの演算式により
負荷CEを演算する。
現行のエンジン運転状態が図14に示す第6マップM6
の設定空燃比ラインL9以上か否かを判定し、L9以下
のYES判定時には次の第4ステップS74に移行する
一方、L9以下のNO判定時には別の第7ステップS7
7に移行する。
は現行のエンジン運転状態が図14に示す第6マップM
6のEGR禁止領域か否かを判定し、領域内のYES判
定時には次の第5ステップに移行し、領域外のNO判定
時には別の第6ステップS76に移行する。
は第1および第2の各EGR弁37,41を閉成して、
EGRガスの還流を禁止し、上述の第6ステップS76
で、CPU50は第1EGR弁37を開成して外部ホッ
トEGR系路36からの比較的高温のEGRガスを吸気
系に還流する一方、上述の第7ステップS77では、C
PU50は第2EGR弁38を開成して外部コールドE
GR系路42からの比較的低温のEGRガスを吸気系に
還流する。
プM6参照)にコールドEGRとホットEGRとの切換
用のλ>1の所定リーン側空燃比ラインL9を設け、第
2の制御手段(各ステップS76,S77参照)は上述
の所定リーン側空燃比ラインL9よりもリッチ空燃比側
でコールドEGRを行なう一方、所定リーン側空燃比ラ
インL9よりもリーン空燃比側でホットEGRを行な
う。
のλ>1の所定リーン側空燃比ラインL9との間で低中
回転高負荷等の比較的低速ノッキングが発生しやすい領
域においてはコールドEGRが行なわれているので、斯
る低速ノッキングを抑制することができる効果がある。
なお、その他の点については先の第5実施例とほぼ同様
の作用、効果を奏する。
して本発明の第7実施例について説明する。但し、この
実施例おいても図1、図2の回路装置を用いる。また図
16に示す第7マップM7は横軸にエンジン回転数Ne
をとり、縦軸に負荷CE=Q/Neをとって、理論空燃
比λ=1以下の領域にコールドEGRとホットEGRと
の切換用のリッチ側の第1所定空燃比ラインL10とリ
ーン側の第2所定空燃比ラインL11とを設定し、上述
のラインL10よりリーン空燃比側をホットEGR領域
に、上述のラインL11よりもリッチ空燃比側をコール
ドEGR領域にそれぞれ設定し、かつ上記各ラインL1
0,L11間のラップ領域をホットEGR領域とコール
ドEGRとを併用する領域に設定し、さらに低回転低負
荷側をEGR禁止領域に設定した第7設定手段である。
してそれぞれの領域における空燃比をA/F=16、A
/F18、A/F=20、A/F=22、A/F=2
4、A/F=26にそれぞれ設定した点については先の
各マップM5,M6と同様である。
転状態を検出する運転状態検出手段(図17に示すフロ
ーチャートの各ステップS81,S82参照)と、運転
状態検出手段の出力に基づいて低負荷側では少なくとも
エンジンに供給される空燃比A/Fがリーン空燃比λ>
1となるように空燃比を制御をする空燃比制御手段と、
上述の運転状態検出手段の出力に基づいて低負荷側では
上述のシャッタ弁25を閉成する一方、高負荷側では上
述のシャッタ弁25を開成する第1の制御手段(この実
施例ではCPU50それ自体)と、上述の第2所定空燃
比ラインL11よりもリッチ空燃比側でコールドEGR
を行なう一方、上述の第1所定空燃比ラインL10より
もリーン空燃比側でホットEGRを行なう第2の制御手
段(図17に示す各ステップS86,S88,S89参
照)とを兼ねる。
気還流装置(請求項10に相当する実施例)の作用を、
図17に示すフローチャートを参照して以下に詳述す
る。
空気Q、エンジン回転数Ne、空燃比A/Fなどの必要
な各種信号入力の読込みを実行し、次の第2ステップS
82で、CPU50はCE=Q/Neの演算式により負
荷CEを演算する。
現行のエンジン運転状態が図16に示す第7マップM7
のラインL11以上か否かを判定し、NO判定時には次
の第4ステップS84に移行する一方、YES判定時に
は別の第7ステップS87に移行する。
はEFR禁止領域内か否かを判定し、YES判定時には
次の第5ステップS85に移行する一方、NO判定時に
は別の第6ステップS86に移行する。
は第1および第2の各EGR弁37,41を閉成して、
EGRガスの還流を禁止し、一方、上述の第6ステップ
S86で、CPU50は第1EGR弁37を開成して外
部ホットEGR系路36からの比較的高温のEGRガス
を吸気系に還流する。
CPU50は図16の第7マップM7におけるラップ領
域内か否かを判定し、YES判定時には次の第8ステッ
プS88に移行する一方、NO判定時には別の第9ステ
ップS89に移行する。
は第1および第2の各EGR弁37,38を共に開成し
て外部ホットEGR系路36からの比較的高温のEGR
ガスと、外部コールドEGR系路42からの比較的低温
のEGRガスとの双方を吸気系に還流する。
50は第2EGR弁38を開成して外部コールドEGR
系路42からの比較的低温のEGRガスを吸気系に還流
する。 すなわち、上述の第7設定手段(第7マップM
7参照)に理論空燃比λ=1以下の領域においてコール
ドEGRとホットEGRとの切換用のリッチ側の第1所
定空燃比ラインL10とリーン側の第2所定空燃比ライ
ンL11とを設け、上記第2の制御手段(各ステップS
86,S88,S89参照)は上述の第2所定空燃比ラ
インL11よりリッチ空燃比側でコールドEGRを行な
う一方、上述の第1所定空燃比ラインL10よりリーン
空燃比側でホットEGRを行なう。
燃比ラインL10,L11間のラップ部分ではコールド
EGRとホットEGRとが併用されるため、特にこのラ
ップ部分においてEGR量の不足を補いつつ、HC排出
量の増加の抑制、リーンリミットの悪化抑制とRawN
Oxの低減とを達成することができる効果がある。
6〜20に相当する部分)においてホットEGRのみを
行なうとEGR量が不足し、コールドEGRのみを行な
うと既燃ガス温度が低いため、リーンリミットの悪化お
よびRawHCの増大を招くが、ホットEGRガスおよ
びコールドEGRガスを併用することで、斯る問題点を
回避することができる。
おいて、この発明の過給機は、実施例のリショルムコン
プレッサ9に対応し、以下同様に、エンジンはV型6気
筒エンジンに対応し、プライマリ吸気ポートは、Pポー
ト24に対応し、セカンダリ吸気ポートは、Sポート2
3に対応し、外部EGR手段は、外部ホットEGR系路
36および外部コールドEGR系路42に対応し、運転
状態検出手段は、各ステップS1,S2,S11,S1
2,S21,S22,S41,S42,S61,S6
2,S71,S72,S81,S82に対応し、第1の
制御手段は、各ステップS6,S7,S16,S17,
S31,S33,S53,S55に対応し、ホットEG
R手段は、各ステップS6,S16,S26,S32,
S49,S54に対応し、コールドEGR手段は、各ス
テップS7,S17,S27,S34,S48,S56
に対応し、第2の制御手段は、各ステップS66,S6
7,S76,S77,S86,S88,S89に対応
し、第1設定手段は、第1マップM1に対応し、第2設
定手段は、第2マップM2に対応し、第3設定手段は、
第3マップM3に対応し、第4設定手段は、第4マップ
M4に対応し、第5設定手段は、第5マップM5に対応
し、第6設定手段は、第6マップM6に対応し、第7設
定手段は、第7マップM7に対応も、この発明は、上述
の実施例の構成のみに限定されるものではない。
す系統図。
ート。
示す特性図。
ート。
ート。
ャート。
ャート。
ャート。
ャート。
係を示す特性図。
1,S42…運転状態検出手段 S61,S62,S71,S72,S81,S82…運
転状態検出手段 S6,S7,S16,S17,S31,S33,S5
3,S55…第1の制御手段 S6,S16,S26,S32,S49,S54…ホッ
トEGR手段 S7,S17,S27,S34,S34,S56…コー
ルドEGR手段 S66,S67,S76,S77,S86,S88,S
89…第2の制御手段 M1…第1設定手段 M2…第2設定手段 M3…第3設定手段 M4…第4設定手段 M5…第5設定手段 M6…第6設定手段 M7…第7設定手段
Claims (12)
- 【請求項1】単一の気筒に対して設けられたプライマリ
吸気ポートおよびセカンダリ吸気ポートと、上記セカン
ダリ吸気ポートに設けられた筒内流動強化用のシャッタ
弁と、吸気を過給する過給機と、エンジンの運転状態を
検出する運転状態検出手段と、上記運転状態検出手段の
出力に基づいて低負荷側では少なくともエンジンに供給
される空燃比がリーン空燃比となるように空燃比を制御
する空燃比制御手段と、上記運転状態検出手段の出力に
基づいて低負荷側では上記シャッタ弁を閉成する一方、 高負荷側では上記シャッタ弁を開成する第1の制御手段
とを備えた過給機付エンジンの排気還流装置であって、
上記シャッタ弁の開閉に対応して、シャッタ弁閉領域で
は相対的に高温のEGRガスを還流するホットEGR手
段と、シャッタ弁開領域では相対的に低温のEGRガス
を還流するコールドEGR手段とを備えた過給機付エン
ジンの排気還流装置。 - 【請求項2】上記シャッタ弁をON、OFFタイプの開
閉弁で構成した請求項1記載の過給機付エンジンの排気
還流装置。 - 【請求項3】上記シャッタ弁開閉切換用のλ=1の設定
空燃比ラインをもった第1設定手段を設け、上記第1の
制御手段は上記設定空燃比未満のλ>1域で上記シャッ
タ弁を全閉にしてホットEGRを行なう一方、上記設定
空燃比以上のλ≦1域で上記シャッタ弁を全開にしてコ
ールドEGRを行なう請求項2記載の過給機付エンジン
の排気還流装置。 - 【請求項4】上記シャッタ弁開閉切換用のリーン空燃比
域の設定空燃比ラインをもった第2設定手段を設け、上
記第1の制御手段は上記設定空燃比ラインより低負荷側
で上記シャッタ弁を全閉にして、ホットGERを行なう
一方、上記設定空燃比ラインより高負荷側で上記シャッ
タ弁を全開にして、コールドEGRを行なう請求項2記
載の過給機付エンジンの排気還流装置。 - 【請求項5】上記シャッタ弁を全閉から全開にわたって
開度設定が任意調整可能なリニアタイプの開閉弁で構成
した請求項1記載の過給機付エンジンの排気還流装置。 - 【請求項6】上記シャッタ弁の全開と全閉との間の中間
の所定開度でホットEGRとコールドEGRとを切換え
る設定ラインをもった第3設定手段を設け、上記設定ラ
インより高負荷側でコールドEGRを行ない、上記設定
ラインより低負荷側でホットEGRを行なう請求項5記
載の過給機付エンジンの排気還流装置。 - 【請求項7】上記シャッタ弁の全開と全閉との間におい
て高開度側の第1所定開度ラインと低開度側の第2所定
開度ラインをもち、両ライン間にラップを有する第4設
定手段を設け、上記第2所定開度ラインより高負荷側で
コールドEGRを行ない、上記第1所定開度ラインより
低負荷側でホットEGRを行なう請求項5記載の過給機
付エンジンの排気還流装置。 - 【請求項8】単一の気筒に対して設けられたプライマリ
吸気ポートおよびセカンダリ吸気ポートと、上記セカン
ダリ吸気ポートに設けられた筒内流動強化用のシャッタ
弁と、吸気を過給する過給機と、エンジンの運転状態を
検出する転状態検出手段と、上記運転状態検出手段の出
力に基づいて低負荷側では少なくともエンジンに供給さ
れる空燃比がリーン空燃比となるように空燃比を制御す
る空燃比制御手段と、上記運転状態検出手段の出力に基
づいて低負荷側では上記シャッタ弁を閉成する一方、高
負荷側では上記シャッタ弁を開成する第1の制御手段と
を備えた過給機付エンジンの排気還流装置であって、コ
ールドEGRとホットEGRとの切換用のλ≧1の設定
空燃比ラインをもった第5設定手段を設け、上記設定空
燃比ラインよりリッチ空燃比側で相対的に低温のEGR
ガスが還流されるコールドEGRを行なう一方、上記設
定空燃比ラインよりリーン空燃比側で相対的に高温のE
GRガスが還流されるホットEGRを行なう第2の制御
手段を備えた過給機付エンジンの排気還流装置。 - 【請求項9】コールドEGRとホットEGRとの切換用
のλ>1の所定リーン側空燃比ラインをもった第6設定
手段を設け、上記所定リーン側空燃比ラインよりリッチ
空燃比側でコールドEGRを行なう一方、上記設定リー
ン側空燃比ラインよりリーン空燃比側でホットEGRを
行なう請求項8記載の過給機付エンジンの排気還流装
置。 - 【請求項10】理論空燃比以下の領域にコールドEGR
とホットEGRとの切換用のリッチ側の第1所定空燃比
ラインとリーン側の第2所定空燃比ラインをもち、両ラ
イン間にラップ部を有する第7設定手段を設け、上記第
2所定空燃比ラインよりリッチ空燃比側でコールドEG
Rを行なう一方、上記第1所定空燃比ラインよりリーン
空燃比側でホットEGRを行なう請求項8記載の過給機
付エンジンの排気還流装置。 - 【請求項11】上記コールドEGRは触媒コンバータ下
流の比較的低温のEGRガスを還流する外部EGR手段
に設定し、上記ホットEGRは排気ポート近傍の比較的
高温のEGRガスを還流する外部EGR手段に設定した
請求項1もしくは8記載の過給機付エンジンの排気還流
装置。 - 【請求項12】上記ホットEGRは吸排気弁オーバーラ
ップにより内部残留ガスを吸気側へ還流する内部EGR
に設定し、上記コールドEGRは排気系の比較的低温の
EGRガスを還流する外部EGRに設定した請求項1も
しくは8記載の過給機付エンジンの排気還流装置。
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|---|---|---|---|
| JP04053594A JP3531201B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | 過給機付エンジンの排気還流装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04053594A JP3531201B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | 過給機付エンジンの排気還流装置 |
Publications (2)
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|---|---|
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