JPH07224782A - 多段うず巻きポンプ - Google Patents

多段うず巻きポンプ

Info

Publication number
JPH07224782A
JPH07224782A JP1850594A JP1850594A JPH07224782A JP H07224782 A JPH07224782 A JP H07224782A JP 1850594 A JP1850594 A JP 1850594A JP 1850594 A JP1850594 A JP 1850594A JP H07224782 A JPH07224782 A JP H07224782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
pump
suction
intermediate casing
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1850594A
Other languages
English (en)
Inventor
Satomi Nakajima
里実 中島
Satoru Shinpo
悟 新保
Toshiya Nakamura
敏也 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamoto Pump Mfg Co Ltd filed Critical Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority to JP1850594A priority Critical patent/JPH07224782A/ja
Publication of JPH07224782A publication Critical patent/JPH07224782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】軽量化が可能になるとともに強度が強く、段数
変更に対して容易に対応できる多段うず巻きポンプを提
供する。 【構成】ポンプのケーシングを、吸込ケーシング6と中
間ケーシング7およびケーシングカバー8とで形成し、
吸込ケーシングは吸込口61および脚部64を有する金
属鋳造製とし、中間ケーシング7は筒形をなす鋼板製と
し、ケーシングカバー8は駆動軸20を導入する導入孔
81を設けた金属鋳造製とし、これら吸込ケーシングと
中間ケーシングおよびケーシングカバーをボルト95に
より締結し、上記中間ケーシングを支え部材100によ
り支えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段うず巻きポンプに
おけるポンプケーシングの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多段うず巻きポンプは、ポンプ
の外郭を形成するポンプケーシングの内部に、軸方向沿
って複数の羽根車を収容してあり、これら羽根車をケー
シングカバーより導入した駆動軸よって回転するように
なっている。
【0003】従来のポンプケーシングは、吸込口を形成
した吸込ケーシングと、この背面開口部に連結されてこ
の開口部を閉塞するケーシングカバーとで構成されてい
た。しかしながら、ポンプケーシングを吸込ケーシング
とケーシングカバーとの2つの部品で構成すると、羽根
車の使用数を変更して段数を変えたい場合は、吸込ケー
シングを異なる長さの他の吸込ケーシングと交換する必
要がある。このため、吸込ケーシングは段数毎に種類を
必要とし、種類が増し、品種の管理が大変になる。特
に、吸込ケーシングは、形状が複雑であるから種類を多
くするとコストが高くなる欠点がある。
【0004】このような不具合を解消するため、ポンプ
ケーシングを、吸込ケーシングと、ケーシングカバー
と、これらの間に連結される中間ケーシングとの3分割
構造にすることが考えられる。このようにすると、段数
を変更する場合は中間ケーシングを長さの異なる他の中
間ケーシングと交換するようにすれば、吸込ケーシング
およびケーシングカバーを共通化することができる。
【0005】この場合は、中間ケーシングの種類を段数
毎に準備する必要があるが、中間ケーシングの形状はほ
ぼ円筒形にすることができるから、製造が容易であり、
安価に製造できることが期待できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般にポン
プケーシングを製造する場合、これら部品を全部鋳物で
作る場合と、鋼板によるプレス成形する場合とが考えら
れる。しかしながら、3分割部品を全て鋳物で作ると、
生産性が悪いとともに、重量が増す不具合がある。特
に、上記したように中間ケーシングを別体に構成した場
合は、中間ケーシングの重量が増し、ポンプ全体の重量
増加を招き、しかも材料費が高くなる。
【0007】これに対し、3分割部品を全て鋼板によっ
てプレス成形すると、機械的強度が不足する心配があ
る。特に、吸込ケーシングおよびケーシングカバーは、
皿形の形状にしなければならないからこれをプレス成形
すると、プレス金型が複雑になり、金型費用高くなって
コスト増を招く。また、ポンプの荷重を支える脚部や、
吸込口および吐出口などを熔接により接合しなければな
らず、製作工数が多くなり、生産性が低い不具合がある
とともに、技術的に困難な場合が多い。
【0008】さらに、中間ケーシングには吐出口を形成
することがあるが、このような構造の場合、中間ケーシ
ングに吐出配管の荷重が加わる。そして、段数が増加す
ると中間ケーシングの長さが増し、これを鋼板によって
プレス成形すると強度が不足し、変形が心配される。
【0009】本発明は上記の事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、軽量化が可能になると
ともに強度が高く、また生産性に優れてコスト安にな
り、しかも段数変更に対して容易に対応でき、中間ケー
シングの強度を補うことができる多段うず巻きポンプを
提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ポン
プの外郭をなすポンプケーシングの内部に、複数の羽根
車を軸方向に収容した多段うず巻きポンプにおいて、上
記ポンプケーシングは、吸込ケーシングと中間ケーシン
グおよびケーシングカバーとで形成し、上記吸込ケーシ
ングは金属鋳造により形成して吸込口を有するとともに
ポンプの荷重を支える脚部を備え、上記中間ケーシング
は鋼板により形成して筒形をなし、かつ側壁に吐出口を
形成し、上記ケーシングカバーは金属鋳造により形成し
て上記羽根車を駆動する駆動軸が導入される導入孔を設
けてあり、これら吸込ケーシングと中間ケーシングおよ
びケーシングカバーを、これらに挿通したボルトにより
締結し、上記中間ケーシングを、中間ケーシングと別体
の支え部材により支えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、支え部材はゴム系弾性
部材からなることを特徴とする。請求項3の発明は、ゴ
ム系弾性部材からなる支え部材は中間ケーシングの外径
に対して小さな径を有する接触面を備えていることを特
徴とする。。請求項4の発明は、ゴム系弾性部材からな
る支え部材は、中間ケーシングとの接触面に、軸方向に
沿う溝を形成してあることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、ポンプケーシングを
吸込ケーシングと中間ケーシングおよびケーシングカバ
ーの分割構造とし、中間ケーシングを鋼板によって筒形
に形成したので軽量化が実現できる。一方、吸込ケーシ
ングとケーシングカバーは金属の鋳造品としたから強度
が高く、鋼板製の中間ケーシングが強度的に劣るのをこ
れら鋳造製の吸込ケーシングとケーシングカバーで補う
ことができる。そして、吸込ケーシングにポンプの荷重
を支える脚部を一体に形成したから、強度の信頼性が高
くなるとともに、脚部を容易に製造することができる。
そして、これら吸込ケーシングと中間ケーシングおよび
ケーシングカバーはボルトで共締めしたから、組み立て
も容易になる。さらに、中間ケーシングの強度が低くな
る心配があるが、この中間ケーシングを別体の支え部材
で支えたので、中間ケーシングに加わる荷重を上記支え
部材で負担することができ、吐出配管の荷重が加わった
り、段数変更のために中間ケーシングを長く構成した場
合でも、中間ケーシングの変形を防止することができ
る。
【0013】請求項2の発明によれば、支え部材をゴム
系弾性部材により形成したから、軽量であり、広い面積
で密着するとともに、振動や衝撃を吸収する。請求項3
の発明によれば、ゴム系弾性部材からなる支え部材は中
間ケーシングの外径に対して小さな径を有する接触面を
備えているから、中間ケーシングが当接した場合に中間
ケーシングの外面に沿う形状に変形し、広い面積で接触
する。
【0014】請求項4の発明によれば、支え部材の中間
ケーシングとの接触面に、軸方向に沿う溝を形成したか
ら、支え部材を中間ケーシングの形状に沿って弾性変形
させ易い。
【0015】
【実施例】以下本発明について、図面に示す実施例にも
とづき説明する。図において1は取付台であり、この取
付台1にはポンプ2およびこれを駆動する電動機3が取
り付けられている。ポンプ2は多段うず巻きポンプであ
り、本実施例では2重ケーシング構造の3段うず巻きポ
ンプが使用されている。
【0016】上記多段うず巻きポンプ2は、本発明のポ
ンプケーシングに相当する外側ケーシング4と、この内
部に形成された内側ケーシング5とで2重構造をなして
いる。
【0017】外側ケーシング4は、図3に詳しく示すよ
うに、吸込ケーシング6と、中間ケーシング7およびケ
ーシングカバー8との3分割構造となっている。吸込ケ
ーシング6は金属により鋳造成形されたものであり、本
実施例の場合、防錆対策のためにステンレスにより鋳造
されている。この吸込ケーシング6は前面に、ポンプ2
の内部に通じる吸込口61を開口してあるとともに、後
端の開口縁には外周囲に段部62およびこれに続く嵌合
部63を形成してある。また、この吸込ケーシング6に
は、下端にポンプ2の荷重を支える脚部64を形成して
ある。この脚部64は図1に示すように、固定ボルト6
5によって前記取付台1に固定されるようになってい
る。上記吸込ケーシング6の上部壁には、呼び水口66
が孔開け加工により形成されており、この呼び水口66
は開閉栓67により開閉される。また、吸込ケーシング
6の前面壁の下部には、排水口68が孔開け加工により
形成されており、この排水口68は排水栓69(図2に
示す)により開閉される。
【0018】なお、この吸込ケーシング6の前面には、
上記吸込口61に連通する吸い込みフランジ90がボル
ト91…によって固定されている。この吸い込みフラン
ジ90には図示しない吸い込みパイプが連結されるよう
になっている。
【0019】中間ケーシング7は鋼板によりプレス成形
されたものであり、本実施例の場合、防錆対策のために
ステンレス板により形成されている。この中間ケーシン
グ7は全体にわたりほぼ筒形をなしており、その両端部
は拡開加工されている。これら拡開部71、72は、上
記吸込ケーシング6の段部62と嵌合部63および後で
説明するケーシングカバー8の段部82および嵌合部8
3に被さるようになっている。そして、この中間ケーシ
ング7の中間部の上面壁には、吐出口体73が溶接によ
って一体に取り付けられている。この吐出口体73は防
錆対策のためにステンレス鋼板により形成されており、
ポンプ2の内部に通じる吐出口74を有している。この
吐出口体73には吐出口フランジ92がボルト93…に
より連結されている。この吐出口フランジ92には図示
しない吐出パイプが連結されるようになっている。
【0020】ケーシングカバー8は金属により鋳造成形
されたものであり、本実施例の場合、防錆対策のために
ステンレスにより鋳造されている。このケーシングカバ
ー8は背面に、駆動軸を導入する導入孔81を開口して
あるとともに、前端の開口縁には外周囲に段部82およ
びこれ続く嵌合部83を形成してある。
【0021】このような構造の吸込ケーシング6と、中
間ケーシング7およびケーシングカバー8は軸方向に突
き合わされ、これらに通しボルト95…を挿通し、これ
ら通しボルト95…を締結することによって相互に結合
されている。この場合、中間ケーシング7の両端部に形
成した拡開部71、72が、上記吸込ケーシング6の嵌
合部63およびケーシングカバー8の嵌合部83に被さ
るようになっている。そして、吸込ケーシング6の段部
62およびケーシングカバー8の段部82にはそれぞれ
シールリング97、98が嵌め込まれており、これらシ
ールリング97、98は上記段部62、82と上記中間
ケーシング7の拡開部71、72との間で挾持されるよ
うになっている。このため、これら吸込ケーシング6
と、中間ケーシング7およびケーシングカバー8は液密
を保って連結されている。上記シールリング97、98
は、一般に良く用いられているOリングであっても可能
であるが、図4に示す通り、断面が偏平形をなしたEP
DMのような耐熱ゴム製のリング状のものを用いてい
る。
【0022】このように構成された外側ケーシング4内
には、内側ケーシング5が収容されている。内側ケーシ
ング5は、1段目ガイドベーン11、2段目ガイドベー
ン12および3段目ガイドベーン13を、連結ボルト1
4…により軸方向に連結して構成されており、後段の3
段目ガイドベーン13は固定ボルト15によって上記ケ
ーシングカバー8に固定されている。
【0023】これらガイドベーン11〜13内には羽根
車16、17および18が回転自在に収容されており、
これら羽根車16〜18は1本の駆動軸20に、軸方向
に沿って固定されている。
【0024】駆動軸20は、ケーシングカバー8の中心
部に形成された導入孔81を貫通してポンプ2の後方に
導かれている。なお、3段目の羽根車18とケーシング
カバー8との間には、駆動軸20を囲んでメカニカルシ
ール21が設けられており、このメカニカルシール21
は導入孔81を閉塞している。
【0025】ポンプ2の外に導出された駆動軸20は、
前記電動機3に連結されている。電動機3は支えボルト
29により上記取付台1の上に載置されている。この電
動機3と上記ポンプ2のケーシングカバー8は、ブラケ
ット23により連結されている。ブラケット23は上記
ポンプ2から導出されている駆動軸20の回りを包囲し
ており、一端がボルト24…により電動機のモータケー
スに連結されているとともに、他端は他のボルト25…
によりケーシングカバー8の背面に連結されている。な
お、ブラケット23は上記ポンプ2および電動機3を支
えるための支持脚26が一体に鋳造成形されており、こ
の支持脚26は固定ボルト27によって前記取付台1に
固定されている。
【0026】駆動軸20には水切板22が取り付けられ
ており、万が一、メカニカルシール21が劣化して導入
孔81から水が漏れた場合に、駆動軸20を伝わって電
動機3に流れる水を遮断し、遠心力で降り飛ばすように
なっている。
【0027】さらに、前記外側ケーシング4の分割構造
にされた中間ケーシング7は、軸方向のほぼ中間部が支
え部材100により支承されている。支え部材100
は、図5および図6に示すように、硬質ゴム、合成ゴム
などのようなゴム系弾性体からなり、ほぼ台形をなして
いる。この支え部材100は下部に形成した固定片10
1、101をボルト102、102によって取付台1に
固定されており、上面103で中間ケーシング7の下面
を支えるようになっている。この支え部材100の上面
103は、図6に示す通り、円弧面をなしている。この
支え部材100が弾性変形しない自由状態で上記円弧面
の曲率半径R1 は、中間ケーシング7外面の曲率半径R
2 に比べて、若干小さく(R1 <R2 )形成されてい
る。そして、支え部材100の円弧面103が中間ケー
シング7によって押された場合、支え部材100の円弧
面103は中間ケーシング7の外面の形に沿って変形
し、これらの当接面が広い面積で密着するようになって
いる。このような弾性変形を促すために、支え部材10
0の円弧面103には、中間ケーシング7の軸方向に沿
って、1本または複数本の凹溝104が形成されてい
る。この凹溝104により、上記支え部材100の円弧
面103は中間ケーシング7の外面の形に沿って変形し
易いようになっている。
【0028】このような構成の多段うず巻きポンプにお
いては、電動機3の回転が駆動軸20を通じて複数の羽
根車16〜18に伝えられ、これら羽根車16〜18が
回転する。このため、ポンプ2内では吸込口61から水
を吸い込み、この水を各羽根車16〜18とガイドベー
ン11〜13とで順次加圧し、このように加圧した水を
吐出口74より吐出する。
【0029】上記実施例の外側ケーシング4は、図3に
示すように、吸込ケーシング6と中間ケーシング7およ
びケーシングカバー8とで構成したから、羽根車の使用
数を変更して段数を変えたい場合は、中間ケーシング7
を異なる長さの中間ケーシング7と交換すればよい。こ
のようにすれば、吸込ケーシング6とケーシングカバー
8を共用することができる。
【0030】そして、中間ケーシング7は鋼板によって
筒形に形成したので軽量化を実現することができ、ポン
プ2全体の軽量化に有効となる。そして、形状をほぼ筒
形にしたので、形状が単純になり、プレス加工が容易と
なる。
【0031】一方、吸込ケーシング6とケーシングカバ
ー8を金属の鋳造品にすれば肉厚を大きくして強度を高
くすることができ、比較的肉厚が薄くて機械的強度に劣
る中間ケーシング7の強度を補うことができる。また、
鋳造製の吸込ケーシング6とケーシングカバー8であれ
ば、強度が高いことから、これらでポンプ2の荷重を負
担することができる。よって、本実施例の場合は、吸込
ケーシング6に脚部64を形成してポンプ2の荷重を支
えることができる。この場合、吸込ケーシング6に脚部
64を一体に鋳造することができ、例えば、中間ケーシ
ング7に支持脚を設けようとする場合は溶接の必要があ
るのに比べて脚部64の製造が容易である。
【0032】また、ケーシングカバー8は、ブラケット
23に設けた脚部26を介してポンプ2の荷重を支えて
おり、この場合も鋳造製のケーシングカバー8が間接的
にポンプ2を支持することになる。なお、ケーシングカ
バー8にブラケット23の脚部26と同様な脚部を、図
3の想像線で示すように形成してもよい。
【0033】さらに、吸込ケーシング6を鋳造製品とし
たから、この吸込ケーシング6に上記脚部64ばかりで
なく、呼び水口66や排水口68を開口しても強度の大
幅な低下を生じない。仮に、呼び水口66や排水口68
を、鋼板製の中間ケーシング7に設けようとすると、強
度の低下が心配されるとともに、別部材のパイプ形の部
材を溶接しなければならないから製造が面倒である。こ
れに対し、鋳造製の吸込ケーシング6に呼び水口66や
排水口68を形成する場合は、単に孔開け加工だけでよ
い。
【0034】そして、呼び水口66や排水口68を鋳造
製の吸込ケーシング6に形成したことが、逆に中間ケー
シング7の形状を単純な筒形にすることができ、このこ
とが中間ケーシング7をプレス加工できることに有効と
なる。
【0035】上記実施例の吸込ケーシング6およびケー
シングカバー8は、それぞれ皿形の形状をなしているか
ら、鋳造製造する時に中子が不要であり、型費用が安価
になる。また、これら吸込ケーシング6と、中間ケーシ
ング7およびケーシングカバー8は通しボルト95…で
共締めしたから、組み立てが容易である。
【0036】さらに、中間ケーシング7の両端に拡径部
71、72を形成したから、単純な筒形をなす鋼板製の
中間ケーシング7の強度が高くなる。そして、これら拡
径部71、72を、吸込ケーシング6の嵌合部63およ
びケーシングカバー8の嵌合部83に被せて嵌め合わせ
たので、吸込ケーシング6と、中間ケーシング7および
ケーシングカバー8の位置合わせが容易になり、しかも
これら拡径部71、72と、吸込ケーシング6の段部6
2およびケーシングカバー8の段部82との間でシール
リング97、98を挾持したので、簡単な構造でシール
リング97、98を押さえ付けて確実なシールを可能に
する。
【0037】さらにまた、中間ケーシング7をステンレ
ス板により形成するとともに、吸込ケーシング6および
ケーシングカバー8をそれぞれステンレス鋳造品にした
から、錆の発生を防止することができ、寿命が長くな
る。このため、赤水対策に有効である。
【0038】なお、防錆対策として、従来、ポンプケー
シングを樹脂で作る手段が知られているが、耐圧強度が
低く、耐熱性の信頼性に劣る欠点がある。また、鋳造製
のポンプケーシングに樹脂コーテイング処理をして防錆
構造とする手段も知られているが、製造手間がかかり、
高価であるとともに、樹脂コーテイングが温度に弱いの
で、高温の液体には適さない欠点がある。これに対し、
上記実施例の構造であれば、上記従来の不具合を解消で
きる。
【0039】上記のように構成された外側ケーシング4
においては、中間ケーシング7が鋼板によるプレス加工
製品となっているから軽量になるが、強度が低い傾向に
あり、吐出口体73に連結された吐出口フランジ92
に、図示しない吐出パイプが連結された場合、吐出パイ
プの配管荷重が中間ケーシング7に加わる。このため、
中間ケーシング7の撓み変形が心配される。これに対
し、上記実施例では、中間ケーシング7の軸方向のほぼ
中間部を支え部材100により支えたので、配管荷重を
支え部材100で負担することができ、中間ケーシング
7の変形を防止することができる。特に、段数が多くな
って中間ケーシング7の軸方向長さが大きい場合には支
え部材100により支持すると有効である。
【0040】この場合、支え部材100は中間ケーシン
グ7と別体構造であるから、中間ケーシング7のプレス
加工に支障とならない。そして、支え部材100は、硬
質ゴム、合成ゴムなどのようなゴム系弾性体により形成
されているから、中間ケーシング7の下面が当接した場
合に上面の円弧面103が密着して広い面積で接触す
る。したがって、荷重を分散して受けるようになり、か
つ、衝撃や振動を吸収するから、中間ケーシング7の変
形や損傷を防止することができる。
【0041】また、支え部材100の円弧面103に
は、中間ケーシング7の軸方向に沿って、1本または複
数本の凹溝104を形成したから、この凹溝104が上
記支え部材100の円弧面103を中間ケーシング7の
外面の形に沿って変形し易くし、このため接触面積を広
くすることができる。
【0042】なお、本発明は上記実施例に制約されるも
のではなく、その要旨とするところの範囲内で種々の変
更ないし応用が可能である。例えば、上記実施例の場
合、ポンプ2は外側ケーシング4と内側ケーシング5と
で2重ケーシングを構成した例を説明したが、ポンプは
2重構造には限らず1重構造であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
ンプケーシングを吸込ケーシングと中間ケーシングおよ
びケーシングカバーとの分割構造にしたから、段数変更
に対して中間ケーシングを交換することにより、容易に
対処することができる。しかも、中間ケーシングは鋼板
により筒形に形成したので軽量化を実現することがで
き、一方、吸込ケーシングとケーシングカバーは金属の
鋳造品としたから強度が強く、上記鋼板製の中間ケーシ
ングが強度的に劣る心配があるのをこれら鋳造製の吸込
ケーシングとケーシングカバーで補うことができ、ポン
プ全体の強度の低下を防止することができる。さらに吸
込ケーシングにポンプの荷重を支える脚部を一体に形成
したから、強度の信頼性が高いとともに、脚部を容易に
製造することができる。また、これら吸込ケーシングと
中間ケーシングおよびケーシングカバーはボルトで共締
めしたから、組み立ても容易になる。さらにまた、上記
の構成の場合、中間ケーシングの強度が低くなる心配が
あるが、この中間ケーシングを別体の支え部材で支えた
ので、中間ケーシングに加わる荷重を上記支え部材で負
担することができ、吐出配管の荷重が加わったり、段数
変更のために中間ケーシングを長く構成した場合でも、
中間ケーシングの変形を防止することができる、等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多段うず巻きポンプの
一部断面した側面図。
【図2】同実施例の吸込口側から見た正面図。
【図3】同実施例における外側ケーシングを分解して示
す断面図。
【図4】同実施例の吸込ケーシングと中間ケーシングの
連結部を拡大した断面図。
【図5】同実施例の支え部材の平面図。
【図6】同実施例の支え部材の正面図。
【符号の説明】
1…取付台 2…ポンプ 3…電動機 4…外側ケーシング 5…内側ケーシング 6…吸込ケーシグ 7…中間ケーシング 8…ケーシングカバー 11〜13…ガイドベーン 16〜18…羽根車 20…駆動軸 23…ブラケット 61…吸込口 62、82…段部 63、83…嵌合部 64…脚部 66…呼び水口 68…排水口 71、72…拡開部 81…導入孔 95…通しボルト 97、98…シールリング 100…支え部材 101…固定片 103…円弧面 104…凹溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプの外郭をなすポンプケーシングの
    内部に、複数の羽根車を軸方向に収容した多段うず巻き
    ポンプにおいて、 上記ポンプケーシングは、吸込ケーシングと中間ケーシ
    ングおよびケーシングカバーとで形成し、 上記吸込ケーシングは金属鋳造により形成して吸込口を
    有するとともにポンプの荷重を支える脚部を備え、 上記中間ケーシングは鋼板により形成して筒形をなし、
    かつ側壁に吐出口を形成し、 上記ケーシングカバーは金属鋳造により形成して上記羽
    根車を駆動する駆動軸が導入される導入孔を設けてあ
    り、 これら吸込ケーシングと中間ケーシングおよびケーシン
    グカバーを、これらに挿通したボルトにより締結し、 上記中間ケーシングを、この中間ケーシングと別体の支
    え部材により支えたことを特徴とする多段うず巻きポン
    プ。
  2. 【請求項2】 上記支え部材は、ゴム系弾性部材からな
    ることを特徴とする請求項1に記載の多段うず巻きポン
    プ。
  3. 【請求項3】 上記ゴム系弾性部材からなる支え部材
    は、中間ケーシングの外径に対して小さな径を有する接
    触面を備えていることを特徴とする請求項2に記載の多
    段うず巻きポンプ。
  4. 【請求項4】 上記ゴム系弾性部材からなる支え部材
    は、中間ケーシングとの接触面に、軸方向に沿う溝を形
    成してあることを特徴とする請求項3に記載の多段うず
    巻きポンプ。
JP1850594A 1994-02-15 1994-02-15 多段うず巻きポンプ Pending JPH07224782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1850594A JPH07224782A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 多段うず巻きポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1850594A JPH07224782A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 多段うず巻きポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07224782A true JPH07224782A (ja) 1995-08-22

Family

ID=11973488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1850594A Pending JPH07224782A (ja) 1994-02-15 1994-02-15 多段うず巻きポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07224782A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029241A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Ebara Corp 遠心式ポンプ
JP2006105102A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Saginomiya Seisakusho Inc ポンプユニットおよび空気調和装置
JP2006183535A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Saginomiya Seisakusho Inc 立軸形遠心ポンプおよびこれを用いた空気調和装置
JP2011027066A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd ポンプ及びポンプ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029241A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Ebara Corp 遠心式ポンプ
JP2006105102A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Saginomiya Seisakusho Inc ポンプユニットおよび空気調和装置
JP2006183535A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Saginomiya Seisakusho Inc 立軸形遠心ポンプおよびこれを用いた空気調和装置
JP2011027066A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd ポンプ及びポンプ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5310310A (en) Pump casing made of sheet metal
EP0566087B1 (en) Pump casing made of sheet metal
KR100402063B1 (ko) 개선된유로를구비한펌프
US5478215A (en) Full-circumferential flow pump
US5567133A (en) Canned motor and pump employing such canned motor
US5704761A (en) Full-circumferential flow pump
JP3182307B2 (ja) 全周流型ポンプ
JPH06280793A (ja) 鋼板製中間ケーシング及び該中間ケーシングを用いた多段ポンプ
US5648694A (en) Motor stator assembly and full-circumferential flow pump employing such motor stator assembly
US6439835B1 (en) Pump shell for multistage metal working pump
JP2809487B2 (ja) 遠心ポンプケーシング
EP0713976A1 (en) Full-circumferential flow pump
EP1469202B1 (en) Multistage pump
JPH07224782A (ja) 多段うず巻きポンプ
EP0648934B1 (en) Full-circumferential flow pump
US6267555B1 (en) Sheet metal casing for multistage pump and method for manufacturing the same
JPH07224781A (ja) 多段うず巻きポンプ
JP3589775B2 (ja) 多段ポンプ
JP2984165B2 (ja) 全周流型ポンプ
JP3947345B2 (ja) 多段ポンプ
JP2002021766A (ja) ポンプ組立体
JPH06229392A (ja) 全周流型インラインポンプ
JP2863756B2 (ja) 板金製ポンプケーシング
JPH0610890A (ja) 板金製ポンプケーシング及び該ポンプケーシングを備えた全周流型ポンプ
JPH0688599A (ja) 板金製ポンプケーシング