JPH0722522U - 静止器 - Google Patents
静止器Info
- Publication number
- JPH0722522U JPH0722522U JP056088U JP5608893U JPH0722522U JP H0722522 U JPH0722522 U JP H0722522U JP 056088 U JP056088 U JP 056088U JP 5608893 U JP5608893 U JP 5608893U JP H0722522 U JPH0722522 U JP H0722522U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- iron core
- transformer
- heat conducting
- primary
- Prior art date
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- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄心と巻線との間の隙間がたとえ大きくて
も、巻線の温度が必要以上に高くならないようにする。 【構成】 1次巻線20、2次巻線30と鉄心10との
間にできた隙間に熱伝導性が良好な熱伝導部材40、5
0を夫々挿入する。すると、1次巻線20、2次巻線3
0巻線から発する熱が熱伝導部材40、50を介して鉄
心10に上手く伝わる。その結果、巻線の温度が必要以
上に高くならない。
も、巻線の温度が必要以上に高くならないようにする。 【構成】 1次巻線20、2次巻線30と鉄心10との
間にできた隙間に熱伝導性が良好な熱伝導部材40、5
0を夫々挿入する。すると、1次巻線20、2次巻線3
0巻線から発する熱が熱伝導部材40、50を介して鉄
心10に上手く伝わる。その結果、巻線の温度が必要以
上に高くならない。
Description
【0001】
本考案は鉄心に巻線を巻いた構造である変圧器、変流器、リアクトルその他の 静止器に関する。
【0002】
この種の静止器を製造する当たっては、ケイ素鋼板を積み重ねて鉄心を作った 上で、その鉄心に巻線を巻くという煩わしい作業を必要とする。よって、静止器 のメーカーにしてみれば、如何に生産性を向上させるかということが最大の課題 といえる。
【0003】 例えば、鉄心と巻線とを別工程で作り、鉄心の一部に巻線を挿入して、最終的 に静止器を組み立てるというのも生産性を向上させる一つの手法と言える。
【0004】 もっとも、このような手法を採る場合、鉄心と巻線との間の隙間が大きくなる ということが避けられない。隙間が大きいと、巻線から発する熱が鉄心に上手く 伝わらず、その結果、巻線の温度が高くなる。巻線の温度が高くなることも問題 であるので、従来、巻線コイルの径を大きくし、巻線の発熱自体を低く抑えるこ とによりこの問題に対処してきた。
【0005】
しかしながら、巻線コイルの径を大きくすれば、これに伴って静止器の全体が 大型化し、コストアップに繋がるという別の問題が生じる。特に、大電流を取り 扱う静止器であれば、巻線コイルの径が本来的に大きいのであるから、上記した 問題は更に助長される。
【0006】 本考案は上記した背景の下で創作されたもので、その目的とするところは、鉄 心と巻線との間の隙間がたとえ大きくても、巻線の温度が必要以上に高くならな いように改良した静止器を提供することにある。
【0007】
本考案に係る静止器は、巻線と鉄心との間に熱伝導性が良好な熱伝導部材を設 けたことを特徴としている。
【0008】
巻線と鉄心との間に熱伝導性が良好な熱伝導部材を設けることにより、巻線か ら発する熱が熱伝導部材を介して鉄心に上手く伝わる。その結果、巻線の温度が 必要以上に高くなることがない。
【0009】
以下、本考案をトランスを例に掲げて説明する。図1はトランスの正面図、図 2はトランスの図1中A方向の断面図、図3は図1中B方向の一部省略断面図で ある。
【0010】 ここで例をかかげて説明するトランスは図1に示すように外鉄型であって、鉄 心10の内側に1次巻線20(高圧側)、2次巻線30(低圧側)が夫々巻かれ た基本構造となっている。
【0011】 鉄心10は所定枚数重ね合わせたE型鉄心11とI型鉄心12とを溶接により 互いに付け合わせた構造となっている。図2に示すようにE型鉄心11の中央部 111に1次巻線20及び2次巻線30が巻き付けられる形となっている。
【0012】 1次巻線20は巻線コイル21を所定回数だけ巻くことで全体としてリング状 となっており(図3参照)、その外周面には絶縁紙22が巻かれている。一方、 2次巻線30についても1次巻線20と全く同様である。ただ異なるのは、1次 側の巻線コイル21と2次側の巻線コイル31の径の大きさとターン数のみであ る(図2参照)。
【0013】 なお、1次巻線20と2次巻線30との間にもリング状に切った絶縁紙60が 設けられている。
【0014】 1次側の巻線コイル21と2次側の巻線コイル311の各外周面に巻かれた絶 縁紙21、31と鉄心10(E型鉄心11)の内面との間には各々隙間が存在す るが、これらの隙間に熱伝導部材50、40を夫々挿入してこれらの隙間を埋め るようにしている。
【0015】 熱伝導部材50、40は熱伝導性が良好な素材のものを上記隙間を埋めるに適 した形状に加工した部材である。例えば、アルミ板又はシリコン樹脂系のもの等 を使用している。
【0016】 以上のような構成されたトランスを製造する過程について説明する。まず、E 型のケイ素鋼板を所定枚数重ね合わせ、溶接等により仮止めしてE型鉄心11を 作成する。I型鉄心12についても上記と同様にして作成する。
【0017】 これとは別に巻線コイル21をリング状に所定回数だけ巻き、絶縁テープ等で 仮止めして1次巻線20を作成する。2次巻線30についても上記と同様にして 作成する。
【0018】 次に、E型鉄心11の中央部111に2次巻線30、絶縁紙60、1次巻線2 0を夫々挿入する。その後、E型鉄心11に対してI型鉄心12を溶接等により 付け合わせる。これで鉄心10については組立完了となる。
【0019】 この状態では、1次巻線20、2次巻線30の各外周面と鉄心10の内面との 間には各々隙間が存在する。もし、この隙間がある程度なければ、1次巻線20 や2次巻線30をE型鉄心11に挿入するという作業が難しくなる。
【0020】 上記した隙間に熱伝導部材40、50を図3中に示すC方向から挿入する。す ると、上記した隙間が熱伝導部材50、40により埋められる。その後は、トラ ンスの全体に対してワニスを塗布し、必要な配線等の作業が終了すると、これで トランスの製造工程が終了する。
【0021】 よって、本実施例のトランスによる場合、1次巻線20や2次巻線30から発 する熱が熱伝導部材40、50を介して鉄心10に効率良く伝わり、その結果、 1次巻線20や2次巻線30の温度が必要以上に高くならない。実験によると、 熱伝導部材40、50がないトランスによる場合と比較すると、1次巻線20や 2次巻線30の温度が約20℃低下することが確かめられた。
【0022】 従って、従来とは異なり、1次巻線20や2次巻線30の温度を下げる目的で 、巻線コイル21、31の径を大きくするということが必要でなくなる。大きな 径の巻線コイル21、31を用いる必要がないことから、これに伴ってトランス 全体を小型化することも可能となる。特に、1次側の巻線コイル21の径は元来 大きいことから、トランスの全体を可なり小型化することができた。勿論、これ に伴うコストダウンも大いに期待できる。
【0023】 なお、本実施例では、1次巻線20、2次巻線30と鉄心10との間に夫々出 来た隙間に熱伝導部材40、50を挿入するという形態を採ったが、必ずしもこ れに限定されず、例えば、1次巻線20等の外面に熱伝導部材を被うような形態 を採っても良い。この形態による場合でも同様の作用効果が得られる。ただ、熱 伝導部材40、50とは異なり、絶縁性能をもった軟らかい素材のものを選択す る。
【0024】 また、熱伝導部材40、50を1次巻線20、2次巻線30の内周面とE型鉄 心11の外周面との間に設けるような形態を採っても構わない。外鉄型のトラン スを例に掲げて説明したが、内鉄型のトランスであっても同様に適用可能である 。
【0025】 更に、本考案はトランスだけの適用に止まらず、鉄心に巻線を巻いた構造であ る限り、変流器、リアクトルその他の静止器にも適用可能である。
【0026】
以上、本考案に係る静止器による場合、巻線から発する熱が熱伝導部材を介し て鉄心に上手く伝わるような構成となっているので、鉄心と巻線との間の隙間が たとえ大きくとも、巻線の温度が必要以上に高くなることがない。よって、従来 とは異なり、巻線コイルの径を大きくするということが必要でなく、静止器の小 型化を推進する上でメリットがある。しかも熱伝導部材を新たに設けるというだ けで良いので、コストダウンを推進する上でもメリットがある。特に、大電流を 取り扱う静止器の場合、巻線コイルの径が本来的に大きいのであるから、大きな メリットを期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】以下、本考案の一実施例を説明するための図で
あって、トランスの正面図である。
あって、トランスの正面図である。
【図2】同じくトランスの図1中A方向の断面図であ
る。
る。
【図3】同じくトランスの図1中B方向の一部省略断面
図である。
図である。
10 鉄心 20 1次巻線 30 2次巻線 40、50 熱伝導部材
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄心に巻線を巻いた構造である変圧器、
変流器、リアクトルその他の静止器において、巻線と鉄
心との間に熱伝導性が良好な熱伝導部材を設けたことを
特徴とする静止器。 - 【請求項2】 請求項1の熱伝導部材は巻線と鉄心との
間に出来た隙間に挿入してあることを特徴とする請求項
1記載の静止器。 - 【請求項3】 請求項1の熱伝導部材は請求項1の巻線
の外面を被うようにしてあることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の静止器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP056088U JPH0722522U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 静止器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP056088U JPH0722522U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 静止器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722522U true JPH0722522U (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=13017347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP056088U Pending JPH0722522U (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 静止器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722522U (ja) |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP056088U patent/JPH0722522U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |