JPH07225260A - 検査機能付半導体装置 - Google Patents
検査機能付半導体装置Info
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- JPH07225260A JPH07225260A JP6037802A JP3780294A JPH07225260A JP H07225260 A JPH07225260 A JP H07225260A JP 6037802 A JP6037802 A JP 6037802A JP 3780294 A JP3780294 A JP 3780294A JP H07225260 A JPH07225260 A JP H07225260A
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Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】効率のよい半導体装置の検査を実施できる検査
機能付半導体装置を提供すること。 【構成】被検査回路の出力データを検査データ発生手段
の入力とし、非周期な関数変換を実施すると、検査デー
タは疑似ランダムなパターンになる。この疑似ランダム
データを被検査回路にフィードバックしてセルフテスト
を継続し、予め全検査終了することが分かっている回数
実施し、異常がないか調べる。非周期解を持つ関数は簡
単な様々な配線のつなぎ替え等で実現でき、検査用デー
タパターンを予め用意しておく必要がなく、従来方式と
比較して、検査時間が約25%短縮され、テスト用付加
回路をトランジスタ数で約60%減少させることができ
た。以上のように本発明の構成による半導体装置の自己
検査は、テストが難しい大規模理論回路などの半導体装
置に適している検査である。
機能付半導体装置を提供すること。 【構成】被検査回路の出力データを検査データ発生手段
の入力とし、非周期な関数変換を実施すると、検査デー
タは疑似ランダムなパターンになる。この疑似ランダム
データを被検査回路にフィードバックしてセルフテスト
を継続し、予め全検査終了することが分かっている回数
実施し、異常がないか調べる。非周期解を持つ関数は簡
単な様々な配線のつなぎ替え等で実現でき、検査用デー
タパターンを予め用意しておく必要がなく、従来方式と
比較して、検査時間が約25%短縮され、テスト用付加
回路をトランジスタ数で約60%減少させることができ
た。以上のように本発明の構成による半導体装置の自己
検査は、テストが難しい大規模理論回路などの半導体装
置に適している検査である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模集積回路などの
半導体装置自身を自己検査(セルフテスト)する機能を
有する検査機能付半導体装置に関し、特に、半導体装置
自身内部に検査機能を備えて自己検査を実行する、もし
くは半導体装置の周辺に検査回路本体を接続して検査す
る機能を備える検査機能付半導体装置に関する。
半導体装置自身を自己検査(セルフテスト)する機能を
有する検査機能付半導体装置に関し、特に、半導体装置
自身内部に検査機能を備えて自己検査を実行する、もし
くは半導体装置の周辺に検査回路本体を接続して検査す
る機能を備える検査機能付半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、VLSIなど半導体装置は大規模化、
高密度化が進み、機能が充実して高機能なものが実現し
ているが、反面、回路が複雑化し、製造工程において、
製造した半導体装置を正常と判定する検査の量が膨大に
なり、かなりの時間と手間がかかるようになってきた。
例えば、二進32ビット出力の乗算器は16ビット×2入
力、32ビット出力の組み合わせ論理回路であり、AND ゲ
ート、ORゲート、インバータ(NOTゲート) 、バッファ、
スイッチ等、総ゲート数およそ6500の機能LSI である
が、このような乗算器の検査はサンプルデータを入力す
る機能検査では検査をしたことにならず、全データチェ
ックを実施しなければならない。この場合、データ総数
は232個にもなるため、50MHz で一つのデータを実行し
たとしても検査時間が約85.9秒かかり、またこれだけの
データを予め保持しておくことは不経済で現実的ではな
い。そのためこの種の問題を解決するために特開昭60-6
8824号公報等を始め様々な構成で、チップ内にテスト回
路を組み込みセルフテストする方法(Built In Self Te
st, BIST) と呼ばれる、いわゆる自己検査(セルフテス
ト)方式の半導体装置が提案され、80年代後半より各社
で実施されている。その基本的な考え方は機能検査では
なく回路検査、即ち回路パターンの異常を検出するため
の検査データを与えるものである。これらは検査すべき
半導体装置に対して、入力データの組合せを検査データ
パターンとして与えておき、検査して得られた結果を正
常な結果と比較して装置の合否を判定するものである
が、しかし、テスト用付加回路がチップ面積の5〜10%
を占め、さらにテスト時間増大という問題により、チッ
プコスト高の原因となっている。
高密度化が進み、機能が充実して高機能なものが実現し
ているが、反面、回路が複雑化し、製造工程において、
製造した半導体装置を正常と判定する検査の量が膨大に
なり、かなりの時間と手間がかかるようになってきた。
例えば、二進32ビット出力の乗算器は16ビット×2入
力、32ビット出力の組み合わせ論理回路であり、AND ゲ
ート、ORゲート、インバータ(NOTゲート) 、バッファ、
スイッチ等、総ゲート数およそ6500の機能LSI である
が、このような乗算器の検査はサンプルデータを入力す
る機能検査では検査をしたことにならず、全データチェ
ックを実施しなければならない。この場合、データ総数
は232個にもなるため、50MHz で一つのデータを実行し
たとしても検査時間が約85.9秒かかり、またこれだけの
データを予め保持しておくことは不経済で現実的ではな
い。そのためこの種の問題を解決するために特開昭60-6
8824号公報等を始め様々な構成で、チップ内にテスト回
路を組み込みセルフテストする方法(Built In Self Te
st, BIST) と呼ばれる、いわゆる自己検査(セルフテス
ト)方式の半導体装置が提案され、80年代後半より各社
で実施されている。その基本的な考え方は機能検査では
なく回路検査、即ち回路パターンの異常を検出するため
の検査データを与えるものである。これらは検査すべき
半導体装置に対して、入力データの組合せを検査データ
パターンとして与えておき、検査して得られた結果を正
常な結果と比較して装置の合否を判定するものである
が、しかし、テスト用付加回路がチップ面積の5〜10%
を占め、さらにテスト時間増大という問題により、チッ
プコスト高の原因となっている。
【0003】そこで、半導体装置の検査データパターン
が疑似ランダムパターンであれば、回路検査に有効であ
る(樹下行三:VLSIのテスト容易化設計技術の研究動
向;情報処理、No.12,Vol.30,PP.1451〜1460(1989))こ
とが知られているため、検査データパターンとして疑似
ランダムパターンを発生させ、その疑似ランダムパター
ンを検査データとして用いることで検査を行うものも提
案されている。この場合、被検査回路からはテスト信号
(検査データ)に応じて一連の検査結果が各出力線を通
じて出力され、もし被検査回路中に故障が存在すれば、
検査結果も期待値とは異なった信号になるので判定回路
を用いて比較し正常・異常を判定する。大規模な論理組
み合わせ回路では、検査結果は数百kビットにもなり、
これらを逐次期待値と比較するため膨大なメモリが必要
となるので、検査結果は圧縮回路を用いて数ビットにま
で圧縮してから比較される。従来のセルフテストではチ
ップ内にテスト機構を組み込むため、テスト用付加回路
をいかにコンパクトに構成できるかが重要なポイントと
なっている。しかしそれでも検査データパターンを生成
するための疑似乱数発生回路および検査結果を圧縮・判
定する回路の双方を組み込む必要があり(例えば図2
5)、なおも検査用回路の占める面積が多大であり、検
査データ量が多く検査時間もかかるという点があり、こ
の問題を解決するにはなお不十分である。
が疑似ランダムパターンであれば、回路検査に有効であ
る(樹下行三:VLSIのテスト容易化設計技術の研究動
向;情報処理、No.12,Vol.30,PP.1451〜1460(1989))こ
とが知られているため、検査データパターンとして疑似
ランダムパターンを発生させ、その疑似ランダムパター
ンを検査データとして用いることで検査を行うものも提
案されている。この場合、被検査回路からはテスト信号
(検査データ)に応じて一連の検査結果が各出力線を通
じて出力され、もし被検査回路中に故障が存在すれば、
検査結果も期待値とは異なった信号になるので判定回路
を用いて比較し正常・異常を判定する。大規模な論理組
み合わせ回路では、検査結果は数百kビットにもなり、
これらを逐次期待値と比較するため膨大なメモリが必要
となるので、検査結果は圧縮回路を用いて数ビットにま
で圧縮してから比較される。従来のセルフテストではチ
ップ内にテスト機構を組み込むため、テスト用付加回路
をいかにコンパクトに構成できるかが重要なポイントと
なっている。しかしそれでも検査データパターンを生成
するための疑似乱数発生回路および検査結果を圧縮・判
定する回路の双方を組み込む必要があり(例えば図2
5)、なおも検査用回路の占める面積が多大であり、検
査データ量が多く検査時間もかかるという点があり、こ
の問題を解決するにはなお不十分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って半導体装置にお
いて検査用回路の占める面積を極力小さくし、なおかつ
該半導体装置のセルフテストを効率良く実施して、半導
体装置の生産性を向上させることが課題である。そのた
め、発明者らは、より完全な被検査回路の検査を実施す
るための疑似ランダムな検査データを発生させる簡単な
検査データ発生手段を設けるだけでも半導体装置の上記
の欠点を補い得ると考え、この検査データを、被検査回
路の出力データを用いて該検査データ発生手段で生成さ
せることに着目した。これは、半導体装置内部に複雑な
検査回路を備えなくとも該半導体装置を自己検査できる
点で非常に有利である。
いて検査用回路の占める面積を極力小さくし、なおかつ
該半導体装置のセルフテストを効率良く実施して、半導
体装置の生産性を向上させることが課題である。そのた
め、発明者らは、より完全な被検査回路の検査を実施す
るための疑似ランダムな検査データを発生させる簡単な
検査データ発生手段を設けるだけでも半導体装置の上記
の欠点を補い得ると考え、この検査データを、被検査回
路の出力データを用いて該検査データ発生手段で生成さ
せることに着目した。これは、半導体装置内部に複雑な
検査回路を備えなくとも該半導体装置を自己検査できる
点で非常に有利である。
【0005】従って本発明の目的は、疑似ランダムな検
査データを発生させる機構を明確化し、より効率のよい
半導体装置の検査を実施できる検査機能付半導体装置を
提供することである。
査データを発生させる機構を明確化し、より効率のよい
半導体装置の検査を実施できる検査機能付半導体装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、被検査回路
に対する検査データ(テスト信号)を発生するために被
検査回路の検査結果を帰還入力(フィードバック)して
用い、簡単な構成でデータ変換を実施して検査データを
生成することを提案する。すなわち、図1の被検査回路
の出力(c) を検査データ生成手段(検査回路)の入力
(d) とし、この信号(d) から次ステップの検査データ
(a) を生成する。このような構成にすることにより、従
来のセルフテストで必要となるテスト結果圧縮回路の役
割を、検査データ生成手段(検査回路)が兼用すること
になり、テスト用ハ−ドウェアの削減が可能となる。
に対する検査データ(テスト信号)を発生するために被
検査回路の検査結果を帰還入力(フィードバック)して
用い、簡単な構成でデータ変換を実施して検査データを
生成することを提案する。すなわち、図1の被検査回路
の出力(c) を検査データ生成手段(検査回路)の入力
(d) とし、この信号(d) から次ステップの検査データ
(a) を生成する。このような構成にすることにより、従
来のセルフテストで必要となるテスト結果圧縮回路の役
割を、検査データ生成手段(検査回路)が兼用すること
になり、テスト用ハ−ドウェアの削減が可能となる。
【0007】それで、上記の課題を解決するため本発明
の構成は、被検査回路に対して自己検査を行う検査回路
を備えてなる検査機能付半導体装置において、前記被検
査回路の出力データ全てを入力パターンとし、前記被検
査回路にとって検査データとなる出力パターンを前記入
力パターンから自動的に生成する検査データ生成手段を
前記検査回路に備え、前記検査回路の各々の入力パター
ンに対して、各々異なった出力パターンが一つずつ対応
しており、繰り返し生成した前記検査データの時系列に
よる相関係数が十分小さいことである。
の構成は、被検査回路に対して自己検査を行う検査回路
を備えてなる検査機能付半導体装置において、前記被検
査回路の出力データ全てを入力パターンとし、前記被検
査回路にとって検査データとなる出力パターンを前記入
力パターンから自動的に生成する検査データ生成手段を
前記検査回路に備え、前記検査回路の各々の入力パター
ンに対して、各々異なった出力パターンが一つずつ対応
しており、繰り返し生成した前記検査データの時系列に
よる相関係数が十分小さいことである。
【0008】また第二発明の構成は、被検査回路に対し
て自己検査を行う検査回路を備えてなる検査機能付半導
体装置において、前記被検査回路の出力データyを全て
用いて検査データzを自動的に生成して、該被検査回路
に帰還入力する検査データ生成手段を前記検査回路に備
えたものであって、前記被検査回路の、初期または前回
入力データxに対する前記出力データyを写像変換と見
なした時の関数が、該x,yの取りうる値の区間内で
て自己検査を行う検査回路を備えてなる検査機能付半導
体装置において、前記被検査回路の出力データyを全て
用いて検査データzを自動的に生成して、該被検査回路
に帰還入力する検査データ生成手段を前記検査回路に備
えたものであって、前記被検査回路の、初期または前回
入力データxに対する前記出力データyを写像変換と見
なした時の関数が、該x,yの取りうる値の区間内で
【数1】y=f(x) で表されて1対1対応関数または上への関数であり、前
記検査回路による検査データ生成の関数が、
記検査回路による検査データ生成の関数が、
【数2】z=g(y) で表されて1対1対応関数または上への関数であり、合
成関数、
成関数、
【数3】z=g(f(x))=h(x) が、不連続性を有し、該xの区間内のごく近い二点x1
とx2 において、
とx2 において、
【数4】 |h(x1 )−h(x2 )| > |x1 −x2 | という性質を持ち、zの上への関数となっていることを
特徴とする。
特徴とする。
【0009】以上の発明に関連する発明の構成は、前記
検査回路が、該検査回路に入力パターンを入力する入力
信号線と出力パターンを出力する出力信号線の並びを組
み換えた配線であることを特徴とし、あるいは別の構成
として、前記配線と該検査回路の出力側の一部もしくは
全部にインバータを備えることを特徴とする。
検査回路が、該検査回路に入力パターンを入力する入力
信号線と出力パターンを出力する出力信号線の並びを組
み換えた配線であることを特徴とし、あるいは別の構成
として、前記配線と該検査回路の出力側の一部もしくは
全部にインバータを備えることを特徴とする。
【0010】さらに別の関連発明の構成は、前記検査回
路の出力信号線数が入力信号線数に対して異なる場合
に、前記検査回路にデータ拡張手段もしくはデータ圧縮
手段を有することを特徴とし、さらに前記データ拡張手
段が、入力データ信号線の一部を二重に出力信号線のい
ずれかに接続する配線であることや、前記データ圧縮手
段が、入力データ信号線の一部または全部を複数入力の
AND 回路もしくは複数入力のOR回路もしくはEX-OR 回路
もしくはNOT 回路などで、出力信号線を減少する論理回
路であることを特徴とする。
路の出力信号線数が入力信号線数に対して異なる場合
に、前記検査回路にデータ拡張手段もしくはデータ圧縮
手段を有することを特徴とし、さらに前記データ拡張手
段が、入力データ信号線の一部を二重に出力信号線のい
ずれかに接続する配線であることや、前記データ圧縮手
段が、入力データ信号線の一部または全部を複数入力の
AND 回路もしくは複数入力のOR回路もしくはEX-OR 回路
もしくはNOT 回路などで、出力信号線を減少する論理回
路であることを特徴とする。
【0011】そのほか特徴ある構成としては、前記検査
データ生成手段と何れかの出力線を選択する第一セレク
タと、前記インバータの接続を選択する第二セレクタと
を検査回路に有すること、またそのほか、複数の被検査
回路と検査回路との間に、該被検査回路を選択する選択
手段を備え、該選択手段により被検査回路を切り換えて
検査すること、前記検査回路が、該半導体装置の一部と
してモノリシック構造で形成されていることがあげられ
る。
データ生成手段と何れかの出力線を選択する第一セレク
タと、前記インバータの接続を選択する第二セレクタと
を検査回路に有すること、またそのほか、複数の被検査
回路と検査回路との間に、該被検査回路を選択する選択
手段を備え、該選択手段により被検査回路を切り換えて
検査すること、前記検査回路が、該半導体装置の一部と
してモノリシック構造で形成されていることがあげられ
る。
【0012】そしてまた、前記検査データ生成手段が、
検査時に該半導体装置の外部装置として接続され、半導
体装置内部に検査データおよび検査結果データの授受の
タイミングを受け持つタイミング回路を有することを特
徴ある構成とした。他にも、出力する検査データが少な
くとも一つの特定の値に収束してしまう回路構成である
ことが明らかな場合に、該検査回路の何れかの二つの信
号線を交換または何れかの信号線にインバータを設けて
相関係数を小さくした構成としたことも特徴ある構成の
一つである。その他、前記配線のつなぎ替えが、前記出
力データを1ビットシフトし、かつ、最下位ビットを最
上位ビットに、もしくは最上位ビットを最下位ビットに
シフトする機能を有することとか、前記自己検査をn回
(n>0)実施後の出力データと所定の基準値とを比較
して該被検査回路の正否を判定する手段を備えているこ
とも特徴ある構成となっている。
検査時に該半導体装置の外部装置として接続され、半導
体装置内部に検査データおよび検査結果データの授受の
タイミングを受け持つタイミング回路を有することを特
徴ある構成とした。他にも、出力する検査データが少な
くとも一つの特定の値に収束してしまう回路構成である
ことが明らかな場合に、該検査回路の何れかの二つの信
号線を交換または何れかの信号線にインバータを設けて
相関係数を小さくした構成としたことも特徴ある構成の
一つである。その他、前記配線のつなぎ替えが、前記出
力データを1ビットシフトし、かつ、最下位ビットを最
上位ビットに、もしくは最上位ビットを最下位ビットに
シフトする機能を有することとか、前記自己検査をn回
(n>0)実施後の出力データと所定の基準値とを比較
して該被検査回路の正否を判定する手段を備えているこ
とも特徴ある構成となっている。
【0013】以上のように、本発明の課題を実現する手
段は、様々な特徴ある構成からなっている。
段は、様々な特徴ある構成からなっている。
【0014】
【作用】検査対象である被検査回路の出力データを、そ
のまま検査データ発生手段の入力とし、非周期な関数変
換を実施すると、出力される検査データは疑似ランダム
なパターンになる。この疑似ランダムになったデータを
被検査回路にフィードバックしてセルフテストを継続
し、予め全検査終了することが分かっている回数まで実
施し、異常がないか調べる。非周期解を持つ関数は簡単
な様々な配線のつなぎ替えやインバータ等で実現でき、
その非周期性はカオス理論からも裏付けされる。被検査
回路の出力を再び検査用入力にフィードバックして用い
るため、検査用データパターンを予め用意しておく必要
がない。
のまま検査データ発生手段の入力とし、非周期な関数変
換を実施すると、出力される検査データは疑似ランダム
なパターンになる。この疑似ランダムになったデータを
被検査回路にフィードバックしてセルフテストを継続
し、予め全検査終了することが分かっている回数まで実
施し、異常がないか調べる。非周期解を持つ関数は簡単
な様々な配線のつなぎ替えやインバータ等で実現でき、
その非周期性はカオス理論からも裏付けされる。被検査
回路の出力を再び検査用入力にフィードバックして用い
るため、検査用データパターンを予め用意しておく必要
がない。
【0015】またこのフィードバック系が全体として非
周期な変換を保てば疑似ランダムが保証されるので、被
検査回路の入出力関係が通常は非線形で疑似ランダムな
ことから、その場合には検査回路側の関数変換を簡単な
非線形変換、場合によっては線形変換であっても目的を
達成することが可能である。被検査回路の入出力関係は
予めわかることなので、検査回路側の関数変換は予め選
択しておくことができ、目的に合った関数変換を実現す
る配線のつなぎ替えおよびインバータ等、簡単な回路で
実施する。
周期な変換を保てば疑似ランダムが保証されるので、被
検査回路の入出力関係が通常は非線形で疑似ランダムな
ことから、その場合には検査回路側の関数変換を簡単な
非線形変換、場合によっては線形変換であっても目的を
達成することが可能である。被検査回路の入出力関係は
予めわかることなので、検査回路側の関数変換は予め選
択しておくことができ、目的に合った関数変換を実現す
る配線のつなぎ替えおよびインバータ等、簡単な回路で
実施する。
【0016】また対象とする被検査回路の入力と出力の
データ信号線数が検査回路と一致しない場合は、出力信
号線数が少なくなる場合は、論理回路を用いて信号線数
を一致させて、検査情報を失わないようにし、ビット数
が多く成る場合は、一つの入力信号線を複数の出力信号
線に対応させて信号線数を拡張し、検査データのランダ
ムさを保つ。もしくは一つの検査回路では対応できない
場合に、セレクタで出力に対する接続を切り換える構成
を付加して、異なる被検査回路に対応する。
データ信号線数が検査回路と一致しない場合は、出力信
号線数が少なくなる場合は、論理回路を用いて信号線数
を一致させて、検査情報を失わないようにし、ビット数
が多く成る場合は、一つの入力信号線を複数の出力信号
線に対応させて信号線数を拡張し、検査データのランダ
ムさを保つ。もしくは一つの検査回路では対応できない
場合に、セレクタで出力に対する接続を切り換える構成
を付加して、異なる被検査回路に対応する。
【0017】これらの検査回路が同一チップに形成され
ていることで、個々の半導体装置ごとの検査が滞りなく
実施される。また外部に検査回路を設ける場合は、さら
にチップ面積を減らし、チップコストを下げる。
ていることで、個々の半導体装置ごとの検査が滞りなく
実施される。また外部に検査回路を設ける場合は、さら
にチップ面積を減らし、チップコストを下げる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。なお、本発明の自己検査を、以下フィードバッ
ク式自己組込検査(FB-BIST) と呼ぶ。 (第一実施例)図1は、本発明の基本的な構成の概念を
示す構成図で、半導体装置の一つの被検査回路1に対し
て検査回路7が、内部バス(入出力データバス)2よ
り、被検査回路の出力データを用いてタイミング調節回
路3を介して検査データ生成回路4で検査データを発生
させて、再び内部バス2から該被検査回路に入力させる
構成が示してある。検査回路7は被検査回路の出力デー
タを取り込むタイミング調節回路3と、その出力を関数
変換する検査データ生成回路4とから構成される。タイ
ミング調節回路3は、検査時に入力される初期値入力(S
CAN-IN) 5によって初回のデータを発生させ、以後被検
査回路からの出力データによって自動作用的に検査デー
タを生成してクロック信号9に従って順次検査を繰り返
していく。一回の検査ごとに検査結果出力6が判定回路
8へ出力される。
明する。なお、本発明の自己検査を、以下フィードバッ
ク式自己組込検査(FB-BIST) と呼ぶ。 (第一実施例)図1は、本発明の基本的な構成の概念を
示す構成図で、半導体装置の一つの被検査回路1に対し
て検査回路7が、内部バス(入出力データバス)2よ
り、被検査回路の出力データを用いてタイミング調節回
路3を介して検査データ生成回路4で検査データを発生
させて、再び内部バス2から該被検査回路に入力させる
構成が示してある。検査回路7は被検査回路の出力デー
タを取り込むタイミング調節回路3と、その出力を関数
変換する検査データ生成回路4とから構成される。タイ
ミング調節回路3は、検査時に入力される初期値入力(S
CAN-IN) 5によって初回のデータを発生させ、以後被検
査回路からの出力データによって自動作用的に検査デー
タを生成してクロック信号9に従って順次検査を繰り返
していく。一回の検査ごとに検査結果出力6が判定回路
8へ出力される。
【0019】被検査回路1の具体的な例として、図2に
示す二進16ビット二入力32ビット出力の乗算器200が
示してある。通常の演算の場合および検査の場合におい
ても、この乗算器200に内部バス2(32ビットバスと
して入力側202、出力側201として示す)からラッ
チ機能を果たすイネーブル回路210、211、…、2
25、226、227、…、241にデータが入力さ
れ、入力側制御線MUL の信号で乗算器200に取り込ま
れる。乗算器200の入力端子はAI00〜AI15およびBI00
〜BI15のそれぞれ16ビットのa,b という入力構成で、こ
の入力a,b の乗算(a×b)が実施され、その結果が二進32
ビット出力 OUT00〜OUT31 として出力される。この出力
もまたイネーブル回路250、251、252、…、2
81において出力側信号線MUL の指示によってラッチさ
れて32ビット内部バス201(202でもある)に出力
される。
示す二進16ビット二入力32ビット出力の乗算器200が
示してある。通常の演算の場合および検査の場合におい
ても、この乗算器200に内部バス2(32ビットバスと
して入力側202、出力側201として示す)からラッ
チ機能を果たすイネーブル回路210、211、…、2
25、226、227、…、241にデータが入力さ
れ、入力側制御線MUL の信号で乗算器200に取り込ま
れる。乗算器200の入力端子はAI00〜AI15およびBI00
〜BI15のそれぞれ16ビットのa,b という入力構成で、こ
の入力a,b の乗算(a×b)が実施され、その結果が二進32
ビット出力 OUT00〜OUT31 として出力される。この出力
もまたイネーブル回路250、251、252、…、2
81において出力側信号線MUL の指示によってラッチさ
れて32ビット内部バス201(202でもある)に出力
される。
【0020】この乗算器200から出力された演算結果
のデータを基に検査回路7が検査用データを生成する。
まず検査回路7のタイミング調節回路3が、必要ビット
数(32 ビット) だけの図3のようなシリーズに接続され
たセレクタ300、301、…、331、およびフリッ
プフロップ(以下FFと記す)350、351、…、3
80、381、そして外部からのクロック信号(CLK),制
御信号(SEL) および初期値を導入する信号線(SCAN-IN)
とで構成されており、信号線D00〜D31が入出力データ
バス202に接続されて、ここから乗算器200の出力
が取り入れられる。セレクタ300〜331は信号線SE
L がLoの時にD00〜D31の値をFFに出力し、Hiのとき
にFFの値をそのまま出力する。また、FFの出力端子
Qがそのまま検査データ生成回路4へのラインE00〜E
31が出力となっている。この信号線SEL は、初期値設定
の場合にSCAN-IN からデータを入力することに用いる。
のデータを基に検査回路7が検査用データを生成する。
まず検査回路7のタイミング調節回路3が、必要ビット
数(32 ビット) だけの図3のようなシリーズに接続され
たセレクタ300、301、…、331、およびフリッ
プフロップ(以下FFと記す)350、351、…、3
80、381、そして外部からのクロック信号(CLK),制
御信号(SEL) および初期値を導入する信号線(SCAN-IN)
とで構成されており、信号線D00〜D31が入出力データ
バス202に接続されて、ここから乗算器200の出力
が取り入れられる。セレクタ300〜331は信号線SE
L がLoの時にD00〜D31の値をFFに出力し、Hiのとき
にFFの値をそのまま出力する。また、FFの出力端子
Qがそのまま検査データ生成回路4へのラインE00〜E
31が出力となっている。この信号線SEL は、初期値設定
の場合にSCAN-IN からデータを入力することに用いる。
【0021】上記タイミング調節回路3から出力された
検査データ生成用の元データは、検査データ生成回路に
入力されて該元データを関数変換する。この場合、検査
回路の非周期かつ上への関数変換を実現するために、変
換に用いる関数を図4に示す、配線とインバータから成
る回路構成で実現する。図4は、EI00〜EI31がタイミン
グ調節回路3からの入力、A00 〜B15 が検査データが出
力されて乗算器200につながる。出力ビットの内A00
〜B14 にはインバータ450〜480が設けられてい
る。
検査データ生成用の元データは、検査データ生成回路に
入力されて該元データを関数変換する。この場合、検査
回路の非周期かつ上への関数変換を実現するために、変
換に用いる関数を図4に示す、配線とインバータから成
る回路構成で実現する。図4は、EI00〜EI31がタイミン
グ調節回路3からの入力、A00 〜B15 が検査データが出
力されて乗算器200につながる。出力ビットの内A00
〜B14 にはインバータ450〜480が設けられてい
る。
【0022】図4の回路の変換の意味は次のようにな
る。この回路に入力される元データが、初期値以外は先
の乗算器200の出力値であることから、図2の乗算器
の構成から分かるように、入力a、入力bとが並列に入
力されるためその出力は複雑になる。それで、元データ
ビットの配列を振り分けてB00,A00,…,B15,A15のように
配列し直し、乗算器を写像(関数)とみなした時に得ら
れる検査結果出力が図5に示すような配列後の関数をy
=x( 出力=入力)に似せるような関数に近づけるため
の置き換えを行い、その結果に対して非周期的な変換と
して−2倍(y=-2x−1〔-1<x<0〕、y=-2x +1〔0<x<1
〕、x,y は[-1,1]に正規化した表現で図6に示す)を
施し、B15 ビット以外を擾乱としてインバータで反転さ
せて変換している。
る。この回路に入力される元データが、初期値以外は先
の乗算器200の出力値であることから、図2の乗算器
の構成から分かるように、入力a、入力bとが並列に入
力されるためその出力は複雑になる。それで、元データ
ビットの配列を振り分けてB00,A00,…,B15,A15のように
配列し直し、乗算器を写像(関数)とみなした時に得ら
れる検査結果出力が図5に示すような配列後の関数をy
=x( 出力=入力)に似せるような関数に近づけるため
の置き換えを行い、その結果に対して非周期的な変換と
して−2倍(y=-2x−1〔-1<x<0〕、y=-2x +1〔0<x<1
〕、x,y は[-1,1]に正規化した表現で図6に示す)を
施し、B15 ビット以外を擾乱としてインバータで反転さ
せて変換している。
【0023】以下、上記のような回路が非周期的な関数
を実現する回路であるために考えるべきことを説明す
る。まず、この帰還入力(フィードバック)系のアルゴ
リズムにより検査を行うためには、検査機構が次の3つ
の条件を満足することが必要である(図1参照)。 条件 検査出力(a) を用いて生成される次ステップの
検査データ(c) がランダムパタ−ンであること。 条件 検査出力(a) に異常があった場合、つまり正常
とは異なった結果が出力された場合には、(a) を用いて
生成される次ステップの検査信号(c) もまた、正常とは
異なった値になること。 条件 一度異なった検査出力(a) が出力されると、フ
ィ−ドバックを繰り返す過程で検査終了まで正しい信号
に戻らないこと。 条件とは、途中で検出された異常がその後何度も検
査回路を通過する過程で見逃されないための条件、つま
り誤り見逃し確率が、検査に十分通用する程度に低いた
めの条件である。条件は、検査データ発生回路と被検
査回路を1つの合成したフィ−ドバック系として捉えた
条件である。
を実現する回路であるために考えるべきことを説明す
る。まず、この帰還入力(フィードバック)系のアルゴ
リズムにより検査を行うためには、検査機構が次の3つ
の条件を満足することが必要である(図1参照)。 条件 検査出力(a) を用いて生成される次ステップの
検査データ(c) がランダムパタ−ンであること。 条件 検査出力(a) に異常があった場合、つまり正常
とは異なった結果が出力された場合には、(a) を用いて
生成される次ステップの検査信号(c) もまた、正常とは
異なった値になること。 条件 一度異なった検査出力(a) が出力されると、フ
ィ−ドバックを繰り返す過程で検査終了まで正しい信号
に戻らないこと。 条件とは、途中で検出された異常がその後何度も検
査回路を通過する過程で見逃されないための条件、つま
り誤り見逃し確率が、検査に十分通用する程度に低いた
めの条件である。条件は、検査データ発生回路と被検
査回路を1つの合成したフィ−ドバック系として捉えた
条件である。
【0024】つまり、この条件を満たすように検査デー
タ発生回路を構成すれば良い。そこでこの問題を解決す
るため数学のカオス理論を適用する。カオスとは、もと
もと混沌状態を表すものであり、非線形で決定論的な系
が生み出す複雑で予測困難な時間変動の総称である。そ
のカオス系の持つ特徴として、 特徴(1) 僅かな初期値の変動に対して、解の軌道はまっ
たく異なったものとなる。(軌道不安定性) 特徴(2) 長期的な予測は不可能である。(長期予測不可
能性) 特徴(3) 明確な解の周期性はない。(解の非周期性) が挙げられる(高安秀樹:カオスとフラクタクル;日本
音響学会誌,No.49,Vol.1,pp.40-44(1993))。
タ発生回路を構成すれば良い。そこでこの問題を解決す
るため数学のカオス理論を適用する。カオスとは、もと
もと混沌状態を表すものであり、非線形で決定論的な系
が生み出す複雑で予測困難な時間変動の総称である。そ
のカオス系の持つ特徴として、 特徴(1) 僅かな初期値の変動に対して、解の軌道はまっ
たく異なったものとなる。(軌道不安定性) 特徴(2) 長期的な予測は不可能である。(長期予測不可
能性) 特徴(3) 明確な解の周期性はない。(解の非周期性) が挙げられる(高安秀樹:カオスとフラクタクル;日本
音響学会誌,No.49,Vol.1,pp.40-44(1993))。
【0025】そこでこれらのカオスの特徴を利用して、
被検査回路と、検査データ発生回路とを合成して得られ
るフィ−ドバック系が、全体としてカオス系となるよう
な検査データ発生回路を構成し、初期値を適当に選べ
ば、被検査回路への入力はランダムパタ−ンとなり前節
の条件を満たす。また、出力の僅かな違いがステップ
の進行と共に拡大されるので、条件も満たす。さら
に、長期的な予測が不可能なことから、検査ステップの
進行と共に、検査データの自己相関が失われていくと考
えて良く、一度異なった検査データが出力されると再び
正常な信号に戻ってしまう確率は非常に低い。以上の理
由から、フィ−ドバック系の検査機構がカオス系を構成
することが回路検査にとって有効である。
被検査回路と、検査データ発生回路とを合成して得られ
るフィ−ドバック系が、全体としてカオス系となるよう
な検査データ発生回路を構成し、初期値を適当に選べ
ば、被検査回路への入力はランダムパタ−ンとなり前節
の条件を満たす。また、出力の僅かな違いがステップ
の進行と共に拡大されるので、条件も満たす。さら
に、長期的な予測が不可能なことから、検査ステップの
進行と共に、検査データの自己相関が失われていくと考
えて良く、一度異なった検査データが出力されると再び
正常な信号に戻ってしまう確率は非常に低い。以上の理
由から、フィ−ドバック系の検査機構がカオス系を構成
することが回路検査にとって有効である。
【0026】以下にカオス理論に基づき検査データを生
成する回路を形成する手段をロ−レンツ方程式を例にと
り説明する。ロ−レンツ方程式は、
成する回路を形成する手段をロ−レンツ方程式を例にと
り説明する。ロ−レンツ方程式は、
【数5】dx/dt = σ(y−x) dy/dt = ρx−y−xz dz/dt = −βz+xy (σ,ρ,βは正の定数) で表される(Thomas S. Park and Leon O. Chua : Prac
tical Numerical Algorithms for Chaotics Systems ;
Springer Verlag ) が、この方程式はカオスであること
が分かっている。ここで、パラメ−タがσ=10、β=3/
8 、ρ=28の場合の数値解を図7に示す。時間の推移に
従って数値解の軌道が2つの不安定平衡点+q、−qの
周りを発散せずに周回する複雑な解を持つことがわかる
(特徴(3))。この軌道解は非常に不安定でほんの僅か擾
乱が加わっただけで解の軌道は全く異なったものになる
(特徴(1))。計算機の数値解では丸め誤差のため、変数
x、y、zを有限の精度でしか求めることができないの
で連続時間系では長時間後の軌道の予測は不可能である
(特徴(2))。
tical Numerical Algorithms for Chaotics Systems ;
Springer Verlag ) が、この方程式はカオスであること
が分かっている。ここで、パラメ−タがσ=10、β=3/
8 、ρ=28の場合の数値解を図7に示す。時間の推移に
従って数値解の軌道が2つの不安定平衡点+q、−qの
周りを発散せずに周回する複雑な解を持つことがわかる
(特徴(3))。この軌道解は非常に不安定でほんの僅か擾
乱が加わっただけで解の軌道は全く異なったものになる
(特徴(1))。計算機の数値解では丸め誤差のため、変数
x、y、zを有限の精度でしか求めることができないの
で連続時間系では長時間後の軌道の予測は不可能である
(特徴(2))。
【0027】図7において、2つの平衡点+q、−qを
結ぶ直線を含み平面z=0に平行な平面Sをn回目に横
切った軌道上の点xn が次にこの平面S(直線の近傍)
を横切る点をxn+1 とし、xn (n=1,2,・・・)
を+q,−qを結ぶ直線上に投影する。こうして得られ
るxn →xn+1 への写像が図8(a) に示すロ−レンツ写
像fである。ローレンツ写像は数学のカオス理論でい
う、ポアンカレ断面の一例である。図8(a) は全くの非
線形関数で、これを現実の回路で実現することは困難で
あることから図8(b) に示すように単純化したものを考
える。この関数は傾き2の線型関数を区切って非線形と
した写像となっている。
結ぶ直線を含み平面z=0に平行な平面Sをn回目に横
切った軌道上の点xn が次にこの平面S(直線の近傍)
を横切る点をxn+1 とし、xn (n=1,2,・・・)
を+q,−qを結ぶ直線上に投影する。こうして得られ
るxn →xn+1 への写像が図8(a) に示すロ−レンツ写
像fである。ローレンツ写像は数学のカオス理論でい
う、ポアンカレ断面の一例である。図8(a) は全くの非
線形関数で、これを現実の回路で実現することは困難で
あることから図8(b) に示すように単純化したものを考
える。この関数は傾き2の線型関数を区切って非線形と
した写像となっている。
【0028】図8(a) を単純化した写像である図8(b)
において、初期値x0 がわずかに異なる場合に、n=
1,2,・・・と増加させたときのxn を示したものが
図9である。ロ−レンツ写像が元々ロ−レンツ方程式の
解から求められたものであることを考えれば、この写像
は特徴(1),(2),(3) を保存する。従って初期値x0 を僅
かに変化させたとき、写像fをn回繰り返した後のfn
(x) はnの増加と共に全く異なったものになる。即ちx
0 として、ごく近い二点をx1 とx2 とすると、|f(x
1)−f(x2) | > |x1 −x2 | という性質を持っ
ている。もちろん図8(b) の場合は近似的に特徴を保存
することになる。
において、初期値x0 がわずかに異なる場合に、n=
1,2,・・・と増加させたときのxn を示したものが
図9である。ロ−レンツ写像が元々ロ−レンツ方程式の
解から求められたものであることを考えれば、この写像
は特徴(1),(2),(3) を保存する。従って初期値x0 を僅
かに変化させたとき、写像fをn回繰り返した後のfn
(x) はnの増加と共に全く異なったものになる。即ちx
0 として、ごく近い二点をx1 とx2 とすると、|f(x
1)−f(x2) | > |x1 −x2 | という性質を持っ
ている。もちろん図8(b) の場合は近似的に特徴を保存
することになる。
【0029】図9をフィ−ドバックという観点からみる
と、写像fの繰り返しは、図10(a) に示す折れ曲がり
のある渦巻を形成する。そして、縦軸f(x) −横軸nの
関係がランダムパタ−ン(図10(b))になる訳である。
すなわち、図11(a) に示すようにfn (x0)を直線y=
xで再びxにフィ−ドバックしていることになる。これ
を図1と比較すると、被検査回路の入出力間にy=xの
関係があるとき、写像fを入出力特性とする検査回路を
構成し、フィ−ドバック系(即ちFB-BIST )を構成する
ことにより近似的にカオス系を生成できることがわか
る。このような検査回路は図12に示すように、検査回
路の入力に対して出力を1ビットシフト(即ち2倍)し
て、入力の上位ビットを出力の下位ビットに入れる接続
すればよいため、検査回路は容易に構成可能である。
と、写像fの繰り返しは、図10(a) に示す折れ曲がり
のある渦巻を形成する。そして、縦軸f(x) −横軸nの
関係がランダムパタ−ン(図10(b))になる訳である。
すなわち、図11(a) に示すようにfn (x0)を直線y=
xで再びxにフィ−ドバックしていることになる。これ
を図1と比較すると、被検査回路の入出力間にy=xの
関係があるとき、写像fを入出力特性とする検査回路を
構成し、フィ−ドバック系(即ちFB-BIST )を構成する
ことにより近似的にカオス系を生成できることがわか
る。このような検査回路は図12に示すように、検査回
路の入力に対して出力を1ビットシフト(即ち2倍)し
て、入力の上位ビットを出力の下位ビットに入れる接続
すればよいため、検査回路は容易に構成可能である。
【0030】しかし、一般的な論理回路では常に、被検
査回路の入出力間に比例関係y=xを構成できるとは限
らない。むしろそのような比例関係だけという機能はあ
りえない。そのようなときには被検査回路の入出力は一
種のランダム性を備えているとみなすことができる。こ
の場合でも以下の条件が成り立てばフィ−ドバック系を
カオス系とすることができ検査が可能になる。 (1)検査回路と被検査回路とからなるフィ−ドバック
系が少なくとも1つの非周期解をもつ。
(条件に対応する) (2)被検査回路の入出力の写像x→yが1対1対応、
または検査に十分通用する程度に誤り見逃し確率が低い
範囲内で多対1対応である。(条件に対応する) (3)被検査回路の入出力の写像x→yが、yの上への
写像である。(条件に対応する) (4)(3)が成り立たない場合であっても、検査に十
分通用する程度に、出力yの各々の信号線の値が変化す
る。(条件に対応する)
査回路の入出力間に比例関係y=xを構成できるとは限
らない。むしろそのような比例関係だけという機能はあ
りえない。そのようなときには被検査回路の入出力は一
種のランダム性を備えているとみなすことができる。こ
の場合でも以下の条件が成り立てばフィ−ドバック系を
カオス系とすることができ検査が可能になる。 (1)検査回路と被検査回路とからなるフィ−ドバック
系が少なくとも1つの非周期解をもつ。
(条件に対応する) (2)被検査回路の入出力の写像x→yが1対1対応、
または検査に十分通用する程度に誤り見逃し確率が低い
範囲内で多対1対応である。(条件に対応する) (3)被検査回路の入出力の写像x→yが、yの上への
写像である。(条件に対応する) (4)(3)が成り立たない場合であっても、検査に十
分通用する程度に、出力yの各々の信号線の値が変化す
る。(条件に対応する)
【0031】この意味は、図11(b) に示すように、被
検査回路と検査回路との一体化した構成を一つの統合変
換とみなし、この統合変換がカオス系であるということ
になる。つまり検査データが被検査回路に入力されて検
査結果が出力され、それが検査データ生成回路で変換さ
れて新しい検査データを生成したときに、その新しい検
査データが疑似ランダムパターンとなっていれば検査が
可能であるということである。
検査回路と検査回路との一体化した構成を一つの統合変
換とみなし、この統合変換がカオス系であるということ
になる。つまり検査データが被検査回路に入力されて検
査結果が出力され、それが検査データ生成回路で変換さ
れて新しい検査データを生成したときに、その新しい検
査データが疑似ランダムパターンとなっていれば検査が
可能であるということである。
【0032】このような検査回路が疑似ランダムパター
ンであることは、次のようにして確認する。即ち、ある
検査データとその次の検査データ(これは前の検査デー
タによる被検査回路の出力データである)との相関係数
Cを以下のようにして求め、比較する。
ンであることは、次のようにして確認する。即ち、ある
検査データとその次の検査データ(これは前の検査デー
タによる被検査回路の出力データである)との相関係数
Cを以下のようにして求め、比較する。
【数6】 但し、
【数7】 r =x1x2+x2x3+・・・+x n-1 x n +x n x1
【数8】s1 =x1+x2+・・・+x n
【数9】s2 =x1 2 +x2 2 +・・・+x n 2
【0033】ここで、nは検査段数、xi は乗算器20
0の入力a、bを一つの論理値と見て16進表示して、He
x 0 〜 Hex FFFFFFFF を0〜1に正規化した値である。
0の入力a、bを一つの論理値と見て16進表示して、He
x 0 〜 Hex FFFFFFFF を0〜1に正規化した値である。
【0034】この相関係数Cが、ほぼ0であれば、これ
らのデータはランダムであると言える。図2に示した乗
算器200に対して図4に示した検査データ生成回路を
用い、n=500 で相関係数を求めると、C=0.08≒0.0
であることから、この乗算器200の出力データを基に
生成する検査データは十分ランダムであり、必要な検査
データの繰り返し入力回数(検査段数)に対しても十分
対応できる。
らのデータはランダムであると言える。図2に示した乗
算器200に対して図4に示した検査データ生成回路を
用い、n=500 で相関係数を求めると、C=0.08≒0.0
であることから、この乗算器200の出力データを基に
生成する検査データは十分ランダムであり、必要な検査
データの繰り返し入力回数(検査段数)に対しても十分
対応できる。
【0035】以上のように、FB-BIST の検査回路の構成
をカオス系にすることで疑似ランダムが実現する。つま
り、本発明のような構成はカオス理論の裏付けと相関係
数とにより検査データのランダム性が保証されることに
なる。
をカオス系にすることで疑似ランダムが実現する。つま
り、本発明のような構成はカオス理論の裏付けと相関係
数とにより検査データのランダム性が保証されることに
なる。
【0036】上記の相関係数で用いるデータは以下のよ
うな手順で求めておく。即ち図1、図2、図4の構成で
初期データを適当に決定して与え、二進16ビット二入力
乗算器200の、全てのスタック(縮退)故障およびオ
ープン故障が検出されるまで繰り返す。この乗算器20
0における検査段数(検査データの適用回数)と未検出
故障数の関係は図15に示すようになる。この図2の乗
算器200と図2、図4による検査データ発生回路の構
成では、検査段数第26段で全ての故障が検出されること
が予め設計段階でわかっているので、実際のFB-BIST の
際に、第26段目のクロック信号が立ち上がった後に、検
査結果(回路が正常ならば、図15の末尾のOut の Hex
118D9E1C )をFFに取り込んで図1の検査結果出力(SCA
N-OUT)6から、図1の判定回路8で正常時の期待値と比
較して回路の正誤を判定する。
うな手順で求めておく。即ち図1、図2、図4の構成で
初期データを適当に決定して与え、二進16ビット二入力
乗算器200の、全てのスタック(縮退)故障およびオ
ープン故障が検出されるまで繰り返す。この乗算器20
0における検査段数(検査データの適用回数)と未検出
故障数の関係は図15に示すようになる。この図2の乗
算器200と図2、図4による検査データ発生回路の構
成では、検査段数第26段で全ての故障が検出されること
が予め設計段階でわかっているので、実際のFB-BIST の
際に、第26段目のクロック信号が立ち上がった後に、検
査結果(回路が正常ならば、図15の末尾のOut の Hex
118D9E1C )をFFに取り込んで図1の検査結果出力(SCA
N-OUT)6から、図1の判定回路8で正常時の期待値と比
較して回路の正誤を判定する。
【0037】さて、乗算器200は、二進16ビット入力
a,b,の乗算結果を二進32ビット出力Out から出力す
る機能を持つ32ビット入力32ビット出力の組み合わせ論
理回路であり、AND ゲ−ト、ORゲ−ト、インバ−タ等総
ゲ−ト数6500から構成されるが、当然入力データに対す
る出力データの関係は比例関係ではなく複雑な変換とみ
なせる。そこで、乗算器の入力を下位ビットからb0,a0,
b1,a1,・・・のように並べて入力 0,1, ・・・を入力し
た時の出力 Out0 ,Out1 ,・・・を求めると、図5に示
すような入出力関係を得る。こうすることにより、乗算
器200の複雑な見通し難い入出力関係が明確になり、
検査データ発生回路の形成が対応しやすくなる。
a,b,の乗算結果を二進32ビット出力Out から出力す
る機能を持つ32ビット入力32ビット出力の組み合わせ論
理回路であり、AND ゲ−ト、ORゲ−ト、インバ−タ等総
ゲ−ト数6500から構成されるが、当然入力データに対す
る出力データの関係は比例関係ではなく複雑な変換とみ
なせる。そこで、乗算器の入力を下位ビットからb0,a0,
b1,a1,・・・のように並べて入力 0,1, ・・・を入力し
た時の出力 Out0 ,Out1 ,・・・を求めると、図5に示
すような入出力関係を得る。こうすることにより、乗算
器200の複雑な見通し難い入出力関係が明確になり、
検査データ発生回路の形成が対応しやすくなる。
【0038】検査データ生成のための写像を簡単に図6
で与えるために、図1の検査データ生成回路4を図13
のように構成する。これは傾き−2の変換であるので、
回路構成としては、1ビット上位シフトして NOTゲート
を通すだけの簡単な配線のつなぎ替えとインバータ回路
で実現できる。
で与えるために、図1の検査データ生成回路4を図13
のように構成する。これは傾き−2の変換であるので、
回路構成としては、1ビット上位シフトして NOTゲート
を通すだけの簡単な配線のつなぎ替えとインバータ回路
で実現できる。
【0039】次に、図1の構成に基づいて被検査回路の
自己検査(実施例でいうFB-BIST )を図2の乗算器20
0、図3のタイミング調節回路3で実施する動作を説明
する。従来の自己検査で実施されているように被検査回
路の回路構成が設計段階で判っていることなので、上記
の説明のように、どのような初期検査データを被検査回
路に与えればどのような出力データが得られるかがシミ
ュレーションで求めることができ、また本発明の構成に
おいて何回FB-BIST を繰り返せば全ての検査が終了する
かも予め判る。この場合、どのような初期値を与えれば
相関の小さい結果が得られるかも判り、検査回路の特性
も判定される。従ってこのシミュレーションから得られ
た繰り返し回数、および最終出力データが、被検査回路
の正常時の検査結果となるので、そのデータを図1に示
す検査制御メモリ(ROM) 12に記憶させておく。乗算器
200の場合、図15に示す初期値FFFFFFFF、および検
査段数26、最終出力118d9e1cがメモリ12に記憶される
ことになる。
自己検査(実施例でいうFB-BIST )を図2の乗算器20
0、図3のタイミング調節回路3で実施する動作を説明
する。従来の自己検査で実施されているように被検査回
路の回路構成が設計段階で判っていることなので、上記
の説明のように、どのような初期検査データを被検査回
路に与えればどのような出力データが得られるかがシミ
ュレーションで求めることができ、また本発明の構成に
おいて何回FB-BIST を繰り返せば全ての検査が終了する
かも予め判る。この場合、どのような初期値を与えれば
相関の小さい結果が得られるかも判り、検査回路の特性
も判定される。従ってこのシミュレーションから得られ
た繰り返し回数、および最終出力データが、被検査回路
の正常時の検査結果となるので、そのデータを図1に示
す検査制御メモリ(ROM) 12に記憶させておく。乗算器
200の場合、図15に示す初期値FFFFFFFF、および検
査段数26、最終出力118d9e1cがメモリ12に記憶される
ことになる。
【0040】自己検査は以下の順に実施される。 [1] TEST信号(図1の13)を外部からの指示(Lo→H
i)により、半導体装置の検査制御回路11が検査制御
メモリ12に記憶した検査プログラムを呼出し、検査を
開始する。 [2] 検査制御回路11から、以下の信号線を制御して検
査回路7内に初期値を設定する。 (a) SEL……… Hiの状態でタイミング調節回路がシフ
トレジスタとなる。Loの状態で内部バス2と接続されF
Fがレジスタとなる。 (b) SCAN-IN… 初期値データをクロック信号(CLK) 9
に従ってタイミング調節回路3に送り込む。 (c) CLK …… データを送り込むために必要ビット分
のパルスクロックを発生する。 まず SELをHiとして、 CLKを与え、 SCAN-INを通じて検
査制御メモリ12内の初期値データをタイミング調節回
路3に送り込む。 [3] 検査回路7のタイミング回路3に初期値データが設
定された段階で、SEL の状態をLoとし、CLK が入力され
ると、検査データ生成回路4と内部バス2とが接続状態
となり、FFから初期値データ(第一実施例の場合FFFF
FFFF) が図4の検査データ生成回路4に入力され、直ち
に内部バス2に第一回目の検査データとして被検査回路
である乗算器200に入力され、演算が実施されて、内
部バス2に演算結果が出力されて来る。 [4] 再び検査回路7にCLK が入力されると、先程の演算
結果が次のデータとしてタイミング調節回路3に取り込
まれる。以後同様にして第二、第三回の検査データが生
成され、 CLK信号9に従って自動的に検査データが被検
査回路1に与えられていく。 [5] 被検査回路内の故障を検出するのに充分な、予め決
められた回数(検査段数ここでは26回) だけ CLK信号9
が入力された後、SEL をHiにして、タイミング調節回路
3の最終データを検査結果出力(SCAN-OUT)6から判定回
路8に送り出す(最終データをFFから送り出すことは
SCAN-INから何らかのデータを送り込むことで実行でき
る)。 [6] 検査制御回路からの判定実行指示により(図示しな
い)、予め記憶してあった基準値と比較して正常ならL
o、異常ならHiを判定回路8より出力する。
i)により、半導体装置の検査制御回路11が検査制御
メモリ12に記憶した検査プログラムを呼出し、検査を
開始する。 [2] 検査制御回路11から、以下の信号線を制御して検
査回路7内に初期値を設定する。 (a) SEL……… Hiの状態でタイミング調節回路がシフ
トレジスタとなる。Loの状態で内部バス2と接続されF
Fがレジスタとなる。 (b) SCAN-IN… 初期値データをクロック信号(CLK) 9
に従ってタイミング調節回路3に送り込む。 (c) CLK …… データを送り込むために必要ビット分
のパルスクロックを発生する。 まず SELをHiとして、 CLKを与え、 SCAN-INを通じて検
査制御メモリ12内の初期値データをタイミング調節回
路3に送り込む。 [3] 検査回路7のタイミング回路3に初期値データが設
定された段階で、SEL の状態をLoとし、CLK が入力され
ると、検査データ生成回路4と内部バス2とが接続状態
となり、FFから初期値データ(第一実施例の場合FFFF
FFFF) が図4の検査データ生成回路4に入力され、直ち
に内部バス2に第一回目の検査データとして被検査回路
である乗算器200に入力され、演算が実施されて、内
部バス2に演算結果が出力されて来る。 [4] 再び検査回路7にCLK が入力されると、先程の演算
結果が次のデータとしてタイミング調節回路3に取り込
まれる。以後同様にして第二、第三回の検査データが生
成され、 CLK信号9に従って自動的に検査データが被検
査回路1に与えられていく。 [5] 被検査回路内の故障を検出するのに充分な、予め決
められた回数(検査段数ここでは26回) だけ CLK信号9
が入力された後、SEL をHiにして、タイミング調節回路
3の最終データを検査結果出力(SCAN-OUT)6から判定回
路8に送り出す(最終データをFFから送り出すことは
SCAN-INから何らかのデータを送り込むことで実行でき
る)。 [6] 検査制御回路からの判定実行指示により(図示しな
い)、予め記憶してあった基準値と比較して正常ならL
o、異常ならHiを判定回路8より出力する。
【0041】以上の流れをまとめると、図24に示すフ
ローチャートのようになる。この検査の流れで、検査デ
ータを発生させる部分は演算によるのではなく、配線と
インバータで直ちに得られる上、クロック信号で検査が
繰り返し実行されるため、急速に自己検査が実行でき、
製造工程において検査時間を短縮できる。モノリシック
に検査回路が構成されている場合は、高価なLSIテス
タは不要であり、LSIテスタを用いる場合でも評価用
アダプター上に検査回路を構成することで迅速に検査が
実施される。
ローチャートのようになる。この検査の流れで、検査デ
ータを発生させる部分は演算によるのではなく、配線と
インバータで直ちに得られる上、クロック信号で検査が
繰り返し実行されるため、急速に自己検査が実行でき、
製造工程において検査時間を短縮できる。モノリシック
に検査回路が構成されている場合は、高価なLSIテス
タは不要であり、LSIテスタを用いる場合でも評価用
アダプター上に検査回路を構成することで迅速に検査が
実施される。
【0042】図13の検査データ生成回路で、実際に検
査がどのように実施されるかをシミュレートした結果を
示す。乗算器200に対する実験条件は、 (1)全てのゲ−トに電源ショ−ト故障、グランドショ
−ト故障、及び断線故障を仮定する。全故障数13888 の
うち潜在的な等価故障を除いた5650故障をシミュレ−
ト。 (2)本発明のFB-BIST の初期値検査データ値x0 実験1:Hex 00010001 実験2:Hex 00010002 (3)従来16ビット自己検査方式初期値 実験3:Hex FFFF 実験4:Hex 0001 (4)従来32ビット自己検査方式初期値 実験5:Hex FFFFFFFF 実験6:Hex 00000001 とした。
査がどのように実施されるかをシミュレートした結果を
示す。乗算器200に対する実験条件は、 (1)全てのゲ−トに電源ショ−ト故障、グランドショ
−ト故障、及び断線故障を仮定する。全故障数13888 の
うち潜在的な等価故障を除いた5650故障をシミュレ−
ト。 (2)本発明のFB-BIST の初期値検査データ値x0 実験1:Hex 00010001 実験2:Hex 00010002 (3)従来16ビット自己検査方式初期値 実験3:Hex FFFF 実験4:Hex 0001 (4)従来32ビット自己検査方式初期値 実験5:Hex FFFFFFFF 実験6:Hex 00000001 とした。
【0043】上記実験の実験結果を図14に示す。本発
明のFB-BIST (実験1、2)は、従来法に比べてかなり
速く故障検出率 100%を達成している。また、実験3〜
実験6は、テスト用付加回路において、検査データ発生
回路の他に、いずれも32ビットの圧縮回路が必要とな
り、ハ−ドウェアが大きくなる構成である。それに比べ
て、本発明のFB-BIST は、配線とインバータだけで検査
データを生成できるため、ハ−ドウェア構成は、レイア
ウト面積で従来方式の約40%に小型化できる。
明のFB-BIST (実験1、2)は、従来法に比べてかなり
速く故障検出率 100%を達成している。また、実験3〜
実験6は、テスト用付加回路において、検査データ発生
回路の他に、いずれも32ビットの圧縮回路が必要とな
り、ハ−ドウェアが大きくなる構成である。それに比べ
て、本発明のFB-BIST は、配線とインバータだけで検査
データを生成できるため、ハ−ドウェア構成は、レイア
ウト面積で従来方式の約40%に小型化できる。
【0044】(第二実施例)次に、検査データ生成回路
は、図4に示した検査回路だけに限らない。例えば図6
で示した、
は、図4に示した検査回路だけに限らない。例えば図6
で示した、
【数10】j=−2i±1 という関数は、第一実施例に示された如く、非周期性を
保つことが可能なため、乗算器200に対して検査回路
として適用できる。この場合、j=iのラインとの交点
にデータが来ると無限ループになってランダム性が失わ
れるため、初期値を適当に選択して、この値が発生する
までの間ランダム性が保たれ、その間にセルフテストが
終了してしまうような検査対象に適用される。それと同
様に、たとえj=iのラインと交点を有していても、必
要な検査段数以内で相関係数が十分小さければ検査回路
として有効であることから、図16に示す配線のつなぎ
替えとインバータ回路で検査データ生成回路4として用
いるケースもある。この図16は、実は単純に全てのビ
ットにNOT ゲートを通すことに他ならない。これは、対
象とする被検査回路のランダム性が十分認められる場
合、使用する検査回路が線型関係(傾き-1)を持ってい
ても、図11(b) で示した検査回路、被検査回路の関係
が入れ代わっているだけなので、得られる検査データの
相関も同様に十分小さいという結果が得られるためであ
る。この傾き-1というのはただ単に全ビットに対して N
OTゲートを設けるだけなので、最も簡単に構成できる。
たたし全ての検査対象に適用はできないので、必要によ
っては、擾乱として一部のビット操作を加えた構成とす
ることもできる。いずれにしても、相関を求めて十分小
さい関係であれば、その検査回路で対応できる。なお、
この図16による検査回路構成で乗算器200に対して
相関係数を調べて十分対応できることが分かっている。
保つことが可能なため、乗算器200に対して検査回路
として適用できる。この場合、j=iのラインとの交点
にデータが来ると無限ループになってランダム性が失わ
れるため、初期値を適当に選択して、この値が発生する
までの間ランダム性が保たれ、その間にセルフテストが
終了してしまうような検査対象に適用される。それと同
様に、たとえj=iのラインと交点を有していても、必
要な検査段数以内で相関係数が十分小さければ検査回路
として有効であることから、図16に示す配線のつなぎ
替えとインバータ回路で検査データ生成回路4として用
いるケースもある。この図16は、実は単純に全てのビ
ットにNOT ゲートを通すことに他ならない。これは、対
象とする被検査回路のランダム性が十分認められる場
合、使用する検査回路が線型関係(傾き-1)を持ってい
ても、図11(b) で示した検査回路、被検査回路の関係
が入れ代わっているだけなので、得られる検査データの
相関も同様に十分小さいという結果が得られるためであ
る。この傾き-1というのはただ単に全ビットに対して N
OTゲートを設けるだけなので、最も簡単に構成できる。
たたし全ての検査対象に適用はできないので、必要によ
っては、擾乱として一部のビット操作を加えた構成とす
ることもできる。いずれにしても、相関を求めて十分小
さい関係であれば、その検査回路で対応できる。なお、
この図16による検査回路構成で乗算器200に対して
相関係数を調べて十分対応できることが分かっている。
【0045】(第三実施例)C1355論理回路(C1355ベ
ンチマ−ク回路)は、IEEE ISCAS '85で提案されたベン
チマーク回路で、全ゲート数512 、入力数41ビット、出
力数32ビットの組み合わせ論理回路である(F.Brgez an
d H.Fujiwara : A NEUTRAL NETLIST OF 10 Proc.1985 I
EEE Int.Symp.Circuits and Systems. Kyoto, June 5-7
(1985)) 。この回路は、入出力ビットを適切な順に並べ
て Hex0〜Hex 1FFFFFFFFFFFFFFFFFFまで順位づけする
ことにより、図17の入出力関係を得る。
ンチマ−ク回路)は、IEEE ISCAS '85で提案されたベン
チマーク回路で、全ゲート数512 、入力数41ビット、出
力数32ビットの組み合わせ論理回路である(F.Brgez an
d H.Fujiwara : A NEUTRAL NETLIST OF 10 Proc.1985 I
EEE Int.Symp.Circuits and Systems. Kyoto, June 5-7
(1985)) 。この回路は、入出力ビットを適切な順に並べ
て Hex0〜Hex 1FFFFFFFFFFFFFFFFFFまで順位づけする
ことにより、図17の入出力関係を得る。
【0046】そこで、この特性を利用して検査データ生
成回路を図18に示すように出力y[31:1]、入力x
[31:0]間がy=2xとなるように構成する。出力側
LSBy[0]は擾乱としてx[29]とインバ−タを介
して接続した。出力y[40:32]はランダムな変化を与
えるため入力の下位ビットx[7:0]と接続した。こ
の構成による検査をシミュレートした結果について示
す。実験条件を以下に示す。 (1)全てのゲ−トに電源ショ−ト故障、グランドショ
−ト故障を仮定した。全故障数1174のうち潜在的な等価
故障を除いた846 故障についてシュミレ−ト。 (2)本発明のFB-BIST の初期検査データ値x0 実験1:Hex 1FFFFFFFFFFFFFFFFF1 実験2:Hex 0000000000000000001 (3)従来32ビット自己検査方式初期値 実験3:Hex 1FFFFFFFFFFFFFFFFF1 実験4:Hex 0000000000000000001
成回路を図18に示すように出力y[31:1]、入力x
[31:0]間がy=2xとなるように構成する。出力側
LSBy[0]は擾乱としてx[29]とインバ−タを介
して接続した。出力y[40:32]はランダムな変化を与
えるため入力の下位ビットx[7:0]と接続した。こ
の構成による検査をシミュレートした結果について示
す。実験条件を以下に示す。 (1)全てのゲ−トに電源ショ−ト故障、グランドショ
−ト故障を仮定した。全故障数1174のうち潜在的な等価
故障を除いた846 故障についてシュミレ−ト。 (2)本発明のFB-BIST の初期検査データ値x0 実験1:Hex 1FFFFFFFFFFFFFFFFF1 実験2:Hex 0000000000000000001 (3)従来32ビット自己検査方式初期値 実験3:Hex 1FFFFFFFFFFFFFFFFF1 実験4:Hex 0000000000000000001
【0047】実験結果を図19に示す。この結果から本
発明のFB-BIST で検査した場合では400 回のフィ−ドバ
ック数で95%の故障が検出されているが、従来方式は、
1400回の検査ステップ後でも95%の故障検出率に到達し
ない。実際には、約2万回まで実験を行ったが検出率95
%は得られなかった。
発明のFB-BIST で検査した場合では400 回のフィ−ドバ
ック数で95%の故障が検出されているが、従来方式は、
1400回の検査ステップ後でも95%の故障検出率に到達し
ない。実際には、約2万回まで実験を行ったが検出率95
%は得られなかった。
【0048】(第四実施例)第三実施例は出力に対して
入力のビット数が少ない例であったが、逆に入力ビット
が多い場合も同様に本発明が適用できる。ただし、いず
れかの段階で検査の結果、回路に異常があって異なるデ
ータが発生した場合に、その結果が入力ビットに反映さ
れていなければならないため、単に入力ビットを間引い
て出力ビットの本数に合わせるだけの構成はできない。
そこで、図20に示すように、入力ビットの一部もしく
は全部に対して、ちょうどデコーダのような適切な論理
回路110を設けて出力ビット数に合わせた出力を形成
させる。図20では、論理回路110を通した後は単純
にLSB 同士を接続する配線が示してあるが、相関係数が
小さくなるような接続を選択してもよいことは言うまで
もない。
入力のビット数が少ない例であったが、逆に入力ビット
が多い場合も同様に本発明が適用できる。ただし、いず
れかの段階で検査の結果、回路に異常があって異なるデ
ータが発生した場合に、その結果が入力ビットに反映さ
れていなければならないため、単に入力ビットを間引い
て出力ビットの本数に合わせるだけの構成はできない。
そこで、図20に示すように、入力ビットの一部もしく
は全部に対して、ちょうどデコーダのような適切な論理
回路110を設けて出力ビット数に合わせた出力を形成
させる。図20では、論理回路110を通した後は単純
にLSB 同士を接続する配線が示してあるが、相関係数が
小さくなるような接続を選択してもよいことは言うまで
もない。
【0049】(第五実施例)さらに図21に示すよう
に、セレクタ600、610を出力ビットに対して必要
ビット数設けて、出力ビットに柔軟性を持たせて汎用タ
イプとすれば、どのような半導体集積回路にも適応で
き、図22に示すような半導体装置が構成できる。図2
1の構成そのままでは素子数が増大し、チップ面積の占
有を増やしてしまうため、全てのビットに対してセレク
タを設ける必要はなく、最低限、対象とする半導体装置
に含まれる機能ユニットの被検査回路すべてに対して相
関係数が小さい構成であればよい。そのため、検査回路
は僅かなセレクタ回路の追加でVLSIなどの超大規模集積
回路の検査回路が構成できる。また、場合によっては図
4もしくは図13、16、18のような配線のつなぎ替
えおよびインバータによる回路構成だけで、対象とする
半導体装置すべてに相関係数が小さい回路を形成出来れ
ば、より効果がある。
に、セレクタ600、610を出力ビットに対して必要
ビット数設けて、出力ビットに柔軟性を持たせて汎用タ
イプとすれば、どのような半導体集積回路にも適応で
き、図22に示すような半導体装置が構成できる。図2
1の構成そのままでは素子数が増大し、チップ面積の占
有を増やしてしまうため、全てのビットに対してセレク
タを設ける必要はなく、最低限、対象とする半導体装置
に含まれる機能ユニットの被検査回路すべてに対して相
関係数が小さい構成であればよい。そのため、検査回路
は僅かなセレクタ回路の追加でVLSIなどの超大規模集積
回路の検査回路が構成できる。また、場合によっては図
4もしくは図13、16、18のような配線のつなぎ替
えおよびインバータによる回路構成だけで、対象とする
半導体装置すべてに相関係数が小さい回路を形成出来れ
ば、より効果がある。
【0050】(第六実施例)また、このような検査回路
は、元々半導体装置内部に設けず、外部に設ける構成で
も同様な効果がある。即ち、従来より利用されているL
SIテスタでは、検査対象の半導体装置に対して検出端
子のついたプローブ(評価用ボード)を装着して、外部
から検査データパターンを入力して、結果をやはりプロ
ーブで取り出して、外部の装置で検査を判定している
が、図23で示すような、その評価用ボード84上、ま
たはプローブ途中のアダプター形式(図示しない)等
で、本発明の検査回路を設けて回路検査を実施すれば、
外部から検査パターンを与える必要がなくスムーズに検
査が実施できる。また、この場合は半導体装置内部に検
査回路を設けなくて良く、外部とのタイミングをとる回
路だけで済み、十分目的が達成できる。
は、元々半導体装置内部に設けず、外部に設ける構成で
も同様な効果がある。即ち、従来より利用されているL
SIテスタでは、検査対象の半導体装置に対して検出端
子のついたプローブ(評価用ボード)を装着して、外部
から検査データパターンを入力して、結果をやはりプロ
ーブで取り出して、外部の装置で検査を判定している
が、図23で示すような、その評価用ボード84上、ま
たはプローブ途中のアダプター形式(図示しない)等
で、本発明の検査回路を設けて回路検査を実施すれば、
外部から検査パターンを与える必要がなくスムーズに検
査が実施できる。また、この場合は半導体装置内部に検
査回路を設けなくて良く、外部とのタイミングをとる回
路だけで済み、十分目的が達成できる。
【0051】ところで、この明細書で言うパターンとい
うのは、一連の検査データの並びをいい、ちょうど画像
データのパターンのようになるのでパターンの元の意味
を転用して用いているが、画像データのパターンを意味
しない。また、請求項でいう、上への関数とは数学の集
合論における用語で、入力xと出力yとの関係(関数)
に対して、いずれかのxによって、必ずyの値全てを表
すことができる関係をいい、その場合、一つのyの値に
対してxが複数対応していても構わない関係を言う。
うのは、一連の検査データの並びをいい、ちょうど画像
データのパターンのようになるのでパターンの元の意味
を転用して用いているが、画像データのパターンを意味
しない。また、請求項でいう、上への関数とは数学の集
合論における用語で、入力xと出力yとの関係(関数)
に対して、いずれかのxによって、必ずyの値全てを表
すことができる関係をいい、その場合、一つのyの値に
対してxが複数対応していても構わない関係を言う。
【0052】また、カオス系という場合、ここでは必ず
しも、数学理論でいうカオスまたはカオス状態であるこ
とを意味しない。即ち、完全にカオスである場合は完全
にランダムであることが保証されるが、完全なカオスを
反映する回路は実現が困難であり、実際の使用にあたっ
ては、簡単に実現できる近似した回路を用いるのが普通
である。半導体装置では情報がデジタル化され、かつデ
ータの使用範囲が限定されているため、全てのデータが
出尽くした際は、必ず元のデータが出てくることになる
ため、完全なカオス状態というのはあり得ないと見てよ
い。従って疑似ランダムという意味も同様な関係を意味
する。
しも、数学理論でいうカオスまたはカオス状態であるこ
とを意味しない。即ち、完全にカオスである場合は完全
にランダムであることが保証されるが、完全なカオスを
反映する回路は実現が困難であり、実際の使用にあたっ
ては、簡単に実現できる近似した回路を用いるのが普通
である。半導体装置では情報がデジタル化され、かつデ
ータの使用範囲が限定されているため、全てのデータが
出尽くした際は、必ず元のデータが出てくることになる
ため、完全なカオス状態というのはあり得ないと見てよ
い。従って疑似ランダムという意味も同様な関係を意味
する。
【0053】
【発明の効果】カオス理論を適用したLSI等の半導体
装置の検査機能として自己検査方式を実現する検査機能
付半導体装置を構成した。この方式は、被検査回路と検
査データ発生回路とにより構成したフィ−ドバック系を
カオス系とすることで検査データを生成し、検査を自動
的に実行する方式であり、従来実施している自己検査方
式とは全く異なった考え方に基づくテスト方式である。
この方式を用いて、16ビット乗算器の故障検出実験を
行った結果、従来方式と比較して、検査時間が約25%
短縮され、テスト用付加回路をトランジスタ数で約60
%減少させることができた。以上のように本発明の構成
による半導体装置の自己検査は、テストが難しい大規模
理論回路などの半導体装置に適している検査である。
装置の検査機能として自己検査方式を実現する検査機能
付半導体装置を構成した。この方式は、被検査回路と検
査データ発生回路とにより構成したフィ−ドバック系を
カオス系とすることで検査データを生成し、検査を自動
的に実行する方式であり、従来実施している自己検査方
式とは全く異なった考え方に基づくテスト方式である。
この方式を用いて、16ビット乗算器の故障検出実験を
行った結果、従来方式と比較して、検査時間が約25%
短縮され、テスト用付加回路をトランジスタ数で約60
%減少させることができた。以上のように本発明の構成
による半導体装置の自己検査は、テストが難しい大規模
理論回路などの半導体装置に適している検査である。
【図1】本発明の検査機能付半導体装置の構成説明図。
【図2】検査対象である被検査回路の例としての乗算器
の構成図。
の構成図。
【図3】図1のタイミング調節回路の構成図。
【図4】図2の乗算器に対する検査データ生成回路の一
例を示す構成図。
例を示す構成図。
【図5】図2の乗算器の入出力関係を並び変えた場合の
特性説明図。
特性説明図。
【図6】図4の検査データ生成回路を示すフィードバッ
ク写像の説明図。
ク写像の説明図。
【図7】ローレンツ方程式の数値解の一例を示す説明
図。
図。
【図8】ローレンツ写像および単純化したローレンツ写
像の説明図。
像の説明図。
【図9】図8に示す写像の非周期性の説明図。
【図10】図9の考え方の説明図。
【図11】本発明のFB−BISTとローレンツ写像と
の対応を説明する説明図。
の対応を説明する説明図。
【図12】単純化したローレンツ写像を実現する変換回
路の構成図。
路の構成図。
【図13】図2の乗算器に対する別の構成の検査データ
生成回路の構成図。
生成回路の構成図。
【図14】乗算器の検査(故障検出率)のシミュレーシ
ョン結果図。
ョン結果図。
【図15】図2を対象とした、図4の検査回路による検
査データ生成の一覧図。
査データ生成の一覧図。
【図16】第二実施例の検査データ生成回路の構成図。
【図17】C1355回路の入出力特性図。
【図18】C1355回路に対する検査データ生成回路の構
成図。
成図。
【図19】C1355回路に対する検査(故障検出率)のシ
ミュレーション結果図。
ミュレーション結果図。
【図20】第四実施例の検査データ生成回路の構成図。
【図21】第五実施例の検査データ生成回路の構成図。
【図22】図21の検査データ生成回路を応用した半導
体装置の構成図。
体装置の構成図。
【図23】第六実施例の構成図。
【図24】本発明の自己検査のフローチャート図。
【図25】従来の自己検査方式の構成例の説明図。
1 被検査回路 2 内部バス(入出力データバス) 3 タイミング調節回路(検査データ生成手段) 4 検査データ生成回路(検査データ生成手段) 5 初期値入力(SCAN-IN) 6 検査結果出力(SCAN-OUT) 7 検査回路(検査データ生成手段) 8 判定回路 9 CLK(クロック信号) 10 比較器(判定回路内) 11 検査制御回路 12 検査制御メモリ(ROM) 13 TEST信号 21〜23 セレクタ(選択手段) 82 LSI(被検査対象を含む) 83 LSIテスタ 84 評価用ボード(プローブ) 110 論理回路 200 乗算器 210〜281 イネーブル回路 300〜331 セレクタ 350〜381 フリップフロップ回路(FF) 400〜431 検査データ生成回路の出力信号線 450〜480 インバータ(NOTゲート) 511〜513 被検査回路(異なるユニット) 600 セレクタ(第一セレクタ) 610 セレクタ(第二セレクタ)
Claims (15)
- 【請求項1】被検査回路に対して自己検査を行う検査回
路を備えてなる検査機能付半導体装置において、 前記被検査回路の出力データ全てを入力パターンとし、
前記被検査回路にとって検査データとなる出力パターン
を前記入力パターンから自動的に生成する検査データ生
成手段を前記検査回路に備え、 前記検査回路の各々の入力パターンに対して、各々異な
った出力パターンが一つずつ対応しており、 繰り返し生成した前記検査データの時系列による相関係
数が十分小さいことを特徴とする検査機能付半導体装
置。 - 【請求項2】被検査回路に対して自己検査を行う検査回
路を備えてなる検査機能付半導体装置において、 前記被検査回路の出力データyを全て用いて検査データ
zを自動的に生成して、該被検査回路に帰還入力する検
査データ生成手段を前記検査回路に備えたものであっ
て、 前記被検査回路の、初期または前回入力データxに対す
る前記出力データyを写像変換と見なした時の関数が、
該x,yの取りうる値の区間内で 【数1】y=f(x) で表されて1対1対応関数または上への関数であり、前
記検査回路による検査データ生成の関数が、 【数2】z=g(y) で表されて1対1対応関数または上への関数であり、 合成関数、 【数3】z=g(f(x))=h(x) が、不連続性を有し、該xの区間内のごく近い二点x1
とx2 において、 【数4】 |h(x1 )−h(x2 )| > |x1 −x2 | という性質を持ち、zの上への関数となっていることを
特徴とする検査機能付半導体装置。 - 【請求項3】前記検査回路が、該検査回路に入力パター
ンを入力する入力信号線と出力パターンを出力する出力
信号線の並びを組み換えた配線であることを特徴とする
請求項1乃至2に記載の検査機能付半導体装置。 - 【請求項4】前記配線と該検査回路の出力側の一部もし
くは全部にインバータを備えることを特徴とする請求項
3に記載の検査機能付半導体装置。 - 【請求項5】前記検査回路の出力信号線数mが入力信号
線数nに対して、m>nである場合に、前記検査回路に
データ拡張手段を有することを特徴とする請求項1また
は4に記載の検査機能付半導体装置方法。 - 【請求項6】前記検査回路の出力信号線数mが入力信号
線数nに対して、m<nである場合に、前記検査回路に
データ圧縮手段を有することを特徴とする請求項1また
は4に記載の検査機能付半導体装置方法。 - 【請求項7】前記データ拡張手段が、入力データビット
の一部を二重に出力ビットのいずれかに接続する配線で
あることを特徴とする請求項5に記載の検査機能付半導
体装置。 - 【請求項8】前記データ圧縮手段が、入力データビット
の一部または全部を複数入力の論理回路で、出力ビット
を減少する論理回路であることを特徴とする請求項6に
記載の検査機能付半導体装置方法。 - 【請求項9】前記検査データ生成手段と何れかの出力線
を選択する第一セレクタと、 前記インバータの接続を選択する第二セレクタとを検査
回路に有することを特徴とする請求項3に記載の検査機
能付半導体装置。 - 【請求項10】複数の被検査回路と検査回路との間に、
該被検査回路を選択する選択手段を備え、該選択手段に
より被検査回路を切り換えて検査することを特徴とする
請求項1乃至9に記載の検査機能付半導体装置方法。 - 【請求項11】前記検査回路が、該半導体装置の一部と
してモノリシック構造で形成されていることを特徴とす
る請求項1乃至10に記載の検査機能付半導体装置方
法。 - 【請求項12】前記検査データ生成手段が、検査時に該
半導体装置の外部装置として接続され、 半導体装置内部に検査データおよび検査結果データの授
受のタイミングを受け持つタイミング回路を有すること
を特徴とする請求項1乃至11に記載の検査機能付半導
体装置方法。 - 【請求項13】出力する検査データが少なくとも一つの
特定の値に収束してしまう回路構成であることが明らか
な場合に、該検査回路の何れかの二つの信号線を交換ま
たは何れかの信号線にインバータを設けて相関係数を小
さくした構成としたことを特徴とする請求項1乃至11
に記載の検査機能付半導体装置方法。 - 【請求項14】前記ワイヤードロジック回路が、前記出
力データを1ビットシフトし、かつ、最下位ビットを最
上位ビットに、もしくは最上位ビットを最下位ビットに
シフトする機能を有することを特徴とする請求項3乃至
8に記載の検査機能付半導体装置方法。 - 【請求項15】前記自己検査をn回(n>0)実施後の
出力データと所定の基準値とを比較して該被検査回路の
正否を判定する手段を備えていることを特徴とする請求
項1乃至14に記載の検査機能付半導体装置方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03780294A JP3271419B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 検査機能付半導体装置 |
| US08/337,826 US5619512A (en) | 1993-11-08 | 1994-11-08 | Integrated circuit having self-testing function |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03780294A JP3271419B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | 検査機能付半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07225260A true JPH07225260A (ja) | 1995-08-22 |
| JP3271419B2 JP3271419B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=12507647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03780294A Expired - Fee Related JP3271419B2 (ja) | 1993-11-08 | 1994-02-09 | 検査機能付半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3271419B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006105783A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Nec Electronics Corp | メモリテスト回路及びメモリテスト方法 |
| KR100612576B1 (ko) * | 1999-07-15 | 2006-08-11 | 엘지전자 주식회사 | 자기진단이 가능한 에이직 |
-
1994
- 1994-02-09 JP JP03780294A patent/JP3271419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100612576B1 (ko) * | 1999-07-15 | 2006-08-11 | 엘지전자 주식회사 | 자기진단이 가능한 에이직 |
| JP2006105783A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Nec Electronics Corp | メモリテスト回路及びメモリテスト方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3271419B2 (ja) | 2002-04-02 |
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