JPH0722626Y2 - 冷却塔の充填材ユニット - Google Patents

冷却塔の充填材ユニット

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JPH0722626Y2
JPH0722626Y2 JP1989047573U JP4757389U JPH0722626Y2 JP H0722626 Y2 JPH0722626 Y2 JP H0722626Y2 JP 1989047573 U JP1989047573 U JP 1989047573U JP 4757389 U JP4757389 U JP 4757389U JP H0722626 Y2 JPH0722626 Y2 JP H0722626Y2
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JP
Japan
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unit
filler
cooling tower
cooling
plate
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JP1989047573U
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JPH02140188U (ja
Inventor
太美雄 田辺
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Plastics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、冷却塔の充填材ユニットに関し、特に、大型
大容量の冷却塔に使用するのに適した充填材ユニットに
関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は、一般的な冷却塔の構成を示す断面図である。
冷却塔1は、その内部両側(外部側)にそれぞれ充填材
2,2を配設し、該充填材2,2間を冷却風Aの上昇路3とし
て上部に送風ファン4を配設するとともに、充填材2,2
の外側に冷却風Aの吸入口5を形成している。冷却水W
は、冷却塔1の底部からポンプ6により導出されて適宜
使用された後に充填材2の上部に設けた散水槽7に循環
し、該散水槽7から充填材2に向けて略均等等に流下す
る。また冷却風Aは、前記送風ファン4の回転により吸
入口5から吸入され、充填材2部分で冷却水Wを冷却し
たのちに、前記上昇路3を経て排出される。
このような冷却塔1の充填材2としては、通常、表面に
多数の凹凸を形成した合成樹脂製の板状体を垂直方向に
多数枚並列したものが用いられている。
このような充填材の性能は下式で表わされる。
Ka=C×lα×hβ 但し、 K:エンタルピ基準全熱伝達率 [Kcal/m2・hr・Δi] a:充填材単位容積当り接触面積[m2/m3] C:比例定数 l:充填材長さ[m] h:充填材高さ[m] α,β:充填材特有値 上記Kaは、エンタルピ基準総括熱容量移動係数[Kcal/m
2・hr・Δi]と呼ばれており、Kaを大きくすることは
充填物の単位体積当り熱移動量を大きくすることと一致
する。また、α,βは水量,空気量,温度条件等によっ
て変化するが、l/hが0.5〜1の範囲ではα>βという結
果が実験により得られているので、同一体積の充填材で
あれば長さlを大きくし、高さhを小さくすることがKa
を大きくする条件となる。
そのため、近年の冷却塔の大型化に伴ない、第7図に示
すように、通常の大きさの充填材を一つのブロック2a,2
bとし、このブロック2a,2bを側方へ複数個並設すること
によって、充填材高さhに対して長さlを大きくするこ
とが行われている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のごとく単に充填材のブロック2a,2
bを並列した場合には、第7図に示すように、充填材の
上方から流下する冷却水Wが、冷却風Aの影響で、冷却
風Aの流れ方向に斜めに流れるために、冷却風Aの上流
側のブロック2aを流下する冷却水Wの一部がブロック2
a,2b間の隙間2cから下方に流下してしまい、下流側のブ
ロック2b内に流入せず、下流側のブロック2bの充填材の
冷却能力,処理能力が充分に発揮されない不都合があっ
た。
また、板状体を大きく形成して大型の充填材を形成する
ことも可能であるが、板状体の製造や充填材の組立て,
輸送等に非常に大きな装置及び労力を必要とするため、
経済的な問題が大きく、実用的な手段ではなかった。
そこで本考案は、上記冷却風の下流側に配置された充填
材のブロックの冷却能力,処理能力を充分に発揮させて
冷却塔の性能の向上を図ることのできる充填材ユニット
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の冷却塔の充填材ユ
ニットは、上方から流下する冷却水と側方から導入され
る冷却風とを接触させる冷却塔の充填材ユニットにおい
て、板状体を垂直方向に複数枚並列して単位充填材ブロ
ックを形成し、該単位充填材ブロックを側方へ複数個並
設するとともに、隣接する単位充填材ブロック間に接続
板を跨設したことを特徴としている。
〔作用〕
上記のごとく、単位充填材ブロック間に接続板を跨設す
ることにより、冷却風の上流側に配置した単位充填材ブ
ロックから単位充填材ブロック間の隙間に流出した冷却
水を、接続板で受けて下流側の単位充填材ブロックに流
入させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて、さらに詳
細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す冷却塔の要部縦断面
図、第2図乃至第4図は、それぞれ本考案の他の実施例
を示す充填材ユニットの縦断面図、第5図は単位充填材
ブロックの斜視図である。
まず、第1図に示す充填材ユニット11は、単位充填材ブ
ロック12,12を冷却塔の内外方向、即ち、側方へ2個並
設するとともに、該内外の単位充填材ブロック12,12間
に、上下に3枚の接続板13,13を跨設したものである。
上記単位充填材ブロック12は、板状体14(第5図参照)
を垂直方向に複数枚並列して形成されるもので、従来と
同様の手段で形成することができる。板状体14として
は、完全な平面に限らず全体として板状のものならば各
種のものを使用することが可能であり、冷却水,冷却風
との接触面積を増大させるとともに強度の向上を図るた
め、表面に凹凸を形成したり、波板等を用いることが好
ましい。また板状体14の材質としては、ポリ塩化ビニ
ル,ポリエチレン,ポリプロピレンなどの合成樹脂の
他、アスベスト,金属等、各種のものを用いることがで
きる。さらに、板状体14の大きさは、真空成形機等の板
状体14を成形する機器の能力により適宜設定することが
できる。
単位充填材ブロック12を構成する板状体14の枚数は、2
枚以上、使用する冷却塔の大きさや形状、さらに組立
て,輸送等により制限される枚数まで可能であり、各板
状体14の間隔も冷却水の流量等により任意に設定するこ
とができる。また、板状体14を並設する手段は、従来か
ら用いられている各種方法により行うことができる。さ
らに単位充填材ブロック12,12の側方への並設数も、冷
却塔の大きさ等により適宜に設定することができる。
そして、上記単位充填材ブロック12,12間に設けられる
接続板13は、外部側(冷却風の上流側)の単位充填材ブ
ロック12から単位充填材ブロック12,12間の隙間15に流
下する冷却水を内部側(冷却風の下流側)の単位充填材
ブロック12に流入させることが可能な形状に形成される
もので、上記板状体14と同様の材料により形成されるこ
とができる。また、接続板13の配置間隔は、単位充填材
ブロック12の大きさや配置間隔、冷却水の流量等により
適宜設定されるものであるが、通常は、100〜1000mmの
範囲が適当であり、各接続板13間は、等間隔でも、異な
る間隔としてもよく、接続板13の形状や冷却水の流下状
態等により最適な配置状態を設定することができる。
この接続板13は、第1図のごとく水平方向に配置する
他、第2図に示すごとく、冷却水の流下方向に応じた傾
斜を与えることもでき、第3図に示すごとく、内外の単
位充填材ブロック12,12にそれぞれ対向するように取付
けておくこともできる。尚、第3図に示す構成の場合、
両接続板13,13を完全に密着させることなく、一部が重
なり合うように跨設してもよい。さらに、第4図に示す
ごとく、単位充填材ブロック12を上下多段に配置する場
合には、上下の単位充填材ブロック12,12間に接続板13
を跨設してもよい。
また、接続板13と単位充填材ブロック12との固定手段
は、第5図に示すように、単位充填材ブロック12の側端
部及び/又は接続板13にスリット16,16を形成して挿着
することにより、容易に行うことができるが、適宜な連
結金具を用いたり、接着などの手段によっても両者を固
着すことができる。
このように充填材ユニット11を形成することにより、第
1図に示すように、冷却風Aの上流側に配置した単位充
填材ブロック12から単位充填材ブロック12,12間の隙間1
5に流出した冷却水Wを、接続板13で受けて下流側の単
位充填材ブロック12に流入させることができるので、下
流側の単位充填材ブロック12の能力を充分に発揮させる
ことができ、冷却塔の能力向上を図ることができる。
従って、本考案の充填材ユニット11は、適当な大きさの
単位充填材ブロック12を用意して、これを側方へ複数個
組合せることにより、必要な能力を有する任意の大きさ
の充填材を形成することができる。
例えば、2m×2mの充填材を必要とする場合、通常の真空
成形機でこの大きさの板状体の成形能力をもたせること
は経済的に問題があるが、例えば1m×1mの単位充填材ブ
ロック12を4個組合せることにより、容易に2m×2mの充
填材を得ることができる。また、単位充填材ブロック12
の上方への積み上げは、冷却水が重力により流下するの
で特に問題とならないが、横方向への並設に際して本考
案を適用することにより、各単位充填材ブロック12の能
力を充分に発揮させることができるから、一体に形成し
た大型の充填材と同等の能力を得ることができる。さら
に、同一体積で、より能力の優れた形態、即ち前記長さ
lを高さhより大きくした、例えば4m×1mとした充填材
を容易に形成することもできる。
尚、本考案の充填材ユニットは、上記冷却塔の他、各種
の反応塔、水処理装置等にも適用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の充填材ユニットは、側方
へ複数個並設された単位充填材ブロック間に冷却水を案
内する接続板を跨設したから、単位充填材ブロック間の
隙間を流下する冷却水を隣接する側方の単位充填材ブロ
ックに導入することができ、各単位充填材ブロックの冷
却能力,処理能力を充分に発揮させることができる。
従って、小型の単位充填材ブロックを使用することが可
能になり、小型の成形機で板状体を成形できるので、成
形費のコストダウンを始め、取り扱い性の向上、歩留り
の向上、輸送費の低減等も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す冷却塔の要部縦断面
図、第2図乃至第4図は、それぞれ本考案の他の実施例
を示す充填材ユニットの縦断面図、第5図は単位充填材
ブロックの斜視図、第6図は一般的な冷却塔の構成を示
す縦断面図、第7図は充填材のブロックを並設した従来
の冷却塔の冷却水の流れを説明する縦断面図である。 11……充填材ユニット、12……単位充填材ブロック、13
……接続板、14……板状体、15……隙間、16……スリッ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方から流下する冷却水と側方から導入さ
    れる冷却風とを接触させる冷却塔の充填材ユニットにお
    いて、板状体を垂直方向に複数枚並列して単位充填材ブ
    ロックを形成し、該単位充填材ブロックを側方へ複数個
    並設するとともに、隣接する単位充填材ブロック間に接
    続板を跨設したことを特徴とする冷却塔の充填材ユニッ
    ト。
JP1989047573U 1989-04-21 1989-04-21 冷却塔の充填材ユニット Expired - Lifetime JPH0722626Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989047573U JPH0722626Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 冷却塔の充填材ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP1989047573U JPH0722626Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 冷却塔の充填材ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02140188U JPH02140188U (ja) 1990-11-22
JPH0722626Y2 true JPH0722626Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=31563621

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JP1989047573U Expired - Lifetime JPH0722626Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 冷却塔の充填材ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189325U (ja) * 1987-05-28 1988-12-06

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JPH02140188U (ja) 1990-11-22

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