JPH0722713Y2 - 箏 - Google Patents
箏Info
- Publication number
- JPH0722713Y2 JPH0722713Y2 JP1989125351U JP12535189U JPH0722713Y2 JP H0722713 Y2 JPH0722713 Y2 JP H0722713Y2 JP 1989125351 U JP1989125351 U JP 1989125351U JP 12535189 U JP12535189 U JP 12535189U JP H0722713 Y2 JPH0722713 Y2 JP H0722713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickup
- contact microphone
- attached
- weight
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Stringed Musical Instruments (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマイクロホンを取付けた箏に関する。
(従来の技術) 従来、楽器類の演奏の増幅、録音などを行なう場合、楽
器の共鳴胴に小型接触マイクロホンを接着などにより取
付けている。そして、従来のこの種の接触マイクロホン
は、例えば圧電素子などからなるピックアップをケース
に収めた構造が採られている。
器の共鳴胴に小型接触マイクロホンを接着などにより取
付けている。そして、従来のこの種の接触マイクロホン
は、例えば圧電素子などからなるピックアップをケース
に収めた構造が採られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような構造の従来の接触マイクロホンで
は、中高音域の音に対する感度は比較的高いものの、低
音域の音に対しては、ピックアップ全体が楽器類の共鳴
胴と同期的に動き、例えばピックアップの圧電素子に必
要なひずみが生じないため、感度が低い問題があった。
この感度が低くなることは、ピックアップが小型で、こ
のピックアップ自体の固有振動数が高いためと考えられ
る。そのために、再現される音質は、中高音域が耳につ
く非常に帯域の狭い悪いものになっていた。
は、中高音域の音に対する感度は比較的高いものの、低
音域の音に対しては、ピックアップ全体が楽器類の共鳴
胴と同期的に動き、例えばピックアップの圧電素子に必
要なひずみが生じないため、感度が低い問題があった。
この感度が低くなることは、ピックアップが小型で、こ
のピックアップ自体の固有振動数が高いためと考えられ
る。そのために、再現される音質は、中高音域が耳につ
く非常に帯域の狭い悪いものになっていた。
また、小型の接触マイクロホンを用いて箏の演奏の増
幅、演奏を行うようにするには、筝体に対する接触マイ
クロホンの取付け位置によっては、接触マイクロホンが
目立って体裁を損ね、また、接触マイクロホンにより忠
実に音を拾うことができない問題がある。
幅、演奏を行うようにするには、筝体に対する接触マイ
クロホンの取付け位置によっては、接触マイクロホンが
目立って体裁を損ね、また、接触マイクロホンにより忠
実に音を拾うことができない問題がある。
本考案は、このよな問題点を解決しようとするもので、
接触マイクロホンにより中高音域のみならず低音域の音
に対する感度も高く忠実に音を拾うことができる箏を提
供するものである。
接触マイクロホンにより中高音域のみならず低音域の音
に対する感度も高く忠実に音を拾うことができる箏を提
供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の箏は、筝体と、この筝体に取付けられる接触マ
イクロホンとからなり、前記接触マイクロホンは、ピッ
クアップと錘体とにて形成し、このピックアップは前記
錘体に少なくとも一面を露出して突出した状態でこのピ
ックアップの表面に弾性体を介して取付け、前記接触マ
イクロホンは前記錘体から露出したピックアップの露出
面を、前記箏体の龍角の取付け用の四分六の外側で錘体
から離反した位置に接触させて取付けたものである。
イクロホンとからなり、前記接触マイクロホンは、ピッ
クアップと錘体とにて形成し、このピックアップは前記
錘体に少なくとも一面を露出して突出した状態でこのピ
ックアップの表面に弾性体を介して取付け、前記接触マ
イクロホンは前記錘体から露出したピックアップの露出
面を、前記箏体の龍角の取付け用の四分六の外側で錘体
から離反した位置に接触させて取付けたものである。
(作用) 本考案の筝は、筝体の龍角が取付けられた四分六の外側
にピックアップの露出面が接触する状態で接触マイクロ
ホンを取付けることにより、箏の演奏時、その共鳴胴の
振動がピックアップにより電気信号に変換される。この
とき、ピックアップに弾性体を介して取付けられた錘体
の慣性により、低音域の振動に対してもピックアップ全
体が同期的に動くことが防止され、例えば、ピックアッ
プの圧電素子に必要なひずみが十分に生じることにな
り、この接触マイクロホンにより忠実に音を拾えるよう
にしたものである。これによって、中高音域のみなら
ず、低音域に対しても感度が高くなる。また、全域的に
も感度が向上する。また、この接触マイクロホンの取付
けが容易で、取付けられた接触マイクロホンが目立つこ
とがない。
にピックアップの露出面が接触する状態で接触マイクロ
ホンを取付けることにより、箏の演奏時、その共鳴胴の
振動がピックアップにより電気信号に変換される。この
とき、ピックアップに弾性体を介して取付けられた錘体
の慣性により、低音域の振動に対してもピックアップ全
体が同期的に動くことが防止され、例えば、ピックアッ
プの圧電素子に必要なひずみが十分に生じることにな
り、この接触マイクロホンにより忠実に音を拾えるよう
にしたものである。これによって、中高音域のみなら
ず、低音域に対しても感度が高くなる。また、全域的に
も感度が向上する。また、この接触マイクロホンの取付
けが容易で、取付けられた接触マイクロホンが目立つこ
とがない。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面に基づいて説明する。
まず、第1図により接触マイクロホン11の構成を第1図
により説明する。
により説明する。
12は振動電気変換器であるピックアップで、このピック
アップ12は、例えば圧電素子などからなっている。ま
た、このピックアップ12は、平面形状が例えば縦1cm以
下、横3cm以下の細長い矩形の薄板状に形成されてい
る。
アップ12は、例えば圧電素子などからなっている。ま
た、このピックアップ12は、平面形状が例えば縦1cm以
下、横3cm以下の細長い矩形の薄板状に形成されてい
る。
そして、前記ピックアップ12は、その下面以外の表面す
なわち側面および上面を覆って、下面を開口したケース
状の錘体13に弾性体14を介して取付けられている。な
お、このピックアップ12の下面は、矢印で示すように錘
体13および弾性体14の下面よりも若干下側外方へ突出さ
れている。この錘体13の材質は限定されないが、錘体13
は、音質上なるべく重い方がよいとともに、接触マイク
ロホンの使用目的上なるべく小さいほうがよいので、比
重の大きい材質が好ましい。また、前記弾性体14は、例
えば発泡ブチルゴムを材質とするスポンジゴムなどから
なっている。そして、この弾性体14の材質は、音質に大
きな影響を与える。
なわち側面および上面を覆って、下面を開口したケース
状の錘体13に弾性体14を介して取付けられている。な
お、このピックアップ12の下面は、矢印で示すように錘
体13および弾性体14の下面よりも若干下側外方へ突出さ
れている。この錘体13の材質は限定されないが、錘体13
は、音質上なるべく重い方がよいとともに、接触マイク
ロホンの使用目的上なるべく小さいほうがよいので、比
重の大きい材質が好ましい。また、前記弾性体14は、例
えば発泡ブチルゴムを材質とするスポンジゴムなどから
なっている。そして、この弾性体14の材質は、音質に大
きな影響を与える。
また、前記ピックアップ12の側面下端部から、出力用の
電気コード16が導出されている。
電気コード16が導出されている。
さらに、前記ピックアップ12の露出した下面には、両面
粘着テープ17が貼着されている。
粘着テープ17が貼着されている。
次に、前記接触マイクロホン11を取付けた箏の構成を第
2図により説明する。
2図により説明する。
第2図において、筝体は中空な共鳴胴の上面の甲21、同
側面の磯22、頭部23、尾部24、龍角25、雲角26、弦27、
柱28にて構成される。また、この筝体には図示していな
いが、周知のように共鳴胴の下面の龍背の両端部には穴
が形成されている。そして、前記龍角25は、四分六29を
介して頭部23側に取付けられたものである。さらに、弦
27の一端は、四分六29の外側に固着されているととも
に、龍角25に掛けられている。
側面の磯22、頭部23、尾部24、龍角25、雲角26、弦27、
柱28にて構成される。また、この筝体には図示していな
いが、周知のように共鳴胴の下面の龍背の両端部には穴
が形成されている。そして、前記龍角25は、四分六29を
介して頭部23側に取付けられたものである。さらに、弦
27の一端は、四分六29の外側に固着されているととも
に、龍角25に掛けられている。
そして、前記接触マイクロホン11は、前記龍角25の取付
け用の四分六29の外側にピックアップ12の錘体13から露
出して突出した下面を接触させ、両面粘着テープ17の接
着により取付けられている。なお、接触マイクロホン11
の錘体13は四分六29には接触しないように四分六29から
離反した位置に取付ける。そのために、上述のようにピ
ックアップ12の下面を錘体13および弾性体14の下面より
も突出させている。
け用の四分六29の外側にピックアップ12の錘体13から露
出して突出した下面を接触させ、両面粘着テープ17の接
着により取付けられている。なお、接触マイクロホン11
の錘体13は四分六29には接触しないように四分六29から
離反した位置に取付ける。そのために、上述のようにピ
ックアップ12の下面を錘体13および弾性体14の下面より
も突出させている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
箏の演奏時、弦の振動により共鳴胴内に音波が生じ、こ
れにより四分六29を含めた共鳴胴が振動する。この振動
がピックアップ12により電気信号に変換され、増幅ある
いは録音などが行なわれる。
れにより四分六29を含めた共鳴胴が振動する。この振動
がピックアップ12により電気信号に変換され、増幅ある
いは録音などが行なわれる。
このとき、ピックアップ12に弾性体14を介して取付けら
れた錘体13に慣性により、低音域の信号に対してもピッ
クアップ12全体が同期的に動くことが防止され、ピック
アップ12の圧電素子に必要なひずみが十分に生じること
になる。これによって、中高音域のみならず、低音域に
対しても高い感度が得られ、従来よりも低音域の感度が
大幅に向上する。また、全域的にも感度が向上する。
れた錘体13に慣性により、低音域の信号に対してもピッ
クアップ12全体が同期的に動くことが防止され、ピック
アップ12の圧電素子に必要なひずみが十分に生じること
になる。これによって、中高音域のみならず、低音域に
対しても高い感度が得られ、従来よりも低音域の感度が
大幅に向上する。また、全域的にも感度が向上する。
したがって、再現時の音量が増すとともに、とくに低音
域の音の伸びが従来よりもよくなり、全体的に素直な良
好な音質を得ることができ、忠実に音を再現できる。そ
して、錘体13が重いほど、低音域の伸びが良くなるとと
もに、全体の音量が増す。
域の音の伸びが従来よりもよくなり、全体的に素直な良
好な音質を得ることができ、忠実に音を再現できる。そ
して、錘体13が重いほど、低音域の伸びが良くなるとと
もに、全体の音量が増す。
なお、ピックアップ12自体には適当なひずみが生じなけ
ればならないので、このピックアップ12と錘体13との間
に上述のように弾性体14を介在させる必要がある。ま
た、錘体13自体はなるべく動かないようにしなければな
らないから、この錘体13は、上述のように四分六29に接
触しないように四分六29から離反した位置に取付ける。
ればならないので、このピックアップ12と錘体13との間
に上述のように弾性体14を介在させる必要がある。ま
た、錘体13自体はなるべく動かないようにしなければな
らないから、この錘体13は、上述のように四分六29に接
触しないように四分六29から離反した位置に取付ける。
また、箏の龍角25の取付け用の四分六29の外側に接触マ
イクロホン11を取付けたので、この接触マイクロホン11
を目立たずかつ邪魔にならないように簡単に取付けるこ
とができるとともに、この接触マイクロホン11により忠
実に音を拾うことができる。
イクロホン11を取付けたので、この接触マイクロホン11
を目立たずかつ邪魔にならないように簡単に取付けるこ
とができるとともに、この接触マイクロホン11により忠
実に音を拾うことができる。
なお、接触マイクロホン11が1個の場合は、十分な音の
再現性が得られないこともあるので、よりいっそう忠実
に音をひろいたいときには、四分六29に加えて裏板であ
る龍背にも接触マイクロホン11を取付け、箏に2個の接
触マイクロホン11を取付けるとよい。
再現性が得られないこともあるので、よりいっそう忠実
に音をひろいたいときには、四分六29に加えて裏板であ
る龍背にも接触マイクロホン11を取付け、箏に2個の接
触マイクロホン11を取付けるとよい。
また、上記実施例では、錘体13をケース状にしたが、錘
体13は、平板状にして同じく平板状にした弾性体14を介
してピックアップ12の上面に取付けるなどしてもよい。
しかし、いずれにせよピックアップ12を収めるケースは
必要なので、上記実施例のように錘体13をケースと兼用
すれば、構造を簡単にできる。
体13は、平板状にして同じく平板状にした弾性体14を介
してピックアップ12の上面に取付けるなどしてもよい。
しかし、いずれにせよピックアップ12を収めるケースは
必要なので、上記実施例のように錘体13をケースと兼用
すれば、構造を簡単にできる。
また、接触マイクロホン11の形状は、上記実施例のよう
な矩形薄板状に限るものではなく、円板状などであって
もよい。
な矩形薄板状に限るものではなく、円板状などであって
もよい。
また、ピックアップ12に電気的に接続するコード16は、
第1図に鎖線で示すように、ピックアップ12の下面隅部
から導出させるなどしてもよい。
第1図に鎖線で示すように、ピックアップ12の下面隅部
から導出させるなどしてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、ピックアップに弾性体を介して錘体を
取付けたので、この錘体の慣性により低音域の振動に対
してもピックアップ全体が同期的に動くことを防止で
き、特に、低音域の音に対して感度を向上させることが
できるとともに、全域的にも感度を向上させることがで
き、したがって、再現時の音質特性を向上させることが
できるとともに、音量を増大させることができる。
取付けたので、この錘体の慣性により低音域の振動に対
してもピックアップ全体が同期的に動くことを防止で
き、特に、低音域の音に対して感度を向上させることが
できるとともに、全域的にも感度を向上させることがで
き、したがって、再現時の音質特性を向上させることが
できるとともに、音量を増大させることができる。
また、接触マイクロホンを筝の龍角の取付け用の四分六
の外側に取付けたので、接触マイクロホンを目立たずか
つ邪魔にならないように簡単に取付けることができると
ともに、この接触マイクロホンによりよく音を拾うこと
ができる。
の外側に取付けたので、接触マイクロホンを目立たずか
つ邪魔にならないように簡単に取付けることができると
ともに、この接触マイクロホンによりよく音を拾うこと
ができる。
第1図は本考案の筝に取付ける接触マイクロホンの一実
施例を示す断面図、第2図は本考案の箏の一実施例を示
す斜視図である。 11……楽器類用接触マイクロホン、12……ピックアッ
プ、13……錘体、14……弾性体、25……龍角、29……四
分六。
施例を示す断面図、第2図は本考案の箏の一実施例を示
す斜視図である。 11……楽器類用接触マイクロホン、12……ピックアッ
プ、13……錘体、14……弾性体、25……龍角、29……四
分六。
Claims (1)
- 【請求項1】筝体と、この筝体に取付けられる接触マイ
クロホンとからなり、 前記接触マイクロホンは、ピックアップと錘体とにて形
成し、このピックアップは前記錘体に少なくとも一面を
露出して突出した状態でこのピックアップの表面に弾性
体を介して取付け、 前記接触マイクロホンは前記錘体から露出したピックア
ップの露出面を、前記箏体の龍角の取付け用の四分六の
外側で錘体から離反した位置に接触させて取付けた ことを特徴とする箏。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125351U JPH0722713Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 箏 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125351U JPH0722713Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 箏 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0366292U JPH0366292U (ja) | 1991-06-27 |
| JPH0722713Y2 true JPH0722713Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31673226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989125351U Expired - Lifetime JPH0722713Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 箏 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722713Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4716455B1 (ja) * | 2010-12-19 | 2011-07-06 | 龍守 佐藤 | 電子和楽器のセンサートリガー取付け装置 |
| JP6627846B2 (ja) * | 2017-11-06 | 2020-01-08 | ヤマハ株式会社 | センサーユニット及び楽器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4811528U (ja) * | 1971-06-19 | 1973-02-08 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1989125351U patent/JPH0722713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0366292U (ja) | 1991-06-27 |
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