JPH07227606A - オンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧延機 - Google Patents
オンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧延機Info
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- JPH07227606A JPH07227606A JP6022883A JP2288394A JPH07227606A JP H07227606 A JPH07227606 A JP H07227606A JP 6022883 A JP6022883 A JP 6022883A JP 2288394 A JP2288394 A JP 2288394A JP H07227606 A JPH07227606 A JP H07227606A
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- dressing
- roll
- rolling
- grinding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧延機内の狭隘なスペースであっても、オン
ラインロール研削装置の回転砥石の砥粒層をオンライン
で容易にドレッシングすることを可能とし、ロール研削
後のロール表面粗度を一定に保つことができるようにす
る。 【構成】圧延ロール1の一端にダイアモンド砥粒層等で
作られたドレッシング砥石8を装着しておき、このドレ
ッシング砥石を圧延ロールと一緒に回転させながら、オ
ンラインロール研削装置の砥石送り装置23により回転
砥石20の砥粒層50をドレッシング砥石8に接触さ
せ、砥石回転装置22によりドレッシング砥石8との表
面速度差を保つように回転砥石を回転させることにより
オンラインで回転砥石20の砥粒層50をドレッシング
する。
ラインロール研削装置の回転砥石の砥粒層をオンライン
で容易にドレッシングすることを可能とし、ロール研削
後のロール表面粗度を一定に保つことができるようにす
る。 【構成】圧延ロール1の一端にダイアモンド砥粒層等で
作られたドレッシング砥石8を装着しておき、このドレ
ッシング砥石を圧延ロールと一緒に回転させながら、オ
ンラインロール研削装置の砥石送り装置23により回転
砥石20の砥粒層50をドレッシング砥石8に接触さ
せ、砥石回転装置22によりドレッシング砥石8との表
面速度差を保つように回転砥石を回転させることにより
オンラインで回転砥石20の砥粒層50をドレッシング
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオンラインロール研削装
置の砥石ドレッシング方法及び圧延機に係わり、特に圧
延機内にドレッシング砥石を設置し、オンラインで圧延
ロール研削装置の効果的な砥石ドレッシングを行えるオ
ンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧
延機に関する。
置の砥石ドレッシング方法及び圧延機に係わり、特に圧
延機内にドレッシング砥石を設置し、オンラインで圧延
ロール研削装置の効果的な砥石ドレッシングを行えるオ
ンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧
延機に関する。
【0002】
【従来の技術】板圧延機の圧延ロールは板材を圧延する
と圧延部分のみが摩耗するか、ロール表面の粗度が悪化
し、圧延が継続出来なくなるので、圧延ロールを抜き出
しオフライングラインダーで研削を行っている。また、
近年ロール組替えの頻度を少なくするためにオンライン
で圧延ロールを研削可能な種々のオンラインロール研削
装置が開発されている。
と圧延部分のみが摩耗するか、ロール表面の粗度が悪化
し、圧延が継続出来なくなるので、圧延ロールを抜き出
しオフライングラインダーで研削を行っている。また、
近年ロール組替えの頻度を少なくするためにオンライン
で圧延ロールを研削可能な種々のオンラインロール研削
装置が開発されている。
【0003】さらに、オンラインロール研削装置の砥石
のドレッシングをオンラインで行う方法として、199
2年日本精密機械学会春季大会学術講演論文集P.77
5「圧延ロールの機上定圧研削加工」に記載された方法
がある。この文献には、超砥粒で作られた砥石層のドレ
ッシングに電解インプロセスドレッシング(ELID)
方法を利用し、オンラインでドレッシングを行うことに
より、ロール表面の研削粗度を高精度に仕上げることが
可能であると記載されている。
のドレッシングをオンラインで行う方法として、199
2年日本精密機械学会春季大会学術講演論文集P.77
5「圧延ロールの機上定圧研削加工」に記載された方法
がある。この文献には、超砥粒で作られた砥石層のドレ
ッシングに電解インプロセスドレッシング(ELID)
方法を利用し、オンラインでドレッシングを行うことに
より、ロール表面の研削粗度を高精度に仕上げることが
可能であると記載されている。
【0004】また、砥石を高精度にドレッシング加工す
る従来技術として、特開昭62−130177号公報に
は、各々形状の異なる2個以上のドレッサーを被加工物
取り付けテーブルの一端に取り付けることにより、砥石
との干渉なくドレッシングを行う数値制御平面研削盤が
記載されている。また、特開平1−64777号公報に
は、ダイアモンド、CBN砥粒などの硬い砥石を効率的
にツールイング・ドレッシング加工するオフラインのロ
ータリードレッシング方法が記載されている。さらに、
特開平1−127267号公報には、砥石の回転方向を
連続的に反転させることにより、1個の砥石でもって研
削工具のツルーイングとドレッシングを連続的に効率よ
く行うオフラインのドレッシング方法及び装置が記載さ
れている。またさらに、特開平1−27858号公報に
は、超砥ホイールと等速及びその前後の速度によってク
ロスハッチ状の良好なドレッシングされた表面を得るオ
フラインのドレッシング方案と装置が記載されている。
る従来技術として、特開昭62−130177号公報に
は、各々形状の異なる2個以上のドレッサーを被加工物
取り付けテーブルの一端に取り付けることにより、砥石
との干渉なくドレッシングを行う数値制御平面研削盤が
記載されている。また、特開平1−64777号公報に
は、ダイアモンド、CBN砥粒などの硬い砥石を効率的
にツールイング・ドレッシング加工するオフラインのロ
ータリードレッシング方法が記載されている。さらに、
特開平1−127267号公報には、砥石の回転方向を
連続的に反転させることにより、1個の砥石でもって研
削工具のツルーイングとドレッシングを連続的に効率よ
く行うオフラインのドレッシング方法及び装置が記載さ
れている。またさらに、特開平1−27858号公報に
は、超砥ホイールと等速及びその前後の速度によってク
ロスハッチ状の良好なドレッシングされた表面を得るオ
フラインのドレッシング方案と装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。1992年日本精密
機械学会春季大会学術講演論文集P.775「圧延ロー
ルの機上定圧研削加工」に記載された電解インプロセス
ドレッシング(ELID)方法を適用する場合には、砥
粒層と放電をさせる金属間に伝導性の良い研削液を流す
必要がある。しかし、熱間圧延機では圧延ロール冷却水
として工業用水が用いられ、冷間圧延機では圧延ロール
冷却水としてエマルジョン系の圧延液が用いられるが、
このような液体ではこれをELIDの研削液に用いたと
しても放電に必要な伝導性が得られないので、ELID
研削に適した研削液にはならず、十分なドレッシングは
期待できない。このため専用の研削液供給手段が必要と
なる。また、回転する砥石と金属間で放電させてELI
D研削を行うためには回転する砥石に電流を供給する手
段が必要になる。このようにELID方法を適用する場
合には専用の種々の装置を設ける必要があり、このよう
な方法は、狭いスペースの圧延機内に設けるオンライン
ロール研削装置のドレッシング方法としては適していな
い。
来技術には次のような問題がある。1992年日本精密
機械学会春季大会学術講演論文集P.775「圧延ロー
ルの機上定圧研削加工」に記載された電解インプロセス
ドレッシング(ELID)方法を適用する場合には、砥
粒層と放電をさせる金属間に伝導性の良い研削液を流す
必要がある。しかし、熱間圧延機では圧延ロール冷却水
として工業用水が用いられ、冷間圧延機では圧延ロール
冷却水としてエマルジョン系の圧延液が用いられるが、
このような液体ではこれをELIDの研削液に用いたと
しても放電に必要な伝導性が得られないので、ELID
研削に適した研削液にはならず、十分なドレッシングは
期待できない。このため専用の研削液供給手段が必要と
なる。また、回転する砥石と金属間で放電させてELI
D研削を行うためには回転する砥石に電流を供給する手
段が必要になる。このようにELID方法を適用する場
合には専用の種々の装置を設ける必要があり、このよう
な方法は、狭いスペースの圧延機内に設けるオンライン
ロール研削装置のドレッシング方法としては適していな
い。
【0006】また、特開平1−64777号公報、特開
平1−127267号公報、及び特開平1−27858
号公報に記載されたドレッシング加工技術はいずれもオ
フラインでのドレッシングであり、同様に狭いスペース
の圧延機内に設けるオンラインロール研削装置のドレッ
シング方法としては適していない。また、特開昭62−
130177号公報は、被加工物取り付けテーブルを用
いており、このようなテーブルのない圧延機にこの技術
を応用することはできない。
平1−127267号公報、及び特開平1−27858
号公報に記載されたドレッシング加工技術はいずれもオ
フラインでのドレッシングであり、同様に狭いスペース
の圧延機内に設けるオンラインロール研削装置のドレッ
シング方法としては適していない。また、特開昭62−
130177号公報は、被加工物取り付けテーブルを用
いており、このようなテーブルのない圧延機にこの技術
を応用することはできない。
【0007】本発明の目的は、圧延機内の狭隘なスペー
スであっても、オンラインロール研削装置の回転砥石の
砥粒層をオンラインで容易にドレッシングすることを可
能とし、研削後のロール表面粗度を一定に保つことがで
きるオンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法
及び圧延機を提供することにある。
スであっても、オンラインロール研削装置の回転砥石の
砥粒層をオンラインで容易にドレッシングすることを可
能とし、研削後のロール表面粗度を一定に保つことがで
きるオンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法
及び圧延機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、圧延ロールを研削する超砥粒で作られた
砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転砥石と、この回転
砥石を回転駆動する砥石回転装置と、前記回転砥石を圧
延ロールの径方向に移動させる砥石送り装置と、前記回
転砥石を圧延ロールの軸方向に移動させるトラバース装
置とを備えたオンラインロール研削装置の砥石ドレッシ
ング方法において、前記圧延ロールの少なくとも一端に
ドレッシング砥石を装着し、前記砥石回転装置、砥石送
り装置及びトラバース装置を用いて前記回転砥石の砥粒
層を前記ドレッシング砥石に回転させながら接触させ、
回転砥石の砥粒層のドレッシングを行う。
に、本発明は、圧延ロールを研削する超砥粒で作られた
砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転砥石と、この回転
砥石を回転駆動する砥石回転装置と、前記回転砥石を圧
延ロールの径方向に移動させる砥石送り装置と、前記回
転砥石を圧延ロールの軸方向に移動させるトラバース装
置とを備えたオンラインロール研削装置の砥石ドレッシ
ング方法において、前記圧延ロールの少なくとも一端に
ドレッシング砥石を装着し、前記砥石回転装置、砥石送
り装置及びトラバース装置を用いて前記回転砥石の砥粒
層を前記ドレッシング砥石に回転させながら接触させ、
回転砥石の砥粒層のドレッシングを行う。
【0009】上記オンラインロール研削装置用砥石ドレ
ッシング方法において、好ましくは、前記ドレッシング
砥石はリング状であり、そのドレッシング砥石を圧延ロ
ールと共に回転させながらドレッシングを行なう。
ッシング方法において、好ましくは、前記ドレッシング
砥石はリング状であり、そのドレッシング砥石を圧延ロ
ールと共に回転させながらドレッシングを行なう。
【0010】また、好ましくは、前記回転砥石の前記ド
レッシング砥石との接触開始位置を検出し、その接触開
始位置から前記回転砥石を一定量送り込んで前記ドレッ
シングを行なう。この代わりに、前記回転砥石の前記ド
レッシング砥石との接触圧を検出し、その接触圧が一定
になるように制御しながら前記砥石送り装置を用いて回
転砥石をドレッシング砥石に押しつけ、前記ドレッシン
グを行わせてもよい。
レッシング砥石との接触開始位置を検出し、その接触開
始位置から前記回転砥石を一定量送り込んで前記ドレッ
シングを行なう。この代わりに、前記回転砥石の前記ド
レッシング砥石との接触圧を検出し、その接触圧が一定
になるように制御しながら前記砥石送り装置を用いて回
転砥石をドレッシング砥石に押しつけ、前記ドレッシン
グを行わせてもよい。
【0011】さらに、好ましくは、前記ドレッシング砥
石として、円盤状の金属で作られた台金上の結合材に柱
状のダイアモンドを円周方向に一定のピッチで埋め込ん
だものを用いる。
石として、円盤状の金属で作られた台金上の結合材に柱
状のダイアモンドを円周方向に一定のピッチで埋め込ん
だものを用いる。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
は、圧延ロールを研削する超砥粒で作られた砥粒層を平
面円盤側面に取付けた回転砥石と、この回転砥石を回転
駆動する砥石回転装置と、前記回転砥石を圧延ロールの
径方向に移動させる砥石送り装置と、前記回転砥石を圧
延ロールの軸方向に移動させるトラバース装置とを備え
たオンライン圧延ロール研削装置の砥石ドレッシング方
法において、前記圧延ロールの両端を支えるロール軸受
箱のうち少なくとも一方のロール軸受箱の圧延ロール側
側面にドレッシング砥石を装着し、前記砥石回転手段、
前記送り手段及びトラバース手段を用いて前記回転砥石
の砥粒層を前記ドレッシング砥石に回転させながら接触
させ、回転砥石の砥粒層のドレッシングを行う。
は、圧延ロールを研削する超砥粒で作られた砥粒層を平
面円盤側面に取付けた回転砥石と、この回転砥石を回転
駆動する砥石回転装置と、前記回転砥石を圧延ロールの
径方向に移動させる砥石送り装置と、前記回転砥石を圧
延ロールの軸方向に移動させるトラバース装置とを備え
たオンライン圧延ロール研削装置の砥石ドレッシング方
法において、前記圧延ロールの両端を支えるロール軸受
箱のうち少なくとも一方のロール軸受箱の圧延ロール側
側面にドレッシング砥石を装着し、前記砥石回転手段、
前記送り手段及びトラバース手段を用いて前記回転砥石
の砥粒層を前記ドレッシング砥石に回転させながら接触
させ、回転砥石の砥粒層のドレッシングを行う。
【0013】更に上記目的を達成するために、本発明
は、圧延ロールと、オンラインロール研削装置を備え、
前記オンラインロール研削装置は圧延ロールを研削する
超砥粒で作られた砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転
砥石と、この回転砥石を回転駆動する砥石回転装置と、
前記回転砥石を圧延ロールの径方向に移動させる砥石送
り装置と、前記回転砥石を圧延ロールの軸方向に移動さ
せるトラバース装置とを有する圧延機において、前記圧
延ロールの少なくとも一端にドレッシング砥石を装着し
た構成とする。
は、圧延ロールと、オンラインロール研削装置を備え、
前記オンラインロール研削装置は圧延ロールを研削する
超砥粒で作られた砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転
砥石と、この回転砥石を回転駆動する砥石回転装置と、
前記回転砥石を圧延ロールの径方向に移動させる砥石送
り装置と、前記回転砥石を圧延ロールの軸方向に移動さ
せるトラバース装置とを有する圧延機において、前記圧
延ロールの少なくとも一端にドレッシング砥石を装着し
た構成とする。
【0014】上記圧延機において、好ましくは、前記ド
レッシング砥石はリング状であり、圧延ロールと共に回
転させる。
レッシング砥石はリング状であり、圧延ロールと共に回
転させる。
【0015】また、好ましくは、前記ドレッシング砥石
は円盤状の金属から作られた台金上の結合材に柱状のダ
イアモンドを円周方向に一定のピッチで埋め込んだもの
である。
は円盤状の金属から作られた台金上の結合材に柱状のダ
イアモンドを円周方向に一定のピッチで埋め込んだもの
である。
【0016】また、上記目的を達成するために、本発明
は、圧延ロールと、オンラインロール研削装置を備え、
前記オンラインロール研削装置は圧延ロールを研削する
超砥粒で作られた砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転
砥石と、この回転砥石を回転駆動する砥石回転装置と、
前記回転砥石を圧延ロールの径方向に移動させる砥石送
り装置と、前記回転砥石を圧延ロールの軸方向に移動さ
せるトラバース装置とを有する圧延機において、前記圧
延ロールの両端を支えるロール軸受箱のうち少なくとも
一方のロール軸受箱の圧延ロール側側面にドレッシング
砥石を装着した構成とする。
は、圧延ロールと、オンラインロール研削装置を備え、
前記オンラインロール研削装置は圧延ロールを研削する
超砥粒で作られた砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転
砥石と、この回転砥石を回転駆動する砥石回転装置と、
前記回転砥石を圧延ロールの径方向に移動させる砥石送
り装置と、前記回転砥石を圧延ロールの軸方向に移動さ
せるトラバース装置とを有する圧延機において、前記圧
延ロールの両端を支えるロール軸受箱のうち少なくとも
一方のロール軸受箱の圧延ロール側側面にドレッシング
砥石を装着した構成とする。
【0017】
【作用】圧延ロールを圧延機内に設けたオンラインロー
ル研削装置の超砥粒で作られた砥粒層よりなる回転砥石
で研削すると、研削能力も高く、酸化アルミナ系などの
一般砥石と異なりドレッシングのピッチも長い。しか
し、冷間圧延用ロールのようにロール表面の粗度むら
や、圧延に必要な粗度と実際に研削した後の粗度との差
が無いことを厳しく求められる場合には、あるピッチで
適切なドレッシングを行う必要がある。また、熱間圧延
機用のオンラインロール研削装置にビトリファイド結合
材によりできた超砥粒砥石を用いると、砥粒先端を微細
破砕させることで切れ味を維持するために適切なドレッ
シングを行う必要がある。しかし、狭隘な圧延機の中に
オンラインロール研削装置とは別に超砥粒を有する回転
砥石のドレッシングを行うに適切なドレッシング装置を
組み込むことは難しい。
ル研削装置の超砥粒で作られた砥粒層よりなる回転砥石
で研削すると、研削能力も高く、酸化アルミナ系などの
一般砥石と異なりドレッシングのピッチも長い。しか
し、冷間圧延用ロールのようにロール表面の粗度むら
や、圧延に必要な粗度と実際に研削した後の粗度との差
が無いことを厳しく求められる場合には、あるピッチで
適切なドレッシングを行う必要がある。また、熱間圧延
機用のオンラインロール研削装置にビトリファイド結合
材によりできた超砥粒砥石を用いると、砥粒先端を微細
破砕させることで切れ味を維持するために適切なドレッ
シングを行う必要がある。しかし、狭隘な圧延機の中に
オンラインロール研削装置とは別に超砥粒を有する回転
砥石のドレッシングを行うに適切なドレッシング装置を
組み込むことは難しい。
【0018】本発明のオンラインロール研削装置用砥石
ドレッシング方法では、圧延ロールの少なくとも一端に
ドレッシング砥石を装着しておき、砥石回転装置により
回転砥石をある速度で回転させ、トラバース装置により
回転砥石を圧延ロールの一端まで移動させ、砥石送り装
置により回転砥石の砥粒層をドレッシング砥石に接触さ
せることにより、オンラインで回転砥石の砥粒層をドレ
ッシングする。このように、新たな部品としては圧延ロ
ールの少なくとも一端にドレッシング砥石を装着し、あ
とはオンラインロール研削装置の持つ既存の機能を利用
するだけであり、これにより圧延機内の狭隘なスペース
内であってもオンラインロール研削装置の回転砥石をオ
ンラインで容易にドレッシングし、回転砥石の砥粒層を
構成する超砥粒の研削面を常に切れ味の良い面に保つこ
とが可能となり、研削後のロール表面粗度を常に一定に
保つことができる。
ドレッシング方法では、圧延ロールの少なくとも一端に
ドレッシング砥石を装着しておき、砥石回転装置により
回転砥石をある速度で回転させ、トラバース装置により
回転砥石を圧延ロールの一端まで移動させ、砥石送り装
置により回転砥石の砥粒層をドレッシング砥石に接触さ
せることにより、オンラインで回転砥石の砥粒層をドレ
ッシングする。このように、新たな部品としては圧延ロ
ールの少なくとも一端にドレッシング砥石を装着し、あ
とはオンラインロール研削装置の持つ既存の機能を利用
するだけであり、これにより圧延機内の狭隘なスペース
内であってもオンラインロール研削装置の回転砥石をオ
ンラインで容易にドレッシングし、回転砥石の砥粒層を
構成する超砥粒の研削面を常に切れ味の良い面に保つこ
とが可能となり、研削後のロール表面粗度を常に一定に
保つことができる。
【0019】特に、冷間圧延機では微細な砥粒を用いて
も、オンラインドレッシングにより結合材に詰まった研
削屑を除去し、研削能力を長時間一定に保つことができ
る。また、熱間圧延機では、ビトリファイドボンドによ
り保持された超砥粒を用いてもオンラインドレッシング
により超砥粒の目立てが可能であり、長時間研削が可能
となる。
も、オンラインドレッシングにより結合材に詰まった研
削屑を除去し、研削能力を長時間一定に保つことができ
る。また、熱間圧延機では、ビトリファイドボンドによ
り保持された超砥粒を用いてもオンラインドレッシング
により超砥粒の目立てが可能であり、長時間研削が可能
となる。
【0020】ドレッシング砥石をリング状とし、そのド
レッシング砥石を圧延ロールと共に回転させながらドレ
ッシングを行うことにより、常にドレッシング砥粒層の
位置が変わり、回転砥石のドレッシング精度をより高め
ることができる。
レッシング砥石を圧延ロールと共に回転させながらドレ
ッシングを行うことにより、常にドレッシング砥粒層の
位置が変わり、回転砥石のドレッシング精度をより高め
ることができる。
【0021】オンラインでドレッシングを行なう場合、
レジンボンドを超砥粒の結合材に用いた回転砥石では熱
処理していない鋼材(S45CS25C)やWA,GC
砥石で作られた円形のリングをロール端部に取り付けて
行なう。
レジンボンドを超砥粒の結合材に用いた回転砥石では熱
処理していない鋼材(S45CS25C)やWA,GC
砥石で作られた円形のリングをロール端部に取り付けて
行なう。
【0022】超砥粒の結合材にビトリファイドやメタル
ボンドを用いた回転砥石の場合は、ドレッシング砥石と
して、ダイアモンド砥粒を結合材に埋め込んだダイアモ
ンド砥粒層からなるものを用いるのが好ましいが、金属
からなるリング状の台金上の結合材に柱状のダイアモン
ドを円周方向に一定のピッチで埋め込んだものを用いる
ことにより適切なドレッシングが行なえる。
ボンドを用いた回転砥石の場合は、ドレッシング砥石と
して、ダイアモンド砥粒を結合材に埋め込んだダイアモ
ンド砥粒層からなるものを用いるのが好ましいが、金属
からなるリング状の台金上の結合材に柱状のダイアモン
ドを円周方向に一定のピッチで埋め込んだものを用いる
ことにより適切なドレッシングが行なえる。
【0023】ロール軸受箱のロール側に固定式のドレッ
シング砥石を取付けても、回転砥石をロール端より更に
軸受箱側まで移動させ、砥石送り装置により固定ドレッ
シング砥石に回転砥石を押し付け、トラバース装置によ
り左右に移動させることにより、同様に適切なドレッシ
ングが可能となる。
シング砥石を取付けても、回転砥石をロール端より更に
軸受箱側まで移動させ、砥石送り装置により固定ドレッ
シング砥石に回転砥石を押し付け、トラバース装置によ
り左右に移動させることにより、同様に適切なドレッシ
ングが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1から図8は本発明の第1の実施例を説明するも
のであり、図1において、金属板材Sをロール胴部1A
で圧延する圧延ロール(作業ロール)1と、圧延ロール
1を支持する軸受箱3と、圧延ロール1及び軸受箱3を
支え圧延力を受けるハウジング4とで圧延機が構成さ
れ、この圧延機に圧延ロール1のロール表面粗度を均一
に研削するオンラインロール研削装置が設けられてい
る。
る。図1から図8は本発明の第1の実施例を説明するも
のであり、図1において、金属板材Sをロール胴部1A
で圧延する圧延ロール(作業ロール)1と、圧延ロール
1を支持する軸受箱3と、圧延ロール1及び軸受箱3を
支え圧延力を受けるハウジング4とで圧延機が構成さ
れ、この圧延機に圧延ロール1のロール表面粗度を均一
に研削するオンラインロール研削装置が設けられてい
る。
【0025】オンラインロール研削装置は圧延ロール1
の操作側端部及び駆動側端部に対応してそれぞれ設けら
れかつ互いに独立して研削可能な2個の研削ユニット5
a,5b(以下共通の説明では「5」で代表する)を有
し、各研削ユニット5は、図2及び図3に示すように、
回転砥石20と、回転砥石20を回転駆動する砥石回転
装置22と、回転砥石20を圧延ロール1の径方向に移
動させる砥石送り装置23と、回転砥石20を圧延ロー
ル1の軸方向に移動させるトラバース装置24とを有し
ている。
の操作側端部及び駆動側端部に対応してそれぞれ設けら
れかつ互いに独立して研削可能な2個の研削ユニット5
a,5b(以下共通の説明では「5」で代表する)を有
し、各研削ユニット5は、図2及び図3に示すように、
回転砥石20と、回転砥石20を回転駆動する砥石回転
装置22と、回転砥石20を圧延ロール1の径方向に移
動させる砥石送り装置23と、回転砥石20を圧延ロー
ル1の軸方向に移動させるトラバース装置24とを有し
ている。
【0026】砥石回転装置22は、砥石駆動用の液圧モ
ータ54、その回転力を砥石軸21に伝えるベルト5
5、圧延ロール1と回転砥石20の接触力を測定するロ
ードセル53より構成されている。回転砥石20は砥石
軸21の先端に取り付けられ、回転砥石21はボデー5
9に軸受を介して軸支されている。ボデー59はケース
25に収納されており、液圧モータ54はケース25に
取り付けられている。また、ボデー59は、図3に示す
ように、ケース25の底部にスライドベアリング25a
を介して圧延ロール1の径方向に移動可能に搭載されて
いる。
ータ54、その回転力を砥石軸21に伝えるベルト5
5、圧延ロール1と回転砥石20の接触力を測定するロ
ードセル53より構成されている。回転砥石20は砥石
軸21の先端に取り付けられ、回転砥石21はボデー5
9に軸受を介して軸支されている。ボデー59はケース
25に収納されており、液圧モータ54はケース25に
取り付けられている。また、ボデー59は、図3に示す
ように、ケース25の底部にスライドベアリング25a
を介して圧延ロール1の径方向に移動可能に搭載されて
いる。
【0027】砥石送り装置23は、ケース25に取り付
けられた送りモータ57、送りモータ57の回転でボデ
ー59を作業ロール1aの径方向に移動させ、回転砥石
20、砥石回転軸21及びロードセル53を一緒に前後
送りするボールねじ56、送りモータ57の回転角度を
検出するエンコーダー57aを有している。ボールねじ
56の変わりに歯車機構を用いてもよい。
けられた送りモータ57、送りモータ57の回転でボデ
ー59を作業ロール1aの径方向に移動させ、回転砥石
20、砥石回転軸21及びロードセル53を一緒に前後
送りするボールねじ56、送りモータ57の回転角度を
検出するエンコーダー57aを有している。ボールねじ
56の変わりに歯車機構を用いてもよい。
【0028】トラバース装置24は、ケース25に取り
付けられたトラバースモータ58、トラバースモータ5
8の回転軸に装着されたピニオン58a、ピニオン58
aと噛合うラック14を有し、ラック14は圧延機の入
側でハウジング4間に張りわたされた摺動レール7に取
り付けられている。また、トラバース装置24は、ケー
ス25の上面に取り付けられ、摺動レール7と係合する
2対のガイドローラ26と、トラバースモータ58の回
転数を検出するエンコーダ58bとを有している。
付けられたトラバースモータ58、トラバースモータ5
8の回転軸に装着されたピニオン58a、ピニオン58
aと噛合うラック14を有し、ラック14は圧延機の入
側でハウジング4間に張りわたされた摺動レール7に取
り付けられている。また、トラバース装置24は、ケー
ス25の上面に取り付けられ、摺動レール7と係合する
2対のガイドローラ26と、トラバースモータ58の回
転数を検出するエンコーダ58bとを有している。
【0029】ロール研削ユニット5は、圧延ロール1の
交換時に軸受箱3と干渉しないようにする必要がある。
このため、摺動レール7の両端はハウジング4の内面に
取付けられたガイド9に摺動可能に支持され、ロール研
削ユニット5は図示しないシリンダーを駆動することに
よりガイド9に案内され、摺動レール7と一緒に後方に
移動する。
交換時に軸受箱3と干渉しないようにする必要がある。
このため、摺動レール7の両端はハウジング4の内面に
取付けられたガイド9に摺動可能に支持され、ロール研
削ユニット5は図示しないシリンダーを駆動することに
よりガイド9に案内され、摺動レール7と一緒に後方に
移動する。
【0030】図3に示すように、ロードセル53及びエ
ンコーダー57a,58aからの信号は制御装置61に
入力され、制御装置61は研削ユニット5を所望の軸方
向位置に移動するようトラバースモーター58を制御す
ると共に、ロードセル53で検出した荷重が所定値に保
たれるようエンコーダー57aの信号により砥石送り装
置23を制御する。また、制御装置61は回転砥石20
が所望の回転速度で回転するよう図示しない油圧制御弁
を駆動して液圧モーター54を制御する。
ンコーダー57a,58aからの信号は制御装置61に
入力され、制御装置61は研削ユニット5を所望の軸方
向位置に移動するようトラバースモーター58を制御す
ると共に、ロードセル53で検出した荷重が所定値に保
たれるようエンコーダー57aの信号により砥石送り装
置23を制御する。また、制御装置61は回転砥石20
が所望の回転速度で回転するよう図示しない油圧制御弁
を駆動して液圧モーター54を制御する。
【0031】回転砥石20は、図4に示すように、超砥
粒でできた環状の砥粒層51と、砥粒層51を支え、回
転砥石20を駆動させるトルクを砥粒層51に伝える薄
板円盤状台金52より構成されている。薄板円盤状台金
52は圧延ロール1からの振動を吸収するための弾性体
機能を有している。砥粒層51は超砥粒51aと超砥粒
51を支持する結合材51bにより構成されている。
粒でできた環状の砥粒層51と、砥粒層51を支え、回
転砥石20を駆動させるトルクを砥粒層51に伝える薄
板円盤状台金52より構成されている。薄板円盤状台金
52は圧延ロール1からの振動を吸収するための弾性体
機能を有している。砥粒層51は超砥粒51aと超砥粒
51を支持する結合材51bにより構成されている。
【0032】回転砥石20の砥石軸21は、図5に示す
ように、圧延ロール1の軸心に直角な方向に対して微小
角傾くように配置され、回転砥石20と圧延ロール1間
の接触力制御が適切に行なえるようになっている。ま
た、研削ユニット5aの砥石軸21と研削ユニット5b
の砥石軸21は、回転砥石20砥粒層51が圧延ロール
1に対してハウジング4の側で接触するように圧延ロー
ル1の軸心に直角な方向に対して互いに相反する方向に
傾いており、これにより回転砥石20と軸受箱3または
ハウジング4と干渉を起こすことなく圧延ロール1の両
端部まで研削することができる。
ように、圧延ロール1の軸心に直角な方向に対して微小
角傾くように配置され、回転砥石20と圧延ロール1間
の接触力制御が適切に行なえるようになっている。ま
た、研削ユニット5aの砥石軸21と研削ユニット5b
の砥石軸21は、回転砥石20砥粒層51が圧延ロール
1に対してハウジング4の側で接触するように圧延ロー
ル1の軸心に直角な方向に対して互いに相反する方向に
傾いており、これにより回転砥石20と軸受箱3または
ハウジング4と干渉を起こすことなく圧延ロール1の両
端部まで研削することができる。
【0033】以上のように構成したオンラインロール研
削装置に対してその回転砥石20の砥粒層51のドレッ
シングをオンラインで行うことを可能とするため、圧延
ロール1のロール胴部1Aの更に外側である両端部にド
レッシング砥石8a,8b(以下共通の説明では「8」
で代表する)が装着されている。このドレッシング砥石
8は、図5及び図6に示すように、金属リング状の台金
82と台金82上に支持されるドレッシング砥粒層81
とで構成される。回転砥石20の砥粒層51における結
合材51bにレジンボンドを用いた場合は、ドレッシン
グ砥粒層81に酸化アルミナ系でできたWA(炭化ケイ
素)またはGC(炭化ケイ素)系砥石を用いる。このW
AまたはGC砥石により砥粒層51の結合材51bを除
去し超砥粒51aを突出し研削性能を向上させる。ドレ
ッシング砥石8の代わりに、台金82上に非熱処理の炭
素鋼(S45C、S25C等)でできたドレッシングプ
レート81aを取り付けたものを用いてもよい。
削装置に対してその回転砥石20の砥粒層51のドレッ
シングをオンラインで行うことを可能とするため、圧延
ロール1のロール胴部1Aの更に外側である両端部にド
レッシング砥石8a,8b(以下共通の説明では「8」
で代表する)が装着されている。このドレッシング砥石
8は、図5及び図6に示すように、金属リング状の台金
82と台金82上に支持されるドレッシング砥粒層81
とで構成される。回転砥石20の砥粒層51における結
合材51bにレジンボンドを用いた場合は、ドレッシン
グ砥粒層81に酸化アルミナ系でできたWA(炭化ケイ
素)またはGC(炭化ケイ素)系砥石を用いる。このW
AまたはGC砥石により砥粒層51の結合材51bを除
去し超砥粒51aを突出し研削性能を向上させる。ドレ
ッシング砥石8の代わりに、台金82上に非熱処理の炭
素鋼(S45C、S25C等)でできたドレッシングプ
レート81aを取り付けたものを用いてもよい。
【0034】回転砥石20の砥粒層51の結合材51b
にビトリファイドボンドまたはメタルボンドを用いた場
合は、ダイアモンド砥粒をメタルボンドで焼結したダイ
アモンド砥粒層81bを台金82上に固定したドレッシ
ング砥石を用いると適切なドレッシングが行なえる。ま
た、図7及び図8に示すように、リング状の台金82上
に結合材81cを支持し、この結合材81cに柱状の単
石ダイアモンド81dを円周方向に一定のピッチで一列
に埋め込んだ単列埋込型のドレッシング砥石81Aを用
いてもよい。
にビトリファイドボンドまたはメタルボンドを用いた場
合は、ダイアモンド砥粒をメタルボンドで焼結したダイ
アモンド砥粒層81bを台金82上に固定したドレッシ
ング砥石を用いると適切なドレッシングが行なえる。ま
た、図7及び図8に示すように、リング状の台金82上
に結合材81cを支持し、この結合材81cに柱状の単
石ダイアモンド81dを円周方向に一定のピッチで一列
に埋め込んだ単列埋込型のドレッシング砥石81Aを用
いてもよい。
【0035】回転砥石20の砥粒層51とドレッシング
砥石8との接触開始位置を検出する手段として、図2に
示すように砥石軸21を支えるボデー59に加速度セン
サー60が取付けられている。加速度センサー60から
の信号は制御装置61に入力され、制御装置61は加速
度センサー60からの信号により、回転砥石20とドレ
ッシング砥石8との接触点を求め、その位置から微少量
回転砥石20をドレッシング砥石8方向へ移動させるよ
う砥石送り装置23により制御する。
砥石8との接触開始位置を検出する手段として、図2に
示すように砥石軸21を支えるボデー59に加速度セン
サー60が取付けられている。加速度センサー60から
の信号は制御装置61に入力され、制御装置61は加速
度センサー60からの信号により、回転砥石20とドレ
ッシング砥石8との接触点を求め、その位置から微少量
回転砥石20をドレッシング砥石8方向へ移動させるよ
う砥石送り装置23により制御する。
【0036】次に本実施例のドレッシング方法について
図5を用いて説明する。まず、ドレッシングの必要性に
ついて説明する。オンラインロール研削装置の回転砥石
20に超砥粒51aで作られた砥粒層51よりなる砥石
を用いて研削すると、研削能力も高く、酸化アルミナ系
などの一般砥石と異なりドレッシングのピッチも長い。
しかし、冷間圧延用ロールのようにロール表面の粗度む
らや、圧延に必要な粗度と実際に研削した粗度との差が
無いことを厳しく求められる場合には、あるピッチで適
切なドレッシングを行う必要がある。また、冷間圧延機
ではロール表面平均粗度がRa0.3μmよりも鏡面状
態に研削することが要求されており、このためには砥粒
の微細な超砥粒51aでなければならない。しかし、砥
粒が小さいと研削屑が目詰まりしたり、砥粒の研削面が
鈍角になり切れ味が劣化し、研削後の金属表面粗度が悪
化してくる。これを防ぐためにある研削時間後、ドレッ
シングが必要となる。
図5を用いて説明する。まず、ドレッシングの必要性に
ついて説明する。オンラインロール研削装置の回転砥石
20に超砥粒51aで作られた砥粒層51よりなる砥石
を用いて研削すると、研削能力も高く、酸化アルミナ系
などの一般砥石と異なりドレッシングのピッチも長い。
しかし、冷間圧延用ロールのようにロール表面の粗度む
らや、圧延に必要な粗度と実際に研削した粗度との差が
無いことを厳しく求められる場合には、あるピッチで適
切なドレッシングを行う必要がある。また、冷間圧延機
ではロール表面平均粗度がRa0.3μmよりも鏡面状
態に研削することが要求されており、このためには砥粒
の微細な超砥粒51aでなければならない。しかし、砥
粒が小さいと研削屑が目詰まりしたり、砥粒の研削面が
鈍角になり切れ味が劣化し、研削後の金属表面粗度が悪
化してくる。これを防ぐためにある研削時間後、ドレッ
シングが必要となる。
【0037】また、熱間圧延機においては、圧延ロール
1を研削するに用いられる回転砥石20には砥粒層51
の結合材51bが一般的にレジンボンドでできたものを
用い、今まではドレッシングは行なっていない。しか
し、研削能力を高く保つためにはドレッシングを行なっ
た方が良いことは明らかである。また、砥粒層51の結
合材51bがビトリハイドボンドやメタルボンドで作ら
れた砥石はレジンボンドの結合材を用いた砥石に比べて
4〜5倍の長寿命が達成されるが、この回転砥石を用い
ると、超砥粒51aを突出すると共に砥粒先端を微細破
砕させることで切れ味を維持するために適切なドレッシ
ングを行う必要がある。
1を研削するに用いられる回転砥石20には砥粒層51
の結合材51bが一般的にレジンボンドでできたものを
用い、今まではドレッシングは行なっていない。しか
し、研削能力を高く保つためにはドレッシングを行なっ
た方が良いことは明らかである。また、砥粒層51の結
合材51bがビトリハイドボンドやメタルボンドで作ら
れた砥石はレジンボンドの結合材を用いた砥石に比べて
4〜5倍の長寿命が達成されるが、この回転砥石を用い
ると、超砥粒51aを突出すると共に砥粒先端を微細破
砕させることで切れ味を維持するために適切なドレッシ
ングを行う必要がある。
【0038】本実施例では、回転砥石20の砥粒層51
をドレッシング砥石8のドレッシング砥粒層81に接触
させ、ドレッシング砥粒層81のダイアモンド砥粒81
bにより砥粒層51の結合材51bに詰まった研削屑を
取り除くと共に、超砥粒51aの研削面を鋭角にリフレ
ッシュし目的の砥粒表面形状にすることにより研削後の
金属表面粗度を目的の粗度に維持することができる。以
下、そのドレッシング方法を説明する。
をドレッシング砥石8のドレッシング砥粒層81に接触
させ、ドレッシング砥粒層81のダイアモンド砥粒81
bにより砥粒層51の結合材51bに詰まった研削屑を
取り除くと共に、超砥粒51aの研削面を鋭角にリフレ
ッシュし目的の砥粒表面形状にすることにより研削後の
金属表面粗度を目的の粗度に維持することができる。以
下、そのドレッシング方法を説明する。
【0039】オンラインロール研削装置は、通常は、金
属板材Sを圧延する圧延ロール1のロール胴部1Aを研
削ユニット5a,5bの回転砥石1を用いて研削する。
このとき、前述したように砥石送り装置23で圧延ロー
ル1と回転砥石20との接触圧が制御される。また、ト
ラバースモータ58により回転砥石20をロール軸方向
に移動させる。
属板材Sを圧延する圧延ロール1のロール胴部1Aを研
削ユニット5a,5bの回転砥石1を用いて研削する。
このとき、前述したように砥石送り装置23で圧延ロー
ル1と回転砥石20との接触圧が制御される。また、ト
ラバースモータ58により回転砥石20をロール軸方向
に移動させる。
【0040】ドレッシングを行うときは回転砥石20を
トラバースモータ58により摺動レール7上を更にロー
ル端部まで移動させ、砥石送り装置23で回転砥石20
の砥粒層51をドレッシング砥石8のドレッシング砥粒
層81(またはドレッシングプレート81aまたはドレ
ッシング砥粒層81bまたは柱状の単石ダイアモンド8
1d;以下ドレッシング砥粒層81で代表する)に近付
け接触させる。このとき、圧延ロール1は圧延時とほぼ
同じ速度で回転したままとしドレッシング砥石8を圧延
ロール1と共に回転させておく。また、回転砥石20も
砥石回転装置22によりドレッシングに適した速度に回
転させる。具体的には、圧延ロールの回転表面速度(例
えば1000m/min)に対して10%程度の表面速
度差が生じるように回転砥石22の回転速度を調整す
る。
トラバースモータ58により摺動レール7上を更にロー
ル端部まで移動させ、砥石送り装置23で回転砥石20
の砥粒層51をドレッシング砥石8のドレッシング砥粒
層81(またはドレッシングプレート81aまたはドレ
ッシング砥粒層81bまたは柱状の単石ダイアモンド8
1d;以下ドレッシング砥粒層81で代表する)に近付
け接触させる。このとき、圧延ロール1は圧延時とほぼ
同じ速度で回転したままとしドレッシング砥石8を圧延
ロール1と共に回転させておく。また、回転砥石20も
砥石回転装置22によりドレッシングに適した速度に回
転させる。具体的には、圧延ロールの回転表面速度(例
えば1000m/min)に対して10%程度の表面速
度差が生じるように回転砥石22の回転速度を調整す
る。
【0041】回転砥石20の砥粒層51がトレッシング
砥粒層81に接触すると、このことが回転砥石20の振
動として加速度センサー60により検出され、制御装置
61は加速度センサー60からの信号により回転砥石の
砥粒層51とドレッシング砥粒層81との接触開始位置
を認識し、その接触開始位置より微小距離、一般的には
2.5〜3μmだけ砥石送り装置23により回転砥石2
0を圧延ロール1の径方向に送り込む。次に回転砥石2
0の砥粒層51の幅だけトラバースモータ58により回
転砥石20を移動させ、砥粒層51の全面に渡りドレッ
シング砥粒層81に接触させる。何回か(一般的に2〜
4回程度)回転砥石20を砥石送り装置23により微小
量送りこみ、必要なドレッシング量送りこんだらドレッ
シングを終了する。
砥粒層81に接触すると、このことが回転砥石20の振
動として加速度センサー60により検出され、制御装置
61は加速度センサー60からの信号により回転砥石の
砥粒層51とドレッシング砥粒層81との接触開始位置
を認識し、その接触開始位置より微小距離、一般的には
2.5〜3μmだけ砥石送り装置23により回転砥石2
0を圧延ロール1の径方向に送り込む。次に回転砥石2
0の砥粒層51の幅だけトラバースモータ58により回
転砥石20を移動させ、砥粒層51の全面に渡りドレッ
シング砥粒層81に接触させる。何回か(一般的に2〜
4回程度)回転砥石20を砥石送り装置23により微小
量送りこみ、必要なドレッシング量送りこんだらドレッ
シングを終了する。
【0042】加速度センサー60で接触開始位置を検出
し回転砥石20を微小量送り込む代わりに、回転砥石2
0の砥粒層51とドレッシング砥粒層81の接触圧をロ
ードセル53で検出し、その接触圧がドレッシングに適
した一定圧力となるよう制御装置61で砥石送り装置2
3を制御してもよい。
し回転砥石20を微小量送り込む代わりに、回転砥石2
0の砥粒層51とドレッシング砥粒層81の接触圧をロ
ードセル53で検出し、その接触圧がドレッシングに適
した一定圧力となるよう制御装置61で砥石送り装置2
3を制御してもよい。
【0043】以上のように、ドレッシング砥石8は圧延
ロール1の端部に取り付けられているので、圧延ロール
1を回転させることによりドレッシング砥石8を回転さ
せることができ、研削ユニット5の砥石回転装置22に
より回転砥石20の回転速度を調整することによりドレ
ッシングに適した表面速度差を得ることができる。ま
た、研削ユニット5の砥石送り装置23及びトラバース
モーター58を用いて必要なドレッシング量及びドレッ
シング範囲を自由に調整することができる。
ロール1の端部に取り付けられているので、圧延ロール
1を回転させることによりドレッシング砥石8を回転さ
せることができ、研削ユニット5の砥石回転装置22に
より回転砥石20の回転速度を調整することによりドレ
ッシングに適した表面速度差を得ることができる。ま
た、研削ユニット5の砥石送り装置23及びトラバース
モーター58を用いて必要なドレッシング量及びドレッ
シング範囲を自由に調整することができる。
【0044】なお、ダイアモンドでできたドレッシング
砥粒層81bを用いる場合は、ドレッシング砥粒層81
bより圧延ロール1の方が早く磨滅するので、ドレッシ
ング砥粒層81bが圧延ロール1の表面より突出し、圧
延ロール1に隣接する他の圧延ロール(上作業ロールに
対して下作業ロールまたは作業ロールに対して中間ロー
ル)のシフト時にこれらに疵を付ける懸念がある。この
ため、研削が進んでも圧延ロール1の表面よりドレッシ
ング砥粒層81bの外形が大きくならぬように、組込時
にドレッシング砥粒層81bの径を小さく設定する。こ
の場合、小径のドレッシング砥粒層81bに容易に回転
砥石20の砥粒層51が接触できるよう、砥石軸21の
傾斜と環状の砥粒層51の中央の凹みによって形成され
る段差とを利用してドレッシングを行なう。
砥粒層81bを用いる場合は、ドレッシング砥粒層81
bより圧延ロール1の方が早く磨滅するので、ドレッシ
ング砥粒層81bが圧延ロール1の表面より突出し、圧
延ロール1に隣接する他の圧延ロール(上作業ロールに
対して下作業ロールまたは作業ロールに対して中間ロー
ル)のシフト時にこれらに疵を付ける懸念がある。この
ため、研削が進んでも圧延ロール1の表面よりドレッシ
ング砥粒層81bの外形が大きくならぬように、組込時
にドレッシング砥粒層81bの径を小さく設定する。こ
の場合、小径のドレッシング砥粒層81bに容易に回転
砥石20の砥粒層51が接触できるよう、砥石軸21の
傾斜と環状の砥粒層51の中央の凹みによって形成され
る段差とを利用してドレッシングを行なう。
【0045】以上のように、本実施例では、新たな部品
としては圧延ロール1の端部にドレッシング砥石8を装
着すると共に、接触開始位置を検出する場合は研削ユニ
ット5に加速センサー60を取り付け、あとはオンライ
ンロール研削装置の持つ既存の機能を利用するだけであ
り、これにより圧延機内の狭隘なスペース内であっても
オンラインロール研削装置の回転砥石20をオンライン
で容易にドレッシングすることができる。また、ドレッ
シング砥石8をリング状とし、そのドレッシング砥石を
圧延ロール1と共に回転させながらドレッシングを行う
ので、常にドレッシング砥粒層81のドレッシング位置
が変わり、回転砥石20のドレッシング精度をより高め
ることができる。そして、このようなオンラインドレッ
シングにより、回転砥石20の砥粒層51を構成する超
砥粒51aの研削面を常に切れ味の良い面に保つことが
可能となり、研削後のロール表面粗度を常に一定に保つ
ことができる。
としては圧延ロール1の端部にドレッシング砥石8を装
着すると共に、接触開始位置を検出する場合は研削ユニ
ット5に加速センサー60を取り付け、あとはオンライ
ンロール研削装置の持つ既存の機能を利用するだけであ
り、これにより圧延機内の狭隘なスペース内であっても
オンラインロール研削装置の回転砥石20をオンライン
で容易にドレッシングすることができる。また、ドレッ
シング砥石8をリング状とし、そのドレッシング砥石を
圧延ロール1と共に回転させながらドレッシングを行う
ので、常にドレッシング砥粒層81のドレッシング位置
が変わり、回転砥石20のドレッシング精度をより高め
ることができる。そして、このようなオンラインドレッ
シングにより、回転砥石20の砥粒層51を構成する超
砥粒51aの研削面を常に切れ味の良い面に保つことが
可能となり、研削後のロール表面粗度を常に一定に保つ
ことができる。
【0046】特に、冷間圧延機では微細な砥粒を用いて
も、オンラインドレッシングにより結合材に詰まった研
削屑を取り除き研削能力を長時間一定に保つことができ
る。また、熱間圧延機でロール研削するのにビトリファ
イドボンドまたはメタルボンドの結合材51bにより保
持された超砥粒51aを用いても、オンラインドレッシ
ングにより超砥粒51aを突出させ、目立てを行うこと
により研削性を一定に保ち長時間研削が可能となる。ま
た、ビトリファイドボンドまたはメタルボンドを用いた
ことによりレジンボンドより砥石寿命を伸ばすことがで
きる。
も、オンラインドレッシングにより結合材に詰まった研
削屑を取り除き研削能力を長時間一定に保つことができ
る。また、熱間圧延機でロール研削するのにビトリファ
イドボンドまたはメタルボンドの結合材51bにより保
持された超砥粒51aを用いても、オンラインドレッシ
ングにより超砥粒51aを突出させ、目立てを行うこと
により研削性を一定に保ち長時間研削が可能となる。ま
た、ビトリファイドボンドまたはメタルボンドを用いた
ことによりレジンボンドより砥石寿命を伸ばすことがで
きる。
【0047】また、このようなオンラインドレッシング
の効果により、冷間圧延機のようにロール表面粗度が製
品品質に大きく影響する場合でも、オンラインロール研
削装置を圧延機内に設置して長時間圧延ロールのオンラ
イン研削ができるようになり、長時間ロール組替えなし
に圧延が可能となる。
の効果により、冷間圧延機のようにロール表面粗度が製
品品質に大きく影響する場合でも、オンラインロール研
削装置を圧延機内に設置して長時間圧延ロールのオンラ
イン研削ができるようになり、長時間ロール組替えなし
に圧延が可能となる。
【0048】また、圧延中に生ずる疵などが発生しても
オンラインで研削除去できるようになり、不定期なロー
ル組替えも減少するので、圧延設備の生産性向上に大き
く寄与する。更に、1日当たりの必要圧延ロール本数も
減少するのでロールショップの合理化も容易に行うこと
ができる。
オンラインで研削除去できるようになり、不定期なロー
ル組替えも減少するので、圧延設備の生産性向上に大き
く寄与する。更に、1日当たりの必要圧延ロール本数も
減少するのでロールショップの合理化も容易に行うこと
ができる。
【0049】なお、以上の実施例では、オンラインロー
ル研削装置の研削ユニットが2個あったため、ドレッシ
ング砥石8も圧延ロール1の両端に1個ずつ、合計2個
設けた。しかし、オンラインロール研削装置は1個の研
削ユニットを有するものであってもよく、この場合は圧
延ロール1の一端に1個のドレッシング砥石を設けても
よい。
ル研削装置の研削ユニットが2個あったため、ドレッシ
ング砥石8も圧延ロール1の両端に1個ずつ、合計2個
設けた。しかし、オンラインロール研削装置は1個の研
削ユニットを有するものであってもよく、この場合は圧
延ロール1の一端に1個のドレッシング砥石を設けても
よい。
【0050】本発明の第2の実施例を図9〜図11によ
り説明する。図中、図1に示す部材と同等の部材には同
じ符号を付している。本実施例は、ドレッシング砥石を
圧延ロール1の端部に取り付けられない場合のものであ
る。
り説明する。図中、図1に示す部材と同等の部材には同
じ符号を付している。本実施例は、ドレッシング砥石を
圧延ロール1の端部に取り付けられない場合のものであ
る。
【0051】すなわち、本実施例の圧延機は、軸受箱3
の圧延ロール1側の側面、即ち軸受箱3の内側面に固定
式のドレッシング砥石85を取り付けている。ドレッシ
ング砥石85は、図10に示すように、軸受箱3に固定
された支柱85aに柱状の単石ダイアモンド85bをメ
タルボンドで固定し突設したものでもよく、図11に示
すように、ホルダ85cにダイアモンド砥粒層85dを
メタルボンドで固定しそのホルダ85cを支柱85aに
取り付けたものでもよい。
の圧延ロール1側の側面、即ち軸受箱3の内側面に固定
式のドレッシング砥石85を取り付けている。ドレッシ
ング砥石85は、図10に示すように、軸受箱3に固定
された支柱85aに柱状の単石ダイアモンド85bをメ
タルボンドで固定し突設したものでもよく、図11に示
すように、ホルダ85cにダイアモンド砥粒層85dを
メタルボンドで固定しそのホルダ85cを支柱85aに
取り付けたものでもよい。
【0052】この固定式のドレッシング砥石85を用い
ても、第1の実施例のドレッシング砥石8と同じ方法で
ドレッシングが行なえる。即ち、ドレッシング時に、ト
ラバースモータ58により回転砥石20をロール端より
更に軸受箱3側まで移動させ、砥石送り装置23により
回転砥石20を送ってドレッシング砥石85に押し付
け、トラバースモータ58により回転砥石20を左右に
移動させてドレッシングを行う。
ても、第1の実施例のドレッシング砥石8と同じ方法で
ドレッシングが行なえる。即ち、ドレッシング時に、ト
ラバースモータ58により回転砥石20をロール端より
更に軸受箱3側まで移動させ、砥石送り装置23により
回転砥石20を送ってドレッシング砥石85に押し付
け、トラバースモータ58により回転砥石20を左右に
移動させてドレッシングを行う。
【0053】本実施例によっても第1の実施例と同様の
効果が得られる。
効果が得られる。
【0054】なお、本実施例でも固定式のドレッシング
砥石85は研削ユニット5の数に応じて2つの軸受箱3
の両方に設けられていてもよいし、一方のみに設けられ
ていてもよい。
砥石85は研削ユニット5の数に応じて2つの軸受箱3
の両方に設けられていてもよいし、一方のみに設けられ
ていてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、圧延機内の狭隘なスペ
ース内であってもオンラインロール研削装置の回転砥石
をオンラインで容易にドレッシングすることができ、特
にドレッシング砥石を圧延ロールと共に回転させながら
ドレッシングを行うことにより、回転砥石のドレッシン
グ精度をより高めることができ、このようなドレッシン
グにより回転砥石の砥粒層を構成する超砥粒の研削面を
常に切れ味の良い面に保つことが可能となり、研削後の
ロール表面粗度を常に一定に保つことができる。
ース内であってもオンラインロール研削装置の回転砥石
をオンラインで容易にドレッシングすることができ、特
にドレッシング砥石を圧延ロールと共に回転させながら
ドレッシングを行うことにより、回転砥石のドレッシン
グ精度をより高めることができ、このようなドレッシン
グにより回転砥石の砥粒層を構成する超砥粒の研削面を
常に切れ味の良い面に保つことが可能となり、研削後の
ロール表面粗度を常に一定に保つことができる。
【0056】特に、冷間圧延機では微細な砥粒を用いて
も、オンラインドレッシングにより結合材に詰まった研
削屑を取り除き研削能力を長時間一定に保つことができ
る。また、熱間圧延機でロール研削するのにビトリファ
イドボンドまたはメタルボンドの結合材により保持され
た超砥粒を用いても、オンラインドレッシングにより超
砥粒を突出させ、目立てを行うことにより研削性を一定
に保ち長時間研削が可能となる。また、ビトリファイド
ボンドまたはメタルボンドを用いたことによりレジンボ
ンドより砥石寿命を伸ばすことができる。
も、オンラインドレッシングにより結合材に詰まった研
削屑を取り除き研削能力を長時間一定に保つことができ
る。また、熱間圧延機でロール研削するのにビトリファ
イドボンドまたはメタルボンドの結合材により保持され
た超砥粒を用いても、オンラインドレッシングにより超
砥粒を突出させ、目立てを行うことにより研削性を一定
に保ち長時間研削が可能となる。また、ビトリファイド
ボンドまたはメタルボンドを用いたことによりレジンボ
ンドより砥石寿命を伸ばすことができる。
【0057】また、このようなオンラインドレッシング
の効果により、冷間圧延機のようにロール表面粗度が製
品品質に大きく影響する場合でも、オンラインロール研
削装置を圧延機内に設置して長時間圧延ロールのオンラ
イン研削ができるようになり、長時間ロール組替えなし
に圧延が可能となる。
の効果により、冷間圧延機のようにロール表面粗度が製
品品質に大きく影響する場合でも、オンラインロール研
削装置を圧延機内に設置して長時間圧延ロールのオンラ
イン研削ができるようになり、長時間ロール組替えなし
に圧延が可能となる。
【0058】また、圧延中に生ずる疵などが発生しても
オンラインで研削除去できるようになり、不定期なロー
ル組替えも減少するので、圧延設備の生産性向上に大き
く寄与する。更に、1日当たりの必要圧延ロール本数も
減少するのでロールショップの合理化も容易に行うこと
ができる。
オンラインで研削除去できるようになり、不定期なロー
ル組替えも減少するので、圧延設備の生産性向上に大き
く寄与する。更に、1日当たりの必要圧延ロール本数も
減少するのでロールショップの合理化も容易に行うこと
ができる。
【図1】本発明の第1の実施例によるドレッシング方法
を実施するためのオンラインロール研削装置を備えた圧
延機全体を示す概略図である。
を実施するためのオンラインロール研削装置を備えた圧
延機全体を示す概略図である。
【図2】研削ユニットの水平方向の断面図である。
【図3】研削ユニットの垂直方向の断面図である。
【図4】回転砥石の砥粒層を示す断面図である。
【図5】圧延ロール端部に設けられたドレッシング砥石
を示し、合わせてドレッシング方法を説明するための部
分断面図である。
を示し、合わせてドレッシング方法を説明するための部
分断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】ドレッシング砥石の変形例として、単石ダイア
モンド砥粒を用いたドレッシング砥石を示す部分断面図
である。
モンド砥粒を用いたドレッシング砥石を示す部分断面図
である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明の第2の実施例によるドレッシング方法
を実施するためのオンラインロール研削装置を備えた圧
延機全体を示す概略図である。
を実施するためのオンラインロール研削装置を備えた圧
延機全体を示す概略図である。
【図10】図9に示すドレッシング砥石の拡大図であ
る。
る。
【図11】ドレッシング砥石の変形例として、ダイアモ
ンド砥粒層を用いたドレッシング砥石を示す部分断面拡
大図である。
ンド砥粒層を用いたドレッシング砥石を示す部分断面拡
大図である。
1 圧延ロール 3 軸受箱 4 ハウジング 5(5a,5b) 研削ユニット 7 摺動レール 8 ドレッシング砥石 20 回転砥石 21 砥石回転軸 22 砥石回転装置 23 砥石送り装置 24 トラバース装置 51 砥粒層 51a 超砥粒 51b 結合材 53 ロードセル 60 加速度計 61 制御装置 81 ドレッシング砥粒層 81a ドレッシングプレート 81b ダイアモンド砥粒層 81c 結合材 81d 柱状の単石ダイアモンド 82 台金 85 ドレッシング砥石 85a 支柱 85b 柱状の単石ダイアモンド 85c ホルダ 85d ダイアモンド砥粒層
Claims (10)
- 【請求項1】 圧延ロールを研削する超砥粒で作られた
砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転砥石と、この回転
砥石を回転駆動する砥石回転装置と、前記回転砥石を圧
延ロールの径方向に移動させる砥石送り装置と、前記回
転砥石を圧延ロールの軸方向に移動させるトラバース装
置とを備えたオンラインロール研削装置の砥石ドレッシ
ング方法において、 前記圧延ロールの少なくとも一端にドレッシング砥石を
装着し、前記砥石回転装置、砥石送り装置及びトラバー
ス装置を用いて前記回転砥石の砥粒層を前記ドレッシン
グ砥石に回転させながら接触させ、回転砥石の砥粒層の
ドレッシングを行うことを特徴とするオンラインロール
研削装置の砥石ドレッシング方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のオンラインロール研削装
置の砥石ドレッシング方法において、前記ドレッシング
砥石はリング状であり、そのドレッシング砥石を圧延ロ
ールと共に回転させながら、前記ドレッシングを行うこ
とを特徴とするオンラインロール研削装置の砥石ドレッ
シング方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のオンラインロール研削装
置の砥石ドレッシング方法において、前記回転砥石の前
記ドレッシング砥石との接触開始位置を検出し、その接
触開始位置から前記砥石送り装置を用いて回転砥石を一
定量送り込んで前記ドレッシングを行うことを特徴とす
るオンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のオンラインロール研削装
置の砥石ドレッシング方法において、前記回転砥石の前
記ドレッシング砥石との接触圧を検出し、その接触圧が
一定になるように制御しながら前記砥石送り装置を用い
て回転砥石をドレッシング砥石に押しつけ、前記ドレッ
シングを行うことを特徴とするオンラインロール研削装
置の砥石ドレッシング方法。 - 【請求項5】 請求項1記載のオンラインロール研削装
置の砥石ドレッシング方法において、前記ドレッシング
砥石として、金属からなるリング状の台金上の結合材に
柱状のダイアモンドを円周方向に一定のピッチで埋め込
んだものを用いることを特徴とするオンラインロール研
削装置の砥石ドレッシング方法。 - 【請求項6】 圧延ロールを研削する超砥粒で作られた
砥粒層を平面円盤側面に取付けた回転砥石と、この回転
砥石を回転駆動する砥石回転装置と、前記回転砥石を圧
延ロールの径方向に移動させる砥石送り装置と、前記回
転砥石を圧延ロールの軸方向に移動させるトラバース装
置とを備えたオンラインロール研削装置の砥石ドレッシ
ング方法において、 前記圧延ロールの両端を支えるロール軸受箱のうち少な
くとも一方のロール軸受箱の圧延ロール側側面にドレッ
シング砥石を装着し、前記砥石回転手段、前記送り手段
及びトラバース手段を用いて前記回転砥石の砥粒層を前
記ドレッシング砥石に回転させながら接触させ、回転砥
石の砥粒層のドレッシングを行うことを特徴とするオン
ラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法。 - 【請求項7】 圧延ロールとオンラインロール研削装置
とを備え、前記オンラインロール研削装置は圧延ロール
を研削する超砥粒で作られた砥粒層を平面円盤側面に取
付けた回転砥石と、この回転砥石を回転駆動する砥石回
転装置と、前記回転砥石を圧延ロールの径方向に移動さ
せる砥石送り装置と、前記回転砥石を圧延ロールの軸方
向に移動させるトラバース装置とを有する圧延機におい
て、 前記圧延ロールの少なくとも一端にドレッシング砥石を
装着したことを特徴とする圧延機。 - 【請求項8】 請求項7記載の圧延機において、前記ド
レッシング砥石はリング状であり、圧延ロールと共に回
転することを特徴とする圧延機。 - 【請求項9】 請求項8記載の圧延機において、前記ド
レッシング砥石は金属からなるリング状の台金上の結合
材に柱状のダイアモンドを円周方向に一定のピッチで埋
め込んだものであることを特徴とする圧延機。 - 【請求項10】 圧延ロールとオンラインロール研削装
置とを備え、前記オンラインロール研削装置は圧延ロー
ルを研削する超砥粒で作られた砥粒層を平面円盤側面に
取付けた回転砥石と、この回転砥石を回転駆動する砥石
回転装置と、前記回転砥石を圧延ロールの径方向に移動
させる砥石送り装置と、前記回転砥石を圧延ロールの軸
方向に移動させるトラバース装置とを有する圧延機にお
いて、 前記圧延ロールの両端を支えるロール軸受箱のうち少な
くとも一方のロール軸受箱の圧延ロール側側面にドレッ
シング砥石を装着したことを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022883A JPH07227606A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | オンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022883A JPH07227606A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | オンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧延機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227606A true JPH07227606A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12095087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6022883A Pending JPH07227606A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | オンラインロール研削装置の砥石ドレッシング方法及び圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07227606A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208173A (ja) * | 2008-03-01 | 2009-09-17 | Kumamoto Univ | 砥石の目直し方法及びその方法に使用する砥石の目直し装置並びにその装置に使用する砥石の目直しユニット |
| WO2019204215A1 (en) * | 2018-04-18 | 2019-10-24 | Corning Incorporated | Apparatus for dressing an abrasive wheel |
| CN116728000A (zh) * | 2023-08-11 | 2023-09-12 | 莱芜盛鼎特殊冶金材料再制造有限公司 | 一种轧辊修复用的结晶焊接装置 |
| CN117921499A (zh) * | 2024-03-25 | 2024-04-26 | 燕山大学 | 一种在役高温轧辊表面修磨再役装置及方法 |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP6022883A patent/JPH07227606A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208173A (ja) * | 2008-03-01 | 2009-09-17 | Kumamoto Univ | 砥石の目直し方法及びその方法に使用する砥石の目直し装置並びにその装置に使用する砥石の目直しユニット |
| WO2019204215A1 (en) * | 2018-04-18 | 2019-10-24 | Corning Incorporated | Apparatus for dressing an abrasive wheel |
| CN116728000A (zh) * | 2023-08-11 | 2023-09-12 | 莱芜盛鼎特殊冶金材料再制造有限公司 | 一种轧辊修复用的结晶焊接装置 |
| CN116728000B (zh) * | 2023-08-11 | 2023-10-24 | 莱芜盛鼎特殊冶金材料再制造有限公司 | 一种轧辊修复用的结晶焊接装置 |
| CN117921499A (zh) * | 2024-03-25 | 2024-04-26 | 燕山大学 | 一种在役高温轧辊表面修磨再役装置及方法 |
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