JPH0722816A - 誘電体共振器を有するフィルタ回路装置 - Google Patents

誘電体共振器を有するフィルタ回路装置

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JPH0722816A
JPH0722816A JP18918593A JP18918593A JPH0722816A JP H0722816 A JPH0722816 A JP H0722816A JP 18918593 A JP18918593 A JP 18918593A JP 18918593 A JP18918593 A JP 18918593A JP H0722816 A JPH0722816 A JP H0722816A
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JP
Japan
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capacitance
dielectric
layer
conductor
conductors
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JP18918593A
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Kenji Yoshimori
健二 吉森
Tatsuya Imaizumi
達也 今泉
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TEMモード誘電体共振器を含むバンドパス
フィルタに於けるストレーキャパシタンスを小さくす
る。 【構成】 第1及び第2の誘電体共振器1、2をキャパ
シタンスで結合した構成のバンドパスフィルタにおい
て、キャパシタンスを多層基板3の中に導体層43、4
7を埋設することによって得る。多層基板3の表面のグ
ランド導体層24に開口部67を設けると共に、裏面の
グランド導体層64にも開口部67を設ける。開口部6
7、68をキャパシタンス用導体層43、47の平面位
置に対応させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TEMモード誘電体共
振器を複数個有するフィルタ回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】基板上に第1及び第2の誘電体共振器を
配置し、入力端子と第1の誘電体共振器との間に入力結
合キャパシタンスを設け、出力端子と第2の誘電体共振
器との間に出力結合キャパシタンスを設け、第1及び第
2の誘電体共振器の相互間に相互結合用キャパシタンス
を設けた構成のフィルタは公知である。また、本件特許
出願人は、多層基板の上に第1及び第2の誘電体共振器
を配置し、入力及び出力結合キャパシタンスと相互結合
キャパシタンスとを多層基板を使用して構成したフィル
タ回路装置を製作した。このフィルタ回路装置において
は、多層基板の表面と裏面の大部分にグランド導体層が
設けられ、表面のグランド導体層に2つの誘電体共振器
の外導体が半田で固着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、相互結合キ
ャパシタンスを形成するための一対の導体層を多層基板
に埋設すると、これ等の相互間に結合キャパシタンスが
得られる他に、表面及び裏面のグランド導体層との間に
ストレーキャパシタンス(浮遊容量)が生じ、フィルタ
の挿入損失が大きくなる。また、ストレーキャパシタン
スの影響で入力及び出力結合キャパシタンス、相互結合
キャパシタンスがみかけ上小さくなり、所望の結合キャ
パシタンスを得るためにはキャパシタンスの導体層(電
極)面積を大きくすることが必要になり、小型化が妨害
された。
【0004】そこで、本発明の目的はストレーキャパシ
タンスを低減させることができるフィルタ回路装置を提
供することにある。
【0005】上記目的を達成するための本発明は、共振
孔を有する柱状誘電体と前記共振孔に設けられた内導体
と前記誘電体の外周面に設けられた外導体とを夫々有し
ている第1及び第2の誘電体共振器と、前記第1及び第
2の誘電体共振器の前記内導体の相互間に設けられた相
互結合キャパシタンスとを備えたフィルタ回路装置であ
り、前記相互結合キャパシタンスを得るための一対の導
体層が多層基板の内部に設けられており、前記多層基板
の表面にグランド導体層が設けられており、前記第1及
び第2の誘電体共振器は前記多層基板の表面上に配置さ
れ且つこれ等の外導体が前記表面のグランド導体層に接
続されており、前記表面に対して直角な方向から前記多
層基板を見て前記グランド導体層が前記一対の導体層の
少なくとも一部を覆わないように配置されていることを
特徴とするフィルタ回路装置に係わるものである。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明においては、多層基板の
表面のグランド導体層が相互結合キャパシタンスのため
の一対の導体層の少なくとも一部を覆わないので、一対
の導体層とグランドとの間にストレーキャパシタンスが
小さくなり、フィルタの挿入損失が小さくなる。また、
ストレーキャパシタンスが小さくなると、みかけ上相互
結合キャパシタンスが大きくなるので、キャパシタンス
のための導体層の面積を減少させて多層基板の小型化を
図ることができる。
【0007】
【実施例】次に、図1〜図10を参照して本発明の実施
例に係わるTEMモード誘電体共振器を有するバンドパ
スフィルタ回路装置を説明する。
【0008】このバントパスフィルタ回路装置は図1に
示すように第1及び第2の誘電体共振器1、2と、キャ
パシタンス(コンデンサ)のための導体層及びグランド
導体層等を有する多層基板3との組み合せによって構成
されている。第1及び第2の誘電体共振器1、2は、図
1〜図3から明らかなように比誘電率が約88の柱状又
は円筒状磁器から成る第1及び第2の誘電体4、5と、
第1及び第2の共振孔6、7内に設けられた第1及び第
2の内導体8、9と、誘電体4、5の外周面10、11
に設けられた外導体12、13とから成る。なお、第1
及び第2の内導体8、9に連続的に第1及び第2の接続
導体14、15が設けられている。これ等の第1及び第
2の接続導体14、15は誘電体4、5の一方の端面を
通って外周面10、11まで延在している。また、第1
及び第2の誘電体4、5の他方の端面上には第1及び第
2の内導体8、9を第1及び第2の外導体12、13に
接続するための第1及び第2の短絡導体16、17が設
けられている。第1及び第2の誘電体共振器1、2は実
質的に同一に構成されているので、図2に第1の誘電体
共振器1のみを詳しく示し、第2の誘電体共振器2の詳
しい図示は省略する。なお、内導体8、9と、外導体1
2、13と、接続導体14、15と、短絡導体16、1
7は夫々銀ペーストを塗布して焼き付けた導電体膜から
成る。なお、各導体を銅メッキ等で形成することができ
る。
【0009】このバンドパスフィルタ回路装置を得るた
めに同軸型TEMモード誘電体共振器1、2には、図4
のように入力結合キャパシタンスCa と出力結合キャパ
シタンスCb と相互結合キャパシタンスCc とが接続さ
れている。入力結合キャパシタンスCa は信号入力端子
T1 と第1の共振器1の一端との間に接続され、出力結
合キャパシタンスCb は第2の共振器2の一端と出力端
子T2 との間に接続され、相互結合キャパシタンスCc
は第1及び第2の共振器1、2の一端の相互間に接続さ
れている。なお、第1及び第2のストレーキャパシタン
スC1 、C2 が第1及び第2の共振器1、2の一端とグ
ランドとの間に生じる。第1及び第2の共振器1、2の
他端即ち外導体12、13はグランドに接続されてい
る。
【0010】多層基板3は、図1及び図3で鎖線で区分
して示すように第1、第2、第3、第4及び第5の誘電
体層18、19、20、21、22と各種の導体層とを
有する。多層基板3は第1〜第5の誘電体層18〜22
を得るためのグリーンシート(未焼成磁器シート)に導
電性ペーストを所定パターンに夫々塗布して積層し、焼
成したものであり、焼成後においては第1〜第5の誘電
体層18〜22は一体化されているが、ここでは説明の
都合上区分されている。
【0011】多層基板3の表面23即ち第1の誘電体層
18の表面には図5に示すようにグランド導体層24と
第1及び第2の接続導体層25、26とが設けられてい
る。グランド導体層24は第1及び第2の共振器1、2
の外導体12、13に対応する部分を有し、更に表面2
3の多くの部分を覆うように形成され、ここには図3に
示すように半田27によって第1及び第2の共振器1、
2の外導体12、13が夫々固着されている。第1及び
第2の接続導体層25、26は第1及び第2の共振器
1、2の第1及び第2の接続導体14、15に対応する
ように配置され、これ等が半田(図示せず)で夫々固着
されている。第1の誘電体層18にはヴィア(Via)
ホール27、28、29、30が表面から裏面に至るよ
うに設けられ、ここには導体が充填されている。
【0012】第2の誘電体層19は図4に示した第1及
び第2のストレーキャパシタンスC1 、C2 の値を小さ
くすることを目的として設けたものであり、この表面に
は図5のヴィアホール27、28、29、30に接続さ
れる4つの接続導体層31、32、33、34が設けら
れている。第2の誘電体層19にも各接続導体層31、
32、33、34の位置にヴィアホール35、36、3
7、38が設けられ、ここに導体が充填されている。
【0013】第3の誘電体層20にはグランド接続用導
体層39、40及びキャパシタンス用導体層41、4
2、43が設けられている。グランド接続用導体層3
9、40は図6の第2の誘電体層19のヴィアホール3
5、36の導体に接続されるように配設され、これ等に
も導体が充填されたヴィアホール44、45が設けられ
ている。キャパシタンス用導体層41、42は図6の第
2の誘電体層19のヴィアホール37、38の導体に接
続されるように配設されている。図7の一方のキャパシ
タンス用導体層41のL字形延長部41aにはヴィアホ
ール46が設けられ、ここに導体が充填されている。図
7の他方のキャパシタンス用導体層42にはL字形のキ
ャパシタンス用導体層43が接続されている。このキャ
パシタンス用導体層43は第4の誘電体層21の表面の
キャパシタンス用導体層47に対向して相互結合キャパ
シタンスCc を形成する。
【0014】第4の誘電体層21には図8に示すように
キャパシタンス用導体層47の他にグランド接続用導体
層48、49と入力及び出力結合用キャパシタンス用導
体層50、51が設けられている。四角形の導体層4
8、49、50、51には導体が充填されたヴィアホー
ル52、53、54、55が設けられている。なお、図
8の接続用導体層48、49は図7のヴィアホール4
4、45の導体に接続される。また、図8のキャパシタ
ンス用導体層47は図7のヴィアホール46の導体に接
続される。
【0015】第5の誘電体層22の表面には図8の第4
の誘電体層21のヴィアホール52、53、54、55
の導体に接続されるように接続用導体層56、57、5
8、59が図9に示すように設けられており、これ等に
は導体が充填されたヴィアホール60、61、62、6
3が設けられている。第5の誘電体層22の裏面即ち多
層基板3の裏面には図10に示すようグランド導体層6
4と第1及び第2の端子導体層65、66が設けられて
いる。グランド導体層64は図9に示すヴィアホール6
0、61の導体に接続され、第1及び第2の端子導体層
65、66は図9に示すヴィアホール62、63の導体
に夫々接続されている。
【0016】第4の誘電体層21のキャパシタンス用導
体層47は第3の誘電体層20を介してこの表面のキャ
パシタンス用導体層43に対向しているので、図4の相
互結合キャパシタンスCc を得ることができる。
【0017】図7の第3の誘電体層20の導体層41は
図8の導体層50に対向配置されているので、両者の間
に図4に示した入力結合キャパシタンスCa を得ること
ができる。また、図7の第3の誘電体層20の導体層4
2は図8の第4の誘電体層21の導体層51に対向して
いるので、両者間に図4に示した出力結合キャパシタン
スCb を得ることができる。図10の裏面の第1及び第
2の端子導体層65、66は図4の入力端子T1 と出力
端子T2 に対応する。
【0018】図5から明らかなようにグランド導体層2
4の中央に切欠部即ち開口部67が設けられている。こ
の開口部67は多層基板3の表面に対して垂直な方向か
ら多層基板3を平面的に見てキャパシタンス用導体層4
3、47の主要部を囲むように形成されている。図10
に示すように第5の誘電体層22の裏面のグランド導体
層64にも開口部68が形成されている。この開口部6
8は図5の開口部67と平面的に見て同一位置に配置さ
れている。開口部67、68を設けることによって平面
的に見てキャパシタンス用導体層43、47を覆わない
ようにグランド導体層24、64を設けると、キャパシ
タンス用導体層43、47とグランドとの間のストレー
キャパシタンスC1 、C2 を小さくすることができ、フ
ィルタの挿入損失の改善が達成される。また、ストレー
キャパシタンスが小さくなると、見かけ上入力結合キャ
パシタンスCa 、出力結合キャパシタンスCb 、相互結
合キャパシタンスCc が増えたように作用するので、こ
れ等を小さく形成することが可能になり、小型化が達成
される。なお、この実施例では一対のキャパシタンス用
導体層43、47が図5に示すように互いに交差するよ
うに配置されているので、x軸方向とy軸方向とのいず
れに導体層のパターンのずれが生じても容量値の変化が
生じない。
【0019】本発明は上述の実施例に限定されるもので
なく、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 接続導体14、15を設ける代りに、独立の接
続部材で内導体8、9を多層基板3の導体層25、26
に接続することができる。 (2) 多層基板3の側面に第1及び第2の端子導体層
65、66の延長導体層及びグランド導体層64の延長
導体層を設けることができる。 (3) 誘電体共振器を更に付加して4段以上のフィル
タを構成する場合にも本発明を適用することができる。 (4) 第1及び第2の実施例で短絡導体層16、17
を省いて1/2波長型の共振器1、2を構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のフィルタを示す斜視図である。
【図2】誘電体共振器の断面図である。
【図3】図1のフィルタを図7及び図8のA−A線に対
応する位置で示す中央縦断面図である。
【図4】図1のフィルタの等価回路図である。
【図5】第1の誘電体層の平面図である。
【図6】第2の誘電体層の平面図である。
【図7】第3の誘電体層の平面図である。
【図8】第4の誘電体層の平面図である。
【図9】第5の誘電体層の平面図である。
【図10】第5の誘電体層の底面図である。
【符号の説明】
1 第1の誘電体共振器 2 第2の誘電体共振器 3 多層基板 43、47 キャパシタンス用導体層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振孔を有する柱状誘電体と前記共振孔
    に設けられた内導体と前記誘電体の外周面に設けられた
    外導体とを夫々有している第1及び第2の誘電体共振器
    と、 前記第1及び第2の誘電体共振器の前記内導体の相互間
    に設けられた相互結合キャパシタンスとを備えたフィル
    タ回路装置であり、 前記相互結合キャパシタンスを得るための一対の導体層
    が多層基板の内部に設けられており、 前記多層基板の表面にグランド導体層が設けられてお
    り、 前記第1及び第2の誘電体共振器は前記多層基板の表面
    上に配置され且つこれ等の外導体が前記表面のグランド
    導体層に接続されており、 前記表面に対して直角な方向から前記多層基板を見て前
    記グランド導体層が前記一対の導体層の少なくとも一部
    を覆わないように配置されていることを特徴とするフィ
    ルタ回路装置。
JP18918593A 1993-06-30 1993-06-30 誘電体共振器を有するフィルタ回路装置 Withdrawn JPH0722816A (ja)

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