JPH0722940B2 - 複合シ−ルリング製造用金型 - Google Patents

複合シ−ルリング製造用金型

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JPH0722940B2
JPH0722940B2 JP31146686A JP31146686A JPH0722940B2 JP H0722940 B2 JPH0722940 B2 JP H0722940B2 JP 31146686 A JP31146686 A JP 31146686A JP 31146686 A JP31146686 A JP 31146686A JP H0722940 B2 JPH0722940 B2 JP H0722940B2
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ring
seal ring
composite seal
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groove
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春生 堀井
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合シールリング製造用金型に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、ゴム弾性リングにふっ素樹脂製の被覆層にて被覆
されてなる複合シールリングを製造する場合、円形リ
ング状のゴム弾性リングを製造し、その後、このゴム弾
性リングの上下面から半割円弧状横断面を有する円形リ
ング状のふっ素樹脂被覆半割体を被覆して、複合シール
リング形成用素材を形成し、この複合シールリング形成
用素材を金型に装填し加圧加熱成形することにより、半
割体の接合面同士を融着して形成する方法、ゴム弾性
体からなる定寸の線条体をふっ素樹脂チューブに挿入し
て複合シールリング形成用素材を形成し、その後の場
合と同様、金型に装填し加圧加熱することにより、ふっ
素樹脂チューブの両端面を融着して形成する方法があっ
た。
しかし、この場合、第9図に示す様な金型装置が使用さ
れていたため製品の不良率が高かった。即ち、この金型
装置は、上下金型a,bを備え、該下金型bは、複合シー
ルリング形成用素材e(この場合、ゴム弾性リングc
と、該ゴム弾性リングcを被覆するふっ素樹脂製半割体
d,dからなる被覆層mとからなる。)の下半部が嵌合さ
れる嵌合溝fと、該嵌合溝fの内外周端縁近傍に凹設さ
れる小溝gと、を有し、また、上金型aは該複合シール
リング形成用素材eの上半部が嵌合される嵌合溝hを有
している。そして、複合シールリング形成用素材eの下
半部を嵌合溝fに嵌合した状態にて、加熱した上下金型
を相互に接近させ、半割体d,dを溶かした後、第10図に
示す様に、該複合シールリング形成用素材eを加圧冷却
して、半割体d,dを融着して被覆層mと一体化し、もっ
て、複合シールリングを形成していた。
従って、嵌合溝f,hにて形成されるキャビティkから上
下金型a,bの合わせ面に沿って樹脂が流出するものであ
って、上下金型a,bの設定温度、加圧時の圧力、加熱又
は加圧時間、半割体d,dの容量等が非常に厳しく限定さ
れ、良品を製造することはむずかしかった。
そこで、本発明では、従来のこのような問題点を解決し
て、簡単かつ迅速に製造でき、しかも、不良率を低くす
ることができる複合シールリング製造用金型を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の複合シールリング製造用金型は、一体又は切断
部を有するゴム弾性リングに、切断部を有するふっ素樹
脂製の被覆層が被覆されてなる複合シールリング形成用
素材の該被覆層の切断部を、融着して、複合シールリン
グを形成する複合シールリング製造用金型であって;上
面に横断面略矩形状のリング溝を形成すると共に、該リ
ング溝の底面中央部に、上記複合シールリング形成用素
材の下半部が嵌合される嵌合溝を形成してなる下金型
と;下面に、上記下金型のリング溝に遊嵌状に嵌合され
る横断面略矩形状のリング状垂下壁部を形成すると共
に、該リング状垂下壁部の下面中央部に、上記複合シー
ルリング形成用素材の上半部が嵌合される嵌合溝を形成
してなり、かつ、該嵌合溝と上記下金型の嵌合溝とでも
ってキャビティを形成した状態にて、該キャビティの内
外両側端部から夫々上方へ連通連結される横断面略L字
状の微小隙間部を形成する上金型と;を備えている。
〔作用〕
上述の如く構成して、複合シールリング形成用素材の下
半部を下金型の嵌合溝に嵌合させると共に、加熱した該
下金型と上金型とを相互に接近させ、該上金型のリング
状垂下壁部を該下金型のリング溝に遊嵌状に嵌合させ
て、被覆層を溶かして、この上下金型を加圧・冷却すれ
ば、その溶かされたふっ素樹脂は微小隙間部に流出し
て、上下金型の嵌合溝にて形成されるキャビティ内に、
被覆層が一体状とされた複合シールリングが形成され
る。従って、微小隙間部内には、ふっ素樹脂が流入して
いるので、複合シールリング形成用素材には、常に、圧
力がかかり、内部に気泡等が生じることがなくなる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説する。
第1図は本発明に係る複合シールリング製造用金型の要
部拡大断面図を示し、この金型は、上下金型6,7を備
え、第2図に示す様に、ゴム弾性リング1に、切断部2
を有するふっ素樹脂製の被覆槽3が被覆されてなる複合
シールリング形成用素材4の該切断部2を、融着して、
複合シールリング5を形成するものである。また、この
場合、被覆層3は、半割円弧状横断面を有する円形リン
グ状の半割体3a,3bからなり、該半割体3a,3bをゴム弾性
リング1に上下から嵌合させて、上記複合シールリング
形成用素材4が形成される。
しかして、上記下金型7は、上面8に横断面略矩形状の
リング溝9が形成されると共に、該リング溝9の底面中
央部に、複合シールリング形成用素材4の下半部が嵌合
される嵌合溝10が形成されている。具体的には、この下
金型7は下部材11と上部材12とからなり、該下部材11の
上面11aには横断面略矩形状のリング状突出部13が形成
され、そして、該突出部13内の円形の凹所14又は該突出
部13間の凹所15に上部材12が着脱自在に嵌合されて、上
記リング溝9が形成される。なお、該突出部13の上面中
央部に嵌合溝10が形成されている。
また、上金型6は、上記下金型7のリング溝9に遊嵌状
に嵌合される横断面略矩形状のリング状垂下壁部16が形
成され、さらに、該垂下壁部16の下面中央部には上記シ
ールリング形成用素材4の上半部が嵌合される嵌合溝17
が形成されている。即ち、リング溝9の幅寸法Aがリン
グ状垂下壁部16の幅寸法Bより僅かに大きく設定される
と共に、上下金型6,7が第1図に示す様に、接近され
て、嵌合溝10,17にてキャビティ18が形成された状態の
ときに、リング状垂下壁部16の下面とリング状突出部13
の上面との間に僅かな隙間が生じるように設定される。
従って、両嵌合溝10,17でもってキャビティ18が形成し
た状態にて、該キャビティ18の内外両側端部から夫々上
方へ連通連結される横断面略L字状の微小隙間部19,19
が形成される。
次に、この複合シールリング製造用金型による複合シー
ルリングの製造方法を説明する。
第3図に示す様に、複合シールリング形成用素材4の半
割体3bを下金型7の嵌合溝10を嵌合させると共に、該半
割体3bにゴム弾性リング1を嵌合させ、かつ、該ゴム弾
性リング1に半割体3aを嵌合させた後、第4図に示す様
に、該下金型7と上金型6とを相互に接近させて、半割
体3aと上金型6の嵌合溝17に嵌合させ、もって、該上金
型6,7に付設された図示省略の加熱盤にて加熱された該
上下金型6,7にて、両半割体3a,3bを溶かし、その後、上
下金型6,7をさらに接近させると共に冷却し、第1図に
示す様に、キャビティ18から微小隙間部19,19に樹脂を
流出させながら半割体3a,3bを融着して、被覆層3を一
体化し、該キャビティ18内に複合シールリング5を形成
する。
従って、この場合、上下金型6,7の加圧・冷却時には、
微小隙間部19,19内に樹脂が流入しているので、複合シ
ールリング形成用素材4には、常に圧力がかかり、一体
化した被覆層3内部には気泡が生じることがない。
また、複合シールリング5を形成した後、上下金型6,7
を相互に離間させれば、微小隙間部19,19内に流入して
形成された内外スクラップ20,21が横断面略L字形であ
るので、該複合シールリング5乃至内外スクラップ20,2
1は上金型6に密着して、第5図に示す様に、上金型6
とともに下金型7から離間されることになり、この金型
から複合シールリング5を容易に取り外すことができ
る。さらに、この場合、下金型7は、上下部材12,11か
らなるので、該上下部材12,11を分解すれば、より一層
複合シールリング5を取り外し易い。
次に、第6図は他の実施例を示し、この場合、下金型7
は、一体ものが使用され、他は上述の実施例と同様とさ
れている。従って、この場合も上述の実施例と同様、シ
ールリング形成用素材4から複合シールリング5を形成
することができる。
また、第7図はさらに別の実施例を示し、この場合、下
金型7は第6図に示すものと同様な一体ものが使用され
ると共に、キャビティ18が横断面略正方形とされ、他
は、上述の実施例と同様である。即ち、この場合、複合
シールリング形成用素材4は、横断面略正方形のゴム弾
性リング1と、横断面略凹字状の半割体3a,3b(図示せ
ず)と、からなり、また、嵌合溝10,17は、夫々、横断
面略矩形状とされている。従って、この場合、横断面略
正方形状の複合シールリング5を形成することができ
る。
なお、上述の実施例においては、ゴム弾性リング体1と
半割体3a,3bとでもって、形成された複合シールリング
形成用素材4を使用していたが、第8図に示す様な複合
シールリング形成用素材4を使用するも勿論好ましい。
つまり、この素材4は、所定寸法に切断された線条体か
らなるゴム弾性体1aを、ふっ素樹脂からなるチューブ状
の被覆層3に挿入して、該被覆層3の両端が突き合わさ
れるように、全体をリング状として形成される。この場
合、ゴム弾性体1aの両端の突き合わせ面22が、図例のよ
うに、被覆層3内に内装された状態とするのが好まし
い。なお、被覆層3の突き合わせ部が切断部2とされ
る。
本発明は図示の実施例に限定されず、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で設定変更自由であり、例えば、形成され
る複合シールリング5は、横断面円形又は正方形に限ら
ず、楕円や多角形等の異形とするも自由である。この場
合、勿論、両嵌合溝10,17の横断面形状は複合シールリ
ング5の横断面形状に対応するように設定される。ま
た、上下金型6,7に形成される嵌合溝10,17の数は勿論自
由である。つまり、該嵌合溝10,17の数を多数個とすれ
ば、一度に大量の良品の複合シールリング5を製造する
ことができ生産率が向上する。
〔発明の効果〕
本発明の複合シールリング製造用金型は、加圧・冷却時
には、横断面略L字状の微小隙間部19,19に溶かされた
ふっ素樹脂が流入するので、複合シールリング形成素材
4には、常に、圧力がかかり、一体化される被覆層3に
は気泡等が生じることがなくなり、一度に多量に製造し
た場合も、不良品は極めて少なくなる。また、ゴム弾性
リング1と被覆層3とは圧着状となるので、シール材と
しては耐久性に優れたものとなる。しかも、従来の様
に、上下金型の設定温度、加圧時の圧力、加熱又は加圧
時間、被覆層の容量等を正確なものとする必要がなく、
簡単かつ迅速に複合シールリングを製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例を示すと共にその加圧・
冷却状態の要部拡大断面図、第2図は複合シールリング
形成用素材の一実施例の断面図、第3図と第4図と第5
図は複合シールリングの製造工程を順次説明するための
説明図、第6図は他の実施例を示すと共に加圧・冷却状
態の要部拡大断面図、第7図はさらに別の実施例を示す
と共に加圧・冷却状態の要部拡大断面図、第8図は複合
シールリング形成用素材の他の実施例の平面図である。
第9図は従来例を示すと共に加圧前の要部拡大断面図、
第10図はその加圧・冷却状態の要部拡大断面図である。 1……ゴム弾性リング、2……切断部、3……被覆層、
4……複合シールリング形成用素材、5……複合シール
リング、6……上金型、7……下金型、8……上面、9
……リング溝、10,17……嵌合溝、16……リング状垂下
壁部、18……キャビティ、19……微小隙間部、23……下
面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体又は切断部を有するゴム弾性リング
    に、切断部を有するふっ素樹脂製の被覆層が被覆されて
    なる複合シールリング形成用素材の該被覆層の切断部
    を、融着して、複合シールリングを形成する複合シール
    リング製造用金型であって、 上面に横断面略矩形状のリング溝を形成すると共に、該
    リング溝の底面中央部に、上記複合シールリング形成用
    素材の下半部が嵌合される嵌合溝を形成してなる下金型
    と、 下面に、上記下金型のリング溝に遊嵌状に嵌合される横
    断面略矩形状のリング状垂下壁部を形成すると共に、該
    リング状垂下壁部の下面中央部に、上記複合シールリン
    グ形成用部材の上半部が嵌合される嵌合溝を形成してな
    り、かつ、該嵌合溝と上記下金型の嵌合溝とでもってキ
    ャビティを形成した状態にて、該キャビティの内外両側
    端部から夫々上方へ連通連結される横断面略L字状の微
    小隙間部を形成する上金型と、 を備えたことを特徴とする複合シールリング製造用金
    型。
JP31146686A 1986-12-25 1986-12-25 複合シ−ルリング製造用金型 Expired - Lifetime JPH0722940B2 (ja)

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JP4918576B2 (ja) * 2009-07-14 2012-04-18 中興化成工業株式会社 フッ素樹脂成形品及びその製造方法
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