JPH07229976A - 時計装置 - Google Patents

時計装置

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JPH07229976A
JPH07229976A JP6021505A JP2150594A JPH07229976A JP H07229976 A JPH07229976 A JP H07229976A JP 6021505 A JP6021505 A JP 6021505A JP 2150594 A JP2150594 A JP 2150594A JP H07229976 A JPH07229976 A JP H07229976A
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JP6021505A
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Shosuke Tanaka
章介 田中
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 円形の表示面上の円周を12等分した各角度
位置に対応する位置に時情報を、60等分した各角度位
置に対応する位置に分情報及び秒情報を数字表示する。
時情報に応じた数字を円形のスポットPO内に、分情報
に応じた数字を円形のスポットPM内に、秒情報に応じ
た数字を円形のスポットPS内に表示する。各スポット
PO、PM及びPSは、円形の表示面上を中心点Oを中心
として同心円上に移動する。 【効果】 感覚的な時刻情報の把握と、正確な時刻情報
の読み取りとを同時に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示面上に時刻情報を
表示する時計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】時計装置は、時を短針で、分を長針で、
秒を秒針で指示して時刻情報を表示するようないわゆる
アナログ時計装置と、時分秒を数字表示するようないわ
ゆるディジタル時計装置とに大別される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いわゆるア
ナログ時計装置では短針の位置、長針の位置等によって
直感的に“何時頃”というような感覚的な時刻情報の把
握がしやすいが、いわゆるディジタル時計装置では直接
目にした数字を頭の中で判断するので感覚的な時刻情報
の把握が難しい。
【0004】一方、正確な時刻情報の読み取りという点
では、いわゆるディジタル時計装置が単に数字を読み取
るだけであり、いわゆるアナログ時計装置が短針、長針
及び秒針から数字を判断することになるので、いわゆる
ディジタル時計装置の方が勝っている。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、感覚的な時刻情報の把握と、正確な時刻情報の
読み取りとを同時に実現できる時計装置の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る時計装置
は、表示面上で時計の文字盤における短針位置に対応す
る角度位置に時情報を、長針位置に対応する角度位置に
分情報をそれぞれ数字表示することにより上記課題を解
決する。
【0007】この場合、上記表示面上で時計の文字盤に
おける秒針位置に対応する角度位置に秒情報を数字表示
してもよい。
【0008】具体的には、上記表示面上で時計の文字盤
に対応する円の円周を12等分した各角度位置に対応さ
せて現在の時情報を、60等分した各角度位置に対応さ
せて現在の分情報を、同じく60等分した各角度位置に
対応させて現在の秒情報をそれぞれ数字表示する。
【0009】ここで、上記時情報,上記分情報,上記秒
情報よりなる時刻情報は、数字の表示面積又は該数字を
囲むスポットの面積もしくは形状を異ならせることによ
って区別されるようにするのが好ましい。
【0010】また、上記時情報を表示する際の角度位
置、上記分情報を表示する際の角度位置、上記秒情報を
表示する際の角度位置の内少なくとも2つの角度位置が
重なる状態では、上記重なった各情報の数字を視覚的に
分離された状態で表示するのが好ましい。ここで、各情
報の数字の視覚的分離とは、数字を空間的に分離した
り、色分けしたり、濃淡を異ならせることによって、視
覚的に区別できるようにすることである。
【0011】また、上記表示面上の12時の位置には、
基準位置確認用のマークを表示するようにしてもよい。
【0012】また、上記表示面を有する表示手段にはア
ームバンドが付加され、該時計装置を腕時計として用い
るようにしてもよい。
【0013】
【作用】表示面上で時計の文字盤における短針位置に対
応する角度位置に時情報を、長針位置に対応する角度位
置に分情報をそれぞれ数字表示するので、感覚的な時刻
情報の把握と、正確な時刻情報の読み取りとを同時に実
現できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る時計装置の好ましい実施
例を説明する。この実施例の時計装置は、時情報を短針
で、分情報を長針で、秒情報を秒針で指示して現在時刻
を表示するようないわゆるアナログ時計装置の機能と、
時情報、分情報、秒情報を数字で示し現在時刻を表示す
るようないわゆるディジタル時計装置の機能とを混在さ
せたような時計装置である。
【0015】具体的には、円形に形成されたフラットデ
ィスプレイパネル等の表示面上で上記アナログ時計装置
の短針、長針、秒針の位置に対応する位置にそれぞれの
針が指示する時刻情報を数字表示するような時計装置で
ある。すなわち、この時計装置は、図1に示すように、
円形の表示面上の円周を12等分した各角度位置に対応
する位置に時情報を、60等分した各角度位置に対応す
る位置に分情報及び秒情報を数字表示する。
【0016】この時計装置は、時情報に応じた数字を円
形のスポットPO内に、分情報に応じた数字を円形のス
ポットPM内に、秒情報に応じた数字を円形のスポット
PS内に表示している。この場合、各スポットPO、PM
及びPSは、円形の表示面上を中心点Oを中心として同
心円上に移動する。
【0017】円形の表示面上の12時(0:00:0
0)の位置には、基準位置確認用のマークRが表示され
ている。
【0018】現在時刻(時/分/秒)に応じた数字が表
示されている各スポットPO、PM及びPSの径φO、φM
及びφSは、 φO>φM>φS のような関係になる。
【0019】ここで、上記時情報を表示する際の角度位
置、上記分情報を表示する際の角度位置、上記秒情報を
表示する際の角度位置が重なる状態、すなわち、12時
0分0秒のような場合には図2のように各スポットP
O、PM及びPSも重なってしまう。各数字が同色であっ
たり、各スポットPO、PM及びPSの明るさが同じであ
ると、時刻の読み取りを妨げてしまうし、さらに、ディ
ザイン上見栄えが良くない。
【0020】このため、例えば、図3に示すように、形
状を変化させたスポットPTを形成する。このスポット
PTは形状がすっきりしており、時刻の読み取りを妨げ
ないことはもちろん見栄えも良くする。なお、図2にお
いて、各スポットPO、PM及びPS内の数字の色を分け
たり、明暗を分けたりしてもよい。さらに、このような
場合だけ、各数字を分離表示するようにしてもよい。
【0021】また、本実施例の時計装置は、図4に示す
ように円形のスポットPO、PM及びPSを針LO、LM及
びLSの先端に位置させ、内部に時情報、分情報及び秒
情報を数字で表示するようにしてもよい。
【0022】また、本実施例の時計装置は、図5に示す
ように方形のスポットPO、PM及びPSの内部に時情
報、分情報及び秒情報を数字で表示するようにしてもよ
い。
【0023】また、本実施例の時計装置は、図6に示す
ように方形のスポットPO、PM及びPSを針LO、LM及
びLSの先端に位置させ、内部に時情報、分情報及び秒
情報を数字で表示するようにしてもよい。
【0024】また、本実施例の時計装置は、図7に示す
ように円形のスポットPOの中に時情報を、方形のスポ
ットPM及びPSの中に分情報及び秒情報を表示するよう
にしてもよい。
【0025】また、本実施例の時計装置は、図8に示す
ように方形のスポットPO、PM及びPSを針LO、LM及
びLSの先端に位置させ、内部に時情報、分情報及び秒
情報を数字で表示すると共に、平面形表示装置3上にア
ナログ時計をイメージさせる目盛りを設けてもよい。
【0026】また、上述した具体例において、各スポッ
トPO、PM及びPSの重なりについてどれが外側でも構
わない。
【0027】また、上述した具体例にアームバンドを設
け、腕時計としてもよい。さらに、時分のみを表示して
もよい。
【0028】以上より、本実施例の時計装置は、感覚的
な時間把握から正確な時刻の読み取りまでを同時に行う
ことができる。
【0029】なお、本実施例の時計装置は、図9に示す
ような回路によって、時刻情報を表示面である平面形表
示装置3に表示する。
【0030】先ず、時刻情報が供給された中央演算装置
(以下、CPUという。)1は、該時刻情報を分析して
グラフィックディスプレイコントローラ(Graphic disp
layController:以下、GDCという。)2に供給す
る。
【0031】GDC2は、上記分析情報をフラットディ
スプレイパネル等の平面形表示装置3の表示情報に変え
る。
【0032】平面形表示装置3は、図10に示すよう
に、メモリチップシート4と該メモリチップシート4を
挟み込むように密着された上記x−yマトリクスシート
5と磁性表示シート6とからなる三層構造で、非発光
性、自己保持型、フレキシブルなシート状の表示装置で
ある。
【0033】ここで、x−yマトリクスシート5は、入
力画像信号に応じた画面の一点をx−yマトリクス11
の交点の磁界を変化させて特定する。また、メモリチッ
プシート4は、上記x−yマトリクスシート5が特定し
た交点を磁界の変化に対応させて記憶する。また、磁性
表示シート6は、上記シート状磁気記憶部が記憶してい
る特定点に対応する画像を表示する。
【0034】以下、x−yマトリクスシート5、メモリ
チップシート4、磁性表示シート6について説明する。
【0035】先ず、x−yマトリクスシート5について
以下に説明する。x−yマトリクスシート5は、入力画
像信号に応じた画面の一点をx−yマトリクスの交点と
して特定し、ポイントアクセスのために用いられる。概
略構成は、図11に示すように、GDC2からの位置情
報が供給されるxレジスタ7及びyレジスタ8と、該x
レジスタ7及びyレジスタ8により駆動されるxドライ
バ9及びyドライバ10と、x−yマトリクス11から
なる。このx−yマトリクス11は、図12に示すよう
に絶縁された例えば銅線を縦横に織物のように織り込ん
でなる。
【0036】図11において、xレジスタ7及びyレジ
スタ8は、上記時刻情報に応じた位置情報を解釈し、ゲ
ートを開いてxドライバ9及びyドライバ10を駆動す
る。このxレジスタ7とxドライバ9及びyレジスタ8
とyドライバ10は、GDC2から供給された位置情報
を解読して、x−yマトリクス11にx−y電流を発生
する。xレジスタ7とxドライバ9の概略構成を図13
に示す。なお、yレジスタ8とyドライバ10の概略構
成も同様である。
【0037】入力端子20にはGDC2から位置情報を
示すデータが供給されている。また、入力端子21にも
GDC2からクロックパルスと位置選択のためのストロ
ーブ信号が供給されている。
【0038】位置情報は、特定点の位置、極性等を表
し、(“x,yポジション”,“モード”,“極性”)
のように示すことができる。例えば、位置情報((3,
304),2,0)であれば、位置がxについては
“3”、yについては“304”、モードが“2”、極
性が“0”ということになる。なお、この図13に示し
たxレジスタ7の入力端子20には独立にデータが与え
られている。すなわち、xレジスタ7には、位置情報
(“xポジション”,“モード”,“極性”)が供給さ
れる。同様に、yレジスタ8には、位置情報(“yポジ
ション”,“モード”,“極性”)が独立に供給され
る。
【0039】このxレジスタ7は、上述したように上記
位置情報を解釈し、ゲートを開いてxドライバ9を駆動
する。この位置情報を解釈するため、xレジスタ7は、
シフトレジスタとラッチによって構成され一般的なシリ
アルデータをデコードするデコーダを上記位置情報の構
成に対応するように有している。すなわち、xレジスタ
7は、ポジションデコーダ23と極性デコーダ24とモ
ードデコーダ25とを有している。
【0040】入力端子20から供給される位置情報の
内、x位置に関するデータはポジションデコーダ23
に、極性に関するデータは極性デコーダ24に、モード
に関するデータはモードデコーダ25に供給される。ま
た、入力端子21からはクロックパルス及びストローブ
信号がポジションデコーダ23、極性デコーダ24及び
モードデコーダ25に供給される。
【0041】このxレジスタ及び後述するxドライバに
供給される位置情報、クロックパルス及びストローブ信
号等のシリアルデータや制御信号を図14に示す。図1
4の(A)は、位置情報である“ポジションデータDPO
S”,“極性データDPOL”,“モードデータDM”を示
している。
【0042】ポジションデコーダ23は、図14の
(A)に示すようなポジションデータDPOSを図14の
(B)に示すクロックパルスや図14の(C)に示すス
トローブ信号を基にデコードする。
【0043】極性デコーダ24は、図14の(A)に示
すような極性データDPOLを図14の(B)に示すクロ
ックパルスや図14の(C)に示すストローブ信号を基
にデコードする。
【0044】モードデコーダ25は、図14の(A)に
示すようなモードデータDMを図14の(B)に示すク
ロックパルスや図14の(C)に示すストローブ信号を
基にデコードする。
【0045】ポジションデコーダ23の出力信号、極性
デコーダ24の出力信号、モードデコーダ25の出力信
号は、xドライバ9に供給される。このxドライバ9
は、アンドゲート26及び27、ドライブ回路28及び
29からなる。このドライブ回路28及び29は好まし
くはオペアンプからなる。
【0046】ポジションデコーダ23の出力信号は、ア
ンドゲート26及びアンドゲート27に供給される。極
性デコーダ24の正の出力信号はアンドゲート26に、
負の出力信号はアンドゲート27に供給される。また、
アンドゲート26及び27には、入力端子22から図1
4の(D)に示すドライブパルスが供給されている。こ
のため、アンドゲート26及び27は、図14の(D)
に示すドライブパルスが供給されたときのみ、ドライバ
28及び29にポジションデコーダ23からの出力デー
タと極性デコーダ24からの出力データに応じたデー
タ、すなわち、正負の極性がついたポジションデータを
出力する。
【0047】アンドゲート26の出力データはドライバ
28の正端子に供給され、アンドゲート27の出力デー
タはドライブ回路29の負端子に供給されている。ま
た、モードデコーダ25の出力信号はドライブ回路28
及び29に供給されている。
【0048】ここで、モードデコーダ25は、3つのモ
ード、すなわち、モードM0、モードM1及びモードM
2の状態を示す信号をドライブ回路28及び29に供給
する。例えば、モードM0の状態を示す信号がドライブ
回路28及び29に供給された場合、該ドライブ回路2
8及び29はオフとなる。また、モードM1の状態を示
す信号がドライブ回路28及び29に供給された場合、
該ドライブ回路28及び29は消去信号を出力するよう
にオンとなる。また、モードM2の状態を示す信号がド
ライブ回路28及び29に供給された場合、該ドライブ
回路28及び29は書き込み信号を出力するようにオン
となる。
【0049】特に、モードM2とモードM1の場合、ア
ンドゲート26及び27からドライブ回路28及び29
に供給されるポジションデータの極性が正であるか負で
あるかに応じて、表1に示すように、合計4つの状態を
示す。
【0050】
【表1】
【0051】なお、必要に応じて独立のモード、極性デ
ータを送ることもできる。
【0052】ここで、hは残留磁荷キャンセル係数であ
り、Iは書き込み電流である。よって、hIは残留磁荷
消去用電流となる。これらIとhIを併せてドライブカ
レントといっている。
【0053】したがって、このx−yマトリクスシート
5は、xレジスタ7からのデコードデータの出力制御を
xドライバ9のゲート26及び27によって行い、該x
ドライバ9のドライブ回路28又は29を選択して、G
DC2から供給される位置情報に応じたドライブカレン
トを出力端子30から出力する。
【0054】このドライブカレントは、モードデコーダ
25からの出力に応じてその極性を表1のように変えら
れ、流れる時間を図14の(D)に示す入力端子32か
らのドライブパルスによって制御され、図14の(E)
に示すような出力タイミングとされる。
【0055】次に、メモリチップシート4について以下
に説明する。メモリチップシート4は、x−yマトリク
スシート5が特定した特定点を磁化の方向変化に対応さ
せて記憶する。実際には、このメモリチップシート4
は、x−yマトリクスシート5が特定した特定点を磁荷
の方向変化に対応させて記憶する磁性体メモリチップを
相互に干渉しないように磁気アイソレータを介して、x
−yマトリクスシート5のx−yマトリクス11の各交
点上に多数配置してなる。
【0056】この磁性体メモリチップがx−yマトリク
スシート5のx−yマトリクス11の各交点上に配置さ
れている状態を図15に示す。この図15の磁性体メモ
リチップ31は、図中矢印の方向に磁化されやすくその
垂直な方向には磁化されにくいように加工が施されてい
る。
【0057】このような磁性体メモリチップ31がx−
yマトリクスシート5のx−yマトリクス11に流れる
x−y電流によってどのように磁化され、後述する磁性
表示シート6をどのように変化させるかを図16及び図
17を参照しながら説明しておく。
【0058】図16において、x−yマトリクスシート
5がx−yマトリクス11上のx軸及びy軸に表1を用
いて説明したような電流+Iと同様の書き込み用電流+
i及び+iを矢印M及びN方向に同時に流すと、図17
の(A)に示すようなベクトルを持った磁界G+1がx−
yマトリクス11の交点上に生ずる。この図17の
(A)に示すようなベクトルを持った磁界G+1が生じる
と、その交点上の磁性体メモリチップ31は、そのベク
トル方向に磁化され、該磁化によって図16に示すよう
に磁性表示シート6の表示バブル12を通して磁界gを
構成する。この磁界gに沿うように表示バブル12内の
磁性体が並べられると、無磁界時のランダムな状態とは
異なった光の反射特性が生まれ、無磁界時の表示と区別
できるようになる。このような状態はx−yマトリクス
11上のx軸及びy軸から書き込み用電流+i及び+i
を取り去っても保持されるため、表示状態も継続される
が、図17の(B)に示すようにx−yマトリクス11
上のx軸及びy軸に残留磁荷消去用電流−ih及び−i
hを流すことにより磁界を“0”(G0)として表示を
元に戻すことができる。ここで、hは表1に示したのと
同様に残留磁荷キャンセル係数である。
【0059】一方、図16において、x−yマトリクス
シート5がx−yマトリクス11上のx軸及びy軸に表
1を用いて説明したような電流−Iと同様の書き込み用
電流−i及び−iを反矢印M及び反矢印N方向に同時に
流すと、図17の(C)に示すようなベクトルを持った
磁界G-1がx−yマトリクス11の交点上に生ずる。こ
こで、電流−iは電流+iとは向きが反対の書き込み用
電流である。この図17の(C)に示すようなベクトル
を持った磁界G-1が生じると、その交点上の磁性体メモ
リチップ31は、そのベクトル方向に磁化され、該磁化
によって図16に示すように磁性表示シート6の表示バ
ブル12を通して磁界gと反対方向の磁界を構成する。
この磁界gと反対方向の磁界に沿うように表示バブル1
2内の磁性体が並べられると、無磁界時のランダムな状
態とは異なった光の反射特性が生まれ、無磁界時の表示
と区別できるようになる。このような状態はx−yマト
リクス11上のx軸及びy軸から書き込み電流−i及び
−iを取り去っても保持されるため、表示状態も継続さ
れるが、図17の(D)に示すようにx−yマトリクス
11上のx軸及びy軸に残留磁荷消去用電流ih及びi
hを流すことにより磁界を“0”(G0)として表示を
元に戻すことができる。
【0060】ここで、磁性体メモリチップ31は、図1
8に示すように、磁気アイソレータ32を介して多数配
置されている。この磁気アイソレータ32は、多数の磁
性体メモリチップ31が相互に干渉するのを防ぐために
用いられる。磁気アイソレータ32としては、例えば銅
などを加工したものが考えられる。
【0061】したがって、x−yマトリクスシート5が
x−yマトリクス11上で(xn,yn)のポイントを図
17の(A)のようにアクセスすると、このx−yマト
リクス11上には磁界G+1が発生し、図19に示す磁性
体メモリチップ31nが磁化される。一方、(xn+1,yn
+1)のポイントが図17の(C)のようにアクセスされ
ると、磁界G-1が発生し、磁性体メモリチップ31n+1
が磁化される。ここで、図17の(A)は“1”、図1
7の(C)は“−1”、図17の(B)及び(D)は
“0”に対応する。これにより、磁性表示シート6の任
意のポイントに“1”、“−1”、“0”を書き込みか
つ保持することができる。
【0062】磁性表示シート6は、上述したようにメモ
リチップシート4の複数の磁性体メモリチップ31が磁
化の方向変化に対応させて記憶している各特定点に対応
する画像を表示する。この磁性表示シート6は、図20
に示すように、磁性粉52を封入しているプラスチック
バブル51を多数平面状に配列することによって構成さ
れている。一個のプラスチックバブル51が一つの画素
に相当する。このプラスチックバブル51内で磁性粉5
2が外部磁界に応じてその位置を例えば偏らせることに
より一方向からの光に対する反射特性は変化する。すな
わち、外部磁界に沿うように複数のプラスチックバブル
51内の磁性粉52が並べられると、無磁界時のランダ
ムな状態とは異なった光の反射特性が生まれ、無磁界時
の表示と区別できるようになる。
【0063】また、この磁性表示シート6は、図21の
(A)に示すように磁界Gが印加されたとき、磁性分5
2を規則的に並べるような動作原理を用いてもよい。図
21の(B)は、無磁界時の磁性粉52のランダムな状
態を示す。
【0064】したがって、図10に示すように、メモリ
チップシート4と該メモリチップシート4を挟み込むよ
うに密着された上記x−yマトリクスシート5と磁性表
示シート6とからなる三層構造の平面形表示装置3は、
電気的には全くクロストークのないx−y表示装置とな
り、またメモリ部であるメモリチップシート4と、磁性
表示シート6がx−yマトリクスシート5に対して独立
しているため、相互配線が不要となる。したがって、こ
の平面形表示装置3が電力を要するのは書換え時のみで
ある。よって、このような平面形表示装置3を表示面と
して用いた本実施例の時計装置は、省電力化を図ること
ができ、自由なデザインとすることができる。
【0065】なお、x−yマトリクスシートには、両面
フレキシブルな配線シートを用いてもよい。また、磁性
表示シートは、ミリ1本以上程度の少し大きなものであ
れば、マイクロアクチュエータを使って機械的に表示す
るものでもよい。
【0066】また、上記本実施例の時計装置としては、
上記平面形表示装置3を表示面として用いるのみでな
く、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の各種
2次元表示装置を用いてもよい。
【0067】また、時刻情報のうち時情報としては、1
2時間表示に限定されずに、24時間表示でもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明に係る時計装置は、表示面上で時
計の文字盤における短針位置に対応する角度位置に時情
報を、長針位置に対応する角度位置に分情報をそれぞれ
数字表示するので、感覚的な時刻情報の把握と、正確な
時刻情報の読み取りとを同時に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の時計装置の表示例を示す図で
ある。
【図2】図1に示した表示例で時/分/秒を示す角度位
置が重なった状態を示す図である。
【図3】図2に示した状態の他の表示例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施例の時計装置の他の表示例を示す
図である。
【図5】本発明の実施例の時計装置の他の表示例を示す
図である。
【図6】本発明の実施例の時計装置の他の表示例を示す
図である。
【図7】本発明の実施例の時計装置の他の表示例を示す
図である。
【図8】本発明の実施例の時計装置の他の表示例を示す
図である。
【図9】本発明の実施例の時計装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図10】本発明の実施例の時計装置の平面形表示装置
の構造を示す図である。
【図11】図10に示した平面形表示装置を構成するx
−yマトリクスシートの概略構成図である。
【図12】図11に示したx−yマトリクスシートのx
−yマトリクスの織り込み構造を示す図である。
【図13】図12に示したx−yマトリクスシートのレ
ジスタとドライバの概略構成を示す回路図である。
【図14】図13に示したレジスタとドライバに供給さ
れるデータ及び制御信号を説明するための図である。
【図15】図10に示した平面形表示装置のメモリチッ
プシートの磁性体メモリチップの磁化方向を示す図であ
る。
【図16】図10に示した平面形表示装置の動作を、x
−yマトリクスシート、メモリチップシートの磁性体メ
モリチップ及び磁性表示シートを使って説明するための
図である。
【図17】メモリチップシートの磁性体メモリチップの
磁化について説明するための図である。
【図18】メモリチップシートの概略構成図である。
【図19】x−yマトリクスシートを流れるx−y電流
に対する磁性体メモリチップの磁化を説明するための図
である。
【図20】磁性表示シートの構造例を示す図である。
【図21】磁性表示シートの他の構造例を示す図であ
る。
【符号の説明】
PO 時情報を示す数字を囲むスポット PM 分情報を示す数字を囲むスポット PS 秒情報を示す数字を囲むスポット R 基準位置確認用マーク 3 平面形表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示面上で時計の文字盤における短針位
    置に対応する角度位置に時情報を、長針位置に対応する
    角度位置に分情報をそれぞれ数字表示することを特徴と
    する時計装置。
  2. 【請求項2】 上記表示面上で時計の文字盤における秒
    針位置に対応する角度位置に秒情報を数字表示すること
    を特徴とする請求項1記載の時計装置。
  3. 【請求項3】 上記表示面上で時計の文字盤に対応する
    円の円周を12等分した各角度位置に対応させて現在の
    時情報を、60等分した各角度位置に対応させて現在の
    分情報を、同じく60等分した各角度位置に対応させて
    現在の秒情報をそれぞれ数字表示することを特徴とする
    請求項1記載の時計装置。
  4. 【請求項4】 上記時情報,上記分情報,上記秒情報よ
    りなる時刻情報は、数字の表示面積又は該数字を囲むス
    ポットの面積もしくは形状を異ならせることによって区
    別されることを特徴とする請求項1、2又は3記載の時
    計装置。
  5. 【請求項5】 上記時情報を表示する際の角度位置、上
    記分情報を表示する際の角度位置、上記秒情報を表示す
    る際の角度位置の内少なくとも2つの角度位置が重なる
    状態では、上記重なった各情報の数字を視覚的に分離さ
    れた状態で表示することを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の時計装置。
  6. 【請求項6】 上記表示面上の12時の位置には、基準
    位置確認用のマークを表示することを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の時計装置。
  7. 【請求項7】 上記表示面を有する表示手段には、アー
    ムバンドが付加されていることを特徴とする請求項1、
    2又は3記載の時計装置。
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