JPH0723056Y2 - 空圧式ダイクッション装置の上限ダンパ装置 - Google Patents

空圧式ダイクッション装置の上限ダンパ装置

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JPH0723056Y2
JPH0723056Y2 JP8608587U JP8608587U JPH0723056Y2 JP H0723056 Y2 JPH0723056 Y2 JP H0723056Y2 JP 8608587 U JP8608587 U JP 8608587U JP 8608587 U JP8608587 U JP 8608587U JP H0723056 Y2 JPH0723056 Y2 JP H0723056Y2
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JP
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cushion
air
valve
pressure
die cushion
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雅晴 楠木
詔三 今西
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレス機械に使用される空圧式ダイクッショ
ン装置のダンパ装置であって、ダイクッション装置の上
限復帰時の衝撃を緩和する上限ダンパ装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図はプレス機械にブランクの皺押えのため組み込ま
れている空圧式ダイクッション装置10と、このダイクッ
ション装置10の上限復帰時における衝撃を緩和するため
の従来の上限ダンパ装置11とを示す。
プレス機械のベッド12の内部には底部材13に固設されて
ピストン14が配置され、このピストン14に内部がエア圧
力室15Aとなったクッションシリンダ15が上下摺動自在
に嵌合される。クッションシリンダ15にはクッションパ
ッド16が取り付けられ、このクッションパッド16に立設
されたクッションピン17はボルスタ18を上下に貫通し、
その上端に皺押え用のブランクホルダ19が固設される。
以上のピストン14、クッションシリンダ15、クッション
パッド16等により空圧式ダイクッション装置10が構成さ
れ、クッションシリンダ15のエア圧力室15Aにはエア圧
力源からのエアがタンク20を有するエア回路21および管
22を介して供給される。
クッションシリンダ15からはピストンロッド24が垂下
し、このピストンロッド24は油ケース23まで延び、ピス
トンロッド24の下端のピストン25は油ケース23の内部の
油溜め部23Aにおいて上下動する。油溜め部23Aの上部に
は下向きに開口する筒部26が設けられ、この筒部26の内
径はピストン25の外径と適合するものになっている。筒
部26の内部と油溜め部23Aとは油循環用の油圧回路27を
介して接続され、この油圧回路27には逆止弁28、絞り弁
29、タンク30が設けられている。
これらのピストン25、筒部26、油圧回路27等により上限
ダンパ装置11が構成される。
プレス機械のスライド31が下降して上型32と下型33とで
ブランク34がプレス加工されるとき、ブランク34のフラ
ンジ部34Aは上型32とブランクホルダ19とで挟着され、
上型32の下降に伴いブランクホルダ19、クッションピン
17、クッションパッド16を介してクッションシリンダ15
が押し下げされる。このためエア圧力室15A、またはタ
ンク20、さらにはエア圧力室15Aと管35で接続された室3
6のエアが圧縮され、このエア圧縮による上向きのクッ
ション力がブランクホルダ19にプレス作業中作用するこ
とにより、ブランク34はフランジ部34Aに皺が発生する
のを防止されながらプレス加工される。
スライド31が下死点に達した後、上昇し始めると、クッ
ションシリンダ15、クッションパッド16等はエア圧力に
より上昇し、クッションパッド16等と常に一体に上下動
するピストン25も上昇する。ピストン25が筒部26に嵌入
すると、筒部26内の油は油圧回路27に押し出され、油圧
回路27を流通する油量が絞り弁29で制限されることによ
り、ブランクホルダ19等が上昇限に近づくときのダイク
ッション装置10の復帰速度が減少され、これにより上限
復帰時の衝撃が緩和され、ダイクッション装置10、ブラ
ンク34は保護される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の空圧式ダイクッション装置10では、クッション力
をプレス品の種類すなわちブランク34の種類に応じて変
更することが行われ、このクッション力の調整はエア回
路21のエア圧力を変更することにより行われる。このよ
うにクッション力を調整した場合には、衝撃の緩和を所
定通り適切に行うためには、ダンパ装置11のダンパ力を
変えなければならない。
しかし以上の従来のダンパ装置11では絞り弁29の絞り量
を調節しない限りダンパ力は一定となっている。このた
めクッション力を大きくした場合にはダンパ力が相対的
に小さくなってしまい、適切な衝撃の緩和を行えない。
一方、クッション力を小さくした場合にはダンパ力は相
対的に大きくなり、ブランクホルダ19は上昇復帰時のス
トローク途中で停止してしまい、場合によってはこの後
急激に上昇してブランク34の跳ね上げを起こすこともあ
る。
本考案の目的は、絞り弁等の調整を行うことなくダンパ
力をクッション力に応じて自動的に変更でき、クッショ
ン力に対するダンパ力の大きさを常に適切に設定できる
ようにした空圧式ダイクッション装置のダンパ装置を提
供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案に係る装置は、クッションシリンダ内の
エアの圧縮によりクッション力を発生する空圧式ダイク
ッション装置に設けられるダンパ装置であって、このダ
イクッション装置のクッションパッドとともに油溜め部
において上下動するピストンと、このピストンが上昇し
たときに嵌入する筒部と、この筒部に接続された油圧回
路とを備えて構成された上限ダンパ装置において、前記
油圧回路に前記筒部からの油圧が作用する油圧回路開閉
用バルブを設けるとともに、前記クッションシリンダに
エアを供給するエア回路にエア圧力調整手段を設け、こ
のエア圧力調整手段で調整された前記エア回路のエア圧
力を前記バルブにカウンタ圧力として作用させ、このカ
ウンタ圧力に抗して前記油圧により前記バルブが変位す
ることにより前記油圧回路が開かれることを特徴とする
ものである。
〔作用〕
クッション力を調整するためにエア回路のエア圧力をエ
ア圧力調整手段により変更すれば、バルブに作用するカ
ウンタ圧力の大きさも変わり、従ってこのカウンタ圧力
に抗してバルブを変位させるために必要な油圧の大きさ
も変わることになり、バルブによる油圧回路の開きは筒
部からの油圧がクッション力と対応した大きさになった
ときに行われ、これによりクッション力に対するダンパ
力の自動調整が実現されることになる。
〔実施例〕
本考案の実施例に係る上限ダンパ装置1は第1図に示さ
れている。以下の説明においては第2図で既に説明した
部材、装置等と同じものには同一符号を付し、その説明
を簡略または省略する。
前記エア回路21にはタンク20の上流側においてエア圧力
調整手段であるレギュレータ2が設けられる。また前記
油ケース23内の筒部26の内部と油溜り部23Aとは油圧回
路3により接続され、油循環が行われる。
油圧回路3にはバルブ4とタンク5とが設けられ、バル
ブ4は油圧回路3を開閉するためのものである。バルブ
4は弁部4Aと受圧部4Bとからなり、弁部4Aはバルブ4の
ケース6の円筒部6A内を摺動自在である。この円筒部6A
の先端面には筒部26の内部と接続されたポート7が形成
され、また円筒部6Aの側面にはタンク5と接続されたポ
ート8が形成されている。バルブ4が移動することによ
り、これらのポート7,8の間は弁部4Aにより連通、遮断
される。
前記エア回路21からはレギュレータ2の下流側において
回路9が分岐し、この回路9は弁4の受圧部4Bが配置さ
れているケース6の背圧室6Bに接続される。これにより
受圧部4Bにはレギュレータ2で調整されたエア回路21の
エア圧力が作用し、このエア圧力は弁部4Aに作用する筒
部26の内部からの油圧に対するカウンタ圧力となる。
次に作用について説明する。
前述した通り空圧式ダイクッション装置10のクッション
力によりフランジ部34Aでの皺の発生が防止されながら
ブランク34は上型32、下型33でプレス加工され、スライ
ド31が下死点に達した後に上昇すると、クッションパッ
ド16等とともにピストン25も上昇する。ピストン25が筒
部26に嵌入し始めると、筒部26の内部の油は圧縮され、
これによる油圧はポート7を介してバルブ4の弁部4Aに
作用する。この油圧が小さい間はバルブ4はカウンタ圧
力で第1図中右移動限に達成しており、従ってポート7,
8の間は遮断され、油圧回路3は閉じている。筒部26へ
のピストン25の嵌入に従って油圧が大きくなれば、バル
ブ4は背圧室6Bのエアを圧縮しながら後退するが、油圧
がカウンタ圧力としてのエア圧力に比べ小さいときには
ポート7,8は連通するに至らない。以上の間において、
ダンパ装置1はダンパ力を発生することになる。ピスト
ン25の筒部26への嵌入が深いところまで進行すると、油
圧は高まるため、バルブ4の後退によりポート7,8は連
通し、油圧回路3は開く。
ここで、ダイクッション装置10のクッション力を小さく
するためにエア回路21のエア圧力をレギュレータ2で低
圧にした場合には、バルブ4に作用するカウンタ圧力も
低圧になるため、バルブ4は弁部4Aに作用する筒部26か
らの油圧が小さいうちに後退して油圧回路3を開くよう
になり、ダンパ1のダンパ力は小さなものとなる。ま
た、ダイクッション装置10のクッション力を大きくする
ためにエア回路21のエア圧力をレギュレータ2で高圧に
すると、バルブ4のカウンタ圧力も高圧になるため、バ
ルブ4は弁部4に作用する油圧が大きくなるまで油圧回
路3を開く位置まで後退せず、従ってこの場合にはダン
パ装置1のダンパ力は大きなものとなる。
このように本実施例に係るダンパ装置1によれば、ダイ
クッション装置10のクッション力を調整した場合、ダン
パ装置1のダンパ力はクッション力に応じて変化し、絞
り弁等の調節を行わなくても常にクッション力と対応し
た適切な大きさのダンパ力を自動的に得られるようにな
る。また、この効果は油圧回路3に油圧回路開閉用のバ
ルブ4を設け、このバルブ4にエア回路21の調整された
エア圧力をカウンタ圧力として作用させることにより達
成でき、従来のダンパ装置の基本構造を変える必要がな
い。
なお以上の実施例における空圧式ダイクッション装置10
はクッションシリンダ15が1個だけのタイプのものとな
っていたが、本考案に係るダンパ装置はクッションシリ
ンダが2個以上の多段式となった空圧式ダイクッション
装置にも適用でき、また、本考案に係る装置は、クッシ
ョンシリンダが固定でピストンが上下動するタイプのダ
イクッション装置にも適用できる。また、油圧回路開閉
用バルブは前記実施例の構造のものに限定されるもので
はなく、例えば回動式のものであってもよく、要すれば
エア回路の調整されたエア圧力が油圧に対するカウンタ
圧力として作用し、このカウンタ圧力に抗して油圧で変
位することにより油圧回路を開くものであれば、任意な
形式のバルブでよい。
また前記実施例のダンパ装置はブランクの皺押え用のダ
イクッション装置のためのものであったが、本考案はこ
れ以外にノックアウト用あるいはエジェクタ用のダイク
ッション装置のためのダンパ装置にも適用できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ダイクッション装置のクッション力を
調整した場合、絞り弁等の調整を行うことなくダンパ力
をクッション力に応じて自動的に変更できるようにな
り、ダンパ力の大きさは常にクッション力に対応するも
のとなり、ダイクッション装置の上限復帰時における衝
撃の緩和を適切に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るダンパ装置が取り付けら
れたダイクッション装置の縦断面図、第2図は従来のダ
ンパ装置を示す第1図と同様の図である。 1……上限ダンパ装置、2……エア圧力調整手段である
レギュレータ、3……油圧回路、4……バルブ、10……
空圧式ダイクッション装置、15……クッションシリン
ダ、16……クッションパッド、17……クッションピン、
19……ブランクホルダ、21……エア回路、23……油ケー
ス、23A……油溜め部、24……ピストンロッド、25……
ピストン、26……筒部、32……上型、33……下型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クッションシリンダ内のエアの圧縮により
    クッション力を発生する空圧式ダイクッション装置に設
    けられるダンパ装置であって、このダイクッション装置
    のクッションパッドとともに油溜め部において上下動す
    るピストンと、このピストンが上昇したときに嵌入する
    筒部と、この筒部に接続された油圧回路とを備えて構成
    された上限ダンパ装置において、前記油圧回路に前記筒
    部からの油圧が作用する油圧回路開閉用バルブを設ける
    とともに、前記クッションシリンダにエアを供給するエ
    ア回路にエア圧力調整手段を設け、このエア圧力調整手
    段で調整された前記エア回路のエア圧力を前記バルブに
    カウンタ圧力として作用させ、このカウンタ圧力に抗し
    て前記油圧により前記バルブが変位することにより前記
    油圧回路が開かれることを特徴とする空圧式ダイクッシ
    ョン装置の上限ダンパ装置。
JP8608587U 1987-06-01 1987-06-01 空圧式ダイクッション装置の上限ダンパ装置 Expired - Lifetime JPH0723056Y2 (ja)

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