JPH07230587A - タイヤ空気圧低下警報装置 - Google Patents

タイヤ空気圧低下警報装置

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JPH07230587A
JPH07230587A JP6020292A JP2029294A JPH07230587A JP H07230587 A JPH07230587 A JP H07230587A JP 6020292 A JP6020292 A JP 6020292A JP 2029294 A JP2029294 A JP 2029294A JP H07230587 A JPH07230587 A JP H07230587A
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JP
Japan
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differential pressure
tire
air pressure
tires
signal
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JP6020292A
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Inventor
Masato Yoshino
正人 吉野
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車軸の左右にそれぞれ複数の空気入りタイヤ
を有する車両において複数の各タイヤ間の空気圧差が生
じたときそれを運転者に知らせることのできるような空
気圧低下警報装置を提供する。 【構成】 CPUは見掛け上の速度または走行距離が許
容範囲内でなければ差圧検出器6a,6bの検出出力に
応じて、複輪の差圧が生じているかを判別し、差圧を生
じていれば対応するタイヤのLEDを点灯する。差圧は
正常であっても、時間割込中の車輪側パルス数が一定値
以上であれば積算走行距離または積算走行時間を更新
し、積算走行距離または積算走行時間が設定値以上であ
ればタイヤ空気圧点検要求信号を出力して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイヤ空気圧低下警報
装置に関し、特に、複数の車輪のタイヤの空気圧が均一
に長時間にわたって漏れた場合に、タイヤ空気圧が低下
したことを運転者に報知できるようなタイヤ空気圧低下
警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの空気圧の低下やパンクは車両の
性能に大きな影響を及ぼし、運転者が気づかないまま運
転を続けることは危険である。このため、タイヤの空気
圧を計測して所定以下に低下した場合に警告を発するよ
うにした装置が、たとえば実開平5−22244号公報
などで提案されている。ところが、この提案された方法
では、回転部分に複雑な圧力検知機構を必要とする。
【0003】これに対して、タイヤの回転を検知する車
輪回転センサを備え、この回転センサの出力から複数の
車輪の回転状況を相互に比較して、回転数の差から相対
的に空気圧が低下した車輪を判断する演算装置と、相対
的な空気圧の低下が判断された場合に運転者に警告を与
える警告手段とを備えた空気圧低下警報装置が、たとえ
ば特開昭63−303011号公報および特開平5−1
16512号公報で提案されている。特開昭63−30
3011号公報では、特にABS(アンチロックブレー
キングシステム)などの車輪側センサを既に使用してい
るシステムと組合わせた場合、極めて安価に実現できる
という長所を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
装置では、すべての車輪に平均して存在する微小な漏れ
により、すべての車輪が均等に空気圧の低下を起こした
場合、警告ができないという問題点がある。さらに、大
型トラックの多くは、同時に回転するように規制された
複数のリムおよび車輪を軸上の左右それぞれに持つ複輪
を持つ車軸を持つことが一般的であり、近年では乗用車
にも1つのリムに独立した空気圧を持つ複輪タイヤがた
とえば特開平5−116511号公報で提案されてい
る。これら複輪を持つ車両においては、複輪中の一方の
タイヤに空気圧の低下が起きても、タイヤ回転有効半径
はそれほど影響を受けず、一方のタイヤに空気圧の低下
が起きても検出が不可能である。前述のごとく、タイヤ
それぞれの空気圧を直接計測すればこの問題は解決され
るが、タイヤの数が多い複輪付き車両では複雑かつ高価
なタイヤ空気圧検出手段を数多く用いなければならない
という欠点がある。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、比
較的簡単な構成で複輪の1つに空気圧低下が生じてもこ
れを検出可能な空気圧低下警報装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
車軸の左右のそれぞれに複数の空気入りタイヤを装着し
た車両において、左右のそれぞれの複数のタイヤの少な
くとも一方のリムに装着されて複数のタイヤ間の空気圧
の差圧が所定値以上であることを検出したことに応じて
差圧信号を出力するための差圧検出手段と、車体側に装
着され、差圧検出手段が差圧信号を出力したことを検出
するための車上側検出手段と、車上側検出手段の検出出
力に応じて運転者に警告を報知するための報知手段とを
備えて構成される。
【0007】請求項2に係る発明では、請求項1の発明
に加えて、さらに少なくとも2個以上の独立して回転す
る車輪の回転を計測する車輪回転センサと、車輪回転セ
ンサの出力に応じて、複数の車輪の回転状況を相互に比
較して回転数の差から相対的に空気圧が低下した車輪を
判別するための演算手段とを含み、報知手段は演算手段
の判別結果に応じて警告を報知する。
【0008】請求項3に係る発明では、請求項1または
2の発明に加えて、さらにタイヤ空気圧の定期的な点検
を促す信号を出力する定期点検信号出力手段を備えて構
成される。
【0009】請求項4に係る発明では、請求項3の定期
点検信号出力手段は、積算走行距離または積算走行時間
が所定の値になったことに応じて、定期的な点検を促す
信号を出力する。
【0010】
【作用】この発明に係るタイヤ空気圧低下警報装置は、
左右のそれぞれの複数のタイヤの少なくとも一方のタイ
ヤ間の空気圧の差圧が所定値以上であれば、差圧信号を
出力し、その差圧信号を車上側で検出し、運転者に警告
を報知する。
【0011】
【実施例】図1はこの発明が適用される車両の車輪と車
輪回転センサと差圧検出器の配置を示す図である。
【0012】図1において、車体のフレーム1の前方に
は前輪のタイヤ2a,2bが設けられるとともに、それ
ぞれの回転数を検出するための車輪速センサ3a,3b
が設けられる。フレーム1の後方には、後輪のタイヤ4
a,5aと4bと5bがいわゆる複輪構造で設けられて
いる。そして、タイヤ4aと5aとの空気圧の差(以
下、差圧と称する)を検出するために差圧検出器6aが
設けられ、タイヤ4bと5bとの差圧を検出するために
差圧検出器6bが設けられている。さらに、タイヤ5
a,5bの回転数を検出するために、車輪速センサ7
a,7bが設けられている。
【0013】図2は図1に示した後輪の具体的な構成を
示す図である。図2において、タイヤ4a,5a,4
b,5bは、それぞれリム13a,14a,13b,1
4bに取付けられ、それぞれ車軸8によって軸受されて
いる。差圧検出器6aはタイヤ4aと5aの差圧を検出
する差圧検出部9aと、その検出出力を送信する送信ア
ンテナ10aと、その送信された検出出力を受信する受
信アンテナ11aと、受信アンテナ11aが接続される
受信機12aとを含む。同様にして、差圧検出器6b
は、差圧検出部9bと送信アンテナ10bと受信アンテ
ナ11bと受信機12bとを含む。送信アンテナ10
a,10bは車軸8と同心的に設けられていて、タイヤ
5a,5bとともに回転し、受信アンテナ11a,11
bは車軸8と同心的に設けられかつ送信アンテナ10
a,10bにそれぞれ電磁結合されてフレーム1に固定
されている。また、車輪速センサ7a,7bもフレーム
1に固定され、タイヤ5a,5bの回転を検出する。
【0014】図3は図2に示した差圧検出部の一例を示
す縦断面図である。図3において、差圧検出部9aは空
洞901内を左右に移動可能なピストン902を含み、
このピストン902は空洞901内で左右からスプリン
グバネ903,904によって押圧されている。空洞9
01の左側には、図2に示したタイヤ4aの空気圧が導
入される導入孔905が形成されており、右側にはタイ
ヤ5aの空気圧の導入する導入孔906が形成されてい
る。
【0015】ピストン902の中央部にはくびれ部90
7が形成されていて、そこに導電材からなる接触子90
8の一方側の先端が当接している。接触子908はスプ
リングバネ910によって上方に押圧されている。接触
子908の下部には、突出部909が形成されていて、
接触子908の下方には絶縁ケース911が設けられて
いる。絶縁ケース911の内部には接点912,913
がそれぞれ対向するように配置されてる。
【0016】タイヤ4a,5aの空気圧は、導入孔90
5,906を介して空洞901内に導入され、両者の差
圧が等しければ、ピストン902は空洞901内の中央
に位置している。このため、接触子908の先端部はコ
イルバネ910によって上方に押圧され、ピストン90
2のくびれ部907に当接している。そして、たとえば
タイヤ4aの空気圧がタイヤ5aの空気圧よりも低くな
ると、ピストン902が左側に移動する。ピストン90
2のくびれ部907は接触子908の先端を押下げる。
このため、接触子908の突出部909は接点912と
913とに接触し、差圧検出信号が出力される。逆にタ
イヤ5aの空気圧がタイヤ4aの空気圧よりも低下する
と、同様にして接触子908の突出部909が接点91
2と913とに接触し差圧検出信号を出力する。
【0017】図4は差圧検出部の他の例を示す断面図で
ある。この図4に示した差圧検出部90aはタイヤ4a
と5aの差圧が等しいときには、接点912と913と
を接触子914によって短絡し、差圧が生じたときには
接点912と913との接触を断つようにしたものであ
る。このため、絶縁ケース911内の上部には接点91
2と913とがそれぞれ対向するように配置され、接触
子914が常時接点912と913とが接触するよう
に、その下部に設けられたスプリングバネ910によっ
て上方に押圧されている。
【0018】タイヤ4a,5aに差圧が生じると、ピス
トン902が左または右に移動し、接触子914を下方
に押下げるので、接触子914が接点912と913と
から離れ、差圧検出信号として出力される。
【0019】前述の図3に示した差圧検出部9aは上述
の突出部909が接点912と913とから離れている
ため、接点912,913に接続されているケーブルが
断線した場合、異常であることを運転者に知らせること
はできないが、図4に示した差圧検出部90aでは、接
触子914が接点912と913とに常時接触している
ため、ケーブルが断線したときには差圧が生じたときと
同じ状態となるので、運転者がタイヤ4aまたは5aに
空気を注入し、差圧が等しくなった後も差圧の生じてい
ることを表示するため、装置の異常であることを判断で
きるという利点がある。
【0020】図5は差圧検出部の検出結果を電磁結合ル
ープにより図2に示した受信機に送信する動作を説明す
るための図である。
【0021】図3に示した差圧検出部9aの接点912
と913とを接点Sで示し、接点SにはコンデンサC1
が直列接続され、これに対してコンデンサC2とコイル
L1が並列接続されている。コイルL1は送信アンテナ
10aのインダクタンス成分である。送信アンテナ10
aに対して受信アンテナ11aが電磁結合して配置され
ており、受信アンテナ11aはインダクタンス成分を有
するコイルL2を含む。
【0022】また、図5(a)に示すように、接点Sが
開かれているときに、受信アンテナ11aにパルス信号
を供給すると、受信アンテナ11aから送信アンテナ1
0aにパルス信号が伝達される。送信アンテナ10aで
は接点Sが開かれているため、コイルL1とコンデンサ
C2の並列共振回路が共振し、その共振信号が送信アン
テナ10aから受信アンテナ11aに伝達される。
【0023】次に、図5(b)に示すように、差圧が検
出されて接点Sが閉じられている状態では、送信側はコ
イルL1とコンデンサC1とC2とが並列共振するた
め、共振周波数が高くなる。この共振信号が受信アンテ
ナ11aに伝達され、受信側で周期差Tを検出すること
により、差圧が生じているか否かを検出できる。すなわ
ち、図3に示した差圧検出部では、差圧が生じていると
きの周期差Tが小さくなり、図4に示した例では周期差
Tが大きくなる。
【0024】図6はこの発明の一実施例の概略ブロック
図である。図6において、図2に示した受信機12a,
12bと車輪速センサ3a,3b,7a,7bは制御部
20に接続され、さらに制御部20には空気圧低下警報
表示装置30と定期点検要求信号表示装置40とが接続
されている。
【0025】図7は図6に示した制御部の具体的なブロ
ック図である。図6に示した受信機12a,12bと車
輪速センサ3a,3b,7a,7bのそれぞれの出力は
入力インタフェース101を介してCPU102に与え
られる。CPU102にはEEPROM103とROM
104とRAM105とが接続されている。EEPRO
M103は走行距離や走行時間の積算値を記憶する。R
OM104は後述の図9,図10および図11に示すフ
ロー図に基づくプログラムを記憶しており、RAM10
5は各種データを記憶する。さらに、CPU102には
出力インタフェース106を介して空気圧低下警報表示
装置30と定期点検要求信号表示装置40とが接続され
ている。空気圧低下警報表示装置30は空気圧の低下し
たことを運転者に報知するものであり、定期点検要求信
号表示装置40は空気圧を定期的に点検すべきことを運
転者に報知する。定期点検要求信号表示装置40は後述
の図8で説明するが、リセットスイッチ122を含み、
このリセットスイッチ122からのリセット信号が入力
インタフェース107を介してCPU102に与えられ
る。
【0026】さらにバッテリから直流電源+Bがスイッ
チ112およびヒューズ113を介して定電圧回路10
8に与えられる。定電圧回路108は直流電源+Bを一
定の電圧にしてCPU102に供給する。また、直流電
源+Bはヒューズ114を介して定電圧回路109によ
って一定電圧にされ、無停電時計回路111に与えられ
る。無停電時計回路111は走行時間の積算値を計数す
るためのものであり、車両のキーをオフしても、常時電
源が供給されており、バッテリが完全に放電してしまっ
た場合にも電源が供給されるように、バックアップ電池
110が設けられている。
【0027】図8は図7に示した空気圧低下警報表示装
置30と定期点検要求信号表示装置40の外観図であ
る。図8において、空気圧低下警報表示装置30には、
各タイヤ2a,2b,4a,4b,5a,5bのそれぞ
れに対応して空気圧の低下を表示するための発光ダイオ
ード(LED)111〜116が設けられており、さら
に中央部には警報ブザー117が設けられている。定期
点検要求信号表示装置40には、定期点検すべきことを
表示するための表示器121とリセットスイッチ122
とが設けられている。
【0028】図9〜図11はこの発明の一実施例の動作
を説明するためのフローチャートである。
【0029】次に、図1〜図11を参照して、この発明
の一実施例の動作について説明する。まず、CPU10
2は入力インタフェース101を介して入力された車輪
速センサ3a,3b,7a,7bのそれぞれの回転速度
と、対応のタイヤ径に依存する定数の積、すなわち見掛
け上の速度を演算する。なお、見掛け上の速度ではな
く、各タイヤの単位時間当たりの回転数とタイヤ径に依
存する定数との積、すなわち見掛け上の走行距離を求め
るようにしてもよい。タイヤ径に依存する定数は予めR
OM104に記憶されている。CPU102は見掛け上
の速度または見掛け上の走行距離の最大値と最小値が許
容範囲内にあるか否かを判断する。これらの値が許容範
囲内にあれば、CPU102は入力インタフェース10
1を介して与えられる差圧受信機12a,12bの出力
に基づいて所定以上の差圧を検出したか否かを判別す
る。差圧が所定値以上であれば、該当する複輪部分のL
EDを点灯させる。すなわち、タイヤ4a,5aの差圧
が所定値以上であれば、図8に示したLED113,1
14を点滅させる。同時に、CPU102は警報ブザー
117によって警報を報知する。
【0030】また、差圧が所定値内であれば、正常であ
ると判断し、定期点検の必要があるか否かを判断する。
そして、図11に示す定期点検必要判定時間割込ルーチ
ンに進み、時間割込中の車輪側パルス数がnよりも少な
いか否かを判別する。もし、車輪側パルス数がnよりも
大きければ、RAM105に記憶されている積算走行距
離または積算走行時間を更新する。ここで、積算走行距
離は次式によって求められる。
【0031】積算走行距離=前回値+2πrパルス数/
タイヤ1回転当りのパルス数 また積算走行時間は、次式で求められる。
【0032】 積算走行時間=前回値+時間割込インターバル 上述の判断ステップにおいて、車輪側パルス数がnより
も小さいことを判別すれば、EEPROM103に記憶
されているデータを最新データに更新する。そして、積
算走行距離または走行時間が設定値よりも大きいか否か
を判別し、大きければ、タイヤ空気圧点検要求信号を出
力する。CPU102はタイヤ空気圧点検要求信号に応
じて、図8に示した定期点検要求信号表示装置30の表
示器121を点灯させる。
【0033】また、各タイヤごとの見掛け上の走行距離
または見掛け上の走行速度が許容範囲内でなければ、相
対空気圧が異常であると判断する。そして、見掛け上の
速度の最大タイヤまたは見掛け上の走行距離の最大のタ
イヤに対応するLEDを点灯させる。すなわち、見掛け
上の速度または走行距離が最大のタイヤは、空気圧が低
下しているものと判断し、LED111〜116のうち
の対応するLEDを点灯させ、警報ブザー117によっ
て警報を報知する。
【0034】定期点検要求信号表示装置40のリセット
スイッチ122を操作すると、入力インタフェース10
7を介してCPU102に割込信号が与えられ、CPU
102は、図10に示す処理を行なう。すなわち、CP
U102はブザー117の警報を停止させ、リセット処
理を行なう。
【0035】上述のごとく、この実施例によれば、車輪
側は差圧が発生した場合のみ信号を発生すればよいた
め、常時監視する必要のある圧力計測システムと異な
り、車輪側にこの実施例に掲げた電磁結合式の送信手段
を用いることなく、電池を搭載して通常の電波送信手段
を採用したとしても空気圧差が正常な場合は電力を消費
しないので、たとえばリチウム電池などに限定しなくて
も電池寿命を確保できるという利点がある。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1にかかる発明に
よれば、左右のそれぞれの複数のタイヤの少なくとも一
方のタイヤ間の空気圧差を検出して差圧信号を出力する
ようにし、その信号を車体側で検出して警報を報知する
ようにしたので、比較的簡単な構成で複輪のタイヤに空
気圧差を生じても、直ちに運転者に知らせることがで
き、未然の事故を防止することができる。
【0037】請求項2にかかる発明によれば、左右それ
ぞれに複数の空気入りタイヤを装着していない車軸の車
輪に対しては、差圧による警告は不可能であるが、車輪
回転を計測して比較する従来の方法を適用して、請求項
1の発明と組合わせることにより、安価な空気圧警報シ
ステムとすることができる。さらに、左右それぞれに複
数の空気入りタイヤを装着している車軸に関しても車輪
回転を計測して比較する従来の方法をも適用することに
より、複数の空気入りタイヤがいずれも空気圧低下を起
こし、差圧によっては異常を検出できない場合には車輪
回転の比較結果から警告が可能となり信頼性が向上す
る。
【0038】請求項3にかかる発明によれば、車輪回転
の比較や、複数輪の差圧検出では空気圧低下を判定する
方法では警告が不可能である長期にわたっての、すべて
の車輪にほぼ均等に発生する微小な空気漏れによる空気
圧低下が放置されるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される車両の車輪と車輪側セン
サと差圧検出器の配置を示す図である。
【図2】図1に示した後輪の具体的な構成を示す図であ
る。
【図3】図2に示した差圧検出部の一例を示す縦断面図
である。
【図4】差圧検出部の他の例を示す断面図である。
【図5】差圧検出部の検出結果を電磁結合ループにより
受信機に送信する動作を説明するための図である。
【図6】この発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図7】図6に示した制御部の具体的なブロック図であ
る。
【図8】図7に示した空気圧低下警報表示装置と定期点
検要求信号表示装置の外観図である。
【図9】この発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図10】リセットスイッチを操作したときの割込処理
を示すフローチャートである。
【図11】定期点検必要判定時間割込処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
2a,2b,4a,4b,5a,5b タイヤ 3a,3b,7a,7b 車輪側センサ 6a,6b 差圧検出器 9a,9b 差圧検出部 10a,10b 送信アンテナ 11a,11b 受信アンテナ 12a,12b 受信機 20 制御部 30 空気圧低下警報表示装置 40 定期点検要求信号表示装置 101 入力インタフェース 102 CPU 103 EEPROM 104 ROM 105 RAM 106 出力インタフェース 107 入力インタフェース 108,109 定電圧回路 110 バックアップ電池 111 無停電時計回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】図8は図7に示した空気圧低下警報表示装
置30と定期点検要求信号表示装置40の外観図であ
る。図8において、空気圧低下警報表示装置30には、
各タイヤ2a,2b,4a,4b,5a,5bのそれぞ
れに対応して空気圧の低下を表示するための発光ダイオ
ード(LED)131〜136が設けられており、さら
に中央部には警報ブザー117が設けられている。定期
点検要求信号表示装置40には、定期点検すべきことを
表示するための表示器121とリセットスイッチ122
とが設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】次に、図1〜図11を参照して、この発明
の一実施例の動作について説明する。まず、CPU10
2は入力インタフェース101を介して入力された車輪
速センサ3a,3b,7a,7bのそれぞれの回転速度
と、対応のタイヤ径に依存する定数の積、すなわち見掛
け上の速度を演算する。なお、見掛け上の速度ではな
く、各タイヤの単位時間当たりの回転数とタイヤ径に依
存する定数との積、すなわち見掛け上の走行距離を求め
るようにしてもよい。タイヤ径に依存する定数は予めR
OM104に記憶されている。CPU102は見掛け上
の速度または見掛け上の走行距離の最大値と最小値が許
容範囲内にあるか否かを判断する。これらの値が許容範
囲内にあれば、CPU102は入力インタフェース10
1を介して与えられる差圧受信機12a,12bの出力
に基づいて所定以上の差圧を検出したか否かを判別す
る。差圧が所定値以上であれば、該当する複輪部分のL
EDを点灯させる。すなわち、タイヤ4a,5aの差圧
が所定値以上であれば、図8に示したLED133,1
34を点滅させる。同時に、CPU102は警報ブザー
117によって警報を報知する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、各タイヤごとの見掛け上の走行距離
または見掛け上の走行速度が許容範囲内でなければ、相
対空気圧が異常であると判断する。そして、見掛け上の
速度の最大タイヤまたは見掛け上の走行距離の最大のタ
イヤに対応するLEDを点灯させる。すなわち、見掛け
上の速度または走行距離が最大のタイヤは、空気圧が低
下しているものと判断し、LED131〜136のうち
の対応するLEDを点灯させ、警報ブザー117によっ
て警報を報知する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸の左右のそれぞれに複数の空気入り
    タイヤを装着した車両において、 前記左右のそれぞれの複数のタイヤの少なくとも一方の
    リムに装着されて前記複数のタイヤ間の空気圧の差圧が
    所定値以上であることを検出したことに応じて差圧信号
    を出力するための差圧検出手段、 車体側に装着され、前記差圧検出手段が前記差圧信号を
    出力したことを検出するための車上側検出手段、および
    前記車上側検出手段の検出出力に応じて、運転者に警告
    を報知するための報知手段を備えた、タイヤ空気圧低下
    警報装置。
  2. 【請求項2】 さらに、少なくとも2個以上の独立して
    回転する車輪の回転を計測する車輪回転センサと、 前記車輪回転センサの出力に応じて、前記複数の車輪の
    回転状況を相互に比較して、回転数の差から相対的に空
    気圧が低下した車輪を判別するための演算手段とを含
    み、 前記報知手段は、前記演算手段の判別結果に応じて警告
    を報知することを特徴とする、請求項1のタイヤ空気圧
    低下警報装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記タイヤ空気圧の定期的な点
    検を促す信号を出力する定期点検信号出力手段を備え
    た、請求項1または2のタイヤ空気圧低下警報装置。
  4. 【請求項4】 前記定期点検信号出力手段は、積算走行
    距離または積算走行時間が所定の値になったことに応じ
    て、定期的な点検を促す信号を出力することを特徴とす
    る、請求項3のタイヤ空気圧低下警報装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528709A (ja) * 2014-08-26 2017-09-28 エルデック・コーポレーション 航空機タイヤ圧力センサ共振ループリンク

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