JPH0723109B2 - 自動車のアンダボデイ構造 - Google Patents

自動車のアンダボデイ構造

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JPH0723109B2
JPH0723109B2 JP61104331A JP10433186A JPH0723109B2 JP H0723109 B2 JPH0723109 B2 JP H0723109B2 JP 61104331 A JP61104331 A JP 61104331A JP 10433186 A JP10433186 A JP 10433186A JP H0723109 B2 JPH0723109 B2 JP H0723109B2
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篤 志津田
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のアンダボデイ構造に関する。
従来の技術 自動車のアンダボデイ構造の中には、例えば昭和55年4
月20日(株)山海堂発行「自動車工学全書;第13巻;乗
用車の車体」第23〜25頁に示されるように、車体前後方
向の途中に段成形してなるリヤフロア本体の前端部にフ
ロントフロア本体を連設したものがある。一方、シート
例えばリヤシートは前記リヤフロア本体の段下前方面部
に該リヤフロア本体の段成形部を基準に設置されてい
る。これを3ボツクスタイプ車のアンダボデイ構造を例
として第3図に図示して説明する。1はリヤフロア本体
を示し、車体前後方向中間部で段成形されており、この
段成形部としての段壁部2の上側縁から後方へ連設され
て荷室側フロア部を構成する段上後方面部3と、段壁部
2の下側縁から前方で連設されて乗員室側フロア部を構
成する段下前方面部4とを備えている。この段下前方面
部4の前端部にはフランジ5が前壁部6を介して有段形
成されている。このフランジ5をフロントフロア本体7
の後端部に重合して接合することによつて、前記リヤフ
ロア本体1がフロントフロア本体7に一体に組付けられ
ている。このリヤフロア本体1の車幅方向側部下には、
フロントフロア本体7の後端部から後方へ縦連されるリ
ヤサイドメンバ8を接合して、前後方向の車体骨格部と
しての閉断面部9が形成されている。リヤフロア本体1
の段上後方面部3上には、段壁部2の上部と段上後方面
部3とに跨つてリヤクロスメンバ10を接合して、車幅方
向の車体骨格部としての閉断面部11が形成されている。
12は乗員室13と荷室14の前側上部とを仕切るリヤパーシ
エルを示し、その車幅方向側縁が図外の車体サイド部に
接合されている。15は荷室14の前部と乗乗員室13とを仕
切るシートバツクサポートである。このシートバツクサ
ポート15の上部はリヤパーシエル12の前側縁に曲折形成
したフランジ12aに接合されている。シートバツクサポ
ート15の下部はリヤフロア本体1の段壁部2から上方に
延設したリヤクロスメンバー10の前壁部10aに接合され
ている。16はリヤシートであつて、そのシートクツシヨ
ン16aがリヤフロア本体1の段壁部2と前壁部6とに跨
つて装着され、そのシートバツク16bがシートバツクサ
ポート15で受け止められている。17はフロントシートを
示し、リヤシート16の前方でフロントフロア本体7上に
取付けられている。
ところで車種の異なる車両にあつては、リヤシート16の
シートクツシヨン16a前縁からフロントシート17のシー
トクツシヨン17a後縁までの間に設定される後部乗員の
レツグスペース18と荷室14とのスペース配分をバランス
良くするために、第3,4図に示すように、リヤホイール
センタHCからリヤシート16でのヒツプポイントHPまでの
距離が異なる寸法L1,L2(L1<L2)に設定されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、リヤシート16がリヤフロア本体1の段壁部2を
基準にして、段下前方面部4上に設置されている。この
ため、異なる車種の車体では、第3,4図の対比から明ら
かなように、リヤホイールセンタHCから段壁部2までの
距離が寸法L3,L4(L3<L4)と変わるので、リヤフロア
の主要部を構成する大形部品であるところのリヤフロア
本体1が別々の寸法で形成され共用化することができな
い。
そこで異なる車種であつても、第3,4図に仮想線で示す
ように、リヤホイールセンタHCから段壁部2までの距離
を、一つのある寸法L5に統一して、リヤホイールセンタ
HCからヒツプポイントHPまで距離を寸法L6に固定化する
ことによつて、リヤフロア本体1を共用化することも考
えられる。しかしながら、次のような点からにわかに採
用しがたいものである。
(イ) 第3図に示すように、いままで、リヤホイール
センタHCからヒツプポイントHPまでの距離が小さい寸法
L1に設定されていた車両にあつては、リヤシート16が従
前よりも寸法L7(L6−L1またはL5−L3)だけ前方に配設
されることになり、該寸法L7分だけ、後部乗員のレツグ
スペース18が狭く、かつ荷室14が広くなり、該レツグス
ペース18と荷室14とのスペース配分のバランスが悪くな
つてしまう。
(ロ) 第4図に示すように、いままで、リヤホイール
センタHCからヒツプホイントHPまでの距離が大きい寸法
L2に設定されていた車両にあつては、リヤシート16が従
前よりも寸法L8(L2−L6またはL4−L5)だけ後方に配設
されることになり、該寸法L8分だけ、後部乗員のレツグ
スペース18が広く、かつ荷室14が狭くなり、前記同様
に、レツグスペース18と荷室14とのスペース配分のバラ
ンスが悪くなつてしまう。
したがつて本発明は、異なる車種の車両にあつても、レ
ツクスペースと荷室とのスペース配分のバランスに支障
に招くことなく、リヤフロア本体の共用化を達成できる
自動車のアンダボデイ構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段 車体前後方向の途中に段成形してなるリヤフロア本体の
段上後方面部と段下前方面部とに跨つてそれらの上面側
にリヤクロスメンバを接合して、リヤフロア本体との共
働で前記段成形部の前方に閉断面部を形成する一方、前
記リヤフロア本体の段下前方面部の前端部とフロントフ
ロア本体の後端部とにわたつてリヤフロアイクステンシ
ョンを接合して、前記リヤクロスメンバとリヤフロアイ
クステンションとに跨つてシート設置部を形成してあ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に従来の構造と同一部
分に同一符号を付して詳述する。
第1図に示すように、乗員室13と荷室14の前側上部とが
リヤパーシエル14で仕切られる点、乗員室12と荷室13の
前部とがリヤパーシエル12前側縁のフランジ12aに上部
を接合したリヤシートバツクサポート15で仕切られる点
は前記従来の構造と同様である。
ここで、リヤフロア本体21は車体前後方向の途中で段成
形されている。このリヤフロア本体21における段壁部22
のリヤホイールセンタHCからの距離は、リヤフロア本体
21を共用しようとする異なる車種の車両におけるリヤホ
イールセンタHCからヒツプポイントHPまでの距離が最も
小さい車両に設定される従来での段壁部2からリヤホイ
ールセンタHCまでの寸法L3(第3図参照)よりも小さい
寸法L9(L3>L9)に設定されている。このリヤフロア本
体21の段上後方面部(荷室14のフロアを構成する)23と
段下前方部(乗員室13のフロアを構成する)24とに跨つ
てリヤクロスメンバ25を接合して、リヤフロア本体21と
の共働で段成形部、つまり段壁部2の前方に車幅方向へ
延長する車体骨格部としての閉断面部26が形成されてい
る。このリヤクロスメンバ25の前壁部27からリヤホイー
ルセンタHCまでの距離は、第3図に示すところの従来で
の段壁部2からリヤホイールセンタHCまでの寸法L3と同
一寸法に設定されている。このリヤクロスメンバ25は、
段上後方面部23から前方へ延長する延設部28と、この延
設部28の前側縁から下方へ延設した前述の前壁部27と、
この前壁部27の下側縁から前方へ延設したフランジ29と
を備えている。また、リヤクロスメンバ25の前壁部27の
前面上部には、リヤシートバツクサポート15の下部が接
合されている。一方、前記リヤフロア本体21の段下前方
面部24の前端部とフロントフロア本体7の後端部とにわ
たつてリヤフロアイクステンシヨン30を接合して、前記
リヤクロスメンバ25とリヤフロアイクステンシヨン30と
に跨つてシート設置部、具体的にはリヤシート設置部31
が形成されている。このリヤフロアイクステンシヨン30
は、前記段下面方面部24およびフロント本体7と略同一
の車幅方向の横幅を有して段下面方面部24とフロントフ
ロア本体7とを連絡する前壁部32と、この前壁部32の上
側縁から後方に延設したフランジ部33と、前壁部30の下
側縁から前方に延設したフランジ部34とで構成されてい
る。このリヤフロアイクステンシヨン30の上側フランジ
部33は前記段下前方面部24の前端部に重合して接合され
ている。また、リヤフロアイクステンシヨン30の下側フ
ランジ部34は、リヤフロア本体21の車幅方向側部下に接
合した略コ字形のリヤサイドメンバ8のウエブ8a前端部
と一緒に、フロントフロア本体7の後端部に重合,接合
されている。リヤサイドメンバ8はその左右フランジ8b
の前端部をリヤフロアイクステンシヨン30の前壁部32後
面に接合させて、フロントフロア本体7から後方に縦連
する連体骨格部としての閉断面部9を、リヤフロア本体
21およびリヤフロアイクステンシヨン30それぞれとの協
働で構成している。
前記実施例の構造によれば、リヤフロア本体21の段上後
方面部23と段下前方面部24とに跨つて接合したリヤクロ
スメンバ25の前壁部27からリヤホイールセンタHCまでの
距離が所要の寸法L3に設定されると共に、このリヤクロ
スメンバ25からリヤフロアイクステンシヨン30に跨つて
リヤシート設置部31が形成されているので、このリヤシ
ート設置部31上にリヤシート16のシートクツシヨン16a
を設置し、このリヤシート16のシートバツク16bをシー
トバツクサポート15に受け止めさせて設置することによ
つて、リヤホイールセンタHCからリヤシート16でのヒツ
プポイントHPまでの距離が前述した従来でのリヤホイー
ルセンタHCからヒツプポイントHPまでの小さい寸法L1
同一寸法に設定され、もつて後部乗員のレツグスペース
18と荷室14とのスペース配分を良好なものとすることが
できる。
ここで第2図に示すように、リヤホイールセンタHCから
ヒツプポイントHPまでの距離が、前記実施例のものより
も大きい寸法L2の車両の場合には、リヤパーシエル12,
リヤシートパツクサポート15,フロントフロア本体7,リ
ヤフロア本体21およびリヤサイドメンバ8それぞれは、
前述した第1図と同一のものを使用する。しかし、リヤ
クロスメンバ25Aとリヤフロアイクステンシヨン30Aとを
別のものと成し、かつリヤサイドメンバイクステンシヨ
ン35を使用する。つまり、リヤクロスメンバ25Aでの延
設部28Aの前後幅は、第1図に示したリヤクロスメンバ2
5における延設部28の前後幅L10よりも、異なる車両間で
のリヤホイールセンタHCからヒツプポイントHPまでの寸
法差L11(L2−L1)分だけ長い寸法L12(L10+L11)に設
定されている。このリヤクロスメンバ25Aの前壁部27Aは
第1図に示したものよりも段壁部22から前方へ前記寸法
差L11分だけオフセツトして配設されている。一方、リ
ヤフロアイクステンシヨン30Aでの上側フランジ部33Aの
前後幅は、第1図に示したリヤフロアイクステンシヨン
30における上側フランジ部33の前後幅L13よりも前記寸
法差L11分だけ長い寸法L14(L13+L11)に設定されてい
る。この上側フランジ部33Aの後端部がリヤフロア本体2
1の段下前方面部24前端部に重合して接合されている。
また、前記リヤサイドメンバイクステンシヨン35は、リ
ヤサイドメンバ8と略同一のコ字形に形成されて、リヤ
サイドメンバ8の前方に連設されている。このリヤサイ
ドメンバイクステンシヨン35の左右フランジ35aの上縁
部がリヤフロアイクステンシヨン30Aの上側フランジ部3
3A下面に接合され、該左右フランジ35aの前端部がリヤ
フロアイクステンシヨン30Aの前壁部32後面に接合さ
れ、さらに該左右フランジ35a間のウエブ35bの前端部が
リヤフロアイクステンシヨン30Aの下側フランジ部34と
一緒にフロントフロア本体7の後端部に重合,接合され
ている。
したがつて、この実施例の場合には、アンダボデイ構造
のうちの大物部品であるリヤフロア本体21とフロントフ
ロア本体7さらには小物部品の中のリヤサイドメンバ9,
リヤパーシエル12,リヤシートバツクサポート15とに、
第1図に示したものと同一のものを使用し、小物部品と
してのリヤサイドメンバイクステンシヨン35を加えると
共に、リヤクロスメンバ25Aを別ものと成すことによつ
て、リヤクロスメンバ25Aの前壁部27Aからリヤホイール
センタHCまでの距離が大きい所要の寸法L4に設定されて
いる。このため、リヤクロスメンバ25Aからリヤフロア
イクステンシヨン30Aに跨つて形成したリヤシート設置
部31にリヤシート16を配設することによつて、リヤホイ
ールセンタHCからヒツプポイントHPまでの距離が第4図
に示したものと同一寸法L2に設定され、もつて後部乗員
のレツグスペース18と荷室14とのスペース配分が良好な
ものとなる。
なお本発明は、リヤパーシエル12とリヤシートバツクサ
ポート15との無い車体構造、また場合によつては、シー
トを一列だけ配置する車体構造であつても適用すること
ができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、異なる車種の車両であつ
ても、アンダボデイ構造のうちの小物部品であるリヤク
ロスメンバとリヤフロアイクステンシヨンを別ものに変
えることによつて、レツグスペースと荷室とのスペース
配分に支障を招くことなく、大物部品であるリヤフロア
本体の共用化を図ることができる。しかも、リヤフロア
本体とリヤクロスメンバとで形成した閉断面部によつ
て、リヤフロア本体の段成形部まわりでの車体剛性も確
保することができる。さらに、前記閉断面部の一部を、
シートベルトリトラクタの設置スペースとして利用する
ことによつて、シートクツシヨンからシートベルトリト
ラクタ格納用凹部を省くことができて、シートクツシヨ
ンのすわり心地性とシートクツシヨンの製作性とを向上
することができる等の新規な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は本
発明の異なる例を示す縦断面図、第3図は従来の3ボツ
クスタイプ車のアンダボデイ構造を示す縦断面図、第4
図は同従来の異なる例を示す縦断面図である。 1,21……リヤフロア本体、2,22……段壁部(段成形
部)、3,23……段上後方面部、4,24……段下前方面部、
7……フロントフロア本体、25,25A……リヤクロスメン
バ、26……閉断面部、30,30A……リヤフロアイクステン
シヨン、31……リヤシート設置部(シート設置部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体前後方向の途中に段成形してなるリヤ
    フロア本体の段上後方面部と段下前方面部とに跨ってそ
    れらの上面側にリヤクロスメンバを接合して、リヤフロ
    ア本体との共働で前記段成形部の前方に閉断面部を形成
    する一方、前記リヤフロア本体の段下前方面部の前端部
    とフロントフロア本体の後端部とにわたってリヤフロア
    イクステンションを接合して、前記リヤクロスメンバと
    リヤフロアイクステンションとに跨ってシート設置部を
    形成したことを特徴とする自動車のアンダボデイ構造。
JP61104331A 1986-05-07 1986-05-07 自動車のアンダボデイ構造 Expired - Lifetime JPH0723109B2 (ja)

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JP61104331A JPH0723109B2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07 自動車のアンダボデイ構造

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JPS62261578A JPS62261578A (ja) 1987-11-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144013U (ja) * 1974-09-30 1976-04-01
JPS594822Y2 (ja) * 1979-07-10 1984-02-13 マツダ株式会社 自動車の車体後部構造

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JPS62261578A (ja) 1987-11-13

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