JPH07231691A - 送風ファンの駆動装置 - Google Patents

送風ファンの駆動装置

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JPH07231691A
JPH07231691A JP6020319A JP2031994A JPH07231691A JP H07231691 A JPH07231691 A JP H07231691A JP 6020319 A JP6020319 A JP 6020319A JP 2031994 A JP2031994 A JP 2031994A JP H07231691 A JPH07231691 A JP H07231691A
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power supply
signal
voltage
capacitor
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Junji Otsuka
潤治 大塚
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Rinnai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給電制御回路により断続制御されるスイッチン
グ回路から断続的に出力される電源信号をコンデンサを
用いた平滑回路により平滑化して送風ファンに給電する
送風ファンの駆動装置において、平滑回路のコンデンサ
を過電圧から保護することができる送風ファンの駆動装
置を提供する。 【構成】平滑回路4のコンデンサ6の電圧が所定の過電
圧以上となったときに、平滑回路4への給電を停止せし
める給電停止手段11を備える。給電停止手段11は、
コンデンサ6の電圧を検出する電圧検出回路12と、給
電制御回路10の信号伝達経路41に接続されたスイッ
チ回路43と、コンデンサ6の電圧が過電圧以上となっ
たときにスイッチ回路43を駆動するスイッチ駆動回路
44とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風ファンの駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば給湯器においては、出湯温やその
設定温度等に基づいてマイクロコンピュータによりバー
ナの燃焼量を時々刻々設定し、その設定燃焼量に対応さ
せてバーナに燃焼用空気を送風する送風ファンの回転数
を制御するものが一般に知られている。この種のもので
は、マイクロコンピュータによりバーナの設定燃焼量に
対応させて送風ファンの必要回転数を設定すると共に、
送風ファンの実際の回転数を速度センサの検出信号やフ
ァンモータへの通電電流に基づいて把握し、その回転数
を設定回転数に一致させるように送風ファンへの給電量
をフィードバック制御することにより、送風ファンの回
転数が制御される。
【0003】さらに詳細には、上記のような送風ファン
の回転数の制御は、例えば図6に示すような回路を用い
て行われる。
【0004】同図において、aは送風ファン、bは商用
電源から直流電源信号を生成する電源回路bであり、送
風ファンaは電源回路bにスイッチング回路c及び平滑
回路dを介して接続される。この場合、スイッチング回
路cは、例えば半導体スイッチ素子を用いて構成され、
その制御信号入力部にパルス信号を付与することによ
り、電源回路bで生成された直流電源信号を断続的に平
滑回路dに出力する。また、平滑回路dは、ダイオード
e、コイルf及びコンデンサgを用いて構成され、スイ
ッチング回路cから断続的に出力される電源信号をその
断続のデューティや周期に対応したレベルの電源信号に
平滑化し、これを送風ファンaに給電する。そして、送
風ファンaは、平滑回路dから給電される電源信号のレ
ベルに対応した回転数でもって回転する。
【0005】また、hはスイッチング回路cを断続せし
めるパルス信号を生成して該スイッチング回路cに付与
する給電制御回路であり、該給電制御回路hには、マイ
クロコンピュータiから出力される送風ファンaの設定
回転数を示す設定回転数信号と、送風ファンaの回転数
を検出する速度センサや送風ファンaの回転数に対応し
た通電電流を検出する電流センサ等により構成された回
転数検出器jから出力される送風ファンaの実際の回転
数を示す実回転数信号とが入力される。そして、給電制
御回路hは、送風ファンaの設定回転数と実回転数との
偏差に応じてパルス信号を生成して、これをスイッチン
グ回路cに付与し、該スイッチング回路cの断続を行わ
しめる。この場合、給電制御回路hは、送風ファンaの
実回転数が設定回転数に合致するようにスイッチング回
路cを断続せしめる。例えば実回転数が設定回転数より
も小さい場合には、スイッチング回路cのOFF時間が
短くなるようなパルス信号をスイッチング回路cに付与
し、これにより、単位時間当たりに平滑回路dに付与さ
れる直流電源信号を増加させて、該平滑回路dが送風フ
ァンaに出力する電源信号のレベルを上昇させ、該送風
ファンaの回転数を上昇させる。
【0006】ところで、このような送風ファンaの駆動
装置において、例えば送風ファンaの電機子コイル等の
通電部の断線が生じると、送風ファンaの実回転数は設
定回転数にかかわらず低下し、このため、送風ファンa
の設定回転数と実回転数との偏差は大きくなる。このた
め、給電制御回路hは、送風ファンへの給電量を増加さ
せるべく、スイッチング回路cのOFF時間が短くなる
ように該スイッチング回路cの断続を制御する。このた
め、平滑回路dのコンデンサgに付与される電圧は電源
回路bにより生成される直流電源信号のレベル程度まで
増大する。
【0007】一方、この種の送風ファンaの駆動装置に
おいては、一般に、コンデンサgの最大定格電圧は、送
風ファンaの最大定格電圧と同程度もしくはそれよりも
若干大きなものとされ、これらの最大定格電圧は、電源
回路bにより生成する直流電源信号のレベルよりも小さ
い。すなわち、例えば給湯器において、商用電源から電
源回路bにより生成する直流電源信号のレベルは、百数
十V程度であるのに対し、送風ファンaはそのような電
圧に見合う容量を必要とせず、最大定格電圧が数十V程
度のもので充分である。そして、該送風ファンaに給電
する平滑回路dのコンデンサgにおいても、送風ファン
aの最大定格電圧と同程度もしくはそれよりも若干大き
な最大定格電圧のもので充分であり、必要以上に最大定
格電圧の大きなコンデンサgや送風ファンaを使用する
ことは、装置の大型化やコストの増加を招き、好ましく
ない。
【0008】しかしながら、前記のように送風ファンa
の通電部の断線が生じた場合には、平滑回路dのコンデ
ンサgに電源回路bが生成する直流電源信号のレベルに
近い大レベルの電圧が付与されて該コンデンサgが破壊
する虞れがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は送風ファンの
駆動装置の改良を目的とし、より詳細には、給電制御回
路により断続制御されるスイッチング回路から断続的に
出力される電源信号をコンデンサを用いた平滑回路によ
り平滑化して送風ファンに給電する送風ファンの駆動装
置において、平滑回路のコンデンサを過電圧から保護す
ることができる送風ファンの駆動装置を提供することを
目的とする。
【0010】さらに、平滑回路のコンデンサの保護を安
価で簡単な構成で行うことができる送風ファンの駆動装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、電源回路により生成された直流電源信号
を断続的に出力するスイッチング回路と、該スイッチン
グ回路の出力を少なくともコンデンサを用いて略一定レ
ベルの電源信号に平滑化し、その平滑化した電源信号を
送風ファンに給電して該送風ファンを駆動せしめる平滑
回路と、該送風ファンの回転数を監視しつつ該回転数を
設定回転数に合致させるべく前記スイッチング回路の断
続を行わしめるための給電制御信号を該スイッチング回
路に付与する給電制御回路とを備えた送風ファンの駆動
装置において、前記平滑回路のコンデンサの電圧が所定
の過電圧以上となったとき、前記平滑回路への給電を停
止せしめる給電停止手段を備えたことを特徴とする。
【0012】そして、前記給電停止手段は、前記給電制
御回路における前記給電制御信号の生成に必要な信号伝
達経路又は前記給電制御回路から前記スイッチング回路
への前記給電制御信号の信号伝達経路に該信号伝達経路
を遮断可能に接続された遮断回路を備え、該遮断回路を
介して前記信号伝達経路を遮断することにより前記平滑
回路への給電を停止せしめることを特徴とする。
【0013】あるいは、前記給電停止手段は、前記電源
回路から前記平滑回路に至る給電経路に該給電経路を遮
断可能に接続された遮断回路を備え、該遮断回路を介し
て前記給電経路を遮断することにより前記平滑回路への
給電を停止せしめることを特徴とする。
【0014】あるいは、前記設定回転数を前記給電制御
回路に指示するマイクロコンピュータを備え、該マイク
ロコンピュータは、前記コンデンサの電圧に応じたレベ
ルの信号を生成する電圧検出回路を介して該コンデンサ
の電圧を把握する電圧把握部と、該電圧把握部により把
握されたコンデンサの電圧が前記過電圧以上となったと
きに前記設定回転数を零とする回転数指示部とを前記給
電停止手段として備えていることを特徴とする。
【0015】また、前記給電停止手段は、前記コンデン
サに接続され、該コンデンサの電圧に応じたレベルの信
号を生成する電圧検出回路と、前記給電制御回路におけ
る前記給電制御信号の生成に必要な信号伝達経路に接続
され、駆動信号を付与されたとき該信号伝達回路を遮断
するスイッチ回路と、前記電圧検出回路により生成され
た信号を入力信号として、該入力信号のレベルが前記所
定の過電圧に相当するレベル以上となったとき、前記ス
イッチ回路に前記駆動信号を付与するスイッチ駆動回路
とから成ることを特徴とする。
【0016】尚、前記電源回路は、例えば商用交流電源
から整流回路により直流電源信号を生成する。
【0017】また、前記スイッチング回路は、例えばト
ランジスタやFET等の半導体スイッチ素子により構成
する。
【0018】また、前記平滑回路は、例えばスッチング
回路の出力側に並列に接続されたダイオード及びコイル
と、該コイルに送風ファンと並列に接続された前記コン
デンサとにより構成する。
【0019】また、例えば送風ファンの通電電流を該送
風ファンの実際の回転数として検出し、その通電電流に
応じたレベルの信号を生成する通電電流検出回路と、送
風ファンの設定回転数に応じたレベルの信号を生成する
設定回転数信号生成回路とを備えた場合に、前記給電制
御回路は、例えば通電電流検出回路及び設定回転数信号
生成回路により生成された信号を入力としてそれらの信
号のレベルの偏差に応じた信号を生成する比較回路と、
比較回路により生成された信号のレベルに応じたデュー
ティを有するパルス信号を前記給電制御信号として生成
するパルス信号生成回路とにより構成する。この場合、
前記給電制御回路における前記信号伝達経路を前記給電
停止手段により遮断するに際しては、例えば上記比較回
路からパルス信号生成回路に至る信号伝達経路を遮断す
る。
【0020】また、前記給電停止手段を前記電圧検出回
路とスイッチ回路とスイッチ駆動回路とにより構成した
とき、前記電圧検出回路は、例えば前記コンデンサに並
列に接続された分割抵抗により構成する。また、前記ス
イッチ回路は、例えばトランジスタ等の半導体スイッチ
素子により構成する。また、前記スイッチ駆動回路は、
例えば前記電圧検出回路の出力部とスイッチ回路の入力
部とをツェナーダイオードにより接続し、電圧検出回路
の出力部に生成される信号のレベルが前記所定の過電圧
に相当するレベル以上となったときに、スイッチ回路の
入力部に該スイッチ回路を駆動するために必要なレベル
の信号がツェナーダイオーを介して付与されるように構
成する。
【0021】
【作用】本発明によれば、送風ファンの断線等が生じた
場合には、前記電源回路から前記平滑回路への給電量が
上昇して、該平滑回路のコンデンサの電圧が増大してい
くものの、該コンデンサの電圧が所定の過電圧以上とな
ると、前記給電停止手段により該平滑回路への給電が停
止され、これにより、該コンデンサに付与される電圧が
さらに大きくなるのが回避され、該コンデンサが過剰な
電圧による破壊から保護される。
【0022】この場合、平滑回路への給電を停止せしめ
るに際しては、前記給電制御回路における前記給電制御
信号の生成に必要な信号伝達経路又は前記給電制御回路
から前記スイッチング回路への前記給電制御信号の信号
伝達経路を遮断することが好ましい。このようにする
と、前記スイッチング回路には、これを断続させるため
の前記給電制御信号が付与されなくなるので、該スイッ
チング回路が遮断状態となり、従って、電源回路から平
滑回路への給電が停止されることとなる。そして、この
場合、前記信号伝達経路の信号レベルは比較的低レベル
であるので、該信号伝達経路を遮断するための回路を小
型で安価な回路素子を用いて構成することが可能とな
る。
【0023】また、平滑回路への給電を停止せしめるに
際しては、前記電源回路から平滑回路に至る給電経路を
遮断してもよい。このようにしても、コンデンサの電圧
が所定の過電圧以上となると、平滑回路への給電が停止
して該コンデンサが保護される。
【0024】また、前記設定回転数を前記給電制御回路
に指示するマイクロコンピュータを備えるときには、該
マイクロコンピュータに、前記電圧把握部と前記回転数
指示部とを前記給電停止手段として設けるようにしても
よい。この場合には、コンデンサの電圧が前記過電圧以
上となると、該マイクロコンピュータの回転数指示部か
ら前記給電制御回路に与えられる設定回転数は零となる
ので、該給電制御回路は、スイッチング回路をOFF状
態となるように制御し、これにより、平滑回路への給電
が停止される。
【0025】また、前記給電停止手段を前記電圧検出回
路とスイッチ回路とスイッチ駆動回路とにより構成した
ときには、前記コンデンサの電圧が前記過電圧以上とな
ると、前記スイッチ駆動回路からスイッチ回路に前記駆
動信号が付与され、これにより該スイッチ回路は、前記
給電制御回路において前記給電制御信号を生成するのに
必要な信号伝達経路を遮断する。このため、該給電制御
回路は、前記スイッチング回路を断続させる給電制御信
号を生成しなくなり、従って、該スイッチン回路がOF
F状態となって平滑回路への給電が停止される。そし
て、該給電停止手段をこのような構成とすることによ
り、該給電停止手段を抵抗や半導体スイッチ素子等の小
型且つ安価な回路素子を用いて簡略に構成することが可
能となり、また、前記給電制御回路の信号伝達経路を迅
速に遮断して平滑回路への給電を迅速に停止させること
が可能となる。
【0026】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1を参照して説明
する。図1は本実施例の装置のブロック構成図である。
【0027】図1において、1は商用交流電源2から直
流電源信号を生成する電源回路、3はその制御入力部に
パルス信号を付与することにより電源回路1で生成され
た直流電源信号を断続的に出力するスイッチング回路、
4はスイッチング回路3の出力をダイオードD、コイル
5及びコンデンサ6により平滑化して送風ファン7に給
電する平滑回路、8は送風ファン7の実回転数に対応し
た信号(実回転数信号)を生成する回転数検出器、9は
送風ファン7の設定回転数を示す信号(設定回転数信
号)を生成する回転数設定器、10は上記実回転数信号
及び設定回転数信号を入力としてスイッチング回路3を
断続せしめるパルス信号(給電制御信号)を生成する給
電制御回路である。電源回路1、スイッチング回路3、
平滑回路4、送風ファン7、回転数検出器8及び給電制
御回路10の構成並びにそれらの接続構成は前述の図6
に示したものと同一である。また、回転数設定器9は、
図6のものと同様にマイクロコンピュータにより構成
し、あるいは可変抵抗等を用いて手動操作的に設定回転
数信号を生成する構成としてもよい。
【0028】かかる本実施例の装置の基本的作動は図6
のものと同一であり、前記実回転数信号により示される
送風ファン7の実回転数と前記設定回転数信号により示
される送風ファン7の設定回転数との偏差に応じたデュ
ーティあるいは周波数を有するパルス信号を給電制御回
路10からスイッチング回路3に付与することにより、
該スイッチング回路3を断続させる。この時、送風ファ
ン7には、その実回転数と設定回転数との偏差を解消す
るように、電源回路1からスイッチング回路3及び平滑
回路4を介して給電され、該送風ファン7の実回転数が
設定回転数に合致するようにフィードバック制御され
る。
【0029】一方、本実施例の装置においては、平滑回
路4のコンデンサ6の電圧が所定の過電圧以上となった
ときに電源回路1から平滑回路4への給電を停止せしめ
る給電停止手段11を備えている。
【0030】この給電停止手段11は、コンデンサ6の
電圧を入力としてその電圧に応じたレベルの信号を生成
する電圧検出回路12と、給電制御回路10が前記パル
ス信号を生成するために必要な信号伝達を行う該給電制
御回路10の内部の信号伝達経路(図示せず)に接続さ
れた遮断回路13とにより構成され、該遮断回路13
は、電圧検出回路12により生成される信号のレベル
が、コンデンサ6のあらかじめ設定された所定の過電圧
に相当するレベル以上となったときに、給電制御回路1
0による前記パルス信号の生成を停止せしめるように該
給電制御回路10の内部の信号伝達経路を遮断するよう
構成されている。尚、コンデンサ6の上記過電圧の設定
値は、該コンデンサ6の最大定格電圧程度かそれよりも
若干低い電圧とされている。
【0031】かかる本実施例の装置において、送風ファ
ン7の電機子コイル等の通電部の断線が生じると、回転
数検出器8の実回転数信号により示される送風ファン7
の実回転数は設定回転数に対して低下または“0”とな
るので、給電制御回路10は、送風ファン7への給電量
を増加させるべくスイッチング回路3の断続を制御す
る。このため、電源回路1から平滑回路4に付与される
直流電源信号も多くなって、コンデンサ6の電圧は急激
に増大していく。
【0032】しかるに、前記給電停止手段11にあって
は、コンデンサ6の電圧が所定の過電圧以上となると、
電圧検出回路12が生成する信号のレベルがコンデンサ
6の過電圧に相当するレベル以上となるので、遮断回路
13は給電制御回路10の内部の信号伝達経路を遮断す
る。このため、給電制御回路10はスイッチング回路3
を断続するためのパルス信号を生成しなくなり、従っ
て、スイッチング回路3はOFF状態となって、電源回
路1から平滑回路4への給電が停止する。これによりコ
ンデンサ6の電圧は上記過電圧以上に上昇するのが回避
され、該コンデンサ6が過電圧により破壊されてしまう
ことがない。
【0033】この場合、前記給電制御回路10において
前記パルス信号を生成するための信号レベルは、一般
に、前記電源回路1から平滑回路4や送風ファン7への
電源信号のレベルに較べて小さなレベルでよいので、前
記給電停止手段11の遮断回路13は、低レベルの信号
伝達経路を遮断すればよく、従って、該遮断回路13を
比較的安価で小型なスイッチ素子等を用いて構成するこ
とができる。
【0034】尚、本実施例では、給電制御回路10の内
部の信号伝達経路を遮断するようにしたが、例えば図1
の仮想線aに示すように遮断回路13を回転数設定器9
から給電制御回路10に前記設定回転数信号を伝達する
ための信号伝達経路に接続し、あるいは、同図仮想線b
に示すように給電制御回路10からスイッチング回路3
に前記パルス信号を付与するための信号伝達回路に接続
し、これらの信号伝達経路を前述の場合と同様に遮断回
路13により遮断するようにしてもよい。このようにし
ても、平滑回路4のコンデンサ6の電圧が前記過電圧以
上となると、給電制御回路10は前記パルス信号を生成
しなくなり、あるいは該パルス信号がスイッチング回路
3に付与されなくなるので、スイッチング回路3はOF
F状態となって、電源回路1から平滑回路4への給電が
停止する。これによりコンデンサ6の電圧は上記過電圧
以上に上昇するのが回避され、該コンデンサ6が過電圧
により破壊されてしまうことがない。
【0035】次に、本発明の第2の実施例を図2を参照
して説明する。図2は本実施例の装置のブロック構成図
である。尚、以下説明に際して、第1の実施例のものと
同一構成のものは、同一の参照符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0036】本実施例の装置の基本的構成は、第1の実
施例のものと同一であり、電源回路1、スイッチング回
路3、コンデンサ6を有する平滑回路4、送風ファン
7、回転数検出器8、回転数設定器9、給電制御回路1
0、並びに電圧検出回路12と遮断回路14とから成る
給電停止手段11を備えている。この場合、遮断回路1
4は、スイッチング回路3から平滑回路4に至る給電経
路に接続され、電圧検出回路12により生成される信号
のレベルが、コンデンサ6の所定の過電圧に相当するレ
ベル以上となったときに、図示しないスイッチ素子等に
よりスイッチング回路3から平滑回路4に至る給電経路
を遮断するよう構成されている。
【0037】かかる本実施例の装置によれば、送風ファ
ン7の断線が生じて平滑回路4のコンデンサ6の電圧が
増大し、所定の過電圧以上となると、給電停止手段11
の遮断回路14は、スイッチング回路3から平滑回路4
に至る給電経路を遮断する。これにより、電源回路1か
ら平滑回路4への給電が停止して、コンデンサ6の電圧
は上記過電圧以上に上昇するのが回避され、該コンデン
サ6が過電圧により破壊されてしまうことがない。
【0038】尚、本実施例では、スイッチング回路3か
ら平滑回路4に至る給電経路を遮断するようにしたが、
例えば図2に仮想線cで示すように電源回路1からスイ
ッチング回路3に至る給電経路に遮断回路14を接続
し、電源回路1からスイッチング回路3に至る給電経路
を遮断回路14により遮断するようにしてもよい。この
ようにしても、コンデンサ6の電圧が前記過電圧以上と
なると、平滑回路4には給電されなくなるので、該コン
デンサ6が過電圧から保護される。
【0039】次に、本発明の第3の実施例を図3を参照
して説明する。図3は本実施例の装置のブロック構成図
である。尚、以下説明に際して、第1の実施例のものと
同一構成のものは、同一の参照符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0040】本実施例の装置の基本的構成は、第1の実
施例のものと同一であり、電源回路1、スイッチング回
路3、コンデンサ6を有する平滑回路4、送風ファン
7、回転数検出器8、回転数設定器9、給電制御回路1
0及び給電停止手段11を備えている。この場合、回転
数設定器9は、マイクロコンピュータ9aにより構成さ
れている。該マイクロコンピュータ9aは、前記設定回
転数信号を給電制御回路10に出力する回転数指示部1
5と、前記第1の実施例のものと同一構成の電圧検出回
路12により生成されるコンデンサ6の電圧に対応する
レベルの信号をA/D変換器16によりA/D変換して
なるデジタルデータによりコンデンサ6の電圧を把握す
る電圧把握部17とを前記給電停止手段11として機能
的に備え、回転数指示部15は、電圧把握部17により
把握されたコンデンサ6の電圧が前記過電圧以上となっ
たときには、設定回転数を“0”として給電制御回路1
0に指示するようにしている。
【0041】かかる本実施例の装置によれば、送風ファ
ン7の断線が生じて平滑回路4のコンデンサ6の電圧が
増大し、所定の過電圧以上となると、これが電圧検出回
路12及びA/D変換器16を介してマイクロコンピュ
ータ9aの電圧把握部17により把握され、この時、マ
イクロコンピュータ9aの回転数指示部15は、設定回
転数を“0”として、その設定回転数に対応する設定回
転数信号を給電制御回路10に出力する。このため、該
給電制御回路10は、スイッチング回路3の断続を停止
させて該スイッチング回路3をOFF状態とするように
該スイッチング回路3を制御し、これにより平滑回路4
への給電が停止される。従って、コンデンサ6の電圧は
上記過電圧以上に上昇するのが回避され、該コンデンサ
6が過電圧により破壊されてしまうことがない。
【0042】尚、本実施例においては、A/D変換器1
6によるA/D変換や、マイクロコンピュータ9aによ
る演算処理のために、コンデンサ6の電圧が過電圧以上
となってから設定回転数が“0”となるまでに多少時間
を要するので、平滑回路4への給電を停止せしめるコン
デンサ6の過電圧の設定値としては、前記第1の実施例
及び第2の実施例の場合に較べて小さめに設定しておく
ことが好ましい。
【0043】次に、本発明の特に好適な実施例として前
記第1の実施例のさらに具体的な実施例を図1及び図4
を参照して説明する。図4は本実施例の装置の回路構成
図である。
【0044】図4において、前記電源回路1は、前記商
用交流電源2(例えば100V)の交流電源信号を整流
するダイオードブリッジ回路等により構成された整流回
路18と、該整流回路18の出力を略一定レベルの直流
電源信号に平滑化するためのコンデンサ20を有する平
滑回路21とにより構成され、平滑回路21から略一定
レベル(例えば140V)の直流電源信号をスイッチン
グ回路3に出力する。
【0045】前記スイッチング回路3は、半導体スイッ
チ素子であるFET22により構成され、該FET22
のソース端子Sは電源回路1の平滑回路21に接続され
ている。そして、該FET22は、そのゲート端子Gに
ドレイン端子Dとの間でパルス信号を付与することによ
り、ソース端子S及びドレイン端子D間が該パルス信号
に従って導通・遮断し、これにより電源回路1から付与
される直流電源信号をドレイン端子D側に出力する。
【0046】ダイオード23、コイル5及びコンデンサ
6を含む平滑回路4は、そのコイル5がFET22のド
レイン端子Dに接続され、該コイル5の後段にコンデン
サ6と前記送風ファン7のファンモータ7aとが並列に
接続されている。尚、ダイオード23は、フライホイー
ル用であり、FET22のOFFの時間にファンモータ
7aのアースを介してコイル5に給電するためのもので
ある。また、本実施例では、コンデンサ6は、例えば最
大定格電圧63Vのものであり、送風ファン7のファン
モータ7aは、直流モータであって例えば最大定格電圧
50Vのものである。
【0047】前記回転数検出器8はファンモータ7aへ
の通電電流を送風ファン7の実回転数に対応するものと
して検出する通電電流検出回路24により構成されてい
る。該通電電流検出回路24は、ファンモータ7aへの
通電電流を流すべく該ファンモータ7aの通電部に接続
された抵抗25を備え、該通電電流に比例したレベルで
抵抗25に生じる電圧信号をファンモータ7aへの通電
電流を示す信号、換言すれば送風ファン7の実回転数を
示す実回転数信号として前記給電制御回路10に出力す
る。
【0048】設定回転数信号生成回路である前記回転数
設定器9は、送風ファン7の設定回転数に対応したデュ
ーティを有するパルス信号を生成するマイクロコンピュ
ータ26と、該マイクロコンピュータ26により生成さ
れたパルス信号をフォトカプラ27を介して受ける平滑
回路28とにより構成され、該平滑回路28は、マイク
ロコンピュータ26からフォトカプラ27を介して受け
たパルス信号をそのデューティに応じたレベル、換言す
れば、送風ファン7の設定回転数に応じたレベルの電圧
信号に平滑化し、これを設定回転数を示す設定回転数信
号として前記給電制御回路10に出力する。
【0049】前記給電制御回路10は、通電電流検出回
路24から付与される実回転数信号のレベルと回転数設
定器9から付与される設定回転数信号のレベルとの偏
差、換言すれば、送風ファン7の実回転数と設定回転数
との偏差に応じたレベルの電圧信号を生成する比較回路
29と、該比較回路29から出力される電圧信号のレベ
ルに応じたデューティを有するパルス信号(給電制御信
号)を生成して前記スイッチング回路3のFET22の
ゲート端子Gに付与するパルス信号生成回路30とによ
り構成されている。
【0050】比較回路29は、前記実回転数信号と設定
回転数信号とを入力とするOPアンプ31を用いて構成
され、該OPアンプ31は、両入力信号のレベル差に応
じたレベルの電圧信号をパルス信号生成回路30に出力
する。この場合、本実施例においては、OPアンプ31
の入力変化に対して出力変化を緩和するためのコンデン
サ32や抵抗33,34がOPアンプ31に接続されて
いる。
【0051】パルス信号生成回路30は、一定周期で一
定ピークレベルの三角波信号を生成する発振回路35
と、比較回路29の出力信号と発振回路35の出力信号
とを入力として比較回路29の出力信号のレベルに応じ
たデューティを有するパルス信号を生成・出力するコン
パレータ36と、該コンパレータ36の出力(パルス信
号)に従ってON・OFFするスイッチングトランジス
タ37と、該スイッチングトランジスタに一次側コイル
を接続してなるトランス38とを備えている。該トラン
ス38の二次側コイルは、抵抗39,40を介して前記
FET22のゲート端子G及びドレイン端子D間に接続
され、一次側コイルの中点には、パルス信号生成回路3
0や比較回路29の電源電圧VD (例えば12V)が印
加される。
【0052】かかる構成により、パルス信号生成回路3
0は、比較回路29の出力信号のレベル、換言すれば実
回転数と設定回転数との偏差に応じたデューティを有す
るパルス信号をコンパレータ36により生成し、これを
トランス38を介してFET22のゲート端子G及びド
レイン端子D間に給電制御信号として付与する。
【0053】尚、本実施例において、前記比較回路29
の出力信号や、パルス信号生成回路30のコンパレータ
36の出力信号のレベルは、高々5V程度のものであ
る。
【0054】前記給電停止手段11は、前記電圧検出回
路12及び遮断回路13により構成され、遮断回路13
は、前記比較回路29からパルス信号生成回路30に至
る信号伝達経路41にコレクタを接続してなる半導体ス
イッチ素子であるNPN型スイッチングトランジスタ4
2を有するスイッチ回路43と、スイッチ回路43のト
ランジスタ42を駆動するための駆動信号を生成するス
イッチ駆動回路44とにより構成されている。
【0055】電圧検出回路12は、前記平滑回路4のコ
ンデンサ6に並列に接続された分割抵抗45,46によ
り構成され、コンデンサ6の電圧に応じたレベルを有す
る電圧信号を分割抵抗45,46の中点から出力する。
【0056】スイッチ回路43のトランジスタ42のエ
ミッタは接地され、該トランジスタ42は、そのベース
に所定レベル(例えば0.6V)以上の駆動信号を付与
することによりエミッタ・コレクタ間が導通し、これに
より前記信号伝達経路41を接地せしめる(無信号レベ
ルに保持する)。
【0057】スイッチ駆動回路44は、電圧検出回路1
2の出力点である分割抵抗45,46の中点とトランジ
スタ42のベースとの間に接続された定電圧ツェナーダ
イオード47と、トランジスタ42のベースと接地側と
の間に接続された抵抗48とにより構成されている。か
かる構成において、分割抵抗45,46の中点にツェナ
ーダイオード47の降伏電圧以上の電圧が生じると、該
ツェナーダイオード47は導通すると共に、コンデンサ
6の電圧に応じて分割抵抗45,46の中点に生じる電
圧をツェナーダイオード47の降伏電圧分だけ降圧して
なる電圧がトランジスタ42のベースに付与される。こ
の場合、ツェナーダイオード47の降伏電圧や抵抗48
の抵抗値等は、コンデンサ6の電圧が前記所定の過電圧
(例えば50V)以上となった時に、トランジスタ42
のベースに該トランジスタ42をONせしめるような電
圧(0.6V以上の電圧)が付与されるように設定され
ている。
【0058】次に、本実施例の装置の作動を説明する。
【0059】本実施例の装置の基本的作動は、前述の通
りであり、給電制御回路10は、送風ファン7の実回転
数及び設定回転数の偏差を解消するようにスイッチング
回路3の断続を行わしめる。
【0060】具体的には、例えば実回転数が設定回転数
よりも大きい場合には、給電制御回路10のパルス信号
生成回路30が生成するパルス信号のデューティは減少
していき、このため、スイッチング回路3のFET22
が単位時間当たりにONする時間は短くなる。このた
め、電源回路1から平滑回路4への給電量は減少し、従
って、送風ファン7のファンモータ7aへの給電量も減
少する。これにより、送風ファン7の実回転数は設定回
転数に近づくように低下していく。
【0061】また、例えば送風ファン7のファンモータ
7aの通電部の断線が生じると、通電電流検出回路24
の抵抗25に電流が流れなくなるため、給電制御回路1
0の比較回路29には、実回転数信号として“0”レベ
ルの信号が入力される。
【0062】このため、実回転数信号のレベルと設定回
転数信号のレベルとの偏差が大きくなって、比較回路2
9は、最終的には最大レベルの電圧信号をパルス信号生
成回路30のコンパレータ36に出力する。そして、コ
ンパレータ36はこのような高レベルの信号が入力され
ると、デューティの大きなパルス信号を生成・出力し、
このため、FET22が単位時間当たりにONする時間
は長くなる。
【0063】従って、電源回路1から平滑回路4への給
電量は増大して、該平滑回路4のコンデンサ6の電圧は
上昇していく。
【0064】ところが、このようにコンデンサ6の電圧
が上昇し、前記過電圧以上となると、前述したように前
記給電停止手段11のツェナーダイオード47が導通
し、この時、前記トランジスタ42のベースに該トラン
ジスタ42をONせしめるようなレベルの駆動信号が付
与される。これにより、該トランジスタ42のエミッタ
・コレクタ間が導通して、比較回路29からパルス信号
生成回路30に至る信号伝達経路41が強制的に接地さ
れ、従って、比較回路29からパルス信号生成回路30
に付与される信号のレベルは“0”レベルとなる。この
ため、パルス信号生成回路30は、FET22を断続せ
しめるようなパルス信号を生成しなくなり、これにより
FET22がOFF状態となって、平滑回路4への給電
が停止され、該平滑回路4のコンデンサ6の電圧が前記
過電圧以上にさらに上昇するのが回避される。そして、
コンデンサ6に蓄積された電荷は、前記分割抵抗45,
46を介して放電する。
【0065】このように、本実施例の装置によれば、コ
ンデンサ6の電圧が過電圧以上となると、平滑回路4へ
の給電が停止されるので、該コンデンサ6を過電圧によ
る破壊から確実に保護することができる。そして、コン
デンサ6の電圧が過電圧以上となると、スイッチ回路4
3のトランジスタ42には、これをONせしめるような
駆動信号がツェナーダイオード47を介して瞬時に付与
されるので、給電制御回路10の信号伝達経路41が迅
速に遮断され、従って、平滑回路4への給電を迅速に停
止させることができる。また、スイッチ回路43のトラ
ンジスタ42により遮断(接地)せしめる信号伝達経路
41の信号レベルは送風ファン7への給電レベルに較べ
て極めて低レベルのものであるため、スイッチ回路43
やスイッチ駆動回路44を小型で安価なトランジスタ4
2やツェナーダイオード47等の回路素子を用いて簡単
に構成することができる。
【0066】尚、本実施例の変形例としては次のような
ものが挙げられる。
【0067】すなわち、本実施例においては、比較回路
29からパルス信号生成回路30に至る信号伝達経路4
1を遮断するようにしたが、例えば図4仮想線に示すよ
うにスイッチ回路43のコレクタをパルス信号生成回路
30のコンパレータ36の出力側の信号伝達経路に接続
し、該コンパレータ36の出力を遮断せしめるようにし
てもよい。
【0068】また、本実施例においては、スイッチ回路
43をトランジスタ42のみを用いて構成したが、例え
ば図5に示すように、パルス信号生成回路30のコンパ
レータ36の入力側の極性を図4の場合と逆にしてお
き、スイッチ回路43を一組のスイッチングトランジス
タ49,50を用いて構成するようにしてもよい。この
場合には、比較回路29からパルス信号生成回路30の
コンパレータ36に至る信号伝達経路41は、前記コン
デンサ6の電圧が過電圧以上となると、高レベル側に保
持され、この時、コンパレータ36はパルス信号を生成
しなくなる。
【0069】また、本実施例においては、スイッチ回路
43を半導体スイッチ素子であるトランジスタ42を用
いて構成したが、例えばリレー等のスイッチ素子を用い
て構成することも可能である。
【0070】また、本実施例においては、スイッチ駆動
回路44をツェナーダイオード47を用いて構成した
が、例えば電圧検出回路12の出力電圧をコンデンサ6
の過電圧に相当するレベルとコンパレータにより比較
し、該コンパレータからスイッチ回路43のトランジス
タ42に駆動信号を付与するようにしてもよい。
【0071】また、本実施例においては、送風ファン7
の実回転数を通電電流により検出して実回転数信号を生
成するようにしたが、適宜の速度センサ等を用いて直接
的に送風ファン7の実回転数を検出するようにしてもよ
い。
【0072】また、前記送風ファン7の通電電流を検出
して給電制御回路10に入力すると共に、速度センサに
よって実回転数を検出してこれをマイクロコンピュータ
26に入力し、マイクロコンピュータ26が出力する設
定回転数信号を速度センサによって検出した実回転数に
よって補正するようにしてもよい。このようにすると、
例えば給湯器において排気閉塞等により送風ファン7の
回転数が変動しようとしてもそれを目標回転数に維持さ
せることができる。
【0073】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、平滑回路のコンデンサの電圧が所定の過電圧
以上となったときに平滑回路への給電を停止せしめる給
電停止手段を備えたことによって、実回転数が設定回転
数に合致するように制御される送風ファンの通電部の断
線等が生じた場合に、平滑回路のコンデンサの電圧が過
剰に上昇するのを防止することができ、該コンデンサを
過電圧から保護することができる。そして、平滑回路へ
の給電を停止せしめるに際しては、給電制御回路がスイ
ッチング回路を断続させる給電制御信号を生成するため
に必要な信号伝達経路又は給電制御回路からスイッチン
グ回路への信号伝達経路を遮断し、あるいは、電源回路
から平滑回路に至る給電経路を遮断し、あるいは、送風
ファンの設定回転数をマイクロコンピュータにより設定
する場合に、該マイクロコンピュータから給電制御回路
に設定回転数を零として指示せしめる構成とするという
ような種々の態様があるが、いずれの態様においても、
容易に平滑回路のコンデンサを過電圧から保護すること
ができる。特に、給電制御回路の信号伝達経路や、給電
制御回路からスイッチング回路への信号伝達経路を遮断
する場合には、比較的低レベルの信号伝達を遮断すれば
よいので、その遮断を行うための回路構成を小型且つ安
価な回路素子を用いて簡単に構成することができる。
【0074】また、給電制御回路の信号伝達経路を遮断
して平滑回路への給電を停止せしめるに際して、そのよ
うな遮断を行うための回路を電圧検出回路とスイッチ回
路とスイッチ駆動回路とにより構成した場合には、各々
の回路は、抵抗や、スイッチングトランジスタ等のスイ
ッチ素子、ツェナーダイオード等の極めて安価で小型な
回路素子を用いて構成することができると共に、平滑回
路のコンデンサの電圧が過電圧以上となった場合に、該
平滑回路への給電を迅速に停止させることができ、従っ
て、コンデンサの過電圧からの保護を確実且つ迅速に行
うことができる給電停止手段を安価で小型且つ簡略な構
成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック構成図。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック構成図。
【図3】本発明の第3の実施例のブロック構成図。
【図4】図1の装置の具体的な回路構成を示す回路構成
図。
【図5】図4の装置の変形例を示す回路構成図。
【図6】従来の送風ファンの駆動装置のブロック構成
図。
【符号の説明】
1…電源回路、3…スイッチング回路、4…平滑回路、
6…コンデンサ、7…送風ファン、9a…マイクロコン
ピュータ、10…給電制御回路、11…給電停止手段、
12…電圧検出回路、13,14…遮断回路、15…電
圧把握部、17…回転数指示部、43…スイッチ回路、
44…スイッチ駆動回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源回路により生成された直流電源信号を
    断続的に出力するスイッチング回路と、該スイッチング
    回路の出力を少なくともコンデンサを用いて略一定レベ
    ルの電源信号に平滑化し、その平滑化した電源信号を送
    風ファンに給電して該送風ファンを駆動せしめる平滑回
    路と、該送風ファンの回転数を監視しつつ該回転数を設
    定回転数に合致させるべく前記スイッチング回路の断続
    を行わしめるための給電制御信号を該スイッチング回路
    に付与する給電制御回路とを備えた送風ファンの駆動装
    置において、前記平滑回路のコンデンサの電圧が所定の
    過電圧以上となったとき、前記平滑回路への給電を停止
    せしめる給電停止手段を備えたことを特徴とする送風フ
    ァンの駆動装置。
  2. 【請求項2】前記給電停止手段は、前記給電制御回路に
    おける前記給電制御信号の生成に必要な信号伝達経路又
    は前記給電制御回路から前記スイッチング回路への前記
    給電制御信号の信号伝達経路に該信号伝達経路を遮断可
    能に接続された遮断回路を備え、該遮断回路を介して前
    記信号伝達経路を遮断することにより前記平滑回路への
    給電を停止せしめることを特徴とする請求項1記載の送
    風ファンの駆動装置。
  3. 【請求項3】前記給電停止手段は、前記電源回路から前
    記平滑回路に至る給電経路に該給電経路を遮断可能に接
    続された遮断回路を備え、該遮断回路を介して前記給電
    経路を遮断することにより前記平滑回路への給電を停止
    せしめることを特徴とする請求項1記載の送風ファンの
    駆動装置。
  4. 【請求項4】前記設定回転数を前記給電制御回路に指示
    するマイクロコンピュータを備え、該マイクロコンピュ
    ータは、前記コンデンサの電圧に応じたレベルの信号を
    生成する電圧検出回路を介して該コンデンサの電圧を把
    握する電圧把握部と、該電圧把握部により把握されたコ
    ンデンサの電圧が前記過電圧以上となったときに前記設
    定回転数を零とする回転数指示部とを前記給電停止手段
    として備えていることを特徴とする請求項1記載の送風
    ファンの駆動装置。
  5. 【請求項5】前記給電停止手段は、前記コンデンサに接
    続され、該コンデンサの電圧に応じたレベルの信号を生
    成する電圧検出回路と、前記給電制御回路における前記
    給電制御信号の生成に必要な信号伝達経路に接続され、
    所定のレベルの駆動信号を付与されたとき該信号伝達回
    路を遮断するスイッチ回路と、前記電圧検出回路により
    生成された信号を入力信号として、該入力信号のレベル
    が前記所定の過電圧に相当するレベル以上となったと
    き、前記スイッチ回路に前記駆動信号を付与するスイッ
    チ駆動回路とから成ることを特徴とする請求項1記載の
    送風ファンの駆動装置。
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