JPH07232296A - ブレード溶接用装置 - Google Patents

ブレード溶接用装置

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Publication number
JPH07232296A
JPH07232296A JP17443494A JP17443494A JPH07232296A JP H07232296 A JPH07232296 A JP H07232296A JP 17443494 A JP17443494 A JP 17443494A JP 17443494 A JP17443494 A JP 17443494A JP H07232296 A JPH07232296 A JP H07232296A
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JP
Japan
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blade
shell
positioning
holding
main body
Prior art date
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Application number
JP17443494A
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English (en)
Inventor
Akihiko Sano
明彦 佐野
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクコンバータ等のシェルにブレードを溶
接する場合、ブレードのフランジ部とシェルとの隙間量
や位置関係に適正にして、溶接品質の安定化を図ること
を目的とする。 【構成】 ブレード8毎に独立して設けられた各押上手
段(ピン13,スプリング14)により、各ブレード8
をシェル4裏面に押し付けることにより、各ブレード8
のロット違い等の板厚バラツキや形状バラツキがある場
合にも、各ブレード8とシェル7との当接部の隙間を最
小に保持し、溶接品質を安定化させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トルクコンバータ等の
シェルに複数のブレードを溶接する場合に使用するブレ
ード溶接用装置に関し、特に、溶接品質を向上する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブレード溶接用装置とし
て、実開昭57−43934号公報に開示されたものが
ある。図12は、従来技術のブレード位置決め構造を示
したものであり、保持部19cの上端部にはブレード8
に当接可能なブレード位置決め保持部としての3つの受
けゴマ27,28,29が保持部19c上端面から垂直
上方向に延びるように、鉛直線上に沿って固定取付され
ている。
【0003】かかる受けゴマ27,28,29によるブ
レード8の位置決めは、受けゴマ27でブレード8の下
端部のエッジ部8Aを、受けゴマ28でブレード8の下
端部のエッジ部8Bを、受けゴマ29の面29aでブレ
ード8の上端部のエッジ部8Cを、受けゴマ29の面2
9bでブレード8の上端部のエッジ部8Dを、夫々保持
して行うようになっている。
【0004】そして、受けゴマ27,28,29に位置
決め保持させたブレード8のフランジ部8a,8bをブ
レード8上方から被せたシェル4(図13参照)に溶接
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のブレード溶接用装置にあっては、次のような
問題点がある。即ち、ブレード8を位置決め保持する位
置決め保持部(受けゴマ27,28及び29)が各ブレ
ード8に対して共通の一体型の部材であるため、全ての
ブレード8に対して同一の位置決めを行うことになる。
【0006】このため、各ブレード8のロット違い等の
板厚バラツキや形状バラツキがある場合には、これらの
バラツキにより各ブレード8とシェル4との当接部の隙
間を最小に保持することはできず、即ち、各ブレード8
とシェル4との位置関係に前記バラツキが大きく影響
し、溶接品質が不安定になるという問題点があった。図
13を用いてこの従来技術の問題点を詳しく説明する
と、プレス工程上で、図の(a)のノミナル、(b)のエッジ
寸法(図14のエッジ部5までの寸法)バラツキ(短
い)、(c)のエッジ寸法バラツキ(長い)、(d)のカット
部のバリ6、(e)のブレードフォームバラツキ、(f)のフ
ランジフォームバラツキ(曲がり量)の各品質バラツキ
が発生した場合、各ブレード8を位置決め保持部材2で
受けると、ブレード8のフランジ部8a,8bの姿勢
(傾斜)に図のようなバラツキが生じる。
【0007】この状態で、シェル4をブレード8上方か
ら被せると、最も高いバラツキ位置((c)の位置)で、
シェル4がブレード8に当たり、シェル4をこれより下
方に下げることができず、結果として、シェル4と低い
位置にあるフランジ部8a,8bとの間の隙間が発生す
る。例えば、(b)の場合が最も隙間が大きい。この結
果、ブレード8のフランジ部8a,8bのシェル4への
溶接が不可能になったり、可能であっても大きな品質バ
ラツキが発生するのである。
【0008】又、上記の従来のブレード溶接用装置にあ
っては、次のような問題点もある。即ち、シェル4の内
面(トーラス面)のフォームとそのセンタ穴ピアスで
は、プレス加工工程が別々であるため、芯ずれが生じ
る。又、シェル4の材料の異方性により断面の方向に対
して形状がばらつく。更に、前述したようにブレード8
のフランジ部8a,8bのプレス加工がばらつく。
【0009】このような問題の単独或いは積み重ねによ
り、シェル4内面と各ブレード8のフランジ部8a,8
bの面とがずれを生じると、従来構造では、シェル4と
ブレード8間にフレキシビリティがないため、シェル4
内面と各ブレード8のフランジ8a,8bの面とに隙間
が生じ、前述したように、ブレード8のフランジ部8
a,8bのシェル4への溶接が不可能になったり、可能
であっても大きな品質バラツキが発生する。
【0010】一方、上記の従来のブレード溶接用装置に
あっては、更に次のような問題点もある。即ち、一般に
プレス部品のエッジ部は、図15に示すように、矢印の
プレス抜き方向に対して生じるバリa,剪断面b及び破
断面c等による凹凸部が生じており、このエッジ部を位
置決めのために接触して支持するのは相応しくない。
【0011】上記のブレードは、プレス部品からなって
おり、従来装置のように、受けゴマ27でブレード8の
エッジ部8Aを、受けゴマ28でブレード8のエッジ部
8Bを、受けゴマ29の面29aでブレード8のエッジ
部8Cを、受けゴマ29の面29bでブレード8のエッ
ジ部8Dを、夫々保持して行うようになっており、次の
ような問題が発生する。
【0012】即ち、ブレード8の下端部のエッジ部8A
とエッジ部8Bは、上記のように、バリ及び剪断面、破
断面等による凹凸部が生じており、これを受けゴマ2
7,28で支持した場合、適正な支持位置に対して、例
えば高さ方向にずれが生じる。又、ブレード8の上端部
のエッジ部8Cとエッジ部8Dも、上記のように、バリ
及び剪断面、破断面等による凹凸部が生じており、これ
を受けゴマ29の面で支持した場合、ブレード8の半径
方向の支持にガタ付きが発生する。
【0013】このため、ブレード8とシェル4との接合
上重要である、ブレード8のフランジ部8a,8bとシ
ェル4との隙間量や位置関係に悪影響を及ぼし、溶接品
質が不安定になるという問題点がある。そこで、本発明
は以上のような従来の問題点に鑑み、ブレードのフラン
ジ部とシェルとの隙間量や位置関係に適正にして、溶接
品質の安定化を図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、シェルに複数のブレードを溶接するべく該シ
ェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装置
であって、装置本体と、前記装置本体に設けられ、前記
シェルをその裏面を下側に向けて位置決め保持するシェ
ル位置決め保持部と、前記装置本体に各ブレード毎に独
立して設けられ、前記シェル位置決め保持部に保持され
たシェルの裏側に各ブレードを位置決め保持する複数の
ブレード位置決め保持部と、各ブレードに対応して設け
られ、各ブレードのフランジ部を前記シェル内面に押圧
するべく各ブレードを押し上げる複数の押上手段と、を
含んで構成した。
【0015】請求項2記載の発明は、シェルに複数のブ
レードを溶接するべく該シェルとブレードとを所定の関
係にセットする溶接用装置であって、装置本体と、前記
装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側に向
けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、前記装
置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、前記シェル
位置決め保持部に保持されたシェルの裏側に各ブレード
を位置決め保持する複数のブレード位置決め保持部と、
を含んで構成され、前記シェル位置決め保持部を、装置
本体に半径方向にスライド自由に支持されるスライド支
持部に設け、該スライド支持部を基準となる初期スライ
ド位置に位置させるべくスライド方向に押圧付勢する弾
性部材を設けるようにした。
【0016】請求項3記載の発明は、シェルに複数のブ
レードを溶接するべく該シェルとブレードとを所定の関
係にセットする溶接用装置であって、装置本体と、前記
装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側に向
けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、前記装
置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブレード
のシェルに対面する面と反対側の裏面のみに接触して各
ブレードを前記シェル位置決め保持部に保持されたシェ
ルの裏側に位置決め保持する複数のブレード位置決め保
持部と、を含んで構成した。
【0017】請求項4記載の発明は、シェルに複数のブ
レードを溶接するべく該シェルとブレードとを所定の関
係にセットする溶接用装置であって、装置本体と、前記
装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側に向
けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、前記装
置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、前記シェル
位置決め保持部に保持されたシェルの裏側に各ブレード
を位置決め保持する複数のブレード位置決め保持部と、
各ブレードに対応して設けられ、各ブレードのフランジ
部を前記シェル内面に押圧するべく各ブレードを押し上
げる複数の押上手段と、を含んで構成され、前記シェル
位置決め保持部を、装置本体に半径方向にスライド自由
に支持されるスライド支持部に設け、該スライド支持部
を基準となる初期スライド位置に位置させるべくスライ
ド方向に押圧付勢する弾性部材を設けるようにした。
【0018】請求項5記載の発明は、シェルに複数のブ
レードを溶接するべく該シェルとブレードとを所定の関
係にセットする溶接用装置であって、装置本体と、前記
装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側に向
けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、前記装
置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブレード
のシェルに対面する面と反対側の裏面のみに接触して各
ブレードを前記シェル位置決め保持部に保持されたシェ
ルの裏側に位置決め保持する複数のブレード位置決め保
持部と、各ブレードに対応して設けられ、各ブレードの
フランジ部を前記シェル内面に押圧するべく各ブレード
を押し上げる複数の押上手段と、を含んで構成した。
【0019】請求項6記載の発明は、シェルに複数のブ
レードを溶接するべく該シェルとブレードとを所定の関
係にセットする溶接用装置であって、装置本体と、前記
装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側に向
けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、前記装
置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブレード
のシェルに対面する面と反対側の裏面のみに接触して各
ブレードを前記シェル位置決め保持部に保持されたシェ
ルの裏側に位置決め保持する複数のブレード位置決め保
持部と、を含んで構成され、前記シェル位置決め保持部
を、装置本体に半径方向にスライド自由に支持されるス
ライド支持部に設け、該スライド支持部を基準となる初
期スライド位置に位置させるべくスライド方向に押圧付
勢する弾性部材を設けるようにした。
【0020】請求項7記載の発明は、シェルに複数のブ
レードを溶接するべく該シェルとブレードとを所定の関
係にセットする溶接用装置であって、装置本体と、前記
装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側に向
けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、前記装
置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブレード
のシェルに対面する面と反対側の面のみに接触して各ブ
レードを前記シェル位置決め保持部に保持されたシェル
の裏側に位置決め保持する複数のブレード位置決め保持
部と、各ブレードに対応して設けられ、各ブレードのフ
ランジ部を前記シェル内面に押圧するべく各ブレードを
押し上げる複数の押上手段と、を含んで構成され、前記
シェル位置決め保持部を、装置本体に半径方向にスライ
ド自由に支持されるスライド支持部に設け、該スライド
支持部を基準となる初期スライド位置に位置させるべく
スライド方向に押圧付勢する弾性部材を設けるようにし
た。
【0021】請求項8記載の発明は、前記押上手段を、
ブレードを弾性力でシェル側に付勢する付勢部材から構
成するようにした。請求項9記載の発明は、前記付勢部
材を、ピンを介してブレードを押圧付勢するスプリング
から構成するようにした。
【0022】請求項10記載の発明は、前記付勢部材
を、ブレードを直接押圧付勢する板ばねとした。請求項
11記載の発明は、前記押上手段を、各ブレード位置決
め保持部が取り付けられて上下方向に可動する上下方向
可動部を弾性力でシェル側に付勢する付勢部材から構成
するようにした。
【0023】請求項12記載の発明は、前記押上手段
を、各ブレード位置決め保持部に設けられ、ブレードを
弾性力でシェル側に付勢する第1の付勢部材と、各ブレ
ード位置決め保持部が取り付けられて上下方向に可動す
る上下方向可動部を弾性力でシェル側に付勢する第2の
付勢部材とから構成するようにした。
【0024】
【作用】請求項1記載の発明において、ブレード毎に独
立して設けられたブレード位置決め保持部の各押上手段
により、各ブレードをシェル裏面に押し付けることによ
り、各ブレードのロット違い等の板厚バラツキや形状バ
ラツキがある場合にも、各ブレードとシェルとの当接部
の隙間を最小に保持することができ、即ち、各ブレード
とシェルとの位置関係に前記バラツキが影響せず、溶接
品質が安定化する。
【0025】請求項2記載の発明において、ブレード位
置決め保持部の取付部として、装置本体に半径方向にス
ライド自由に支持される半径方向可動部を設けて、シェ
ルの組付時にブレード位置決め保持部に位置決め保持さ
れたブレードが半径方向にスライドできるようにした結
果、シェルとブレード間にフレキシビリティがあること
で、シェル内面と各ブレードのフランジ部の面とに隙間
が生じず、ブレードのフランジ部のシェルへの溶接が全
て可能になり、品質バラツキの発生がなくなる。
【0026】請求項3記載の発明において、ブレード位
置決め保持部により、ブレードの裏面のみを受けるよう
にして、バリの発生部や剪断面,破断面等のプレス品質
の安定しない部位を受けないようにするようにした結
果、ブレードとシェルとの接合上重要である、ブレード
のフランジ部とシェルとの隙間量や位置関係が良好とな
り、溶接品質の安定化を図れる。
【0027】請求項4記載の発明において、各ブレード
とシェルとの位置関係に前記バラツキが影響せず、溶接
品質が安定化し、かつシェルとブレード間にフレキシビ
リティがあることで、シェル内面と各ブレードのフラン
ジ部の面とに隙間が生じず、ブレードのフランジ部のシ
ェルへの溶接が全て可能になり、品質バラツキの発生が
なくなる。
【0028】請求項5記載の発明において、各ブレード
とシェルとの位置関係に前記バラツキが影響せず、溶接
品質が安定化し、かつ、ブレードとシェルとの接合上重
要である、ブレードのフランジ部とシェルとの隙間量や
位置関係が良好となり、溶接品質の安定化を図れる。請
求項6記載の発明において、シェルとブレード間にフレ
キシビリティがあることで、シェル内面と各ブレードの
フランジ部の面とに隙間が生じず、ブレードのフランジ
部のシェルへの溶接が全て可能になり、品質バラツキの
発生がなくなり、かつブレードとシェルとの接合上重要
である、ブレードのフランジ部とシェルとの隙間量や位
置関係が良好となり、溶接品質の安定化を図れる。
【0029】請求項7記載の発明において、各ブレード
とシェルとの位置関係に前記バラツキが影響せず、溶接
品質が安定化し、かつシェルとブレード間にフレキシビ
リティがあることで、シェル内面と各ブレードのフラン
ジ部の面とに隙間が生じず、ブレードのフランジ部のシ
ェルへの溶接が全て可能になり、品質バラツキの発生が
なくなると共に、ブレードとシェルとの接合上重要であ
る、ブレードのフランジ部とシェルとの隙間量や位置関
係が良好となり、溶接品質の安定化を図れる。
【0030】請求項8記載の発明において、ブレードは
付勢部材により弾性力でシェル側に付勢される。請求項
9記載の発明において、ブレードはピンを介してスプリ
ングの弾性力でシェル側に付勢される。請求項10記載
の発明において、ブレードは板ばねの弾性力でシェル側
に付勢される。
【0031】請求項11記載の発明において、ブレード
は付勢部材により上下方向可動部を介してシェル側に付
勢される。請求項12記載の発明において、ブレードは
第1の付勢部材により弾性力でシェル側に付勢され、第
2の付勢部材により上下方向可動部を介してシェル側に
付勢される。
【0032】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図1は、請求項1記載の発明の一実施例を示す
図で、トルクコンバータのシェル4にブレード8を溶接
する場合に使用するブレード溶接用装置の断面図であ
る。
【0033】この図において、装置は、装置本体9と、
この装置本体9に設けられ、前記シェル4をその裏面を
下側に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部1
0と、装置本体9に各ブレード8毎に独立して設けら
れ、前記シェル位置決め保持部10に保持されたシェル
4の裏側に各ブレード8を位置決め保持する図示しない
複数のブレード位置決め保持部と、各ブレード8に対応
して設けられ、各ブレード8のフランジ部8a,8bを
前記シェル4裏面に押圧するべく各ブレード8を押し上
げる複数の押上手段と、から構成される。
【0034】ここで、前記押上手段は、ブレード8を弾
性力でシェル4側に付勢する付勢部材から構成されてお
り、本実施例において、付勢部材は、固定部11に設け
られた取付孔12に移動可能に挿入されるピン13と、
該取付孔12内底面とピン13底面との間に介装され、
前記ピン13を上方向に弾性付勢するスプリング14と
から構成され、各固定部11にはピン13とスプリング
14とからなる付勢部材が2つずつ設けられている。
【0035】この場合、一方のピン13は固定部11上
面から垂直方向に延びるように、鉛直線上に沿って設け
られ、他方のピン13は固定部11上面から所定角度傾
斜して外側に延びるように、鉛直線に対して所定角度を
なす線上に沿って設けられている。尚、以上の構成のブ
レード溶接用装置には、シェル4の裏側にガスを流すガ
ス流路が設けられている。
【0036】このガス流路は、装置本体9の下部の中央
部の流入口15Aから放射状に夫々外周方向に延びた
後、夫々軸方向に延びてシェル4の外端部側の裏面と相
対向するように装置本体9の固定部11外面に流出口1
5Bを介して開口する複数本の供給側ガス流路15と、
シェル4の内端部側の裏面と相対向する装置本体9の固
定部11裏面に配された複数の流入口16Aから夫々軸
方向に延びた後、装置本体9の中央部に向かって夫々放
射方向に延び、更に、前記固定部材17に軸方向に延び
た排出口16Bを介して開口する逃げ側ガス流路16と
から構成されている。前記流入口15Aには図示しない
ガス供給源に接続されたガス供給管18が連結される。
【0037】前記ガスとしては、例えば、窒素ガス(N
2 ),アルゴンガス(Ar)或いはドライエア等が用い
られる。そして、装置本体9に保持されたシェル4とブ
レード8のフランジ8a,8bとを溶接する際には、装
置本体9の図中上方に配設した図示しないビーム溶接装
置のビーム発射部からビームを溶接箇所に照射しなが
ら、装置本体9を回転させ、シェル4とブレード8のフ
ランジ部8a,8bとを貫通溶接する。
【0038】かかる構成において、前記ブレード8の位
置決め保持時には、2つのピン13がブレード8のフラ
ンジ部8aに当接され、スプリング14の弾性力によ
り、フランジ部8aを上方に押圧して、該フランジ部8
aをシェル4裏面に確実に押し付ける。このように、ブ
レード8毎に独立して設けられた固定部11の各押上手
段により、各ブレード8をシェル4裏面に押し付けるこ
とにより、各ブレード8のロット違い等の板厚バラツキ
や形状バラツキがある場合にも、各ブレード8とシェル
4との当接部の隙間を最小に保持することができ、即
ち、各ブレード8とシェル4との位置関係に前記バラツ
キが影響せず、溶接品質が安定化する。
【0039】次に、請求項1記載の発明の他の実施例を
図2に基づいて説明する。この実施例において、押上手
段は、各ブレード位置決め保持部としての受けゴマ2
7,28及び29を弾性力でシェル4側に付勢する付勢
部材から構成されている。即ち、受けゴマ27,28及
び29を支持する支持部19は、装置本体20側の固定
部19aと該固定部19a上方に位置される上下方向可
動部19bとに分割形成される。上下方向可動部19b
に上端部には、前記受けゴマ27,28及び29の保持
部19cが取り付けられている。
【0040】付勢部材は、各支持部19の固定部19a
に設けられた取付孔21にブッシュ22を介して移動可
能に挿入される一対のピン23と、各ピン23のブッシ
ュ22からの突出部外周に装着され、前記ピン23を上
方向に弾性付勢する一対のスプリング24とから構成さ
れる。各ピン23の先端部は、前記上下方向可動部19
bの底部に設けられた取付孔25に嵌入される。又、上
下方向可動部19bの底面には前記ピン23外周に嵌装
され、前記スプリング24を含む固定部19aの上端部
外周を覆うカバー26が装着されている。
【0041】かかる構成においては、ピン23がスプリ
ング24により上方に弾性付勢されて押し上げられる結
果、ピン23と連動する可動部、即ち、上下方向可動部
19bが弾性付勢された押し上げられ、受けゴマ27,
28及び29が上方に押し上げられる。従って、かかる
構成においても、ブレード8毎に独立して設けられた各
押上手段により、各ブレード8をシェル4裏面に押し付
けることにより、各ブレード8のロット違い等の板厚バ
ラツキや形状バラツキがある場合にも、各ブレード8と
シェル4との当接部の隙間を最小に保持することがで
き、即ち、各ブレード8とシェル4との位置関係に前記
バラツキが影響せず、溶接品質が安定化する。
【0042】特に、かかる構成によると、図1の実施例
にはない次のような利点がある。即ち、各支持部19を
弾性力でシェル4側に付勢する構成とした結果、ピン2
3とスプリング24とから構成される付勢部材が、ブレ
ード8を保持する部位よりも下側に位置し、溶接時に発
生するスパッタがピン23表面に付着して該ピン23の
作動を妨げるようなことがなく、しかもカバー26でス
プリング24を覆うようにしたからより効果的にスパッ
タによる影響を阻止することができる。
【0043】従って、各ブレード8とシェル4との当接
部の隙間を最小に保持して、溶接品質を安定化させる効
果を確実に発揮できる。次に、請求項1記載の発明の更
に他の実施例を図3及び図4に基づいて説明する。この
実施例においては、前記押上手段を、ブレード8を弾性
力でシェル4側に付勢する第1の付勢部材と、各ブレー
ド位置決め保持部を弾性力でシェル4側に付勢する第2
の付勢部材とから構成する。
【0044】即ち、この実施例においては、図2の実施
例の構成に、ブレード8を弾性力でシェル4側に付勢す
る第1の付勢部材としての板ばね30を受けゴマ29に
取り付けた構成である。この板ばね30は、受けゴマ2
9から垂直上方に伸び、先端部が受けゴマ29の方に湾
曲した形状に形成される。かかる受けゴマ29によるブ
レード8の位置決めは、板ばね30をブレード8の裏面
に圧接して行う。
【0045】かかる実施例の構成に基づく作用を図4に
基づいて説明する。装置本体20へブレード8をセット
した状態で、シェル4を上方から被せる(図5(a))。
シェル4がブレード8のフランジ部8a,8b先端に接
し、シェル4が更に押し下げられるに従って板ばね30
がブレード8の裏面に接しつつ撓む(図5(b))。ブレ
ード8のフランジ部8a,8bがシェル4に略面接触す
るに至ると、シェル4凹面に対するブレード8のフラン
ジ部8aの凸面の摩擦力によって、板ばね30がそれ以
上は撓まず、収まりの良い状態となる(図5(c))。そ
して、各ブレード8の全体の高さのバラツキ吸収のた
め、ピン23を介してスプリング24により支持された
上下方向可動部19bが押し下げられる(図5(d))。
【0046】次に、図2の実施例と図3の実施例との相
違を、図5及び図6を対照させて説明する。図2の実施
例では、図5に示すように、上下方向可動部19bが独
立して上下動することにより、各ブレード8のフランジ
部8a,8bが最も高い位置にてシェル4に接触するこ
とが可能となる。
【0047】しかし、ブレードの位置決めされる位置の
バラツキ((b)及び(c))やバリ((d))、更にフォーム
のバラツキ((e),(f))によって生じたフランジ部8
a,8bの傾斜バラツキの吸収は十分ではない。一方、
図3の実施例では、図6に示すように、ブレード8のフ
ランジ部の傾斜バラツキは、板バネ30の撓み量により
吸収されるため、フランジ部8aはシェル4に対して水
平に倣う。
【0048】又、各ブレード8の全体の高さのバラツキ
は、上下方向可動部19bの上下独立動作により吸収さ
れ、ブレード8の位置決めされる位置のバラツキ((b)
及び(c))やバリ((d))、更にフォームのバラツキ
((e),(f))によって生じたフランジ部8a,8bの傾
斜バラツキの吸収は十分である。従って、かかる構成に
おいては、各ブレード8のロット違い等の板厚バラツキ
や形状バラツキがある場合にも、各ブレード8とシェル
4との当接部の隙間を確実に最小に保持することがで
き、溶接品質がより安定化する。
【0049】図7及び図8は第1の付勢部材の他の実施
例を示す図であり、図7の実施例では、板バネ31の基
端部を受けゴマ29の傾斜面に取り付け、板バネ31の
先端部を受けゴマ29と反対側に湾曲させるようにして
いる。又、図8の実施例では、第1の付勢部材を、受け
ゴマ29に設けられた取付孔32に移動可能に挿入され
るピン33と、該取付孔32内底面とピン33底面との
間に介装され、前記ピン33を上下方向に弾性付勢する
スプリング34とから構成し、ピン33を受けゴマ29
から垂直方向に延びるように、鉛直線上に沿って設ける
ようにしている。
【0050】次に、請求項2記載の発明の一実施例につ
いて説明する。この実施例は、シェル位置決め保持部と
しての受けゴマを、装置本体に半径方向にスライド自由
に支持されるスライド支持部としての後述する半径方向
可動部に設け、該半径方向可動部を基準となるスライド
位置に位置させるべくスライド方向に押圧付勢する弾性
部材としてのスプリングを設けるようにしたものであ
る。
【0051】即ち、図9において、ブレード位置決め保
持部としての受けゴマ27,28及び29を支持する支
持部19は、図2の実施例と同様に、装置本体側の固定
部19aと該固定部19a上方に位置される上下方向可
動部19bとに分割形成される。そして、上下方向可動
部19bの上端部に設けられて、受けゴマ27,28及
び29を保持する保持部は、半径方向可動部19dとし
て構成される。
【0052】この場合、上下方向可動部19bの上面に
は、半径方向に延びるキー溝40が形成されており、こ
のキー溝40にはすべりキー41が嵌合固定されてい
る。前記半径方向可動部19dの下面には前記すべりキ
ー41にスライド自由に嵌合されるスライド溝42が形
成されており、すべりキー41とスライド溝42とによ
り、半径方向可動部19dが上下方向可動部19bの上
面に沿って半径方向にスライド自由に支持される。
【0053】上下方向可動部19bの内端部には、半径
方向可動部19dの内端面と所定の間隔をもって対面す
る位置へと垂直に延びるリテーナ43がネジ44により
固定取付されており、このリテーナ43内面と半径方向
可動部19dの内端面との間に、半径方向可動部19d
を常時半径方向外側に弾性付勢するスプリング45が介
装されている。
【0054】又、上下方向可動部19bの外端部には、
半径方向可動部19dの内端面と所定の間隔をもって対
面する位置へと垂直に延びるスライドストッパ46が固
定取付されており、このスライドストッパ46内面に半
径方向可動部19dの外端面が当接して、半径方向可動
部19dの半径方向外側へのスライド位置を規制するよ
うにしている。
【0055】次に、かかる構成の作用を図10を参照し
て説明する。図10(A)は、シェル4の組付初期の状
態を示しており、シェル4の内面(トーラス面)4aが
ブレード8のフランジ部8aに先ずA部で接触する。こ
の場合、従来技術の項で説明したように、シェル4の内
面4aのフォームとセンタ穴4bピアスでは、プレス加
工工程が別々であるため、芯ずれが生じる点と、シェル
4の材料の異方性により断面の方向に対して形状がばら
つく点とブレード8のフランジ部8a,8bのプレス加
工がばらつく点とにより、シェル4内面と各ブレード8
のフランジ部8a,8bの面とがずれを生じるとの理由
から、各ブレード8で、A部の位置は異なる。
【0056】図10(B)は、シェル4の組付中期の状
態を示しており、シェル4の内面4aでブレード8のフ
ランジ部8aを押し下げるに従って、半径方向可動部1
9dが中心方向にスライドし、シェル4内面とブレード
8のフランジ部8aとの接触点がA部からB部とフラン
ジ部8aの面に沿って移動する。この間で、シェル4と
ブレード8とがベストフィット(平均的に隙間最小とな
るように接触)すると、ブレード8はそれ以上はスライ
ドせずにストップする。
【0057】図10(C)は、シェル4の組付終了の状
態を示しており、各ブレード8が独立してスライドし、
シェル4内面とブレード8のフランジ部8a,8bと
が、ベストフィットしたところで組付が完了する。以上
のように、受けゴマ27,28及び29の取付部とし
て、半径方向にスライド自由に支持される半径方向可動
部19dを設けて、シェル4の組付時に受けゴマ27,
28及び29に位置決め保持されたブレード8が半径方
向にスライドできるようにした結果、シェル4とブレー
ド8間にフレキシビリティがあることで、シェル4の内
面4aと各ブレード8のフランジ部8a,8bの面とに
隙間が生じず、ブレード8のフランジ部8a,8bのシ
ェル4への溶接が全て可能になり、品質バラツキの発生
をなくすことができる。
【0058】尚、上記実施例において、半径方向可動部
19dをスプリング45により半径方向外側に弾性付勢
して、シェル4内面と各ブレード8のフランジ部8a,
8bの面の外周側の隙間を小さく抑えるようにしてい
る。これに代えて、半径方向可動部19dをスプリング
により半径方向内側に弾性付勢するようにしても良い。
次に、請求項3記載の発明の一実施例について説明す
る。
【0059】この実施例は、各ブレード位置決め保持部
を、各ブレードのシェルに対面する面と反対側の面のみ
に接触して各ブレードをシェルの裏側に位置決め保持す
る構成としたものである。即ち、図11において、保持
部19cには、ブレード8の図12に示したようなエッ
ジ部8A,8Bが形成される下端部を受ける受けゴマ4
7と、図12に示したようなエッジ部8C,8Dが形成
されるフランジ部8a,8b側を受ける同じくブレード
位置決め保持部としての受けゴマ48とが固定されてい
る。
【0060】受けゴマ47の上面には、ブレード8の下
端部が挿入位置される縦方向断面が略三角形状をなす溝
47aが形成されている。この溝47aのブレード8の
下端部の裏面に接する部分は斜めにカットされたテーパ
面47bとなっている。又、受けゴマ47には、溝47
aに挿入位置されたブレード8の下端部の表面を押さえ
る押さえ板ばね49が設けられている。
【0061】この押さえ板ばね49の一端部は受けこま
47のテーパ面47bが形成された側と反対側の上面に
固定され、他端部は水平に延びて溝47aの開放部半ば
を覆う位置に延びて、上方に湾曲されている。従って、
受けゴマ47の溝47aに挿入されたブレード8の下端
部は、前記テーパ面47bと押さえ板バネ49によって
挟持された状態で、受けゴマ47に受けられる。
【0062】一方、受けゴマ48は、保持部19cから
垂直上方に延び、その上端部には円柱形状の受け部48
aが設けられている。この受け部48aは、ブレード8
の上端部のフランジ部8a,8bとの境部の裏面に当接
して、該境部裏面を受ける。かかる構成によると、受け
ゴマ47により、ブレード8の下端部のエッジ部8A,
8Bから離れた裏面を受けるようにして、バリの発生部
や剪断面,破断面等のプレス品質の安定しない部位を受
けないようにすると共に、受けゴマ48により、ブレー
ド8の上端部のフランジ部8a,8bとの境部の裏面と
いうプレス品質の安定している部位を受けるようにした
結果、ブレード8とシェル4との接合上重要である、ブ
レード8のフランジ部8a,8bとシェル4との隙間量
や位置関係が良好となり、溶接品質の安定化を図れる。
【0063】又、特に、受けゴマ48により、ブレード
8の上端部のフランジ部8a,8bとの境部の裏面を受
けるようにした結果、ブレード8の下端部のエッジ部8
A,8Bが受けゴマ47の溝47a内面に接するのを防
止でき、受けゴマ47の溝47a内面でエッジ部8A,
8Bというプレス品質の不安定な部位を受けてしまうの
を防止できる。
【0064】尚、上述のように、図1〜4,6,7,8
に基づいて、請求項1記載の発明の実施例について説明
し、図9,10に基づいて、請求項2記載の発明の実施
例について説明し、図11に基づいて、請求項3記載の
発明の実施例について説明したが、図1〜4,6,7,
8と図9,10の実施例を組み合わせた構成(請求項4
記載の発明)、図1〜4,6,7,8と図11の実施例
を組み合わせた構成(請求項5記載の発明)、図9,1
0と図11の実施例を組み合わせた構成(請求項6記載
の発明)、図1〜4,6,7,8と図9,10と図11
の実施例を組み合わせた構成(請求項7記載の発明)と
しても良く、組み合わせにより、より効果的に溶接品質
の安定化効果が得られる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、各ブレード毎に独立して設けられ、シェル
の裏側に各ブレードを位置決め保持する複数のブレード
位置決め保持部を設け、各ブレードに対応して設けら
れ、各ブレードのフランジ部を前記シェル内面に押圧す
るべく各ブレードを押し上げる複数の押上手段を設ける
構成としたから、各ブレードのロット違い等の板厚バラ
ツキや形状バラツキがある場合にも、各ブレードとシェ
ルとの当接部の隙間を最小に保持することができ、即
ち、各ブレードとシェルとの位置関係に前記バラツキが
影響せず、溶接品質が安定化する。
【0066】請求項2記載の発明において、ブレード位
置決め保持部の取付部として、装置本体に半径方向にス
ライド自由に支持される半径方向可動部を設けて、シェ
ルの組付時にブレード位置決め保持部に位置決め保持さ
れたブレードが半径方向にスライドできるようにした結
果、シェルとブレード間にフレキシビリティがあること
で、シェル内面と各ブレードのフランジ部の面とに隙間
が生じず、ブレードのフランジ部のシェルへの溶接が全
て可能になり、品質バラツキの発生をなくすことができ
る。
【0067】請求項3記載の発明によれば、ブレード位
置決め保持部により、ブレードの裏面のみを受けるよう
にして、バリの発生部や剪断面,破断面等のプレス品質
の安定しない部位を受けないようにするようにした結
果、ブレードとシェルとの接合上重要である、ブレード
のフランジ部とシェルとの隙間量や位置関係が良好とな
り、溶接品質の安定化を図れる。
【0068】請求項4記載の発明によれば、各ブレード
とシェルとの位置関係に前記バラツキが影響せず、溶接
品質が安定化し、かつシェルとブレード間にフレキシビ
リティがあることで、シェル内面と各ブレードのフラン
ジ部の面とに隙間が生じず、ブレードのフランジ部のシ
ェルへの溶接が全て可能になり、品質バラツキの発生が
なくなる。
【0069】請求項5記載の発明によれば、各ブレード
とシェルとの位置関係に前記バラツキが影響せず、溶接
品質が安定化し、かつ、ブレードとシェルとの接合上重
要である、ブレードのフランジ部とシェルとの隙間量や
位置関係が良好となり、溶接品質の安定化を図れる。請
求項6記載の発明によれは、シェルとブレード間にフレ
キシビリティがあることで、シェル内面と各ブレードの
フランジ部の面とに隙間が生じず、ブレードのフランジ
部のシェルへの溶接が全て可能になり、品質バラツキの
発生がなくなり、かつブレードとシェルとの接合上重要
である、ブレードのフランジ部とシェルとの隙間量や位
置関係が良好となり、溶接品質の安定化を図れる。
【0070】請求項7記載の発明によれば、各ブレード
とシェルとの位置関係に前記バラツキが影響せず、溶接
品質が安定化し、かつシェルとブレード間にフレキシビ
リティがあることで、シェル内面と各ブレードのフラン
ジ部の面とに隙間が生じず、ブレードのフランジ部のシ
ェルへの溶接が全て可能になり、品質バラツキの発生が
なくなると共に、ブレードとシェルとの接合上重要であ
る、ブレードのフランジ部とシェルとの隙間量や位置関
係が良好となり、溶接品質の安定化を図れる。
【0071】請求項8記載の発明によれば、ブレードを
付勢部材により弾性力でシェル側に安定して付勢するこ
とができる。請求項9記載の発明によれば、ブレードを
ピンを介してスプリングの弾性力でシェル側に安定して
付勢することができる。請求項10記載の発明によれ
ば、ブレードを板ばねの弾性力でシェル側に安定して付
勢することができる。
【0072】請求項11記載の発明によれは、ブレード
を付勢部材により上下方向可動部を介してシェル側に安
定して付勢することができる。請求項12記載の発明に
よれは、ブレードを第1の付勢部材により弾性力でシェ
ル側に付勢でき、第2の付勢部材により上下方向可動部
を介してシェル側に付勢でき、ブレードをより安定して
シェル側に安定して付勢することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1記載の発明の一実施例を示す断面図
【図2】 請求項1記載の発明の他の実施例を示す図
で、(A)は断面図、(B)は平面図
【図3】 請求項1記載の発明の更に他の実施例の斜視
【図4】 同上実施例の作用を説明する概略断面図
【図5】 図2の実施例の特徴を説明する概略断面図
【図6】 図3の実施例の特徴を説明する概略断面図
【図7】 第1の付勢部材の他の実施例を示す断面図
【図8】 第1の付勢部材の更に他の実施例を示す断面
【図9】 請求項2記載の発明の一実施例を示す断面図
【図10】 同上実施例の作用を説明する断面図
【図11】 請求項3記載の発明の一実施例を示す断面図
【図12】 従来のブレード溶接用装置におけるブレード
位置決め保持構造を示す斜視図
【図13】 従来のブレード溶接用装置の作用を示す概略
断面図
【図14】 図13(a)中X矢視拡大図
【図15】 一般のプレス部品のエッジ部の形態を示す図
【符号の説明】
4 シェル 8 ブレード 8a,8b フランジ部 9 装置本体 10 シェル位置決め保持部 13 ピン 14 スプリング 19 支持部 19a 固定部 19b 上下方向可動部 19d 半径方向可動部 23 ピン 24 スプリング 27,28,29 受けゴマ 30 板ばね 31 板バネ 33 ピン 34 スプリング 41 すべりキー 42 スライド溝 45 スプリング 47 受けゴマ 48 受けゴマ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェルに複数のブレードを溶接するべく該
    シェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装
    置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側
    に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、 前記装置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、前記
    シェル位置決め保持部に保持されたシェルの裏側に各ブ
    レードを位置決め保持する複数のブレード位置決め保持
    部と、 各ブレードに対応して設けられ、各ブレードのフランジ
    部を前記シェル内面に押圧するべく各ブレードを押し上
    げる複数の押上手段と、 を含んで構成したことを特徴とするブレード溶接用装
    置。
  2. 【請求項2】シェルに複数のブレードを溶接するべく該
    シェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装
    置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側
    に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、 前記装置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、前記
    シェル位置決め保持部に保持されたシェルの裏側に各ブ
    レードを位置決め保持する複数のブレード位置決め保持
    部と、 を含んで構成され、 前記シェル位置決め保持部を、装置本体に半径方向にス
    ライド自由に支持されるスライド支持部に設け、該スラ
    イド支持部を基準となる初期スライド位置に位置させる
    べくスライド方向に押圧付勢する弾性部材を設けたこと
    を特徴とするブレード溶接用装置。
  3. 【請求項3】シェルに複数のブレードを溶接するべく該
    シェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装
    置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側
    に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、 前記装置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブ
    レードのシェルに対面する面と反対側の裏面のみに接触
    して各ブレードを前記シェル位置決め保持部に保持され
    たシェルの裏側に位置決め保持する複数のブレード位置
    決め保持部と、 を含んで構成したことを特徴とするブレード溶接用装
    置。
  4. 【請求項4】シェルに複数のブレードを溶接するべく該
    シェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装
    置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側
    に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、 前記装置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、前記
    シェル位置決め保持部に保持されたシェルの裏側に各ブ
    レードを位置決め保持する複数のブレード位置決め保持
    部と、 各ブレードに対応して設けられ、各ブレードのフランジ
    部を前記シェル内面に押圧するべく各ブレードを押し上
    げる複数の押上手段と、 を含んで構成され、 前記シェル位置決め保持部を、装置本体に半径方向にス
    ライド自由に支持されるスライド支持部に設け、該スラ
    イド支持部を基準となる初期スライド位置に位置させる
    べくスライド方向に押圧付勢する弾性部材を設けたこと
    を特徴とするブレード溶接用装置。
  5. 【請求項5】シェルに複数のブレードを溶接するべく該
    シェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装
    置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側
    に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、 前記装置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブ
    レードのシェルに対面する面と反対側の裏面のみに接触
    して各ブレードを前記シェル位置決め保持部に保持され
    たシェルの裏側に位置決め保持する複数のブレード位置
    決め保持部と、 各ブレードに対応して設けられ、各ブレードのフランジ
    部を前記シェル内面に押圧するべく各ブレードを押し上
    げる複数の押上手段と、 を含んで構成したことを特徴とするブレード溶接用装
    置。
  6. 【請求項6】シェルに複数のブレードを溶接するべく該
    シェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装
    置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側
    に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、 前記装置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブ
    レードのシェルに対面する面と反対側の裏面のみに接触
    して各ブレードを前記シェル位置決め保持部に保持され
    たシェルの裏側に位置決め保持する複数のブレード位置
    決め保持部と、 を含んで構成され、 前記シェル位置決め保持部を、装置本体に半径方向にス
    ライド自由に支持されるスライド支持部に設け、該スラ
    イド支持部を基準となる初期スライド位置に位置させる
    べくスライド方向に押圧付勢する弾性部材を設けたこと
    を特徴とするブレード溶接用装置。
  7. 【請求項7】シェルに複数のブレードを溶接するべく該
    シェルとブレードとを所定の関係にセットする溶接用装
    置であって、 装置本体と、 前記装置本体に設けられ、前記シェルをその裏面を下側
    に向けて位置決め保持するシェル位置決め保持部と、 前記装置本体に各ブレード毎に独立して設けられ、各ブ
    レードのシェルに対面する面と反対側の面のみに接触し
    て各ブレードを前記シェル位置決め保持部に保持された
    シェルの裏側に位置決め保持する複数のブレード位置決
    め保持部と、 各ブレードに対応して設けられ、各ブレードのフランジ
    部を前記シェル内面に押圧するべく各ブレードを押し上
    げる複数の押上手段と、 を含んで構成され、 前記シェル位置決め保持部を、装置本体に半径方向にス
    ライド自由に支持されるスライド支持部に設け、該スラ
    イド支持部を基準となる初期スライド位置に位置させる
    べくスライド方向に押圧付勢する弾性部材を設けたこと
    を特徴とするブレード溶接用装置。
  8. 【請求項8】前記押上手段は、ブレードを弾性力でシェ
    ル側に付勢する付勢部材から構成されてなる請求項1,
    4,5又は7記載のブレード溶接用装置。
  9. 【請求項9】前記付勢部材は、ピンを介してブレードを
    押圧付勢するスプリングから構成されてなる請求項8記
    載のブレード溶接用装置。
  10. 【請求項10】前記付勢部材は、ブレードを直接押圧付勢
    する板ばねである請求項8記載のブレード溶接用装置。
  11. 【請求項11】前記押上手段は、各ブレード位置決め保持
    部が取り付けられて上下方向に可動する上下方向可動部
    を弾性力でシェル側に付勢する付勢部材から構成されて
    なる請求項1,4,5又は7記載のブレード溶接用装
    置。
  12. 【請求項12】前記押上手段は、各ブレード位置決め保持
    部に設けられ、ブレードを弾性力でシェル側に付勢する
    第1の付勢部材と、各ブレード位置決め保持部が取り付
    けられて上下方向に可動する上下方向可動部を弾性力で
    シェル側に付勢する第2の付勢部材とから構成されてな
    る請求項1,4,5又は7記載のブレード溶接用装置。
JP17443494A 1993-12-27 1994-07-26 ブレード溶接用装置 Pending JPH07232296A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103909368A (zh) * 2012-12-29 2014-07-09 南通大通宝富风机有限公司 一种风机叶片的定位装置
CN106563886A (zh) * 2016-08-31 2017-04-19 杭州钱江万胜电器制造有限公司 压缩机消音器装配设备及其使用方法
CN113523632A (zh) * 2021-07-26 2021-10-22 唐山开元自动焊接装备有限公司 一种搅拌车叶片对接制备工艺及专用工装
CN119870986A (zh) * 2025-03-31 2025-04-25 浙江亿利达风机股份有限公司 一种叶轮全自动激光焊接生产线及工艺方法

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