JPH07232794A - 強化プラスチック製二重殻タンクの検知層の形成方法 - Google Patents

強化プラスチック製二重殻タンクの検知層の形成方法

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JPH07232794A
JPH07232794A JP6045092A JP4509294A JPH07232794A JP H07232794 A JPH07232794 A JP H07232794A JP 6045092 A JP6045092 A JP 6045092A JP 4509294 A JP4509294 A JP 4509294A JP H07232794 A JPH07232794 A JP H07232794A
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JP
Japan
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sheet
tank
reinforced plastic
steel
detecting layer
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Pending
Application number
JP6045092A
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English (en)
Inventor
Katsumi Hayashi
勝美 林
Kunio Hasegawa
邦夫 長谷川
Keiichi Tatsumi
啓一 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOOKEN KK
YOKEN CO Ltd
Original Assignee
YOOKEN KK
YOKEN CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】強化プラスチック製二重殻タンクの検知層とし
て、上記検知層が長期にわたり安定して検知能を保持す
るようにすること。 【構成】強化プラスチック製二重殻タンクに於いて、強
化プラスチック製被覆と鋼製タンクとの間に形成される
検知層内に、合成樹脂製メッシュシートを介在させるこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強化プラスチック製二重
殻タンクの検知層を形成する方法に関し、更に詳しくは
強化プラスチック製被覆と鋼製タンクとの間に形成され
る検知層が、安定して長期にわたり一定した検知能力を
発揮するようになす方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に関連して、石油燃料を取り扱う
給油取扱所(いわゆるガソリンスタンド)においては、
この給油所における地下貯蔵タンクに関する法律が平成
5年7月30日に改正され、現在施行されている。この
改正により、地下貯蔵タンクについては、従来の鋼製二
重殻タンクに替わって、外殻を強化プラスチック製と
し、内殻は従来通り鋼製タンクとするいわゆる強化プラ
スチック製二重殻タンクが認められるようになった。
【0003】更に詳しくは上記法律改正は、規制緩和を
狙いとして、従来は地下貯蔵のタンクは鋼製二重殻タン
クであったものを、タンク外面からの鋼の腐食を強化プ
ラスチックで防護するようになし、内殻はこれまでに確
立された技術に立脚して、構造強度面は鋼製構造とし
て、外殻は強化プラスチックで内殻は鉄鋼とするように
して、異種材料の複合化的な組合わせの二重殻タンクの
製造方法を可とするように改正されたものである。
【0004】この強化プラスチック(以下FRPとい
う)製二重殻タンク(以下単に二重タンクという)の代
表例を図1に示す。図1に於いて、1は外殻FRP、2
は内殻鋼タンク、3は検知層であり微小空間(通常0.
1mm程度)からなっている。4は漏洩検知管、5は漏
洩検知センサー、6は検知装置、7はタンクノズル、8
はマンホールである。図1のA−A’断面図を図2に、
A部の拡大図を図3に、B部の拡大図を図4に示す。尚
図4に於いて9はあな開き鋼板である。更に若干詳しく
説明すると以下の通りである。
【0005】地下貯蔵タンクの底部から危険物の最高液
面を越える部分までの外側に、厚さ2mm以上のガラス
繊維等を強化材とした強化プラスチックを微小間隙を有
するように被覆し、地下貯蔵タンクに被覆された強化プ
ラスチックと当該地下貯蔵タンクの間隙内に、漏れた危
険物を検知できる設備を設けるものである。そして強化
プラスチックの材料は、次の通りである。
【0006】(ア) 樹脂は、イソフタル酸系不飽和ポ
リエステル樹脂、ビスフェノール系不飽和ポリエステル
樹脂、ビニルエステル樹脂又はエポキシ樹脂とするこ
と。 (イ) ガラス繊維は、ガラスチョプドストランドマッ
ト(JIS R 3411)、ガラスロービング(JI
S R 3412)、処理ガラスクロス(JIS R
3416)又はガラスロービングクロス(JIS R
3417)とすること。
【0007】そして漏洩検知設備の構造は、地下貯蔵タ
ンクの損傷等により検知層に危険物が漏れた場合及び強
化プラスチックの損傷等により地下水が検知層に侵入し
た場合に、これらの現象を検知するための検知層に接続
する検知管内に設けられたセンサー及びセンサーが作動
した場合に警報を発する装置により構成されている。
【0008】この場合、完成したタンクを地面下に埋設
しても、土圧等は、外殻の強化プラスチックを介して内
殻の鋼製タンクに作用することとなる。また、従来法の
鋼製二重殻タンクの場合と異なって、内殻と外殻の間隙
は0.1mmと微小である。この微小な間隙は埋設され
ても、土圧等によって間隙がなくなることがないように
する必要がある。
【0009】しかしながらこの0.1mmという微小な
間隙を維持することは非常に難しく特に地面下にタンク
が埋設されるため、土圧により、間隙が更に小さくな
り、著しいときには間隙がなくなってしまうことがあ
る。このように間隙が小さくなったり、或はなくなった
りすると、検知層としての役目がなくなり、惹いてはタ
ンクそのものの安全性が損なわれるという重大な欠点と
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明が解
決しようとする課題は、上記強化プラスチック製二重殻
タンクの検知層に生ずる問題点を解決することである。
これを換言すれば上記検知層が長期にわたり安定して検
知能を保持するように検知層を形成する方法を新たに開
発することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題は、強化プラス
チック製二重殻タンクに於いて、強化プラスチック製被
覆と鋼製タンクとの間に形成される検知層内に、合成樹
脂製メッシュシートを介在させ、最終検知層の間隙とし
て0.1mm程度となるようになすことによって解決さ
れる。
【0012】但しメッシュシートとは厚み0.1〜0.
3mm程度で且つ面積空隙率が10〜30%のシートを
いう。従ってこの要件を具備するかぎり、そのシートの
形状、構造は特に限定されるものではない。
【0013】本発明者の研究によると、内殻の鋼製タン
クとその外殻に形成される強化プラスチック製被覆との
間の間隙(即ち検知層)に、合成樹脂製メッシュシート
を介在させて、最終的にその間隙を0.1mm程度とす
ることにより、この検知層が長期にわたり安定して検知
能を維持することが認められた。本発明はこの新しい知
見に基づいて完成している。
【0014】
【発明の作用並びに構成】本発明に於いて、強化プラス
チック製二重殻タンクの構造自体は従来から知られてい
るものがそのまま使用できる。その代表例は図1乃至図
4の通りである。そして本発明の最大の要旨は、従来の
上記二重タンクにおいて構成される間隙即ち検知層に、
合成樹脂製メッシュシートを介在させることである。こ
のシートの介在により、上記内側の鋼製タンクと外側の
強化プラスチック製タンクとの間に設けられた検知層に
長期にわたり安定した検知能を賦与することができる。
【0015】本発明に於いて、使用する合成樹脂製メッ
シュシートは原則として合成樹脂で製造されているが、
特にポリ塩化ビニリデン又はこれと同等の樹脂がその効
果上最も好ましい。シートの厚みは通常0.1〜0.3
mm、好ましくは0.2mm程度であり、この際厚みが
0.2mmに達しない場合には、検知層を漏洩した内容
物等が流れるのを妨げることとなり、また逆に0.3m
mより厚くなり過ぎると合成樹脂製メッシュシートにゆ
がみ、しわ、歪み、ふくれ等の障害が生ずることがあ
る。
【0016】このシートの面積空隙率は10〜30%、
好ましくは20%程度である。この際、空隙率が10%
未満の場合は、漏洩した内容物等の流出入がスムーズで
なくなり、又逆に30%より大きくなると、検知層を形
成する際のシートの施工面で支障を生ずることとなる。
【0017】以下に本発明のメッシュシートの好ましい
一例を示せば1.5〜2.0mmφの小穴が面積空隙率
が上記所定の範囲となるように適宜に設けられているも
のや、或は合成樹脂製繊維で網状に織られた織物等を例
示することができる。
【0018】本発明に於いて上記メッシュシートを検知
層内に介在させるに際しては、上記検知層内に該シート
が均等に介在できる手段であれば特に限定されることは
ないが、内殻鋼製タンクの外側に該シートを貼布するの
が好ましい。又、検知層の中間に介在させても、或は強
化プラスチック被覆側に形成しても勿論良い。この際鋼
製内殻タンクの塗装表面に、メッシュシートをゆがみ、
しわ等が生じないよう注意深く設置し、その上に、厚さ
2mm以上のガラス繊維等を強化材とした強化プラスチ
ックを微小間隙(0.1mm程度)を有するように被覆
成形する。
【0019】本発明に於いては、既に若干述べた通り上
記メッシュシートを使用する以外は強化プラスチック製
二重殻タンクそのものは、従来知られているものがその
まま使用できる。
【0020】本発明に於いては、さらにメッシュシート
と内殻の鋼製タンクとの間に、チップ状のスペーサーを
用いることができる。元来検知層はタンクの重量、その
他の荷重等によって外殻の強化プラスチック被覆がクリ
ープして検知層の隙間が密着し、内容物(ガソリン)の
漏れの流れが妨害されることがあるので、これらを更に
より良く未然に防止する目的で使用される。即ちこのス
ペーサーにより、より確実に検知の精度を上げることが
できる。このスペーサーは上記強化プラスチックと同じ
材質の合成樹脂が使用される。チップ状スペーサーの大
きさは通常3〜10mm、厚みは0.1〜0.3mm程
度である。スペーサーの設置間隔は通常20〜100m
m、好ましくは30〜50mm程度である。
【0021】
【実施例】表1に示す処方で、図1に示す二重タンクに
於いてその検知層に平均厚さ0.2mmで1.5mmφ
の小穴を空隙率が30%になるように均一に設けたポリ
塩化ビニリデン製シートを介在させた。この際、該シー
トは内殻の鋼製タンクに沿って形成した。このようにし
てテストプラントを形成し、実際に6ケ月間ガソリンを
流入して使用した。この結果、支障なく操作が出来、且
つ検知能も初期と同等の能力を発揮した。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明法によると、極めて安全なガソリ
ンスタンド用の強化プラスチック製二重殻タンクを提供
することが出来、その産業上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は強化プラスチック製二重殻タンクの断面
図である。
【図2】図2は図1のA−A’断面図である。
【図3】図3は図1のA部拡大説明図である。
【図4】図4は図1のB部拡大説明図である。
【符号の説明】
1:外殻FRP 2:内殻鋼製タンク 3:検知層 4:漏洩検知管 5:漏洩検知センサー 6:検知装置 7:タンクノズル 8:マンホール 9:あな開鋼板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強化プラスチック製二重殻タンクに於い
    て、強化プラスチック製被覆と鋼製タンクとの間に形成
    される検知層内に、合成樹脂製メッシュシートを介在さ
    せることを特徴とする強化プラスチック製二重殻タンク
    の検知層の形成方法。
  2. 【請求項2】上記メッシュシートがポリ塩化ビニリデン
    から成る請求項1に記載の強化プラスチック製二重殻タ
    ンクの検知層の形成方法。
  3. 【請求項3】上記メッシュシートが、その厚みが0.1
    〜0.3mmで、面積空隙率が10〜30%である請求
    項1または2に記載の強化プラスチック製二重殻タンク
    の検知層の形成方法。
JP6045092A 1994-02-18 1994-02-18 強化プラスチック製二重殻タンクの検知層の形成方法 Pending JPH07232794A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006071035A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Tamada Kogyo Kk 二重殻タンクにおける漏れ検知装置
CN105540094A (zh) * 2016-01-21 2016-05-04 平湖市欧迪雅厨卫设备有限公司 一种具有密封性能的储油罐
JP2023069908A (ja) * 2021-11-08 2023-05-18 株式会社技研 二重殻タンクの設置構造

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JP2006071035A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Tamada Kogyo Kk 二重殻タンクにおける漏れ検知装置
CN105540094A (zh) * 2016-01-21 2016-05-04 平湖市欧迪雅厨卫设备有限公司 一种具有密封性能的储油罐
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