JPH07233035A - 用時混合染毛剤組成物及び混合方法 - Google Patents

用時混合染毛剤組成物及び混合方法

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JPH07233035A
JPH07233035A JP6320866A JP32086694A JPH07233035A JP H07233035 A JPH07233035 A JP H07233035A JP 6320866 A JP6320866 A JP 6320866A JP 32086694 A JP32086694 A JP 32086694A JP H07233035 A JPH07233035 A JP H07233035A
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hair
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Yasuhiro Arai
泰裕 新井
Michihiro Yamaguchi
道広 山口
Masaaki Yasuda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、染色後の毛髪の感触がぱさつか
ず、染着性に優れた用時混合染毛剤組成物を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 第1剤が、染料、アニオン界面活性剤、両性
界面活性剤及び/又は半極性界面活性剤、高級脂肪酸、
水を含有し、第2剤が、酸化剤、水を含有し、第1剤と
第2剤とを混合して使用する際のpHを6〜8とするこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は染毛剤に関するものであ
る。より詳細には毛髪への染着性が良好で、染毛後の毛
髪の感触に優れた染毛剤に関するものである。特に白髪
の染毛に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、一般によく用いられている2液式
の染毛剤は芳香族アミノ化合物を主剤とする第1剤と、
過酸化水素等の酸化剤を主剤とする第2剤を使用時に混
合して使用するものである。使用に際してはこの混合物
を毛髪に塗布して用いるため、混合物は毛髪から垂れ落
ちない程度の粘度が必要である。このため従来の技術で
は、非イオン性界面活性剤水溶液の液晶領域を利用して
混合時の増粘系を得ている。すなわち、液晶形成濃度以
上の濃厚な非イオン性界面活性剤を染料と共に配合した
第1剤を、第2剤で稀釈して混合物を液晶領域に濃度調
整することにより増粘系を得ていた。しかしながら、非
イオン性界面活性剤の濃厚な従来系は、染色後の毛髪の
感触がぱさつき、また、混合時は液晶となるため染料の
分散が悪く、染着性が悪いという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記事情
に鑑み、染色後の毛髪の感触がぱさつかず、染着性に優
れた染毛剤を得るため種々検討を重ねた結果、染料を含
む第1剤として非イオン性界面活性剤を配合することな
く、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及び又は半
極性界面活性剤、高級脂肪酸、水を配合した場合に、染
色後、髪のぱさつきが無く、むしろなめらかになること
を、さらに第2剤との混合後のpHを6〜8に調整する
ことにより混合物が増粘することを見出し、本発明を完
成するに至った。本発明は、毛髪への染着性が良好で、
染毛後の毛髪の感触に優れた染毛剤を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の要旨は、第1剤が、染料と、アニオン性界面活性剤
と、両性界面活性剤及び/又は半極性界面活性剤と、高
級脂肪酸と、水とを含有し、第2剤が、酸化剤と、水と
を含有し、第1剤と第2剤とを混合して使用する際のp
Hを6〜8とする用時混合染毛剤組成物に存在する。本
発明の第2の要旨は、染料と、アニオン性界面活性剤
と、両性界面活性剤及び/又は半極性界面活性剤と、高
級脂肪酸と、水とを含有する第1剤と、酸化剤と、水と
を含有する第2剤とを、混合時のpHが6〜8となるよ
うに混合する用時混合染毛剤組成物の混合方法に存在す
る。
【0005】以下本発明の構成につき詳細に説明する。
【0006】本発明で対象となる染料としては、酸化染
料と呼ばれる5−アミノオルトクレゾール(別名 パラ
アミノオルトクレゾール)、2−アミノ−4−ニトロフ
ェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、1−ア
ミノ−4−メチルアミノアントラキノン、3,3’−イ
ミノジフェノール、塩酸2,4−ジアミノフェノール、
塩酸トルエン−2,5−ジアミン、塩酸ニトロパラフェ
ニレンジアミン、塩酸パラフェニレンジアミン、塩酸N
−フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸メタフェニレ
ンジアミン、オルトアミノフェノール、酢酸N−フェニ
ルパラフェニレンジアミン、1,4−ジアミノアントラ
キノン、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミ
ン、トルエン−2,5−ジアミン、トルエン−3,4−
ジアミン、ニトロパラフェニレンジアミン、パラアミノ
フェニルスルファミン酸、パラアミノフェノール、パラ
ニトロオルトフェニレンジアミン、パラフェニレンジア
ミン、パラメチルアミノフェノール、N,N’−ビス
(4−アミノフェニル)−2,5−ジアミノ−1,4−
キノンジイミン(別名 バンドロフスキーベース)、2
−ヒドロキシ−5−ニトロ−2’,4’−ジアミノアゾ
ベンゼン−5−スルホン酸ナトリウム(別名 クロムブ
ラウンRH)、N−フェニルパラフェニレンジアミン、
メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、硫酸
5−アミノオルトクレゾール(別名 硫酸パラアミノオ
ルトクレゾール)、硫酸2−アミノ−5−ニトロフェノ
ール、硫酸オルトアミノフェノール、硫酸オルトクロル
パラフェニレンジアミン、硫酸4,4’−ジアミノジフ
ェニルアミン、硫酸トルエン−2,5−ジアミン、硫酸
ニトロパラフェニレンジアミン、硫酸パラアミノフェノ
ール、硫酸パラニトロオルトフェニレンジアミン、硫酸
パラニトロメタフェニレンジアミン、硫酸パラフェニレ
ンジアミン、硫酸パラメチルアミノフェノール、硫酸メ
タアミノフェノール、硫酸メタフェニレンジアミン、及
び又は植物染料と呼ばれるヘマティン、タンニン酸、カ
テコール、レゾルシン等の芳香族多価アルコールが挙げ
られる。
【0007】上記の染料は所望の染毛色に応じて、適宜
使用される。染料の配合量は、通常、0.001〜10
重量%であり、好ましくは0.01〜5重量%である。
【0008】アニオン性界面活性剤としては、例えば、
ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等の高
級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエ
タノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のア
ルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシン
ナトリウム等のN−アシルサルコシン酸、N−ミリスト
イル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メ
チルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッド
ナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POE
オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリル
エーテルリン酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチル
ヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモ
ノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸
ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホ
コハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベ
ンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシ
ルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸
塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−
ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリスト
イル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシル
グルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナト
リウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート
油等の硫酸化油、POEアルキルエーテルカルボン酸、
POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α‐オレ
フィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸
塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキ
ロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノー
ルアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパ
ラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウム
等が挙げられる。
【0009】本発明で用いられる両性界面活性剤は、通
常の化粧品基剤等に用いられる両性界面活性剤の全てを
適用することができる。具体例を挙げるならば、一般式
(A) で表されるアミドベタイン型両性界面活性剤[市販品と
してレボン2000(三洋化成製)、アノンBDF(日
本油脂製)等が該当]、一般式(B) で表されるアミドスルフォベタイン型両性界面活性剤
[市販品としてロンザイン−CS(ロンザ製)、ミラタ
インCBS(ミラノール製)等が該当]、一般式(C) で表されるベタイン型両性界面活性剤[市販品としてア
ノンBL(日本油脂製)、デハイントンAB−30(ヘ
ンケル製)等が該当]、一般式(D) で表されるスルフォベタイン型両性界面活性剤[市販品
としてロンザイン12CS(ロンザ製)等が該当]、一
般式(E) で表されるイミダゾリニウム型両性界面活性剤[市販品
としてオバゾリン662−N(東邦化学製)、アノンG
LM(日本油脂製)等が該当]等である。
【0010】また、半極性界面活性剤としては、一般式
(F) で表される第三級アミンオキサイド型半極性界面活性剤
[市販品としてユニセーフA−LM(日本油脂製)、ワ
ンダミンOX−100(新日本理化製)等が該当]等が
例示される。
【0011】ただし、一般式(A)〜(F)中、R
は、平均炭素原子数9ないし21のアルキル基又はア
ルケニル基が好ましく、平均炭素原子数11ないし17
のアルキル基又はアルケニル基がより好ましく、平均炭
素原子数11ないし13のアルキル基又はアルケニル基
が最も好ましい。平均炭素原子数が9未満では、9以上
の場合と比較して親水性が強く、1剤と2剤の混合時の
増粘が弱い。一方、21を超えると、21以下の場合と
比較して、水への溶解性が悪くなり、1剤中で成分が相
分離し、1剤としての安定性が悪くなる。
【0012】R2は平均炭素原子数10ないし18のア
ルキル基又はアルケニル基を表す。Xは2ないし4の整
数であり、Yは0ないし3の整数であり、Zは1または
2の整数である。
【0013】本発明においては、これらの両性界面活性
剤及び半極性界面活性剤のうちの任意の一種又は二種以
上を選んで用いることができる。
【0014】アニオン性界面活性剤と、両性界面活性剤
及び/又は半極性界面活性剤との重量比は、4/6〜6
/4が好ましい。この重量比範囲内では、1剤と2剤の
混合時においてより高い増粘効果が得られ、白髪の染着
及びその均一性も一層向上する。アニオン性界面活性剤
と両性界面活性剤及び/又は半極性界面活性剤から選ば
れる一種又は二種以上との総重量は5〜50重量%であ
る。5%より少ない場合には、それ以上の場合と比較し
て、混合時において増粘効果が低下し、50重量%を越
えると系が液晶となることがあるため好ましくない。
【0015】本発明で用いられる高級脂肪酸としては、
例えば、下記の一般式(G)で表される高級脂肪酸で、
通常の化粧品基剤等に用いられる高級脂肪酸の全てを適
用することができる。一般式(G) R3COOH ・・・(G)
【0016】ここでR3は、平均炭素数7〜25の直鎖
又は分岐鎖又は水酸基を有ずる飽和、不飽和炭化水素が
好ましく、平均炭素数9〜23の直鎖又は分岐鎖又は水
酸基を有する飽和、不飽和炭化水素がより好ましく、平
均炭素数11〜21の直鎖又は分岐鎖又は水酸基を有す
る飽和、不飽和炭化水素が最も好ましい。平均炭素数が
7未満では、それ以上の場合と比較して、混合時の増粘
が弱い。一方、25を超えると、それ以下の場合と比較
して、1剤中での溶解度が小さく、相分離し、高粘度に
なってしまう。
【0017】高級脂肪酸の具体例は、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘン酸等の飽和脂肪酸;2−パルミトレイン酸、ペト
ロセリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リシノール
酸、リノール酸、リノエライジン酸、リノレン酸、アラ
キドン酸等の不飽和脂肪酸、イソステアリン酸等の分枝
脂肪酸;12−ヒドロキシステアリン酸等のヒドロキシ
カルボン酸等が挙げられる。これらの内、安定性及び皮
膚刺激性の観点から、炭素数18の飽和脂肪酸が好まし
く、中でも分岐を有するものが好ましく、さらに好まし
くは室温で液状の脂肪酸、例えば、メチル分岐を有する
炭素数18の飽和脂肪酸又はオレイン酸がよい。市販品
としては、例えば、イソステアリン酸(エメリー# 87
1、# 875(エメリー社製))、オレイン酸(エクス
トラオイレン90、99(日本油脂製))等が挙げられ
る。
【0018】これらの高級脂肪酸の使用は、第1剤の低
温安定性を著しく向上させる。
【0019】本発明においては、以上の高級脂肪酸のう
ちの任意の一種又は二種以上が選ばれて用いられる。
【0020】混合時における増粘効果は高級脂肪酸の配
合量とともに高まる。特に、0.1〜5重量%配合する
ことが好ましい。
【0021】イソステアリン酸、オイレン酸等の室温で
液状の高級脂肪酸を用いると効果がより一層増大すると
ともに、−5℃以下の低温においても安定であった。
【0022】第1剤と第2剤の混合時のpHは6〜8で
ある。この範囲で、増粘効果は高く、使用時にたれ落ち
る等の問題はなく、使用性に優れた染毛剤となる。ま
た、白髪の染毛効果は一層向上する。混合物のpHを6
〜8とするには、例えば第1剤のpHとして系中の酸化
染料が分解しない程度のアルカリとし、第2剤のpHを
1剤と混合後の混合物のpHが6〜8になるように調整
すれば良い。
【0023】第1剤のpHを上記範囲に調整するために
は、例えばアルカリ性のpH調整剤を配合する。このp
H調整剤の具体例としては、通常、アンモニア水、モノ
エタノールアミン等のアルカノールアミン、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ、炭酸ナト
リウム等の炭酸アルカリ、ケイ酸ナトリウム等のケイ酸
アルカリが挙げられる。また、硫酸アンモニウム、硝酸
アンモニウム、塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム、
リン酸第一アンモニウム、リン酸第二アンモニウム等の
無機アンモニウム塩等も使用可能である。
【0024】尚、pHは、上述したように、pH調整剤
を第1剤と第2剤の混合前に配合しておく他に、混合時
に添加することにより調整することも可能である。この
場合、混合時とは、混合中もしくは混合後のことをいう
が、混合中に配合するのが好ましい。
【0025】また、従来の染毛剤は、1価アルコール
(炭素数2〜5)が配合されるが、本発明はその必要が
全くないため、使用感の優れた染毛剤となる。さらに、
従来の染毛剤では、染毛処理後にすすぎ、更にアフター
シャンプーする必要があったが、本発明の染毛剤はすす
ぎだけで泡立ちが起こり、アフターシャンプーが不要と
なる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明する。
【0027】まず、本発明の効果の評価法を示す。
【0028】1)毛髪ストランドによる染着性テスト 予めブリーチ処理した2gの毛髪ストランドに対して1
0gの染毛剤を塗布し、放置時間とL値との関係から評
価した。尚、L値とは、ハンターの色差式のLの値を示
す。
【0029】2)パネラーによる染着性、ぱさつき感比
較テスト 専門パネラー10名を用いて、一連の染毛操作を行った
場合の頭髪の染着性、及び乾燥後のぱさつき感を下記の
基準により評価した。 <染着性> ◎・・・染着性が著しく良好で均一に染まる ○・・・染着性が良好で均一に染まる △・・・やや染着性が劣る ×・・・むらに染まり染着性がない <ぱさつき感> ◎・・・ぱさつかず、なめらかな感触を与える ○・・・ぱさつかない Δ・・・ややぱさつく ×・・・著しくぱさつく
【0030】3)混合液の粘度 第1剤と第2剤を混合した場合の粘度をB型粘度計を用
いて測定し(30℃)、下記の基準により評価した。 ◎・・・4000cps.以上 ○・・・2000cps.以上4000cps.未満 △・・・800cps.以上2000cps.未満 ×・・・800cps.未満
【0031】4)低温安定性 1剤(100g)を−5℃の恒温槽に1ヶ月保存した後
の状態を目視により観察し、下記の基準により評価し
た。 ◎・・・当初と全く変わらない ○・・・当初と全く変わらないが僅かに増粘 △・・・僅かに濁りを生じる ×・・・分離を生じる
【0032】(実施例1、比較例1(従来系))下記に
示した本発明と従来系の第1剤と第2剤を3:1で混合
して染毛剤を調整し、毛髪ストランドを用いて本発明と
従来系の染着性の違いを放置時間とL値との関係から評
価した。
【0033】また、第1剤、第2剤、及び両者を混合後
の粘度を測定した。
【0034】 [第1剤] (実施例1) (重量%) ポリオキシエチレン(1.5) アルキル(12,13)エーテル 硫酸ナトリウム 10.0 ウンデシル―N−ヒドロキシ エチルーN−カルボキシメチル イミダゾリニウムベタイン 10.0 オレイン酸 3.0 モノエタノールアミン 2.0 L−アスコルビン酸 0.5 パラフェニレンジアミン 2.0精製水 バランス 合計 100.0 [第1剤] (比較例1) ポリオキシエチレン(3) オレイルエーテル 15.0 ポリオキシエチレン(4) オクチルフェニルエーテル 5.0 ベンジルアルコール 20.0 モノエタノールアミン 10.0 L−アスコルビン酸 0.5 パラフェニレンジアミン 2.0精製水 バランス 合計 100.0 [第2剤] 30%過酸化水素 20.0 リン酸 0.2 エデト酸 0.2精製水 バランス 合計 100.0
【0035】実施例1による処理後20分のL値は1
2.9、比較例では16.1であり、また目視によって
も、従来系に比較して本発明品は染着性が優れているこ
とが分かった。
【0036】また、実施例1の第1剤は、pH=9.
5、粘度=10cps、第2剤は、pH=1.5、粘度
=8cpsであり、両者を混合した後は、pH=7.
2、粘度=5000cpsとなり、顕著な増粘効果が認
められた。
【0037】次に、実施例1の第1剤及び第2剤を用
い、混合時にpH調整剤(モノエタノールアミンまたは
リン酸)を適宜加えてpH5、6、8の染毛剤を調合
し、粘度を測定したところ、それぞれ600、210
0、5900となり、pHを6〜8とした染毛剤では優
れた増粘効果が得られることが分かった。また、染毛処
理20分後のL値はそれぞれ21.0、12.4、1
1.8となり、pH6〜8の範囲で染着性が高いことが
分かった。
【0038】(実施例2〜7及び比較例2〜4)表1に
示す種々の組成の第1剤と、実施例1(あるいは比較例
1)で使用した第2剤を3:1〜1:2の割合に混合し
て得た染毛剤について、前記した評価法により評価し
た。なお、表1における染毛剤のpHは全て6〜8であ
った。結果をあわせて表1にまとめた。
【0039】表1に示された結果より、本発明の染毛剤
は染着性に優れ、ぱさつき感が無く、混合後の粘度も適
度であり、低温安定性にも優れていることがわかる。ま
た、従来の染毛剤で、第1剤を低粘度とし第2剤との混
合時に高い粘度を得るためには、比較例1に示すよう
に、非イオン界面活性剤を高濃度に配合し、1価のアル
コール(イソプロパノール)を加えて粘度を下げ混合時
に高粘度化するよう調整しているが、本発明では第1剤
を1価アルコールを含まずに低粘度とし、混合時に高粘
度化を達成することができる。
【0040】
【表1】
【0041】また、実施例2〜7の結果が示すように、
アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤との重量比が4
/6〜6/4の範囲内で、染着性、ぱさつき感、混合後
の粘度、低温安定性のいずれの効果もより向上すること
がわかる。
【0042】次に、実施例2の第1剤において、アニオ
ン性界面活性剤と両性界面活性剤の総重量(両者の比は
実施例2と同じとした)、あるいは高級脂肪酸の重量を
変化させたときの最終的な染毛剤の粘度を表2に示す。
他の成分の重量比は実施例2と同じとした。
【0043】
【表2】 表2から明らかなように、アニオン活性剤と両性活性剤
の総重量が5〜50重量%の範囲、及び高級脂肪酸の重
量が0.1〜5重量%で優れた増粘効果があることが分
かる。
【発明の効果】本発明により、毛髪への染着性が良好
で、染毛後の毛髪の感触に優れた染毛剤を提供すること
が可能となる。特に、本発明は、白髪の染毛剤として優
れた効果を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 道広 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地株式 会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 安田 正明 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地株式 会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1剤が、染料と、アニオン性界面活性
    剤と、両性界面活性剤及び/又は半極性界面活性剤と、
    高級脂肪酸と、水とを含有し、第2剤が、酸化剤と、水
    とを含有し、第1剤と第2剤とを混合して使用する際の
    pHを6〜8とすることを特徴とする用時混合染毛剤組
    成物。
  2. 【請求項2】 前記アニオン性界面活性剤と、両性界面
    活性剤及び/又は半極性界面活性剤との総重量が5〜5
    0重量%、高級脂肪酸の配合量が0.1〜5重量%であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の用時混合染毛剤組
    成物。
  3. 【請求項3】 前記アニオン性界面活性剤と、両性界面
    活性剤及び/又は半極性界面活性剤との重量比が4/6
    〜6/4であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の用時混合染毛剤組成物。
  4. 【請求項4】 前記第1剤は、炭素数2〜5の1価アル
    コールを含まないことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の用時混合染毛剤組成物。
  5. 【請求項5】 染料と、アニオン性界面活性剤と、両性
    界面活性剤及び/又は半極性界面活性剤と、高級脂肪酸
    と、水とを含有する第1剤と、酸化剤と、水とを含有す
    る第2剤とを、混合時のpHが6〜8となるように混合
    することを特徴とする用時混合染毛剤組成物の混合方
    法。
  6. 【請求項6】 前記アニオン性界面活性剤と、両性界面
    活性剤及び/又は半極性界面活性剤との総重量が5〜5
    0重量%、高級脂肪酸の配合量が0.1〜5重量%であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の用時混合染毛剤組
    成物の混合方法。
  7. 【請求項7】 前記アニオン性界面活性剤と、両性界面
    活性剤及び/又は半極性界面活性剤との重量比が4/6
    〜6/4であることを特徴とする請求項5又は6に記載
    の用時混合染毛剤組成物の混合方法。
  8. 【請求項8】 前記第1剤は、炭素数2〜5の1価アル
    コールを含まないことを特徴とする請求項5〜7のいず
    れか1項に記載の用時混合染毛剤組成物の混合方法。
JP32086694A 1993-12-27 1994-12-22 用時混合染毛剤組成物及び混合方法 Expired - Fee Related JP3816122B2 (ja)

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