JPH07233442A - 転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼 - Google Patents
転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼Info
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- JPH07233442A JPH07233442A JP6046339A JP4633994A JPH07233442A JP H07233442 A JPH07233442 A JP H07233442A JP 6046339 A JP6046339 A JP 6046339A JP 4633994 A JP4633994 A JP 4633994A JP H07233442 A JPH07233442 A JP H07233442A
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 SU440C鋼の耐摩耗性、耐食性を損なう
ことなく、転動疲労特性に優れた軸受鋼を提供すること
である。 【構成】 重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以下、Mn
2.0%以下、Cr 11〜20%、N 0.06〜0.20%、残部Feおよ
び不可避的不純物からなり、焼戻し後の硬さが59HRC以
上であることを特徴とする転動疲労特性に優れた耐摩耐
食軸受鋼であり、必要に応じてMo,W,V,Nbを特定
範囲内で添加することができる。
ことなく、転動疲労特性に優れた軸受鋼を提供すること
である。 【構成】 重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以下、Mn
2.0%以下、Cr 11〜20%、N 0.06〜0.20%、残部Feおよ
び不可避的不純物からなり、焼戻し後の硬さが59HRC以
上であることを特徴とする転動疲労特性に優れた耐摩耐
食軸受鋼であり、必要に応じてMo,W,V,Nbを特定
範囲内で添加することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転動寿命特性が優れた
耐摩耗性、耐食性を有するマルテンサイト系ステンレス
軸受鋼に関する。
耐摩耗性、耐食性を有するマルテンサイト系ステンレス
軸受鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、比較的高い温度で使用が可能
で、腐食環境に対しても優れた耐食性を有する軸受鋼と
して、JIS SUS440C鋼、BAS 440M鋼
(1.1C−14.5Cr−4Mo−Fe),0.7C
−12Cr鋼等が用いられている。これらのマルテンサ
イトステンレス鋼は、耐熱性、耐食性、耐摩耗性の点で
JIS G4805に規定されている高炭素クロム軸受
鋼(SUJ)より優れているが、転動疲労特性が劣る欠点
がある。上記鋼のうち、SUS440Cは製造時に巨大
な共晶炭化物が鋼中に残留し易く、そのため転動疲労特
性が低下する問題があった。この問題を解消する目的
で、CとCrをともに低めて転動疲労特性を改善した鋼
が特開昭53−103917号に提案されている。
で、腐食環境に対しても優れた耐食性を有する軸受鋼と
して、JIS SUS440C鋼、BAS 440M鋼
(1.1C−14.5Cr−4Mo−Fe),0.7C
−12Cr鋼等が用いられている。これらのマルテンサ
イトステンレス鋼は、耐熱性、耐食性、耐摩耗性の点で
JIS G4805に規定されている高炭素クロム軸受
鋼(SUJ)より優れているが、転動疲労特性が劣る欠点
がある。上記鋼のうち、SUS440Cは製造時に巨大
な共晶炭化物が鋼中に残留し易く、そのため転動疲労特
性が低下する問題があった。この問題を解消する目的
で、CとCrをともに低めて転動疲労特性を改善した鋼
が特開昭53−103917号に提案されている。
【0003】軸受は、機械などの軸の回転を案内し、回
転軸にかかる荷重を支え保持する重要な機械要素であ
り、あらゆる機械器具に使用されている。近年、機器類
においては、高性能化、高精度化の要求が高まる一方で
高速回転、使用温度、腐食雰囲気など、従来に増して使
用環境の厳しさに耐え得る軸受鋼が求められている。
転軸にかかる荷重を支え保持する重要な機械要素であ
り、あらゆる機械器具に使用されている。近年、機器類
においては、高性能化、高精度化の要求が高まる一方で
高速回転、使用温度、腐食雰囲気など、従来に増して使
用環境の厳しさに耐え得る軸受鋼が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開昭53−1
03917号の鋼は、転動寿命の点でSUS440C鋼
よりも優れているが、耐摩耗性、耐腐食性などの面で、
必ずしも軸受鋼として十分とはいえない問題があった。
これら耐摩耗性や耐腐食性の低下は機器類の性能や精度
を損なうだけでなく、騒音の発生原因にもなり軸受鋼と
して求められる重要な特性の一つである。本発明の目的
は、SU440C鋼の耐摩耗性、耐食性を損なうことな
く、転動疲労特性にも優れた軸受鋼を提供することであ
る。
03917号の鋼は、転動寿命の点でSUS440C鋼
よりも優れているが、耐摩耗性、耐腐食性などの面で、
必ずしも軸受鋼として十分とはいえない問題があった。
これら耐摩耗性や耐腐食性の低下は機器類の性能や精度
を損なうだけでなく、騒音の発生原因にもなり軸受鋼と
して求められる重要な特性の一つである。本発明の目的
は、SU440C鋼の耐摩耗性、耐食性を損なうことな
く、転動疲労特性にも優れた軸受鋼を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】転動疲労特性の向上のた
めには、耐摩耗性に有効な炭化物を基地中に微細に分散
させるとともに基地自体を強化し、さらに不安定な破壊
を防止する材料欠陥を少なくすることが重要である。発
明者が高C高Cr鋼を対象に、上述の炭化物の微細化と
基地自体の強化について鋭意検討した結果、Nを添加し
た鋼は、焼なまし状態でNをFeとCrの窒化物として形
成させ、これを焼入れすると窒化物が固溶して基地の硬
さを著しく高め、転動疲労特性や耐摩耗性を向上できる
ことを新たに見出した。
めには、耐摩耗性に有効な炭化物を基地中に微細に分散
させるとともに基地自体を強化し、さらに不安定な破壊
を防止する材料欠陥を少なくすることが重要である。発
明者が高C高Cr鋼を対象に、上述の炭化物の微細化と
基地自体の強化について鋭意検討した結果、Nを添加し
た鋼は、焼なまし状態でNをFeとCrの窒化物として形
成させ、これを焼入れすると窒化物が固溶して基地の硬
さを著しく高め、転動疲労特性や耐摩耗性を向上できる
ことを新たに見出した。
【0006】すなわち本発明は、重量%でC 0.5〜1.3
%、Si 1.5%以下、Mn 2.0%以下、Cr 11〜20%、N 0.0
6〜0.20%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、焼
戻し後の硬さが59HRC以上であることを特徴とする転動
疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼である。本発明鋼は上
記をベースとして、さらに耐摩耗性が必要な場合および
結晶粒の微細化が必要な場合には、Mo 5%以下、W 3%
以下、V 2%以下、Nb 1%以下から選ばれる一種または
二種以上の元素を組み合わせて添加することができる。
また本発明鋼は、重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以
下、Mn 2.0%以下、Cr 11〜20%、N 0.06〜0.20%、残
部Feおよび不可避的不純物からなり、焼なまし後の組
織中にFeとCrの微細な窒化物が形成されていることを
特徴とする転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼であ
り、Mo,W,V,Nbを上述の範囲内で含むことができ
る。
%、Si 1.5%以下、Mn 2.0%以下、Cr 11〜20%、N 0.0
6〜0.20%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、焼
戻し後の硬さが59HRC以上であることを特徴とする転動
疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼である。本発明鋼は上
記をベースとして、さらに耐摩耗性が必要な場合および
結晶粒の微細化が必要な場合には、Mo 5%以下、W 3%
以下、V 2%以下、Nb 1%以下から選ばれる一種または
二種以上の元素を組み合わせて添加することができる。
また本発明鋼は、重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以
下、Mn 2.0%以下、Cr 11〜20%、N 0.06〜0.20%、残
部Feおよび不可避的不純物からなり、焼なまし後の組
織中にFeとCrの微細な窒化物が形成されていることを
特徴とする転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼であ
り、Mo,W,V,Nbを上述の範囲内で含むことができ
る。
【0007】本発明の最大の特徴は、焼なまし状態にお
いてFeとCrの微細な窒化物を形成せしめ、軸受に製造
後の熱処理で容易に固溶するような状態を準備すること
である。SUS440Cなどの従来の軸受鋼は、その硬
さや耐摩耗性の付与を主にCrの炭化物に依存するため
高C高Cr組成となり、製造時に巨大な共晶炭化物が鋼
中に残存して転動疲労寿命が低下することがあったので
ある。本発明では、焼なまし時のFeとCrの微細な多数
の窒化物が焼入時に基地に固溶し、基地の強化が行なえ
るので、軸受の転動疲労特性と耐摩耗性を従来の鋼と比
較して著しく高めることができる。したがって、本発明
の適正な組成の組合せは上記の作用を考慮して決定する
ことができる。
いてFeとCrの微細な窒化物を形成せしめ、軸受に製造
後の熱処理で容易に固溶するような状態を準備すること
である。SUS440Cなどの従来の軸受鋼は、その硬
さや耐摩耗性の付与を主にCrの炭化物に依存するため
高C高Cr組成となり、製造時に巨大な共晶炭化物が鋼
中に残存して転動疲労寿命が低下することがあったので
ある。本発明では、焼なまし時のFeとCrの微細な多数
の窒化物が焼入時に基地に固溶し、基地の強化が行なえ
るので、軸受の転動疲労特性と耐摩耗性を従来の鋼と比
較して著しく高めることができる。したがって、本発明
の適正な組成の組合せは上記の作用を考慮して決定する
ことができる。
【0008】
【作用】以下に本発明鋼の成分限定理由について述べ
る。Cはマルテンサイト系ステンレス鋼の硬さを得る上
で最も重要な元素の一つである。また、Crの他、Mo,
W,V,Nbと炭化物をつくり、耐摩耗性の向上に寄与
する。本発明の鋼の高強度を得るためには、最低0.5%以
上必要であるが、1.3%を越えると共晶炭化物が粗大化し
て転動疲労特性が低下するため、Cの範囲を0.5〜1.3%
に限定する。望ましいCの範囲は1.0〜1.2%である。Si
は、鋼の脱酸元素として必要な添加元素である。しか
し、過度のSiの添加は、靭性の低下が著しくなるた
め、1.5%以下とする。Siの望ましい添加量は1.2%以下
である。
る。Cはマルテンサイト系ステンレス鋼の硬さを得る上
で最も重要な元素の一つである。また、Crの他、Mo,
W,V,Nbと炭化物をつくり、耐摩耗性の向上に寄与
する。本発明の鋼の高強度を得るためには、最低0.5%以
上必要であるが、1.3%を越えると共晶炭化物が粗大化し
て転動疲労特性が低下するため、Cの範囲を0.5〜1.3%
に限定する。望ましいCの範囲は1.0〜1.2%である。Si
は、鋼の脱酸元素として必要な添加元素である。しか
し、過度のSiの添加は、靭性の低下が著しくなるた
め、1.5%以下とする。Siの望ましい添加量は1.2%以下
である。
【0009】MnはSiと同じく脱酸剤として用いられ、
またオーステナイト安定化元素である窒素と同時に用い
るため、焼入れ時に残留オーステナイトが過多となるの
で、2.0%以下とする。望ましいMnの含有量は1.5%以下
である。Crは、本発明鋼の耐食性を向上させるため必
須の元素であるとともに、硬質のCr系炭化物を作り、
耐摩耗性を向上させる効果がある。本発明鋼に耐食性、
耐摩耗性を共に向上させるためには、最低11%の含有量
が必要である。しかし、Crが多過ぎると共晶炭化物が
粗大化し、転動疲労特性を低下させる原因となるため、
その上限を2.0%とする。Crの望ましい範囲は15〜18%で
ある。
またオーステナイト安定化元素である窒素と同時に用い
るため、焼入れ時に残留オーステナイトが過多となるの
で、2.0%以下とする。望ましいMnの含有量は1.5%以下
である。Crは、本発明鋼の耐食性を向上させるため必
須の元素であるとともに、硬質のCr系炭化物を作り、
耐摩耗性を向上させる効果がある。本発明鋼に耐食性、
耐摩耗性を共に向上させるためには、最低11%の含有量
が必要である。しかし、Crが多過ぎると共晶炭化物が
粗大化し、転動疲労特性を低下させる原因となるため、
その上限を2.0%とする。Crの望ましい範囲は15〜18%で
ある。
【0010】Nは、本発明合金において最も重要な元素
である。すなわち、Nを添加することにより、焼なまし
状態でNをFeとCrの微細な窒化物、例えば(Cr・Fe)2
Nとして形成させた後、焼入れを行なうとこれらの窒化
物が固溶して基地を強化する効果がある。本発明のこれ
らの特徴は、後に説明する実施例4などの組織、X線回
折結果から明らかにわかる。また、Nの添加は、基地中
に残留する一次炭化物の粗大成長を抑制する効果もあ
り、軸受として重要な転動疲労特性および耐摩耗性の向
上に特に有効である。Nが0.06%以下では、その効果が
得られず、また0.2%を越えて含有させると残留オーステ
ナイト相をマルテンサイト相に変態させることができな
くなり、硬さが低下するためその上限を0.2%とする。N
の望ましい範囲は0.06〜0.17%である。
である。すなわち、Nを添加することにより、焼なまし
状態でNをFeとCrの微細な窒化物、例えば(Cr・Fe)2
Nとして形成させた後、焼入れを行なうとこれらの窒化
物が固溶して基地を強化する効果がある。本発明のこれ
らの特徴は、後に説明する実施例4などの組織、X線回
折結果から明らかにわかる。また、Nの添加は、基地中
に残留する一次炭化物の粗大成長を抑制する効果もあ
り、軸受として重要な転動疲労特性および耐摩耗性の向
上に特に有効である。Nが0.06%以下では、その効果が
得られず、また0.2%を越えて含有させると残留オーステ
ナイト相をマルテンサイト相に変態させることができな
くなり、硬さが低下するためその上限を0.2%とする。N
の望ましい範囲は0.06〜0.17%である。
【0011】Mo,W,V,Nbは、炭化物を形成し、耐
摩耗性を高める効果を有するとともに、一部は基地中に
固溶して焼戻し軟化抵抗を高める効果があり、必要に応
じて一種または二種以上添加することができる。しか
し、多量に含有すると、熱間加工性を害するため、M
o,W,V,Nbの上限をそれぞれ5%,3%,2%,1%とする。
上記の元素のうち、Moは耐食性の向上にも寄与し、ま
たVとNbは、本発明のN含有による結晶粒の微細化を
助長させ、転動疲労性を高める効果があり、軸受として
使用される条件によって適宜選択するのが良い。
摩耗性を高める効果を有するとともに、一部は基地中に
固溶して焼戻し軟化抵抗を高める効果があり、必要に応
じて一種または二種以上添加することができる。しか
し、多量に含有すると、熱間加工性を害するため、M
o,W,V,Nbの上限をそれぞれ5%,3%,2%,1%とする。
上記の元素のうち、Moは耐食性の向上にも寄与し、ま
たVとNbは、本発明のN含有による結晶粒の微細化を
助長させ、転動疲労性を高める効果があり、軸受として
使用される条件によって適宜選択するのが良い。
【0012】本発明鋼は、高C高Cr鋼にNを0.06〜0.2
%含有するため、焼なまし状態でNをFeとCrの窒化物
として形成させ、これを焼入れすることにより基地中に
固溶させると基地の硬さを一段と高めることができる。
なお、焼入れ時に残留オーステナイトが多く残存する。
硬質の軸受にするためには、焼入れ時に残存する残留オ
ーステナイト相をマルテンサイト相にする必要がある。
そのため、焼入れ後にサブゼロ処理を行ない、続いて焼
戻し行なうのが良い。このようにして得られた軸受鋼
は、焼戻し後の硬さが59HRC以上とすることができ、特
に精密機器用軸受や腐食性環境や高温で使用されるLN
Gポンプ、ミニモーターシャフト、キャプスタン軸など
の転動疲労および耐摩耗性が要求される部材に好適であ
る。
%含有するため、焼なまし状態でNをFeとCrの窒化物
として形成させ、これを焼入れすることにより基地中に
固溶させると基地の硬さを一段と高めることができる。
なお、焼入れ時に残留オーステナイトが多く残存する。
硬質の軸受にするためには、焼入れ時に残存する残留オ
ーステナイト相をマルテンサイト相にする必要がある。
そのため、焼入れ後にサブゼロ処理を行ない、続いて焼
戻し行なうのが良い。このようにして得られた軸受鋼
は、焼戻し後の硬さが59HRC以上とすることができ、特
に精密機器用軸受や腐食性環境や高温で使用されるLN
Gポンプ、ミニモーターシャフト、キャプスタン軸など
の転動疲労および耐摩耗性が要求される部材に好適であ
る。
【0013】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を詳細に説明す
る。 (実施例1)表1は、実施例に使用した鋼の化学成分を
示す。各鋼は真空溶解炉で吹製し、窒素添加鋼について
は、真空炉に窒素を0.75気圧雰囲気にして窒素を添加、
吹製した。表1に示す鋼のうち、No.1〜16は本発明鋼
であり、No.20はSUS440C、No.21はBAS44
0M、No.22は特開昭53-103917号に開示された鋼であ
る。
る。 (実施例1)表1は、実施例に使用した鋼の化学成分を
示す。各鋼は真空溶解炉で吹製し、窒素添加鋼について
は、真空炉に窒素を0.75気圧雰囲気にして窒素を添加、
吹製した。表1に示す鋼のうち、No.1〜16は本発明鋼
であり、No.20はSUS440C、No.21はBAS44
0M、No.22は特開昭53-103917号に開示された鋼であ
る。
【0014】
【表1】
【0015】吹製した鋼塊は、疵取、分塊鍛造後、20
角に仕上げ鍛造した。次いで、焼なまし処理を行なった
後、以下に示す試験に供した。なお、Nを含有する本発
明鋼は、焼なまし状態でのX線解析によれば、窒素が主
に微細な(Cr・Fe)2Nの形で存在していることが確認さ
れた。このことは実施例4でもデータを示して解説す
る。図1は、本発明鋼であるNo.1および従来鋼である
No.20について、1030℃で油焼入れした後、-75℃で2時
間のサブゼロ処理を行ない、次いで100〜400℃の各温度
で焼戻しを行なった試料の硬さ曲線を示したものであ
る。図1からわかるように、Nを0.120%含有する本発明
鋼は、Nを添加しない従来鋼よりサブゼロ処理後の硬さ
が高く、焼戻し軟化抵抗も高いことを示している。硬さ
を高めるNの機構は十分解明できなかったが、焼なまし
状態で存在していた(Cr・Fe)2Nの析出物が焼入れ後
には確認されなかったことから推察すると、Nは主に固
溶した状態で基地の強化に関与しているものと考えられ
る。
角に仕上げ鍛造した。次いで、焼なまし処理を行なった
後、以下に示す試験に供した。なお、Nを含有する本発
明鋼は、焼なまし状態でのX線解析によれば、窒素が主
に微細な(Cr・Fe)2Nの形で存在していることが確認さ
れた。このことは実施例4でもデータを示して解説す
る。図1は、本発明鋼であるNo.1および従来鋼である
No.20について、1030℃で油焼入れした後、-75℃で2時
間のサブゼロ処理を行ない、次いで100〜400℃の各温度
で焼戻しを行なった試料の硬さ曲線を示したものであ
る。図1からわかるように、Nを0.120%含有する本発明
鋼は、Nを添加しない従来鋼よりサブゼロ処理後の硬さ
が高く、焼戻し軟化抵抗も高いことを示している。硬さ
を高めるNの機構は十分解明できなかったが、焼なまし
状態で存在していた(Cr・Fe)2Nの析出物が焼入れ後
には確認されなかったことから推察すると、Nは主に固
溶した状態で基地の強化に関与しているものと考えられ
る。
【0016】(実施例2)表1に示す各鋼について、10
30℃で油焼入れした後、-75℃×2時間のサブゼロ処理を
行ない、次いで160℃×2時間の焼戻しを行なった後、硬
さ試験、シャルピー衝撃試験、転動疲労試験、孔食電位
の測定を行ない、その結果を表2に併記する。なお、シ
ャルピー衝撃試験片は10RのCノッチで行ない、転動疲
労試験は、12mmφ×22mmLの試験片を作表し、これを鋼
球の間に挾み、ヘルツ最大接触応力 5880MPaで4400rpm
にて試験した。寿命は50%破損までの回転数で表示し
た。さらに、孔食電位の測定には、3.5%のNaCl水溶液
を30℃とし、100mAの電流を流れた時の電圧値(mV)を測
定した。本発明鋼は、同じレベルのC含有量の従来鋼と
比較すると同一熱処理したにもかかわらず、明らかに高
い59HRC以上の硬さを示している。さらに本発明鋼は、
衝撃値および転動疲労特性がSUS440Cより優れて
いる他、孔食電位もSUS440Cと同等であることが
わかる。
30℃で油焼入れした後、-75℃×2時間のサブゼロ処理を
行ない、次いで160℃×2時間の焼戻しを行なった後、硬
さ試験、シャルピー衝撃試験、転動疲労試験、孔食電位
の測定を行ない、その結果を表2に併記する。なお、シ
ャルピー衝撃試験片は10RのCノッチで行ない、転動疲
労試験は、12mmφ×22mmLの試験片を作表し、これを鋼
球の間に挾み、ヘルツ最大接触応力 5880MPaで4400rpm
にて試験した。寿命は50%破損までの回転数で表示し
た。さらに、孔食電位の測定には、3.5%のNaCl水溶液
を30℃とし、100mAの電流を流れた時の電圧値(mV)を測
定した。本発明鋼は、同じレベルのC含有量の従来鋼と
比較すると同一熱処理したにもかかわらず、明らかに高
い59HRC以上の硬さを示している。さらに本発明鋼は、
衝撃値および転動疲労特性がSUS440Cより優れて
いる他、孔食電位もSUS440Cと同等であることが
わかる。
【0017】
【表2】
【0018】(実施例3)表1に示す本発明鋼No.3,6,
8および従来鋼No.20,21,22の鋼について、1030℃油焼
入れをした後、-75℃×2時間のサブゼロ処理を行ない、
次いで160℃×2時間の焼戻しを行なったのち、大越式摩
耗試験を行なった。その結果を表3に示す。 大越式摩
耗試験の条件は、相手材はJIS SCM415焼なま
し材を使用し、乾式にて摩擦スピード 0.78m/s、摩擦距
離 400m、最終荷重 6.8kgで行ない、試験片の摩耗体積
から比摩耗量を求めた。摩耗試験の結果、本発明鋼は従
来鋼に比較して耐摩耗性が優れていることがわかる。
8および従来鋼No.20,21,22の鋼について、1030℃油焼
入れをした後、-75℃×2時間のサブゼロ処理を行ない、
次いで160℃×2時間の焼戻しを行なったのち、大越式摩
耗試験を行なった。その結果を表3に示す。 大越式摩
耗試験の条件は、相手材はJIS SCM415焼なま
し材を使用し、乾式にて摩擦スピード 0.78m/s、摩擦距
離 400m、最終荷重 6.8kgで行ない、試験片の摩耗体積
から比摩耗量を求めた。摩耗試験の結果、本発明鋼は従
来鋼に比較して耐摩耗性が優れていることがわかる。
【0019】(実施例4)表1に示す鋼のうち、本発明
鋼No.6および従来鋼No.20について、860℃×4時間・徐
冷の焼なまし処理を行なった後、抽出レプリカ法による
電子顕微鏡組織観察した結果を図2に示す。また、同じ
試料について行なったX線回折チャートと解析結果を図
3に示す。さらに上記試料を焼なまし後、実施例2と同
じ条件で焼入れ、サブゼロおよび焼戻しを実施した後
に、同様の電子顕微鏡組織観察し、その結果を図4に示
す。
鋼No.6および従来鋼No.20について、860℃×4時間・徐
冷の焼なまし処理を行なった後、抽出レプリカ法による
電子顕微鏡組織観察した結果を図2に示す。また、同じ
試料について行なったX線回折チャートと解析結果を図
3に示す。さらに上記試料を焼なまし後、実施例2と同
じ条件で焼入れ、サブゼロおよび焼戻しを実施した後
に、同様の電子顕微鏡組織観察し、その結果を図4に示
す。
【0020】図2の(a)に示す本発明鋼No.6は、微
細な析出物が多く分散しており、これをX線回折チャー
トと解析結果を示す図3によれば(Cr・Fe)2Nであるこ
とがわかる。一方、図2の(b)に示す従来鋼No.20に
は、微細な析出物が認められず、X線回折した結果も
(Cr・Fe)2Nは検出できなかった。また、図4の本発明
鋼No.6の焼戻し組織には、焼なまし時の微細な(Cr・F
e)2Nが認められない。このようにNを含有する本発明
鋼は、焼なまし後の組織中にFeとCrの窒化物が形成さ
れることが特徴である。
細な析出物が多く分散しており、これをX線回折チャー
トと解析結果を示す図3によれば(Cr・Fe)2Nであるこ
とがわかる。一方、図2の(b)に示す従来鋼No.20に
は、微細な析出物が認められず、X線回折した結果も
(Cr・Fe)2Nは検出できなかった。また、図4の本発明
鋼No.6の焼戻し組織には、焼なまし時の微細な(Cr・F
e)2Nが認められない。このようにNを含有する本発明
鋼は、焼なまし後の組織中にFeとCrの窒化物が形成さ
れることが特徴である。
【0021】
【表3】
【0022】
【発明の効果】本発明材料は、高C高Cr組成にNを添
加し、焼なまし状態の組織中にFeとCrの微細な窒化物
を形成させ、軸受に成形後の熱処理で容易に固溶するよ
うな状態を準備することで、焼戻し後の強度を一段と向
上することが可能となった。その結果、優れた転動疲労
特性を示し、耐摩耗性と耐食性が従来鋼であるSUS4
40C並みの性質を兼備している軸受鋼として有効であ
る。
加し、焼なまし状態の組織中にFeとCrの微細な窒化物
を形成させ、軸受に成形後の熱処理で容易に固溶するよ
うな状態を準備することで、焼戻し後の強度を一段と向
上することが可能となった。その結果、優れた転動疲労
特性を示し、耐摩耗性と耐食性が従来鋼であるSUS4
40C並みの性質を兼備している軸受鋼として有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例鋼No.1およびNo.20を1030℃で油焼入
れした後、-75℃でサブゼロ処理した材料の焼戻し硬さ
曲線である。
れした後、-75℃でサブゼロ処理した材料の焼戻し硬さ
曲線である。
【図2】No.6およびNo.20の焼なまし処理後の電子顕
微鏡金属組織写真である。
微鏡金属組織写真である。
【図3】No.6およびNo.20の焼なまし処理後のX線回
折チャートと解析結果を示す図である。
折チャートと解析結果を示す図である。
【図4】No.6およびNo.20の焼戻し後の電子顕微鏡金
属組織写真である。
属組織写真である。
Claims (4)
- 【請求項1】 重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以下、
Mn 2.0%以下、Cr11〜20%、N 0.06〜0.20%、残部Fe
および不可避的不純物からなり、焼戻し後の硬さが59HR
C以上であることを特徴とする転動疲労特性に優れた耐
摩耐食軸受鋼。 - 【請求項2】 重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以下、
Mn 2.0%以下、Cr 11〜20%、N 0.06〜0.20%を含有
し、さらにMo 5%以下、W 3%以下、V 2%以下、Nb 1%
以下から選ばれる一種または二種以上の元素を含み、残
部Feおよび不可避的不純物からなり、焼戻し後の硬さ
が59HRC以上であることを特徴とする転動疲労特性に優
れた耐摩耐食軸受鋼。 - 【請求項3】 重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以下、
Mn 2.0%以下、Cr11〜20%、N 0.06〜0.20%、残部Fe
および不可避的不純物からなり、焼なまし後の組織中に
FeとCrの微細な窒化物が形成されていることを特徴と
する転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼。 - 【請求項4】 重量%でC 0.5〜1.3%、Si 1.5%以下、
Mn 2.0%以下、Cr11〜20%、N 0.06〜0.20%を含有し、
さらにMo 5%以下、W 3%以下、V 2%以下、Nb 1%以下
から選ばれる一種または二種以上の元素を含み、残部F
eおよび不可避的不純物からなり、焼なまし後の組織中
にFeとCrの微細な窒化物が形成されていることを特徴
とする転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04633994A JP3241921B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04633994A JP3241921B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07233442A true JPH07233442A (ja) | 1995-09-05 |
| JP3241921B2 JP3241921B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=12744388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04633994A Expired - Fee Related JP3241921B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 転動疲労特性に優れた耐摩耐食軸受鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3241921B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000073527A1 (de) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Edelstahl Witten-Krefeld Gmbh | Sprühkompaktierter stahl, verfahren zu seiner herstellung und verbundwerkstoff |
| JP2007014893A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Toyo Knife Co Ltd | 塗布ヘッド |
| JP2011026693A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-02-10 | Hitachi Metals Ltd | 軟化抵抗に優れた高硬度鋼 |
| KR101495999B1 (ko) * | 2013-05-03 | 2015-02-25 | 주식회사 포스코 | 고탄소 마르텐사이트계 스테인리스강의 열처리 방법 및 이에 의해 제조되는 고탄소 마르텐사이트계 스테인리스강 |
| CN111607766A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-09-01 | 哈尔滨理工大学 | 一种提高m50钢高温摩擦磨损抗力的方法 |
| CN112322989A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-02-05 | 浙江宝武钢铁有限公司 | 一种耐高温耐磨损轴承钢 |
| JP2022077310A (ja) * | 2020-11-11 | 2022-05-23 | 株式会社不二越 | マルテンサイト系ステンレス鋼 |
| CN119372563A (zh) * | 2024-12-30 | 2025-01-28 | 钢铁研究总院有限公司 | 一种耐温高耐磨不锈轴承钢及其制备方法 |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP04633994A patent/JP3241921B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000073527A1 (de) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Edelstahl Witten-Krefeld Gmbh | Sprühkompaktierter stahl, verfahren zu seiner herstellung und verbundwerkstoff |
| JP2007014893A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Toyo Knife Co Ltd | 塗布ヘッド |
| JP2011026693A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-02-10 | Hitachi Metals Ltd | 軟化抵抗に優れた高硬度鋼 |
| KR101495999B1 (ko) * | 2013-05-03 | 2015-02-25 | 주식회사 포스코 | 고탄소 마르텐사이트계 스테인리스강의 열처리 방법 및 이에 의해 제조되는 고탄소 마르텐사이트계 스테인리스강 |
| CN111607766A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-09-01 | 哈尔滨理工大学 | 一种提高m50钢高温摩擦磨损抗力的方法 |
| JP2022077310A (ja) * | 2020-11-11 | 2022-05-23 | 株式会社不二越 | マルテンサイト系ステンレス鋼 |
| CN112322989A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-02-05 | 浙江宝武钢铁有限公司 | 一种耐高温耐磨损轴承钢 |
| CN119372563A (zh) * | 2024-12-30 | 2025-01-28 | 钢铁研究总院有限公司 | 一种耐温高耐磨不锈轴承钢及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3241921B2 (ja) | 2001-12-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |