JPH07233533A - 建築物外構の施工方法と、そのための部材 - Google Patents
建築物外構の施工方法と、そのための部材Info
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- JPH07233533A JPH07233533A JP2462394A JP2462394A JPH07233533A JP H07233533 A JPH07233533 A JP H07233533A JP 2462394 A JP2462394 A JP 2462394A JP 2462394 A JP2462394 A JP 2462394A JP H07233533 A JPH07233533 A JP H07233533A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】建築物外周の壁設置部に掘さくした溝1の底面
のクラシャラン転圧ベース2上に基礎ブロック3を据え
付け、この基礎ブロック3表面の支持溝部4にプレスト
レストコンクリートパネル5の下端部を嵌入固定してこ
れを立設し、プレストレストコンクリートパネル5の底
部および基礎ブロック3周囲に根巻きコンクリート6を
打設する。 【効果】門塀やよう壁、階段部等の建築物外構を、簡便
な作業で短期間に施工することが可能となる。
のクラシャラン転圧ベース2上に基礎ブロック3を据え
付け、この基礎ブロック3表面の支持溝部4にプレスト
レストコンクリートパネル5の下端部を嵌入固定してこ
れを立設し、プレストレストコンクリートパネル5の底
部および基礎ブロック3周囲に根巻きコンクリート6を
打設する。 【効果】門塀やよう壁、階段部等の建築物外構を、簡便
な作業で短期間に施工することが可能となる。
Description
【産業上の利用分野】この発明は、建築物外構の施工方
法と、そのための部材に関するものである。さらに詳し
くは、この発明は、住宅等の建築物外周の土止め、よう
壁、門袖、階段、門屋等を簡便かつ強固に施工するため
の方法と、この施工方法に用いる部材に関するものであ
る。
法と、そのための部材に関するものである。さらに詳し
くは、この発明は、住宅等の建築物外周の土止め、よう
壁、門袖、階段、門屋等を簡便かつ強固に施工するため
の方法と、この施工方法に用いる部材に関するものであ
る。
【従来の技術】従来より、住宅等の建築物外周に土止
め、よう壁、門袖、階段、門屋等を設置する場合には、
あかじめ、例えば図11に例示したような基礎土台を次
のような手順で施工していた。すなわち、まず、所定の
地面(ア)に溝(イ)を掘さくし、この底面に敷設した
石材(ウ)上にコンクリート(エ)を打設し、次いで、
支持材(オ)によって型枠(カ)をコンクリート(エ)
上に立設させ、鉄筋(キ)を組み込んだ型枠(カ)内に
コンクリート(ク)を流し込んで固化させたのち、型枠
(カ)を取り外し、周辺を整地して基礎土台を構築して
いた。そして、土止め、よう壁、門袖、階段、門屋等と
して使用するパネル部材(ケ)をこのような基礎土台上
に載置固定して、パネル部材(ケ)の底部および基礎土
台外周に根巻きコンクリートを打設することによって、
建築物の外構を施工していた。
め、よう壁、門袖、階段、門屋等を設置する場合には、
あかじめ、例えば図11に例示したような基礎土台を次
のような手順で施工していた。すなわち、まず、所定の
地面(ア)に溝(イ)を掘さくし、この底面に敷設した
石材(ウ)上にコンクリート(エ)を打設し、次いで、
支持材(オ)によって型枠(カ)をコンクリート(エ)
上に立設させ、鉄筋(キ)を組み込んだ型枠(カ)内に
コンクリート(ク)を流し込んで固化させたのち、型枠
(カ)を取り外し、周辺を整地して基礎土台を構築して
いた。そして、土止め、よう壁、門袖、階段、門屋等と
して使用するパネル部材(ケ)をこのような基礎土台上
に載置固定して、パネル部材(ケ)の底部および基礎土
台外周に根巻きコンクリートを打設することによって、
建築物の外構を施工していた。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の施工方法の場合には、まず、基礎土台の構築
に際して、溝(イ)内に打設したコンクリート(エ)の
固化に1〜2日程度、さらに型枠(カ)内に流し込んだ
コンクリート(ク)の固化に1週間程度を必要とするた
め、工期が長くなるという問題があった。しかも、これ
らのコンクリート(エ)(ク)がそれぞれ固化するまで
は次の工程を進めることができないため、全体の作業効
率が低下するという不都合も存在した。また、型枠
(カ)の設置や取り外し、型枠(カ)内への鉄筋(キ)
の組み込み作業には多くの労力と時間、および資材を必
要とするため、工費の増加が避けられなかった。この発
明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、
基礎土台を含めた建築物外構を簡便かつ短期間に、しか
も安価に施工するための新しい方法と、そのための部材
を提供することを目的としている。
うな従来の施工方法の場合には、まず、基礎土台の構築
に際して、溝(イ)内に打設したコンクリート(エ)の
固化に1〜2日程度、さらに型枠(カ)内に流し込んだ
コンクリート(ク)の固化に1週間程度を必要とするた
め、工期が長くなるという問題があった。しかも、これ
らのコンクリート(エ)(ク)がそれぞれ固化するまで
は次の工程を進めることができないため、全体の作業効
率が低下するという不都合も存在した。また、型枠
(カ)の設置や取り外し、型枠(カ)内への鉄筋(キ)
の組み込み作業には多くの労力と時間、および資材を必
要とするため、工費の増加が避けられなかった。この発
明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、
基礎土台を含めた建築物外構を簡便かつ短期間に、しか
も安価に施工するための新しい方法と、そのための部材
を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、建築物外周の壁設置部の掘さく
溝底面に表面支持溝部を有する基礎ブロックを据え付
け、この基礎ブロック表面の支持溝部にコンクリートパ
ネルの下端部を嵌入固定してこれを立設し、コンクリー
トパネルの底部および基礎ブロック周囲に根巻きコンク
リートを打設することを特徴とする建築物外構の施工方
法を提供する。また、この発明は、建築物外周の階段設
置部の掘さく溝底面に表面支持溝部を有する基礎ブロッ
クを据え付け、この基礎ブロック表面の支持溝部にコン
クリート小パネル下端部を嵌入固定してこれを立設し、
その上にコンクリート製階段部材を順次積層固定し、コ
ンクリート小パネルおよび基礎ブロック周囲に根巻きコ
ンクリートを打設することを特徴とする建築物外構の階
段部の施工方法を提供する。さらにこの発明は、建築物
外周のよう壁設置部の掘さく溝底面のに表面支持溝部を
有する基礎ブロックを据え付け、床構成面側に鉄筋材を
延設したコンクリートパネルの下端部を基礎ブロック表
面の支持溝部に嵌入固定してこれを立設し、コンクリー
トパネルの底部および基礎ブロック周囲に根巻きコンク
リートを打設した後、コンクリートパネルの鉄筋材延設
面側に土盛りすることを特徴とする建築物外構の施工方
法を提供する。さらにまた、この発明は、上記方法のた
めの基礎ブロック部材をも提供する。
を解決するものとして、建築物外周の壁設置部の掘さく
溝底面に表面支持溝部を有する基礎ブロックを据え付
け、この基礎ブロック表面の支持溝部にコンクリートパ
ネルの下端部を嵌入固定してこれを立設し、コンクリー
トパネルの底部および基礎ブロック周囲に根巻きコンク
リートを打設することを特徴とする建築物外構の施工方
法を提供する。また、この発明は、建築物外周の階段設
置部の掘さく溝底面に表面支持溝部を有する基礎ブロッ
クを据え付け、この基礎ブロック表面の支持溝部にコン
クリート小パネル下端部を嵌入固定してこれを立設し、
その上にコンクリート製階段部材を順次積層固定し、コ
ンクリート小パネルおよび基礎ブロック周囲に根巻きコ
ンクリートを打設することを特徴とする建築物外構の階
段部の施工方法を提供する。さらにこの発明は、建築物
外周のよう壁設置部の掘さく溝底面のに表面支持溝部を
有する基礎ブロックを据え付け、床構成面側に鉄筋材を
延設したコンクリートパネルの下端部を基礎ブロック表
面の支持溝部に嵌入固定してこれを立設し、コンクリー
トパネルの底部および基礎ブロック周囲に根巻きコンク
リートを打設した後、コンクリートパネルの鉄筋材延設
面側に土盛りすることを特徴とする建築物外構の施工方
法を提供する。さらにまた、この発明は、上記方法のた
めの基礎ブロック部材をも提供する。
【作用】この発明の施工方法においては、建築物外周の
塀、高い土止め用のよう壁、あるいは階段等の設置部に
溝を掘さくし、この溝底面にたとえばクラシャラン転圧
ベースを配設して、その上に表面支持溝部を有する基礎
ブロックを据え置く。次いで、コンクリートパネルを基
礎ブロック表面の支持溝部に嵌入固定してこれを立設し
た後に、パネル底部および基礎ブロックの外周にコンク
リートを打設する。また、階段を施工する場合には、基
礎ブロック上の表面支持溝部にコンクリート小パネルを
立設し、その上に階段部材を順次積層し、コンクリート
小パネルおよび基礎ブロックの外周にコンクリートを打
設する。このように、この発明の施工方法では、コンク
リートの打設が最終工程での一回のみでよく、基礎土台
の構築時には全くコンクリートを使用しないため、工期
を大幅に短縮することができる。また、土台となる基礎
ブロックは単に溝内に設置するだけでよく、労力や資材
等を低減することができる。また、背の高いよう壁を施
工する場合には、あらかじめ片面に鉄筋を延設したパネ
ルを用い、鉄筋延設側に土盛りするため、強い土圧に対
しても強固なよう壁を設置することができる。さらに、
この方法において施工部材として用いる基礎ブロックに
は表面支持溝部を有し、さらにはその外周に条溝を設け
ることで、コンクリートパネルの位置決めも容易とな
り、条溝に鉄筋材等を配設して各コンクリートブロック
を相互に連結し、複数枚のパネルを施工する場合も正確
な位置決めが可能となる。コンクリートパネルには、こ
のパネルが直接壁部等を構成することから、プレストレ
ストコンクリート等の補強材を用いることが好適でもあ
る。もちろん、これに限定されることはない。鉄筋等を
埋設したものてあってもよい。また、基礎ブロックは、
コンクリート、金属、あるいは木質材等によって構成す
ることができ、表面支持溝部は、凹部切欠溝でも、ある
いは表面に対向して立設した支持片部によって溝部を形
成してもよい。
塀、高い土止め用のよう壁、あるいは階段等の設置部に
溝を掘さくし、この溝底面にたとえばクラシャラン転圧
ベースを配設して、その上に表面支持溝部を有する基礎
ブロックを据え置く。次いで、コンクリートパネルを基
礎ブロック表面の支持溝部に嵌入固定してこれを立設し
た後に、パネル底部および基礎ブロックの外周にコンク
リートを打設する。また、階段を施工する場合には、基
礎ブロック上の表面支持溝部にコンクリート小パネルを
立設し、その上に階段部材を順次積層し、コンクリート
小パネルおよび基礎ブロックの外周にコンクリートを打
設する。このように、この発明の施工方法では、コンク
リートの打設が最終工程での一回のみでよく、基礎土台
の構築時には全くコンクリートを使用しないため、工期
を大幅に短縮することができる。また、土台となる基礎
ブロックは単に溝内に設置するだけでよく、労力や資材
等を低減することができる。また、背の高いよう壁を施
工する場合には、あらかじめ片面に鉄筋を延設したパネ
ルを用い、鉄筋延設側に土盛りするため、強い土圧に対
しても強固なよう壁を設置することができる。さらに、
この方法において施工部材として用いる基礎ブロックに
は表面支持溝部を有し、さらにはその外周に条溝を設け
ることで、コンクリートパネルの位置決めも容易とな
り、条溝に鉄筋材等を配設して各コンクリートブロック
を相互に連結し、複数枚のパネルを施工する場合も正確
な位置決めが可能となる。コンクリートパネルには、こ
のパネルが直接壁部等を構成することから、プレストレ
ストコンクリート等の補強材を用いることが好適でもあ
る。もちろん、これに限定されることはない。鉄筋等を
埋設したものてあってもよい。また、基礎ブロックは、
コンクリート、金属、あるいは木質材等によって構成す
ることができ、表面支持溝部は、凹部切欠溝でも、ある
いは表面に対向して立設した支持片部によって溝部を形
成してもよい。
【実施例】以下、添付した図面に沿って実施例を示し、
この発明の施工方法についてさらに詳しく説明する。図
1は、この発明の方法によって施工した壁部を例示した
側断面図である。たとえばこの図1に示したように、こ
の発明の方法においては、壁設置部に掘さくした溝
(1)の底面にクラシャラン転圧ベース(2)を敷設
し、このクラシャラン転圧ベース(2)上に基礎ブロッ
ク(3)を据えつける。この基礎ブロック(3)は、た
とえばコンクリート、金属、木材等からなり、その表面
上に支持溝部(4)が形成されている。そして、この基
礎ブロック(3)の支持溝部(4)に、壁として使用す
るプレストレストコンクリートパネル(5)の下端部を
嵌入固定し、プレストレストコンクリートパネル(5)
を立設し、このものと基礎ブロック(3)の周囲に根巻
コンクリート(6)を打設して作業を完了する。なお、
施工には、複数枚のプレストレストコンクリートパネル
(5)を連結するが、その際には、たとえば図2に示し
たように、各パネル(5)の接合部を基礎ブロック
(3)に固定するようにする。また、この場合に、鉄筋
材(7)等によって各ブロック(3)を相互に連結し、
それぞれの位置を一定に保つようにすることもできる。
図3は、この発明の方法によって施工した階段部を例示
した側断面図である。この例の場合には、溝部(1)底
面に敷設したクラシャラン転圧ベース(2)上に基礎ブ
ロック(3)を据え付け、この基礎ブロック(3)の表
面支持溝部に階段用コンクリート小パネル部材(8)を
上記と同様にして立設し、その上に階段用平板部材
(9)を積層して、最下部の階段用コンクリート小パネ
ル部材(8)および基礎ブロック(3)の周囲に根巻コ
ンクリート(6)を打設している。もちろん、この場合
にも、鉄筋材等により各ブロック(3)を相互に連結し
てもよい。図4は、この発明の方法によって、土止め用
の背の高いよう壁を施工する場合の部材を例示した分解
側断面図である。この図4にも例示したように、とくに
背の高いよう壁を施工する場合には、予め片面に鉄筋材
(10)等を配設したプレストレストコンクリートパネ
ル(5)を用意し、このパネル(5)を基礎ブロック
(3)の表面支持溝部(4)に嵌入する。なお、基礎ブ
ロック(3)も鉄筋材(6)等を配設しておくことによ
って補強しておくことが好ましい。そして、図5に例示
したように、プレストレストパネル(5)をブロック
(3)の切欠溝(4)に嵌入し、周囲に根巻コンクリー
ト(6)を打設した後、プレストレストパネル(5)の
鉄筋材(10)配設側に土盛りする。このようにして施
工したよう壁は、鉄筋材(10)によって土(11)の
荷重を吸収するため、強い土圧に対しても強固な構造と
なる。なお、プレストレストパネル(5)への鉄筋の配
設については、図4および図5のように垂直方向の配設
だけでなく、基礎ブロック近傍の水平位置に配設するよ
うにしてもよい。これにより床面コンクリート打設はよ
り容易になり、かつ強度も向上する。そして、実際の施
工においては、プレストレストコンクリートパネル
(5)の嵌入時に、基礎ブロック(3)の支持溝部との
間に隙間が生じる場合にはクサビを打込んで固定しても
よく、また、このパネル(5)の高さ調整が必要な時
は、支持溝部にスペーサーを介在させてもよい。以上の
例にも示したように、この発明の施工方法においては、
基礎工事の段階で全くコンクリートを使用しないため、
全体の工期を大幅に短縮することができる。また、作業
そのものも極めて容易となる。図6は、この発明の基礎
ブロックの一実施例を示した斜視図である。たとえばこ
の基礎ブロック(31)は、コンクリート、金属、木材
等の立方形状体であり、表面に支持溝部(4)と2本の
条溝(11)を、また裏面にも1本の条溝(11)を有
している。支持溝部(4)の幅は、たとえば門塀やよう
壁として使用するプレストレストコンクリートパネルの
厚みと略同一であり、パネルの下端部を嵌入固定するこ
とができるようになっている。なお、前記の通り、隙間
が生じたり、より強固に固定する場合には、パネルと支
持溝部(4)との間にくさび等を打ち込むことができ
る。一方、表面および裏面の複数の条溝(11)は、鉄
筋材等の連結補強材を通線するためのものであり、これ
によって各ブロックを相互に連結し、正確な位置決めが
行えるようになる。また、構造体自体も強固なものとな
る。図7は、この発明の基礎ブロックについて、別の実
施例を示した斜視図である。たとえばこの基礎ブロック
(32)の場合には、表面と裏面の他に、側面にも条溝
(11)を有しており、鉄筋材等を垂直方向へも連結す
ることができ、とくに図4および図5に例示したような
背の高いよう壁の施工に適している。図8は、この発明
の基礎ブロックについて、さらに別の実施例を示した斜
視図である。たとえばこの基礎ブロック(32)は、そ
の表面の支持溝部(4)が交差しており、たとえば、図
9に例示したように、門塀等の出隅部の施工に用いるこ
とができる。また、図10に例示したように、パネル
(5)の補強板(12)を併せて施工するために使用す
ることもできる。もちろんこの発明は以上の例によって
限定されるものではなく、細部については様々な態様が
可能であることは言うまでもない。
この発明の施工方法についてさらに詳しく説明する。図
1は、この発明の方法によって施工した壁部を例示した
側断面図である。たとえばこの図1に示したように、こ
の発明の方法においては、壁設置部に掘さくした溝
(1)の底面にクラシャラン転圧ベース(2)を敷設
し、このクラシャラン転圧ベース(2)上に基礎ブロッ
ク(3)を据えつける。この基礎ブロック(3)は、た
とえばコンクリート、金属、木材等からなり、その表面
上に支持溝部(4)が形成されている。そして、この基
礎ブロック(3)の支持溝部(4)に、壁として使用す
るプレストレストコンクリートパネル(5)の下端部を
嵌入固定し、プレストレストコンクリートパネル(5)
を立設し、このものと基礎ブロック(3)の周囲に根巻
コンクリート(6)を打設して作業を完了する。なお、
施工には、複数枚のプレストレストコンクリートパネル
(5)を連結するが、その際には、たとえば図2に示し
たように、各パネル(5)の接合部を基礎ブロック
(3)に固定するようにする。また、この場合に、鉄筋
材(7)等によって各ブロック(3)を相互に連結し、
それぞれの位置を一定に保つようにすることもできる。
図3は、この発明の方法によって施工した階段部を例示
した側断面図である。この例の場合には、溝部(1)底
面に敷設したクラシャラン転圧ベース(2)上に基礎ブ
ロック(3)を据え付け、この基礎ブロック(3)の表
面支持溝部に階段用コンクリート小パネル部材(8)を
上記と同様にして立設し、その上に階段用平板部材
(9)を積層して、最下部の階段用コンクリート小パネ
ル部材(8)および基礎ブロック(3)の周囲に根巻コ
ンクリート(6)を打設している。もちろん、この場合
にも、鉄筋材等により各ブロック(3)を相互に連結し
てもよい。図4は、この発明の方法によって、土止め用
の背の高いよう壁を施工する場合の部材を例示した分解
側断面図である。この図4にも例示したように、とくに
背の高いよう壁を施工する場合には、予め片面に鉄筋材
(10)等を配設したプレストレストコンクリートパネ
ル(5)を用意し、このパネル(5)を基礎ブロック
(3)の表面支持溝部(4)に嵌入する。なお、基礎ブ
ロック(3)も鉄筋材(6)等を配設しておくことによ
って補強しておくことが好ましい。そして、図5に例示
したように、プレストレストパネル(5)をブロック
(3)の切欠溝(4)に嵌入し、周囲に根巻コンクリー
ト(6)を打設した後、プレストレストパネル(5)の
鉄筋材(10)配設側に土盛りする。このようにして施
工したよう壁は、鉄筋材(10)によって土(11)の
荷重を吸収するため、強い土圧に対しても強固な構造と
なる。なお、プレストレストパネル(5)への鉄筋の配
設については、図4および図5のように垂直方向の配設
だけでなく、基礎ブロック近傍の水平位置に配設するよ
うにしてもよい。これにより床面コンクリート打設はよ
り容易になり、かつ強度も向上する。そして、実際の施
工においては、プレストレストコンクリートパネル
(5)の嵌入時に、基礎ブロック(3)の支持溝部との
間に隙間が生じる場合にはクサビを打込んで固定しても
よく、また、このパネル(5)の高さ調整が必要な時
は、支持溝部にスペーサーを介在させてもよい。以上の
例にも示したように、この発明の施工方法においては、
基礎工事の段階で全くコンクリートを使用しないため、
全体の工期を大幅に短縮することができる。また、作業
そのものも極めて容易となる。図6は、この発明の基礎
ブロックの一実施例を示した斜視図である。たとえばこ
の基礎ブロック(31)は、コンクリート、金属、木材
等の立方形状体であり、表面に支持溝部(4)と2本の
条溝(11)を、また裏面にも1本の条溝(11)を有
している。支持溝部(4)の幅は、たとえば門塀やよう
壁として使用するプレストレストコンクリートパネルの
厚みと略同一であり、パネルの下端部を嵌入固定するこ
とができるようになっている。なお、前記の通り、隙間
が生じたり、より強固に固定する場合には、パネルと支
持溝部(4)との間にくさび等を打ち込むことができ
る。一方、表面および裏面の複数の条溝(11)は、鉄
筋材等の連結補強材を通線するためのものであり、これ
によって各ブロックを相互に連結し、正確な位置決めが
行えるようになる。また、構造体自体も強固なものとな
る。図7は、この発明の基礎ブロックについて、別の実
施例を示した斜視図である。たとえばこの基礎ブロック
(32)の場合には、表面と裏面の他に、側面にも条溝
(11)を有しており、鉄筋材等を垂直方向へも連結す
ることができ、とくに図4および図5に例示したような
背の高いよう壁の施工に適している。図8は、この発明
の基礎ブロックについて、さらに別の実施例を示した斜
視図である。たとえばこの基礎ブロック(32)は、そ
の表面の支持溝部(4)が交差しており、たとえば、図
9に例示したように、門塀等の出隅部の施工に用いるこ
とができる。また、図10に例示したように、パネル
(5)の補強板(12)を併せて施工するために使用す
ることもできる。もちろんこの発明は以上の例によって
限定されるものではなく、細部については様々な態様が
可能であることは言うまでもない。
【発明の効果】以上、詳しく説明したとおり、この発明
によって、門塀やよう壁、階段部等の建築物外構を、簡
便な作業で短期間に施工することが可能となる。
によって、門塀やよう壁、階段部等の建築物外構を、簡
便な作業で短期間に施工することが可能となる。
【図1】この発明の方法によって施工した門塀を例示し
た側断面図である。
た側断面図である。
【図2】図1に例示した門塀の斜視図である。
【図3】この発明の方法によって施工した階段部を例示
した側断面図である。
した側断面図である。
【図4】この発明の方法によって、土止め用の背の高い
よう壁を施工する場合の部材を例示した分解側断面図で
ある。
よう壁を施工する場合の部材を例示した分解側断面図で
ある。
【図5】この発明の方法によって施工したよう壁を例示
した側断面図である。
した側断面図である。
【図6】この発明の基礎ブロックの一実施例を示した斜
視図である。
視図である。
【図7】この発明の基礎ブロックについて、別の実施例
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
【図8】この発明の基礎ブロックについて、さらに別の
実施例を示した斜視図である。
実施例を示した斜視図である。
【図9】図8に例示した基礎ブロックの使用例を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図10】図8に例示した基礎ブロックの別の使用例を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図11】従来の、建築物外構施工における基礎工事の
方法を例示した断面図である。
方法を例示した断面図である。
1 溝 2 クラシャラン転圧ベース 3、31、32 基礎ブロック 4 支持溝部 5 プレストレストコンクリートパネル 6 根巻コンクリート 7 鉄筋材 8 階段用コンクリート小パネル部材 9 階段用平板部材 10 鉄筋材 11 条溝 12 補強板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穐原 秀育 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 建築物外周の壁設置部の掘さく溝底面に
表面支持溝部を有する基礎ブロックを据え付け、この支
持溝部にコンクリートパネルをその下端部の嵌入固定に
より立設し、コンクリートパネルの底部および基礎ブロ
ック周囲に根巻きコンクリートを打設することを特徴と
する建築物外構の施工方法。 - 【請求項2】 建築物外周の階段設置部に掘さくした溝
底面のに表面支持溝部を有する基礎ブロックを据え付
け、この支持溝部にコンクリート小パネルをその下端部
の嵌入固定により立設し、製階段部材を順次積層固定
し、コンクリート小パネルおよび基礎ブロック周囲に根
巻きコンクリートを打設することを特徴とする建築物外
構の階段部の施工方法。 - 【請求項3】 建築物外周のよう壁設置部の掘さく溝底
面に表面支持溝部を有する基礎ブロックを据え付け、そ
の支持溝部に、床構成面側に鉄筋材を延設したコンクリ
ートパネルをその下端部の嵌入固定により立設し、コン
クリートパネルの底部および基礎ブロック周囲に根巻き
コンクリートを打設した後、コンクリートパネルの鉄筋
材延設面側に土盛りすることを特徴とする建築物外構の
施工方法。 - 【請求項4】 コンクリートパネルの厚みと略同一幅の
支持溝部を表面上に有することを特徴とする建築物外構
施工用の基礎ブロック部材。 - 【請求項5】 外周面に、鉄筋収め用の条溝を有する請
求項4の基礎ブロック部材。 - 【請求項6】 鉄筋をあらかじめ配設してなる請求項4
または5の基礎ブロック部材。 - 【請求項7】 略直行する支持溝部を有する請求項4の
基礎ブロック部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2462394A JPH07233533A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 建築物外構の施工方法と、そのための部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2462394A JPH07233533A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 建築物外構の施工方法と、そのための部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07233533A true JPH07233533A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12143278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2462394A Pending JPH07233533A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 建築物外構の施工方法と、そのための部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07233533A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014005664A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Taisei Corp | 躯体構造及び構築方法 |
| CN110318414A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-10-11 | 浙江华云电力工程设计咨询有限公司 | 一种装配式斗拱基础 |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP2462394A patent/JPH07233533A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014005664A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Taisei Corp | 躯体構造及び構築方法 |
| CN110318414A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-10-11 | 浙江华云电力工程设计咨询有限公司 | 一种装配式斗拱基础 |
| CN110318414B (zh) * | 2019-06-06 | 2024-01-23 | 浙江华云电力工程设计咨询有限公司 | 一种装配式斗拱基础 |
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