JPH07233587A - 軽量コンクリート、その製造方法及びそれを用いた建築用パネル - Google Patents

軽量コンクリート、その製造方法及びそれを用いた建築用パネル

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JPH07233587A
JPH07233587A JP7688594A JP7688594A JPH07233587A JP H07233587 A JPH07233587 A JP H07233587A JP 7688594 A JP7688594 A JP 7688594A JP 7688594 A JP7688594 A JP 7688594A JP H07233587 A JPH07233587 A JP H07233587A
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JP
Japan
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particle size
kneaded product
lightweight
concrete
size range
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JP7688594A
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English (en)
Inventor
Jiyunichi Kamenaga
純一 亀永
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Nippon Hume Corp
Original Assignee
Nippon Hume Pipe Co Ltd
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Publication date
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートカーテンウォール版、間仕切り
版等の建築用パネル、及び建築用軽量構造部材例えば床
板、耐力壁等へ利用することができる軽量コンクリー
ト、その製造方法それを用いた建築用パネルを提供す
る。 【構成】 水硬性セメント物質、軽量骨材及び水とを混
合して得られるセメントモルタルあるいはモルタルコン
クリートに、その粒度範囲が20〜500μmでありか
つ平均粒径範囲が100〜200μmの閉鎖型中空球体
のセラミックス微粉末を混入し、さらに起泡剤を加えて
混練物となし、該混練物を80℃以下の温度で湿熱養生
することを特徴とする軽量コンクリート、その製造方法
及びそれを用いた建築用パネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートカーテン
ウォール版、間仕切り版等の建築用パネル及び住宅基礎
等の埋込み型枠へ利用することができ、また建築用軽量
構造部材例えば床板、耐力壁等へ利用ができる軽量コン
クリートと、その製造方法及びそれを用いた建築用パネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比重1.1以下のコンクリート
は、ALCのように、発泡コンクリートをオートクレー
ブ養生して作るため、ALCを用いたカーテンウォール
版などは、成形後に石材、タイルを貼り付けて、これを
パネルに用いる。この場合、後貼りになるので手間がか
かり、またオートクレーブ養生設備も高価であるという
欠点がある。また発泡コンクリートを用いないで、比重
を1.1以下にするには、コンクリート中の骨材以外の
部分の40%以上を空隙部分とする必要がある。そのた
め強度の著しい低下、耐久性の低下等があり、しかも安
定して40%以上の空隙部分を作ることが困難で、予め
泡を作りコンクリート中に混練する方法(プレフォーミ
ング法)等の設備を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、オー
トクレーブ養生を必要とせず、かつ予め空気泡の形成を
必要としない軽量コンクリートと、その製造方法及びそ
れを用いた建築用パネルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、カーテンウ
ォール版に貼り付ける石材、タイルはオートクレーブ養
生によって変色あるいはひび割れることがあるため、軽
量コンクリートの配合材料として、オートクレーブ養生
せずに所要の強度が出せるような材料を用いた。また、
40%以上の空隙を得るために、起泡剤を使用して気泡
コンクリートを作った場合、起泡性は材料中の水分に影
響され、またプレフォーミング法による気泡は、混練時
及び施工時に消失してしまうため、いずれも安定しな
い。空隙の大きい軽量骨材は軽いが強度が弱く、吸水率
は大きい。そこで、空気泡の変わりに、強度を有し、か
つ吸水性のない粉末を利用した。
【0005】すなわち、本発明の要旨は、水硬性セメン
ト物質、軽量骨材及び水とを混合して得られるセメント
モルタルあるいはモルタルコンクリートに、その粒度範
囲が20〜500μmでありかつ平均粒径が100〜2
00μmの範囲内にあるセラミックス微粉末を混入し、
さらに起泡剤(以上を主成分ともいう)を加えて混練物
となし、該混練物を80℃以下の温度で湿熱養生するこ
とを特徴とする軽量コンクリート、その製造方法及びそ
れを用いた建築用パネルにある。
【0006】上記水硬性セメント物質は、ポルトランド
セメント、アルミナセメント、高炉セメント、フライア
ッシュセメント、膨張セメント等、水硬性のあるセメン
ト材料であれば、任意のものを使用できる。また軽量骨
材は、一般に市販されているものを含めて各種のものを
使用することができる。例えば、人工軽量骨材(膨張頁
岩、膨張粘土、構成フライアッシュ)、膨張スラグ、火
山レキ及びこれら骨材をセメントペースト、樹脂の吹付
けによって加工したものなどである。上記水硬性セメン
ト物質、軽量骨材および水は、例えば重量比で100:
52:58の割合で配合する。
【0007】また、セラミックス微粉末は、粘土、石
炭、石炭灰などの原料を高温(1200〜1300℃)
で焼結または溶融して得られる材料を微粉末にしたもの
で、粒子内部に独立した空隙を持つ球体粉末である。そ
の粒度範囲は20〜500μmであり、平均粒径が10
0〜200μmの範囲内にあるものを用いる。上記範囲
を越えると粒径が小さい場合には、セラミックス微粉末
に吸着する水分が多くなり、コンクリート強度が低下
し、粒径が大きい場合、コンクリート製造時に閉鎖型中
空球体のセラミックス微粉末は破壊され、所要の重量が
得られないというような欠点が生じる。この閉鎖型中空
球体のセラミックとして「マイクロセルズ」(商品名)
(マイクロセルズ・オーストラリヤ株式会社製)は、本
発明のセラミックス微粉末として好適である。その粒度
範囲は20〜350μmであり、平均粒径は100〜2
00μmであり、その物性は、真比重 :0.68〜
0.70g/cm3 、かさ比重:0.4g/cm3 、圧
縮強度:700kgf/cm2 である。
【0008】起泡剤としては、天然樹脂酸塩、天然樹脂
酸塩特殊界面活性剤、アルキルアリルスルフォン酸塩、
アニオン系界面活性剤、高級アルコール硫酸エステル化
合物が用いられる。天然樹脂酸塩は、例えば、AE剤
(商品名:ヴィンゾル、山宗化学株式会社製)であり、
天然樹脂酸塩特殊界面活性剤は、例えば、起泡剤(商品
名:ヴィンゾル#800、山宗化学株式会社製)であ
る。
【0009】上記の水硬性セメント物質、軽量骨材、
水、セラミックス微粉末及び起泡剤を主成分とし、これ
に外割りで0.5〜20重量%の補強繊維を混練するこ
とができる。補強繊維としては、ナイロン繊維、ポリプ
ロピレン繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊
維及び金属繊維のうち少なくとも1つを用いる。
【0010】湿熱養生は、例えば水蒸気を注入した室内
で25〜80℃の温度下で行なわれる。80℃以上にす
るとコンクリート中の水分が沸騰するような状態とな
り、25℃以下では効果がない。
【0011】
【実施例】水硬性セメント100重量部に対し、軽量骨
材52重量部、水58重量部を混合してセメントモルタ
ルあるいはモルタルコンクリートを作る。次いで水硬性
セメント100重量部に対し、セラミックス微粉末を5
6重量部、起泡剤を0.1重量部加え、必要に応じて、
補強繊維を7重量部加えて混練する。混練物は、これを
型枠に入れ、任意の形状、例えばALC板の形状に成形
し、必要に応じあらかじめ型枠内に石材、タイルを並べ
たうえで混練物を型枠に入れ、65℃で水蒸気養生し、
硬化させたのち、カーテンウォール版とする。こうして
得られたカーテンウォール版は、その本体部分の比重
は、0.8〜1.5であり、圧縮強度は100〜500
kgf/cm2 であって、従来のALCを用いたカーテ
ンウォール版に比して、その特性は優るとも劣らない。
【0012】図1〜4に示されたものは、上記カーテン
ウォール版を示す。図中、1は石材又はタイル、2はカ
ーテンウォール本体である。3、4は構造物への取付け
部材であり、いずれも、アンカー材(図示せず)によっ
てカーテンウォール本体2に固定されている。5は吊り
ボルト(図示せず)を螺合するための雌ねじ部材であ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、オートクレーブ養生を
せず、予め空気泡の形成を必要としない軽量コンクリー
ト及び建築用パネルを提供できる。とくに、空隙(起
泡)に代わり、内部に独立した気泡を有する閉鎖型中空
セラミックス微粉末を用い、これを練り込み、蒸気養生
を行うだけで、所要の強度が得られる超軽量高強度コン
クリートを作ることができる。閉鎖型中空セラミックス
微粉末は混練時のミキサーの剪断力によって破断するこ
とが無く、混練時に特殊なミキサーを必要としない。ま
た特殊なミキサーを必要としないことから、通常のパン
ミキサー、二軸強制練りミキサーを用いることができ、
現状の設備のままでカーテンウォール版等の製作が可能
となる。
【0014】本発明で使用する閉鎖型中空セラミックス
微粉末は、それ自体に吸水性が無いため、混練に必要な
水分量を最小限に押さえることができ、高強度のコンク
リートが得られ、コンクリート中の水分の移動が少ない
ことから、耐久性に優れたコンクリートを作ることがで
きる。
【0015】通常の軽量コンクリートに閉鎖型中空セラ
ミックス微粉末を混練するだけで超軽量高強度コンクリ
ートができるから、配合設計が簡単であり、骨材中の水
分の影響を受けないから、品質管理が簡易である。また
耐久性に優れ、外壁材にとって重量な乾燥収縮クラック
発生の防止、中性化速度の低減が図ることができ、ワー
カビリチーの改善から、ブリージングが小さくコテ仕上
げ時間が短縮する。また、繊維強度コンクリートに適用
して、電波吸収板の製作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による建築用パネルの平面図。
【図2】図2は、側面図。
【図3】図3は、底面図。
【図4】図4は、背面図である。
【符号の説明】
1 石材又はタイル 2 カーテンウォール 3、4 取付け部材 5 雌ねじ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 38/00 301 C 38/08 B 38/10 E 40/02 //(C04B 28/02 14:02 B 14:36 14:38 Z 24:00) 103:42 111:40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水硬性セメント物質、軽量骨材及び水と
    を混合して得られるセメントモルタルあるいはモルタル
    コンクリートに、その粒度範囲が20〜500μmであ
    りかつ平均粒径範囲が100〜200μmの閉鎖型中空
    球体のセラミックス微粉末を混入し、さらに起泡剤を加
    えて混練物となし、該混練物を80℃以下の温度で湿熱
    養生することを特徴とする軽量コンクリート。
  2. 【請求項2】 水硬性セメント物質に対するセラミック
    ス微粉末の量が外割りで5〜75重量%であることを特
    徴とする請求項1に記載の軽量コンクリート。
  3. 【請求項3】 起泡剤として、天然樹脂酸塩、天然樹脂
    酸塩特殊界面活性剤、アルキルアリルスルフォン酸塩、
    アニオン系界面活性剤、高級アルコール硫酸エステル化
    合物のうち少なくとも1つを、水硬性セメントに対し外
    割りで0.005〜0.4重量%混合することを特徴と
    する請求項1に記載の軽量コンクリート。
  4. 【請求項4】 主原料に補強繊維を混練することを特徴
    とする請求項1に記載の軽量コンクリート。
  5. 【請求項5】 補強繊維として、ナイロン繊維、ポリプ
    ロピレン繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊
    維及び金属繊維のうち少なくとも1つを、上記混練物に
    対し外割りで0.5〜20重量%混合することを特徴と
    する請求項4に記載の軽量コンクリート。
  6. 【請求項6】 水硬性セメント物質、軽量骨材及び水と
    を混合して得られるセメントモルタルあるいはモルタル
    コンクリートに、その粒度範囲が20〜500μmであ
    りかつ平均粒径範囲が100〜200μmの閉鎖型中空
    球体のセラミックス微粉末を混入し、さらに起泡剤を加
    えて混練物となし、該混練物を80℃以下の温度で湿熱
    養生することを特徴とする軽量コンクリートの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 水硬性セメント物質、軽量骨材及び水と
    を混合して得られるセメントモルタルあるいはモルタル
    コンクリートに、その粒度範囲が20〜500μmであ
    りかつ平均粒径範囲が100〜200μmの閉鎖型中空
    球体のセラミックス微粉末を混入し、さらに起泡剤を加
    えて混練物となし、該混練物を80℃以下の温度で湿熱
    養生して得た軽量コンクリートを用いたことを特徴とす
    る建築用パネル。
JP7688594A 1993-12-28 1994-04-15 軽量コンクリート、その製造方法及びそれを用いた建築用パネル Pending JPH07233587A (ja)

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JP33508093 1993-12-28
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