JPH07233629A - クランプ、パイプ及びジョイント - Google Patents

クランプ、パイプ及びジョイント

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JPH07233629A
JPH07233629A JP3852894A JP3852894A JPH07233629A JP H07233629 A JPH07233629 A JP H07233629A JP 3852894 A JP3852894 A JP 3852894A JP 3852894 A JP3852894 A JP 3852894A JP H07233629 A JPH07233629 A JP H07233629A
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clamp
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Nobuyuki Oga
信幸 大賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横パイプ80に対する位置決めを、視認によ
り正確かつ容易に行なうことができるクランプを提供す
ることを目的とする。 【構成】 この連結クランプ2の蓋体14の蓋体側挾持
部32には、蓋体側挾持部32の幅方向(X方向)の中
央近傍に、透視用貫通孔34を設けている。作業者は、
横パイプ80に付された位置決めマーク80aを透視用
貫通孔34を介して、視覚により確認しながら取付け作
業を行なうことができる。したがって、横パイプ80に
対する連結クランプ2の位置決めを、正確かつ容易に行
なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はクランプ、被挾持材及
び被挾持材相互のジョイントに関し、特にクランプの位
置決め機能の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来のクランプの一例を示す。
この従来のクランプは、2本のパイプを連結するための
連結クランプである。この連結クランプ2は、第一のパ
イプを挾持する第一のクランプ体3、第二のパイプを挾
持する第二のクランプ体5、及び、これら二つのクラン
プ体を回転可能に保持する保持体4から、概略、構成さ
れている。
【0003】第一のクランプ体3は、第一の本体12、
第一の蓋体14、結合ピン16、T字ボルト18及び六
角ナット20から構成されている。第一の本体12は、
一端にボルト支持部22、他端にピン支持部24が設け
られ、これらをつなぐよう略L字状に形成された本体側
挾持部26が設けられている。第一の蓋体14は、一端
にピン支持部28、他端にナット受け部30が設けら
れ、これらをつなぐよう略円弧状に形成された蓋体側挾
持部32が設けられている。
【0004】第二のクランプ体5も、第一のクランプ体
3と同様の構成である。保持体4は、両フランジ付き円
筒状に形成されており、第一及び第二のクランプ体3及
び5を、相互に回転可能に保持する。
【0005】この従来のクランプを、格子状の仮設足場
を組み立てる作業に使用する場合の、使用方法の一例
を、図9及び図8に基づいて説明する。
【0006】格子状の仮設足場を組む場合、図9に示す
ように、まず、所定本数の横パイプ80、二本の主柱8
2、所定本数の縦パイプ84、及び、横パイプ80に縦
パイプ84を連結するために用いる所定個数の連結クラ
ンプ2を用意する。所定本数の横パイプ80の両端にこ
れと直交する方向に配置した二本の主柱82を適当な方
法で固定し、これらの部材が、はしご状をなすよう構成
する。
【0007】次に、所定本数の縦パイプ84を接続する
際の位置決めのため、所定本数の横パイプ80の表面
に、その長手方向に所定間隔をおいて、巻尺、墨等を用
いて、正確に、所定数の位置決めマーク80a、80
b、80c、…を付ける。すなわち、この位置決めマー
ク80a、80b、80c、…を付された位置が、所定
本数の横パイプ80及び縦パイプ84で構成される格子
の、節点となるのである。次に、連結クランプ2を横パ
イプ80に取付ける。この作業は、次のように行なう。
まず、図8に示す、第一のクランプ体3の第一の本体1
2と第一の蓋体14とで、横パイプ80を挟む。次に、
T字ボルト18を、ピン部18aの回りに回転させて、
ねじ部が第一の蓋体14に設けられたナット受け部30
の開口部30aにくるようにする。最後に、六角ナット
20を締めつける。
【0008】この場合、図9に示すように、上述の横パ
イプ80に付けられた位置決めマーク80aが、連結ク
ランプ2の第一の本体12又は第一の蓋体14の幅方向
の中心にくるよう、連結クランプ2の位置決めをしなけ
ればならない。上述の格子節点上に正確にクランプ2を
取付けるためである。この作業を繰り返し、所定本数の
横パイプ全てに所定個数の連結クランプを取付けるので
ある。すなわち、上述の格子節点の全てに、まず、連結
クランプ2を取付けておくのである。
【0009】次に、横パイプ80に取付けられた連結ク
ランプ2に、用意した縦パイプ84のうちの一本を取付
ける。この作業は、次のように行なう。まず、縦パイプ
84を、横パイプ80と直交するように、すなわち、縦
パイプ84の軸線が、前述の格子節点のうち、縦方向に
一直線をなす格子節点G11ないしG13の全てを含む
ことになるよう配置する。
【0010】次に、上述の格子節点G11ないしG13
にあらかじめ取付けられた連結クランプのうち、図8に
示す、一つの連結クランプ2の、第二のクランプ体5
の、第二の本体52と第二の蓋体54とで、縦パイプ8
4を挟み、上述の第一のクランプ体3の場合と同様の手
順により取付けを行なう。順次、同様の作業を行なうこ
とにより、一本の縦パイプ84を、前述のはしご状に構
成された横パイプ80に取付けるのである。
【0011】以下、同様の作業を繰り返し、全ての縦パ
イプ84を、前述のはしご状に構成された横パイプ80
に、取付けることによって、格子状の仮設足場が完成す
るのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の格子状の仮設足
場を組みつける場合、重要なポイントは、一本の縦パイ
プ84を取付けるべき所定個数の連結クランプ2が、正
確に一直線上に配置されていなければならないというこ
とである。もし、連結クランプ2が、正確に一直線上に
配置されていないと、これに縦パイプ84を取付けるこ
とができないからである。また、仮に取付けることがで
きたとしても、縦パイプ84の変形により、足場全体に
歪を生じたり、足場の構成部材に過大な応力が生じたり
し、その結果、このような仮設足場を建設作業等に用い
た場合、作業者等の安全性を損うことがあるからであ
る。
【0013】また、所定個数の連結クランプ2に一本の
縦パイプ84を取付けるとき、縦パイプ84が正確に格
子面内におさまるよう、横パイプ80に対する連結クラ
ンプ2の取付け角度を正確にそろえておく必要がある。
もし、連結クランプ2の取付け角度が正確にそろってな
いと、上述の場合同様、これに縦パイプ84を取付ける
ことができないからである。
【0014】このような事態を回避するため、横パイプ
80への連結クランプの取付けを、いわゆる仮止め状態
にしておき、縦パイプ84を連結クランプ2に取付けた
後、あらためて、横パイプ80への締め付けを行なう方
法も考えられる。しかし、この方法では仮設足場の組み
つけ作業中、不用意に連結クランプの位置がずれること
がある。また、仮止め作業分の作業工数が増えるため、
作業納期の遅延、作業コストの増大を招く結果となり、
好ましくない。
【0015】したがって、前述の各格子節点に対し、連
結クランプ2を正確に取付けること、すなわち、はしご
状に構成された横パイプ80の表面に付された位置決め
マーク80aが、連結クランプ2の中心にくるように、
正確に取付けることが必要となる。また、横パイプ80
に対する連結クランプ2の取付け角度を正確にそろえて
おく必要がある。
【0016】しかしながら、従来のクランプを上述の作
業等に適用する場合、パイプ80に付けられた位置決め
マーク80aが、クランプ2の幅方向の中心にくるよう
にクランプ2の位置決めをしようとすると、位置決めマ
ーク80aがクランプの本体12又は蓋体14に隠れて
しまい、正確な位置決めができず不都合であった。ま
た、横パイプ80に対する連結クランプ2の取付け角度
の設定を、勘に頼って行なっていたため不正確であっ
た。
【0017】この発明は、このような従来のクランプの
位置決め機能を改善し、パイプ80等被挾持材に対する
位置決めを正確、かつ、容易に行なうことのできるクラ
ンプを提供するとともに、クランプの位置決めを正確、
かつ、容易に行なうことのできる被挾持材、被挾持材相
互のジョイントを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1のクランプは、
本体側挾持部又は蓋体側挾持部の、幅方向の中央近傍に
透視用貫通孔を設けたことを特徴としている。
【0019】請求項2のクランプは、請求項1のクラン
プにおいて、透視用貫通孔に連続して又は透視用貫通孔
の近傍で、透視用貫通孔の幅方向のほぼ中央に測定用係
合部を設けたことを特徴としている。
【0020】請求項3のクランプは、請求項2のクラン
プにおいて、測定用係合部が、透視用貫通孔の上縁又は
下縁の少なくとも一方に設けられ、透視用貫通孔外方に
向って、透視用貫通孔よりも細い溝状に、透視用貫通孔
に連続して形成されていることを特徴としている 請求項4のクランプは、請求項2のクランプにおいて、
測定用係合部が、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なく
とも一方の近傍に設けられ、透視用貫通孔の幅方向に直
交する方向に、透視用貫通孔よりも細い溝状に、透視用
貫通孔と独立して形成されていることを特徴としてい
る。
【0021】請求項5のクランプは、請求項2のクラン
プにおいて、測定用係合部が、透視用貫通孔の上縁及び
下縁の少なくとも一方に設けられ、透視用貫通孔内方に
向って凸状に形成されていることを特徴としている。
【0022】請求項6のクランプは、請求項1のクラン
プにおいて、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも
一方に、透視用貫通孔に連続して又は透視用貫通孔の近
傍に、軸方向基準マークを設けたことを特徴とする。
【0023】請求項7のクランプは、本体、蓋体又は締
結手段に、本体又は蓋体の幅方向と直交する方向を長手
方向とする、測定用係合部を設けたことを特徴とする。
【0024】請求項8のクランプは、請求項7のクラン
プにおいて、締結手段がT字ボルトを備え、かつ、測定
用係合部をT字ボルトのねじ部側先端部に設けたことを
特徴とする。
【0025】請求項9のクランプは、本体側挾持部又は
蓋体側挾持部の、被挾持材の露出部近傍に、周方向基準
マークを設けたことを特徴とする。
【0026】請求項10のクランプは、請求項9のクラ
ンプにおいて、周方向基準マークを、クランプの被挾持
材への組みつけ作業時において被挾持材の正面に対向す
る位置の近傍に設けたことを特徴とする。
【0027】請求項11のクランプは、第一の本体若し
くは第二の本体の本体側挾持部又は第一の蓋体若しくは
第二の蓋体の蓋体側挾持部の、幅方向の中央近傍に透視
用貫通孔を設けたことを特徴としている。請求項12の
クランプは、請求項11のクランプにおいて、透視用貫
通孔に連続して又は透視用貫通孔の近傍で、透視用貫通
孔の幅方向のほぼ中央に測定用係合部を設けたことを特
徴としている。
【0028】請求項13のクランプは、請求項12のク
ランプにおいて、測定用係合部が、透視用貫通孔の上縁
又は下縁の少なくとも一方に設けられ、透視用貫通孔外
方に向って、透視用貫通孔よりも細い溝状に、透視用貫
通孔に連続して形成されていることを特徴としている 請求項14のクランプは、請求項12のクランプにおい
て、測定用係合部が、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少
なくとも一方の近傍に設けられ、透視用貫通孔の幅方向
に直交する方向に、透視用貫通孔よりも細い溝状に、透
視用貫通孔と独立して形成されていることを特徴として
いる。
【0029】請求項15のクランプは、請求項12のク
ランプにおいて、測定用係合部が、透視用貫通孔の上縁
及び下縁の少なくとも一方に設けられ、透視用貫通孔内
方に向って凸状に形成されていることを特徴としてい
る。
【0030】請求項16のクランプは、請求項11のク
ランプにおいて、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なく
とも一方に、透視用貫通孔に連続して又は透視用貫通孔
の近傍に、軸方向基準マークを設けたことを特徴とす
る。
【0031】請求項17のクランプは、請求項16のク
ランプにおいて、軸方向基準マークを、透視用貫通孔の
幅方向のほぼ中央に設けたことを特徴とする。
【0032】請求項18のクランプは、請求項16のク
ランプにおいて、軸方向基準マークを、第一の本体若し
くは第一の蓋体上であって、第一の被挾持材と第二の被
挾持材が直交する場合の第二の被挾持材の中心線に対応
する位置の近傍、又は、第二の本体若しくは第二の蓋体
上であって、第一の被挾持材と第二の被挾持材が直交す
る場合の第一の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍
に設けたことを特徴とする。
【0033】請求項19のクランプは、第一の本体若し
くは第一の蓋体の幅方向と直交する方向を長手方向とし
て第一の本体、第一の蓋体若しくは第一の締結手段に、
又は、第二の本体若しくは第二の蓋体の幅方向と直交す
る方向を長手方向として第二の本体、第二の蓋体若しく
は第二の締結手段に、測定用係合部を設けたことを特徴
とする。
【0034】請求項20のクランプは、請求項19のク
ランプにおいて、第一の締結手段又は第二の締結手段の
うち少なくとも一つがT字ボルトを備え、かつ、測定用
係合部をT字ボルトのうち少なくとも一つのもののねじ
部側先端部に設けたことを特徴とする。
【0035】請求項21のクランプは、第一の本体の本
体側挾持部若しくは第一の蓋体の蓋体側挾持部の第一の
被挾持材の露出部近傍、又は、第二の本体の本体側挾持
部若しくは第二の蓋体の蓋体側挾持部の第二の被挾持材
の露出部近傍に、周方向基準マークを設けたことを特徴
とする。
【0036】請求項22のクランプは、請求項21のク
ランプにおいて、周方向基準マークを、第一の本体若し
くは第一の蓋体上であって、クランプの第一の被挾持材
への組みつけ作業時において第一の被挾持材の正面に対
向する位置の近傍に設け、又は、第二の本体若しくは第
二の蓋体上であって、クランプの第二の被挾持材への組
みつけ作業時において第二の被挾持材の正面に対向する
位置の近傍に設けたことを特徴とする。
【0037】請求項23のクランプは、請求項21のク
ランプにおいて、周方向基準マークを、第一の本体若し
くは第一の蓋体上であって、第一の被挾持材と第二の被
挾持材が直交する場合の第一の被挾持材の中心線に対応
する位置の近傍、又は、第二の本体若しくは第二の蓋体
上であって、第一の被挾持材と第二の被挾持材が直交す
る場合の第二の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍
に設けたことを特徴とする。
【0038】請求項24のクランプは、第一の本体と第
二の本体とを回転可能に保持する保持体の軸心が、第一
の被挾持材と第二の被挾持材が交差する場合のそれぞれ
の中心線の交点の近傍を通るように形成したことを特徴
とする。
【0039】請求項25の被挾持材は、表面であって軸
方向の所定の位置に、クランプの軸方向の位置決めをす
る一以上の軸方向位置決めマークを設け、又は、表面で
あって周方向の所定の位置に、クランプの周方向の位置
決めをする一以上の周方向位置決めマークを設けたこと
を特徴とする。
【0040】請求項26の被挾持材は、請求項25の被
挾持材において、被挾持材をパイプとし、かつ、パイプ
の端部近傍に、パイプの一の直径を軸とする位置合わせ
用ピンを設けるとともに、周方向位置決めマークとパイ
プの中心とを結ぶ直線と、前記一の直径とのなす角度を
所定の値とすることを特徴とする。
【0041】請求項27の内拡式ジョイントは、少なく
とも一方の上体パイプ挿入部及び下体パイプ挿入部のパ
イプ挿入長さを、パイプの端部から、パイプの端部近傍
に設けられたパイプの一の直径を軸とする位置合わせ用
ピンまでの距離を越えないように形成したことを特徴と
する。
【0042】
【作用】請求項1及び請求項11のクランプにおいて
は、透視用貫通孔が、本体側挾持部又は蓋体側挾持部
の、幅方向の中央近傍に設けられている。したがって、
このクランプをパイプ等の挾持に用いた場合、パイプ等
被挾持材の表面に付された位置決めマークを、この透視
用貫通孔を介して容易に視認することができる。
【0043】請求項2及び請求項12のクランプは、透
視用貫通孔に連続して又は透視用貫通孔の近傍で、透視
用貫通孔の幅方向のほぼ中央に測定用係合部を設けたこ
とを特徴としている。したがって、被挾持材の表面に付
された位置決めマークを、この透視用貫通孔を介して容
易に視認することができるとともに、測定用係合部に巻
尺等のL字状端部を係止することができる。
【0044】請求項3及び請求項13のクランプにおい
ては、測定用係合部は、透視用貫通孔の上縁又は下縁の
少なくとも一方に設けられ、透視用貫通孔外方に向っ
て、透視用貫通孔よりも細い溝状に、透視用貫通孔に連
続して形成されている。したがって、細い溝状の測定用
係合部に、巻尺等のL字状端部を挿入することにより、
巻尺等のL字状端部を確実に係止することができる。
【0045】請求項4及び請求項14のクランプにおい
ては、測定用係合部は、透視用貫通孔の上縁又は下縁の
少なくとも一方の近傍に設けられ、透視用貫通孔の幅方
向に直交する方向に、透視用貫通孔よりも細い溝状に、
透視用貫通孔と独立して形成されている。したがって、
本体又は蓋体に一定の強度を付与しつつ、溝状の測定用
係合部を設けることができる。
【0046】請求項5及び請求項15のクランプにおい
ては、測定用係合部は、透視用貫通孔の上縁及び下縁の
少なくとも一方に設けられ、透視用貫通孔内方に向って
凸状に形成されている。したがって、透視用貫通孔のス
ペースが制限される場合であっても、測定用係合部を設
けることができる。
【0047】請求項6及び請求項16のクランプは、透
視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方に、透視用
貫通孔に連続して又は透視用貫通孔の近傍に、軸方向基
準マークを設けたことを特徴とする。したがって、この
透視用貫通孔を介して、被挾持材の表面に付された軸方
向位置決めマークとクランプに設けられた軸方向基準マ
ークとを、容易に目視により合致させることができる。
【0048】請求項7及び請求項19のクランプは、本
体、蓋体又は締結手段に、本体又は蓋体の幅方向と直交
する方向を長手方向とする、測定用係合部を設けたこと
を特徴とする。したがって、測定用係合部に、巻尺等の
L字状端部を係止することができる。
【0049】請求項8及び請求項20のクランプは、締
結手段がT字ボルトを備え、かつ、測定用係合部をT字
ボルトのねじ部側先端部に設けたことを特徴とする。し
たがって、部品の変更を最小限に抑えつつ測定用係合部
を設けることができる。
【0050】請求項9及び請求項21のクランプは、本
体側挾持部又は蓋体側挾持部の、被挾持材の露出部近傍
に、周方向基準マークを設けたことを特徴とする。した
がって、被挾持材の表面に付された周方向位置決めマー
クとクランプに設けられた周方向基準マークとを、容易
に目視により合致させることができる。
【0051】請求項10及び請求項22のクランプは、
周方向基準マークを、クランプの被挾持材への組みつけ
作業時において被挾持材の正面に対向する位置の近傍に
設けたことを特徴とする。したがって、組みつけ作業時
において被挾持材の正面に周方向位置決めマークを付し
た場合、周方向位置決めマークとクランプの周方向基準
マークとを、容易に目視により合致させることができ
る。
【0052】請求項17のクランプは、請求項16のク
ランプにおいて、軸方向基準マークを、透視用貫通孔の
幅方向のほぼ中央に設けたことを特徴とする。したがっ
て、被挾持材の表面に付された軸方向位置決めマークと
クランプの幅方向のほぼ中央とを、容易に目視により合
致させることができる。
【0053】請求項18のクランプは、請求項16のク
ランプにおいて、軸方向基準マークを、第一の本体若し
くは第一の蓋体上であって、第一の被挾持材と第二の被
挾持材が直交する場合の第二の被挾持材の中心線に対応
する位置の近傍、又は、第二の本体若しくは第二の蓋体
上であって、第一の被挾持材と第二の被挾持材が直交す
る場合の第一の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍
に設けたことを特徴とする。したがって、クランプの軸
方向基準マークと被挾持材の表面に付された軸方向位置
決めマークとを合致させることにより、直交する二つの
被挾持材に共通する垂線の方向から見た場合、被挾持材
の表面に付された軸方向位置決めマークと、これに直交
する被挾持材の中心線とを一致させることができる。
【0054】請求項23のクランプは、請求項21のク
ランプにおいて、周方向基準マークを、第一の本体若し
くは第一の蓋体上であって、第一の被挾持材と第二の被
挾持材が直交する場合の第一の被挾持材の中心線に対応
する位置の近傍、又は、第二の本体若しくは第二の蓋体
上であって、第一の被挾持材と第二の被挾持材が直交す
る場合の第二の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍
に設けたことを特徴とする。したがって、クランプの周
方向基準マークと被挾持材の表面に付された周方向位置
決めマークとを合致させることにより、直交する二つの
被挾持材に共通する垂線の方向から見た場合、被挾持材
の表面に付された周方向位置決めマークと当該被挾持材
の中心線とを一致させることができる。
【0055】請求項24のクランプは、第一の本体と第
二の本体とを回転可能に保持する保持体の軸心が、第一
の被挾持材と第二の被挾持材が交差する場合のそれぞれ
の中心線の交点の近傍を通るように形成したことを特徴
とする。したがって、第一の被挾持材と第二の被挾持材
がいかなる角度で交差する場合であっても、常に特定の
一点で交わることとなる。
【0056】請求項25の被挾持材は、表面であって軸
方向の所定の位置に、クランプの軸方向の位置決めをす
る一以上の軸方向位置決めマークを設け、又は、表面で
あって周方向の所定の位置に、クランプの周方向の位置
決めをする一以上の周方向位置決めマークを設けたこと
を特徴とする。したがって、被挾持材の製造工程におい
てあらかじめ軸方向位置決めマーク、又は、周方向位置
決めマークを設けておくことができる。
【0057】請求項26の被挾持材は、請求項25の被
挾持材において、被挾持材をパイプとし、かつ、パイプ
の端部近傍に、パイプの一の直径を軸とする位置合わせ
用ピンを設けるとともに、周方向位置決めマークとパイ
プの中心とを結ぶ直線と、前記一の直径とのなす角度を
所定の値とすることを特徴とする。したがって、二本以
上のパイプをつなぐ場合、それぞれの位置合わせ用ピン
相互間に一定の角度関係を持たせることにより、それぞ
れの周方向位置決めマーク相互間に一定の角度関係を持
たせることができる。
【0058】請求項27の内拡式ジョイントは、少なく
とも一方の上体パイプ挿入部及び下体パイプ挿入部のパ
イプ挿入長さを、パイプの端部から、パイプの端部近傍
に設けられたパイプの一の直径を軸とする位置合わせ用
ピンまでの距離を越えないように形成したことを特徴と
する。したがって、二本以上のパイプをつなぐ場合、位
置合わせ用ピン相互の角度に無関係に、パイプをつなぐ
ことができる。
【0059】
【実施例】図1及び図2に、この発明の第一の実施例に
よるクランプの構成を示す。図2Aに示すように、この
クランプは、2本のパイプを連結するための連結クラン
プである。この連結クランプ2は、第一のパイプを挾持
する第一のクランプ体3、第二のパイプを挾持する第二
のクランプ体5、及び、これら二つのクランプ体を回転
可能に保持する保持体4から、概略、構成されている。
【0060】第一のクランプ体3は、第一の本体12、
第一の蓋体14、結合ピン16、T字ボルト18及び六
角ナット20から構成されている。
【0061】図4Aに示すように、第一の蓋体14は、
一端にピン支持部28、他端にナット受け部30が設け
られ、これらをつなぐよう略円弧状に形成された蓋体側
挾持部32が設けられている。
【0062】ピン支持部28の横断面は凹字状に形成さ
れており、基部28b、及び基部の両側に設けられた立
上がり部28cから構成されている。ピン支持部28の
立上がり部28cには一対のピン支持穴28aが設けら
れている。基部28bは、後述する蓋体側挾持部32の
二條のリブ32bに連続して形成されている。
【0063】ナット受け部30は、略円弧状に形成され
た蓋体側挾持部32の一方の端部から円弧外方に、舌状
に突設されている。ナット受け部30の横断面は、凹字
状に形成されており、基部30b、及び基部30bの両
側に設けられた立上がり部30cから構成されている。
【0064】図1Aに示すように、ナット受け部30の
基部30bには、先端に向け、U字状に開いた開口部3
0aが設けられている。これは、後述するT字ボルト1
8に六角ナット20を螺着した状態で、第一の蓋体14
の開閉を行なうことを可能にするためである。したがっ
て、これにより、パイプ等の着脱作業が容易になる。図
1Aに示すように、蓋体側挾持部32の、幅方向(X方
向)の中央近傍に透視用貫通孔34を設けている。この
実施例においては、透視用貫通孔34は、後述する中央
凹部32aに設けられ、X方向に一辺、これと直交する
方向に他の一辺をもつ略長方形状に形成されている。蓋
体側挾持部32には、図4Bに横断面を示すように、剛
性を上げるため、中央凹部32aをはさんで二條のリブ
32bが設けられている。
【0065】図2Aに示すように、第一の本体12は、
一端にボルト支持部22、他端にピン支持部24が設け
られ、これらをつなぐよう略L字状に形成された本体側
挾持部26が設けられている。また、第一の本体12の
横断面は、ほぼ全域に渡り凹字状に形成されており、基
部、及び基部の両側に設けられた立上がり部から構成さ
れている。
【0066】図2Aに示すように、ピン支持部24の立
上がり部24cには一対のピン支持穴24aが設けられ
ている。ボルト支持部22の立上がり部22cには一対
のボルト支持穴22aが設けられている。
【0067】L字状をなす本体側挾持部26の一辺で、
ピン支持部24を有する側の基部26bには、図1Bに
示すように、幅方向(X方向)の中央近傍に透視用貫通
孔44を設けている。この実施例においては、透視用貫
通孔44は、X方向に一辺、これと直交する方向に他の
一辺をもつ略長方形状に形成されている。
【0068】図2Aに示すように、T字ボルト18は、
ねじ部を有するボルトの、非ねじ部側の端部に、ねじ部
の軸線と直交する方向(紙面の奥行方向)に、所定長さ
を有する一対のピン部18aを設け、全体としてT字状
になるよう形成したものである。ピン部18aの横断面
は円形をしている。このピン部18aを、本体のボルト
支持部22に設けられた一対のボルト支持穴22aに、
所定の遊びを設けつつ挿入することにより、T字ボルト
18を第一の本体12に対し矢印β方向に揺動可能に保
持するのである。なお、このT字ボルト18のねじ部に
は、六角ナット20が螺着されている。
【0069】結合ピン16は、円柱形状をしている。図
1Aに示すように、この結合ピンを、第一の本体12の
ピン支持部24に設けられた一対のピン支持穴24a
と、第一の蓋体14のピン支持部28に設けられた一対
のピン支持穴28aとを貫通するように挿入することに
より、第一の本体12と第一の蓋体14とを、図2Aに
示すように、矢印α方向に揺動可能に結合するのであ
る。
【0070】図2A及び図2Bに示すように、第二のク
ランプ体5も、第一のクランプ体3と同様の構成であ
る。なお、この実施例においては、第二のクランプ体5
の第二の本体52及び第二の蓋体54にも、第一のクラ
ンプ体3と同様に、透視用貫通孔94、74を設けてい
る。
【0071】保持体4は、両フランジ付き円筒状に形成
されている。この保持体4の円筒部は、第一及び第二の
クランプ体3及び5のL字状をなす挾持部の一辺で、ボ
ルト支持部22を有する側の基部に設けられた円形の貫
通穴26aに、これらを貫通するように挿入されてい
る。保持体の両フランジ間に、基部を所定の遊びを設け
つつ挾持することにより、第一及び第二のクランプ体3
及び5を、相互に回転可能に保持する。
【0072】第一の実施例によるクランプを、格子状の
仮設足場を組み立てる作業に使用する場合の、使用方法
を、図1、図2A及び図9に基づいて説明する。図9に
示すように、格子状の仮設足場を組む場合、前述のよう
に、まず、所定本数の横パイプ80と二本の主柱82と
を適当な方法で固定し、これらの部材が、はしご状をな
すよう構成する。
【0073】次に、縦パイプ84を接続する際の位置決
めのため、横パイプ80の表面に、その長手方向に所定
間隔をおいて、所定数の位置決めマーク80a、80
b、80c、…を付ける。すなわち、この位置決めマー
ク80a、80b、80c、…を付された位置が、所定
本数の横パイプ80及び縦パイプ84で構成される格子
の、節点となるのである。
【0074】次に、連結クランプ2を横パイプ80に取
付ける。この作業は、図2Aに示すように、第一のクラ
ンプ体3の第一の本体12と第一の蓋体14とで、横パ
イプ80を挟み、T字ボルト18と六角ナット20でこ
れらを締めつけることにより行なう。
【0075】この場合、図9に示すように、上述の横パ
イプ80に付けられた位置決めマーク80aが、連結ク
ランプ2の第一の本体12又は第一の蓋体14の幅方向
の中心にくるよう、連結クランプ2の位置決めをしなけ
ればならないが、この実施例によるクランプにおいて
は、図1Aに示すように、透視用貫通孔34が、第一の
蓋体14の蓋体側挾持部32の、幅方向の中央近傍に設
けられている。
【0076】したがって、図1Aに示すように、作業者
は、横パイプ80に付けられた位置決めマーク80a
を、第一の蓋体14に設けられたこの透視用貫通孔34
を介して、視覚により確認しながら取付け作業を行なう
ことができる。すなわち、位置決めマーク80aが、透
視用貫通孔34の幅方向の中心にくるよう配置すること
により、位置決めマーク80aが、連結クランプ2の幅
方向の中心にくることになるため、連結クランプ2の位
置決めを正確、かつ、容易に行なうことができるのであ
る。
【0077】図9に示すように、この作業を繰り返し、
所定本数の横パイプ全てに所定個数の連結クランプを取
付けるのであるが、この実施例によるクランプによれ
ば、上述のように、横パイプ80に付けられた位置決め
マーク80aに対する、連結クランプ2の位置決めを正
確に行なうことができるため、上述の格子節点の全て
に、正確に、連結クランプ2を取付けておくことができ
る。
【0078】したがって、これらの格子節点のうち、図
9に示すように、縦方向に一直線をなす格子節点、たと
えば、G11ないしG13に取付けられた三つの連結ク
ランプ2は、一直線をなすこととなる。すなわち、これ
らの連結クランプ2に、縦パイプ84を取付ける際、縦
パイプ84が変形したり、組み上げられた足場全体に歪
を生じたり、足場の構成部材に過大な応力が生じたりす
ることはないのである。
【0079】なお、図1Aに示すように、横パイプ80
に付けられた位置決めマーク80aを、十字状にしてお
けば、透視用貫通孔34を介して、位置決めマーク80
aを視認することにより、横パイプ80の円周方向に対
する、連結クランプ2の位置決めも正確に行なうことが
でき、さらに好都合である。また、このようにしておけ
ば、足場パイプの曲り等がない理想的な状態において、
横パイプ80への連結クランプ2の取付けを、仮止め状
態にしておく必要もないため、作業コストの増大を招く
こともない。
【0080】この実施例によるクランプにおいては、図
1Bに示すように、第一の本体12の本体側挾持部26
にも透視用貫通孔44が設けられている。クランプ2の
取付け角度によっては、横パイプ80につけられた位置
決めマーク80aが、蓋体側挾持部32に設けられた透
視用貫通孔34を介して視認できない場合があるからで
ある。
【0081】また、図2A及び図2Bに示すように、こ
の実施例によるクランプにおいては、第二の本体52の
本体側挾持部又は第二の蓋体54の蓋体側挾持部にも、
透視用貫通孔94及び74が設けられている。
【0082】したがって、縦パイプ84の表面に付され
た位置決めマーク84aを、第二の本体52の本体側挾
持部又は第二の蓋体54の蓋体側挾持部に設けられた透
視用貫通孔94又は74を介して、視認することができ
る。
【0083】すなわち、横パイプ80に直交する方向に
についての、縦パイプ84の位置決めも、正確に行なう
ことができるのである。
【0084】次に、図3及び図4に、この発明の第二の
実施例によるクランプの構成を示す。この実施例による
クランプの構成の概略は、第一の実施例と同様である。
【0085】図3に示すように、蓋体側挾持部32の、
幅方向(X方向)の中央近傍に透視用貫通孔34を設け
ている。この透視用貫通孔34は、中央凹部32aに設
けられ、X方向に一辺、これと直交する方向に他の一辺
をもつ略長方形状に形成されている。
【0086】図3に示すように、この実施例によるクラ
ンプには、透視用貫通孔34の幅方向のほぼ中央に測定
用係合溝38が設けられている。測定用係合溝38は、
透視用貫通孔34の上縁34aに設けられた上縁測定用
係合溝38a、及び下縁34bに設けられた下縁測定用
係合溝38bからなり、それぞれ、透視用貫通孔34外
方に向って、透視用貫通孔34よりも細い溝状に、透視
用貫通孔34に連続して形成されている。測定用係合溝
38の幅は、後述の巻尺90のL字状端部90aの厚さ
t(図4C参照)、及びクランプ相互間距離の許容誤差
の関係から、2mm程度が好ましい。
【0087】図4Aに示すように、上縁測定用係合溝3
8aは、蓋体側挾持部32の中央凹部32aに設けられ
た透視用貫通孔34の上縁34aを起点として、ピン支
持部28の基部28bまで達するように形成されてい
る。なお、蓋体側挾持部32には、図4Bに横断面を示
すように、中央凹部32aをはさんで二條のリブ32b
が設けられている。
【0088】第二の実施例によるクランプの使用方法
を、図3及び図4に基づいて説明する。図3に示すよう
に、この実施例によるクランプは、上述の第一の実施例
によるクランプ同様、横パイプ80に取付ける際、横パ
イプ80に付けられた位置決めマーク80aを、第一の
蓋体14の蓋体側挾持部32に設けられた透視用貫通孔
34介して、視認することにより行なう。したがって、
横パイプ80に対する連結クランプ2の位置決めを正
確、かつ、容易に行なうことができる。
【0089】さらに、一本の横パイプ80に複数の連結
クランプ2を締結する場合は、以下のように、巻尺等を
使用して、クランプ2相互の距離の測定を行なうことも
できる。まず、横パイプ80上に1つの連結クランプ2
を取付ける。次に、この連結クランプ2の蓋体14に設
けられた透視用貫通孔34に連続して形成された測定用
係合溝38に、巻尺90のL字状端部90aを係止す
る。
【0090】この場合、図4Aに示すように、上縁測定
用係合溝38aは、ピン支持部28の基部28bまで達
するように形成されている。したがって、図4Bに示す
ように、巻尺90のL字状端部90aの係止部分の長さ
が、蓋体側挾持部32に設けられたリブ32bの頂部と
中央凹部32aとの段差に比較して短い場合であって
も、巻尺90のL字状端部90aを測定用係合溝38
に、確実に係止することができる。
【0091】次に、図3に示すように、測定用係合溝3
8にL字状端部90aを係止した巻尺90を、横パイプ
80に沿うように配置することにより、取付けられたク
ランプを起点に距離を測定する。巻尺90により測距し
た、横パイプ80上の所定の位置に、墨等を使用して、
所定個数の位置決めマーク80b、80c、…を、新に
付ける。
【0092】次に、この新につけられた位置決めマーク
80b、80c、…を目印にして、前述の方法と同様
に、所定個数の連結クランプ2を横パイプ80に取付け
る。所定本数の横パイプ80について、同様の作業を行
なうことにより、前述の格子節点の全てに所定数の連結
クランプを、正確に取付けることができる。最後に、こ
れらのクランプ2に所定本数の縦パイプ84を取付ける
のである。
【0093】したがって、この実施例におけるクランプ
によれば、横パイプ80に対する縦パイプ84の位置決
めを、視認により正確かつ容易に行なうことができると
ともに、仮に、横パイプ80に位置決めマーク80b、
80c、…が、あらかじめ付されていない場合であって
も、位置決めを、巻尺等を使用して、正確に行なうこと
ができる。
【0094】なお、上述の方法では、巻尺90により測
距した、横パイプ80上の所定の位置に、墨等を使用し
て位置決めマーク80b、80c、…を付けたが、目印
を付けずに、直接、前記別の連結クランプ2を横パイプ
80に取付けてもよい。
【0095】次に、図5に、この発明の第三の実施例に
よるクランプの構成を示す。
【0096】この実施例によるクランプの構成の概略
は、第一及び第二の実施例と同様である。図5に示すよ
うに、蓋体側挾持部32の、幅方向(X方向)の中央近
傍に透視用貫通孔34を設けている。この透視用貫通孔
34は、中央凹部32aに設けられ、X方向に一辺、こ
れと直交する方向に他の一辺をもつ略長方形状に形成さ
れている。
【0097】この実施例によるクランプには、図5に示
されるように、透視用貫通孔34の幅方向のほぼ中央に
測定用係合部40が設けられている。測定用係合部40
は、透視用貫通孔34の上縁34aの近傍に設けられ、
透視用貫通孔34の外側であってピン支持部28の基部
28bに、X方向に直交する方向に、透視用貫通孔34
よりも細い溝状に、透視用貫通孔34と独立して形成さ
れている。したがって、図3に示されるように、測定用
係合溝38が透視用貫通孔34に連続して形成されてい
る上述の第2の実施例に比べ、蓋体14の強度の低下、
特に捩れ剛性の低下を、ある程度防止することができ
る。測定用係合部40の幅は、第二の実施例同様、2m
m程度が好ましい。また、測定用係合部40の長さは、
巻尺90のL字状端部90aが係合し得るよう15〜3
0mm程度が望ましい。なお、蓋体側挾持部32には、
図4Bに横断面を示すように、中央凹部32aをはさん
で二條のリブ32bが設けられている。
【0098】第三の実施例によるクランプの使用方法
は、上述の第二の実施例の場合と、ほぼ同様である。す
なわち、第二の実施例同様、横パイプ80に取付ける場
合、図5に示すように、位置決めマーク80aを、透視
用貫通孔34介して、視認することにより行なうと同時
に、横パイプ80に複数の連結クランプ2を取付ける場
合は、取付けるべき連結クランプ相互の距離の測定を、
図5に示すように、クランプ2の蓋体14の幅方向の中
央に設けられた測定用係合部40に巻尺90のL字状端
部90aを係止することにより行なうのである。
【0099】したがって、この実施例におけるクランプ
によれば、第二の実施例同様、横パイプ80に対する縦
パイプ84の位置決めを、視認により正確かつ容易に行
なうことができるとともに、クランプが一定の強度を要
求される場合であっても、巻尺等を使用して、第二の被
挾持材相互の位置決めを、正確に行なうことができるの
である。
【0100】なお、この実施例においては、測定用係合
部40は、ピン支持部28の基部28bに、細い溝状に
形成されているが、測定用係合部40は、基部28bに
凸状に形成してもよい。また、測定用係合部40は、必
ずしも蓋体14の幅方向の中央に設ける必要はない。
【0101】次に、図6に、この発明の第四の実施例に
よるクランプの構成を示す。この実施例によるクランプ
の構成の概略は、第一ないし第三の実施例と同様であ
る。図6に示すように、蓋体側挾持部32の、幅方向
(X方向)の中央近傍に透視用貫通孔34を設けてい
る。この透視用貫通孔34は、中央凹部32aに設けら
れ、X方向に一辺、これと直交する方向に他の一辺をも
つ略長方形状に形成されている。
【0102】この実施例によるクランプには、図6に示
されるように、透視用貫通孔34の幅方向のほぼ中央に
測定用係合突起36が設けられている。測定用係合突起
36は、透視用貫通孔34の上縁34a及び下縁34b
から透視用貫通孔内方に向って凸状に形成されている。
したがって、透視用貫通孔34のスペースが制限される
場合であっても、測定用係合部を設けることができる。
測定用係合突起36の幅すなわちX方向の寸法は、クラ
ンプ相互間距離の許容誤差の関係から、3mm程度以下
が好ましい。なお、蓋体側挾持部32には、図4に横断
面を示すように、中央凹部32aをはさんで二條のリブ
32bが設けられている。
【0103】第四の実施例によるクランプの使用方法
は、上述の第二及び第三の実施例の場合と、ほぼ同様で
ある。すなわち、これらの実施例同様、横パイプ80に
取付ける場合、図6に示すように、位置決めマーク80
aを、透視用貫通孔34介して、視認することにより行
なうと同時に、横パイプ80に複数の連結クランプ2を
取付ける場合は、取付けるべき連結クランプ相互の距離
の測定を、図6に示すように、クランプ2の蓋体14の
幅方向の中央に設けられた測定用係合突起36に、巻尺
90のL字状端部90aを係止することにより行なうの
である。
【0104】したがって、この実施例におけるクランプ
によれば、前述の実施例同様、横パイプ80に対する縦
パイプ84の位置決めを、視認により正確かつ容易に行
なうことができるとともに、クランプの寸法に制限があ
る場合であっても、巻尺等を使用して、第二の被挾持材
相互の位置決めを、正確に行なうことができるのであ
る。
【0105】次に、図10に、この発明の第五の実施例
によるクランプの構成を示す。この実施例によるクラン
プの構成の概略は、上述の実施例と同様である。
【0106】この実施例によるクランプにおいては、図
10に示されるように、T字ボルト18のねじ部側先端
部のほぼ中央に、蓋体14の幅方向と直交する方向を長
手方向とする、測定用係合部40を設けている。したが
って、蓋体14や本体12の構成を変更することなく、
測定用係合部を設けることができる。
【0107】第五の実施例によるクランプの使用方法
は、上述の各実施例の場合と、ほぼ同様である。すなわ
ち、これらの実施例同様、横パイプ80に複数の連結ク
ランプ2を取付ける場合は、取付けるべき連結クランプ
相互の距離の測定を、図10Bに示すように、クランプ
2のT字ボルト18のねじ部側先端部に設けられた測定
用係合部40に、巻尺90のL字状端部90aを係止す
ることにより行なうのである。
【0108】したがって、この実施例におけるクランプ
によれば、部品の大幅な変更を伴うことなく、巻尺等を
使用して、複数の縦パイプ84相互の位置決めを、正確
に行なうことができるのである。
【0109】また、本実施例では、T字ボルト18のね
じ部側先端部のほぼ中央に、測定用係合部40を設けた
が、測定用係合部40は、図11に示すように、T字ボ
ルト18の基部18bのX方向のほぼ中央に、本体12
の幅方向(X方向)と直交する方向を長手方向とするよ
うに設けてもよい。また、本実施例においては、締結手
段として、T字ボルト18及び六角ナット20を用いた
が、これ以外の締結手段をもちいる場合であっても、そ
の締結手段に測定用係合部を設けることができる。
【0110】このように、測定用係合部40をクランプ
2の本体12又は蓋体14の幅方向の中央の位置に設け
ると、図10Aに示すように、本体12又は蓋体14の
幅方向の中央と縦パイプ84の中心線とが一致する場合
には、測定用係合部40と縦パイプ84の中心線とが一
致することとなる。このため、縦パイプ84の中心線を
基準として距離を測定したい場合には、係合部40に巻
尺90のL字状端部を係止すればよく好都合である。こ
の場合、測定用係合部40の幅は、第二の実施例同様、
2mm程度が好ましい。
【0111】また、本体12又は蓋体14の幅方向の中
央と縦パイプ84の中心線とが一致しない場合は、本体
12、蓋体14またはT字ボルト18上であって、縦パ
イプ84の中心線に対応する位置に測定用係合部40設
ければ、上記と同様に、好都合である。
【0112】なお、縦パイプ84の中心線を基準として
距離を測定する必要がない場合は、係合部40は、縦パ
イプ84の中心線に対応させる必要はなく、任意の位置
に設ければよい。
【0113】次に、図12に、この発明の第六の実施例
によるクランプの構成を示す。この実施例によるクラン
プの構成の概略は、上述の実施例と同様である。
【0114】この実施例によるクランプにおいては、図
2A及び図12に示されるように、保持体4の軸心が、
横パイプ80及び縦パイプ84の中心線の交点100a
を通るように形成されている。蓋体14には、透視用貫
通孔34の上縁34a及び下縁34bの近傍で、縦パイ
プ84の中心線に対応する位置に、それぞれ軸方向基準
マーク102a及び102bが設けられている。
【0115】蓋体14の蓋体側挾持部32上の、横パイ
プ80が露出している近傍であって、横パイプ80の中
心線に対応する位置には周方向基準マーク104a、1
04b、104c、104dが設けられている。本実施
例においては、蓋体の幅方向の端部近傍に104a及び
104bを、透視用貫通孔34の幅方向の端部近傍に1
04c及び104dをそれぞれ設けている。
【0116】また、横パイプ80には、周方向位置決め
マーク106及び軸方向位置決めマーク108aが、そ
れぞれ、周方向及び軸方向の所定の位置に設けられてい
る。第六の実施例によるクランプの使用方法を、図12
を用いて説明する。横パイプ80に連結クランプ2を取
付ける場合は、取付けるべき連結クランプ2の軸方向基
準マーク102a又は102bと、横パイプ80の軸方
向位置決めマーク108aとが、横パイプ80に直交す
る方向に一直線となるようクランプの軸方向の位置を調
整する。
【0117】次に、連結クランプ2の周方向基準マーク
104a〜104dのいずれかと、横パイプ80の周方
向位置決めマーク106とが、横パイプ80の軸方向に
一直線となるようクランプの周方向の位置を調整し、こ
の位置でクランプ2を横パイプ80に固定する。
【0118】このように位置決めをすることにより、後
に、縦パイプ84をクランプ2に取付ける場合、横パイ
プ80に付された軸方向位置決めマーク108aの位置
に、正確に、縦パイプ84の中心線を一致させることが
できる。
【0119】また、横パイプ80に複数のクランプ2を
取付ける場合、他の連結クランプ2の軸方向基準マーク
102a又は102bと、横パイプ80の他の軸方向位
置決めマーク108b、…とを合致させるとともに、そ
の連結クランプ2の周方向基準マーク104a〜104
dのいずれかと、横パイプ80の周方向位置決めマーク
106とを合致させることにより、クランプ2相互の軸
方向及び周方向の位置決めを、正確に行なうことができ
る。
【0120】このため、後に、複数の縦パイプ84をこ
れら複数のクランプ2に取付けた場合、複数の縦パイプ
84が所定の一平面上に位置することとなる。したがっ
て、パイプの組みつけ作業の際、あらかじめ、横パイプ
80にクランプ2を正確に取付けておくことができると
ともに、仮止め作業も省略できるため、現場での組みつ
け工期を短縮することができる。
【0121】また、本実施例のように、連結クランプ2
の軸方向基準マーク102a又は102bを縦パイプ8
4の中心線と一致させ、連結クランプ2の周方向基準マ
ーク104a〜104dを横パイプ80の中心線と一致
させるよう設けた場合は、パイプ組みつけ作業に用いる
設計図面上の各パイプの中心線と、連結クランプ2に設
けられた軸方向基準マーク102a又は102b、周方
向基準マーク104a〜104dとが、一致することと
なる。一方、一般に、パイプの組みつけ作業に使用する
設計図面は、パイプの中心線を基準として寸法が記載さ
れている。したがって、これらの基準マークを測距の基
準とすれば、パイプの太さに応じた寸法の換算が不要と
なり、図面寸法がそのまま測距作業に適用できるため、
好都合である。
【0122】さらに、本実施例においては、保持体4の
軸心が、横パイプ80及び縦パイプ84の中心線の交点
100aを通るように形成されている。したがって、横
パイプ80と縦パイプ84とが、いかなる角度で交差す
る場合も、縦パイプ84の中心線は、連結クランプ2に
設けられた軸方向基準マーク102a又は102bと対
応する。このため、横パイプ80と縦パイプ84との交
差角度に応じて、別個に軸方向基準マーク102a又は
102bを設ける必要がなく、好都合である。また、本
実施例においては、周方向基準マーク104a〜104
dを、蓋体14の蓋体側挾持部32上の、横パイプ80
が露出している近傍であって、横パイプ80の中心線に
対応する位置に設けたが、横パイプ80の組みつけ作業
時において横パイプ80の正面と対向する位置に設ける
こともできる。この位置に設けると、横パイプ80の周
方向位置決めマーク106を、作業者の正面とすること
ができるため横パイプ80に対する連結クランプ2の周
方向の位置決めが容易になる。
【0123】さらに、周方向基準マーク104a〜10
4dは、蓋体14の蓋体側挾持部32上の、横パイプ8
0が露出している近傍であって、上記以外の任意の位置
に設けることができる。
【0124】次に、図13に、この発明の第七の実施例
によるクランプの構成を示す。この実施例によるクラン
プにおいては、図13に示されるように、保持体4の軸
心と、横パイプ80及び縦パイプ84の中心線の交点1
00aとは一致しない。図13Aに示すように、蓋体1
4には、透視用貫通孔34の上縁34a及び下縁34b
の近傍で、横パイプ80に直交する縦パイプ84の中心
線に対応する位置に、一対の軸方向基準マーク102c
及び102dが設けられている。
【0125】図13Bは、図13Aの状態から、第二の
クランプ体5を、保持体4の軸心まわりに180゜回転
させた状態を示す図である。他の一対の軸方向基準マー
ク102e及び102fは、この状態において、縦パイ
プ84の中心線に対応する位置に、設けたものである。
【0126】このように、保持体4の軸心と、横パイプ
80及び縦パイプ84の中心線の交点100aとが一致
しない場合においても、二対の軸方向基準マーク102
c及び102d並びに102e及び102fを設けるこ
とにより、横パイプ80と縦パイプ84とが直交すると
きには、二対の連結クランプ2の軸方向基準マーク10
2c、102d、102e又は102fのいずれか適当
なマークと、横パイプ80の軸方向位置決めマーク10
8aとを合致させることにより、横パイプ80上に設け
た軸方向位置決めマーク108aと、縦パイプ84の中
心線とを一致させることができ、好都合である。
【0127】なお、本実施例においては、軸方向基準マ
ークは、102c及び102d並びに102e及び10
2fのように二個ずつ、合計四個設けたが、用途に応じ
二個又は一個あるいはそれ以外の数でもよい。また、本
実施例においては、軸方向基準マーク102c、…の形
状は、図13に示すように、略長円形又は、円形とした
が、線、点等いかなる形状のものであってもよい。ま
た、軸方向基準マークの軸方向(X方向)の位置は、本
実施例による場合の他、蓋体14の幅方向の中央、その
他任意の位置に設けることができる。
【0128】次に、図14Cに、この発明の第八の実施
例による被挾持材であるマーク付きパイプ110の構成
を示す。このマーク付きパイプ110は、表面であって
軸方向の所定の位置に、連結クランプ2の軸方向の位置
決めをする軸方向位置決めマーク108a、108b、
…を円周状に設けている。また、表面であって周方向の
所定の位置に、連結クランプ2の周方向の位置決めをす
る周方向位置決めマーク106a、106b、…を、マ
ーク付きパイプ110の母線に沿って設けている。
【0129】このように、パイプの製造工程においてあ
らかじめ軸方向位置決めマーク108a、108b、
…、又は、周方向位置決めマーク106a、106b、
…を設けておくことにより、これらのマークを正確に設
けることができるため、連結クランプ2のマーク付きパ
イプ110への組みつけ作業時において、位置決めを、
正確かつ容易に行なうことができる。また、パイプの組
みつけ現場において、パイプに軸方向位置決めマーク1
08a、…又は、周方向位置決めマーク106a、…を
付する必要がないため、組みつけ工期を短縮することが
できる。
【0130】上述の軸方向位置決めマーク108a、1
08b、…、又は、周方向位置決めマーク106a、1
06b、…は、マーク付きパイプ110の表面に印刷等
の方法により設ける他、図14Aに示すように、マーク
付きパイプ110の表面に凹状に、又は、図14Bに示
すように、凸状に設けてもよい。引き抜き工程をもつパ
イプの場合には、凹状又は凸状の周方向位置決めマーク
106a、106b、…を、引き抜き工程において設け
ることが好ましい。
【0131】なお、軸方向位置決めマーク108a、1
08b、…、又は、周方向位置決めマーク106a、1
06b、…は、適宜、所定の位置に、所定の数だけ設け
ることができ、位置、数を限定するものではない。また
軸方向位置決めマーク108a、108b、…、又は、
周方向位置決めマーク106a、106b、…のいずれ
か一方を設けることもできる。
【0132】また、図14Dのように、軸方向位置決め
マーク108a、108b、…、及び、周方向位置決め
マーク106a、106b、…を、これらの交点が”
+”状のマークを形成するように設けたり、図14Eに
示すように、これらの交点に点状のマークを設けること
もできる。
【0133】さらに、図14Fのように、これらのマー
クを階段状に設けることもできる。図14Fの実施例
は、マーク付きパイプ110に、螺旋状に連結クランプ
2を取付ける場合の位置決めに好適である。
【0134】次に、図15に、この発明の第九の実施例
による被挾持材であるマーク付きパイプ110の構成を
示す。このマーク付きパイプ110は、表面であって一
の直径D2の両端の位置に、連結クランプ2の周方向の
位置決めをする周方向位置決めマーク106a、106
bを、マーク付きパイプ110の母線に沿って設けてい
る。
【0135】マーク付きパイプ110の端部近傍には、
他の一の直径D1を軸とする位置合わせ用ピン112を
設けている。また、周方向位置決めマーク106a、1
06bを通る直径D2と、位置合わせ用ピン112の軸
をなす直径D1とは、直交するよう形成されている。
【0136】このマーク付きパイプ110の使用方法
を、図16に示す。図16Aにおいて、114は、丸パ
イプをつなぐための、一般的な単管ジョイントである。
この単管ジョイント114は、カラー114b、カラー
114bに連続して設けられた一対のパイプ挿入部11
4a、パイプ挿入部114aの端部の近傍に設けられた
一対のピン係合部114cから、概略、構成されてい
る。一対のピン係合部114cは、接続されるべき二本
のマーク付きパイプ110の二本の位置合わせ用ピン1
12が、係合状態において同方向になるように、形成さ
れている。
【0137】二本のマーク付きパイプ110をつなぐ場
合、単管ジョイント114のパイプ挿入部114aを、
マーク付きパイプ110の内径に挿入し、マーク付きパ
イプ110の位置合わせ用ピン112が、単管ジョイン
ト114のピン係合部114cと係合するよう回転させ
る。
【0138】これにより、上述のように、接続されるべ
き二本のマーク付きパイプ110の二本の位置合わせ用
ピン112が、同方向になる。このため、位置合わせ用
ピン112の軸をなす直径D1と周方向位置決めマーク
106a、106bを通る直径D2との関係(前述、図
15B参照)より、図16Bに示すように、接続される
二本のマーク付きパイプ110の周方向位置決めマーク
106a及び106bは、それぞれ一直線上に位置する
こととなる。
【0139】したがって、本実施例によるマーク付きパ
イプ110を使用すれば、二本以上のパイプをつなぐ場
合であっても、一本のパイプの場合同様、クランプ2の
マーク付きパイプ110への組みつけ作業時において、
マーク付きパイプ110に対するクランプ2の周方向の
位置決めを、視認により正確かつ容易に行なうことがで
きる。
【0140】なお、本実施例においては、図15Bに示
すように、周方向位置決めマーク106a、106bを
通る直径D2と、位置合わせ用ピン112の軸をなす直
径D1とを、直交するよう形成したが、一定の角度であ
れば、必ずしも直交している必要はない。
【0141】また、本実施例においては、周方向位置決
めマークは二本設けたが(106a及び106b)、一
本又は三本以上でもよい。ただし、周方向位置決めマー
クを複数設ける場合には、本実施例に示すように、それ
らを、180゜回転対象の位置に設ければ、位置合わせ
用ピン112の軸をなす直径D1が、180゜回転した
場合でも、接続される二本のマーク付きパイプ110の
周方向位置決めマークは、それぞれ一直線上に位置する
こととなる。このため、接続の際、二本のマーク付きパ
イプ110相互の角度関係を考慮する必要がなく、好都
合である。
【0142】また、本実施例においては、周方向位置決
めマーク106a、106bを通る直径D2と、位置合
わせ用ピン112の軸をなす直径D1とが、同一の角度
(90゜)をもつよう形成した二本以上のマーク付きパ
イプ110をつなぐ場合について示したが、D1とD2
のなす角度が異なる、二本以上のマーク付きパイプ11
0をつなぐ場合には、複数のマーク付きパイプ110の
周方向位置決めマーク106aが、例えば、階段状をな
すように接続することもできる。
【0143】次に、図17に、この発明の第十の実施例
による内拡式ジョイント120の構成を示す。この内拡
式ジョイント120は、上体122、下体124、カラ
ー128及び締めつけボルト126を備えている。
【0144】締めつけボルト126は、一端に設けられ
た頭部126c、頭部126cに連続して設けられたね
じ部126a、ねじ部126aに連続して他端に設けら
れた押圧部126bを有する。
【0145】上体122は、断面が略かまぼこ形状をし
ており(図17B参照)、締めつけボルト126のねじ
部126aを螺合する上体基部122aと、上体基部1
22aに連続して上体基部122aから一直線状に二方
向に延長され、それぞれ別のマーク付きパイプ110の
内径に挿入される第一上体パイプ挿入部122b及び第
二上体パイプ挿入部122cとを有している。
【0146】第一上体パイプ挿入部122bのパイプ挿
入長さL1は、マーク付きパイプ110の端部からマー
ク付きパイプ110の端部近傍に設けられたマーク付き
パイプ110の一の直径を軸とする位置合わせ用ピン1
12までの距離LPを越えないように形成されている。
また、第一上体パイプ挿入部122bにおけるマーク付
きパイプ110の内面との接触部には、マーク付きパイ
プ110の内面との滑りを防止するため、ローレット加
工等の滑り止め加工122eが施されている。第二上体
パイプ挿入部122cの端部は、マーク付きパイプ11
0の位置合わせ用ピン112まで到達しており、U字状
係合部122dが、位置合わせ用ピン112と係合する
よう形成されている(図17C参照)。これにより、マ
ーク付きパイプ110との接続時に、内拡式ジョイント
120とマーク付きパイプ110とが不用意に回転する
ことを防止するのである。
【0147】下体124は、断面が略かまぼこ形状をし
ており(図17B参照)、締めつけボルト126の押圧
部126bと当接する被押圧部124fを有する下体基
部124aと、下体基部124aに連続して下体基部1
24aから一直線状に二方向に延長され、それぞれ別の
マーク付きパイプ110の内径に挿入される第一下体パ
イプ挿入部124b及び第二下体パイプ挿入部124c
とを有している。
【0148】第一下体パイプ挿入部124bのパイプ挿
入長さL2は、第一上体パイプ挿入部122bのパイプ
挿入長さL1同様、距離LPを越えないように形成され
ている。また、第一下体パイプ挿入部124bにおける
マーク付きパイプ110の内面との接触部には、第一上
体パイプ挿入部122b同様、滑り止め加工124eが
施されている。
【0149】第二下体パイプ挿入部124cは、第二上
体パイプ挿入部122c同様の構成であり、端部にはU
字状係合部124dが形成されている(図17C参
照)。
【0150】カラー128は、略円筒形をなし、円筒内
面128bに、上体基部122aと下体基部124aと
を遊嵌するよう構成されている。また、円筒面の一側中
央に締めつけボルト126のねじ部126aを遊嵌する
ボルト挿通穴128aを設けている。
【0151】この内拡式ジョイント120の使用方法
を、図17を用いて説明する。まず、締めつけボルト1
26を緩め、張り寸法Fをマーク付きパイプ110の内
径より小さくしておく。
【0152】次に、一方のマーク付きパイプ110の内
径に第二上体パイプ挿入部122c及び第二下体パイプ
挿入部124cを挿入する。このとき、U字状係合部1
22d及び124dが、マーク付きパイプ110の位置
合わせ用ピン112と係合するよう、内拡式ジョイント
120の回転位置を調整する。
【0153】次に、他方のマーク付きパイプ110の内
径に第一上体パイプ挿入部122b及び第一下体パイプ
挿入部124bを挿入する。このとき接続すべき二本の
マーク付きパイプ110の周方向位置決めマーク106
a又は106bが一直線をなすよう(図16B参照)、
他方のマーク付きパイプ110の回転位置を調整する。
この場合、第一上体パイプ挿入部122b及び第一下体
パイプ挿入部124bのパイプ挿入長さL1及びL2
は、距離LPより小さいため、位置合わせ用ピン112
に当ることはない。
【0154】次に、締めつけボルト126を締め込むこ
とにより、張り寸法Fを増加させる。張り寸法Fの増加
により、一方のマーク付きパイプ110の内径と、第二
上体パイプ挿入部122c及び第二下体パイプ挿入部1
24cとが当接し、一方のマーク付きパイプ110と、
内拡式ジョイント120との間に、締めつけボルト12
6の締め込み量に応じた摩擦力が生ずる。同様に、他方
のマーク付きパイプ110と、内拡式ジョイント120
との間にも、摩擦力が生ずる。このようにして、二本の
マーク付きパイプ110を、任意の回転位置でつなぐこ
とができる。
【0155】このように、本実施例による内拡式ジョイ
ント120を用いれば、二本以上のマーク付きパイプ1
10をつなぐ場合、位置合わせ用ピン112相互の角度
に無関係に、マーク付きパイプ110をつなぐことがで
きる。
【0156】したがって、位置合わせ用ピン112と周
方向位置決めマーク106a及び106bとの角度関係
が一定でないときでも、2本のマーク付きパイプ110
の周方向位置決めマーク106a及び106b相互の位
置関係を、所望の値に設定することができる。このた
め、二本以上のマーク付きパイプ110をつなぐ場合、
クランプ2のマーク付きパイプ110への組みつけ作業
時において、マーク付きパイプ110に対するクランプ
2の周方向の位置決めを、正確かつ容易に行なうことが
できる。
【0157】なお、本実施例においては、第一上体パイ
プ挿入部122b及び第一下体パイプ挿入部124bの
パイプ挿入長さL1及びL2のみを、距離LPより小さ
くなるよう形成したが、第一上体パイプ挿入部122b
及び第一下体パイプ挿入部124bのパイプ挿入長さL
1及びL2、並びに、第二上体パイプ挿入部122c及
び第二下体パイプ挿入部124cのパイプ挿入長さ双方
を、距離LPより小さくなるよう形成してもよい。
【0158】また、本実施例においては、第一上体パイ
プ挿入部122b及び第一下体パイプ挿入部124bの
接触部にのみ、滑り止め加工122e及び124eが施
されているが、第二上体パイプ挿入部122c及び第二
下体パイプ挿入部124cの接触部についても、同様に
滑り止め加工を施してもよく、逆に、いずれの接触部に
も、滑り止め加工を施さないこともできる。但し、滑り
止め加工を施すことにより、二本のマーク付きパイプ1
10の結合力をより強固にすることができるため、安全
上好ましい。
【0159】次に、図7に、この発明の第十一の実施例
によるクランプの構成を示す。この実施例によるクラン
プは、一つのクランプ体9とピン11を備えたピンクラ
ンプ7に、この発明を適用したものである。ピンクラン
プ7の蓋体14には、第一の実施例同様、蓋体側挾持部
32の、幅方向の中央近傍に透視用貫通孔34を設けて
いる。
【0160】なお、本発明は、前述の各実施例に限定さ
れるものではなく、三連クランプ他、1つ以上のクラン
プ体を有するクランプ全てに適用されるものである。ま
た、上述の各実施例においては、被挾持材が一本の丸パ
イプである場合について説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、楕円パイプ、六角パイプ、四角パイ
プ、二連パイプ、中実柱等あらゆる被挾持材について適
用されるものである。
【0161】また、前述の各実施例においては、クラン
プの本体12が一体に形成されている場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図1
8に示すように、本体12が本体主部12a及び本体補
助部12bの二つに分割されているクランプにも適用さ
れる。本体主部12a及び本体補助部12bは、枢支ピ
ン130により揺動可能に枢支されている。本体補助部
12bには、T字ボルト18が揺動可能に枢支されてい
る。また、本体主部12aには、蓋体14が結合ピン1
6により、揺動可能に枢支されている。この場合、図1
8においては、本体補助部12bの円弧寸法S1と蓋体
14の円弧寸法S2とが等しくなるように形成している
が、本体補助部12bの円弧寸法S1が、蓋体14の円
弧寸法S2よりも大きくなるように、又は、小さくなる
ように形成してもよい。さらに、本体12が二以上の本
体補助部12bを有する場合であってもよい。
【0162】
【発明の効果】請求項1のクランプにおいては、透視用
貫通孔が、本体側挾持部又は蓋体側挾持部の、幅方向の
中央近傍に設けられている。
【0163】すなわち、このクランプをパイプ等の挾持
に用いた場合、パイプ等被挾持材の表面に付された位置
決めマークを、この透視用貫通孔を介して容易に視認す
ることができる。したがって、被挾持材に対するクラン
プの位置決めを、視認により正確かつ容易に行なうこと
ができる。
【0164】請求項2のクランプにおいては、透視用貫
通孔に連続して又は透視用貫通孔の近傍で、透視用貫通
孔の幅方向のほぼ中央に測定用係合部を設けている。
【0165】すなわち、被挾持材の表面に付された位置
決めマークを、この透視用貫通孔を介して容易に視認す
ることができるとともに、測定用係合部に巻尺等のL字
状端部を係止することができる。したがって、クランプ
の位置決めを、視認により正確かつ容易に行なうことが
できるとともに、被挾持材に複数のクランプを締結する
場合は、クランプ相互の位置決めを、巻尺等を使用し
て、より正確に行なうことができる。
【0166】請求項3のクランプにおいては、測定用係
合部は、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方
に設けられ、透視用貫通孔外方に向って、透視用貫通孔
よりも細い溝状に、透視用貫通孔に連続して形成されて
いる。
【0167】すなわち、細い溝状の測定用係合部に、巻
尺等のL字状端部を挿入することにより、巻尺等のL字
状端部を確実に係止することができる。したがって、巻
尺等によりクランプの位置決めをする場合、さらに正確
に行なうことができる。
【0168】請求項4のクランプにおいては、測定用係
合部は、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方
の近傍に設けられ、透視用貫通孔の幅方向に直交する方
向に、透視用貫通孔よりも細い溝状に、透視用貫通孔と
独立して形成されている。
【0169】すなわち、本体又は蓋体に一定の強度を付
与しつつ、溝状の測定用係合部を設けることができる。
したがって、クランプが一定の強度を要求される場合で
あっても、巻尺等を使用して、クランプの位置決めを正
確に行なうことができる。
【0170】請求項5のクランプにおいては、測定用係
合部は、透視用貫通孔の上縁及び下縁の少なくとも一方
に設けられ、透視用貫通孔内方に向って凸状に形成され
ている。
【0171】すなわち、透視用貫通孔のスペースが制限
される場合であっても、測定用係合部を設けることがで
きる。したがって、クランプの寸法に制限がある場合で
あっても、巻尺等を使用して、クランプの位置決めを行
なうことができる。
【0172】請求項6及び請求項16のクランプは、透
視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方に、透視用
貫通孔に連続して又は透視用貫通孔の近傍に、軸方向基
準マークを設けたことを特徴とする。
【0173】すなわち、この透視用貫通孔を介して、被
挾持材の表面に付された軸方向位置決めマークとクラン
プに設けられた軸方向基準マークとを、容易に目視によ
り合致させることができる。したがって、被挾持材に対
するクランプの軸方向の位置決めを、視認により、さら
に正確かつ容易に行なうことができる。
【0174】請求項7のクランプは、本体、蓋体又は締
結手段に、本体又は蓋体の幅方向と直交する方向を長手
方向とする、測定用係合部を設けたことを特徴とする。
【0175】すなわち、測定用係合部に、巻尺等のL字
状端部を係止することができる。したがって、被挾持材
に位置決めマークが付されていない場合であっても、巻
尺等を使用してクランプの位置決めを正確に行なうこと
ができる。
【0176】請求項8及び請求項20のクランプは、締
結手段がT字ボルトを備え、かつ、測定用係合部をT字
ボルトのねじ部側先端部に設けたことを特徴とする。
【0177】すなわち、部品の変更を最小限に抑えつつ
測定用係合部を設けることができる。したがって、部品
の大幅な変更を伴うことなく、巻尺等を使用してクラン
プの位置決めを正確に行なうことができる。
【0178】請求項9及び請求項21のクランプは、本
体側挾持部又は蓋体側挾持部の、被挾持材の露出部近傍
に、周方向基準マークを設けたことを特徴とする。
【0179】すなわち、被挾持材の表面に付された周方
向位置決めマークとクランプに設けられた周方向基準マ
ークとを、容易に目視により合致させることができる。
したがって、被挾持材に対するクランプの周方向の位置
決めを、視認により正確かつ容易に行なうことができ
る。
【0180】請求項10及び請求項22のクランプは、
周方向基準マークを、クランプの被挾持材への組みつけ
作業時において被挾持材の正面に対向する位置の近傍に
設けたことを特徴とする。すなわち、組みつけ作業時に
おいて被挾持材の正面に周方向位置決めマークを付した
場合、周方向位置決めマークとクランプの周方向基準マ
ークとを、容易に目視により合致させることができる。
したがって、クランプの被挾持材への組みつけ作業時に
おいて、被挾持材に対するクランプの周方向の位置決め
を、視認により正確かつ容易に行なうことができる。
【0181】請求項11のクランプにおいては、透視用
貫通孔が、第一の本体若しくは第二の本体の本体側挾持
部又は第一の蓋体若しくは第二の蓋体の蓋体側挾持部
の、幅方向の中央近傍に設けられている。
【0182】すなわち、このクランプをパイプ等の連結
に用いた場合、横パイプ等第一の被挾持材又は縦パイプ
等第二の被挾持材の、少なくとも一方の表面に付された
位置決めマークを、この透視用貫通孔を介して容易に視
認することができる。したがって、第一の被挾持材に対
する第二の被挾持材の位置決めを、視認により正確かつ
容易に行なうことができる。
【0183】請求項12のクランプにおいては、透視用
貫通孔に連続して又は透視用貫通孔の近傍で、透視用貫
通孔の幅方向のほぼ中央に測定用係合部を設けている。
【0184】すなわち、第一の被挾持材又は第二の被挾
持材の、少なくとも一方の表面に付された位置決めマー
クを、この透視用貫通孔を介して容易に視認することが
できるとともに、測定用係合部に、巻尺等のL字状端部
を係止することができる。したがって、第一の被挾持材
に対する第二の被挾持材の位置決めを、視認により正確
かつ容易に行なうことができるとともに、例えば、第一
の被挾持材に対し複数の第二の被挾持材を締結する場合
は、第二の被挾持材相互の位置決めを、巻尺等を使用し
て、より正確に行なうことができる。
【0185】請求項13のクランプにおいては、測定用
係合部は、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一
方に設けられ、透視用貫通孔外方に向って、透視用貫通
孔よりも細い溝状に、透視用貫通孔に連続して形成され
ている。
【0186】すなわち、第一の挾持部又は第二の挾持部
の、少なくとも一方に設けられた透視用貫通孔に連続し
て形成された細い溝状の測定用係合部に、巻尺等のL字
状端部を挿入することにより、巻尺等のL字状端部を確
実に係止することができる。したがって、巻尺等により
第二の被挾持材相互の位置決めをする場合、さらに正確
に行なうことができる。
【0187】請求項14のクランプにおいては、測定用
係合部は、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一
方の近傍に設けられ、透視用貫通孔の幅方向に直交する
方向に、透視用貫通孔よりも細い溝状に、透視用貫通孔
と独立して形成されている。すなわち、本体又は蓋体に
一定の強度を付与しつつ、溝状の測定用係合部を設ける
ことができる。したがって、クランプが一定の強度を要
求される場合であっても、巻尺等を使用して、第二の被
挾持材相互の位置決めを、正確に行なうことができる。
【0188】請求項15のクランプにおいては、測定用
係合部は、透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一
方に設けられ、透視用貫通孔内方に向って凸状に形成さ
れている。
【0189】すなわち、第一の挾持部又は第二の挾持部
の、少なくとも一方に設けられた透視用貫通孔のスペー
スが制限される場合であっても、測定用係合部を設ける
ことができる。したがって、クランプの寸法に制限があ
る場合であっても、巻尺等を使用して、第二の被挾持材
相互の位置決めを行なうことができる。
【0190】請求項17のクランプは、請求項16のク
ランプにおいて、軸方向基準マークを、透視用貫通孔の
幅方向のほぼ中央に設けたことを特徴とする。
【0191】すなわち、被挾持材の表面に付された軸方
向位置決めマークとクランプの幅方向のほぼ中央とを、
容易に目視により合致させることができる。したがっ
て、被挾持材に対するクランプの軸方向の位置決めを、
クランプの幅のほぼ中央を基準として、視認により、さ
らに正確かつ容易に行なうことができる。
【0192】請求項18のクランプは、請求項16のク
ランプにおいて、軸方向基準マークを、第一の本体若し
くは第一の蓋体上であって、第一の被挾持材と第二の被
挾持材が直交する場合の第二の被挾持材の中心線に対応
する位置の近傍、又は、第二の本体若しくは第二の蓋体
上であって、第一の被挾持材と第二の被挾持材が直交す
る場合の第一の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍
に設けたことを特徴とする。すなわち、クランプの軸方
向基準マークと被挾持材の表面に付された軸方向位置決
めマークとを合致させることにより、直交する二つの被
挾持材に共通する垂線の方向から見た場合、被挾持材の
表面に付された軸方向位置決めマークと、これに直交す
る被挾持材の中心線とを一致させることができる。した
がって、被挾持材の組みつけ図面における被挾持材の中
心線が、これに直交する被挾持材の表面に付された軸方
向位置決めマークと一致するため、被挾持材相互の位置
決めを、組みつけ図面を参照しつつ、さらに正確かつ容
易に行なうことができる。請求項19のクランプは、第
一の本体若しくは第一の蓋体の幅方向と直交する方向を
長手方向として第一の本体、第一の蓋体若しくは第一の
締結手段に、又は、第二の本体若しくは第二の蓋体の幅
方向と直交する方向を長手方向として第二の本体、第二
の蓋体若しくは第二の締結手段に、測定用係合部を設け
たことを特徴とする。
【0193】すなわち、測定用係合部に、巻尺等のL字
状端部を係止することができる。したがって、被挾持材
に位置決めマークが付されていない場合であっても、巻
尺等を使用して、第二の被挾持材相互の位置決めを、正
確に行なうことができる。
【0194】請求項23のクランプは、請求項21のク
ランプにおいて、周方向基準マークを、第一の本体若し
くは第一の蓋体上であって、第一の被挾持材と第二の被
挾持材が直交する場合の第一の被挾持材の中心線に対応
する位置の近傍、又は、第二の本体若しくは第二の蓋体
上であって、第一の被挾持材と第二の被挾持材が直交す
る場合の第二の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍
に設けたことを特徴とする。すなわち、クランプの周方
向基準マークと被挾持材の表面に付された周方向位置決
めマークとを合致させることにより、直交する二つの被
挾持材に共通する垂線の方向から見た場合、被挾持材の
表面に付された周方向位置決めマークと当該被挾持材の
中心線とを一致させることができる。したがって、被挾
持材の組みつけ図面における被挾持材の中心線と当該被
挾持材の表面に付された周方向位置決めマークとが一致
するため、被挾持材相互の位置決めを、組みつけ図面を
参照しつつ、さらに正確かつ容易に行なうことができ
る。
【0195】請求項24のクランプは、第一の本体と第
二の本体とを回転可能に保持する保持体の軸心が、第一
の被挾持材と第二の被挾持材が交差する場合のそれぞれ
の中心線の交点の近傍を通るように形成したことを特徴
とする。すなわち、第一の被挾持材と第二の被挾持材が
いかなる角度で交差する場合であっても、常に特定の一
点で交わることとなる。したがって、被挾持材相互の位
置決めを正確かつ容易に行なうことができる。
【0196】請求項25の被挾持材は、表面であって軸
方向の所定の位置に、クランプの軸方向の位置決めをす
る一以上の軸方向位置決めマークを設け、又は、表面で
あって周方向の所定の位置に、クランプの周方向の位置
決めをする一以上の周方向位置決めマークを設けたこと
を特徴とする。すなわち、被挾持材の製造工程において
あらかじめ軸方向位置決めマーク、又は、周方向位置決
めマークを設けておくことができる。したがって、軸方
向位置決めマーク、又は、周方向位置決めマークを正確
に設けることができるため、クランプの被挾持材への組
みつけ作業時において、被挾持材に対するクランプの位
置決めを、正確かつ容易に行なうことができる。また、
被挾持材の組みつけ現場において、軸方向位置決めマー
ク、又は、周方向位置決めマークを付する必要がないた
め、組みつけ工期を短縮することができる。
【0197】請求項26の被挾持材は、請求項25の被
挾持材において、被挾持材をパイプとし、かつ、パイプ
の端部近傍に、パイプの一の直径を軸とする位置合わせ
用ピンを設けるとともに、周方向位置決めマークとパイ
プの中心とを結ぶ直線と、前記一の直径とのなす角度を
所定の値とすることを特徴とする。すなわち、二本以上
のパイプをつなぐ場合、それぞれの位置合わせ用ピン相
互間に一定の角度関係を持たせることにより、それぞれ
の周方向位置決めマーク相互間に一定の角度関係を持た
せることができる。したがって、二本以上のパイプをつ
なぐ場合であっても、クランプのパイプへの組みつけ作
業時において、パイプに対するクランプの周方向の位置
決めを、視認により正確かつ容易に行なうことができ
る。
【0198】請求項27の内拡式ジョイントは、少なく
とも一方の上体パイプ挿入部及び下体パイプ挿入部のパ
イプ挿入長さを、パイプの端部から、パイプの端部近傍
に設けられたパイプの一の直径を軸とする位置合わせ用
ピンまでの距離を越えないように形成したことを特徴と
する。すなわち、二本以上のパイプをつなぐ場合、位置
合わせ用ピン相互の角度に無関係に、パイプをつなぐこ
とができる。したがって、パイプに周方向位置決めマー
クが付されている場合、位置合わせ用ピンと周方向位置
決めマークとの角度関係が一定でないときでも、周方向
位置決めマーク相互の位置関係を所望の値に設定するこ
とができる。このため、二本以上のパイプをつなぐ場
合、クランプのパイプへの組みつけ作業時において、パ
イプに対するクランプの周方向の位置決めを、正確かつ
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施例によるクランプの平面
図及び背面図である。
【図2】この発明の第一の実施例によるクランプの右側
面図及び底面図である。
【図3】この発明の第二の実施例によるクランプの平面
図である。
【図4】この発明の第二の実施例によるクランプの蓋体
のJ−J断面図及びK−K断面図である。
【図5】この発明の第三の実施例によるクランプの平面
図である。
【図6】この発明の第四の実施例によるクランプの平面
図である。
【図7】この発明の第十一の実施例によるクランプの斜
視図である。
【図8】従来のクランプの斜視図である。
【図9】従来のクランプを仮設足場の組みつけ作業に使
用する場合の説明図である。
【図10】及び
【図11】この発明の第五の実施例によるクランプの構
成を示す図面である。
【図12】この発明の第六の実施例によるクランプの構
成を示す図面である。
【図13】この発明の第七の実施例によるクランプの構
成を示す図面である。
【図14】この発明の第八の実施例によるマーク付きパ
イプの構成を示す図面である。
【図15】この発明の第九の実施例によるマーク付きパ
イプの構成を示す図面である。
【図16】この発明の第九の実施例によるマーク付きパ
イプの使用方法を示す図面である。
【図17】この発明の第十の実施例による内拡式ジョイ
ントの構成を示す図面である。
【図18】この発明が適用される他のクランプの構成を
示す図面である。
【符号の説明】
2・・・連結クランプ 14・・・蓋体 32・・・蓋体側挾持部 34・・・透視用貫通孔 80・・・横パイプ 80a・・・位置決めマーク

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体側挾持部を有する本体、 前記本体側挾持部と協同して被挾持材を挾持する蓋体側
    挾持部を有する蓋体、 前記本体と前記蓋体とを開閉可能に結合する結合手段、 前記本体と前記蓋体とを前記被挾持材を挟んで締結する
    締結手段、 を備えたクランプにおいて、 前記本体側挾持部又は前記蓋体側挾持部の、幅方向の中
    央近傍に透視用貫通孔を設けたこと、 を特徴とするクランプ。
  2. 【請求項2】請求項1のクランプにおいて、 前記透視用貫通孔に連続して又は前記透視用貫通孔の近
    傍で、前記透視用貫通孔の幅方向のほぼ中央に測定用係
    合部を設けたこと、 を特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2のクランプにおいて、前記測定用
    係合部が、 前記透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方に設
    けられ、 前記透視用貫通孔外方に向って、前記透視用貫通孔より
    も細い溝状に、前記透視用貫通孔に連続して形成されて
    いること、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項2のクランプにおいて、前記測定用
    係合部が、 前記透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方の近
    傍に設けられ、 前記透視用貫通孔の幅方向に直交する方向に、前記透視
    用貫通孔よりも細い溝状に、前記透視用貫通孔と独立し
    て形成されていること、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項2のクランプにおいて、前記測定用
    係合部が、 前記透視用貫通孔の上縁及び下縁の少なくとも一方に設
    けられ、 前記透視用貫通孔内方に向って凸状に形成されているこ
    と、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項1のクランプにおいて、 前記透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方に、
    前記透視用貫通孔に連続して又は前記透視用貫通孔の近
    傍に、軸方向基準マークを設けたこと、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】本体側挾持部を有する本体、 前記本体側挾持部と協同して被挾持材を挾持する蓋体側
    挾持部を有する蓋体、 前記本体と前記蓋体とを開閉可能に結合する結合手段、 前記本体と前記蓋体とを前記被挾持材を挟んで締結する
    締結手段、 を備えたクランプにおいて、 前記本体、前記蓋体又は前記締結手段に、前記本体又は
    前記蓋体の幅方向と直交する方向を長手方向とする、測
    定用係合部を設けたこと、 を特徴とするクランプ。
  8. 【請求項8】請求項7のクランプにおいて、 前記締結手段がT字ボルトを備え、かつ、前記測定用係
    合部を前記T字ボルトのねじ部側先端部に設けたこと、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】本体側挾持部を有する本体、 前記本体側挾持部と協同して被挾持材を挾持する蓋体側
    挾持部を有する蓋体、 前記本体と前記蓋体とを開閉可能に結合する結合手段、 前記本体と前記蓋体とを前記被挾持材を挟んで締結する
    締結手段、 を備えたクランプにおいて、 前記本体側挾持部又は前記蓋体側挾持部の、前記被挾持
    材の露出部近傍に、周方向基準マークを設けたこと、 を特徴とするクランプ。
  10. 【請求項10】請求項9のクランプにおいて、 前記周方向基準マークを、前記クランプの前記被挾持材
    への組みつけ作業時において前記被挾持材の正面に対向
    する位置の近傍に設けたこと、 を特徴とするもの。
  11. 【請求項11】本体側挾持部を有する第一の本体、 前記本体側挾持部と協同して第一の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第一の蓋体、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第一の結合手段、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを前記第一の被挾持
    材を挟んで締結する第一の締結手段、 本体側挾持部を有するとともに、前記第一の本体に対し
    て回転可能に又は固定的に保持された第二の本体、 前記本体側挾持部と協同して第二の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第二の蓋体、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第二の結合手段、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを前記第二の被挾持
    材を挟んで締結する第二の締結手段、 を備えたクランプにおいて、 前記第一の本体若しくは前記第二の本体の本体側挾持部
    又は前記第一の蓋体若しくは前記第二の蓋体の蓋体側挾
    持部の、幅方向の中央近傍に透視用貫通孔を設けたこ
    と、 を特徴とするクランプ。
  12. 【請求項12】請求項11のクランプにおいて、 前記透視用貫通孔に連続して又は前記透視用貫通孔の近
    傍で、前記透視用貫通孔の幅方向のほぼ中央に測定用係
    合部を設けたこと、 を特徴とするもの。
  13. 【請求項13】請求項12のクランプにおいて、前記測
    定用係合部が、 前記透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方に設
    けられ、 前記透視用貫通孔外方に向って、前記透視用貫通孔より
    も細い溝状に、前記透視用貫通孔に連続して形成されて
    いること、 を特徴とするもの。
  14. 【請求項14】請求項12のクランプにおいて、前記測
    定用係合部が、 前記透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方の近
    傍に設けられ、 前記透視用貫通孔の幅方向に直交する方向に、前記透視
    用貫通孔よりも細い溝状に、 前記透視用貫通孔と独立して形成されていること、 を特徴とするもの。
  15. 【請求項15】請求項12のクランプにおいて、前記測
    定用係合部が、 前記透視用貫通孔の上縁及び下縁の少なくとも一方に設
    けられ、前記透視用貫通孔内方に向って凸状に形成され
    ていること、 を特徴とするもの。
  16. 【請求項16】請求項11のクランプにおいて、 前記透視用貫通孔の上縁又は下縁の少なくとも一方に、
    前記透視用貫通孔に連続して又は前記透視用貫通孔の近
    傍に、軸方向基準マークを設けたこと、 を特徴とするもの。
  17. 【請求項17】請求項16のクランプにおいて、前記軸
    方向基準マークを、 前記透視用貫通孔の幅方向のほぼ中央に設けたことを特
    徴とするもの。
  18. 【請求項18】請求項16のクランプにおいて、前記軸
    方向基準マークを、 前記第一の本体若しくは前記第一の蓋体上であって、前
    記第一の被挾持材と前記第二の被挾持材が直交する場合
    の前記第二の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍、 又は、前記第二の本体若しくは前記第二の蓋体上であっ
    て、前記第一の被挾持材と前記第二の被挾持材が直交す
    る場合の前記第一の被挾持材の中心線に対応する位置の
    近傍に設けたこと、 を特徴とするもの。
  19. 【請求項19】本体側挾持部を有する第一の本体、 前記本体側挾持部と協同して第一の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第一の蓋体、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第一の結合手段、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを前記第一の被挾持
    材を挟んで締結する第一の締結手段、 本体側挾持部を有するとともに、前記第一の本体に対し
    て回転可能に又は固定的に保持された第二の本体、 前記本体側挾持部と協同して第二の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第二の蓋体、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第二の結合手段、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを前記第二の被挾持
    材を挟んで締結する第二の締結手段、 を備えたクランプにおいて、 前記第一の本体若しくは前記第一の蓋体の幅方向と直交
    する方向を長手方向として前記第一の本体、前記第一の
    蓋体若しくは前記第一の締結手段に、 又は、前記第二の本体若しくは前記第二の蓋体の幅方向
    と直交する方向を長手方向として前記第二の本体、前記
    第二の蓋体若しくは前記第二の締結手段に、測定用係合
    部を設けたこと、 を特徴とするクランプ。
  20. 【請求項20】請求項19のクランプにおいて、 前記第一の締結手段又は前記第二の締結手段のうち少な
    くとも一つがT字ボルトを備え、かつ、前記測定用係合
    部を前記T字ボルトのうち少なくとも一つのもののねじ
    部側先端部に設けたこと、 を特徴とするもの。
  21. 【請求項21】本体側挾持部を有する第一の本体、 前記本体側挾持部と協同して第一の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第一の蓋体、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第一の結合手段、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを前記第一の被挾持
    材を挟んで締結する第一の締結手段、 本体側挾持部を有するとともに、前記第一の本体に対し
    て回転可能に又は固定的に保持された第二の本体、 前記本体側挾持部と協同して第二の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第二の蓋体、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第二の結合手段、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを前記第二の被挾持
    材を挟んで締結する第二の締結手段、 を備えたクランプにおいて、 前記第一の本体の本体側挾持部若しくは前記第一の蓋体
    の蓋体側挾持部の前記第一の被挾持材の露出部近傍、又
    は、前記第二の本体の本体側挾持部若しくは前記第二の
    蓋体の蓋体側挾持部の前記第二の被挾持材の露出部近傍
    に、周方向基準マークを設けたことを特徴とするクラン
    プ。
  22. 【請求項22】請求項21のクランプにおいて、前記周
    方向基準マークを、 前記第一の本体若しくは前記第一の蓋体上であって、前
    記クランプの前記第一の被挾持材への組みつけ作業時に
    おいて前記第一の被挾持材の正面に対向する位置の近傍
    に設け、 又は、前記第二の本体若しくは前記第二の蓋体上であっ
    て、前記クランプの前記第二の被挾持材への組みつけ作
    業時において前記第二の被挾持材の正面に対向する位置
    の近傍に設けたこと、 を特徴とするもの。
  23. 【請求項23】請求項21のクランプにおいて、前記周
    方向基準マークを、 前記第一の本体若しくは前記第一の蓋体上であって、前
    記第一の被挾持材と前記第二の被挾持材が直交する場合
    の前記第一の被挾持材の中心線に対応する位置の近傍、 又は、前記第二の本体若しくは前記第二の蓋体上であっ
    て、前記第一の被挾持材と前記第二の被挾持材が直交す
    る場合の前記第二の被挾持材の中心線に対応する位置の
    近傍に設けたこと、 を特徴とするもの。
  24. 【請求項24】本体側挾持部を有する第一の本体、 前記本体側挾持部と協同して第一の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第一の蓋体、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第一の結合手段、 前記第一の本体と前記第一の蓋体とを前記第一の被挾持
    材を挟んで締結する第一の締結手段、 本体側挾持部を有するとともに、前記第一の本体に対し
    て回転可能に保持された第二の本体、 前記本体側挾持部と協同して第二の被挾持材を挾持する
    蓋体側挾持部を有する第二の蓋体、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを開閉可能に結合す
    る第二の結合手段、 前記第二の本体と前記第二の蓋体とを前記第二の被挾持
    材を挟んで締結する第二の締結手段、 を備えたクランプにおいて、 前記第一の本体と前記第二の本体とを回転可能に保持す
    る保持体の軸心が、前記第一の被挾持材と前記第二の被
    挾持材が交差する場合のそれぞれの中心線の交点の近傍
    を通るように形成したことを特徴とするクランプ。
  25. 【請求項25】本体側挾持部を有する本体、蓋体側挾持
    部を有する蓋体、前記本体と前記蓋体とを開閉可能に結
    合する結合手段、前記本体と前記蓋体とを締結する締結
    手段、を備えたクランプに挾持される被挾持材におい
    て、 表面であって軸方向の所定の位置に、前記クランプの軸
    方向の位置決めをする一以上の軸方向位置決めマークを
    設け、 又は、表面であって周方向の所定の位置に、前記クラン
    プの周方向の位置決めをする一以上の周方向位置決めマ
    ークを設けたこと、 を特徴とする被挾持材。
  26. 【請求項26】請求項25の被挾持材において、 前記被挾持材をパイプとし、 かつ、前記パイプの端部近傍に、前記パイプの一の直径
    を軸とする位置合わせ用ピンを設けるとともに、 前記周方向位置決めマークと前記パイプの中心とを結ぶ
    直線と、前記一の直径とのなす角度を所定の値とするこ
    と、 を特徴とするもの。
  27. 【請求項27】一端に設けられた頭部、前記頭部に連続
    して設けられたねじ部、前記ねじ部に連続して他端に設
    けられた押圧部を有する締めつけボルト、 前記締めつけボルトの前記ねじ部を螺合する上体基部
    と、前記上体基部に連続して前記上体基部から一直線状
    に二方向に延長され二つのパイプの内径に挿入される二
    つの上体パイプ挿入部とを有する上体、 前記締めつけボルトの前記押圧部と当接する下体基部
    と、前記下体基部に連続して前記下体基部から一直線状
    に二方向に延長され前記二つのパイプの内径に挿入され
    る二つの下体パイプ挿入部とを有する下体、 略円筒形をなし、円筒内面に前記上体基部と前記下体基
    部とを遊嵌するとともに、円筒面の一側中央に前記締め
    つけボルトのねじ部を遊嵌するボルト挿通穴を設けたカ
    ラー、 を備えた内拡式ジョイントにおいて、 少なくとも一方の前記上体パイプ挿入部及び前記下体パ
    イプ挿入部のパイプ挿入長さを、前記パイプの端部か
    ら、前記パイプの端部近傍に設けられた前記パイプの一
    の直径を軸とする位置合わせ用ピンまでの距離を越えな
    いように形成したこと、 を特徴とする内拡式ジョイント。
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CN112298903A (zh) * 2020-11-05 2021-02-02 无锡商业职业技术学院 一种方管外形检测结构系统
JP2022163965A (ja) * 2021-04-15 2022-10-27 株式会社クリス・コーポレーション 仮設足場及びクランプの取付方法
JP2023179223A (ja) * 2022-06-07 2023-12-19 株式会社長谷工テクノ 固定具

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