JPH07234058A - 冷気循環用通風路配設構造 - Google Patents
冷気循環用通風路配設構造Info
- Publication number
- JPH07234058A JPH07234058A JP2229794A JP2229794A JPH07234058A JP H07234058 A JPH07234058 A JP H07234058A JP 2229794 A JP2229794 A JP 2229794A JP 2229794 A JP2229794 A JP 2229794A JP H07234058 A JPH07234058 A JP H07234058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- blade
- cooler
- cold air
- ventilation passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/068—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
- F25D2317/0681—Details thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/068—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
- F25D2317/0683—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans the fans not of the axial type
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】冷気循環用通風路配設構造において通風路等の
占有する容積をコンパクトにして冷凍室内容積を拡大
し、内容積効率を向上する。 【構成】ラジアル遠心形ファン8を用いた冷蔵庫におい
て、ファン前方から冷気吸い込みをなし、冷却器6上部
にある、渦巻ケーシング9から冷気を誘導する通風路を
接続し、且つその通風路を冷却器6側方で、しかも冷却
器6厚み内に配設した冷気循環用通風路配設構造。 【効果】前吸い込みを採用することによりモータが背面
内箱に直接嵌合させ、且つ、吸込口を通風路と同幅内に
設けるため仕切板が冷却室側に下がり冷凍室内容積が増
し内容積効率が向上させることができる。
占有する容積をコンパクトにして冷凍室内容積を拡大
し、内容積効率を向上する。 【構成】ラジアル遠心形ファン8を用いた冷蔵庫におい
て、ファン前方から冷気吸い込みをなし、冷却器6上部
にある、渦巻ケーシング9から冷気を誘導する通風路を
接続し、且つその通風路を冷却器6側方で、しかも冷却
器6厚み内に配設した冷気循環用通風路配設構造。 【効果】前吸い込みを採用することによりモータが背面
内箱に直接嵌合させ、且つ、吸込口を通風路と同幅内に
設けるため仕切板が冷却室側に下がり冷凍室内容積が増
し内容積効率が向上させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷気循環用通風路を冷却
器側方に配設し通風路等の占有する容積をコンパクトに
して冷凍室内容積を拡大し、内容積効率向上に関する。
また、冷凍冷蔵庫冷気循環用ファンにおいては、特に低
騒音、低振動化に適する構造に関する。
器側方に配設し通風路等の占有する容積をコンパクトに
して冷凍室内容積を拡大し、内容積効率向上に関する。
また、冷凍冷蔵庫冷気循環用ファンにおいては、特に低
騒音、低振動化に適する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7において従来例を説明する
と、15は、後方の垂直仕切壁で、冷却室7と冷凍室3
とを区画し、ファンモータ10を固定するための取付部
11以外は、冷却器6の位置より前方に位置するように
構成してある。9は、渦巻ケーシングで、仕切壁15及
び前方の仕切板13の各リブにより形成され、遠心ファ
ン8の円周方向における隙間が送風出口側で最大であ
り、遠心ファン8の円周に沿っておくに行くほど隙間が
小さくなるスクロール形状を呈し、かつ送風出口側が、
遠心ファン8の回転中心軸より下方に位置するスクロー
ル形状を有する。14a,14bは、冷気ダクトで渦巻
ケーシング9と同様に、仕切板15,13の各リブによ
り形成されている。8は、前記渦巻ケーシング9の空間
内に収納される遠心式ファンである。
と、15は、後方の垂直仕切壁で、冷却室7と冷凍室3
とを区画し、ファンモータ10を固定するための取付部
11以外は、冷却器6の位置より前方に位置するように
構成してある。9は、渦巻ケーシングで、仕切壁15及
び前方の仕切板13の各リブにより形成され、遠心ファ
ン8の円周方向における隙間が送風出口側で最大であ
り、遠心ファン8の円周に沿っておくに行くほど隙間が
小さくなるスクロール形状を呈し、かつ送風出口側が、
遠心ファン8の回転中心軸より下方に位置するスクロー
ル形状を有する。14a,14bは、冷気ダクトで渦巻
ケーシング9と同様に、仕切板15,13の各リブによ
り形成されている。8は、前記渦巻ケーシング9の空間
内に収納される遠心式ファンである。
【0003】次に動作について説明すると、冷凍室3用
戻りダクト18及び冷蔵室4用戻りダクト19から吸い
込まれた冷気は、冷却器6により冷却され、仕切板15
に設けられた吸込口24からファン8を通り、仕切板1
5と仕切板13の各リブのより形成されたスクロール形
状の渦巻ケーシング9内において圧力を高められ、且つ
吹き出し方向を定められて、冷気ダクト14a,14b
を冷気が通り庫内へ吹き出される。
戻りダクト18及び冷蔵室4用戻りダクト19から吸い
込まれた冷気は、冷却器6により冷却され、仕切板15
に設けられた吸込口24からファン8を通り、仕切板1
5と仕切板13の各リブのより形成されたスクロール形
状の渦巻ケーシング9内において圧力を高められ、且つ
吹き出し方向を定められて、冷気ダクト14a,14b
を冷気が通り庫内へ吹き出される。
【0004】尚、上記実施例には特開平4−9565号
公報等がある。
公報等がある。
【0005】また、冷凍冷蔵庫冷気循環用ファンにおい
ては特開平1−9565号公報記載のように、シロッコ
ファン等の遠心ファンを用いたものがあったが、ファン
の形状説明が不足していた。
ては特開平1−9565号公報記載のように、シロッコ
ファン等の遠心ファンを用いたものがあったが、ファン
の形状説明が不足していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
冷気循環用通風路配設構造に於いては、次のような問題
があった。
冷気循環用通風路配設構造に於いては、次のような問題
があった。
【0007】1.図6のように冷却器の前方を通り冷却
器側方に冷気ダクト及び、風圧を高めるために渦巻ケー
シング9で仕切られたファンの部屋を14a,14bの
ように形成しているため、冷気配分を考えて冷気ダクト
を配設すると冷気ダクト部分が庫内側に出るため冷凍室
内容積を減らし、内容積効率を低下させるという問題が
あった。
器側方に冷気ダクト及び、風圧を高めるために渦巻ケー
シング9で仕切られたファンの部屋を14a,14bの
ように形成しているため、冷気配分を考えて冷気ダクト
を配設すると冷気ダクト部分が庫内側に出るため冷凍室
内容積を減らし、内容積効率を低下させるという問題が
あった。
【0008】2.ファンの吸い込み構造が背面吸い込み
(ファンモータ側)だったため、吸い込む冷気量を確保
するために、モータ部と図1に示す吸込口24の間に距
離を採っていたためファンモータ軸が長くなるため、偏
心、面振れ等が生じファン特性が劣化したり、仕切板1
5,13で形成されている冷気ダクト14a,14bが
庫内側に出るため冷凍室内容積を減らし、内容積効率を
低下させるという問題があった。
(ファンモータ側)だったため、吸い込む冷気量を確保
するために、モータ部と図1に示す吸込口24の間に距
離を採っていたためファンモータ軸が長くなるため、偏
心、面振れ等が生じファン特性が劣化したり、仕切板1
5,13で形成されている冷気ダクト14a,14bが
庫内側に出るため冷凍室内容積を減らし、内容積効率を
低下させるという問題があった。
【0009】以上、従来の冷気循環用通風路配設構造に
於いては、内容積効率が悪かった。
於いては、内容積効率が悪かった。
【0010】3.遠心形のファンには翼形状が種々あ
り、これにより特性が大幅に異なってくるのでこの選定
が重要な問題である。例えば上記引例中に述べられてい
るシロッコファン(フォワード翼ファン又は多翼ファン
とも云う)では、翼間がファン出口側で狭まっているた
め吐出の絶対流速(動圧)が大となり、また、渦巻ケー
シングにおける静圧回復作用が低く、ファンに必要な風
圧(全圧)も高くなり、また、曲がりくねって配送する
ダクト部における抵抗が増すため、従来一般的に用いら
れているプロペラファンと同一風量を得るには、プロペ
ラファンよりも騒音が高くなり、ファンを大形にして低
速化すると、ファンモータの出力もトルクも大きく要す
ることとなって、モータが大形となり、収納部の問題、
振動増加、入力増加などを招くほか、低速高トルクのフ
ァンモータの設計が困難であるという問題があった。ま
た、静圧を高めるには渦巻ケーシングのスクロール寸法
が大きくなり、収納性が悪くなるという問題があった。
り、これにより特性が大幅に異なってくるのでこの選定
が重要な問題である。例えば上記引例中に述べられてい
るシロッコファン(フォワード翼ファン又は多翼ファン
とも云う)では、翼間がファン出口側で狭まっているた
め吐出の絶対流速(動圧)が大となり、また、渦巻ケー
シングにおける静圧回復作用が低く、ファンに必要な風
圧(全圧)も高くなり、また、曲がりくねって配送する
ダクト部における抵抗が増すため、従来一般的に用いら
れているプロペラファンと同一風量を得るには、プロペ
ラファンよりも騒音が高くなり、ファンを大形にして低
速化すると、ファンモータの出力もトルクも大きく要す
ることとなって、モータが大形となり、収納部の問題、
振動増加、入力増加などを招くほか、低速高トルクのフ
ァンモータの設計が困難であるという問題があった。ま
た、静圧を高めるには渦巻ケーシングのスクロール寸法
が大きくなり、収納性が悪くなるという問題があった。
【0011】上記大形化などの問題を避けて用いた場合
には風量不足となり、冷凍能力の低下、圧縮機の大形化
などの問題を生じていた。また、通風抵抗低減のために
配送ダクトを大にする場合には、有効内容積を直接少な
くなるという問題があった。一方、回転方向に断面をふ
くらませたバックワード翼の遠心形ファンにおいては、
風量の不足を回転数あるいは羽根車径を大にして稼がね
ばならないために、翼と流れの相対速度が大きくなっ
て、騒音が特に大きくなってしまう問題があった。
には風量不足となり、冷凍能力の低下、圧縮機の大形化
などの問題を生じていた。また、通風抵抗低減のために
配送ダクトを大にする場合には、有効内容積を直接少な
くなるという問題があった。一方、回転方向に断面をふ
くらませたバックワード翼の遠心形ファンにおいては、
風量の不足を回転数あるいは羽根車径を大にして稼がね
ばならないために、翼と流れの相対速度が大きくなっ
て、騒音が特に大きくなってしまう問題があった。
【0012】部品の大形化は、貯蔵室の有効内容積縮少
に直接影響し、ファンの所要圧力のアップは、ファン騒
音を大にするほか送風ダクト内の脈動振動を大にし、冷
蔵庫の如く平面部の多い大きな箱体は、わずかの加振で
振動音を発生することから、これらを解決させるファン
の構造提供が望まれていた。
に直接影響し、ファンの所要圧力のアップは、ファン騒
音を大にするほか送風ダクト内の脈動振動を大にし、冷
蔵庫の如く平面部の多い大きな箱体は、わずかの加振で
振動音を発生することから、これらを解決させるファン
の構造提供が望まれていた。
【0013】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、低騒音、低振動の得られる、冷
気循環用ファンをファンモータとともに提供することに
ある。また、冷却力、省電力等の基本性能に優れ、且
つ、有効内容積が大きい冷凍冷蔵庫を提供することにあ
る。
ためになされたもので、低騒音、低振動の得られる、冷
気循環用ファンをファンモータとともに提供することに
ある。また、冷却力、省電力等の基本性能に優れ、且
つ、有効内容積が大きい冷凍冷蔵庫を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ファン
前方から冷気吸い込みをなし、冷蔵庫上部にある渦巻ケ
ーシングから冷気を誘導する通風路を接続し、且つその
通風路を冷却器側方で、しかも冷却器厚み内に配設し、
その通風路から冷却器前面の冷気ダクトに冷気を周し、
冷凍室に冷気を吐出する冷気循環用通風路配設構造を採
用することにより冷凍室内容積を拡大し、内容積効率向
上した冷蔵庫を提供できる。
前方から冷気吸い込みをなし、冷蔵庫上部にある渦巻ケ
ーシングから冷気を誘導する通風路を接続し、且つその
通風路を冷却器側方で、しかも冷却器厚み内に配設し、
その通風路から冷却器前面の冷気ダクトに冷気を周し、
冷凍室に冷気を吐出する冷気循環用通風路配設構造を採
用することにより冷凍室内容積を拡大し、内容積効率向
上した冷蔵庫を提供できる。
【0015】本発明によれば、上記記載の冷気循環用通
風路配設構造を採用することにより渦巻ケーシングと渦
巻ケーシングから冷気を誘導する通風路を冷却室奥部の
内箱面等に付きあててシールし、ファンの吸い込みを冷
凍室吐出口を有する仕切板と渦巻ケーシングを有する背
面仕切板の通風路内に共有させることにより、ファンモ
ータの軸が短くなり、偏心、面振れ等のファン特性が向
上し、余分な冷気ダクト等の容積をとらないため、冷凍
室内容積を拡大し、内容積効率向上した冷蔵庫を提供で
きる。
風路配設構造を採用することにより渦巻ケーシングと渦
巻ケーシングから冷気を誘導する通風路を冷却室奥部の
内箱面等に付きあててシールし、ファンの吸い込みを冷
凍室吐出口を有する仕切板と渦巻ケーシングを有する背
面仕切板の通風路内に共有させることにより、ファンモ
ータの軸が短くなり、偏心、面振れ等のファン特性が向
上し、余分な冷気ダクト等の容積をとらないため、冷凍
室内容積を拡大し、内容積効率向上した冷蔵庫を提供で
きる。
【0016】また、翼断面形状が、回転方向と反対側に
弧状にへこみ、翼の取付角も回転方向と反対側に後傾
し、翼外周端がほぼ放射方向であるラジアル翼にするこ
とにより、翼間で静圧を高く得るようにしたものであ
る。
弧状にへこみ、翼の取付角も回転方向と反対側に後傾
し、翼外周端がほぼ放射方向であるラジアル翼にするこ
とにより、翼間で静圧を高く得るようにしたものであ
る。
【0017】より詳しくは、翼の外周端の出口角β
2が、70°〜105°の範囲となし、翼間流路幅が、
入口側幅aよりも出口側bに向かって次第に広くし、翼
の内周端は、少なくとも放射方向より回転方向に位置さ
せることにより、効果的に行なわれる。
2が、70°〜105°の範囲となし、翼間流路幅が、
入口側幅aよりも出口側bに向かって次第に広くし、翼
の内周端は、少なくとも放射方向より回転方向に位置さ
せることにより、効果的に行なわれる。
【0018】また、翼の傾斜が、内周側から外周側に向
かって次第に小にして重心を内方に移動させたものであ
る。
かって次第に小にして重心を内方に移動させたものであ
る。
【0019】さらに、上記ファン構造に加え、ラジアル
翼遠心形ファン及び渦巻ケーシングを、箱体内部の背面
にて吸込口を前方に向けて、冷却器の奥行き寸法以内に
て冷却器と上下に並置させたものである。
翼遠心形ファン及び渦巻ケーシングを、箱体内部の背面
にて吸込口を前方に向けて、冷却器の奥行き寸法以内に
て冷却器と上下に並置させたものである。
【0020】
【作用】本発明は以上説明した如く、ファン前方から冷
気吸い込み行っているので渦巻ケーシングと渦巻ケーシ
ングから冷気を誘導する通風路を冷却室奥部の内箱面等
に付きあて、且つ、ファンの吸い込みを冷凍室吐出口を
有する仕切板と渦巻ケーシングを有する背面仕切板の通
風路内に共有させているため冷却室が奥に下がり、内容
積が増え内容積効率向上する。また上記構造を採ってい
るので、モータ軸を短くなるので、偏心、面振れ等のフ
ァン特性が向上し、振動・騒音の低減に効果がある。
気吸い込み行っているので渦巻ケーシングと渦巻ケーシ
ングから冷気を誘導する通風路を冷却室奥部の内箱面等
に付きあて、且つ、ファンの吸い込みを冷凍室吐出口を
有する仕切板と渦巻ケーシングを有する背面仕切板の通
風路内に共有させているため冷却室が奥に下がり、内容
積が増え内容積効率向上する。また上記構造を採ってい
るので、モータ軸を短くなるので、偏心、面振れ等のフ
ァン特性が向上し、振動・騒音の低減に効果がある。
【0021】次に、ファン単体について説明すると、上
記翼の断面の回転方向と反対側に向かうへこみと翼の取
付は、翼の入口側傾斜に沿った流入を行なわせ、翼間に
おいては、吐出側に行くにつれて次第に流速を下げて静
圧を高め、翼の吐出端に行くにつれて絶対速度の方向を
回転方向に沿う流れを作らせる。すなわち、吐出された
後ではなく、翼間においてすでに静圧を高めることによ
って翼間の圧力損失を小にし、且つ、吐出後の渦巻ケー
シングによる圧力損失を小にするばかりか、これにより
渦巻ケーシングからの吐出流の速度分布が良好になり、
従って配送ダクト及び吹出しグリル等の損失の低減を容
易にする。
記翼の断面の回転方向と反対側に向かうへこみと翼の取
付は、翼の入口側傾斜に沿った流入を行なわせ、翼間に
おいては、吐出側に行くにつれて次第に流速を下げて静
圧を高め、翼の吐出端に行くにつれて絶対速度の方向を
回転方向に沿う流れを作らせる。すなわち、吐出された
後ではなく、翼間においてすでに静圧を高めることによ
って翼間の圧力損失を小にし、且つ、吐出後の渦巻ケー
シングによる圧力損失を小にするばかりか、これにより
渦巻ケーシングからの吐出流の速度分布が良好になり、
従って配送ダクト及び吹出しグリル等の損失の低減を容
易にする。
【0022】また、翼の多翼化は、回転一次の周波数を
大幅に高い方向に移動でき、上記翼断面の傾斜により、
重心を内方に移動できることになり、共振及び共鳴を少
なくする。
大幅に高い方向に移動でき、上記翼断面の傾斜により、
重心を内方に移動できることになり、共振及び共鳴を少
なくする。
【0023】
【実施例】本発明の詳細を図1から図5を用いて実施例
を説明すると、1は冷蔵庫本体、2は断熱層、3は冷凍
室、4は冷蔵室、5は冷凍室3と冷蔵室4を区画する断
熱壁、6は内部背面に配置した冷却器、7は冷却器6を
収納する冷却室である。15は、後方に位置し、冷却室
7と冷凍室3とを区画し、前方にリブを出し、仕切板1
3と通風路14a,14b等を形成する背面仕切板であ
る。仕切板13は冷凍室吐出口13a,13b,13c
を有し冷凍室2と通風路14a,14bを区画するもの
である。冷気循環用ファンモータ10は防振ゴム12を
介して、背面カバー9aとモータ支持具11で背面内箱
25に取り付けてモータ収納ケース2aに収納してあ
る。8は、ラジアル遠心形ファンで冷気循環用ファンモ
ータ10に取り付けてある。ラジアル遠心形ファン8
は、背面仕切板15と一体の渦巻ケーシング9と背面カ
バー9aで形成されている圧力室16の中に設置され下
方送出口9c方向に冷気を吐出する。以上説明したモー
タ組品は冷却器6の上方に位置する。尚、図2に示すよ
うに、冷媒の逆流を防ぐアキュムレータ20は、正面か
ら見て左側に設置し、冷却器指示突起21を渦巻ケーシ
ング9から冷気を誘導する通風路17に設け冷却器を設
置した。
を説明すると、1は冷蔵庫本体、2は断熱層、3は冷凍
室、4は冷蔵室、5は冷凍室3と冷蔵室4を区画する断
熱壁、6は内部背面に配置した冷却器、7は冷却器6を
収納する冷却室である。15は、後方に位置し、冷却室
7と冷凍室3とを区画し、前方にリブを出し、仕切板1
3と通風路14a,14b等を形成する背面仕切板であ
る。仕切板13は冷凍室吐出口13a,13b,13c
を有し冷凍室2と通風路14a,14bを区画するもの
である。冷気循環用ファンモータ10は防振ゴム12を
介して、背面カバー9aとモータ支持具11で背面内箱
25に取り付けてモータ収納ケース2aに収納してあ
る。8は、ラジアル遠心形ファンで冷気循環用ファンモ
ータ10に取り付けてある。ラジアル遠心形ファン8
は、背面仕切板15と一体の渦巻ケーシング9と背面カ
バー9aで形成されている圧力室16の中に設置され下
方送出口9c方向に冷気を吐出する。以上説明したモー
タ組品は冷却器6の上方に位置する。尚、図2に示すよ
うに、冷媒の逆流を防ぐアキュムレータ20は、正面か
ら見て左側に設置し、冷却器指示突起21を渦巻ケーシ
ング9から冷気を誘導する通風路17に設け冷却器を設
置した。
【0024】渦巻ケーシング9と渦巻ケーシング9から
冷気を誘導する通風路17のシール構成は、渦巻ケーシ
ング9においては、背面カバー9aに嵌合部23に設け
てシールし、冷気を誘導する通風路17においては、背
面内箱25に嵌合部22に設けてシールする。以上が、
構成の説明である。
冷気を誘導する通風路17のシール構成は、渦巻ケーシ
ング9においては、背面カバー9aに嵌合部23に設け
てシールし、冷気を誘導する通風路17においては、背
面内箱25に嵌合部22に設けてシールする。以上が、
構成の説明である。
【0025】次に動作について説明すると、冷凍室3用
戻りダクト18及び冷蔵室4用戻りダクト19から吸い
込まれた冷気は、冷却器6により冷却され、渦巻ケーシ
ング9に設けられた吸込口24からラジアル遠心形ファ
ン8を通り、上記記載の渦巻形状の圧力室16で圧力を
高められ冷却器側方(9c方向)に吐出し通風路17通
り通風路14a,14bに分配して、仕切板13の冷気
吐出口13b,13cより庫内に吐出される。
戻りダクト18及び冷蔵室4用戻りダクト19から吸い
込まれた冷気は、冷却器6により冷却され、渦巻ケーシ
ング9に設けられた吸込口24からラジアル遠心形ファ
ン8を通り、上記記載の渦巻形状の圧力室16で圧力を
高められ冷却器側方(9c方向)に吐出し通風路17通
り通風路14a,14bに分配して、仕切板13の冷気
吐出口13b,13cより庫内に吐出される。
【0026】しかるに、食品の収納量を多くするために
配送ダクト,グリル等をコンパクトに構成すると、通風
抵抗が大きくなり通風抵抗に見合う静圧の出るファンが
必要であることから、ファンの騒音がアップするのが当
然といえる。ここで、通風抵抗は風速の2乗に比例す
る。仮に通風路断面を面積で20%縮少すると、通風抵
抗は1.4倍になり騒音も圧力の2乗に比例するので、
20×log(1+0.4)=2.9(dB)高くなってし
まうことになる。上記騒音の増加は、ファンからの吐出
の絶対速度が大きくなってしまったり、風速分布が悪
く、部分的に高速である場合にも同様なことがいえるの
である。
配送ダクト,グリル等をコンパクトに構成すると、通風
抵抗が大きくなり通風抵抗に見合う静圧の出るファンが
必要であることから、ファンの騒音がアップするのが当
然といえる。ここで、通風抵抗は風速の2乗に比例す
る。仮に通風路断面を面積で20%縮少すると、通風抵
抗は1.4倍になり騒音も圧力の2乗に比例するので、
20×log(1+0.4)=2.9(dB)高くなってし
まうことになる。上記騒音の増加は、ファンからの吐出
の絶対速度が大きくなってしまったり、風速分布が悪
く、部分的に高速である場合にも同様なことがいえるの
である。
【0027】しかし、本発明においては、図3に示すよ
うに翼8aの断面形状を回転方向Nと反対に弧状にへこ
ませ、全体を回転方向Nと反対側に後傾させ、半径方向
の翼出口端8aaをほぼ放射方向にしたラジアル翼遠心形
ファン8としたので、翼間の流路幅は、入口側の寸法a
よりも出口角の寸法bが大きくなるために、翼間におけ
る流れは減速流となり、翼間から出るまでに動圧が静圧
に変換される(シロッコファン等の前傾翼では反対に増
速されて動圧が高められてしまう)。そのため、周囲の
渦巻ケーシング9における静圧回復はあまり必要とせ
ず、渦巻ケーシング9は小形にできる。また、渦巻ケー
シング9から送り出される流速分布も、同様な理由によ
り良好となり、圧力室16においては多分に静圧化され
て、通風抵抗の少ない状態で送出口13bより冷凍室3
へ、下方送出口9cより冷蔵室4に容易に送風できる。
従って、通風抵抗が少ないのでファンの圧力も低くでき
るほか、図3に示すように、翼吐出端8aaでは翼8aと
流れとの相対速度W2が小さいために、騒音が低くなる
ばかりか、翼吐出端8aaに行くにつれ、次第に回転方向
に沿う絶対速度C2を作るため、渦巻ケーシングへの衝
突が小となり、損失が少なくなる一方、翼8aの半径方
向の翼入口端8abでは、流入相対速度W1の方向に沿う
形でへこみ側から連続して回転方向に近づくようにして
あるので、翼への流入時の乱れ発生も少ないため低騒音
が得られ、また、ファンの静圧はある程度回転数を高め
ることにより得られるため、同一出力にするには回転数
が高い分所要トルクが小となり、通常の小形2極の誘導
モータが使用可能となり、効率の高い速度点で使用可能
となって、ファンモータ10の入力を低くでき省電力化
と冷却能力を向上できる。さらに、翼間での静圧化が多
いために、渦巻ケーシング9や圧力室16等における減
速(拡大流)を少なくできるために渦発生が少なく、脈
動流も少ないことになって、通風路等の共振や共鳴も小
にできる。加えて、翼断面の傾斜が半径方向外方に行く
につれ傾斜が小となるので、翼の重心が中心方向とな
り、ファンモータの起動トルクを小にでき、振動も低減
できる。また、翼枚数は、従来のプロペラファンよりも
数倍(5〜10倍)多い多翼形であるので、翼の回転周
波数は数倍高くでき、冷凍冷蔵庫箱体の固有振動数(通
常100〜300Hz)に対し、遠ざけることができる
(4枚翼プロペラファンは150〜200Hz、本発明の
ファンは20枚以上のため5倍の750Hz以上となる)
こととなり、ファンモータ10を介しての加振や、流体
による通風路加振があっても共振や共鳴が少なくなる。
また、翼の回転周波数が高くなることにより、騒音の主
なる周波数が高いので、箱体による遮音効果は大きくな
ることによっても、外部に出る放射騒音が低くなる。
うに翼8aの断面形状を回転方向Nと反対に弧状にへこ
ませ、全体を回転方向Nと反対側に後傾させ、半径方向
の翼出口端8aaをほぼ放射方向にしたラジアル翼遠心形
ファン8としたので、翼間の流路幅は、入口側の寸法a
よりも出口角の寸法bが大きくなるために、翼間におけ
る流れは減速流となり、翼間から出るまでに動圧が静圧
に変換される(シロッコファン等の前傾翼では反対に増
速されて動圧が高められてしまう)。そのため、周囲の
渦巻ケーシング9における静圧回復はあまり必要とせ
ず、渦巻ケーシング9は小形にできる。また、渦巻ケー
シング9から送り出される流速分布も、同様な理由によ
り良好となり、圧力室16においては多分に静圧化され
て、通風抵抗の少ない状態で送出口13bより冷凍室3
へ、下方送出口9cより冷蔵室4に容易に送風できる。
従って、通風抵抗が少ないのでファンの圧力も低くでき
るほか、図3に示すように、翼吐出端8aaでは翼8aと
流れとの相対速度W2が小さいために、騒音が低くなる
ばかりか、翼吐出端8aaに行くにつれ、次第に回転方向
に沿う絶対速度C2を作るため、渦巻ケーシングへの衝
突が小となり、損失が少なくなる一方、翼8aの半径方
向の翼入口端8abでは、流入相対速度W1の方向に沿う
形でへこみ側から連続して回転方向に近づくようにして
あるので、翼への流入時の乱れ発生も少ないため低騒音
が得られ、また、ファンの静圧はある程度回転数を高め
ることにより得られるため、同一出力にするには回転数
が高い分所要トルクが小となり、通常の小形2極の誘導
モータが使用可能となり、効率の高い速度点で使用可能
となって、ファンモータ10の入力を低くでき省電力化
と冷却能力を向上できる。さらに、翼間での静圧化が多
いために、渦巻ケーシング9や圧力室16等における減
速(拡大流)を少なくできるために渦発生が少なく、脈
動流も少ないことになって、通風路等の共振や共鳴も小
にできる。加えて、翼断面の傾斜が半径方向外方に行く
につれ傾斜が小となるので、翼の重心が中心方向とな
り、ファンモータの起動トルクを小にでき、振動も低減
できる。また、翼枚数は、従来のプロペラファンよりも
数倍(5〜10倍)多い多翼形であるので、翼の回転周
波数は数倍高くでき、冷凍冷蔵庫箱体の固有振動数(通
常100〜300Hz)に対し、遠ざけることができる
(4枚翼プロペラファンは150〜200Hz、本発明の
ファンは20枚以上のため5倍の750Hz以上となる)
こととなり、ファンモータ10を介しての加振や、流体
による通風路加振があっても共振や共鳴が少なくなる。
また、翼の回転周波数が高くなることにより、騒音の主
なる周波数が高いので、箱体による遮音効果は大きくな
ることによっても、外部に出る放射騒音が低くなる。
【0028】次ぎにラジアル翼遠心形ファン8の配置構
造の利点について説明する。ラジアル翼遠心形ファン8
及び周囲の渦巻ケーシング9は、箱体内部の背面に配置
し、吸込口9bを前方に向けて開口させ、圧力室16
は、渦巻ケーシング9と連通して側方にし、渦巻ケーシ
ング9は、ラジアル翼の遠心形ファンを用いているの
で、渦巻ケーシング9に風が入る前に静圧化が進んでい
るので、小形のスクロールにできるため上下方向の寸法
を小にできることにより、箱体内部の背面に配置した冷
却器6の前後の厚み寸法内で上下に容易に並置できてお
り、食品の収納できる有効内容積を大きくする効果を得
ている。実験によれば、同一径のシロッコファンを用い
る場合に比較して、吐出口高さ(終端9e部)の寸法は
15〜20%小形にできることを確認している。また、
上記構造によりファンモータ10は、通風路に関係しな
い断熱層2側に収納でき、また、軸の長さも短くできる
こととなり、風量の増加が得られ、ファンモータ10の
振動も小さくできる効果があるほか、渦巻ケーシング9
の背板9aにてファンモータ10を支持できるため、新
たな部品を必要とせず、しかも振動の小さい軸心支持が
容易に可能となるほか、背板9aによりファンモータ1
0をへこみ2aに密閉して、ファンモータ10への露付
き発生を防止し、且つ、ファンモータ10から発生する
熱の一部を、後方から箱外に放熱して箱内の冷却能力を
向上させる効果が得られる。次に、ラジアル翼遠心形フ
ァン8の良好なることを確認するために、実際に測定し
たデータ図4を用いて詳細に説明する。
造の利点について説明する。ラジアル翼遠心形ファン8
及び周囲の渦巻ケーシング9は、箱体内部の背面に配置
し、吸込口9bを前方に向けて開口させ、圧力室16
は、渦巻ケーシング9と連通して側方にし、渦巻ケーシ
ング9は、ラジアル翼の遠心形ファンを用いているの
で、渦巻ケーシング9に風が入る前に静圧化が進んでい
るので、小形のスクロールにできるため上下方向の寸法
を小にできることにより、箱体内部の背面に配置した冷
却器6の前後の厚み寸法内で上下に容易に並置できてお
り、食品の収納できる有効内容積を大きくする効果を得
ている。実験によれば、同一径のシロッコファンを用い
る場合に比較して、吐出口高さ(終端9e部)の寸法は
15〜20%小形にできることを確認している。また、
上記構造によりファンモータ10は、通風路に関係しな
い断熱層2側に収納でき、また、軸の長さも短くできる
こととなり、風量の増加が得られ、ファンモータ10の
振動も小さくできる効果があるほか、渦巻ケーシング9
の背板9aにてファンモータ10を支持できるため、新
たな部品を必要とせず、しかも振動の小さい軸心支持が
容易に可能となるほか、背板9aによりファンモータ1
0をへこみ2aに密閉して、ファンモータ10への露付
き発生を防止し、且つ、ファンモータ10から発生する
熱の一部を、後方から箱外に放熱して箱内の冷却能力を
向上させる効果が得られる。次に、ラジアル翼遠心形フ
ァン8の良好なることを確認するために、実際に測定し
たデータ図4を用いて詳細に説明する。
【0029】実験は外形D2が80mm、内径D1が68m
m、軸方向厚み30mm、翼枚数30のファンを用い、有
効内容積370lの冷凍冷蔵庫と同一の通風抵抗負荷条
件で、冷却能力に見合う風量が0.85m3/minで一定
全圧(20Pa)を得る場合について、翼断面形状を種
々変えてファン単体の性能を測定し、翼の出口角β2の
関係で渦巻ケーシング吐出口の前方1mの位置の騒音の
レベルをSL、そのときの所要回転数をNf、所要トル
クT、全圧効率ηで整理した。図中一点鎖線は、翼断面
形状が回転方向に対してふくらみがあり、全体が回転方
向に対して反対に後傾する、いわゆるバックワード翼遠
心形ファンの場合を、破線は、翼断面形状が回転方向に
対してへこみ、全体が回転方向に前傾する、いわゆるフ
ォワード翼遠心形ファンの場合を、実線は、本発明にお
ける回転方向に対してへこみ、全体が回転方向と反対に
後傾するラジアル翼遠心形ファンの場合を示すものであ
る。
m、軸方向厚み30mm、翼枚数30のファンを用い、有
効内容積370lの冷凍冷蔵庫と同一の通風抵抗負荷条
件で、冷却能力に見合う風量が0.85m3/minで一定
全圧(20Pa)を得る場合について、翼断面形状を種
々変えてファン単体の性能を測定し、翼の出口角β2の
関係で渦巻ケーシング吐出口の前方1mの位置の騒音の
レベルをSL、そのときの所要回転数をNf、所要トル
クT、全圧効率ηで整理した。図中一点鎖線は、翼断面
形状が回転方向に対してふくらみがあり、全体が回転方
向に対して反対に後傾する、いわゆるバックワード翼遠
心形ファンの場合を、破線は、翼断面形状が回転方向に
対してへこみ、全体が回転方向に前傾する、いわゆるフ
ォワード翼遠心形ファンの場合を、実線は、本発明にお
ける回転方向に対してへこみ、全体が回転方向と反対に
後傾するラジアル翼遠心形ファンの場合を示すものであ
る。
【0030】図からわかるようにラジアル翼遠心形ファ
ンは、出口角β2が70°〜105゜の範囲で、騒音S
Lが明らかにフォワード翼遠心形ファンよりも低いもの
となっている。この理由は前述したように、翼に対する
流れの相対速度W2が最も低いために、翼間及び翼出口
端8aaにおける乱れ等が少く、また翼入口端8abが風の
流入方向に沿うためと、渦巻ケーシング内における静圧
回復も穏やかに行われるためである。従ってファンの効
率ηが高く、また、所要回転数Nfは毎分2000回転以上
となり、通常の小形の2極ファンモータで十分運転可能
である。
ンは、出口角β2が70°〜105゜の範囲で、騒音S
Lが明らかにフォワード翼遠心形ファンよりも低いもの
となっている。この理由は前述したように、翼に対する
流れの相対速度W2が最も低いために、翼間及び翼出口
端8aaにおける乱れ等が少く、また翼入口端8abが風の
流入方向に沿うためと、渦巻ケーシング内における静圧
回復も穏やかに行われるためである。従ってファンの効
率ηが高く、また、所要回転数Nfは毎分2000回転以上
となり、通常の小形の2極ファンモータで十分運転可能
である。
【0031】また、翼全体が回転方向に傾斜するフォワ
ード翼遠心形ファンにおいては、騒音がラジアル翼遠心
形ファンよりも高い。この理由は、翼の傾斜により出口
側翼間風路幅寸法が小になり、通過する絶対速度C2の
アップにより翼との相対速度W2が大になるために、翼
間及び翼出口端における乱れが多くなることと、動圧と
なる絶対速度が大きいため、渦巻ケーシングの拡大路に
よる乱れ、及び、高速部によるケーシング内損失が多く
なることによるためである。また、このためにファン効
率ηも低下している一方、所要回転数Nfについても毎
分2000回転より低くなり、通常の小形の2極誘導モータ
ではスリップ率の多きすぎる点、すなわち、低回転数に
なるにつれトルク値が低下する領域で使うことになり、
わずかな電源電圧の変動、あるいは、ファン負荷の変動
により回転数が変動することになり、事実上2極誘導モ
ータが使用できないという問題がある。また、低回転数
になることにより同じ仕事量を行うには、低回転数で所
要トルクも大きいものが要求され、回転数のスリップ率
が大きいことと合わせて、ファンモータの効率が低下し
て入力も増加するという問題がある。一方、回転数を高
めるためにファン外径を小にすることも考えられるが、
風量は外径の3乗に比例して少なくなるので、風量不足
という問題を生じる。
ード翼遠心形ファンにおいては、騒音がラジアル翼遠心
形ファンよりも高い。この理由は、翼の傾斜により出口
側翼間風路幅寸法が小になり、通過する絶対速度C2の
アップにより翼との相対速度W2が大になるために、翼
間及び翼出口端における乱れが多くなることと、動圧と
なる絶対速度が大きいため、渦巻ケーシングの拡大路に
よる乱れ、及び、高速部によるケーシング内損失が多く
なることによるためである。また、このためにファン効
率ηも低下している一方、所要回転数Nfについても毎
分2000回転より低くなり、通常の小形の2極誘導モータ
ではスリップ率の多きすぎる点、すなわち、低回転数に
なるにつれトルク値が低下する領域で使うことになり、
わずかな電源電圧の変動、あるいは、ファン負荷の変動
により回転数が変動することになり、事実上2極誘導モ
ータが使用できないという問題がある。また、低回転数
になることにより同じ仕事量を行うには、低回転数で所
要トルクも大きいものが要求され、回転数のスリップ率
が大きいことと合わせて、ファンモータの効率が低下し
て入力も増加するという問題がある。一方、回転数を高
めるためにファン外径を小にすることも考えられるが、
風量は外径の3乗に比例して少なくなるので、風量不足
という問題を生じる。
【0032】一方、バックワード翼遠心形ファンにおい
ては騒音SLが高い。この理由は、相対速度が大になる
ことと、風圧が低くなるのを回転数Nfを増して、周速
度を大にしてカバーすることによるためである。従って
翼部における損失が大きく、効率が低下する。これを改
良する場合には大形化する必要が生じ、収納性や材料費
のアップ、振動の増加などの新たな問題が生じてくる。
ては騒音SLが高い。この理由は、相対速度が大になる
ことと、風圧が低くなるのを回転数Nfを増して、周速
度を大にしてカバーすることによるためである。従って
翼部における損失が大きく、効率が低下する。これを改
良する場合には大形化する必要が生じ、収納性や材料費
のアップ、振動の増加などの新たな問題が生じてくる。
【0033】図中のハンチングのあるデータ点は、実際
に冷凍冷蔵庫に組込ファンのみ運転させて風量0.85
m3/min得られる回転数に設定(従ってファン単体試験
時を無視し)して、β2=90°ラジアル翼遠心形ファ
ンが、ファン単体試験時と同一騒音になる距離(箱前方
0.35m)にマイクロホンを設置して、フォワード翼
遠心形ファンと、バックワード翼遠心形ファンについて
騒音を測定した例であるが、ファン単体の評価時に対し
てフォワード翼遠心形ファンでは、回転数が9%高くし
て同一風量が得られ、騒音は3dB上昇した。これは静
圧回復が良くないために、流速の高い流れの部分で圧力
室16及びグリルのある送出口13b、および下方送出
口9cと縦ダクト17等の、通風抵抗が大きくなったこ
とによるものである。バックワード翼遠心形ファンにお
いては、騒音は1dB上昇となった。これは回転数が高
いことにより、モータ振動が高くなったことによるもの
であった。
に冷凍冷蔵庫に組込ファンのみ運転させて風量0.85
m3/min得られる回転数に設定(従ってファン単体試験
時を無視し)して、β2=90°ラジアル翼遠心形ファ
ンが、ファン単体試験時と同一騒音になる距離(箱前方
0.35m)にマイクロホンを設置して、フォワード翼
遠心形ファンと、バックワード翼遠心形ファンについて
騒音を測定した例であるが、ファン単体の評価時に対し
てフォワード翼遠心形ファンでは、回転数が9%高くし
て同一風量が得られ、騒音は3dB上昇した。これは静
圧回復が良くないために、流速の高い流れの部分で圧力
室16及びグリルのある送出口13b、および下方送出
口9cと縦ダクト17等の、通風抵抗が大きくなったこ
とによるものである。バックワード翼遠心形ファンにお
いては、騒音は1dB上昇となった。これは回転数が高
いことにより、モータ振動が高くなったことによるもの
であった。
【0034】以上に示す構成と動作により従来例図1の
吸込口24にのように後吸い込みを採用していたが、前
吸い込みを採用することによりモータが背面内箱25に
直接嵌合させ、且つ、吸込口24を通風路14a,14
bと同幅内に設けるためファンガード13が冷却室7側
に下がり冷凍室3内容積が増し内容積効率が向上する。
また前吸い込みを採用することによりファンモータ10
の軸が短くなるため偏心、面振れ等のファン特性が向上
し、振動・騒音の低減に効果がある。
吸込口24にのように後吸い込みを採用していたが、前
吸い込みを採用することによりモータが背面内箱25に
直接嵌合させ、且つ、吸込口24を通風路14a,14
bと同幅内に設けるためファンガード13が冷却室7側
に下がり冷凍室3内容積が増し内容積効率が向上する。
また前吸い込みを採用することによりファンモータ10
の軸が短くなるため偏心、面振れ等のファン特性が向上
し、振動・騒音の低減に効果がある。
【0035】また、ファン単体においては、データをも
とに翼形状による実測性能を説明したように、翼の形状
は性能に大きな影響をもたらすものであって、本発明ラ
ジアル翼遠心形ファンにすることにより低騒音が得ら
れ、これと組合わせて用いるファンモータも、小形2極
誘導モータと組合わせて効率良い運転ができることを確
認できた。また、配送ダクト及びグリル等を必要とする
冷凍冷蔵庫に適用すると、ファン単体における騒音レベ
ルの差よりも大きい効果が得られることも確認できた。
とに翼形状による実測性能を説明したように、翼の形状
は性能に大きな影響をもたらすものであって、本発明ラ
ジアル翼遠心形ファンにすることにより低騒音が得ら
れ、これと組合わせて用いるファンモータも、小形2極
誘導モータと組合わせて効率良い運転ができることを確
認できた。また、配送ダクト及びグリル等を必要とする
冷凍冷蔵庫に適用すると、ファン単体における騒音レベ
ルの差よりも大きい効果が得られることも確認できた。
【0036】次に、本発明のラジアル翼遠心形ファンの
翼形状に付随する主な仕様について説明すると、内径D
1は0.7D2〜0.88D2(外径をD2とする)、翼枚数
Zは0.25D2〜0.5D2、翼のへこみ曲率半径Rは
0.085D2〜0.16D2の範囲とし翼出口角β2を7
0゜〜105゜、翼全体の取付角θ(傾斜)を回転方向
と反対に後傾する形状とするのが良い。
翼形状に付随する主な仕様について説明すると、内径D
1は0.7D2〜0.88D2(外径をD2とする)、翼枚数
Zは0.25D2〜0.5D2、翼のへこみ曲率半径Rは
0.085D2〜0.16D2の範囲とし翼出口角β2を7
0゜〜105゜、翼全体の取付角θ(傾斜)を回転方向
と反対に後傾する形状とするのが良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前吸い込みを採用することによりモータが背面内箱に直
接嵌合させ、且つ、吸込口を通風路と同幅内に設けるた
め仕切板が冷却室側に下がり冷凍室内容積が増し内容積
効率が向上させることができた。また前吸い込みを採用
することによりファンモータの軸が短くなるため偏心、
面振れ等のファン特性が向上し、振動・騒音の低減に効
果がある。
前吸い込みを採用することによりモータが背面内箱に直
接嵌合させ、且つ、吸込口を通風路と同幅内に設けるた
め仕切板が冷却室側に下がり冷凍室内容積が増し内容積
効率が向上させることができた。また前吸い込みを採用
することによりファンモータの軸が短くなるため偏心、
面振れ等のファン特性が向上し、振動・騒音の低減に効
果がある。
【0038】ファン単体について本発明によれば、翼の
形状を回転方向と反対側に弧状にへこみ、翼の取付角を
回転方向と反対に後傾させ、翼外周端をほぼ放射方向に
向け、内周端を回転方向に近づける形状にしたラジアル
翼遠心形ファン構造にして、配送ダクト及び吹出しグリ
ル等を用いる冷凍冷蔵庫に、内部の背面に冷却器ととも
に冷却器の奥行寸法以内で上下に並置して用いたので、
低騒音、低振動の製品を提供でき、その上、冷却力に優
れ、消費電力が少なく、有効内容積も大きい製品を提供
することができる。
形状を回転方向と反対側に弧状にへこみ、翼の取付角を
回転方向と反対に後傾させ、翼外周端をほぼ放射方向に
向け、内周端を回転方向に近づける形状にしたラジアル
翼遠心形ファン構造にして、配送ダクト及び吹出しグリ
ル等を用いる冷凍冷蔵庫に、内部の背面に冷却器ととも
に冷却器の奥行寸法以内で上下に並置して用いたので、
低騒音、低振動の製品を提供でき、その上、冷却力に優
れ、消費電力が少なく、有効内容積も大きい製品を提供
することができる。
【図1】本発明の従来例による冷気循環用通風路配設構
造の縦断面図である。
造の縦断面図である。
【図2】本発明の実施例による冷気循環用通風路配設構
造の正面図である。
造の正面図である。
【図3】本発明の実施例による冷気循環用通風路配設構
造の横断面図である。
造の横断面図である。
【図4】図3のラジアル遠心形ファンの部分拡大及び構
造仕様を示す図である。
造仕様を示す図である。
【図5】本発明のラジアル遠心形ファンの性能を他形式
のファンと比較した説明図である。
のファンと比較した説明図である。
【図6】本発明の従来例による冷気循環用通風路配設構
造の縦断面図である。
造の縦断面図である。
【図7】図6と同じ従来例の要部斜視図である。
1…冷蔵庫本体、 2…断熱層、 3…冷凍室、 4…冷蔵室、 5…断熱壁、 6…冷却器、 7…冷却室、 8…ラジアル遠心形ファン、 9…渦巻ケーシング、 9a…背面カバー、 9b…マウスリング、 9c…下方送出口、 10…冷気循環用ファンモータ、 11…モータ支持具、 12…防振ゴム、 13…仕切板、 13a,13b,13c…冷凍室吐出口、 14a,14b…通風路(冷凍室吐出)、 15…背面仕切板、 16…圧力室、 17…通風路(9c)、 18…冷凍室戻りダクト、 19…冷蔵室戻りダクト、 20…アキュムレータ、 21…冷却器支持突起、 22…嵌合部(背面内箱)、 23…嵌合部(背面カバー)、 24…吸込口(ファン部)、 25…背面内箱。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八下田 豊 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 遠藤 幸広 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 土屋 隆史 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所リビング機器事業部内
Claims (2)
- 【請求項1】庫内背面に配設したファンの吸い込み側下
方に冷却器を設け、上記ファンの周囲に渦巻ケーシング
を用い、吐出側に通風路及び吹き出しグリルを用いて貯
蔵室に冷気を送る強制循環形冷凍冷蔵庫において、上記
ファン前方から冷気吸い込みをなし、冷却器上部にある
上記渦巻ケーシングから冷気を誘導する通風路を接続
し、且つその通風路を冷却器側方で、しかも冷却器厚み
内に配設したことを特徴とする冷気循環用通風路配設構
造。 - 【請求項2】通風路を冷凍室吐出口を有する仕切板と渦
巻ケーシングを有する背面仕切板で形成したことを特徴
とする請求項1記載の冷気循環用通風路配設構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2229794A JPH07234058A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 冷気循環用通風路配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2229794A JPH07234058A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 冷気循環用通風路配設構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07234058A true JPH07234058A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12078816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2229794A Pending JPH07234058A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 冷気循環用通風路配設構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07234058A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105402985A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-03-16 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 一种对开门冰箱 |
| CN105814380A (zh) * | 2013-12-11 | 2016-07-27 | Bsh家用电器有限公司 | 具有机器室和安装在机器室的横梁上的通风器壳体的家用制冷器具以及用于将这样的通风器安装在机器室中的方法 |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP2229794A patent/JPH07234058A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105814380A (zh) * | 2013-12-11 | 2016-07-27 | Bsh家用电器有限公司 | 具有机器室和安装在机器室的横梁上的通风器壳体的家用制冷器具以及用于将这样的通风器安装在机器室中的方法 |
| CN105402985A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-03-16 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 一种对开门冰箱 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5749702A (en) | Fan for air handling system | |
| CN101506530A (zh) | 双吸入型离心鼓风机 | |
| JP2007100548A (ja) | 遠心ファン及びこれを用いた空気調和機 | |
| KR0163254B1 (ko) | 냉동냉장고 | |
| JP7308985B2 (ja) | 遠心送風機及び空気調和装置 | |
| JP2003314500A (ja) | 送風機及び冷蔵庫 | |
| JP3082453B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP3812537B2 (ja) | 遠心式送風機 | |
| JPH07229669A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
| JPH07234058A (ja) | 冷気循環用通風路配設構造 | |
| JP7378611B2 (ja) | 軸流ファン、送風装置、及び、冷凍サイクル装置 | |
| JPH07253267A (ja) | 冷凍冷蔵庫の通風構造 | |
| US5588484A (en) | Refrigeration fan system | |
| JPH07127961A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
| JP3193222B2 (ja) | 多翼送風機 | |
| JP3158543B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JPH09324977A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPH07146050A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
| JP2001066039A (ja) | 冷蔵庫用送風装置および該冷蔵庫用送風装置を備えた冷蔵庫 | |
| JP2005062661A (ja) | 送風部の送風騒音低減装置 | |
| JP3588916B2 (ja) | 軸流ファンの羽根車 | |
| JPH0961035A (ja) | 遠心送風機及び冷蔵庫用遠心送風機 | |
| CN220958852U (zh) | 一种壳体和空调外机 | |
| JPH07298550A (ja) | 整音型送風機 | |
| KR0123830B1 (ko) | 냉동냉장고 |