JPH0723416Y2 - 液体定量注出容器 - Google Patents

液体定量注出容器

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JPH0723416Y2
JPH0723416Y2 JP1988076972U JP7697288U JPH0723416Y2 JP H0723416 Y2 JPH0723416 Y2 JP H0723416Y2 JP 1988076972 U JP1988076972 U JP 1988076972U JP 7697288 U JP7697288 U JP 7697288U JP H0723416 Y2 JPH0723416 Y2 JP H0723416Y2
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Japan Crown Cork Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、液体を収納した容器に関し、尚詳しくは、容
器を一度傾ける毎に一定量の内容液を注出し得る容器の
口部構造に関するものである。
[従来の技術] 今日、液体を容器から注出するに際し、計量カップ等を
用いることなく、一回の注出量を一定量とする容器が多
用される様になってきた。
この定量注出容器の構造は極めて多種多様であるも、例
えば、第8図に示す如く蓋体天板部61の内側に空室65を
形成する様に円錐形状の仕切板62を設け、該仕切板62の
中央下方に円柱状の計量室53を設け、更に前記仕切板62
の周縁部に前記空室65に液体を流入させる導入孔67を複
数個設けると共に、計量室53の所要高さには余剰液を容
器内に戻す微小透通孔68を設け、以て容器本体10を倒立
状態としたときに導入孔67から空室65へ流入した内溶液
を正立状態に戻したときに計量室53に導き、余剰液を微
小透通孔68から容器本体10内に戻すことにより計量室53
に貯えられる液体の量を一定とし、この計量室53に貯え
られた一定量の液体を容器を倒立させたときに注出口28
から注出させるもの(例えば実公昭47−39.262号)が有
り、又、第9図に示す様に容器天板部61の内側に二重の
空室を形成し、各空室を連通する連通孔66を形成し、容
器本体内から空室への液体流入を制限して一定量を注出
口28から注出するもの(例えば特開昭56-131.161号)
や、更に第10図に示す様に弁体63を具え、蓋体部分を引
き上げて注出流路59を開くと共に弁体63を上下移動可能
とした後、第11図に示す様に容器を倒立させると弁体63
が降下して連通管69の先端を開き、容器本体10内の液体
が計量室53に流入し、計量室53が液体により充満された
後容器を正立状態とすると、第10図右半に示す様に弁体
63が降下することにより連通管69の先端が閉じられると
共に計量室53と貯溜室64との間が開き、計量室53に貯え
られた所定量の液体が貯溜室64に移され、再度容器を倒
立状態とすると第11図に示した様に弁体63が連通管69の
先端を開くと共に計量室53と貯溜室64との間を閉じる
故、貯溜室64に貯えられた液体が注出注路59から外部に
注出されると共に計量室53へ容器本体10内の液体が一定
量だけ流入するもの(例えば実公昭60-20.594号)が有
る。
[考案が解決しようとする課題] 本来、定量注出容器では、一回の操作毎に排出される液
体の量が常に一定であると共に、繰り返し操作を迅速に
行ない得るものが要求され、又、容器を製造するものに
とっては構造を単純化し、以て生産性を向上させ得るこ
とが望ましい。
この点、第8図に示した様に、仕切板により形成された
空室に一旦液体を流入させ、計量室に液体を導いて余剰
液を容器本体内に戻すものは、構造が単純であるも、容
器を倒立状態としたときに容器本体内の液体が注出口か
ら溢れ出ることを防止する為に透通孔を小さくしなけれ
ばならず、この為、空室への液体注入及び計量室からの
容器本体への余剰液漏出に時間を要する欠点が有り、
又、第9図に示す様な二重の空室に連通孔を単に設けた
ものは一回毎の排出量が一定しない欠点が有り、更に弁
体を用いるものは弁の製造精度が粗いと、容器の倒立時
に弁が正しく閉じず、液体が漏れる虞れが有った。
[課題を解決するための手段] 容器口部内の上方に液溜室を形成し、該液溜室の下方に
計量室及び余液溜室を形成し、余液溜室は区画壁により
計量室と区画して計量室の周囲に形成するものとし、前
記液溜室には、容器本体内に連通して液溜室の上部近傍
に至る流入管を設けて容器本体内から該液溜室に液体を
流入させるものとし、液溜室とその下方の計量室等とを
区画する仕切板には落下口を設け、該落下口から液溜室
内の液体を計量室に落下させ、区画壁に設けた膨出溝部
の高さまでの所定量の液体を計量室に蓄えるようにし、
この計量室に貯えられた所定量の液体のみを注出口から
注出し得る様にすると共に、前記計量室の周囲に形成し
た余液溜室には区画壁の膨出溝部高さを越えて計量室か
ら溢れた余剰液を溜め、該余液溜室と前記液溜室とを余
液導入管で接続し、以て容器を倒立状態としたときに余
液溜室に貯えられた余剰液をも液溜室に流入させ得る様
にすると共に、余液溜室は区画壁よりも僅かに低い位置
に設けた空気置換孔により容器本体内と連通することと
する。
[作用] 本考案は容器口部内に液溜室、計量室及び余液溜室を形
成し、計量室から溢れた余剰液を容器本体内に戻さず余
液溜室に溜めることにより、次回の容器倒立時には余液
溜室の余剰液を容器本体内からの液体と共に液溜室に流
入させることができる。
そして余液溜室ひいては計量室や液溜室と容器本体内と
は流入管と空気置換孔とにより連通される故、容器の倒
立時には、容器本体内から流入管を経て液溜室に液体を
流下させるに際し、空気置換孔により流入速度を制限す
ることができ、計量室内の液体を注出口から注出させる
故、計量室で計量された所定量の液体だけが一回の操作
で注出されることになる。
そして、容器の倒立時には空気置換孔により容器本体内
から液溜室に流入する液体の流量制限を行なっている
も、このとき余液溜室の余剰液をも液溜室に導く故、液
溜室への液体充填完了を迅速に行なうことができ、ひい
ては定量注出を短時間に繰り返して行ない得ることにな
る。
[実施例] 本考案に係る定量注出容器の実施例は、第1図に示す様
に容器口部15内に液溜室51及び計量室53等を形成するも
のであり、容器口部15に係合固定する蓋体本体21にはヒ
ンジ部23を介した被せ蓋24を有する実施例を以下に説明
する。
この蓋体本体21はスカート22により容器口部15に螺合さ
れ、スカート部22の上端に設けられる中板部26により容
器を閉鎖するものであって、該中板部26の中央に注出口
28を設けると共に中板部26の裏面中央から下方に円筒部
27を設け、該円筒部27内を注出流路59とし、該円筒部27
の外側を液溜室51とするものである。
そして容器口部15内に挿入される外筒体40は、第3図及
び第5図等に示される様に、容器口部15の内形と略一致
する筒状部41の上端に容器口部15上端へ載置するフラン
ジ部42を有し、底部43から筒状部41と同心円状の区画壁
45を中間高さ迄設け、以て区画壁45の内側を計量室53と
し、区画壁45の外周を余液溜室57とする。
この区画壁45の三方には膨出溝部44を形成し、該膨出溝
部44の上端高さを区画壁45よりも僅かに低くし、以て計
量室53へ流入される液体が所定量以上になると膨出溝部
44の上端から余液溜室57に溢れ出て計量室53の液量が一
定に保たれる様にする。
更に、前記筒状部41の外側には、第3図乃至第6図に示
す様に、筒状部41の内方に膨出した垂直方向の流入溝47
と溢出溝49とを設け、流入溝47の上端は区画壁45上端高
さ位置で流入口46として外筒体40の内部に開口し、又、
溢出溝49の上端は膨出溝部44の上端高さと同一高さ位置
か又は僅かに低い位置に設けられた空気置換孔48により
外筒体40内部と連通される。
上記構造の外筒体40の内側に挿入される内筒体31は、前
記区画壁45の内径と一致した外径の筒状本体部32の上端
から水平方向外方に仕切板35を有し、該仕切板35の外径
は筒状部41の内径と一致させるものであり、この仕切板
35には第2図に示す様に落下口36を設けるものであっ
て、該落下口36の位置は前記外筒体40における区画壁45
に形成した膨出溝部44の位置と一致させ、以て該落下口
36から流下する液体が膨出溝部44の内側に流入し得る様
にしておく。
尚、筒状本体部32の下端は外筒体底部43よりも僅かに高
い位置とされる様に筒状本体部32の長さを定め、膨出溝
部44を流下した液体は筒状本体部32の下端から計量室53
内に流入し得る様にしておく。
又、仕切板35には筒状の流入管37及び余液導入管38を立
設し、この流入管37及び余液導入管38の高さは、内筒体
31を外筒体40内の所定位置に挿入したとき、外筒体40の
筒状部41上端近くに至る高さとし、流入管37の水平断面
における内部形状は、前記外筒体40の流入口46の形状と
略一致させ、以て、容器本体10内の液体が流入溝47、流
入口46及び流入管37を経て液溜室51に流入し得る様に
し、又、流入管37の側近には仕切板35の下方に開口する
余液導入管38を設けておき、余液溜室57の余剰液も余液
導入管38内を通って液溜室51内に流入し得る様にする。
更に、内筒体31における前記筒状本体部32の上端から上
方に内筒部33を延設し、該内筒部33は前記蓋体本体21に
設けた円筒部27の下端と接合され、以て円筒部27及び内
筒部33の内側を計量室53から容器外部に液体を注出し得
る注出流路59とするものである。
本考案に係る液体定量注出容器は、上述の如く容器口部
15の内部に挿入固定する外筒体40の内部に内筒体31を挿
入し、内筒体31に設けた仕切板35よりも上方を液溜室51
とする様にし、仕切板35から上方へ流入管37を立設して
容器本体10内の液体を液溜室51上方に導く様に形成して
いる故、第7図に示す如く、該容器を倒立させると、容
器本体10内の液体は外筒体40に設けた流入溝47及び流入
口46、更に内筒体31に設けた流入管37の内側を経て液溜
室51内に流入し、このとき、空気置換孔48及び溢出溝49
から容器本体10内に空気が流入することになる。
そして、液溜室51に液体が流入して液溜室51内の液面が
上昇し、液面が空気置換孔48の高さに達すると容器本体
10内への空気の流入が停止する故、容器本体10内から液
溜室51への液体の移動も停止する。
その後、容器を正立状態に戻すと、液溜室51へ流入した
液体は落下口36から膨出溝部44内に流下し、筒状本体部
32の下端から計量室53内に流入することとなり、計量室
53内の液面は膨出溝部44の液面と同期して上昇し、該液
面が膨出溝部44の上端に達すると落下口36から落下する
液体は余液溜室57に流下する故、計量室53に溜まる液体
の量は常に一定とされる。
そして、再度容器を倒立させると、計量室53に溜められ
た一定量の液体は注出流路59を通り、注出口28から容器
外部に注出され、このとき、余液溜室57に溜まった液体
が余液導入管38から液溜室51に流入すると共に、空気置
換孔48から容器本体10内に流入する空気の量に相応する
量の液体が容器本体10内から流入管37を経て液溜室51に
流下する。
この様に容器本体10内から液溜室51に流入する液体は、
空気置換孔48から容器本体10内に流入する空気量に応じ
て流量制限されるも、余液溜室57の余剰液が容易且つ迅
速に液溜室51へ流入することにより液溜室51への液体充
填を短時間で完了させることが可能となり、定量注出の
繰り返し操作を短時間で行ない得ることとなる。
尚、被せ蓋24を被蓋する等の如く注出口28を閉鎖した状
態で容器を転倒させる等、計量室53内の液体を注出させ
ることなく液溜室51に容器本体10内の液体が流入した状
態で容器を正立状態に戻したとき、液溜室51から流下す
る液体により計量室53のみならず余液溜室57にも液体が
充満する場合は、余液溜室57から溢れる液体は空気置換
孔48及び溢出溝49を経て容器本体10内に戻り、計量室53
に溜められる液体の量を所定とし、以て容器を倒立させ
たときは常に一定量の液体を計量室53から注出流路59を
経て容器外に注出させ得るものである。
[考案の効果] 本考案に係る液体定量注出容器は、容器を倒立状態とし
たときに容器本体内の液体を一旦貯える液溜室を有し、
容器を正立状態に戻したとき、液溜室から流下する液体
の所定量を計量し得る計量室を有すると共に、計量室か
ら溢れた余剰液を貯える余液溜室をも有し、容器倒立時
には容器本体内からの液体と共に余液溜室の余剰液をも
液溜室に流入させ得る構造としている故、液溜室への液
体充填を迅速に完了させ、以て繰り返し注出を短時間で
可能とすると共に一回の注出量を正しく一定とすること
ができる定量注出容器であり、又、液溜室の下方に計量
室及び余液溜室を形成する構造である故、比較的単純な
形状構造とし、製造容易な液体定量注出容器とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る液体定量注出容器の要部
断面図にして、第2図及び第3図は第1図におけるA−
A断面及びB−B断面を示す水平断面図、第4図は内筒
体及び外筒体を示す側面図にして、第5図は第2図にお
けるC−C断面位置における内筒体及び外筒体の垂直断
面図、第6図は第3図におけるD−D断面位置における
内筒体及び外筒体の垂直断面図であり、第7図は本考案
に係る液体定量注出容器を傾けた状態を示す図、第8図
乃至第10図は従来の液体定量注出容器を示す図にして、
第11図は第10図に示す従来例の使用状態を示す図であ
る。 10……容器本体、15……容器口部、21……蓋体本体、22
……スカート部、23……ヒンジ部、24……被せ蓋、26…
…中板部、27……円筒部、28……注出口、31……内筒
体、32……筒状本体部、33……内筒部、35……仕切板、
36……落下口、37……流入管、38……余液導入管、40…
…外筒体、41……筒状部、42……フランジ部、43……底
部、44……膨出溝部、45……区画壁、46……流入口、47
……流入溝、48……空気置換孔、49……溢出溝、51……
液溜室、53……計量室、57……余液溜室、59……注出流
路、61……蓋体天板部、62……仕切板、63……弁体、64
……貯溜室、65……空室、66……連通孔、67……導入
孔、68……透通孔、69……連通管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器口部内における上方に液溜室を有し、
    液溜室の下方に計量室及び余液溜室を有すると共に計量
    室の周囲に形成する余液溜室は区画壁により計量室と区
    画するものとし、容器本体内に連通して液溜室の上部近
    傍に至る流入管を液溜室内に有して容器を倒立させた時
    に該液溜室に容器本体内から液体を流入させるものと
    し、該液溜室と該液溜室の下方に設けた前記計量室等と
    を区画する仕切板を有し、この仕切板には落下口を有
    し、以て該容器を正立状態としたときに該落下口から液
    溜室内の液体を計量室に落下させ得る様にし、且つ、前
    記計量室と計量室の周囲に設けた余液溜室とを区画する
    区画壁に設けた膨出溝部の上端を越えて計量室から溢れ
    た余剰液を余液溜室に溜めることにより所定量の液体を
    計量室に貯え、この計量室に貯えられた所定量の液体の
    みを容器を倒立状態としたときに注出口から容器外部へ
    注出し得る様にすると共に、前記余液溜室と前記液溜室
    とを接続する余液導入管を有し、容器を倒立させた時に
    前記流入管により容器本体内から液溜室に流入させる液
    体と合わせて余液溜室に貯えられた余剰液も余液導入管
    により液溜室に流入させ得る様にし、又、余液溜室は空
    気置換孔により容器本体内と連通させることを特徴とす
    る液体定量注出容器。
JP1988076972U 1988-06-10 1988-06-10 液体定量注出容器 Expired - Fee Related JPH0723416Y2 (ja)

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JPS58815Y2 (ja) * 1977-11-21 1983-01-08 凸版印刷株式会社 定量計量容器
DE3326025C2 (de) * 1983-07-20 1987-03-19 Weener Plastik Gmbh & Co Kg, 2952 Weener Gerät zur dosierten Ausgabe von Flüssigkeit

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