JPH07234355A - 焦点検出装置 - Google Patents
焦点検出装置Info
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- JPH07234355A JPH07234355A JP6022746A JP2274694A JPH07234355A JP H07234355 A JPH07234355 A JP H07234355A JP 6022746 A JP6022746 A JP 6022746A JP 2274694 A JP2274694 A JP 2274694A JP H07234355 A JPH07234355 A JP H07234355A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/34—Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
- G02B7/346—Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane using horizontal and vertical areas in the pupil plane, i.e. wide area autofocusing
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】対物レンズの光軸外(画面の周辺部)において
撮影レンズの光軸に対して径方向に伸びた焦点検出領域
を有する焦点検出光学系を備えた焦点検出装置におい
て、焦点検出光束が撮影レンズの射出瞳によりケラレる
ことなく、高い焦点検出精度を持つ焦点検出装置を提供
する。 【構成】焦点検出光学系を少なくとも2つ備え、各焦点
検出光学系において、対物レンズによる像を1対の光電
変換素子列上に第二次像として形成し、該第二次像の相
対位置関係より対物レンズの焦点検出を行なう焦点検出
装置において、少なくとも2つの焦点検出光学系は、対
物レンズの予定焦点面の光軸上に配置された第1の焦点
検出領域と、予定焦点面の光軸外に対物レンズの光軸に
対して径方向に沿って配置された第2の焦点検出領域と
を有し、第2の焦点検出領域に対応する絞りマスクの1
対の開口(42e,42f)の外側端部間距離を、第1
の焦点検出領域に対応する絞りマスクの1対の開口(4
2a,42b)の外側端部間距離より小さく設定した。
撮影レンズの光軸に対して径方向に伸びた焦点検出領域
を有する焦点検出光学系を備えた焦点検出装置におい
て、焦点検出光束が撮影レンズの射出瞳によりケラレる
ことなく、高い焦点検出精度を持つ焦点検出装置を提供
する。 【構成】焦点検出光学系を少なくとも2つ備え、各焦点
検出光学系において、対物レンズによる像を1対の光電
変換素子列上に第二次像として形成し、該第二次像の相
対位置関係より対物レンズの焦点検出を行なう焦点検出
装置において、少なくとも2つの焦点検出光学系は、対
物レンズの予定焦点面の光軸上に配置された第1の焦点
検出領域と、予定焦点面の光軸外に対物レンズの光軸に
対して径方向に沿って配置された第2の焦点検出領域と
を有し、第2の焦点検出領域に対応する絞りマスクの1
対の開口(42e,42f)の外側端部間距離を、第1
の焦点検出領域に対応する絞りマスクの1対の開口(4
2a,42b)の外側端部間距離より小さく設定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等に用いて最適
なTTL(Through The Lens)位相差検出方式による焦点
検出装置に関し、特に撮影レンズ(対物レンズ)の撮影
画面内の複数領域での合焦状態を検出する際に好適な焦
点検出装置に関する。
なTTL(Through The Lens)位相差検出方式による焦点
検出装置に関し、特に撮影レンズ(対物レンズ)の撮影
画面内の複数領域での合焦状態を検出する際に好適な焦
点検出装置に関する。
【0002】
【従来技術】カメラ等に用いられるTTL位相差検出方
式による焦点検出装置の基本構成を図14に示す。この
焦点検出装置は、撮影レンズ1の光軸O上に、順次配置
された視野マスク20と、コンデンサレンズ30と、絞
りマスク40と、再結像レンズ50と、光電変換素子6
0とからなる。視野マスク20、コンデンサレンズ3
0、絞りマスク40、再結像レンズ50および光電変換
素子60により焦点検出光学系が構成される。この焦点
検出光学系の射出瞳10は、コンデンサレンズ30を介
して絞りマスク40と共役な位置に在る。図の例では、
撮影レンズ1の位置と重なっている。視野マスク20
は、予定焦点面(フィルム等価面)近傍に位置する。
式による焦点検出装置の基本構成を図14に示す。この
焦点検出装置は、撮影レンズ1の光軸O上に、順次配置
された視野マスク20と、コンデンサレンズ30と、絞
りマスク40と、再結像レンズ50と、光電変換素子6
0とからなる。視野マスク20、コンデンサレンズ3
0、絞りマスク40、再結像レンズ50および光電変換
素子60により焦点検出光学系が構成される。この焦点
検出光学系の射出瞳10は、コンデンサレンズ30を介
して絞りマスク40と共役な位置に在る。図の例では、
撮影レンズ1の位置と重なっている。視野マスク20
は、予定焦点面(フィルム等価面)近傍に位置する。
【0003】射出瞳10の分割された二つの領域10
1、102を透過した光束は、撮影レンズ1により、視
野マスク20近傍に被写体の第1次像を形成する。視野
マスク20により光束の抽出が行われ、コンデンサレン
ズ30への被写体からの光束が制限される。コンデンサ
レンズ30を透過した光束は、同様に不要な光束を制限
する絞りマスク40の開口401、402を経て、再結
像レンズ50の正レンズ部501、502により光電変
換素子列60の素子列601、602上に二次像として
再形成される。
1、102を透過した光束は、撮影レンズ1により、視
野マスク20近傍に被写体の第1次像を形成する。視野
マスク20により光束の抽出が行われ、コンデンサレン
ズ30への被写体からの光束が制限される。コンデンサ
レンズ30を透過した光束は、同様に不要な光束を制限
する絞りマスク40の開口401、402を経て、再結
像レンズ50の正レンズ部501、502により光電変
換素子列60の素子列601、602上に二次像として
再形成される。
【0004】つまり、撮影レンズ1により形成される一
次像の後方に、コンデンサレンズ30及び絞りマスク4
0と再結像レンズ50より成る再結像光学系によって、
その一次像と略相似な二つの二次像を1対の光電変換素
子列601,602上に再結像させ、両二次像の相対的
な位置関係に基づいて撮影レンズ1の焦点調節状態を検
出する。1対の光電変換素子列601,602上の二つ
の二次像は、撮影レンズ1の焦点調節状態に応じて、そ
の相対的な位置関係が変化する。例えば、両二次像は、
ピントが撮影レンズの予定焦点面より前方で合っている
場合には、互いに遠ざかり、後方で合っている場合に
は、互いに近づく。したがって、光電変換素子列60
1,602の両出力を比較することにより、適正な合焦
状態を検出することができる。
次像の後方に、コンデンサレンズ30及び絞りマスク4
0と再結像レンズ50より成る再結像光学系によって、
その一次像と略相似な二つの二次像を1対の光電変換素
子列601,602上に再結像させ、両二次像の相対的
な位置関係に基づいて撮影レンズ1の焦点調節状態を検
出する。1対の光電変換素子列601,602上の二つ
の二次像は、撮影レンズ1の焦点調節状態に応じて、そ
の相対的な位置関係が変化する。例えば、両二次像は、
ピントが撮影レンズの予定焦点面より前方で合っている
場合には、互いに遠ざかり、後方で合っている場合に
は、互いに近づく。したがって、光電変換素子列60
1,602の両出力を比較することにより、適正な合焦
状態を検出することができる。
【0005】このような基本原理に基づく焦点検出装置
において、前述のとおり、従来一般には、射出瞳10の
位置はコンデンサレンズ30を介して絞りマスク40と
共役な位置に在る。すなわち、射出瞳10の光束の透過
する二つの領域101、102は、絞りマスク40の二
つの開口401、402のコンデンサレンズ30による
逆投影像になっているために、位置が固定され且つ互い
に分離独立した領域になっている。
において、前述のとおり、従来一般には、射出瞳10の
位置はコンデンサレンズ30を介して絞りマスク40と
共役な位置に在る。すなわち、射出瞳10の光束の透過
する二つの領域101、102は、絞りマスク40の二
つの開口401、402のコンデンサレンズ30による
逆投影像になっているために、位置が固定され且つ互い
に分離独立した領域になっている。
【0006】しかも、撮影画面内に複数の焦点検出領域
を配置する場合は、各々の焦点検出光学系に対応する射
出瞳の位置は共通で、全て撮影レンズ1の光軸Oに関し
て対称になっている。
を配置する場合は、各々の焦点検出光学系に対応する射
出瞳の位置は共通で、全て撮影レンズ1の光軸Oに関し
て対称になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した焦点
検出装置では、次のような問題点を生じる。
検出装置では、次のような問題点を生じる。
【0008】すなわち、実際に装着する撮影レンズの射
出瞳の位置は一定ではなく、撮影レンズの種類によって
様々で、撮影レンズの射出瞳位置は、コンデンサレンズ
30を介した絞りマスク40と共役な位置とは異なる場
合が多い。
出瞳の位置は一定ではなく、撮影レンズの種類によって
様々で、撮影レンズの射出瞳位置は、コンデンサレンズ
30を介した絞りマスク40と共役な位置とは異なる場
合が多い。
【0009】このように、実際には、撮影レンズ毎にそ
の射出瞳位置が著しく異なることから、撮影レンズの光
軸Oから一次像面に沿って離れた位置、つまり、撮影画
面の中心部から離れた周辺部に、焦点検出領域を有する
焦点検出光学系の場合は、撮影レンズの光軸Oに関し
て、射出瞳の極めて不対称な二つの領域を透過する光束
を用いて、焦点検出を行わざるを得なくなる。そのた
め、二つの光束の対称性が損なわれて開口効率による光
束の一部欠損、所謂ケラレが生じて焦点検出不能となる
問題が生じる。
の射出瞳位置が著しく異なることから、撮影レンズの光
軸Oから一次像面に沿って離れた位置、つまり、撮影画
面の中心部から離れた周辺部に、焦点検出領域を有する
焦点検出光学系の場合は、撮影レンズの光軸Oに関し
て、射出瞳の極めて不対称な二つの領域を透過する光束
を用いて、焦点検出を行わざるを得なくなる。そのた
め、二つの光束の対称性が損なわれて開口効率による光
束の一部欠損、所謂ケラレが生じて焦点検出不能となる
問題が生じる。
【0010】特に、焦点検出領域が、撮影画面周辺部
で、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に沿って配置さ
れている場合には、二つの光束の対称性が著しく損なわ
れ、撮影レンズの光軸Oに対して円周方向に沿って配置
された焦点検出領域よりもケラレ易くなる。
で、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に沿って配置さ
れている場合には、二つの光束の対称性が著しく損なわ
れ、撮影レンズの光軸Oに対して円周方向に沿って配置
された焦点検出領域よりもケラレ易くなる。
【0011】この様子を、図1、2、3、4、5、6、
7、8を用いて、詳細に説明する。
7、8を用いて、詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明が適用される焦点検出光学
系の基本構成を示す斜視図であり、図2、3、4、5
は、その構成部品の詳細を示す正面図であり、図6、
7、8は、撮影レンズ(対物レンズ)の射出瞳上のケラ
レの様子を示す説明図である。
系の基本構成を示す斜視図であり、図2、3、4、5
は、その構成部品の詳細を示す正面図であり、図6、
7、8は、撮影レンズ(対物レンズ)の射出瞳上のケラ
レの様子を示す説明図である。
【0013】図1に示すように、この焦点検出装置の焦
点検出光学系は、視野マスク21、コンデンサレンズ3
1、絞りマスク41、再結像レンズ51、光電変換素子
61とが、撮影レンズの光軸O上に、順次配置されてい
る。なお、図示の都合上、視野マスク21および絞りマ
スク41は光軸Oから外れた位置に図示してある。
点検出光学系は、視野マスク21、コンデンサレンズ3
1、絞りマスク41、再結像レンズ51、光電変換素子
61とが、撮影レンズの光軸O上に、順次配置されてい
る。なお、図示の都合上、視野マスク21および絞りマ
スク41は光軸Oから外れた位置に図示してある。
【0014】この例では、撮影画面の中心部および左右
の周辺部の3箇所に焦点検出領域を有する場合を示して
いる。したがって、この3箇所の焦点検出領域に対応す
る3個の焦点検出光学系が存在する。例えば、中心部の
焦点検出領域に対応する焦点検出光学系は視野マスク2
1の開口21L、コンデンサレンズ31の正レンズ部3
11、絞りマスク41の開口部41L、再結像レンズ5
1の正レンズ部51L、光電変換素子61の光電変換素
子部61Lから構成される。同様に、中心部から離れた
焦点検出領域に対応する焦点検出光学系は、図において
添字LおよびNの付された各部により構成される。
の周辺部の3箇所に焦点検出領域を有する場合を示して
いる。したがって、この3箇所の焦点検出領域に対応す
る3個の焦点検出光学系が存在する。例えば、中心部の
焦点検出領域に対応する焦点検出光学系は視野マスク2
1の開口21L、コンデンサレンズ31の正レンズ部3
11、絞りマスク41の開口部41L、再結像レンズ5
1の正レンズ部51L、光電変換素子61の光電変換素
子部61Lから構成される。同様に、中心部から離れた
焦点検出領域に対応する焦点検出光学系は、図において
添字LおよびNの付された各部により構成される。
【0015】なお厳密には、1つの焦点検出光学系は、
垂直(縦)方向と、これに直交する水平(横)方向の二
つの部分領域が結合したものであり、視野マスク21、
絞りマスク41、再結像レンズ51、光電変換素子61
の1つの焦点検出光学系に寄与する部分の垂直部分と水
平部分を有する。この意味では、図1の焦点検出装置は
計6個の焦点検出光学系を有すると見ることができる
(本明細書では、「焦点検出光学系」およびこれに対応
する「焦点検出領域」なる語を狭義ではこの意味で用い
ている。) 図15に、カメラのファインダ(図示せず)から見た場
合に、焦点検出領域が撮影画面に対してどのような関係
にあるかを示す。この例では、光軸O上に、垂直方向に
伸びた焦点検出領域VLと、水平方向に伸びた焦点検出
領域HLとが直交した十字型の焦点検出領域を有する。
また、光軸Oから外れた画面左側に垂直方向に伸びた焦
点検出領域VMと、水平方向に伸びた焦点検出領域HM
とが直交した十字型の焦点検出領域を有する。さらに、
光軸Oから外れた画面右側にも垂直方向に伸びた焦点検
出領域VNと、水平方向に伸びた焦点検出領域HNとが
直交した十字型の焦点検出領域を有する。
垂直(縦)方向と、これに直交する水平(横)方向の二
つの部分領域が結合したものであり、視野マスク21、
絞りマスク41、再結像レンズ51、光電変換素子61
の1つの焦点検出光学系に寄与する部分の垂直部分と水
平部分を有する。この意味では、図1の焦点検出装置は
計6個の焦点検出光学系を有すると見ることができる
(本明細書では、「焦点検出光学系」およびこれに対応
する「焦点検出領域」なる語を狭義ではこの意味で用い
ている。) 図15に、カメラのファインダ(図示せず)から見た場
合に、焦点検出領域が撮影画面に対してどのような関係
にあるかを示す。この例では、光軸O上に、垂直方向に
伸びた焦点検出領域VLと、水平方向に伸びた焦点検出
領域HLとが直交した十字型の焦点検出領域を有する。
また、光軸Oから外れた画面左側に垂直方向に伸びた焦
点検出領域VMと、水平方向に伸びた焦点検出領域HM
とが直交した十字型の焦点検出領域を有する。さらに、
光軸Oから外れた画面右側にも垂直方向に伸びた焦点検
出領域VNと、水平方向に伸びた焦点検出領域HNとが
直交した十字型の焦点検出領域を有する。
【0016】視野マスク21は、撮影レンズの予定焦点
面近傍におかれ、撮影画面内で焦点検出を行う領域を制
限するものである。視野マスク21は、図2にその拡大
正面図を示すように、3つの開口21L、21M、21
Nを持つ。開口21Lは、撮影レンズの光軸O上におか
れ、開口21M、21Nは、撮影レンズの光軸Oから外
れた位置におかれる。また、開口21L、21M、21
Nは、それぞれ、略長方形の垂直方向の開口212、2
14、216と、水平方向の開口211、213、21
5とを重ねた十字型をしている。1個の長方形の開口
は、1つの焦点検出領域に対応し、例えば開口212と
211とは、交差(直交)した2つの焦点検出領域に対
応している。また、開口213と、開口215は、撮影
レンズの光軸O外で光軸Oに対して径方向に伸びた焦点
検出領域に対応し、開口214と、開口216は、光軸
O外で光軸Oに対して円周方向に伸びた焦点検出領域に
対応している。
面近傍におかれ、撮影画面内で焦点検出を行う領域を制
限するものである。視野マスク21は、図2にその拡大
正面図を示すように、3つの開口21L、21M、21
Nを持つ。開口21Lは、撮影レンズの光軸O上におか
れ、開口21M、21Nは、撮影レンズの光軸Oから外
れた位置におかれる。また、開口21L、21M、21
Nは、それぞれ、略長方形の垂直方向の開口212、2
14、216と、水平方向の開口211、213、21
5とを重ねた十字型をしている。1個の長方形の開口
は、1つの焦点検出領域に対応し、例えば開口212と
211とは、交差(直交)した2つの焦点検出領域に対
応している。また、開口213と、開口215は、撮影
レンズの光軸O外で光軸Oに対して径方向に伸びた焦点
検出領域に対応し、開口214と、開口216は、光軸
O外で光軸Oに対して円周方向に伸びた焦点検出領域に
対応している。
【0017】コンデンサレンズ31は、図1に示したよ
うに、3つの正レンズ部311、312、313からな
る。コンデンサレンズ31の正レンズ部311は、視野
マスク21の開口21Lに、正レンズ部312は開口2
1Mに、正レンズ部313は開口21Nにそれぞれ対応
し、コンデンサレンズ31は、視野マスク21により制
限された撮影レンズからの光束を集光する。
うに、3つの正レンズ部311、312、313からな
る。コンデンサレンズ31の正レンズ部311は、視野
マスク21の開口21Lに、正レンズ部312は開口2
1Mに、正レンズ部313は開口21Nにそれぞれ対応
し、コンデンサレンズ31は、視野マスク21により制
限された撮影レンズからの光束を集光する。
【0018】絞りマスク41は、図3にその拡大正面図
を示すように、コンデンサレンズ31の正レンズ部31
1に対応して光束を制限する開口41a、41b、41
c、41d(中央部41L)と、正レンズ部312に対
応して光束を制限する開口41e、41f、41g、4
1h(側部41M)と、正レンズ部313に対応して光
束を制限する開口41i、41j、41k、41l(側
部41N)の、12個の開口からなる。撮影レンズの光
軸O上において、コンデンサレンズ31の正レンズ部3
11からの光束は、絞りマスク41の開口41a、41
bと、開口41c、41dとの直交する二方向に2つに
分割される。同様に、撮影レンズの光軸O外において、
コンデンサレンズ31の正レンズ部312からの光束
は、絞りマスク41の開口41e、41fと、開口41
g、41hとの直交する二方向に2つに分割され、コン
デンサレンズ31の正レンズ部313からの光束は、絞
りマスク41の開口41i、41jと、開口41k、4
1lとの直交する二方向に2つに分割される。
を示すように、コンデンサレンズ31の正レンズ部31
1に対応して光束を制限する開口41a、41b、41
c、41d(中央部41L)と、正レンズ部312に対
応して光束を制限する開口41e、41f、41g、4
1h(側部41M)と、正レンズ部313に対応して光
束を制限する開口41i、41j、41k、41l(側
部41N)の、12個の開口からなる。撮影レンズの光
軸O上において、コンデンサレンズ31の正レンズ部3
11からの光束は、絞りマスク41の開口41a、41
bと、開口41c、41dとの直交する二方向に2つに
分割される。同様に、撮影レンズの光軸O外において、
コンデンサレンズ31の正レンズ部312からの光束
は、絞りマスク41の開口41e、41fと、開口41
g、41hとの直交する二方向に2つに分割され、コン
デンサレンズ31の正レンズ部313からの光束は、絞
りマスク41の開口41i、41jと、開口41k、4
1lとの直交する二方向に2つに分割される。
【0019】再結像レンズ51は、図4にその拡大正面
図を示すように、絞りマスク41の開口41a、41
b、41c、41dに対応した正レンズ部51a、51
b、51c、51d(中央部51L)と、絞りマスク4
1の開口41e、41f、41g、41hに対応した正
レンズ部51e、51f、51g、51h(側部51
M)と、絞りマスク41の開口41i、41j、41
k、41lに対応した正レンズ部51i、51j、51
k、51l(側部51N)とからなる。
図を示すように、絞りマスク41の開口41a、41
b、41c、41dに対応した正レンズ部51a、51
b、51c、51d(中央部51L)と、絞りマスク4
1の開口41e、41f、41g、41hに対応した正
レンズ部51e、51f、51g、51h(側部51
M)と、絞りマスク41の開口41i、41j、41
k、41lに対応した正レンズ部51i、51j、51
k、51l(側部51N)とからなる。
【0020】光電変換素子61は、図5にその拡大正面
図を示すように、光電変換素子61の素子列61a、6
1b、61c、61d(中央部61L)と、素子列61
e、61f、61g、61h(側部61M)と、素子列
61i、61j、61k、61l(側部61N)とから
なる。絞りマスク41の開口41L,41M,41Nを
通った光束は、再結像レンズ51の正レンズ部51L,
51M,51Nを通って、光電変換素子61の対応する
素子列に導かれる。
図を示すように、光電変換素子61の素子列61a、6
1b、61c、61d(中央部61L)と、素子列61
e、61f、61g、61h(側部61M)と、素子列
61i、61j、61k、61l(側部61N)とから
なる。絞りマスク41の開口41L,41M,41Nを
通った光束は、再結像レンズ51の正レンズ部51L,
51M,51Nを通って、光電変換素子61の対応する
素子列に導かれる。
【0021】このような構成からなる焦点検出装置にお
いて、次のようにして、撮影レンズの焦点の検出が行わ
れる。
いて、次のようにして、撮影レンズの焦点の検出が行わ
れる。
【0022】撮影レンズの光軸O上において、撮影レン
ズを通過した光束は、撮影レンズの予定焦点面近傍にお
かれた視野マスク21の開口21Lを通過することによ
り、撮影画面内の焦点検出領域と、焦点検出に用いる被
写体の輝度分布の方向が、規定される。視野マスク21
の水平方向の略長方形開口211を通過した光束は、対
応したコンデンサレンズ31の正レンズ部311を通過
し、絞りマスク41の開口41aと41bにより2つに
分割される。絞りマスク41の開口41aと41bによ
り分割された2つの光束は、対応する再結像レンズの正
レンズ部51aと51bにより、光電変換素子61の素
子列61aと61bに、対の二次像として再結像され
る。光電変換素子61の素子列61aと61bに再結像
された二次像により、上述した原理により、撮影レンズ
の焦点位置を検出する。
ズを通過した光束は、撮影レンズの予定焦点面近傍にお
かれた視野マスク21の開口21Lを通過することによ
り、撮影画面内の焦点検出領域と、焦点検出に用いる被
写体の輝度分布の方向が、規定される。視野マスク21
の水平方向の略長方形開口211を通過した光束は、対
応したコンデンサレンズ31の正レンズ部311を通過
し、絞りマスク41の開口41aと41bにより2つに
分割される。絞りマスク41の開口41aと41bによ
り分割された2つの光束は、対応する再結像レンズの正
レンズ部51aと51bにより、光電変換素子61の素
子列61aと61bに、対の二次像として再結像され
る。光電変換素子61の素子列61aと61bに再結像
された二次像により、上述した原理により、撮影レンズ
の焦点位置を検出する。
【0023】同様に、上記の視野マスク21の略長方形
開口211に直交した垂直方向の略長方形開口212を
通過した光束は、対応したコンデンサレンズ31の正レ
ンズ部311を通過し、絞りマスク41の開口51cと
51dにより2つに分割され、対応した再結像レンズ4
1の正レンズ部41dと41dにより、光電変換素子の
素子列61cと61dに、対の二次像として再結像され
る。このように、略長方形の開口211と212を重ね
合わせた十字型とすることで、被写体の直交する二方向
の輝度分布により焦点検出が可能となり、例えば、被写
体のコントラストが、一方向にしかなくとも、焦点検出
が可能となる。
開口211に直交した垂直方向の略長方形開口212を
通過した光束は、対応したコンデンサレンズ31の正レ
ンズ部311を通過し、絞りマスク41の開口51cと
51dにより2つに分割され、対応した再結像レンズ4
1の正レンズ部41dと41dにより、光電変換素子の
素子列61cと61dに、対の二次像として再結像され
る。このように、略長方形の開口211と212を重ね
合わせた十字型とすることで、被写体の直交する二方向
の輝度分布により焦点検出が可能となり、例えば、被写
体のコントラストが、一方向にしかなくとも、焦点検出
が可能となる。
【0024】また、同様にして、撮影レンズの光軸O外
に設けた視野マスク21の開口21M、21Nに対応し
た焦点検出光学系により、撮影画面周辺部での、撮影レ
ンズの焦点位置の検出が行われる。
に設けた視野マスク21の開口21M、21Nに対応し
た焦点検出光学系により、撮影画面周辺部での、撮影レ
ンズの焦点位置の検出が行われる。
【0025】図1において、11、12、13は、撮影
レンズの射出瞳である。射出瞳11、12、13に重な
った像は、その位置におけるコンデンサレンズ31によ
る絞りマスク41の開口の逆投影像である。
レンズの射出瞳である。射出瞳11、12、13に重な
った像は、その位置におけるコンデンサレンズ31によ
る絞りマスク41の開口の逆投影像である。
【0026】射出瞳12は、コンデンサレンズ31を介
して、絞りマスク41と共役関係にある。射出瞳11、
13は、上述したように、実際の撮影レンズの射出瞳位
置が、撮影レンズの種類により異なることを表わす。射
出瞳11は、射出瞳12より、撮影レンズの像面から遠
い位置にあり、射出瞳13は、射出瞳12より、撮影レ
ンズの像面から近い位置にある。
して、絞りマスク41と共役関係にある。射出瞳11、
13は、上述したように、実際の撮影レンズの射出瞳位
置が、撮影レンズの種類により異なることを表わす。射
出瞳11は、射出瞳12より、撮影レンズの像面から遠
い位置にあり、射出瞳13は、射出瞳12より、撮影レ
ンズの像面から近い位置にある。
【0027】図6に、射出瞳12の位置におけるコンデ
ンサレンズ31による絞りマスク41の開口の逆投影像
の正面図を示す。この図および図3から分かるように、
コンデンサレンズ31の正レンズ部311を介して、絞
りマスク41の開口41aは、逆投影像12aに、開口
41bは、逆投影像12bに、開口41cは、逆投影像
12cに、開口41dは、逆投影像12dに対応してい
る。
ンサレンズ31による絞りマスク41の開口の逆投影像
の正面図を示す。この図および図3から分かるように、
コンデンサレンズ31の正レンズ部311を介して、絞
りマスク41の開口41aは、逆投影像12aに、開口
41bは、逆投影像12bに、開口41cは、逆投影像
12cに、開口41dは、逆投影像12dに対応してい
る。
【0028】また、コンデンサレンズ31の正レンズ部
311、312、313の倍率を同じにし、コンデンサ
レンズ31の正レンズ部312を介して、絞りマスク4
1の開口41e、41f、41g、41hが、逆投影像
12a、12b、12c、12dに対応し、コンデンサ
レンズ31の正レンズ部313を介して、絞りマスク4
1の開口41i、41j、41k、41lが、逆投影像
12a、12b、12c、12dに対応するように、コ
ンデンサレンズ31の正レンズ部312、313を配置
している。
311、312、313の倍率を同じにし、コンデンサ
レンズ31の正レンズ部312を介して、絞りマスク4
1の開口41e、41f、41g、41hが、逆投影像
12a、12b、12c、12dに対応し、コンデンサ
レンズ31の正レンズ部313を介して、絞りマスク4
1の開口41i、41j、41k、41lが、逆投影像
12a、12b、12c、12dに対応するように、コ
ンデンサレンズ31の正レンズ部312、313を配置
している。
【0029】つまり、射出瞳12の逆投影像12aは、
コンデンサレンズ31の3つの正レンズ部311、31
2、313を介した、絞りマスク41の開口41a、4
1e、41iの逆投影像となる。
コンデンサレンズ31の3つの正レンズ部311、31
2、313を介した、絞りマスク41の開口41a、4
1e、41iの逆投影像となる。
【0030】射出瞳12の逆投影像12b、12c、1
2dについても同様に、それぞれ、絞りマスク41の対
応した3つの開口の逆投影像である。
2dについても同様に、それぞれ、絞りマスク41の対
応した3つの開口の逆投影像である。
【0031】図7に示すように、射出瞳13の位置にお
けるコンデンサレンズ31による絞りマスク41の開口
の逆投影像13a、13b、13c、13d、13e、
13f、13g、13h、13i、13j、13k、1
3lは、順に、絞りマスク41の開口41a、41b、
41c、41d、41e、41f、41g、41h、4
1i、41j、41k、41lに対応している。これら
の逆投影像は、射出瞳12の位置で重なるように、コン
デンサレンズ31の正レンズ部311、312、313
を配置しているので、射出瞳12よりも近い位置にある
射出瞳13では、撮影レンズの光軸O外に配置された焦
点検出領域に対応する逆投影像13e、13f、13
g、13h、13i、13j、13k、13lは、撮影
レンズの光軸Oから、外れた位置に投影される。
けるコンデンサレンズ31による絞りマスク41の開口
の逆投影像13a、13b、13c、13d、13e、
13f、13g、13h、13i、13j、13k、1
3lは、順に、絞りマスク41の開口41a、41b、
41c、41d、41e、41f、41g、41h、4
1i、41j、41k、41lに対応している。これら
の逆投影像は、射出瞳12の位置で重なるように、コン
デンサレンズ31の正レンズ部311、312、313
を配置しているので、射出瞳12よりも近い位置にある
射出瞳13では、撮影レンズの光軸O外に配置された焦
点検出領域に対応する逆投影像13e、13f、13
g、13h、13i、13j、13k、13lは、撮影
レンズの光軸Oから、外れた位置に投影される。
【0032】このため、撮影レンズの光軸O外に設けら
れ、撮影レンズの光軸Oに対して径方向(図1の矢印R
参照)に配置された焦点検出領域に対応した一対の逆投
影像13e、13fでは、逆投影像13fが、射出瞳1
3からはみ出してしまい、焦点検出光束にケラレが生じ
ることとなり、対となる光束の対称性が著しく損なわ
れ、焦点検出が不能になってしまう。
れ、撮影レンズの光軸Oに対して径方向(図1の矢印R
参照)に配置された焦点検出領域に対応した一対の逆投
影像13e、13fでは、逆投影像13fが、射出瞳1
3からはみ出してしまい、焦点検出光束にケラレが生じ
ることとなり、対となる光束の対称性が著しく損なわ
れ、焦点検出が不能になってしまう。
【0033】図8に示すように、射出瞳11の位置にお
けるコンデンサレンズ31による絞りマスク41の開口
の逆投影像11a、11b、11c、11d、11e、
11f、11g、11h、11i、11j、11k、1
1lは、順に、絞りマスク41の開口41a、41b、
41c、41d、41e、41f、41g、41h、4
1i、41j、41k、41lに対応しており、同様
に、撮影レンズの光軸O外に設けられ、撮影レンズの光
軸Oに対して径方向に配置された焦点検出領域に対応し
た一対の逆投影像11e、11fでは、逆投影像11e
が、射出瞳11からはみ出してしまい、焦点検出光束に
ケラレが生じることとなり、対となる光束の対称性が著
しく損なわれ、焦点検出が不能になってしまう。
けるコンデンサレンズ31による絞りマスク41の開口
の逆投影像11a、11b、11c、11d、11e、
11f、11g、11h、11i、11j、11k、1
1lは、順に、絞りマスク41の開口41a、41b、
41c、41d、41e、41f、41g、41h、4
1i、41j、41k、41lに対応しており、同様
に、撮影レンズの光軸O外に設けられ、撮影レンズの光
軸Oに対して径方向に配置された焦点検出領域に対応し
た一対の逆投影像11e、11fでは、逆投影像11e
が、射出瞳11からはみ出してしまい、焦点検出光束に
ケラレが生じることとなり、対となる光束の対称性が著
しく損なわれ、焦点検出が不能になってしまう。
【0034】撮影画面周辺部に焦点検出領域を設けたこ
とにより問題となる、撮影レンズの射出瞳によるケラレ
の影響を防ぐために、例えば、特開昭63−28451
3号公報に示されているように、撮影画面周辺部に焦点
検出領域を有する焦点検出光学系で、絞りマスクの絞り
開口の面積を小さくして、射出瞳の二つの分割領域を小
さくする方法が知られている。
とにより問題となる、撮影レンズの射出瞳によるケラレ
の影響を防ぐために、例えば、特開昭63−28451
3号公報に示されているように、撮影画面周辺部に焦点
検出領域を有する焦点検出光学系で、絞りマスクの絞り
開口の面積を小さくして、射出瞳の二つの分割領域を小
さくする方法が知られている。
【0035】さらに、例えば、特開平1−288810
号公報に示されているように、撮影画面の中心部と周辺
部に焦点検出領域を有する焦点検出光学系では、焦点検
出領域の中心部と周辺部とで、絞り開口の形状、重心間
隔を異ならせて、射出瞳の二つの分割領域の形状、重心
間隔等を異ならせる方法も提案されている。
号公報に示されているように、撮影画面の中心部と周辺
部に焦点検出領域を有する焦点検出光学系では、焦点検
出領域の中心部と周辺部とで、絞り開口の形状、重心間
隔を異ならせて、射出瞳の二つの分割領域の形状、重心
間隔等を異ならせる方法も提案されている。
【0036】しかし、これらの方法は、いずれも撮影レ
ンズの光軸外において、円周方向(図1、矢印P参照)
に配置された焦点検出領域を有する焦点検出光学系に関
する改善を提案するものであり、上述したように、撮影
レンズの光軸に対して径方向に配置された焦点検出領域
を有する焦点検出光学系における、射出瞳の二つの分割
領域を通る光束のケラレによる不対称を解決するもので
はなかった。しかも、撮影画面周辺部に配置され、且
つ、各々の焦点検出領域が直交する複数の焦点検出光学
系に関する示唆も与えるものではなかった。
ンズの光軸外において、円周方向(図1、矢印P参照)
に配置された焦点検出領域を有する焦点検出光学系に関
する改善を提案するものであり、上述したように、撮影
レンズの光軸に対して径方向に配置された焦点検出領域
を有する焦点検出光学系における、射出瞳の二つの分割
領域を通る光束のケラレによる不対称を解決するもので
はなかった。しかも、撮影画面周辺部に配置され、且
つ、各々の焦点検出領域が直交する複数の焦点検出光学
系に関する示唆も与えるものではなかった。
【0037】そこで、本発明の目的は、対物レンズの光
軸外(画面の周辺部)において撮影レンズの光軸に対し
て径方向に伸びた焦点検出領域を有する焦点検出光学系
を備えた焦点検出装置において、焦点検出光束が撮影レ
ンズの射出瞳によりケラレることなく、高い焦点検出精
度を持つ焦点検出装置を提供することにある。
軸外(画面の周辺部)において撮影レンズの光軸に対し
て径方向に伸びた焦点検出領域を有する焦点検出光学系
を備えた焦点検出装置において、焦点検出光束が撮影レ
ンズの射出瞳によりケラレることなく、高い焦点検出精
度を持つ焦点検出装置を提供することにある。
【0038】本発明の他の目的は、対物レンズの光軸外
に配置され、焦点検出領域が直交する複数の焦点検出光
学系を備えた焦点検出装置において、撮影画面周辺部で
焦点検出を行う焦点検出光束が、撮影レンズの射出瞳に
よりケラレることなく、高い焦点検出精度を持つ焦点検
出装置を提供することにある。
に配置され、焦点検出領域が直交する複数の焦点検出光
学系を備えた焦点検出装置において、撮影画面周辺部で
焦点検出を行う焦点検出光束が、撮影レンズの射出瞳に
よりケラレることなく、高い焦点検出精度を持つ焦点検
出装置を提供することにある。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明による焦点検出装
置は、対物レンズの予定焦点面近傍に位置するコンデン
サレンズと、該コンデンサレンズの後方に設けられ、前
記対物レンズの瞳を2つの領域に分割する1対の開口を
有する絞りマスクと、該絞りマスクの開口に対応する1
対の再結像レンズとを有する焦点検出光学系を少なくと
も2つ備え、各焦点検出光学系において、前記対物レン
ズによる像を1対の光電変換素子列上に第二次像として
形成し、該第二次像の相対位置関係より前記対物レンズ
の焦点検出を行なう焦点検出装置において、前記少なく
とも2つの焦点検出光学系は、前記対物レンズの予定焦
点面の光軸上に配置された第1の焦点検出領域と、前記
予定焦点面の光軸外に前記対物レンズの光軸に対して径
方向に沿って配置された第2の焦点検出領域とを有し、
前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の外側端部間距離を、前記第1の焦点検出領域
に対応する前記絞りマスクの1対の開口の外側端部間距
離より小さく設定したものである。
置は、対物レンズの予定焦点面近傍に位置するコンデン
サレンズと、該コンデンサレンズの後方に設けられ、前
記対物レンズの瞳を2つの領域に分割する1対の開口を
有する絞りマスクと、該絞りマスクの開口に対応する1
対の再結像レンズとを有する焦点検出光学系を少なくと
も2つ備え、各焦点検出光学系において、前記対物レン
ズによる像を1対の光電変換素子列上に第二次像として
形成し、該第二次像の相対位置関係より前記対物レンズ
の焦点検出を行なう焦点検出装置において、前記少なく
とも2つの焦点検出光学系は、前記対物レンズの予定焦
点面の光軸上に配置された第1の焦点検出領域と、前記
予定焦点面の光軸外に前記対物レンズの光軸に対して径
方向に沿って配置された第2の焦点検出領域とを有し、
前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の外側端部間距離を、前記第1の焦点検出領域
に対応する前記絞りマスクの1対の開口の外側端部間距
離より小さく設定したものである。
【0040】本発明による焦点検出装置は、他の見地に
よれば、前記対物レンズの予定焦点面近傍に位置するコ
ンデンサレンズと、該コンデンサレンズの後方に設けら
れ、前記対物レンズの瞳を2つの領域に分割する1対の
開口を有する絞りマスクと、該絞りマスクの開口に対応
する1対の再結像レンズとを備えた再結像レンズ系によ
り、前記対物レンズによる像を1対の光電変換素子列上
に第二次像として形成し、該第二次像の相対位置関係よ
り前記対物レンズの焦点検出を行なう少なくとも2つの
焦点検出光学系を備えた焦点検出装置において、前記少
なくとも2つの焦点検出光学系は、前記対物レンズの予
定焦点面の光軸外において、前記対物レンズの光軸に対
して円周方向に沿って配置された第1の焦点検出領域
と、該第1の焦点検出領域に直交するよう前記対物レン
ズの光軸に対して径方向に沿って配置された第2の焦点
検出領域領域とを有し、前記第2の焦点検出領域に対応
する前記絞りマスクの1対の開口の外側端部間距離は、
前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の外側端部間距離より小さく設定されたもので
ある。
よれば、前記対物レンズの予定焦点面近傍に位置するコ
ンデンサレンズと、該コンデンサレンズの後方に設けら
れ、前記対物レンズの瞳を2つの領域に分割する1対の
開口を有する絞りマスクと、該絞りマスクの開口に対応
する1対の再結像レンズとを備えた再結像レンズ系によ
り、前記対物レンズによる像を1対の光電変換素子列上
に第二次像として形成し、該第二次像の相対位置関係よ
り前記対物レンズの焦点検出を行なう少なくとも2つの
焦点検出光学系を備えた焦点検出装置において、前記少
なくとも2つの焦点検出光学系は、前記対物レンズの予
定焦点面の光軸外において、前記対物レンズの光軸に対
して円周方向に沿って配置された第1の焦点検出領域
と、該第1の焦点検出領域に直交するよう前記対物レン
ズの光軸に対して径方向に沿って配置された第2の焦点
検出領域領域とを有し、前記第2の焦点検出領域に対応
する前記絞りマスクの1対の開口の外側端部間距離は、
前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の外側端部間距離より小さく設定されたもので
ある。
【0041】これらの焦点検出装置において、好ましく
は、前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスク
の1対の開口の重心間距離は、前記第1の焦点検出領域
に対応する前記絞りマスクの1対の開口の重心間距離よ
り小さく設定する。または、前記第2の焦点検出領域に
対応する前記絞りマスクの1対の開口の内側端部間距離
は、前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスク
の1対の開口の内側端部間距離より小さく設定する。
は、前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスク
の1対の開口の重心間距離は、前記第1の焦点検出領域
に対応する前記絞りマスクの1対の開口の重心間距離よ
り小さく設定する。または、前記第2の焦点検出領域に
対応する前記絞りマスクの1対の開口の内側端部間距離
は、前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスク
の1対の開口の内側端部間距離より小さく設定する。
【0042】さらにまたは、前記第2の焦点検出領域に
対応する前記絞りマスクの1対の開口の重心間距離は、
前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の重心間距離に略等しく設定する。この場合、
前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口に接する外接円は、前記第1の焦点検出領域に
対応する前記絞りマスクの1対の開口に接する外接円に
包含されるように構成する。もしくは、前記第2の焦点
検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口に接す
る内接円と、前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口に接する内接円とが略一致するよ
うに構成する。または、前記第2の焦点検出領域に対応
する前記絞りマスクの1対の開口に接する内接円が、前
記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対
の開口に接する内接円を包含するように構成する。前記
第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の
開口と、前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマ
スクの1対の開口の大きさがすべて略等しくなるように
構成することもできる。
対応する前記絞りマスクの1対の開口の重心間距離は、
前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の重心間距離に略等しく設定する。この場合、
前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口に接する外接円は、前記第1の焦点検出領域に
対応する前記絞りマスクの1対の開口に接する外接円に
包含されるように構成する。もしくは、前記第2の焦点
検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口に接す
る内接円と、前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口に接する内接円とが略一致するよ
うに構成する。または、前記第2の焦点検出領域に対応
する前記絞りマスクの1対の開口に接する内接円が、前
記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対
の開口に接する内接円を包含するように構成する。前記
第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の
開口と、前記第1の焦点検出領域に対応する前記絞りマ
スクの1対の開口の大きさがすべて略等しくなるように
構成することもできる。
【0043】以上の構成において、好ましくは、前記コ
ンデンサレンズの前方の、前記対物レンズの予定焦点面
近傍に配置され、前記各焦点検出領域を制限する開口を
有する視野マスクをさらに備える。また、少なくとも6
個の焦点検出領域に対応した6個の前記焦点検出光学系
を備え、該6個の焦点検出領域として、前記対物レンズ
の光軸上において直交配置された第1の1対の焦点検出
領域と、光軸外の一方において直交配置された第2の1
対の焦点検出領域領域と、光軸に対して該第2の1対の
焦点検出領域と反対側において直交配置された第3の1
対の焦点検出領域とを有することが好ましい。
ンデンサレンズの前方の、前記対物レンズの予定焦点面
近傍に配置され、前記各焦点検出領域を制限する開口を
有する視野マスクをさらに備える。また、少なくとも6
個の焦点検出領域に対応した6個の前記焦点検出光学系
を備え、該6個の焦点検出領域として、前記対物レンズ
の光軸上において直交配置された第1の1対の焦点検出
領域と、光軸外の一方において直交配置された第2の1
対の焦点検出領域領域と、光軸に対して該第2の1対の
焦点検出領域と反対側において直交配置された第3の1
対の焦点検出領域とを有することが好ましい。
【0044】
【作用】撮影レンズの光軸外に配置された焦点検出領域
において、撮影レンズの光軸に対して径方向に沿って配
置された焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの開口
対の外側端部間距離を、撮影レンズの光軸に対して円周
方向に沿って配置された焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの開口対(あるいは光軸上に配置された焦点検
出領域に対応する絞りマスクの開口対)のそれよりも小
さく構成することにより、射出瞳位置の異なる撮影レン
ズにおいても、焦点検出光束はケラレることがなくな
る。その結果、焦点検出精度が向上する。
において、撮影レンズの光軸に対して径方向に沿って配
置された焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの開口
対の外側端部間距離を、撮影レンズの光軸に対して円周
方向に沿って配置された焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの開口対(あるいは光軸上に配置された焦点検
出領域に対応する絞りマスクの開口対)のそれよりも小
さく構成することにより、射出瞳位置の異なる撮影レン
ズにおいても、焦点検出光束はケラレることがなくな
る。その結果、焦点検出精度が向上する。
【0045】なお、絞りマスクの開口の大きさをすべて
等しくした場合には、光軸上および光軸外の焦点検出領
域は光量的に等価であり、光軸外の焦点検出領域におい
ても感度が低下することがない。
等しくした場合には、光軸上および光軸外の焦点検出領
域は光量的に等価であり、光軸外の焦点検出領域におい
ても感度が低下することがない。
【0046】また、開口対の間隔を広く維持した場合に
は、1対の焦点検出光束の重心の開き角、いわゆる重心
開角を大きく維持することができる。その結果、光軸外
の焦点検出領域においても、焦点検出精度を良好に維持
できる。
は、1対の焦点検出光束の重心の開き角、いわゆる重心
開角を大きく維持することができる。その結果、光軸外
の焦点検出領域においても、焦点検出精度を良好に維持
できる。
【0047】
【実施例】以下、本発明を図示による実施例に従い詳細
に説明する。
に説明する。
【0048】ここで、本発明の焦点検出装置の構成要素
である、視野マスク、コンデンサレンズ、再結像レン
ズ、光電変換素子は、図1に示したものと同じとする。
つまり、以下の実施例では、図1における絞りマスク4
1を、以下に説明する図9、図12、図13に示した絞
りマスクに置き換えたものとする。
である、視野マスク、コンデンサレンズ、再結像レン
ズ、光電変換素子は、図1に示したものと同じとする。
つまり、以下の実施例では、図1における絞りマスク4
1を、以下に説明する図9、図12、図13に示した絞
りマスクに置き換えたものとする。
【0049】図9は、本発明の一実施例を示す焦点検出
光学系の絞りマスクの一例の構成を示す。絞りマスク4
2の開口42a、42b、42c、42dは、撮影レン
ズの光軸O上の焦点検出領域に対応する。開口42e、
42f、42g、42h、42i、42j、42k、4
2lは、撮影レンズの光軸O外の焦点検出領域に対応す
る。
光学系の絞りマスクの一例の構成を示す。絞りマスク4
2の開口42a、42b、42c、42dは、撮影レン
ズの光軸O上の焦点検出領域に対応する。開口42e、
42f、42g、42h、42i、42j、42k、4
2lは、撮影レンズの光軸O外の焦点検出領域に対応す
る。
【0050】破線で示す外側の円421(図9の左側)
は、撮影レンズの光軸O外に設けられ、撮影レンズの光
軸Oに対して円周方向に伸びた焦点検出領域に対応する
絞りマスク42の開口42g、42hの外接円を示す。
破線で示す内側の円422は、撮影レンズの光軸O外に
設けられ、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に伸びた
焦点検出領域に対応する絞りマスク42の開口42e、
42fの外接円を示す。同様に、破線423(図9の右
側)は、開口42k、42lの外接円を、円424は、
開口42i、42jの外接円を示す。
は、撮影レンズの光軸O外に設けられ、撮影レンズの光
軸Oに対して円周方向に伸びた焦点検出領域に対応する
絞りマスク42の開口42g、42hの外接円を示す。
破線で示す内側の円422は、撮影レンズの光軸O外に
設けられ、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に伸びた
焦点検出領域に対応する絞りマスク42の開口42e、
42fの外接円を示す。同様に、破線423(図9の右
側)は、開口42k、42lの外接円を、円424は、
開口42i、42jの外接円を示す。
【0051】図9に示した絞りマスク42の構造上の特
徴は、全ての開口42a〜42lの大きさ(面積および
形状)が同一で、撮影レンズの光軸O外で光軸Oに対し
て径方向に伸びた焦点検出領域に対応する開口対42
e,42f(および42i,42j)間の距離が、その
円周方向に伸びた焦点検出領域に対応する開口対42
g,42h(または42k,42l)間の距離より小さ
く設定されていることである。開口対の距離は、両開口
の重心の間隔(または開口対の外側端部間距離および内
側端部間距離)ともいえる。撮影レンズの光軸O外で光
軸Oに対して径方向に伸びた焦点検出領域に対応する開
口対42e,42f(および42i,42j)間の距離
は、中心部の焦点検出領域に対応する開口対42a,4
2b間の距離と比較して、それより小さく設定されてい
るともいえる。
徴は、全ての開口42a〜42lの大きさ(面積および
形状)が同一で、撮影レンズの光軸O外で光軸Oに対し
て径方向に伸びた焦点検出領域に対応する開口対42
e,42f(および42i,42j)間の距離が、その
円周方向に伸びた焦点検出領域に対応する開口対42
g,42h(または42k,42l)間の距離より小さ
く設定されていることである。開口対の距離は、両開口
の重心の間隔(または開口対の外側端部間距離および内
側端部間距離)ともいえる。撮影レンズの光軸O外で光
軸Oに対して径方向に伸びた焦点検出領域に対応する開
口対42e,42f(および42i,42j)間の距離
は、中心部の焦点検出領域に対応する開口対42a,4
2b間の距離と比較して、それより小さく設定されてい
るともいえる。
【0052】図10は、撮影レンズの射出瞳13(図
1)への、絞りマスク42の開口の逆投影像である。逆
投影像15a、15b、15c、15d、15e、15
f、15g、15h、15i、15j、15k、15l
は、順に、開口42a、42b、42c、42d、41
e、41f、41g、41h、41i、41j、41
k、41lに対応する。
1)への、絞りマスク42の開口の逆投影像である。逆
投影像15a、15b、15c、15d、15e、15
f、15g、15h、15i、15j、15k、15l
は、順に、開口42a、42b、42c、42d、41
e、41f、41g、41h、41i、41j、41
k、41lに対応する。
【0053】ここで、撮影レンズの光軸O外の焦点検出
領域に対応する逆投影像15e、15f、15g、15
hは、図9で示したように、撮影レンズの光軸Oに対し
て径方向に配置された焦点検出領域に対応する開口42
e、42f間の間隔を、撮影レンズの光軸Oに対して円
周方向に配置された焦点検出領域に対応する開口42
g、42h間の距離よりも小さくしたので、逆投影像1
5fも、射出瞳13からはみでることがなくなり、ケラ
レが生じなくなる。その結果、焦点検出光束の欠損がな
くなる。
領域に対応する逆投影像15e、15f、15g、15
hは、図9で示したように、撮影レンズの光軸Oに対し
て径方向に配置された焦点検出領域に対応する開口42
e、42f間の間隔を、撮影レンズの光軸Oに対して円
周方向に配置された焦点検出領域に対応する開口42
g、42h間の距離よりも小さくしたので、逆投影像1
5fも、射出瞳13からはみでることがなくなり、ケラ
レが生じなくなる。その結果、焦点検出光束の欠損がな
くなる。
【0054】図11は、撮影レンズの射出瞳11への、
絞りマスク42の開口の逆投影像である。逆投影像14
e、14f、14g、14h、14i、14j、14
k、14lは、順に、開口42e、42f、42g、4
2h、42i、42j、42k、42lに対応する。作
図の都合上、絞りマスク42の開口42a、42b、4
2c、42dに対応する逆投影像は、省略している。
絞りマスク42の開口の逆投影像である。逆投影像14
e、14f、14g、14h、14i、14j、14
k、14lは、順に、開口42e、42f、42g、4
2h、42i、42j、42k、42lに対応する。作
図の都合上、絞りマスク42の開口42a、42b、4
2c、42dに対応する逆投影像は、省略している。
【0055】撮影レンズの光軸O外の焦点検出領域で、
撮影レンズの光軸Oに対して径方向に沿って配置された
焦点検出領域に対応する絞りマスク42の開口42e、
42iの逆投影像14e、14iは、図10でも説明し
たように、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に配置さ
れた焦点検出領域に対応する開口42e、42fの間隔
や、開口42iと42jの間隔を、撮影レンズの光軸O
に対して円周方向に配置された焦点検出領域に対応する
開口42g、42hの間隔や、開口42kと42lの間
隔よりも小さくしたので、逆投影像14e、14iも、
射出瞳1lからはみでることがなくなり、ケラレが生じ
なくなるので、焦点検出光束の欠損がなくなる。
撮影レンズの光軸Oに対して径方向に沿って配置された
焦点検出領域に対応する絞りマスク42の開口42e、
42iの逆投影像14e、14iは、図10でも説明し
たように、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に配置さ
れた焦点検出領域に対応する開口42e、42fの間隔
や、開口42iと42jの間隔を、撮影レンズの光軸O
に対して円周方向に配置された焦点検出領域に対応する
開口42g、42hの間隔や、開口42kと42lの間
隔よりも小さくしたので、逆投影像14e、14iも、
射出瞳1lからはみでることがなくなり、ケラレが生じ
なくなるので、焦点検出光束の欠損がなくなる。
【0056】以上説明したように、撮影レンズの実際の
射出瞳位置は、撮影レンズごとに著しく異なることに起
因して、焦点検出領域が、撮影画面周辺部で、撮影レン
ズの光軸に対して径方向に沿って配置されている場合に
は、撮影レンズの光軸に対して円周方向に沿って配置さ
れた焦点検出領域よりもケラレ易くなる、という問題が
解決された良好な焦点検出が行えるようになる。
射出瞳位置は、撮影レンズごとに著しく異なることに起
因して、焦点検出領域が、撮影画面周辺部で、撮影レン
ズの光軸に対して径方向に沿って配置されている場合に
は、撮影レンズの光軸に対して円周方向に沿って配置さ
れた焦点検出領域よりもケラレ易くなる、という問題が
解決された良好な焦点検出が行えるようになる。
【0057】すなわち、上述した問題が解決され、撮影
レンズの光軸O外において撮影レンズの光軸Oに対して
径方向に沿って配置された焦点検出領域でも、良好な焦
点検出が行える。また、本実施例では、開口の大きさは
すべて等しいので、光軸上および光軸外の焦点検出領域
は光量的に等価であり、光軸外の焦点検出領域において
も感度が低下することがない。
レンズの光軸O外において撮影レンズの光軸Oに対して
径方向に沿って配置された焦点検出領域でも、良好な焦
点検出が行える。また、本実施例では、開口の大きさは
すべて等しいので、光軸上および光軸外の焦点検出領域
は光量的に等価であり、光軸外の焦点検出領域において
も感度が低下することがない。
【0058】図12は、本発明の他の実施例を示す焦点
検出光学系の絞りマスクである。
検出光学系の絞りマスクである。
【0059】本実施例の絞りマスク43の特徴は、撮影
レンズの光軸O外で光軸Oに対して径方向に伸びる焦点
検出領域の開口対43e,43f(および43i,43
j)の面積を小さくすると同時に、破線で示す円433
が、開口43e、43f、43g、43hの内側に接す
るようにした点にある。すなわち、この構成では、撮影
レンズの光軸Oに対して径方向に伸びる焦点検出領域の
開口対の内側端間距離は変わらず、外側端間距離のみが
小さくなっている。この構成によっても、第1の実施例
と同様に、撮影レンズの射出瞳によるケラレの問題が解
決される。また、第1の実施例に比べ、開口43e,4
3f等の間隔を広くとることができるので、1対の焦点
検出光束の重心の開き角、いわゆる重心開角を大きく維
持することができる。その結果、光軸外の焦点検出領域
においても、焦点検出精度を良好に維持できる。
レンズの光軸O外で光軸Oに対して径方向に伸びる焦点
検出領域の開口対43e,43f(および43i,43
j)の面積を小さくすると同時に、破線で示す円433
が、開口43e、43f、43g、43hの内側に接す
るようにした点にある。すなわち、この構成では、撮影
レンズの光軸Oに対して径方向に伸びる焦点検出領域の
開口対の内側端間距離は変わらず、外側端間距離のみが
小さくなっている。この構成によっても、第1の実施例
と同様に、撮影レンズの射出瞳によるケラレの問題が解
決される。また、第1の実施例に比べ、開口43e,4
3f等の間隔を広くとることができるので、1対の焦点
検出光束の重心の開き角、いわゆる重心開角を大きく維
持することができる。その結果、光軸外の焦点検出領域
においても、焦点検出精度を良好に維持できる。
【0060】図13に、本発明の第3の実施例における
絞りマスク44の構造を示す。この絞りマスク44の特
徴は、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に伸びる焦点
検出領域の開口対44e,44fの面積が縮小されてい
るが、その重心間隔と、開口44g,44hの重心間隔
(または開口44a,開口44b)とが等しくなるよう
に構成されている。すなわち、撮影レンズの光軸Oに対
して径方向に伸びる焦点検出領域の開口対の外側端部間
距離が小さくなるとともに、内側端部間距離が大きくな
っている。この構成によっても、上記ケラレの問題を解
消することが可能になる。また、本実施例では、重心開
角を大きく維持することができるので、焦点検出精度を
良好に維持できる。
絞りマスク44の構造を示す。この絞りマスク44の特
徴は、撮影レンズの光軸Oに対して径方向に伸びる焦点
検出領域の開口対44e,44fの面積が縮小されてい
るが、その重心間隔と、開口44g,44hの重心間隔
(または開口44a,開口44b)とが等しくなるよう
に構成されている。すなわち、撮影レンズの光軸Oに対
して径方向に伸びる焦点検出領域の開口対の外側端部間
距離が小さくなるとともに、内側端部間距離が大きくな
っている。この構成によっても、上記ケラレの問題を解
消することが可能になる。また、本実施例では、重心開
角を大きく維持することができるので、焦点検出精度を
良好に維持できる。
【0061】
【発明の効果】以上から明らかなように、撮影画面周辺
に、撮影レンズの光軸に対して径方向に沿って焦点検出
領域を設定した場合に、焦点検出光束が、撮影レンズに
よりケラレが生じ、焦点検出光束の一部欠損が起こると
いう問題に対して、本発明による焦点検出装置では、撮
影レンズの光軸に対して径方向に沿って配置された焦点
検出領域の絞り開口を、撮影レンズの光軸に対して円周
方向に沿って配置された焦点検出領域の絞り開口より小
さくすることにより、撮影レンズのケラレによる影響を
排除した。その結果、高精度な焦点検出を行うことが可
能となった。
に、撮影レンズの光軸に対して径方向に沿って焦点検出
領域を設定した場合に、焦点検出光束が、撮影レンズに
よりケラレが生じ、焦点検出光束の一部欠損が起こると
いう問題に対して、本発明による焦点検出装置では、撮
影レンズの光軸に対して径方向に沿って配置された焦点
検出領域の絞り開口を、撮影レンズの光軸に対して円周
方向に沿って配置された焦点検出領域の絞り開口より小
さくすることにより、撮影レンズのケラレによる影響を
排除した。その結果、高精度な焦点検出を行うことが可
能となった。
【図1】焦点検出装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】視野マスクの正面図である。
【図3】絞りマスクの正面図である。
【図4】再結像レンズの正面図である。
【図5】光電変換素子の正面図である。
【図6】射出瞳の正面図である。
【図7】射出瞳の正面図である。
【図8】射出瞳の正面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す絞りマスクの正面図で
ある。
ある。
【図10】射出瞳の正面図である。
【図11】射出瞳の正面図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す絞りマスクの正面
図である。
図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す絞りマスクの正面
図である。
図である。
【図14】位相差検出方式の原理を示す模式図である。
【図15】カメラのファインダから見た焦点検出領域の
説明図である。
説明図である。
l 撮影レンズ O 光軸 10、11、12、13、14、15 射出瞳 102、103、11a〜11d、12a〜12l、1
3a〜13l、 14e〜14l、15a〜15l 逆投影像 20、21 視野マスク 21L〜21N 視野マスク開
口 30、31 コンデンサレ
ンズ 311〜313 コンデンサレ
ンズ正レンズ部 40、41、42、43、44 絞りマスク 401、402、41a〜41l、42a〜42l、4
3a〜43l、 44a〜44l 絞りマスク開
口 50、51 再結像レンズ 501、502、51a〜51l 絞りマスク正
レンズ部 60、61 光電変換素子 601、602、61a〜61l 素子列
3a〜13l、 14e〜14l、15a〜15l 逆投影像 20、21 視野マスク 21L〜21N 視野マスク開
口 30、31 コンデンサレ
ンズ 311〜313 コンデンサレ
ンズ正レンズ部 40、41、42、43、44 絞りマスク 401、402、41a〜41l、42a〜42l、4
3a〜43l、 44a〜44l 絞りマスク開
口 50、51 再結像レンズ 501、502、51a〜51l 絞りマスク正
レンズ部 60、61 光電変換素子 601、602、61a〜61l 素子列
Claims (11)
- 【請求項1】対物レンズの予定焦点面近傍に位置するコ
ンデンサレンズと、該コンデンサレンズの後方に設けら
れ、前記対物レンズの瞳を2つの領域に分割する1対の
開口を有する絞りマスクと、該絞りマスクの開口に対応
する1対の再結像レンズとを有する焦点検出光学系を少
なくとも2つ備え、各焦点検出光学系において、前記対
物レンズによる像を1対の光電変換素子列上に第二次像
として形成し、該第二次像の相対位置関係より前記対物
レンズの焦点検出を行なう焦点検出装置において、 前記少なくとも2つの焦点検出光学系は、前記対物レン
ズの予定焦点面の光軸上に配置された第1の焦点検出領
域と、前記予定焦点面の光軸外に前記対物レンズの径方
向に沿って配置された第2の焦点検出領域とを有し、 前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の外側端部間距離を、前記第1の焦点検出領域
に対応する前記絞りマスクの1対の開口の外側端部間距
離より小さく設定したことを特徴とする焦点検出装置。 - 【請求項2】前記対物レンズの予定焦点面近傍に位置す
るコンデンサレンズと、該コンデンサレンズの後方に設
けられ、前記対物レンズの瞳を2つの領域に分割する1
対の開口を有する絞りマスクと、該絞りマスクの開口に
対応する1対の再結像レンズとを備えた再結像レンズ系
により、前記対物レンズによる像を1対の光電変換素子
列上に第二次像として形成し、該第二次像の相対位置関
係より前記対物レンズの焦点検出を行なう少なくとも2
つの焦点検出光学系を備えた焦点検出装置において、 前記少なくとも2つの焦点検出光学系は、前記対物レン
ズの予定焦点面の光軸外において、前記対物レンズのそ
の円周方向に沿って配置された第1の焦点検出領域と、
該第1の焦点検出領域に直交するよう径方向に沿って配
置された第2の焦点検出領域とを有し、 前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1
対の開口の外側端部間距離は、前記第1の焦点検出領域
に対応する前記絞りマスクの1対の開口の外側端部間距
離より小さく設定されたことを特徴とする焦点検出装
置。 - 【請求項3】前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口の重心間距離は、前記第1の焦点
検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口の重心
間距離より小さく設定されたことを特徴とする請求項1
または2記載の焦点検出装置。 - 【請求項4】前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口の内側端部間距離は、前記第1の
焦点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口の
内側端部間距離より小さく設定されたことを特徴とする
請求項1、2または3記載の焦点検出装置。 - 【請求項5】前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口の重心間距離は、前記第1の焦点
検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口の重心
間距離に略等しく設定されたことを特徴とする請求項1
または2記載の焦点検出装置。 - 【請求項6】前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口に接する外接円は、前記第1の焦
点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口に接
する外接円に包含されるように構成されたことを特徴と
する請求項6記載の焦点検出装置。 - 【請求項7】前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口に接する内接円と、前記第1の焦
点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口に接
する内接円とが略一致するように構成されたことを特徴
とする請求項6記載の焦点検出装置。 - 【請求項8】前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口に接する内接円が、前記第1の焦
点検出領域に対応する前記絞りマスクの1対の開口に接
する内接円を包含するように構成されたことを特徴とす
る請求項6記載の焦点検出装置。 - 【請求項9】前記第2の焦点検出領域に対応する前記絞
りマスクの1対の開口と、前記第1の焦点検出領域に対
応する前記絞りマスクの1対の開口の大きさがすべて略
等しくなるように構成されたことを特徴とする請求項6
記載の焦点検出装置。 - 【請求項10】前記コンデンサレンズの前方の、前記対
物レンズの予定焦点面近傍に配置され、前記各焦点検出
領域を制限する開口を有する視野マスクをさらに備える
ことを特徴とする請求項1〜9記載の焦点検出装置。 - 【請求項11】少なくとも6個の焦点検出領域に対応し
た6個の前記焦点検出光学系を備え、該6個の焦点検出
領域として、前記対物レンズの光軸上において直交配置
された第1の1対の焦点検出領域と、光軸外の一方にお
いて直交配置された第2の1対の焦点検出領域と、光軸
に対して該第2の1対の焦点検出領域と反対側において
直交配置された第3の1対の焦点検出領域とを有するこ
とを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の焦点
検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022746A JPH07234355A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 焦点検出装置 |
| US08/391,175 US5625849A (en) | 1994-02-21 | 1995-02-21 | Focus state detection device and method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022746A JPH07234355A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 焦点検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07234355A true JPH07234355A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12091268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6022746A Withdrawn JPH07234355A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 焦点検出装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5625849A (ja) |
| JP (1) | JPH07234355A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100460919C (zh) * | 2005-11-07 | 2009-02-11 | 佳能株式会社 | 光学装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4774539A (en) * | 1986-10-01 | 1988-09-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera having a focus detecting apparatus |
| JP2586044B2 (ja) * | 1987-05-15 | 1997-02-26 | ミノルタ株式会社 | 焦点検出用光学装置 |
| JP2886865B2 (ja) * | 1988-05-16 | 1999-04-26 | キヤノン株式会社 | 焦点調節状態検出装置 |
| JPH0250115A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Minolta Camera Co Ltd | 焦点検出用光学装置 |
| JP2893768B2 (ja) * | 1989-12-01 | 1999-05-24 | 株式会社ニコン | 焦点検出装置 |
| US5233173A (en) * | 1990-10-01 | 1993-08-03 | Nikon Corporation | Focus detecting apparatus with multi-directional off axis detection areas |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP6022746A patent/JPH07234355A/ja not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-02-21 US US08/391,175 patent/US5625849A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5625849A (en) | 1997-04-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |