JPH0723493U - 巻きおしぼり製造装置 - Google Patents
巻きおしぼり製造装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所要長さに切断されたシート材を確実にロー
ル状に巻き込み得る。 【構成】 巻きおしぼり製造部36に設けた固定ベルト
56より上方の固定位置に、ブラケット63および弾性
部材62で構成される押圧部材58が配設されている。
この押圧部材58は、固定ベルト56の上面を斜め下方
に弾力的に付勢して、該固定ベルト56と無端ベルト4
6および第2規制部材60とで画成される空間を挟くす
るようになっている。これにより第1規制部材48で形
成されたシート材14の折り返し部14aが、固定ベル
ト56に対して常に一定の位置に当接する。これにより
無端ベルト46に移送されたシート材14は、該折り返
し部14aで確実にロール開始端が成形されると共に、
固定ベルト56から所要圧を付与された状態で巻き込ま
れることによって、良好なロール成形がなされる。
ル状に巻き込み得る。 【構成】 巻きおしぼり製造部36に設けた固定ベルト
56より上方の固定位置に、ブラケット63および弾性
部材62で構成される押圧部材58が配設されている。
この押圧部材58は、固定ベルト56の上面を斜め下方
に弾力的に付勢して、該固定ベルト56と無端ベルト4
6および第2規制部材60とで画成される空間を挟くす
るようになっている。これにより第1規制部材48で形
成されたシート材14の折り返し部14aが、固定ベル
ト56に対して常に一定の位置に当接する。これにより
無端ベルト46に移送されたシート材14は、該折り返
し部14aで確実にロール開始端が成形されると共に、
固定ベルト56から所要圧を付与された状態で巻き込ま
れることによって、良好なロール成形がなされる。
Description
【0001】
この考案は、巻きおしぼり製造装置に関し、更に詳しくは、所要長さに切断さ れたシート材を確実にロール状に巻き込み得る巻きおしぼり製造部の改良に関す るものである。
【0002】
喫茶店やレストラン等の飲食施設では、接客サービスの一環としてタオル地の「 巻きおしぼり」を顧客に供することが行なわれている。この種の施設では、一日 に多量の「巻きおしぼり」を使用するため、その殆どがおしぼり製造業者から納入 を受けているのが実状である。しかしタオル地の「巻きおしぼり」は、反復使用し 得る利点がある反面として、再生処理が不完全なときは不衛生となる問題があり 、また毎日の使用に供されるのでコストが嵩む欠点もあった。
【0003】 そこで本願の出願人は、安価で使い捨て可能な紙製や不織布製等の「巻きおし ぼり」を自家製造し得るコンパクトな巻きおしぼり製造装置を開発し、これにつ き複数の実用新案登録出願を行なった。これらの出願に係る巻きおしぼり製造装 置によれば、紙や不織布を材質とするシート材をロール状に巻き込んだ「巻きお しぼり」を全自動で効率的に製造することができる。本考案は、この巻きおしぼ り製造装置の部分的な改良に関するので、その基本的な理解に資するために、先 ず該装置の概略を説明する。図4に示す巻きおしぼり製造装置は、矩形状をなす 装置本体10の内部に上方に開放する収納部12を備え、不織布を材質とするシ ート材14を巻回してなるシートロール15が、この収納部12に自由回転可能 に収納されて、該シート材14を左方へ引出し可能となっている。また前記収納 部12には、後述する散水パイプ16に水を供給する水タンク18が着脱自在に 収納され、該タンク中の水は装置内部に配設したポンプ20を介して散水パイプ 16に圧送される。
【0004】 前記収納部12の左方に臨む本体10には、シート材14の引出し方向と交差 する送りローラ22が回転自在に配設され、該ローラ22は適宜の駆動手段によ り反時計方向に回転させられる。また送りローラ22には、半径方向外方に突出 する複数(1個のみ図示)のOリング24が軸方向に所定間隔離間して巻装され、 このOリング24は、シート材14がローラ上でスリップするのを防止するべく 機能する。なお、前記送りローラ22を挟んで収納部12と反対側には、捩りば ね26によって送りローラ22のOリング24に圧接される押え板28が回動自 在に枢支されている。従ってシートロール15から引出したシート材14を、押 え板28とOリング24との間に挟んだ状態で、送りローラ22を反時計方向に 回転させれば、該シート材14は順次引出し供給がなされる。前記送りローラ2 2の下方には、該ローラ22から垂下給送されるシート材14を挟んで、回転刃 30と固定刃32とが該シート材14の幅方向に平行に配設されている。このう ち回転刃30は、装置本体10に回転自在に枢支された回転刃取付ローラ34に 配設され、この回転刃取付ローラ34は前記送りローラ22の駆動手段により同 期的に回転駆動される。従って、固定刃32と回転刃取付ローラ34との間を通 過するシート材14は、この取付ローラ34を所定方向に回転させることによっ て、これら回転刃30と固定刃32との連繋作用下に幅方向に切断される。
【0005】 前記シート材切断機構から所定間隔離間した下方には、装置本体10の一部を 構成するフロントパネル35から離間するに従い下り勾配で傾斜する巻きおしぼ り製造部36が配設され、前記切断機構により所定寸法長に切断されたシート材 14は、該製造部36で所要直径のロール状に巻き込まれる。なお巻きおしぼり 製造部36の上方にはシートガイド38が配設され、この製造部36に設けた後 述する無端ベルト46との協働作用下に、切断後のシート材14の先端に折り返 しを付与してから前記製造部36に供給し得るようになっている。このシート先 端に折り返しを付与する工程を、図7に関して説明すると、図7(a)に示すよう に、切断前のシート材14は前記切断機構の部位から垂下して、その下端部をシ ートガイド38の出張り部38aに落着させている。なおシートガイド38とシ ート材14を挟んで対向する位置に、複数の散水孔(図示せず)を穿設した散水パ イプ16が配設され、前記水タンク18からポンプ20を介して圧送された水が シート材14に散布されて、巻きおしぼりとして必要な湿り気が付与される。こ のためシート材14の下端部は、前記出張り部38aに水分で付着した状態で保 持されている。前記切断機構でシート材14の切断がなされると、図7(b)に示 すように、該シート材14は、その先端が前記出張り部38aに保持された状態 のまま反時計方向へ弧を描いて落下し、該シート材14の後端部を無端ベルト4 6の上側移動面に落着するに至る。この無端ベルト46は矢印方向へ走行してい るので、前記シート材14も該ベルト46と共に移動する。しかるに該シート材 14の先端は前記出張り部38aに保持されているために、図7(c)に示すよう に、シート材14の先端は移動方向に対し逆らう方向へ折り返されることになる 。そしてシート材14の折り返し部14aが、前記シートガイド38の下端部と 無端ベルト46との間に画成される隙間を通過することにより、図7(d)に示す ように該折り返し部14aがフラットな状態になされる。このようにシート材1 4の先端に折り返し部14aを形成しておくことにより、後述する巻きおしぼり 製造部36でロール状に巻く工程が容易化される。
【0006】 前記巻きおしぼり製造部36は、図5に示す如く、所定間隔離間して対向的に 配設した一対の支持フレーム40,40(一方のみ図示する)の長手方向両端部に 、従動ローラ42と駆動ローラ44とを回転自在に備え、両ローラ42,44間 に無端ベルト46が巻掛けられている。この無端ベルト46の上方には、断面V 字状をなす第1規制部材48が支持フレーム40,40に架設され、その下方へ 屈曲した谷部48aを該ベルト46に当接させている。すなわち第1規制部材4 8は、該支持フレーム40,40の対向し合う各内側面にV字形に形成した第1 突片50と、この第1突片50の上方に該規制部材48の厚み分だけ離間して設 けた第2突片52,52と、前記第1突片50におけるV字形成部の上方に該規 制部材48の厚み分だけ離間して設けた第3突片54との間に嵌合されている。 そして無端ベルト46の上面に当接している屈曲谷部48aにより、該ベルト4 6における上側移送部が上方へ移動するのを規制し得るようになっている。また 無端ベルト46における上側移送部の下方には、山形をなす第2規制部材60が 配設され、その屈曲山部60aをベルト下面に当接させて、その上側移送部が下 方へ移動するのを規制し得るようになっている。更に両支持フレーム40,40 の略中間位置から後半部には、図に示す如く、無端ベルト46の移送面から所定 間隔離間して駆動ローラ44を取囲む位置に固定ベルト56が配設されている。 この固定ベルト56の上端部は、両支持フレーム40,40を上方で橋架する板 材57に、支持部材55を介して固定されている。また固定ベルト56の下端部 は、無端ベルト46の下方に位置する別の板材59に固定されている。なお第1 規制部材48は、無端ベルト46の下流側に位置する端部を、固定ベルト56の 裏面に当接させた状態で取付けられている。
【0007】 前記シート材14をロール状に成形する手順を説明すると、所定長に切断され たシート材14はシートガイド38により案内されて、巻きおしぼり製造部36 における無端ベルト46に移送される。そして先に図7に関して説明した如く、 シート材14の先端に折り返し部14aが付与された後に、第1規制部材48が 該ベルト46と接触している下端部を通過して先端部近傍が折り返される。そし て折り返し部14aを有するシート材14は、無端ベルト46によって更に移送 されるが、該無端ベルト46は第1規制部材48の屈曲谷部48aが接触してい る部分より下流側において、第2規制部材60の屈曲山部60aによって若干山 形に膨出している。従ってシート材14の移動に伴い、その折り返し部14aが 無端ベルト46における前記山形部分に差し掛かると、図5に示すように、該山 形部分の頂部から迫り出して固定ベルト56の裏面に当接するに至る。この状態 でシート材14が無端ベルト46と共に更に移動されると、該シート材14はそ の折り返し部14aを開始点として次第に巻回される。そして図5に二点鎖線で 示す如く、シート材14は無端ベルト46と固定ベルト56との間で挟持されつ つ転動され、完全にロール状に巻き込まれてから、巻きおしぼり製造部36の下 端に設けた放出口を介して受け皿61に放出される。
【0008】
前述した構成に係る巻きおしぼり製造部36によれば、前記シート材14の巻 き込みを実用的に行なうことができる。しかしシート材14の状態によっては、 巻き込み不良を生ずることがあり完全とは云えなかった。この巻き込み不良が生 ずる原因として、図6に符号Bで示す出口領域の空間がかなり広くなっている ことが挙げられる。すなわちシート材14は、予め折り返し部14aが形成され た状態で無端ベルト46により搬送され、前記出口領域Bへ到来することになる 。しかし出口領域Bの空間はかなり広いために、シート材14の折り返し部14 aが固定ベルト56の裏面と接触する位置は一定しておらず、該折り返し部14 aの状態に応じてバラバラとなっている。このように折り返し部14aが固定ベ ルト56に接触する位置が一定していないと、シート材14に前述の巻き込み不 良を生ずることが経験的に知られている。
【0009】 また、図8の(a)に示す如く、シート材14の折り返し部14aが不充分に なっていると、図6において第1規制部材48の屈曲谷部48aが無端ベルト4 6に当接している部分を該シート材14は通過することができず、従って符号A で示す入口領域に詰って残留する場合もある。更に、同じくシート材14の折 り返し部14aが不充分であっても、図6に示す入口領域Aの間口はかなり高い ので、屈曲谷部48aと無端ベルト46との当接部を該シート材14が通過する ことはあり得る。しかしこの場合は、その折り返し部14aの不良に起因して、 出口領域Bでの巻きが良好になされない傾向を呈する。
【0010】
この考案は、前述した課題ので述べた欠点、すなわち出口領域の空間が広く なっているためシート材に巻き込み不良を生ずるという難点を好適に解決するべ く提案されたものであって、所要長さに切断されたシート材を確実にロール状に 巻き込み得る巻きおしぼり製造装置を提供することを目的とする。
【0011】
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため本考案は、所定長のシート材を 移送する無端ベルトと、前記無端ベルトに沿ってその外方に配設した固定ベルト と、無端ベルトにおける上側移送部の上方に配設され、屈曲谷部をベルト上面に 当接させて上側移送部の上方移動を規制する第1規制部材と、無端ベルトにおけ る上側移送部の下方に配設され、屈曲山部をベルト下面に当接させて上側移送部 の下方移動を規制する第2規制部材とからなり、これら無端ベルトと固定ベルト との間で前記シート材を挟んで転動させることによりロール状の巻きを与える巻 きおしぼり製造装置において、 前記固定ベルトが第1規制部材の下流側端部に近接対向している部位を下方へ 撓曲変形させるべく、そのベルト上面を斜め下方へ弾力付勢する押圧部材を該固 定ベルトより上方の固定位置に配設し、 これにより前記固定ベルトと無端ベルトおよび前記第2規制部材とで画成され る空間を狭くして、前記シート材の巻き開始端を確実に形成し得るよう構成した ことを特徴とする。
【0012】
次に、本考案に係る巻きおしぼり製造装置につき、好適な実施例を挙げて、添 付図面を参照しながら説明する。なお巻きおしぼり製造部の基本構成は、図5お よび図6に関連して説明した通りであるので、同一の部材は同一の符号を付して 示すこととする。図1で、巻きおしぼり製造部36に設けた固定ベルト56より 上方の固定位置に、該ベルトの上面を斜め下方へ弾力的に付勢する押圧部材58 が配設され、該固定ベルト56が第1規制部材48の下流側端部に近接対向して いる部位を下方へ撓曲変形させている。すなわちこの押圧部材58は、前記固定 ベルト56より上方の固定位置に配置したブラケット63と、このブラケット6 3の下部先端付近に設けたスポンジの如き弾性部材62とからなり、当該弾性部 材62が第1規制部材48の下流側端部に近接対向している固定ベルト56の外 側面に当接している。これによって固定ベルト56が該第1規制部材48の下流 側と対向している部分を、該第1規制部材48の開放端部に近接させている。な おこの弾性部材62は、ロール状に成形されるシート材14のロール径が増大す るに伴って、該固定ベルト56をブラケット63に押し戻し得る程度の堅さを有 するものが好適に使用される。
【0013】 第1規制部材48は、先に述ベた如く、その略中央部分が前記第1突片50の 下端部に当接するようV字状の屈曲谷部48aが形成されている。またこの上端 部には、前記第3突片54が設けられており、これによって該屈曲谷部48aが 挟持されて上方ヘの移動を規制されている。この屈曲谷部48aから上流側およ び下流側に夫々延出する各部分(以下「延出部」と云う)48bは、無端ベルト46 の上側移送部と略平行になる方向に屈曲され、更に各端部近傍が支持フレーム4 0の上方に指向して所要角度で夫々屈曲成形される。このうち屈曲谷部48aか ら下流側の延出部48bは、前述した第2規制部材60の頂部60aに押圧され て若干山形に膨出された無端ベルト46に近接する角度で屈曲されている。すな わち下流側の延出部48bが無端ベルト46の上側移送部と対向する部分は、図 に示す如く、固定ベルト56に近接するにつれて該無端ベルト46との離間幅が 若干狭くなるよう設定される。またこれに伴い第2規制部材60によって山型に 膨出された上側移送部の頂部と延出部48bとで画成される下流側開口部が、前 記シート材14を通過し得る程度の離間幅に設定される。
【0014】 また上方に屈曲された前記第1規制部材48の下流側端部近傍は、前述した如 く、その開放端部が前記押圧部材58によって下方に撓曲変形された固定ベルト 56に近接している。これにより前記固定ベルト56と無端ベルト46および前 記第2規制部材60とで画成される空間を狭くして、前記シート材14の巻き開 始端を確実に形成することができる。更に屈曲谷部48aより上流側に位置する 延出部48bは、無端ベルト46の上流側に向って間口が若干広くなる角度で屈 曲される。従ってシート材14の折り返し部14aが不充分であっても、この上 流側の延出部48bによって折りグセが付与され、速やかに屈曲谷部48aに移 送され得るようになっている。なお第1規制部材48の前記延出部48bおよび 屈曲端部は、図に示す如く、前記第1突片50がこれらの部材と対応する位置に 凹設された溝50aに挟持されることにより、前記フレーム40に対して着脱自 在に取付けられるようになっている。またこの延出部48bが無端ベルト46と 対向する面部には、例えばテフロンコーティングを施したり、あるいは、該第1 規制部材48をポリエチレン等の滑り易い材質にして、前記シート材14の通過 を良好にすることも推奨される。
【0015】 更に図2は、本考案に係る巻きおしぼり製造装置の別実施例を示すものであっ て、この押圧部材58は前記固定ベルト56より上方の固定位置に配置されて、 該固定ベルト56の上面に弾力当接するバネ部材から構成されている。すなわち この押圧部材58は、前記ブラケット63を、前記板材57に取付けられる部分 と傾斜配置された部分とに分割構成し、これを図示しない蝶番等によって連結し たものであって、この連結部分に例えばバネ部材が配設されている。そして該押 圧部材58の場合、この傾斜部全体が常には固定ベルト56に当接し、該固定ベ ルト56が第1規制部材48の下流側端部に近接対向している部位を下方へ撓曲 変形させている。これにより固定ベルト56と無端ベルト46および前記第2規 制部材60とで画成される空間を狭くして、前記シート材14の巻き開始端を確 実に形成することができる。なお前述した第1および第2実施例に係る押圧部材 58の如く、弾性部材62あるいはバネ部材を配設する場合には、ブラケット6 3が容易に弾性変形しないよう金属等の材質が使用されるが、これを例えばプラ スチック等の可塑性材質で形成し、該押圧部材58自体が弾性変形するようにし てもよい。
【0016】
次に、実施例に係る巻きおしぼり製造装置の作用を説明する。前記切断機構を 介して所定寸法長に切断され、所要の湿り気が付与されたシート材14が巻きお しぼり製造部36の先端側(前記従動ローラ42の配設側)に供給されると、該シ ート材14は、無端ベルト46により走行方向下流側に移送される。そしてシー ト材14の折り返し部14aが前記第1規制部材48の配設位置まで移送される と、該シート材14は、図3(a)に示す如く、第1規制部材48における上流側 の延出部48bの下面を通過して屈曲谷部48aに移送される。この延出部48 bは、前述したように、シート材14の入口から該屈曲谷部48aに近接するに つれて若干幅狭になっている。従ってシート材14は、この延出部48bを通過 する間に前記シートガイド38で予めフラットに設けられた折り返し部14aが 、当該延出部48bによって次第に押圧されていく。またシート材14が第1規 制部材48の屈曲谷部48aを通過する直前では、この折り返し部48aが屈曲 谷部48aの斜面によって更に押圧付与されるため、該シート材14が速やかに 通過し得る。
【0017】 この屈曲谷部48aを通過して折り返し部14aが完全に付与されたシート材 14は、図3(b)に示すように、下流側の延出部48bの下方を移送された後、 該折り返し部14aが前記第2規制部材60の頂部から迫出して前記固定ベルト 56に当接する。このとき下流側の延出部48bが前記無端ベルト46の上面と 対向する部分は、前述した如く、下流側に向かうにつれて該ベルト46との離間 幅が若干狭くなるよう設定され、この延出部48bと無端ベルト46とで画成さ れる下流側開口部がシート材14を通過し得る位置にまで近接されている。従っ て該シート材14の折り返し部14aは、この下流側開口部から固定ベルト56 に対して、常に一定の位置に当接するようになっている。そして固定ベルト56 に当接した該折り返し部14aは、該シート材14が無端ベルト46で更に連続 走行され、該ベルト46の走行方向と逆方向に折り返されて内側に巻き込まれる ことによりロールの巻き開始端が確実に形成される。更にシート材14は、継続 的に移送されることによって、前記固定ベルト56と無端ベルト46および前記 第2規制部材60とで画成される空間内で次第にロール状に成形される。
【0018】 このロール成形が行なわれる空間は、前述した如く、押圧部材58によって固 定ベルト56が撓曲変形されて挟くなっている。このため所要の大きさにまで達 したロール状のシート材14は、図3(c)に示す如く、この第1規制部材48お よび固定ベルト56の内側面に対し常に当接した状態で巻き込まれる。その際に 固定ベルト56は、シート材14によって前記ブラケット63の方向に押圧され るが、該固定ベルト56は、その背面側がブラケット63に取付けられた弾性部 材62で支持されている。従ってロール状のシート材14は、このロール成形を 円滑に行な得る程度の所要圧を、当該固定ベルト56を介して押圧部材58から 受けた状態で巻き込まれることにより良好なロール成形がなされる。そしてシー ト材14が完全に巻き込まれて所定の直径にまで形成されると、固定ベルト56 は該ロール状のシート材14によって更に上方に押圧移動される。これによりシ ート材14は、下流側への流入口が大きく開かれることにより、無端ベルト46 と固定ベルト56との間で挟持されつつ転動されて更にロール状に巻き込まれる ようになっている。
【0019】 なお前記戻りバネ64を配設した別実施例に係る押圧部材58は、前述した第 1実施例の作用と略同一である。すなわち前記固定ベルト56と無端ベルト46 および前記第2規制部材60とで画成される空間で巻き込みが行なわれ、そのロ ール径が増大するにつれて該固定ベルト56を押圧すると共に、これと当接する 前記ブラケット63の傾斜部分を上方に移動させる。このとき該傾斜部分が前記 バネ部材の弾性力により、所要圧でロール状のシート材14を押圧することにな る。従って該ロール状のシート材14は、このロール成形を円滑に行な得る程度 の所要圧を固定ベルト56を介して受けた状態で巻き込まれることにより、良好 なロール成形がなされる。
【0020】
以上説明した如く、本考案に係る巻きおしぼり製造装置によれば、おしぼりの 巻き込み開始端が確実に形成されるので、ロールの巻き込みにバラ付きがなく常 に均一した「巻きおしぼり」を放出供給することができる。
【図1】 実施例に係る巻きおしぼり製造部の一部縦断
面図である。
面図である。
【図2】 別実施例に係る巻きおしぼり製造部の一部縦
断面図である。
断面図である。
【図3】 シート材を巻き込む状態を示す一部縦断面図
である。
である。
【図4】 従来技術に係る巻きおしぼり製造部の一部縦
断面図である。
断面図である。
【図5】 従来技術に係る巻きおしぼり製造装置の縦断
面図である。
面図である。
【図6】 従来技術に係る巻きおしぼり製造部の縦断面
図である。
図である。
【図7】 シート材の先端に折り返し部を付与する工程
図である。
図である。
【図8】 シート材の折り返し状態を示す斜視図であ
る。
る。
14 シート材,15 シートロール,36 巻きおし
ぼり製造部 46 無端ベルト,48 第1規制部材,48a 屈曲
谷部,56 固定ベルト,58 押圧部材,60 第2
規制部材,60a 屈曲山部
ぼり製造部 46 無端ベルト,48 第1規制部材,48a 屈曲
谷部,56 固定ベルト,58 押圧部材,60 第2
規制部材,60a 屈曲山部
Claims (3)
- 【請求項1】 所定長のシート材(14)を移送する無端ベ
ルト(46)と、前記無端ベルト(46)に沿ってその外方に配
設した固定ベルト(56)と、無端ベルト(46)における上側
移送部の上方に配設され、屈曲谷部(48a)をベルト上面
に当接させて上側移送部の上方移動を規制する第1規制
部材(48)と、無端ベルト(46)における上側移送部の下方
に配設され、屈曲山部(60a)をベルト下面に当接させて
上側移送部の下方移動を規制する第2規制部材(60)とか
らなり、これら無端ベルト(46)と固定ベルト(56)との間
で前記シート材(14)を挟んで転動させることによりロー
ル状の巻きを与える巻きおしぼり製造装置において、 前記固定ベルト(56)が第1規制部材(48)の下流側端部に
近接対向している部位を下方へ撓曲変形させるべく、そ
のベルト上面を斜め下方へ弾力付勢する押圧部材(58)を
該固定ベルト(56)より上方の固定位置に配設し、 これにより前記固定ベルト(56)と無端ベルト(46)および
前記第2規制部材(60)とで画成される空間を狭くして、
前記シート材(14)の巻き開始端を確実に形成し得るよう
構成したことを特徴とする巻きおしぼり製造装置。 - 【請求項2】 前記押圧部材(58)は、前記固定ベルト(5
6)より上方の固定位置に配置したブラケット(63)と、こ
のブラケット(63)の下部先端付近に設けたスポンジの如
き弾性部材(62)とからなる請求項1記載の巻きおしぼり
製造装置。 - 【請求項3】 前記押圧部材(58)は、前記固定ベルト(5
6)より上方の固定位置に配置されて、該固定ベルト(56)
の上面に弾力当接するバネ部材からなる請求項1記載の
巻きおしぼり製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5882293U JPH0723493U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 巻きおしぼり製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5882293U JPH0723493U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 巻きおしぼり製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0723493U true JPH0723493U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=13095334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5882293U Pending JPH0723493U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 巻きおしぼり製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723493U (ja) |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5882293U patent/JPH0723493U/ja active Pending
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