JPH07235714A - 固体レーザ装置 - Google Patents
固体レーザ装置Info
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- JPH07235714A JPH07235714A JP2560094A JP2560094A JPH07235714A JP H07235714 A JPH07235714 A JP H07235714A JP 2560094 A JP2560094 A JP 2560094A JP 2560094 A JP2560094 A JP 2560094A JP H07235714 A JPH07235714 A JP H07235714A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高出力のレーザビームを効率良く安定に得
る。 【構成】 固体素子とこれを保持するホルダー、集光
器、冷却水循環水路、共振器より構成される固体レーザ
装置において集光器の反射率向上、集光器の洩れ光低
減、共振器への励起光の遮光構造を実施した。 【効果】 励起効率向上に伴う出力の増大、励起光の遮
光による安定性の向上及び装置調整の改善が得られた。
る。 【構成】 固体素子とこれを保持するホルダー、集光
器、冷却水循環水路、共振器より構成される固体レーザ
装置において集光器の反射率向上、集光器の洩れ光低
減、共振器への励起光の遮光構造を実施した。 【効果】 励起効率向上に伴う出力の増大、励起光の遮
光による安定性の向上及び装置調整の改善が得られた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、品質の良いレーザビ
ームを発生する光励起固体レーザ装置に関するものであ
る。
ームを発生する光励起固体レーザ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の固体レーザ装置の側面図
であり、図9,10,11は固体素子励起部の断面構成
図である。図8において1は基台であり、2は固体素子
5を励起するレーザ媒質励起部であり、基台1上に設置
された冷却水循環水路の一部を構成する冷却水ブロック
6a,6b上に設置されている。3は出力ミラー7を保
持する出力ミラー保持部である。4はレンズ8及び全反
射ミラー9より構成される基台1上に設置された像転写
光学系である。
であり、図9,10,11は固体素子励起部の断面構成
図である。図8において1は基台であり、2は固体素子
5を励起するレーザ媒質励起部であり、基台1上に設置
された冷却水循環水路の一部を構成する冷却水ブロック
6a,6b上に設置されている。3は出力ミラー7を保
持する出力ミラー保持部である。4はレンズ8及び全反
射ミラー9より構成される基台1上に設置された像転写
光学系である。
【0003】レーザ媒質励起部2の構造を図9,10,
11に基づいて説明を加える。図9において固体素子5
は、10a,10bのホルダーを10c,10dのナッ
トで締め付けたとき10e,10fのOリングが締り固
定される。また、ホルダー10a,10bは23a,2
3bで示されるOリングを介して11の集光器保持部に
保持される。
11に基づいて説明を加える。図9において固体素子5
は、10a,10bのホルダーを10c,10dのナッ
トで締め付けたとき10e,10fのOリングが締り固
定される。また、ホルダー10a,10bは23a,2
3bで示されるOリングを介して11の集光器保持部に
保持される。
【0004】12の光源は固体素子5と平行に配設され
集光器保持部11で支持されると同時に集光器保持部1
1の外部より給電される構造(図中省略)をとる。
集光器保持部11で支持されると同時に集光器保持部1
1の外部より給電される構造(図中省略)をとる。
【0005】14aの集光器及び14b,14cで示さ
れる集光器側板は集光器保持部11に組み込まれており
図10にて示されるような楕円形状の断面を持つ空洞を
固体素子5及び光源12の周囲に構成する。
れる集光器側板は集光器保持部11に組み込まれており
図10にて示されるような楕円形状の断面を持つ空洞を
固体素子5及び光源12の周囲に構成する。
【0006】また、固体素子5及び光源12は13a,
13bにて示されるフローチューブがそれぞれ同軸上に
配設され固体素子5及び光源12とフローチューブ13
a,13b間に流路を構成する。フローチューブ13
a,13bは集光器側板14b,14cに保持される。
13bにて示されるフローチューブがそれぞれ同軸上に
配設され固体素子5及び光源12とフローチューブ13
a,13b間に流路を構成する。フローチューブ13
a,13bは集光器側板14b,14cに保持される。
【0007】図9において17aで示される冷却水は断
面C−Cで示される図において集光器保持部11の穴よ
り集光器保持部11と蓋15及び集光器側板14bで構
成される空洞部に入りホルダー10aと集光器側板14
b間に形成される流路、フローチューブ13aと固体素
子5間に形成される流路を通り17bとして集光器保持
部11より流出して冷却水ブロック6bに流入して冷却
水ブロック内に設けられた流路を通り断面B−Bで示さ
れる図において17cとして再び集光器保持部11、集
光器側板14cと蓋15で構成される空洞に流入する。
次に光源12と集光器側板14cで構成される流路を通
りフローチューブ13bと光源12で構成される流路を
経て17dとして集光器保持部11の穴より外部に排出
される流路及び集光器側板14cに設けられた穴よりの
集光器14a内部の空洞部を通り集光器側板14bに設
けられた穴を経て17dとして集光器保持部11の穴よ
り外部に排出される流路に分流される。
面C−Cで示される図において集光器保持部11の穴よ
り集光器保持部11と蓋15及び集光器側板14bで構
成される空洞部に入りホルダー10aと集光器側板14
b間に形成される流路、フローチューブ13aと固体素
子5間に形成される流路を通り17bとして集光器保持
部11より流出して冷却水ブロック6bに流入して冷却
水ブロック内に設けられた流路を通り断面B−Bで示さ
れる図において17cとして再び集光器保持部11、集
光器側板14cと蓋15で構成される空洞に流入する。
次に光源12と集光器側板14cで構成される流路を通
りフローチューブ13bと光源12で構成される流路を
経て17dとして集光器保持部11の穴より外部に排出
される流路及び集光器側板14cに設けられた穴よりの
集光器14a内部の空洞部を通り集光器側板14bに設
けられた穴を経て17dとして集光器保持部11の穴よ
り外部に排出される流路に分流される。
【0008】次に共振器部について説明する。図8にお
いて出力ミラー7は出力ミラー保持部3で保持され基台
1上に固定されている。レンズ8は30のレンズ保持部
で保持され33のベース上に固定されている。全反射ミ
ラー9は31の全反射ミラー保持部で保持され32のリ
ニアガイド上に固定されており、リニアガイド32は3
3のベース上に固定されている。ベース33は基台1上
に固定されている。また、出力ミラー7、レンズ8及び
全反射ミラー9は固体素子5と同軸上に調整配設されて
いる。
いて出力ミラー7は出力ミラー保持部3で保持され基台
1上に固定されている。レンズ8は30のレンズ保持部
で保持され33のベース上に固定されている。全反射ミ
ラー9は31の全反射ミラー保持部で保持され32のリ
ニアガイド上に固定されており、リニアガイド32は3
3のベース上に固定されている。ベース33は基台1上
に固定されている。また、出力ミラー7、レンズ8及び
全反射ミラー9は固体素子5と同軸上に調整配設されて
いる。
【0009】次に動作について説明する。図11におい
て光源12より発生した光の一部は、透明なフローチュ
ーブ13a,13bを透過して直接固体素子5を励起す
る。
て光源12より発生した光の一部は、透明なフローチュ
ーブ13a,13bを透過して直接固体素子5を励起す
る。
【0010】また、光源12より発生した光の内、集光
器14a及び集光器側板14b,14cに当たった光の
大部分は反射して固体素子5を励起させる。この時一部
の光は、集光器14aにて吸収されて熱に変わる。従来
の技術では、集光器14aや集光器側板14b,14c
として、セラミックを利用していたので約10%の照射
光が熱ロスとして失われた。
器14a及び集光器側板14b,14cに当たった光の
大部分は反射して固体素子5を励起させる。この時一部
の光は、集光器14aにて吸収されて熱に変わる。従来
の技術では、集光器14aや集光器側板14b,14c
として、セラミックを利用していたので約10%の照射
光が熱ロスとして失われた。
【0011】図8においてレーザ光は例えばYAGのよ
うな固体素子と同軸上に配設された共振器を構成する出
力ミラー7、レンズ8、全反射ミラー9間を往復する間
にレーザビームとして形成され出力ミラー7より外部に
取り出される。また、励起された固体素子5は中心部と
表面部の温度勾配に伴う屈折率の変化でレンズ作用を生
ずる。光源の発光エネルギー量変化に伴う固体素子5の
レンズの焦点距離の変化を前述のレンズ8と全反射ミラ
ー9間の距離を変化させて補正する。この時、固体素子
5と出力ミラー7、レンズ8、全反射ミラー9の同軸度
は精度良く保たなければならない。ここで、光源12よ
り発生した光の一部は集光器の穴部より外部に放出され
出力ミラー保持部3や像転写光学系4に熱影響を与え
る。このため前述の共振器の配設位置をくるわせてレー
ザ出力やビーム品質に悪影響を与えていた。
うな固体素子と同軸上に配設された共振器を構成する出
力ミラー7、レンズ8、全反射ミラー9間を往復する間
にレーザビームとして形成され出力ミラー7より外部に
取り出される。また、励起された固体素子5は中心部と
表面部の温度勾配に伴う屈折率の変化でレンズ作用を生
ずる。光源の発光エネルギー量変化に伴う固体素子5の
レンズの焦点距離の変化を前述のレンズ8と全反射ミラ
ー9間の距離を変化させて補正する。この時、固体素子
5と出力ミラー7、レンズ8、全反射ミラー9の同軸度
は精度良く保たなければならない。ここで、光源12よ
り発生した光の一部は集光器の穴部より外部に放出され
出力ミラー保持部3や像転写光学系4に熱影響を与え
る。このため前述の共振器の配設位置をくるわせてレー
ザ出力やビーム品質に悪影響を与えていた。
【0012】また、図11において光源12より発生し
た光の一部はホルダー10a,10bやナット10c,
10dを照射して熱に変わり、前述のホルダーやナット
を熱変形させて固体素子5の歪を引き起こしビーム品質
に悪影響を与えていた。
た光の一部はホルダー10a,10bやナット10c,
10dを照射して熱に変わり、前述のホルダーやナット
を熱変形させて固体素子5の歪を引き起こしビーム品質
に悪影響を与えていた。
【0013】光源12に入力されたエネルギーのうちレ
ーザビームとして取り出されるエネルギーは数%で残り
は大部分熱となり除去する必要がある。集光器14a、
集光器側板14b,14cや固体素子5で発生する熱を
冷却水17を循環させて冷却を行うが光源12の交換時
等に冷却水路を大気開放するので、これに伴い冷却水路
に空気が混入してしまう。冷却水路に混入した気泡が例
えば光源に付着し光源を損傷する不具合等が生じること
があった。
ーザビームとして取り出されるエネルギーは数%で残り
は大部分熱となり除去する必要がある。集光器14a、
集光器側板14b,14cや固体素子5で発生する熱を
冷却水17を循環させて冷却を行うが光源12の交換時
等に冷却水路を大気開放するので、これに伴い冷却水路
に空気が混入してしまう。冷却水路に混入した気泡が例
えば光源に付着し光源を損傷する不具合等が生じること
があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体レーザ装置
は、例えば集光器14a、集光器側板14b,14cに
セラミックスを使用していたので有効波長である800
nm、740nm付近の励起光の反射率が約90%と低
く固体素子を効率良く励起できない問題があった。
は、例えば集光器14a、集光器側板14b,14cに
セラミックスを使用していたので有効波長である800
nm、740nm付近の励起光の反射率が約90%と低
く固体素子を効率良く励起できない問題があった。
【0015】また、光源より発生した光の一部が集光器
14aを透過する場合、まぶしく調整作業が困難であ
り、また透過光は損失となるので固体素子5の励起効率
を悪化させ、また集光器保持部11やシール材を劣化さ
せる等の問題がある。
14aを透過する場合、まぶしく調整作業が困難であ
り、また透過光は損失となるので固体素子5の励起効率
を悪化させ、また集光器保持部11やシール材を劣化さ
せる等の問題がある。
【0016】また、冷却水が循環する時、集光器保持部
11に空気溜まりが生じて、これが集光器14a内に混
入して集光器14aや光源12を損傷する等の問題点が
あった。
11に空気溜まりが生じて、これが集光器14a内に混
入して集光器14aや光源12を損傷する等の問題点が
あった。
【0017】また、光源12より発生した励起光が固体
素子ホルダー10a,10bに吸収され熱影響により固
体素子ホルダーを歪ませたり、励起効率の低下やレーザ
ビーム品質の劣化をもたらす等の問題点があった。
素子ホルダー10a,10bに吸収され熱影響により固
体素子ホルダーを歪ませたり、励起効率の低下やレーザ
ビーム品質の劣化をもたらす等の問題点があった。
【0018】また、集光器14a、集光器側板14b、
14cで形成される空洞内に閉じこめた光源12より発
せられた励起光が前記の空洞の穴である固体素子ホルダ
ー端面より洩れ出して励起効率の低下をもたらす問題点
があった。
14cで形成される空洞内に閉じこめた光源12より発
せられた励起光が前記の空洞の穴である固体素子ホルダ
ー端面より洩れ出して励起効率の低下をもたらす問題点
があった。
【0019】また、集光器14内に閉じ込めた光源より
発生された励起光が集光器14a、集光器側板14b、
14cで形成される空洞内の穴である固体素子ホルダー
や光源12と集光器側板14b,14cとで形成される
穴より洩れ出して、共振器に熱影響を与えて歪ませる等
の問題点があった。
発生された励起光が集光器14a、集光器側板14b、
14cで形成される空洞内の穴である固体素子ホルダー
や光源12と集光器側板14b,14cとで形成される
穴より洩れ出して、共振器に熱影響を与えて歪ませる等
の問題点があった。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係る固体レー
ザ装置は、励起光を発する光源、励起光を照射されて光
りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体素子、前
記固体素子と光源を囲むように配置され、内面に励起光
を受けて反射する光反射面を有する集光器、前記固体素
子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励起され
た固体素子からレーザ光を発振させる光共振器からなる
固体レーザ装置において、集光器に高反射率を示す合成
樹脂の多孔質体を使用したものである。
ザ装置は、励起光を発する光源、励起光を照射されて光
りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体素子、前
記固体素子と光源を囲むように配置され、内面に励起光
を受けて反射する光反射面を有する集光器、前記固体素
子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励起され
た固体素子からレーザ光を発振させる光共振器からなる
固体レーザ装置において、集光器に高反射率を示す合成
樹脂の多孔質体を使用したものである。
【0021】また、前記集光器に合成樹脂の多孔質体と
して、ポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと省
略する)の多孔質体を使用したものである。
して、ポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと省
略する)の多孔質体を使用したものである。
【0022】また、前記集光器の外側に、励起光を反射
する反射部を前記集光器に被覆して設け、集光器の光を
透過した光を反射して光を集光器に閉じこめるものであ
る。
する反射部を前記集光器に被覆して設け、集光器の光を
透過した光を反射して光を集光器に閉じこめるものであ
る。
【0023】また、励起光を発する光源、励起光を照射
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面
に励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前
記固体素子と集光器と光源とを循環水により冷却する冷
却手段、及び励起された固体素子からレーザ光を発振さ
せる光共振器からなる固体レーザ装置において、前記循
環水が循環する水路に選択性透過膜を設け、循環水に混
入している気泡を透過することを特徴とする固体レーザ
装置。
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面
に励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前
記固体素子と集光器と光源とを循環水により冷却する冷
却手段、及び励起された固体素子からレーザ光を発振さ
せる光共振器からなる固体レーザ装置において、前記循
環水が循環する水路に選択性透過膜を設け、循環水に混
入している気泡を透過することを特徴とする固体レーザ
装置。
【0024】また、励起光を発する光源、励起光を照射
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、この固体素子を保持する固体素子ホルダー、前記
固体素子と光源を囲むように配置され、内面に励起光を
受けて反射する光反射面を有する集光器、前記固体素子
と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励起された
固体素子からレーザ光を発振させる光共振器からなる固
体レーザ装置において、前記固体素子ホルダーに励起光
を反射する反射部を設け、固体素子ホルダーへの励起光
による発熱を防止するものである。
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、この固体素子を保持する固体素子ホルダー、前記
固体素子と光源を囲むように配置され、内面に励起光を
受けて反射する光反射面を有する集光器、前記固体素子
と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励起された
固体素子からレーザ光を発振させる光共振器からなる固
体レーザ装置において、前記固体素子ホルダーに励起光
を反射する反射部を設け、固体素子ホルダーへの励起光
による発熱を防止するものである。
【0025】また、励起光を発する光源、励起光を照射
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面
に励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前
記固体素子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び
励起された固体素子からレーザ光を発振させる光共振器
からなる固体レーザ装置において、前記固体素子の端面
にレーザビームは透過し、励起光に対しては反射する特
定波長光反射膜を設けたものである。
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面
に励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前
記固体素子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び
励起された固体素子からレーザ光を発振させる光共振器
からなる固体レーザ装置において、前記固体素子の端面
にレーザビームは透過し、励起光に対しては反射する特
定波長光反射膜を設けたものである。
【0026】また、励起光を発する光源、励起光を照射
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面
に励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前
記固体素子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び
励起された固体素子からレーザ光を発振させる光共振器
からなる固体レーザ装置において、前記集光器から漏洩
する励起光を前記光共振器に対して遮断する遮光手段を
設けたものである。
されて光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体
素子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面
に励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前
記固体素子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び
励起された固体素子からレーザ光を発振させる光共振器
からなる固体レーザ装置において、前記集光器から漏洩
する励起光を前記光共振器に対して遮断する遮光手段を
設けたものである。
【0027】
【作用】この発明における固体レーザ装置は、集光器に
光に対して高反射率を示す合成樹脂の多孔質体を使用し
たので、集光器の反射率が増大し、光源から発生された
光が集光器内で連結された固体素子により効率良く吸収
させる。これにより、固体素子は効率的にレーザ媒質と
なり、このレーザ媒質から発生された光は、レーザ共振
器を介してレーザビーム出力の向上となって現れる。
光に対して高反射率を示す合成樹脂の多孔質体を使用し
たので、集光器の反射率が増大し、光源から発生された
光が集光器内で連結された固体素子により効率良く吸収
させる。これにより、固体素子は効率的にレーザ媒質と
なり、このレーザ媒質から発生された光は、レーザ共振
器を介してレーザビーム出力の向上となって現れる。
【0028】また、合成樹脂の多孔質体としての多孔質
体を採用すると反射率が更に増大する。
体を採用すると反射率が更に増大する。
【0029】また、集光器の外側を覆った高反射板で集
光器を透過した光を反射して集光器の光の閉じ込め効率
を向上させることにより固体素子により効率良く吸収さ
れレーザ出力の向上をもたらし、集光器透過光を遮光す
ることにより発振器調整が容易になり、また集光器保持
部部材の劣化を防止できる。
光器を透過した光を反射して集光器の光の閉じ込め効率
を向上させることにより固体素子により効率良く吸収さ
れレーザ出力の向上をもたらし、集光器透過光を遮光す
ることにより発振器調整が容易になり、また集光器保持
部部材の劣化を防止できる。
【0030】また、冷却水循環水路の一部に選択性透過
膜を設けたので、冷却水循環水路に混入している空気を
水路より除去できる。このため集光器内の気泡の混入を
阻止して集光器の焼損や光源のダメージを防止できる。
膜を設けたので、冷却水循環水路に混入している空気を
水路より除去できる。このため集光器内の気泡の混入を
阻止して集光器の焼損や光源のダメージを防止できる。
【0031】また、固体素子ホルダーに光に対する高反
射膜を施しているので、ホルダーへの照射光を反射して
ホルダーへの入熱を低減させる。従ってホルダーの加熱
変形に伴う固体素子の歪を防止しビーム品質を保持す
る。
射膜を施しているので、ホルダーへの照射光を反射して
ホルダーへの入熱を低減させる。従ってホルダーの加熱
変形に伴う固体素子の歪を防止しビーム品質を保持す
る。
【0032】また、固体素子端面に励起に有効な波長の
光に対して反射しレーザビームに対する無反射膜を設け
たので光源から発生された光が集光器内で連結された固
体素子により効率良く吸収させる。これにより、固体素
子はレーザ媒質となり、このレーザ媒質から発生された
光は、レーザ共振器を介してレーザビーム出力の向上と
なって現れる。
光に対して反射しレーザビームに対する無反射膜を設け
たので光源から発生された光が集光器内で連結された固
体素子により効率良く吸収させる。これにより、固体素
子はレーザ媒質となり、このレーザ媒質から発生された
光は、レーザ共振器を介してレーザビーム出力の向上と
なって現れる。
【0033】また、集光器の穴より集光器保持部を通過
して洩れ出す光を遮光板で遮断して共振器部に届かない
ようにしたので共振器ミラー保持部の加熱による共振器
の歪を防止し出力の安定化、ビーム品質の向上をもたら
す。
して洩れ出す光を遮光板で遮断して共振器部に届かない
ようにしたので共振器ミラー保持部の加熱による共振器
の歪を防止し出力の安定化、ビーム品質の向上をもたら
す。
【0034】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1による固体レーザ装置
を示す側面図であり、図2,3,4は前記固体レーザ装
置の断面図である。また、図7は図1における矢視E,
F図である。図1において1は基台であり、2は活性固
体物質を含む固体素子5を励起するレーザ媒質励起部で
あり、基台1上に設置された冷却水循環水路の一部を構
成する冷却水ブロック6a,6b上に設置されている。
する。図1はこの発明の実施例1による固体レーザ装置
を示す側面図であり、図2,3,4は前記固体レーザ装
置の断面図である。また、図7は図1における矢視E,
F図である。図1において1は基台であり、2は活性固
体物質を含む固体素子5を励起するレーザ媒質励起部で
あり、基台1上に設置された冷却水循環水路の一部を構
成する冷却水ブロック6a,6b上に設置されている。
【0035】レーザ媒質励起部2の構造を図2,3,
4,5,6に基づいて説明する。図6において両端面に
はレーザビームに対しては無反射であり励起光を反射す
る34で示される特定波長反射コーティングが施されて
いる固体素子5はホルダー10a,10bをナット10
c,10dで締め付けたときOリング10e,10fが
締り固定される。この時ホルダー10a,10b及びナ
ット10c,10dには35で示される高反射膜が施さ
れている。ホルダー10a,10bはOリング23a,
23bを介して集光器保持部11に保持される。
4,5,6に基づいて説明する。図6において両端面に
はレーザビームに対しては無反射であり励起光を反射す
る34で示される特定波長反射コーティングが施されて
いる固体素子5はホルダー10a,10bをナット10
c,10dで締め付けたときOリング10e,10fが
締り固定される。この時ホルダー10a,10b及びナ
ット10c,10dには35で示される高反射膜が施さ
れている。ホルダー10a,10bはOリング23a,
23bを介して集光器保持部11に保持される。
【0036】光源12は固体素子5と平行に配設され集
光器保持部11で支持されると同時に集光器保持部11
の外部より給電される構造(図中省略)をとる。
光器保持部11で支持されると同時に集光器保持部11
の外部より給電される構造(図中省略)をとる。
【0037】集光器14a及び集光器側板14b,14
cは集光器保持部11に組み込まれており図3にて示さ
れるような楕円形状の断面を持つ空洞を固体素子5及び
光源12の周囲に構成する。
cは集光器保持部11に組み込まれており図3にて示さ
れるような楕円形状の断面を持つ空洞を固体素子5及び
光源12の周囲に構成する。
【0038】また、固体素子5及び光源12はフローチ
ューブ13a,13bがそれぞれ同軸上に配設され固体
素子5及び光源12とフローチューブ13a,13b間
に流路を構成する。フローチューブ13a,13bは集
光器側板14b,14cに保持される。
ューブ13a,13bがそれぞれ同軸上に配設され固体
素子5及び光源12とフローチューブ13a,13b間
に流路を構成する。フローチューブ13a,13bは集
光器側板14b,14cに保持される。
【0039】集光器14a及び集光器側板14b,14
cの外周は21a,21b,21c,21d,21e,
21fで示される反射板が設置されている。
cの外周は21a,21b,21c,21d,21e,
21fで示される反射板が設置されている。
【0040】図2,3,4において冷却水17aは断面
C−Cで示される図において集光器保持部11の穴より
集光器保持部11と選択性透過膜20a及び反射板21
bで構成される空洞部に入り、ホルダー10aと反射板
21b及び集光器側板14b間に形成される流路、フロ
ーチューブ13aと固体素子5間に形成される流路を通
り17bとして集光器保持部11より流出して冷却水ブ
ロック6bに流入して冷却水ブロック6b内に設けられ
た流路を通り、断面B−Bで示される図において17c
として再び集光器保持部11、選択性透過膜20dと反
射板21cより構成される空洞に流入する。次に光源1
2と反射板21c及び集光器側板14cで構成される流
路を経てフローチューブ13bと光源12で構成される
流路より17dとして集光器保持部11の穴より外部に
排出される流路及び反射板21cの集光器側板14cに
設けられた穴よりの集光器14a内部の空洞部を経て集
光器側板14bと反射板21bに設けられた穴を経て1
7dとして集光器保持部11の穴より外部に排出される
流路に分流される。
C−Cで示される図において集光器保持部11の穴より
集光器保持部11と選択性透過膜20a及び反射板21
bで構成される空洞部に入り、ホルダー10aと反射板
21b及び集光器側板14b間に形成される流路、フロ
ーチューブ13aと固体素子5間に形成される流路を通
り17bとして集光器保持部11より流出して冷却水ブ
ロック6bに流入して冷却水ブロック6b内に設けられ
た流路を通り、断面B−Bで示される図において17c
として再び集光器保持部11、選択性透過膜20dと反
射板21cより構成される空洞に流入する。次に光源1
2と反射板21c及び集光器側板14cで構成される流
路を経てフローチューブ13bと光源12で構成される
流路より17dとして集光器保持部11の穴より外部に
排出される流路及び反射板21cの集光器側板14cに
設けられた穴よりの集光器14a内部の空洞部を経て集
光器側板14bと反射板21bに設けられた穴を経て1
7dとして集光器保持部11の穴より外部に排出される
流路に分流される。
【0041】次に共振器部について説明する。出力ミラ
ー7は出力ミラー保持部3で保持され基台1上に固定さ
れている。レンズ8はレンズ保持部30で保持されベー
ス33上に固定されている。全反射ミラー9は全反射ミ
ラー保持部31で保持されリニアガイド32上に固定さ
れており、リニアガイド32はベース33上に固定され
ている。ベース33は基台1上に固定されている。ま
た、出力ミラー7、レンズ8及び全反射ミラー9は固体
素子5と同軸上に調整配設されている。
ー7は出力ミラー保持部3で保持され基台1上に固定さ
れている。レンズ8はレンズ保持部30で保持されベー
ス33上に固定されている。全反射ミラー9は全反射ミ
ラー保持部31で保持されリニアガイド32上に固定さ
れており、リニアガイド32はベース33上に固定され
ている。ベース33は基台1上に固定されている。ま
た、出力ミラー7、レンズ8及び全反射ミラー9は固体
素子5と同軸上に調整配設されている。
【0042】22aと22bは遮光板でありレーザビー
ムが通過する穴が板に設けられており前述の穴の回りに
冷却水路が設けられている。遮光板22a,22bはそ
れぞれレーザ媒質励起部2と出力ミラー保持部3及び像
転写光学系4の間に設置されている。
ムが通過する穴が板に設けられており前述の穴の回りに
冷却水路が設けられている。遮光板22a,22bはそ
れぞれレーザ媒質励起部2と出力ミラー保持部3及び像
転写光学系4の間に設置されている。
【0043】次に動作について説明する。光源12より
発生した光の一部は、透明なフローチューブ13a,1
3bを透過して直接固体素子5を励起する。
発生した光の一部は、透明なフローチューブ13a,1
3bを透過して直接固体素子5を励起する。
【0044】または光源12より発生した光の内、集光
器14a及び集光器側板14b,14cに当たった光の
大部分は反射して固体素子5を励起する。この時一部の
光は、集光器にて吸収されて熱に変わるか集光器を透過
して外部に洩れ出す。
器14a及び集光器側板14b,14cに当たった光の
大部分は反射して固体素子5を励起する。この時一部の
光は、集光器にて吸収されて熱に変わるか集光器を透過
して外部に洩れ出す。
【0045】この発明において集光器14aや集光器側
板14b,14cの材料にPTFEの多孔質体を使用し
たので図10で示すように有効波長である800nm、
740nm付近の励起光の反射率が96%以上であり、
従来のセラミックに対して反射率が5%以上向上したの
で従来よりも強力に固体素子5を励起できるようにな
り、出力の向上が得られた。また、PTFEに換えて、
ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッカビニリデ
ン、及びプロピレン、エチレンのようなオレフィン系の
モノマーとテトラフルオロエチレンの共重合体等の合成
樹脂の多孔質体を用いてもよい。
板14b,14cの材料にPTFEの多孔質体を使用し
たので図10で示すように有効波長である800nm、
740nm付近の励起光の反射率が96%以上であり、
従来のセラミックに対して反射率が5%以上向上したの
で従来よりも強力に固体素子5を励起できるようにな
り、出力の向上が得られた。また、PTFEに換えて、
ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッカビニリデ
ン、及びプロピレン、エチレンのようなオレフィン系の
モノマーとテトラフルオロエチレンの共重合体等の合成
樹脂の多孔質体を用いてもよい。
【0046】また、集光器14aや集光器側板14b,
14cの外面を覆うように設置された反射板21a,2
1b,21c,21d,21e,21fは集光器を透過
した光を反射して固体素子5をより強力に励起すること
に寄与し、同時に遮光の役目を果たす。反射板は金メッ
キを施して集光器を被覆するが、アルミ板等の高反射板
を設けることでもよい。
14cの外面を覆うように設置された反射板21a,2
1b,21c,21d,21e,21fは集光器を透過
した光を反射して固体素子5をより強力に励起すること
に寄与し、同時に遮光の役目を果たす。反射板は金メッ
キを施して集光器を被覆するが、アルミ板等の高反射板
を設けることでもよい。
【0047】光源12より発生した光の一部は集光器の
穴部より外部に放出されるが、前述の穴部の一部を構成
する固体素子5の端面に例えば波長1060nmのレー
ザビームに対して無反射であり、かつ例えば波長800
nm,740nm付近の励起光に対してだけ反射する特
定波長反射コーティング34を施したので外部に放出さ
れる励起光を減少させ励起効率を高めることが可能とな
った。但し、レーザビームに対して無反射であるのでレ
ーザビームにはなんら影響を与えない。
穴部より外部に放出されるが、前述の穴部の一部を構成
する固体素子5の端面に例えば波長1060nmのレー
ザビームに対して無反射であり、かつ例えば波長800
nm,740nm付近の励起光に対してだけ反射する特
定波長反射コーティング34を施したので外部に放出さ
れる励起光を減少させ励起効率を高めることが可能とな
った。但し、レーザビームに対して無反射であるのでレ
ーザビームにはなんら影響を与えない。
【0048】光源12より発生した光でホルダー10
a,10b、ナット10c,10dを照射する光は前述
のホルダーやナットに例えば金メッキが施された高反射
膜35により反射して固体素子5の励起に寄与して出力
向上をもたらすと同時に前述のホルダーやナットの熱変
形に伴う固体素子5の歪を妨げレーザビームの品質向上
も実現する。
a,10b、ナット10c,10dを照射する光は前述
のホルダーやナットに例えば金メッキが施された高反射
膜35により反射して固体素子5の励起に寄与して出力
向上をもたらすと同時に前述のホルダーやナットの熱変
形に伴う固体素子5の歪を妨げレーザビームの品質向上
も実現する。
【0049】光源12に入力されたエネルギーのうちレ
ーザビームとして取り出されるエネルギーは数%で残り
は大部分は熱となり除去する必要がある。集光器14
a、集光器側板14b,14cや固体素子5で発生する
熱を冷却水17を循環させて冷却を行うが光源12の交
換時等に冷却水路に空気が混入してしまう。冷却水路に
混入した気泡は冷却水循環水路の一部を構成する集光器
保持部11の蓋に設けられた、例えば多孔質膜のPTF
E等の選択性透過膜20a,20b,20c,20dに
より冷却水に混入している気泡を除去することができ、
気泡付着による集光器の熱損傷を防止できる。
ーザビームとして取り出されるエネルギーは数%で残り
は大部分は熱となり除去する必要がある。集光器14
a、集光器側板14b,14cや固体素子5で発生する
熱を冷却水17を循環させて冷却を行うが光源12の交
換時等に冷却水路に空気が混入してしまう。冷却水路に
混入した気泡は冷却水循環水路の一部を構成する集光器
保持部11の蓋に設けられた、例えば多孔質膜のPTF
E等の選択性透過膜20a,20b,20c,20dに
より冷却水に混入している気泡を除去することができ、
気泡付着による集光器の熱損傷を防止できる。
【0050】レーザ光は固体素子5と同軸上に配設され
た共振器を構成する出力ミラー7、レンズ8、全反射ミ
ラー9間を往復する間にレーザビームとして形成された
出力ミラー7より外部に取り出される。また、励起され
た固体素子5は中心部と表面部の温度勾配に伴う屈折率
の変化でレンズ作用を生ずる。光源の発光エネルギー量
変化に伴う固体素子5のレンズの焦点距離の変化を前述
のレンズ8と全反射ミラー9間の距離を変化させて補正
する。この時、固体素子5と出力ミラー7、レンズ8、
全反射ミラー9の同軸度は精度良く保たなければならな
い。この時、光源12より発生した光のうち集光器の穴
部より外部に放出され光は遮光板22a,22bで吸収
され出力ミラー保持部3や像転写光学系4に対する熱影
響を排除して安定したビーム品質を保つことができる。
た共振器を構成する出力ミラー7、レンズ8、全反射ミ
ラー9間を往復する間にレーザビームとして形成された
出力ミラー7より外部に取り出される。また、励起され
た固体素子5は中心部と表面部の温度勾配に伴う屈折率
の変化でレンズ作用を生ずる。光源の発光エネルギー量
変化に伴う固体素子5のレンズの焦点距離の変化を前述
のレンズ8と全反射ミラー9間の距離を変化させて補正
する。この時、固体素子5と出力ミラー7、レンズ8、
全反射ミラー9の同軸度は精度良く保たなければならな
い。この時、光源12より発生した光のうち集光器の穴
部より外部に放出され光は遮光板22a,22bで吸収
され出力ミラー保持部3や像転写光学系4に対する熱影
響を排除して安定したビーム品質を保つことができる。
【0051】この時、前述の遮光板22a,22bは励
起光により加熱され続ける内に温度が上昇して大気の揺
らぎが発生して遮光板の穴を通過するビームを揺らせて
ビーム品質に悪影響を与える場合があるが、遮光板を冷
却しているので前述の遮光板の温度上昇を抑えることに
よる大気の揺らぎを防止して安定したビーム品質を得る
ことができる。
起光により加熱され続ける内に温度が上昇して大気の揺
らぎが発生して遮光板の穴を通過するビームを揺らせて
ビーム品質に悪影響を与える場合があるが、遮光板を冷
却しているので前述の遮光板の温度上昇を抑えることに
よる大気の揺らぎを防止して安定したビーム品質を得る
ことができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば集光器
に多孔質な合成樹脂であり、励起光に対する高反射材料
を使用することにより集光器の反射率を向上させたので
光源より発生した光は、より強力に固体素子を照射して
固体素子の励起効率を高めたのでレーザ出力の増大が得
られた。
に多孔質な合成樹脂であり、励起光に対する高反射材料
を使用することにより集光器の反射率を向上させたので
光源より発生した光は、より強力に固体素子を照射して
固体素子の励起効率を高めたのでレーザ出力の増大が得
られた。
【0053】また、高反射材料である合成樹脂としてP
TFEの多孔質体を使用したので集光器の反射率を更に
向上することができる。
TFEの多孔質体を使用したので集光器の反射率を更に
向上することができる。
【0054】また、集光器の外側を高反射板で覆ったの
で集光器を透過する洩れ光が反射され励起効率の向上を
もたらし、また、まぶしさを低減してレーザ装置調整時
の作業効率向上をもたらす。
で集光器を透過する洩れ光が反射され励起効率の向上を
もたらし、また、まぶしさを低減してレーザ装置調整時
の作業効率向上をもたらす。
【0055】また、冷却水循環水路の一部に空気を通し
水を通さない選択性透過膜を設けたので、循環冷却水に
含まれる気泡を除去できるので集光器や光源に気泡が付
着した時の冷却不足による集光器や光源の破損が防止で
きる。
水を通さない選択性透過膜を設けたので、循環冷却水に
含まれる気泡を除去できるので集光器や光源に気泡が付
着した時の冷却不足による集光器や光源の破損が防止で
きる。
【0056】また、ホルダーの外面に励起光に対して高
反射膜を施したので光源からの光によるホルダーの加熱
変形に伴う固体素子の歪を防止できるので固体素子歪に
伴うレーザビーム品質の劣化を防止できると共に固体素
子の励起効率を高めレーザ出力の増大が得られる。
反射膜を施したので光源からの光によるホルダーの加熱
変形に伴う固体素子の歪を防止できるので固体素子歪に
伴うレーザビーム品質の劣化を防止できると共に固体素
子の励起効率を高めレーザ出力の増大が得られる。
【0057】また、集光器最大の穴である固体素子端面
を励起光に対して反射膜を設けたので固体素子端面から
の励起光の洩れ出しを防止して固体素子の励起効率を高
めたのでレーザ出力の増大が得られた。また、この反射
膜はレーザビームの波長に対しては、無反射膜となりレ
ーザビームに何等影響を与えない。
を励起光に対して反射膜を設けたので固体素子端面から
の励起光の洩れ出しを防止して固体素子の励起効率を高
めたのでレーザ出力の増大が得られた。また、この反射
膜はレーザビームの波長に対しては、無反射膜となりレ
ーザビームに何等影響を与えない。
【0058】また、固体素子部と光源部の集光器の穴よ
り洩れ出す光に対して共振器部に対する遮光板を設けた
ので洩れ光による共振器部の加熱を防止できる。従っ
て、共振器は熱歪を生ずることなく出力の変動やビーム
モードの崩れを防止できる。
り洩れ出す光に対して共振器部に対する遮光板を設けた
ので洩れ光による共振器部の加熱を防止できる。従っ
て、共振器は熱歪を生ずることなく出力の変動やビーム
モードの崩れを防止できる。
【図1】この発明の一実施例による固体レーザ装置を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】図1の固体レーザ装置を示す断面図である。
【図3】図2の固体レーザ装置のC−C断面図である。
【図4】図2の固体レーザ装置のB−B断面図である。
【図5】図2の固体レーザ装置のA−A断面図である。
【図6】図5の固体レーザ装置のD−D断面図である。
【図7】図1の固体レーザ装置の矢視E、矢視F−F図
である。
である。
【図8】従来の固体レーザ装置を示す側面図である。
【図9】図8の固体レーザ装置を示す断面図である。
【図10】図9の固体レーザ装置のA−A断面図であ
る。
る。
【図11】図10の固体レーザ装置のD−D断面図であ
る。
る。
【図12】この発明と従来の各種材料の反射率比較デー
タを示す図である。
タを示す図である。
1 基台 2 レーザ媒質励起部 3 出力ミラー保持部 4 像転写光学系 5 固体素子 6a,6b 冷却水ブロック 7 出力ミラー 8 レンズ 9 全反射ミラー 10a,10b ホルダー(固体素子ホルダー) 10c,10d ナット 10e,10f Oリング 11 集光器保持部 12 光源 13a,13b フローチューブ 14a 集光器 14b,14c 集光器側板 15 蓋 16 Oリング 17a,17b,17c,17d 冷却水 20a,20b,20c,20d 選択性透過膜 21a,21b,21c,21d,21e,21f 反
射板 22a,22b 遮光板 23a,23b Oリング 30 レンズ保持部 31 全反射ミラー保持部 32 リニアガイド 33 ベース 34 特定波長反射コーティング 35 高反射膜
射板 22a,22b 遮光板 23a,23b Oリング 30 レンズ保持部 31 全反射ミラー保持部 32 リニアガイド 33 ベース 34 特定波長反射コーティング 35 高反射膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西垣 晴夫 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三菱 電機株式会社名古屋製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 励起光を発する光源、励起光を照射され
て光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体素
子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面に
励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前記
固体素子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励
起された固体素子からレーザ光を発振させる光共振器か
らなる固体レーザ装置において、集光器に高反射率を示
す合成樹脂の多孔質体を使用したことを特徴とする固体
レーザ装置。 - 【請求項2】 前記集光器に合成樹脂の多孔質体とし
て、ポリテトラフルオロエチレンの多孔質体を使用した
ことを特徴とする請求項1に記載の固体レーザ装置。 - 【請求項3】 前記集光器の外側に、励起光を反射する
反射部を前記集光器に被覆して設け、集光器の光を透過
した光を反射して光を集光器に閉じこめることを特徴と
する請求項1に記載の固体レーザ装置。 - 【請求項4】 励起光を発する光源、励起光を照射され
て光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体素
子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面に
励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前記
固体素子と集光器と光源とを循環水により冷却する冷却
手段、及び励起された固体素子からレーザ光を発振させ
る光共振器からなる固体レーザ装置において、前記循環
水が循環する水路に選択性透過膜を設け、循環水に混入
している気泡を透過することを特徴とする固体レーザ装
置。 - 【請求項5】 励起光を発する光源、励起光を照射され
て光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体素
子、この固体素子を保持する固体素子ホルダー、前記固
体素子と光源を囲むように配置され、内面に励起光を受
けて反射する光反射面を有する集光器、前記固体素子と
集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励起された固
体素子からレーザ光を発振させる光共振器からなる固体
レーザ装置において、前記固体素子ホルダーに励起光を
反射する反射部を設け、固体素子ホルダーへの励起光に
よる発熱を防止することを特徴とする固体レーザ装置。 - 【請求項6】 励起光を発する光源、励起光を照射され
て光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体素
子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面に
励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前記
固体素子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励
起された固体素子からレーザ光を発振させる光共振器か
らなる固体レーザ装置において、前記固体素子の端面に
レーザビームは透過し、励起光に対しては反射する特定
波長光反射膜を設けたことを特徴とする固体レーザ装
置。 - 【請求項7】 励起光を発する光源、励起光を照射され
て光りポンピングを受ける活性固体媒質を含む固体素
子、前記固体素子と光源を囲むように配置され、内面に
励起光を受けて反射する光反射面を有する集光器、前記
固体素子と集光器と光源とを冷却する冷却手段、及び励
起された固体素子からレーザ光を発振させる光共振器か
らなる固体レーザ装置において、前記集光器から漏洩す
る励起光を前記光共振器に対して遮断する遮光手段を設
けたことを特徴とする固体レーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2560094A JPH07235714A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 固体レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2560094A JPH07235714A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 固体レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07235714A true JPH07235714A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12170407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2560094A Pending JPH07235714A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 固体レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07235714A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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