JPH07235985A - 通信網トラヒック予測装置 - Google Patents
通信網トラヒック予測装置Info
- Publication number
- JPH07235985A JPH07235985A JP2698294A JP2698294A JPH07235985A JP H07235985 A JPH07235985 A JP H07235985A JP 2698294 A JP2698294 A JP 2698294A JP 2698294 A JP2698294 A JP 2698294A JP H07235985 A JPH07235985 A JP H07235985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication network
- time series
- prediction
- attractor
- network traffic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信網のトラヒックを,高い精度で予測する
ことを目的とする。 【構成】 既知の通信網トラヒック時系列の入力を行う
通信網トラヒック時系列入力手段と、この入力された時
系列から、指定された遅れ時間と次元のアトラクタを構
成するアトラクタ再構成手段と、このアトラクタから非
線形予測計算を行う非線形予測計算手段と、この計算結
果から通信網トラヒック時系列の予測計算を行う通信網
トラヒック時系列予測手段を設けた。
ことを目的とする。 【構成】 既知の通信網トラヒック時系列の入力を行う
通信網トラヒック時系列入力手段と、この入力された時
系列から、指定された遅れ時間と次元のアトラクタを構
成するアトラクタ再構成手段と、このアトラクタから非
線形予測計算を行う非線形予測計算手段と、この計算結
果から通信網トラヒック時系列の予測計算を行う通信網
トラヒック時系列予測手段を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信網におけるトラ
ヒック予測に関するものである。
ヒック予測に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラヒック予測法としては、例え
ば、NTT R&D VOL.40 No.121991に記されてい
る「日々トラヒック予測法」がある。この方法では、ト
ラヒック変動の要因をアイテム・カテゴリ−に決定し、
これを基本説明変数として数量化I類を適用してトラヒ
ックを予測している。
ば、NTT R&D VOL.40 No.121991に記されてい
る「日々トラヒック予測法」がある。この方法では、ト
ラヒック変動の要因をアイテム・カテゴリ−に決定し、
これを基本説明変数として数量化I類を適用してトラヒ
ックを予測している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の予
測方法では、カテゴリ−の設定の仕方によって予測値が
大きく変わる可能性があり、また、カテゴリ−数量を求
めるのが困難である。さらに予測式が固定されている為
に、高い予測精度が期待できなかった。
測方法では、カテゴリ−の設定の仕方によって予測値が
大きく変わる可能性があり、また、カテゴリ−数量を求
めるのが困難である。さらに予測式が固定されている為
に、高い予測精度が期待できなかった。
【0004】カオスとは、簡単な規則に支配された不規
則振動のことをいう。この発明は、上記のような問題を
解決するためになされたもので、カオス性がある時系列
に対しては、線形予測よりも非線形予測の方が予測精度
が高いことと、トラヒックにはカオス性があることを利
用して、より高い予測精度でトラヒックを予測すること
を目的としている。
則振動のことをいう。この発明は、上記のような問題を
解決するためになされたもので、カオス性がある時系列
に対しては、線形予測よりも非線形予測の方が予測精度
が高いことと、トラヒックにはカオス性があることを利
用して、より高い予測精度でトラヒックを予測すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるトラヒ
ック予測装置は、既知の通信網トラヒック時系列の入力
を行う通信網トラヒック時系列入力手段と、この通信網
トラヒック時系列入力手段に入力された時系列から、指
定された遅れ時間と次元のアトラクタを構成するアトラ
クタ再構成手段と、このアトラクタ再構成手段により構
成されたアトラクタから非線形予測計算を行う非線形予
測計算手段と、この非線形予測計算手段の計算結果から
通信網トラヒック時系列の予測計算を行う通信網トラヒ
ック時系列予測手段とを備えたものである。
ック予測装置は、既知の通信網トラヒック時系列の入力
を行う通信網トラヒック時系列入力手段と、この通信網
トラヒック時系列入力手段に入力された時系列から、指
定された遅れ時間と次元のアトラクタを構成するアトラ
クタ再構成手段と、このアトラクタ再構成手段により構
成されたアトラクタから非線形予測計算を行う非線形予
測計算手段と、この非線形予測計算手段の計算結果から
通信網トラヒック時系列の予測計算を行う通信網トラヒ
ック時系列予測手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明においては、トラヒックにカオス性が
あることを利用し、既知の通信網トラヒック時系列から
指定された遅れ時間と次元のアトラクタを構成し、この
アトラクタから非線形予測計算を行い通信網トラヒック
時系列の予測計算を行うことによって、精度の高い予測
が行える。
あることを利用し、既知の通信網トラヒック時系列から
指定された遅れ時間と次元のアトラクタを構成し、この
アトラクタから非線形予測計算を行い通信網トラヒック
時系列の予測計算を行うことによって、精度の高い予測
が行える。
【0007】
【実施例】カオスとは、簡単な規則に支配された不規則
振動のことをいう。カオス性がある時系列に対しては、
線形予測よりも非線形予測の方が予測精度が高いことが
知られている。(G.Sugihara & R.May ■Nonlinear fore
casting as a way ofdictinguish chaos from measurem
ent error in time series■ NATURE,344,19,734(199
0))
振動のことをいう。カオス性がある時系列に対しては、
線形予測よりも非線形予測の方が予測精度が高いことが
知られている。(G.Sugihara & R.May ■Nonlinear fore
casting as a way ofdictinguish chaos from measurem
ent error in time series■ NATURE,344,19,734(199
0))
【0008】この発明に係るトラヒック予測方法とし
て、例えば、カオス性のある時系列の非線形予測法とし
て、電力需要の予測を行う事を目的として提案された、
岩坪・萬谷・池口・合原の「再構成軌道と単位行列・重
心座標を用いた予測法」(電気学会産業応用部門IIS
−93−10再構成軌道を用いた小規模電力需要の非線
形短期予測)を適用する。
て、例えば、カオス性のある時系列の非線形予測法とし
て、電力需要の予測を行う事を目的として提案された、
岩坪・萬谷・池口・合原の「再構成軌道と単位行列・重
心座標を用いた予測法」(電気学会産業応用部門IIS
−93−10再構成軌道を用いた小規模電力需要の非線
形短期予測)を適用する。
【0009】図1は、この発明による予測装置の実施例
の全体構成図である。図において1は既知の時系列の入
力を行う通信網トラヒック時系列入力手段である。
の全体構成図である。図において1は既知の時系列の入
力を行う通信網トラヒック時系列入力手段である。
【0010】2はこの通信網トラヒック時系列入力手段
1で入力された時系列を記憶する記憶手段、3はこの記
憶手段2に記憶されている時系列から、指定された遅れ
時間と次元のアトラクタを描くアトラクタ再構成手段、
4はこのアトラクタ再構成手段3で描かれたアトラクタ
からフラクタル次元の計算を行い、埋め込み次元を求め
るフラクタル次元計算手段、5は上記アトラクタ再構成
手段3において指定された遅れ時間と、上記フラクタル
次元計算手段4より求められた埋め込み次元をパラメ−
タとして、上記アトラクタから非線形予測計算を行う非
線形予測計算手段である。上記記憶手段2、アトラクタ
再構成手段3、フラクタル次元計算手段4、非線形予測
計算手段5により、再構成軌道と単位行列・重心座標を
用いた予測を行う予測装置6が構成されている。
1で入力された時系列を記憶する記憶手段、3はこの記
憶手段2に記憶されている時系列から、指定された遅れ
時間と次元のアトラクタを描くアトラクタ再構成手段、
4はこのアトラクタ再構成手段3で描かれたアトラクタ
からフラクタル次元の計算を行い、埋め込み次元を求め
るフラクタル次元計算手段、5は上記アトラクタ再構成
手段3において指定された遅れ時間と、上記フラクタル
次元計算手段4より求められた埋め込み次元をパラメ−
タとして、上記アトラクタから非線形予測計算を行う非
線形予測計算手段である。上記記憶手段2、アトラクタ
再構成手段3、フラクタル次元計算手段4、非線形予測
計算手段5により、再構成軌道と単位行列・重心座標を
用いた予測を行う予測装置6が構成されている。
【0011】7はこの予測装置6の計算結果により通信
網のトラヒック時系列を予測するトラヒック時系列予測
手段である。
網のトラヒック時系列を予測するトラヒック時系列予測
手段である。
【0012】まず、解析対象となる時系列デ−タの単位
を選択し通信網トラヒック時系列入力手段1より入力
し、また既知(過去)の通信網のトラヒック時系列デー
タを入力する。単位は例えば、1時間あたりのパケット
数(pkt/h)、1日あたりのバイト数(Byte/
day)である。
を選択し通信網トラヒック時系列入力手段1より入力
し、また既知(過去)の通信網のトラヒック時系列デー
タを入力する。単位は例えば、1時間あたりのパケット
数(pkt/h)、1日あたりのバイト数(Byte/
day)である。
【0013】この入力されたトラヒック時系列データは
記憶手段2に記憶される。そしてこのトラヒック時系列
データに基づき、アトラクタ再構成手段3において、指
定された遅れ時間と次元のアトラクタが再構成される。
記憶手段2に記憶される。そしてこのトラヒック時系列
データに基づき、アトラクタ再構成手段3において、指
定された遅れ時間と次元のアトラクタが再構成される。
【0014】またこのアトラクタ再構成手段3で描かれ
たアトラクタからフラクタル次元計算手段4により、フ
ラクタル次元の計算を行い、これから埋め込み次元mを
求める。以下にこれらの動作を示す。
たアトラクタからフラクタル次元計算手段4により、フ
ラクタル次元の計算を行い、これから埋め込み次元mを
求める。以下にこれらの動作を示す。
【0015】例えば、日統計、時統計の実測されたトラ
ヒックは1変数の時系列デ−タであり、これらが解析対
象となる。
ヒックは1変数の時系列デ−タであり、これらが解析対
象となる。
【0016】解析対象となる時系列デ−タより、タ−ケ
ンスの埋め込み定理(F.Takens:in■Dynamical Systems
and Turbulence■(ed.D.A.Rand and L.S.Young),pp.3
66-381,Springer,Berlin(1981))を用いて、元の高次元
空間における力学系のアトラクタの軌道を再構成する。
ンスの埋め込み定理(F.Takens:in■Dynamical Systems
and Turbulence■(ed.D.A.Rand and L.S.Young),pp.3
66-381,Springer,Berlin(1981))を用いて、元の高次元
空間における力学系のアトラクタの軌道を再構成する。
【0017】図2は、m次元状態空間へのデ−タの作成
法を説明したものである。時系列デ−タを ξ1、ξ2、・・・、ξt、・・・ とする。このξtから、時間遅れの大きさをτとして、
m次元の再構成状態空間において次のようなm次元ベク
トルを作成する。
法を説明したものである。時系列デ−タを ξ1、ξ2、・・・、ξt、・・・ とする。このξtから、時間遅れの大きさをτとして、
m次元の再構成状態空間において次のようなm次元ベク
トルを作成する。
【0018】
【数1】
【0019】これは、m次元状態空間の1点を与える。
Nを変化させると、状態空間内に1つの軌道が作られ
る。タケンスの理論は、mを十分大きくとればこうして
作られた状態空間内にアトラクタが現れているならば、
それは、元の力学系のアトラクタの構造を保存している
ことを証明したものである。
Nを変化させると、状態空間内に1つの軌道が作られ
る。タケンスの理論は、mを十分大きくとればこうして
作られた状態空間内にアトラクタが現れているならば、
それは、元の力学系のアトラクタの構造を保存している
ことを証明したものである。
【0020】アトラクタを再構成する際のパラメ−タτ
(遅れ時間τ)は、主要な周期の数分の1がよいとされ
ている。またパラメ−タm(埋め込み次元m)は、カオ
ス性を定量化するフラクタル次元Dが使われている。
(遅れ時間τ)は、主要な周期の数分の1がよいとされ
ている。またパラメ−タm(埋め込み次元m)は、カオ
ス性を定量化するフラクタル次元Dが使われている。
【0021】実デ−タのフラクタル次元Dの算出方法と
しては、相関次元が最も多く利用されている。相関次元
は相関積分Cm(r)を求め、半径rに対しCm(r)を両対数
プロットしたグラフの局所的傾き(相関係数)が、mを
上げていった時飽和する値を正しい相関次元として求め
る。数学的にはm>2Dならばアトラクタの位相的性質
が保存されることが保証されている。
しては、相関次元が最も多く利用されている。相関次元
は相関積分Cm(r)を求め、半径rに対しCm(r)を両対数
プロットしたグラフの局所的傾き(相関係数)が、mを
上げていった時飽和する値を正しい相関次元として求め
る。数学的にはm>2Dならばアトラクタの位相的性質
が保存されることが保証されている。
【0022】アトラクタを再構成する際、遅れ時間τの
選び方は、対象となる時系列の特性による。図3は、サ
ンプリング周期が1時間のパケット網の時系列デ−タか
ら遅れ時間を1として、2次元上にアトラクタを再構成
して示す特性図であり、また図4は、遅れ時間を6とし
て、2次元上にアトラクタを再構成して示す特性図であ
る。
選び方は、対象となる時系列の特性による。図3は、サ
ンプリング周期が1時間のパケット網の時系列デ−タか
ら遅れ時間を1として、2次元上にアトラクタを再構成
して示す特性図であり、また図4は、遅れ時間を6とし
て、2次元上にアトラクタを再構成して示す特性図であ
る。
【0023】図3では、遅れ時間が小さいために相関性
が強く、アトラクタは傾きが1の方向に潰れてしまう。
一方、図4では、12時から13時のトラヒックが少な
いことが正方形の右側をへこませたような軌跡として表
われ、軌道の力学構造が表われている。これは、遅れ時
間6が、サンプリング周期が1時間の場合の、トラヒッ
クの主要な周期である24時間の1/4の値になってい
るためである。
が強く、アトラクタは傾きが1の方向に潰れてしまう。
一方、図4では、12時から13時のトラヒックが少な
いことが正方形の右側をへこませたような軌跡として表
われ、軌道の力学構造が表われている。これは、遅れ時
間6が、サンプリング周期が1時間の場合の、トラヒッ
クの主要な周期である24時間の1/4の値になってい
るためである。
【0024】このようにして求められたアトラクタ、お
よび埋め込み次元m、遅れ時間τから、非線形予測計算
手段5により非線形予測を行う。
よび埋め込み次元m、遅れ時間τから、非線形予測計算
手段5により非線形予測を行う。
【0025】図5は、上記の様にして再構成されたはア
トラクタを用いた予測手法の図解を示す説明図である。
新しい測定点xtが与えられた時、既知のデ−タによる
再構成軌道上でxtのm×2個の近傍点XTiに対する重
心座標(アンタ゛ーハ゛ーXTi)と、XTiの各々sステップ先の点
XTi+sに対する重心座標(アンタ゛ーハ゛ーXTi+s)を求める。x
tとXTiとの位置関係は数時間先においても変化しない
と仮定し、変位ベクトルxt−(アンタ゛ーハ゛ーXTi)を平行移
動させると次の予測式が得られる。
トラクタを用いた予測手法の図解を示す説明図である。
新しい測定点xtが与えられた時、既知のデ−タによる
再構成軌道上でxtのm×2個の近傍点XTiに対する重
心座標(アンタ゛ーハ゛ーXTi)と、XTiの各々sステップ先の点
XTi+sに対する重心座標(アンタ゛ーハ゛ーXTi+s)を求める。x
tとXTiとの位置関係は数時間先においても変化しない
と仮定し、変位ベクトルxt−(アンタ゛ーハ゛ーXTi)を平行移
動させると次の予測式が得られる。
【0026】
【数2】
【0027】この予測式によって予測を行うものであ
る。このようにして、あるパケット網の中継回線統計の
パケット数の時系列データ(サンプリング周期は1時
間、データ数1488点)を用いて、予測および評価を
行った結果を以下に示す。入力データを上記データ中の
1100点とし、その先の300点について1〜10ス
テップ先のパケット数の予測を行った。予測精度の評価
は以下の式により、予測値xp(i)と実際の値xa(i)
(i=1〜300)の相関係数を用いた。
る。このようにして、あるパケット網の中継回線統計の
パケット数の時系列データ(サンプリング周期は1時
間、データ数1488点)を用いて、予測および評価を
行った結果を以下に示す。入力データを上記データ中の
1100点とし、その先の300点について1〜10ス
テップ先のパケット数の予測を行った。予測精度の評価
は以下の式により、予測値xp(i)と実際の値xa(i)
(i=1〜300)の相関係数を用いた。
【0028】
【数3】
【0029】図6は、このようにして予測を行ったとき
の予測精度を示す特性図で、遅れ時間は6であり、埋め
込み次元mを2〜10として描いたアトラクタを用いた
ときの、予測ステップ(予測時間)に対する相関係数を
示している。図中にプロットされた数字が埋め込み次元
mを示す。
の予測精度を示す特性図で、遅れ時間は6であり、埋め
込み次元mを2〜10として描いたアトラクタを用いた
ときの、予測ステップ(予測時間)に対する相関係数を
示している。図中にプロットされた数字が埋め込み次元
mを示す。
【0030】図6において埋め込み次元mが8のときが
最も精度がよく、1時間先では94%、6時間先では9
0%、10時間先では83%と高い精度を示している。
なお、フラクタル次元計算手段4により、埋め込み次元
mが適切に求められた場合は、その埋め込み次元mを用
いて非線形予測計算手段5における計算を行えばよい。
最も精度がよく、1時間先では94%、6時間先では9
0%、10時間先では83%と高い精度を示している。
なお、フラクタル次元計算手段4により、埋め込み次元
mが適切に求められた場合は、その埋め込み次元mを用
いて非線形予測計算手段5における計算を行えばよい。
【0031】比較のために線形予測法で実験を行った結
果が図7である。予測手法としては、自己回帰モデルを
用いた。24次の時に1時間先では91%、6時間先で
は76%、10時間先では72%と非線形予測手法を用
いた場合よりも、かなり予測精度が低い。
果が図7である。予測手法としては、自己回帰モデルを
用いた。24次の時に1時間先では91%、6時間先で
は76%、10時間先では72%と非線形予測手法を用
いた場合よりも、かなり予測精度が低い。
【0032】以上より、非線形予測法を用いてトラヒッ
クの予測を行うことが有効であることが示された。大域
的な線形手法である自己回帰モデルでは予測式を固定し
ているのに対し、上記実施例のような再構成軌道を用い
た局所線形手法では、軌道上の位相毎に予測式を求めて
いるので、非線形の要素を持つトラヒックの予測では高
い精度を示す。
クの予測を行うことが有効であることが示された。大域
的な線形手法である自己回帰モデルでは予測式を固定し
ているのに対し、上記実施例のような再構成軌道を用い
た局所線形手法では、軌道上の位相毎に予測式を求めて
いるので、非線形の要素を持つトラヒックの予測では高
い精度を示す。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、既知の
通信網トラヒック時系列の入力を行う通信網トラヒック
時系列入力手段と、この通信網トラヒック時系列入力手
段に入力された時系列から、指定された遅れ時間と次元
のアトラクタを構成するアトラクタ再構成手段と、この
アトラクタ再構成手段により構成されたアトラクタから
非線形予測計算を行う非線形予測計算手段と、この非線
形予測計算手段の計算結果から通信網トラヒック時系列
の予測計算を行う通信網トラヒック時系列予測手段とを
備えたので、トラヒックにカオス性があることを利用し
て非線形予測計算を行い通信網トラヒック時系列の予測
計算を行うことができ、精度の高い通信網トラヒック時
系列予測が行える。
通信網トラヒック時系列の入力を行う通信網トラヒック
時系列入力手段と、この通信網トラヒック時系列入力手
段に入力された時系列から、指定された遅れ時間と次元
のアトラクタを構成するアトラクタ再構成手段と、この
アトラクタ再構成手段により構成されたアトラクタから
非線形予測計算を行う非線形予測計算手段と、この非線
形予測計算手段の計算結果から通信網トラヒック時系列
の予測計算を行う通信網トラヒック時系列予測手段とを
備えたので、トラヒックにカオス性があることを利用し
て非線形予測計算を行い通信網トラヒック時系列の予測
計算を行うことができ、精度の高い通信網トラヒック時
系列予測が行える。
【図1】この発明の通信網トラヒック予測装置の一実施
例を示す全体構成図である。
例を示す全体構成図である。
【図2】m次元状態空間のデ−タからアトラクタを再構
成する方法を説明する説明図である。
成する方法を説明する説明図である。
【図3】あるパケット網の時系列デ−タから、遅れ時間
を1として2次元上にアトラクタを再構成した特性図で
ある。
を1として2次元上にアトラクタを再構成した特性図で
ある。
【図4】あるパケット網の時系列デ−タから、遅れ時間
を6として2次元上にアトラクタを再構成した特性図で
ある。
を6として2次元上にアトラクタを再構成した特性図で
ある。
【図5】予測手法の図解を示す説明図である。
【図6】この発明の通信網トラヒック予測装置による予
測結果に基づく予測時間と予測精度との関係を示す特性
図である。
測結果に基づく予測時間と予測精度との関係を示す特性
図である。
【図7】従来の自己回帰モデルを用いて予測を行った結
果に基づくの予測時間と予測精度の関係を示す特性図で
ある。
果に基づくの予測時間と予測精度の関係を示す特性図で
ある。
1 通信網トラヒック時系列入力手段 2 アトラクタ再構成手段 3 記憶手段 4 フラクタル次元計算手段 5 非線形予測計算手段 6 予測装置 7 通信網トラヒック時系列予測手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26
Claims (1)
- 【請求項1】 既知の通信網トラヒック時系列の入力を
行う通信網トラヒック時系列入力手段と、この通信網ト
ラヒック時系列入力手段に入力された時系列から、指定
された遅れ時間と次元のアトラクタを構成するアトラク
タ再構成手段と、このアトラクタ再構成手段により構成
されたアトラクタから非線形予測計算を行う非線形予測
計算手段と、この非線形予測計算手段の計算結果から通
信網トラヒック時系列の予測計算を行う通信網トラヒッ
ク時系列予測手段からなることを特徴とする通信網トラ
ヒック予測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2698294A JPH07235985A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 通信網トラヒック予測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2698294A JPH07235985A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 通信網トラヒック予測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07235985A true JPH07235985A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12208373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2698294A Pending JPH07235985A (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 通信網トラヒック予測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07235985A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6353847B1 (en) | 1998-03-06 | 2002-03-05 | Fujitsu Limited | System optimization apparatus employing load prediction |
| JP2002141937A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Nec Corp | 符号化/復号化選択方法及びその装置並びに制御プログラムを記録した記録媒体 |
| WO2004107682A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Fujitsu Limited | ネットワーク制御プログラム、ネットワーク制御装置およびネットワーク制御方法 |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP2698294A patent/JPH07235985A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6353847B1 (en) | 1998-03-06 | 2002-03-05 | Fujitsu Limited | System optimization apparatus employing load prediction |
| JP2002141937A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Nec Corp | 符号化/復号化選択方法及びその装置並びに制御プログラムを記録した記録媒体 |
| WO2004107682A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Fujitsu Limited | ネットワーク制御プログラム、ネットワーク制御装置およびネットワーク制御方法 |
| JPWO2004107682A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2006-07-20 | 富士通株式会社 | ネットワーク制御プログラム、ネットワーク制御装置およびネットワーク制御方法 |
| US8059529B2 (en) | 2003-05-29 | 2011-11-15 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for controlling network traffic, and computer product |
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