JPH07236245A - 回転電機の固定子 - Google Patents
回転電機の固定子Info
- Publication number
- JPH07236245A JPH07236245A JP2395294A JP2395294A JPH07236245A JP H07236245 A JPH07236245 A JP H07236245A JP 2395294 A JP2395294 A JP 2395294A JP 2395294 A JP2395294 A JP 2395294A JP H07236245 A JPH07236245 A JP H07236245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- slot
- slope
- coil
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】固定子コイル1の上面にウエッジ下ライナ6を
配置後ウエッジ3を設置し、ウエッジ斜面3aとスロッ
ト斜面2aとの間に同一の勾配をつけた緩み調整部材7
を挿入し、最後に緩み防止ばね8を装着する。これによ
り緩み調整部材7はウエッジ斜面3aとスロット斜面2
aとの間に、緩み防止ばね8のばね力により押し込ま
れ、両斜面に圧縮力を与える。ウエッジ斜面3aの受け
る圧縮力は左右の斜面で等しくなり、ウエッジがコイル
に与える面圧も均一に作用する。 【効果】ウエッジが固定子コイルに与える面圧は均一に
なり、固定子ウエッジの緩みによるコイル拘束力の喪失
が無く長期間にわたり安定した機能を持続することがで
きる。
配置後ウエッジ3を設置し、ウエッジ斜面3aとスロッ
ト斜面2aとの間に同一の勾配をつけた緩み調整部材7
を挿入し、最後に緩み防止ばね8を装着する。これによ
り緩み調整部材7はウエッジ斜面3aとスロット斜面2
aとの間に、緩み防止ばね8のばね力により押し込ま
れ、両斜面に圧縮力を与える。ウエッジ斜面3aの受け
る圧縮力は左右の斜面で等しくなり、ウエッジがコイル
に与える面圧も均一に作用する。 【効果】ウエッジが固定子コイルに与える面圧は均一に
なり、固定子ウエッジの緩みによるコイル拘束力の喪失
が無く長期間にわたり安定した機能を持続することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転電機における固定子
コイルの鉄心スロット内での固定子に関する。
コイルの鉄心スロット内での固定子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に回転電機の固定子コイルは、鉄心
のスロットに挿入され、スロット開口部付近に設けられ
たウエッジによりスロット内に保持される。コイルが電
磁力により動かされ、絶縁層の摩耗等、電気的特性の低
下を引き起こさぬよう、ウエッジはコイルを充分にスロ
ット底へ押しつけるべく固く打込まれる。しかし、機器
が運転されると電磁力や振動によるスロット内構成品の
各々の「なじみ」及び、熱による絶縁層やウエッジの
「枯れ」により、ウエッジのコイル拘束力は徐々に低下
していく。拘束力が低下すると固定子コイルは電磁振動
によりスロットとの間でたたかれ、コイル絶縁層が損傷
し、絶縁破壊そして地絡に至る。これを防止するため、
拘束力が基準値より低下した場合には、ウエッジを、一
旦、スロットより抜き出し、再打込みして拘束力を復元
するのが通常である。この為には、機器を停止し、回転
子を抜出し、更にはウエッジをスロットから抜き出し
て、また復旧するというように、多くの費用と工事日数
が必要となってくる。
のスロットに挿入され、スロット開口部付近に設けられ
たウエッジによりスロット内に保持される。コイルが電
磁力により動かされ、絶縁層の摩耗等、電気的特性の低
下を引き起こさぬよう、ウエッジはコイルを充分にスロ
ット底へ押しつけるべく固く打込まれる。しかし、機器
が運転されると電磁力や振動によるスロット内構成品の
各々の「なじみ」及び、熱による絶縁層やウエッジの
「枯れ」により、ウエッジのコイル拘束力は徐々に低下
していく。拘束力が低下すると固定子コイルは電磁振動
によりスロットとの間でたたかれ、コイル絶縁層が損傷
し、絶縁破壊そして地絡に至る。これを防止するため、
拘束力が基準値より低下した場合には、ウエッジを、一
旦、スロットより抜き出し、再打込みして拘束力を復元
するのが通常である。この為には、機器を停止し、回転
子を抜出し、更にはウエッジをスロットから抜き出し
て、また復旧するというように、多くの費用と工事日数
が必要となってくる。
【0003】この様な不都合を解消するため、ウエッジ
を抜出すことなくコイルの拘束力を復元する方法が提案
されている。その一例に、特開昭60−91835 号公報があ
る。図3に従来技術によるウエッジの拘束構造を示す。
固定子鉄心のスロット2に挿入された固定子コイル1の
上にウエッジ下ライナ6を設置しその上部にねじ穴を設
けたウエッジ3を配置している。このねじ穴に締め込ま
れる押さえボルト4とばね9を介在させ、この押さえボ
ルト4をねじ込むことによりばね9が縮み、ばねの反発
力により固定子コイルはウエッジ下ライナを介して拘束
される。
を抜出すことなくコイルの拘束力を復元する方法が提案
されている。その一例に、特開昭60−91835 号公報があ
る。図3に従来技術によるウエッジの拘束構造を示す。
固定子鉄心のスロット2に挿入された固定子コイル1の
上にウエッジ下ライナ6を設置しその上部にねじ穴を設
けたウエッジ3を配置している。このねじ穴に締め込ま
れる押さえボルト4とばね9を介在させ、この押さえボ
ルト4をねじ込むことによりばね9が縮み、ばねの反発
力により固定子コイルはウエッジ下ライナを介して拘束
される。
【0004】この様な構造において、押さえボルト4が
ウエッジ3の幅方向中心に位置している場合は固定子コ
イルに対し均一な面圧が加わり問題無い。しかし、押さ
えボルト4の位置がウエッジ3の幅方向の中心から僅か
でもずれた場合には固定子コイルに加わる面圧が左右で
異なってアンバランスが生じ、極端な場合には片側に面
圧が集中することになる。この状態で機器が長時間運転
されるとウエッジやウエッジ下ライナの面圧集中部で
は、その大きな圧縮力により材料自体の劣化や摩耗が進
展し、ついには部材そのものが使用限界となり、部材の
減肉や破損によりコイルの拘束力が喪失するという問題
があった。
ウエッジ3の幅方向中心に位置している場合は固定子コ
イルに対し均一な面圧が加わり問題無い。しかし、押さ
えボルト4の位置がウエッジ3の幅方向の中心から僅か
でもずれた場合には固定子コイルに加わる面圧が左右で
異なってアンバランスが生じ、極端な場合には片側に面
圧が集中することになる。この状態で機器が長時間運転
されるとウエッジやウエッジ下ライナの面圧集中部で
は、その大きな圧縮力により材料自体の劣化や摩耗が進
展し、ついには部材そのものが使用限界となり、部材の
減肉や破損によりコイルの拘束力が喪失するという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、コイルに
与える面圧(拘束力)を幅方向において均一にするとい
う点の考慮がされておらず、機器の運転によりコイル拘
束力が喪失する可能性の問題があった。
与える面圧(拘束力)を幅方向において均一にするとい
う点の考慮がされておらず、機器の運転によりコイル拘
束力が喪失する可能性の問題があった。
【0006】本発明の目的は、コイル拘束力の喪失を防
止することにある。
止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はスロット開口部斜面とウエッジとの間にく
さび状の緩み調整部材を設け、これを挿入後、緩み防止
ばねを装着することによりウエッジを介して固定子コイ
ルを拘束したものである。
に、本発明はスロット開口部斜面とウエッジとの間にく
さび状の緩み調整部材を設け、これを挿入後、緩み防止
ばねを装着することによりウエッジを介して固定子コイ
ルを拘束したものである。
【0008】
【作用】ウエッジ斜面は、スロット開口部斜面に対し勾
配をもたせる。このウエッジをスロット内に設置しウエ
ッジ斜面とスロット間に緩み調整部材を挿入後、緩み防
止ばねを装着する。これによりウエッジがスロット斜面
を押す面圧は左右等しくなり、ウエッジが固定子コイル
に与える面圧も均一になり局部に面圧が集中することが
ないので、ウエッジが緩むことによるコイル拘束力の喪
失はない。
配をもたせる。このウエッジをスロット内に設置しウエ
ッジ斜面とスロット間に緩み調整部材を挿入後、緩み防
止ばねを装着する。これによりウエッジがスロット斜面
を押す面圧は左右等しくなり、ウエッジが固定子コイル
に与える面圧も均一になり局部に面圧が集中することが
ないので、ウエッジが緩むことによるコイル拘束力の喪
失はない。
【0009】
【実施例】以下、図1により本発明の一実施例を説明す
る。固定子コイル1は鉄心のスロット2に挿入され、ス
ロット開口部付近にはウエッジ3が設けられている。ウ
エッジ3の斜面はスロット開口部斜面に対し勾配をつけ
ておく。固定子コイル1の上面にウエッジ下ライナ6を
配置後ウエッジ3を設置し、ウエッジ斜面3aとスロッ
ト斜面2aとの間に同一の勾配をつけた緩み調整部材7
を挿入し、最後に緩み防止ばね8を装着する。これによ
り緩み調整部材7はウエッジ斜面3aとスロット斜面2
aとの間に、緩み防止ばね8のばね力により押し込ま
れ、両斜面に圧縮力を与える。ウエッジ斜面3aの受け
る圧縮力はスロット左右の斜面で等しくなり、ウエッジ
がコイルに与える面圧も均一に作用する。
る。固定子コイル1は鉄心のスロット2に挿入され、ス
ロット開口部付近にはウエッジ3が設けられている。ウ
エッジ3の斜面はスロット開口部斜面に対し勾配をつけ
ておく。固定子コイル1の上面にウエッジ下ライナ6を
配置後ウエッジ3を設置し、ウエッジ斜面3aとスロッ
ト斜面2aとの間に同一の勾配をつけた緩み調整部材7
を挿入し、最後に緩み防止ばね8を装着する。これによ
り緩み調整部材7はウエッジ斜面3aとスロット斜面2
aとの間に、緩み防止ばね8のばね力により押し込ま
れ、両斜面に圧縮力を与える。ウエッジ斜面3aの受け
る圧縮力はスロット左右の斜面で等しくなり、ウエッジ
がコイルに与える面圧も均一に作用する。
【0010】図1による実施例ではウエッジ右側斜面に
のみ緩み調整部材7を挿入しているが図2の様に左右両
方に挿入してもよい。また、緩み防止ばね8と緩み調整
部材7の設置位置については、コイルの電磁力の大きさ
により適当な間隔で設置すればよいが、ウエッジの配列
の長さ方向全長(スロット全長)にわたって設置すれば
より高い固定子コイル拘束力を得ることができる。
のみ緩み調整部材7を挿入しているが図2の様に左右両
方に挿入してもよい。また、緩み防止ばね8と緩み調整
部材7の設置位置については、コイルの電磁力の大きさ
により適当な間隔で設置すればよいが、ウエッジの配列
の長さ方向全長(スロット全長)にわたって設置すれば
より高い固定子コイル拘束力を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ウエッジが固定子コイ
ルに与える面圧は均一になり局部に面圧が集中すること
が無いので、ウエッジの緩みによるコイル拘束力の喪失
がなく、長期間にわたり安定した機能を持続することが
できる。
ルに与える面圧は均一になり局部に面圧が集中すること
が無いので、ウエッジの緩みによるコイル拘束力の喪失
がなく、長期間にわたり安定した機能を持続することが
できる。
【図1】本発明による一実施例の固定子コイルスロット
の断面図。
の断面図。
【図2】図1の応用例の固定子コイルスロット断面図。
【図3】従来技術による固定子コイルスロット断面図。
1…固定子コイル、2a…スロット斜面、3…ウエッ
ジ、3a…ウエッジ斜面、7…緩み調整部材、8…緩み
防止ばね。
ジ、3a…ウエッジ斜面、7…緩み調整部材、8…緩み
防止ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春田 孝 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 渡辺 靖芳 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 日立ニ ュークリアエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 井坂 優 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 日立ニ ュークリアエンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】スロットを有する鉄心と、前記スロットに
挿入された固定子コイル、及び前記スロットの開口部に
設けられたウエッジを有するものにおいて、前記スロッ
トの開口部斜面と前記ウエッジとの間の少なくとも一方
に緩み調整部材を挿入し、前記スロット開口部側に緩み
防止ばねを設けたことを特徴とする回転電機の固定子。 - 【請求項2】請求項1において、前記緩み防止ばねは、
軸方向断面形状が円弧状をなし凸部が前記スロット開口
部側になるように設置されている回転電機の固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2395294A JPH07236245A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 回転電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2395294A JPH07236245A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 回転電機の固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07236245A true JPH07236245A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12124892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2395294A Pending JPH07236245A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 回転電機の固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07236245A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7687963B2 (en) * | 2005-07-01 | 2010-03-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Slot seal |
| CN106253536A (zh) * | 2015-06-03 | 2016-12-21 | 通用电气公司 | 使用关于定子槽楔的垫片的固持组件及相关方法 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP2395294A patent/JPH07236245A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7687963B2 (en) * | 2005-07-01 | 2010-03-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Slot seal |
| CN106253536A (zh) * | 2015-06-03 | 2016-12-21 | 通用电气公司 | 使用关于定子槽楔的垫片的固持组件及相关方法 |
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