JPH0723639B2 - はり鉄筋の結束具とはり鉄筋構造体 - Google Patents

はり鉄筋の結束具とはり鉄筋構造体

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JPH0723639B2
JPH0723639B2 JP4936089A JP4936089A JPH0723639B2 JP H0723639 B2 JPH0723639 B2 JP H0723639B2 JP 4936089 A JP4936089 A JP 4936089A JP 4936089 A JP4936089 A JP 4936089A JP H0723639 B2 JPH0723639 B2 JP H0723639B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鉄筋コンクリート構造物に用いるはり鉄筋
の結束具とはり鉄筋構造体に関する。
〔従来の技術〕
鉄筋コンクリート構造体におけるはりは、はり型枠内に
はり鉄筋を組込んだ後コンクリートを打設して構築され
る。
はり鉄筋の配筋は荷重に対応して設定されるが、一般的
には第8図に示すように、少なくとも上下四隅に配置さ
れる複数本のはり主筋1と、このはり主筋1に外接する
多数のスターラップ2とによって構成され、このはり鉄
筋は、スターラップ2にはり主筋1を通し、はり主筋1
及びスターラップ2を所定の配置になるよう現場におい
て組立てられることになる。
なお、はり鉄筋は、必要に応じて上ばはり主筋1a及び下
ばはり主筋1bを各々上下段に配筋し、中間部の両側に腹
筋3を配置する場合もある。
ところで、はり鉄筋は、例えばスターラップの配置が所
定の間隔になるよう、各はり主筋とスターラップを結束
しなければならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、はり鉄筋は、上部に上ばはり主筋1aが位
置し、しかも上下長さが比較的長いため、はり型枠内に
組込んだ状態で下ばはり主筋1bとスターラップ2の下部
とを結束するのは極めて困難であり、結束作業は行ない
難く手間がかかるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、上記のような問題点を解決
するため、はり鉄筋における下ばはり主筋とスターラッ
プの結束が簡単に能率よく行なえるはり鉄筋の結束具と
はり鉄筋構造体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、この発明の第1の手
段は、少なくとも上下四隅に配置されるはり主筋及び、
これらはり主筋の外側を囲むスターラップとで形成され
たはり鉄筋の前記スターラップに取付ける結束棒と、こ
の結束棒とスターラップを結束する結束部材との組合せ
からなり、 前記結束棒は、スターラップの上下高さ寸法よりも短い
長さを有し、折り曲げが可能となる鉄筋を用い、その上
下両端部にスターラップへの係止屈曲部を設け、下端係
止屈曲部をスターラップの下部に係止した状態でスター
ラップの一方側部と下部コーナのはり主筋を挟んで平行
状に配置するよう形成され、 前記結束部材は、その両側に、前記平行状態のスターラ
ップの一方側部と結束棒の各々に外嵌する欠円形部を有
し、下部コーナのはり主筋上に載る位置でスターラップ
の一方側部と結束棒を結合するように形成され、 前記結束棒は、上記結束部材の欠円形部で保持された部
分を基点に折り曲げることにより、上端の係止屈曲部を
スターラップの他方側部に係止するようになっている構
成としたものである。
この発明の第2の手段は、少なくとも上下四隅と両側下
部に配置されるはり主筋及び、これらはり主筋の外側を
囲むスターラップとで形成まれたはり鉄筋の前記スター
ラップに取付ける結束棒と、この結束棒とスターラップ
を結束する結束部材との組合せからなり、 前記結束棒は、スターラップの上下高さ寸法よりも短い
長さを有し、折り曲げが可能となる鉄筋を用い、その上
下両端部にスターラップへの係止屈曲部と、下部寄りの
位置に、下部コーナのはり主筋との上に位置する側部は
り主筋の間に嵌合する屈曲突部を設け、下端係止屈曲部
をスターラップの下部に係止し、突部を上下はり主筋間
に嵌合した状態でスターラップの一方側部と上下はり主
筋を挟んで平行状に配置するよう形成され、 前記結束部材は、その両側に、前記平行状態のスターラ
ップの一方側部と結束棒の各々に外嵌する欠円形部を有
し、側部はり主筋上に載る位置でスターラップの一方側
部と結束棒を結合するように形成され、 前記結束棒は、上記結束部材の欠円形部で保持された部
分を基点に折り曲げることにより、上端の係止屈曲部を
スターラップの他方側部に係止するようになっている構
成としたものである。
この発明の第3の手段は、少なくとも上下四隅に配置さ
れるはり主筋の外側にスターラップを外接したはり鉄筋
と、前記スターラップの上下高さ寸法よりも短い長さを
有有し、折り曲げが可能となる鉄筋を用い、その上下両
端部にスターラップへの係止屈曲部を設けた結束棒と、
両側に、下部コーナのはり主筋を挟んで平行するスター
ラップの側部と結束棒に各々外嵌する欠円形部を有する
結束部材とからなり、 結束棒の下端係止屈曲部をスターラップの下部に係止
し、スターラップの一方側部及び、この一方側部と下部
コーナのはり主筋を挟んで平行する結束棒に両側の欠円
形部を外嵌した結束部材下部コーナのはり主筋上に位置
させ、前記結束棒を結束部材の欠円形部で保持された部
分を基点に折り曲げて上端の係止屈曲部をスターラップ
の他方側部に係止し、下部コーナのはり主筋とスターラ
ップを結束棒と結束部材で固定した構成としたものであ
る。
〔作用〕
はり鉄筋におけるスターラップの下部に結束棒の下端係
止屈曲部を係合し、この結束棒とスターラップとで下部
コーナの下ばはり主筋を挟み、スターラップの一方側部
と結束棒を平行させた状態で、スターラップと結束棒の
各々に両側の欠円形部を外嵌した結束部材を落し込んで
上記下ばはり主筋上に位置させ、この状態で結束棒を結
束部材の欠円形部が外嵌する部分を基点として折り曲
げ、上端の係止屈曲部をスターラップの他方側部に係止
すれば、結束棒と結束部材によって、下ばはり主筋とス
ターラップが結合されることになる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面の第1図乃至第7図
に基づいて説明する。
なお、はり鉄筋は、第8図で示した場合と同様であるの
で、同一部分に同一符号を付して説明に代える。
第1図は結束棒11の第1の例を示しており、スターラッ
プ2の上下高さ寸法より短い長さを有する折り曲げ可能
な直径の鉄筋を用い、その上下両側にスターラップ2へ
の係止屈曲部12、13を設けて形成されている。
第2図に示す結束棒11の第2の例は、下ばはり主筋1bが
上下に配置されている場合に用いるためのものであり、
下端寄りの位置に上下下ばはり主筋1bの間に嵌合する突
部14が折り曲げ形成されている。
なお、結束棒11の下端に設ける係止屈曲部12は、第2図
のように、U字状に折り返したものと、第1図の如く横
向きU字状に折曲げ形成したものの何れを採用してもよ
い。
第3図は結束部材15を示しており、鉄筋を平面S字状に
屈曲させることにより、その両側にスターラップ2の側
部2aに外嵌する欠円形部16と結束棒11に外嵌する欠円形
部17を設けて形成され、両欠円形部16と17は、第5図に
示すように、スターラップ2の側部2aと結束棒11でコー
ナに位置する下ばはり主筋1bを挟んだ状態で、スターラ
ップ2と結束棒11に外嵌するようになっている。
上記結束棒11は、第5図及び第7図のように、下端の係
止屈曲部12をスターラップ2の下部2bに係合し、下ばは
り主筋1b上に落し込んだ結合リング15の嵌合部分を基点
にして折り曲げるものであり、例えば上部に設けた係止
屈曲部13がスターラップ2の他方側部におけるはり背の
中心部に係止できる全長になっている。
なお、はり鉄筋を構成するはり主筋1及びスターラップ
2は、はりの大きさや負荷に合わせて種々の直径の鉄筋
が使用されるため、結束棒11の両端に形成する係止屈曲
部12、13及び結束部材15の欠円形部16、17の径は、相手
の鉄筋径に外嵌するように形成しておく。
また、第4図と第5図は、はり鉄筋における上ばはり主
筋1aと下ばはり主筋1bの間隔に保つため、上下両端に半
円状の嵌合支持部18、19を設けた間隔保持棒20を示して
いる。
次に、はり鉄筋における下部コーナ位置の下ばはり主筋
1bとスターラップ2の結束方法を説明する。
先ず、はり鉄筋内に上部から結束棒11を挿入し、下端の
係止屈曲部12をスターラップ2の下部2bに係合し、この
結束棒11の先端を一方のコーナに位置する下ばはり主筋
1bに当接させ、スターラップ2の一方側部と平行状にす
る。
次に、スターラップ2の側部2aと結束棒11の各々に、上
部の位置で結束部材15の欠円形部16、17を外嵌して該結
束部材15を落し込む。
結束部材15は、平行するスターラップ2の一方側部2aと
結束棒11に沿って下降し、一方コーナの下ばはり主筋1b
上に載る。
この状態で結束棒11の上部をスターラップ2の他方側部
2a側に向けて倒すと、結束棒11は結束部材15が外嵌する
部分を基点に折れ曲って傾斜するため、上端の係止屈曲
部13をスターラップ2の他方側部2aに係止する。なお、
他方の下ばはり主筋1bとスターラップ2も上記と同様に
結束棒11と結束部材15を用いて結合する。
第6図のように、結束棒11の先端は結束部材15によって
下ばはり主筋1bに当接する状態が固持され、また結束部
材15は結束棒11の折れ曲り部分によって上方への移動が
阻止されるため、第5図の如く、コーナに位置する下ば
はり主筋1bとスターラップ2の下部が結束固定化された
はり鉄筋構造体が完成する。
また、第7図のように、下ばはり主筋1bが上下に位置す
るはり鉄筋の場合は、第2図で示した第2の例の結束棒
11を用い、下端の係止屈曲部12をスターラップ2の下部
2bに係合し、突部14を上下の下ばはり主筋1b、1b間に嵌
合した状態で、スターラップ2の一方側部2aと結束棒11
にわたって外嵌した結束部材15を落し込み、結束部材15
の外嵌部分を基点に結束棒11を折り曲げて上端の係止屈
曲部13をスターラップ2の他方側部2aに係止する。
この状態で、上下に位置する下ばはり主筋1b、1bとスタ
ーラップ2が結束固定化されたはり鉄筋構造体が完成す
る。
〔効果〕
以上のように、この発明によると、結束部材と結束棒を
用いて下ばはり主筋とスターラップを結束するようにし
たので、作業者の手がとどかない位置にあっても、下ば
はり主筋とスターラップを簡単に結束することができ、
結束作業の省力化と能率向上を図ることができる。
また、結束棒の先端に上下に位置する下ばはり主筋間に
嵌合する突部を設けたので、上下に位置する下ばはり主
筋とスターラップの結束が同時に行なえる。
更に、下ばはり主筋とスターラップを、結束部材と結束
棒を用いて結束したので、はり主筋とスターラップを確
実に結束したはり鉄筋を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は結束棒の第1の例を示す斜視図、第2図は結束
棒の第2の例を示す斜視図、第3図は結束部材の斜視
図、第4図は間隔保持棒の斜視図、第5図は第1の例の
結束棒を用いたはり鉄筋構造体の縦断正面図、第6図は
同上の要部を拡大した斜視図、第7図は第2の例の結束
棒を用いたはり鉄筋構造体の縦断正面図、第8図は従来
のはり鉄筋構造体を示す縦断正面図である。 1……はり主筋、1a……上ばはり主筋、 1b……下ばはり主筋、2……スターラップ、 2a……スターラップの側部、2b……スターラップの下
部、 11……結束棒、12、13……係止屈曲部、 14……突部、15……結束部材 16、17……欠円形部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも上下四隅に配置されるはり主筋
    及び、これらはり主筋の外側を囲むスターラップとで形
    成されたはり鉄筋の前記スターラップに取付ける結束棒
    と、この結束棒とスターラップを結束する結束部材との
    組合せからなり、 前記結束棒は、スターラップの上下高さ寸法よりも短い
    長さを有し、折り曲げが可能となる鉄筋を用い、その上
    下両端部にスターラップへの係止屈曲部を設け、下端係
    止屈曲部をスターラップの下部に係止した状態でスター
    ラップの一方側部と下部コーナのはり主筋を挟んで平行
    状に配置するよう形成され、 前記結束部材は、その両側に、前記平行状態のスターラ
    ップの一方側部と結束棒の各々に外嵌する欠円形部を有
    し、下部コーナのはり主筋上に載る位置でスターラップ
    の一方側部と結束棒を結合するように形成され、 前記結束棒は、上記結束部材の欠円形部で保持された部
    分を基点に折り曲げることにより、上端の係止屈曲部を
    スターラップの他方側部に係止するようになっているは
    り鉄筋の結束具。
  2. 【請求項2】少なくとも上下四隅と両側下部に配置され
    るはり主筋及び、これらはり主筋の外側を囲むスターラ
    ップとで形成されたはり鉄筋の前記スターラップに取付
    ける結束棒と、この結束棒とスターラップを結束する結
    束部材との組合せからなり、 前記結束棒は、スターラップの上下高さ寸法よりも短い
    長さを有し、折り曲げが可能となる鉄筋を用い、その上
    下両端部にスターラップへの係止屈曲部と、下部寄りの
    位置に、下部コーナのはり主筋との上に位置する側部は
    り主筋の間に嵌合する屈曲突部を設け、下端係止屈曲部
    をスターラップの下部に係止し、突部を上下はり主筋間
    に嵌合した状態でスターラップの一方側部と上下はり主
    筋を挟んで平行状に配置するよう形成され、 前記結束部材は、その両側に、前記平行状態のスターラ
    ップの一方側部と結束棒の各々に外嵌する欠円形部を有
    し、側部はり主筋上に載る位置でスターラップの一方側
    部と結束棒を結合するように形成され、 前記結束棒は、上記結束部材の欠円形部で保持された部
    分を基点に折り曲げることにより、上端の係止屈曲部を
    スターラップの他方側部に係止するようになっているは
    り鉄筋の結束具。
  3. 【請求項3】少なくとも上下四隅に配置されるはり主筋
    の外側にスターラップを外接したはり鉄筋と、前記スタ
    ーラップの上下高さ寸法よりも短い長さを有し、折り曲
    げが可能となる鉄筋を用い、その上下両端部にスターラ
    ップへの係止屈曲部を設けた結束棒と、両側に、下部コ
    ーナのはり主筋を挟んで平行するスターラップの側部と
    結束棒に各々外嵌する欠円形部を有する結束部材とから
    なり、 結束棒の下端係止屈曲部をスターラップの下部に係止
    し、スターラップの一方側部及び、この一方側部と下部
    コーナのはり主筋を挟んで平行する結束棒に両側の欠円
    形部を外嵌した結束部材を下部コーナのはり主筋上に位
    置させ、前記結束棒を結束部材の欠円形部で保持された
    部分を基点に折り曲げて上端の係止屈曲部をスターラッ
    プの他方側部に係止し、下部コーナのはり主筋とスター
    ラップを結束棒と結束部材で固定したはり鉄筋構造体。
JP4936089A 1989-02-28 1989-02-28 はり鉄筋の結束具とはり鉄筋構造体 Expired - Lifetime JPH0723639B2 (ja)

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