JPH0723668A - 農業用ハウス - Google Patents
農業用ハウスInfo
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- JPH0723668A JPH0723668A JP5164537A JP16453793A JPH0723668A JP H0723668 A JPH0723668 A JP H0723668A JP 5164537 A JP5164537 A JP 5164537A JP 16453793 A JP16453793 A JP 16453793A JP H0723668 A JPH0723668 A JP H0723668A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- house
- wavelength
- light
- bees
- ultraviolet rays
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/254—Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/32—Roof garden systems
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 近紫外線の透過が妨げられている農業用ハウ
ス内でミツバチによる花粉媒介を円滑に実施できるよう
にする。 【構成】 屋根材として波長340nmの分光透過率が
波長550nmの分光透過率の70%であり、かつ全光
線透過率が70%以上のフイルムを展張した農業用ハウ
スであって、該ハウスに波長310〜380nmの近紫
外線を含む光をハウス内の作物に照射する手段を設けた
ことを特徴とする農業用ハウス。
ス内でミツバチによる花粉媒介を円滑に実施できるよう
にする。 【構成】 屋根材として波長340nmの分光透過率が
波長550nmの分光透過率の70%であり、かつ全光
線透過率が70%以上のフイルムを展張した農業用ハウ
スであって、該ハウスに波長310〜380nmの近紫
外線を含む光をハウス内の作物に照射する手段を設けた
ことを特徴とする農業用ハウス。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農業用ハウスに関し、さ
らに詳しくは屋根材によって近紫外線の透過が妨げられ
ているハウス内でミツバチによる花粉媒介を円滑に実施
できるようにした農業用ハウスに関するものである。
らに詳しくは屋根材によって近紫外線の透過が妨げられ
ているハウス内でミツバチによる花粉媒介を円滑に実施
できるようにした農業用ハウスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、野菜、果物、花卉類のハウス栽培
が盛んになり、季節を問わず収穫できるようになった
が、その中でもイチゴはミツバチによる花粉媒介が省人
手に役立っただけでなく、良品の収穫率の向上に役立っ
ている。こうした実績をふまえて、他の作物栽培、例え
ばメロン、柿、スイカ、梨、キウイ、桃、等の栽培にお
いてもミツバチを主体とする虫による花粉媒介(虫媒)
が拡大している。
が盛んになり、季節を問わず収穫できるようになった
が、その中でもイチゴはミツバチによる花粉媒介が省人
手に役立っただけでなく、良品の収穫率の向上に役立っ
ている。こうした実績をふまえて、他の作物栽培、例え
ばメロン、柿、スイカ、梨、キウイ、桃、等の栽培にお
いてもミツバチを主体とする虫による花粉媒介(虫媒)
が拡大している。
【0003】一方、ハウスの屋根材に紫外線吸収剤によ
る耐光線劣化性を向上させた有機樹脂フイルムを使用し
た農業用ハウス内では、ミツバチの活動に必要な340
nmを中心とする近紫外線が不足し、ミツバチは媒介活
動を満足に行なわないことが判ってきた。
る耐光線劣化性を向上させた有機樹脂フイルムを使用し
た農業用ハウス内では、ミツバチの活動に必要な340
nmを中心とする近紫外線が不足し、ミツバチは媒介活
動を満足に行なわないことが判ってきた。
【0004】この農業用ハウスは、ハウスの屋根材の
寿命が長い、害虫が発生しにくい、ハウス内の器材
の光劣化が少い、作物特に花の色などに自然にはない
色を出すことができる等の長所があり、ミツバチによる
花粉媒介が可能になればその効果は大きい。
寿命が長い、害虫が発生しにくい、ハウス内の器材
の光劣化が少い、作物特に花の色などに自然にはない
色を出すことができる等の長所があり、ミツバチによる
花粉媒介が可能になればその効果は大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記の
近紫外線を通さないハウス内でもミツバチによる花粉媒
介を可能にする手段を開発すべく鋭意研究した結果、本
発明に到達した。
近紫外線を通さないハウス内でもミツバチによる花粉媒
介を可能にする手段を開発すべく鋭意研究した結果、本
発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は屋根
材として波長340nmの分光透過率が波長550nm
の分光透過率の70%であり、かつ全光線透過率が70
%以上のフイルムを展張した農業用ハウスであって、該
ハウスに波長310〜380nmの近紫外線を含む光を
ハウス内の作物に照射する手段を設けたことを特徴とす
る農業用ハウスである。
材として波長340nmの分光透過率が波長550nm
の分光透過率の70%であり、かつ全光線透過率が70
%以上のフイルムを展張した農業用ハウスであって、該
ハウスに波長310〜380nmの近紫外線を含む光を
ハウス内の作物に照射する手段を設けたことを特徴とす
る農業用ハウスである。
【0007】本発明において、農業用ハウスは屋根材と
して波長340nmの分光透過率が波長550nmの分
光透過率の70%以下であり、かつ全光線透過率が70
%以上の光透過性を有するフイルムを展張したハウスで
あるが、その構造は特に限定されるものでない。中でも
ポリエステル系樹脂フイルムを屋根材とし、構造材とし
て鉄骨を用いた、いわゆる硬質ハウスが好適である。
して波長340nmの分光透過率が波長550nmの分
光透過率の70%以下であり、かつ全光線透過率が70
%以上の光透過性を有するフイルムを展張したハウスで
あるが、その構造は特に限定されるものでない。中でも
ポリエステル系樹脂フイルムを屋根材とし、構造材とし
て鉄骨を用いた、いわゆる硬質ハウスが好適である。
【0008】このポリエステル系樹脂フイルムとして
は、(1)密度1.390g/cc以下の二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフイルム、(2)該二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフイルムの片面または両面に
紫外線吸収剤(特に、波長360nm以下の光を吸収す
るもの)を含有する、もしくは含有しない樹脂の薄層を
積層、特に塗設したもの、(3)該二軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフイルムに紫外線吸収剤(特に、波長
360nm以下の光を吸収するもの)を含有させたもの
等が好適に用いられる。また、他の屋根材フイルムとし
ては紫外線吸収剤(特に、360nm以下の光を吸収す
るもの)を含有する塩化ビニル樹脂フイルムも好適に用
いられる。しかし、これに限定するものではなく、新
品、経時後を問わず、波長340nmにおける分光透過
率が波長550nmにおける分光透過率の70%以下の
光線透過性のフイルム(含シート)であれば、使用でき
る。この340nmにおける分光透過率が550nmの
分光透過率の70%を越えるものは本発明に依らなくて
もミツバチは活動するので、本発明の対象外である。
は、(1)密度1.390g/cc以下の二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフイルム、(2)該二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフイルムの片面または両面に
紫外線吸収剤(特に、波長360nm以下の光を吸収す
るもの)を含有する、もしくは含有しない樹脂の薄層を
積層、特に塗設したもの、(3)該二軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフイルムに紫外線吸収剤(特に、波長
360nm以下の光を吸収するもの)を含有させたもの
等が好適に用いられる。また、他の屋根材フイルムとし
ては紫外線吸収剤(特に、360nm以下の光を吸収す
るもの)を含有する塩化ビニル樹脂フイルムも好適に用
いられる。しかし、これに限定するものではなく、新
品、経時後を問わず、波長340nmにおける分光透過
率が波長550nmにおける分光透過率の70%以下の
光線透過性のフイルム(含シート)であれば、使用でき
る。この340nmにおける分光透過率が550nmの
分光透過率の70%を越えるものは本発明に依らなくて
もミツバチは活動するので、本発明の対象外である。
【0009】本発明において、ハウス内の栽培作物に波
長310〜380nmの近紫外線を含む光を照射する手
段としては、次のものが好適に挙げられる。
長310〜380nmの近紫外線を含む光を照射する手
段としては、次のものが好適に挙げられる。
【0010】(1)キセノンランプ:紫外可視領域の分
光分布が自然昼光に近いという利点を有する。このラン
プはショートアーク形とロングアーク形があり、ショー
トアーク形は自然昼光には無い300nm以下の紫外線
を含んでいるので目の保護に留意することが望ましい。
ロングアーク形は300nm以下の紫外線が少く、より
好適である。
光分布が自然昼光に近いという利点を有する。このラン
プはショートアーク形とロングアーク形があり、ショー
トアーク形は自然昼光には無い300nm以下の紫外線
を含んでいるので目の保護に留意することが望ましい。
ロングアーク形は300nm以下の紫外線が少く、より
好適である。
【0011】(2)捕虫用蛍光ランプ:分光分布のピー
クが360nm近辺にあり、300nmから480nm
あたりの波長の光放射をもつという利点を有する。従っ
てミツバチの活動を促す光源として好適である。
クが360nm近辺にあり、300nmから480nm
あたりの波長の光放射をもつという利点を有する。従っ
てミツバチの活動を促す光源として好適である。
【0012】(3)自然光蛍光ランプ:商品名トルーラ
イトが挙げられる。太陽光の分光分布に近く、昼光色蛍
光ランプや白色蛍光ランプは近紫外領域の放射が非常に
少いのに対し、屋外自然光に近い割合の近紫外線を放射
しているのでミツバチの活動を促す光源として好適であ
る。
イトが挙げられる。太陽光の分光分布に近く、昼光色蛍
光ランプや白色蛍光ランプは近紫外領域の放射が非常に
少いのに対し、屋外自然光に近い割合の近紫外線を放射
しているのでミツバチの活動を促す光源として好適であ
る。
【0013】(4)ブラックライトランプ:光放射の最
大値が350nm付近にあり、300〜410nmの波
長の近紫外線を主として放射するという利点を有する。
従って、近紫外線領域を補償する手段として好適であ
る。
大値が350nm付近にあり、300〜410nmの波
長の近紫外線を主として放射するという利点を有する。
従って、近紫外線領域を補償する手段として好適であ
る。
【0014】(5)天窓採光:天窓の一部を近紫外線が
透過するガラス、樹脂板にすることも効果がある。また
開閉窓としてもよい。ただし、ミツバチは15℃以上、
望ましくは20℃以上の環境温度が必要であり、寒冷時
には、窓は保温を強化する必要から閉じることが多いの
で人工照明を用いることが好ましい。
透過するガラス、樹脂板にすることも効果がある。また
開閉窓としてもよい。ただし、ミツバチは15℃以上、
望ましくは20℃以上の環境温度が必要であり、寒冷時
には、窓は保温を強化する必要から閉じることが多いの
で人工照明を用いることが好ましい。
【0015】これらは単独でも、2つ以上を併用しても
よいが、特に上記(5)と上記(1)〜(4)の1つ以
上とを組合せることが好ましい。その理由は、ミツバチ
が花の位置を仲間に伝達する手段に太陽の位置が重要な
要素をもっており、ハウス内から太陽の位置が確認し易
い上記(5)との併用はミツバチの活動を促進するから
である。
よいが、特に上記(5)と上記(1)〜(4)の1つ以
上とを組合せることが好ましい。その理由は、ミツバチ
が花の位置を仲間に伝達する手段に太陽の位置が重要な
要素をもっており、ハウス内から太陽の位置が確認し易
い上記(5)との併用はミツバチの活動を促進するから
である。
【0016】本発明における上述の照射手段はミツバチ
で花粉媒介するときに作用させるが、最適照度は試行錯
誤により増減して定めるとよい。これは、次の理由によ
る。ミツバチは明るさ以外にも温度、風、時刻などの要
素で活動するようであり、例えば20℃以上の外気温の
ときは小雨でも飛んでいることがある。従って、自然な
状態では必要な近紫外線は微弱なものである。また近紫
外領域の照度を手軽に測定することは困難である。
で花粉媒介するときに作用させるが、最適照度は試行錯
誤により増減して定めるとよい。これは、次の理由によ
る。ミツバチは明るさ以外にも温度、風、時刻などの要
素で活動するようであり、例えば20℃以上の外気温の
ときは小雨でも飛んでいることがある。従って、自然な
状態では必要な近紫外線は微弱なものである。また近紫
外領域の照度を手軽に測定することは困難である。
【0017】因みに、キセノンランプの場合、太陽光に
近い光波長分布であるので、日中の木陰の照度である1
万ルックス(lx)もあれば十二分である。また日中北
側(北半球)窓際が2000ルックスであり、1000
ルックスでもミツバチは温度条件がよければ飛行でき
る。照明の点滅は毎日定時に行うことが望ましい。
近い光波長分布であるので、日中の木陰の照度である1
万ルックス(lx)もあれば十二分である。また日中北
側(北半球)窓際が2000ルックスであり、1000
ルックスでもミツバチは温度条件がよければ飛行でき
る。照明の点滅は毎日定時に行うことが望ましい。
【0018】本発明の農業用ハウスにおいて、ハウス内
での作物の花粉媒介に用いるハチミツにはセイヨウミツ
バチが好ましい。ミツバチには数種類あり、それぞれ性
質が異るが、花粉媒介用にはセイヨウミツバチが好まし
く用いられる。別種のミツバチであっても近紫外線領域
の光線を補う必要のあるものについては用いることがで
きる。
での作物の花粉媒介に用いるハチミツにはセイヨウミツ
バチが好ましい。ミツバチには数種類あり、それぞれ性
質が異るが、花粉媒介用にはセイヨウミツバチが好まし
く用いられる。別種のミツバチであっても近紫外線領域
の光線を補う必要のあるものについては用いることがで
きる。
【0019】セイヨウミツバチの活動には近紫外線が関
与しているらしく、可視光領域の光線が80%以上透過
する明るいハウス内でも380nm以下の近紫外線が遮
断され、透過が少い場合には訪花活動を停止する。従っ
て、近紫外領域の光線を補助的にハウス内の作物に照射
することが必要となる。
与しているらしく、可視光領域の光線が80%以上透過
する明るいハウス内でも380nm以下の近紫外線が遮
断され、透過が少い場合には訪花活動を停止する。従っ
て、近紫外領域の光線を補助的にハウス内の作物に照射
することが必要となる。
【0020】ミツバチの密集度合は特定されないが、数
千〜1万程度の巣箱1ケで、1つまたは数ハウスの花粉
媒介が目安である。1アール当り1匹程度実働しておれ
ば大体目的は達成できる。また、ミツバチの巣箱の置き
方は特定されないが、近紫外線の入らないハウス内に急
に持ち込むとパニック状態になることがあるので、ハ
ウスの近くから自発的にハウスへ飛び込ませる、ハウ
ス内であっても天窓から自由に出入できる状態、または
壁材が自然光透過タイプの材質であってミツバチが天空
を見られる位置に置く、などが好ましい。
千〜1万程度の巣箱1ケで、1つまたは数ハウスの花粉
媒介が目安である。1アール当り1匹程度実働しておれ
ば大体目的は達成できる。また、ミツバチの巣箱の置き
方は特定されないが、近紫外線の入らないハウス内に急
に持ち込むとパニック状態になることがあるので、ハ
ウスの近くから自発的にハウスへ飛び込ませる、ハウ
ス内であっても天窓から自由に出入できる状態、または
壁材が自然光透過タイプの材質であってミツバチが天空
を見られる位置に置く、などが好ましい。
【0021】花粉媒介の期間は作物により異り、例えば
イチゴは冬期を中心に約6ケ月、メロンは10日間程度
である。従って、前記照明手段は常設でもよく、短期交
配の場合は仮設リース方式でもよい。照明器具には反射
笠を設け、屋根材、壁面材の方向へは近紫外線が向はな
いようにすることが好ましい。これは上記材料の劣化を
防止するためと、照明光源面積を大きくして影の部分を
少くするためである。
イチゴは冬期を中心に約6ケ月、メロンは10日間程度
である。従って、前記照明手段は常設でもよく、短期交
配の場合は仮設リース方式でもよい。照明器具には反射
笠を設け、屋根材、壁面材の方向へは近紫外線が向はな
いようにすることが好ましい。これは上記材料の劣化を
防止するためと、照明光源面積を大きくして影の部分を
少くするためである。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。
る。
【0023】
【実施例1】屋根材および壁材が下記材料からなる、広
さ3アール(a)の硬質ハウスでイチゴを栽培した。
さ3アール(a)の硬質ハウスでイチゴを栽培した。
【0024】(1)屋根材料:密度1.375g/cm
3 、厚さ150μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムの外側面に紫外線吸収剤入りアクリル系樹
脂を厚さ3μmで塗設したフイルム。このフイルムは次
の特性を有する。 吸収波長端:360nm(従って、波長340nmの分
光透過率はほぼ0%である。) 全光線透過率:86% (2)壁材:屋根材と同じ。但し、南面では幅6mをア
クリル樹脂板に置き換えた。このアクリル樹脂板の、波
長340nmの分光透過率は波長550nmの分光透過
率の98%であった。
3 、厚さ150μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムの外側面に紫外線吸収剤入りアクリル系樹
脂を厚さ3μmで塗設したフイルム。このフイルムは次
の特性を有する。 吸収波長端:360nm(従って、波長340nmの分
光透過率はほぼ0%である。) 全光線透過率:86% (2)壁材:屋根材と同じ。但し、南面では幅6mをア
クリル樹脂板に置き換えた。このアクリル樹脂板の、波
長340nmの分光透過率は波長550nmの分光透過
率の98%であった。
【0025】イチゴの花粉媒介の時期に、約1万匹のセ
イヨウミツバチの生息する巣箱1ケを、上記アクリル板
に近接して置き、ミツバチが天空、特に太陽の位置を確
認し易くした。そして巣箱から5m北方の作物の上端約
1mの高さに反射笠付ブラックライト蛍光ランプ605
FL8BLB(8ワット)を0.5m間隔に10本設置
した。さらに該蛍光ランプから5m東方に離れた場所に
反射笠付TRUE―LITE(登録商標)40Wを作物
の上端約1.5mの位置に管球を平行に1.5m間隔で
5本並べた。さらにランプTRUE―LITE(登録商
標)から東方5mの場所に、笠付100Wロングアーク
形キセノンランプを1灯、地表から3mの位置に設置し
た。
イヨウミツバチの生息する巣箱1ケを、上記アクリル板
に近接して置き、ミツバチが天空、特に太陽の位置を確
認し易くした。そして巣箱から5m北方の作物の上端約
1mの高さに反射笠付ブラックライト蛍光ランプ605
FL8BLB(8ワット)を0.5m間隔に10本設置
した。さらに該蛍光ランプから5m東方に離れた場所に
反射笠付TRUE―LITE(登録商標)40Wを作物
の上端約1.5mの位置に管球を平行に1.5m間隔で
5本並べた。さらにランプTRUE―LITE(登録商
標)から東方5mの場所に、笠付100Wロングアーク
形キセノンランプを1灯、地表から3mの位置に設置し
た。
【0026】これらランプを8時から16時迄点灯し
た。ミツバチはハウス内へ入れた翌日から訪花活動を開
始した。行動範囲は、巣箱の近辺と各ランプの下方近辺
に限定されていた。光源による差は晴天時には差はなか
ったが、曇天時にはキセノンランプに多く集まる傾向が
あった。 作物の育成状況:イチゴの果実は、各ランプの下方とそ
の近辺および巣箱の近辺でのみ結実した。また各ランプ
の光が当らない場所で巣箱から遠い場所のイチゴは結実
しても赤味がなく、黄色っぽい色で商品価値がなかっ
た。
た。ミツバチはハウス内へ入れた翌日から訪花活動を開
始した。行動範囲は、巣箱の近辺と各ランプの下方近辺
に限定されていた。光源による差は晴天時には差はなか
ったが、曇天時にはキセノンランプに多く集まる傾向が
あった。 作物の育成状況:イチゴの果実は、各ランプの下方とそ
の近辺および巣箱の近辺でのみ結実した。また各ランプ
の光が当らない場所で巣箱から遠い場所のイチゴは結実
しても赤味がなく、黄色っぽい色で商品価値がなかっ
た。
【0027】
【比較例1】実施例1と同じイチゴの栽培で、日中ミツ
バチが活動している時にランプTRUE―LITE(登
録商標)を消灯したところ、該ランプ近辺のミツバチは
訪花活動を中止し、巣箱の方向へ帰ったり、他のランプ
の方へ移動した。
バチが活動している時にランプTRUE―LITE(登
録商標)を消灯したところ、該ランプ近辺のミツバチは
訪花活動を中止し、巣箱の方向へ帰ったり、他のランプ
の方へ移動した。
【0028】また、この栽培において朝からキセノンラ
ンプを消灯したままにしていたところ、ミツバチは該キ
セノンランプの方向へは集らなかった。
ンプを消灯したままにしていたところ、ミツバチは該キ
セノンランプの方向へは集らなかった。
【0029】さらにまた、巣箱の近くの壁材である紫外
線透過性のアルカリ板を紫外線遮断性の本実施例の天井
材で覆ったところ、その日はミツバチ群は活動がにぶ
く、天井付近に多くが集るなど平常は観察されない行動
を示した。この覆いを取り除くと徐々に平常の活動に復
帰した。
線透過性のアルカリ板を紫外線遮断性の本実施例の天井
材で覆ったところ、その日はミツバチ群は活動がにぶ
く、天井付近に多くが集るなど平常は観察されない行動
を示した。この覆いを取り除くと徐々に平常の活動に復
帰した。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、虫媒以外の点では利点
の多い近紫外線遮断性のハウス内でもミツバチによる花
粉媒介が可能であり、産業上の価値が高い農業用ハウス
を提供することができる。
の多い近紫外線遮断性のハウス内でもミツバチによる花
粉媒介が可能であり、産業上の価値が高い農業用ハウス
を提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 屋根材として波長340nmの分光透過
率が波長550nmの分光透過率の70%であり、かつ
全光線透過率が70%以上のフイルムを展張した農業用
ハウスであって、該ハウスに波長310〜380nmの
近紫外線を含む光をハウス内の作物に照射する手段を設
けたことを特徴とする農業用ハウス。 - 【請求項2】 ミツバチによる花粉媒介を実施するとき
に近紫外線を含む光の照射手段を作用させるようにして
いる請求項1記載の農業用ハウス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5164537A JPH0723668A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 農業用ハウス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5164537A JPH0723668A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 農業用ハウス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0723668A true JPH0723668A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15795047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5164537A Pending JPH0723668A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 農業用ハウス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723668A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005124534A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | C I Kasei Co Ltd | 植物の栽培方法及び農業用ハウス |
| EP2532224A1 (en) * | 2011-06-10 | 2012-12-12 | Valoya Oy | Method and means for improving plant productivity through enhancing insect pollination success in plant cultivation |
| JP2013226132A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Nisshinbo Holdings Inc | 完全制御型植物工場におけるミツバチを利用した園芸植物の栽培方法 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP5164537A patent/JPH0723668A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005124534A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | C I Kasei Co Ltd | 植物の栽培方法及び農業用ハウス |
| EP2532224A1 (en) * | 2011-06-10 | 2012-12-12 | Valoya Oy | Method and means for improving plant productivity through enhancing insect pollination success in plant cultivation |
| JP2013226132A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Nisshinbo Holdings Inc | 完全制御型植物工場におけるミツバチを利用した園芸植物の栽培方法 |
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