JPH07236896A - 砕石洗浄スラッジの改質方法 - Google Patents

砕石洗浄スラッジの改質方法

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JPH07236896A
JPH07236896A JP5459894A JP5459894A JPH07236896A JP H07236896 A JPH07236896 A JP H07236896A JP 5459894 A JP5459894 A JP 5459894A JP 5459894 A JP5459894 A JP 5459894A JP H07236896 A JPH07236896 A JP H07236896A
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忠男 中原
Takezo Takano
武三 高野
Mitsuaki Arai
充明 新井
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YUUKOU KOGYO KK
Taiheiyo Cement Corp
Chichibu Engineering KK
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YUUKOU KOGYO KK
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 砕石洗浄スラッジを改質して有効利用できる
ようにする。 【構成】 砕石生産時における含水分15〜35%の洗
浄スラッジに対して、重量比で3〜6%のセメント又は
セメント系固化材と砕石集塵粉とを予め混合して、これ
らをロッド式混練機にて混練し、更にその入口に砕石集
塵粉を散布したドラム式造粒機により造粒し、その後養
生するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は山砕石等からコンクリー
ト骨材を生産する場合に発生する砕石洗浄スラッジの改
質方法に関する。
【0002】
【従来の技術】山砕石等からコンクリート用骨材を生産
する場合には、一般に砕石等を水にて洗浄して泥分や微
粉を除去して使用する。特に細骨材(砕砂)は、水洗し
て微粒子を極力分級して使用している。こうした洗浄水
に含まれるスラッジは、沈澱させ脱水後に処分するか、
フィルタープレス等により機械的強制脱水してケーキ状
にして処分されている。
【0003】この種のスラッジは、一般に採石量の8〜
15%にも達する。そこで処分としては安定した表土と
混入させたり、あるいは表土と互層に埋立廃棄処理した
りしている。しかし、砕石砕砂生産においては大量にス
ラッジが発生し、環境対策を含めて安定的な有効利用が
強く求められている。なお、従来技術としては、例えば
特開平2−137750号に示されるように、砕石,砕
砂へ一部分混入して使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、含水分の多いスラッジにセメント粉末をどのように
して入れるか、あるいは100kgf/cm2 以上の高
圧にて加圧成型時にどのようにして水分除去をするのか
等の未解決部分を残している。本発明は上記事情に鑑み
てなされたものであり、環境対策を含めて安定的な有効
利用が可能で、かつ連続的に大容量処理の可能な砕石洗
浄スラッジの改質方法を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る砕石洗浄スラッジの改質方法は、砕石生産時におけ
る含水分15〜35%の洗浄スラッジに対して、重量比
で3〜6%のセメント又はセメント系固化材と砕石集塵
粉とを予め混合して、これらをロッド式混練機にて混練
し、更にその入口に砕石集塵粉を散布したドラム式造粒
機により造粒し、その後養生するようにした。
【0006】本発明の[請求項2]に係る砕石洗浄スラ
ッジの改質方法は、砕石生産時における含水分15〜3
5%の洗浄スラッジに対して、重量比で7〜13%のセ
メント又はセメント系固化材と砕石集塵粉とを予め混合
して、これらをロッド式混練機にて混練し、更にその入
口に砕石集塵粉を散布した回転する一対のローラ間に強
制的に押し込んで造粒し、その後養生するようにした。
【0007】本発明の[請求項3]に係る砕石洗浄スラ
ッジの改質方法は、[請求項2]において、セメント等
の粉体には、重量比で3%以下の繊維物を予め混入して
おくようにした。
【0008】本発明の[請求項4]に係る砕石洗浄スラ
ッジの改質方法は、[請求項2]の回転する一対のロー
ラの、ローラ形状は円周方向に溝を有し、ローラ間を強
制的に押し込み通過とすることにより帯状に排出され
る。これを排出下部の回転カッタにて切断し成型造粒
し、その後に養生することにした。
【0009】本発明の[請求項5]に係る砕石洗浄スラ
ッジの改質方法は、[請求項2]〜[請求項4]におい
て、造粒品は成型造粒後に篩により粒度調整し、造粒不
良品及び小片を除去し、除去材は造粒工程へ戻して再造
粒するようにした。
【0010】
【作用】本発明の[請求項1]に係る砕石洗浄スラッジ
の改質方法は、スラッジが水にて溶解せず造粒を保ち、
主に埋立材や裏込め材として利用でき、植樹や低層建物
等に支障のない程度に改質できた。
【0011】本発明の[請求項2],[請求項3]に係
る砕石洗浄スラッジの改質方法は、路床盤材や埋戻し材
として適当な程度に改質できた。
【0012】本発明の[請求項4]に係る造粒方式は、
楕円形の半円溝が合さった状態になるので、米状に成型
された製品が得られる。
【0013】本発明の[請求項5]に係る砕石洗浄スラ
ッジん改質方法は、不良品が除去されて造粒工程へ戻さ
れる。したがって粒度調整された製品が得られる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明するが、基
本的な考え方としては、高含水の砕石洗浄スラッジにセ
メント等を均一的に混入して用途に応じて改質し、有効
利用を図るものである。本発明の[請求項1]に係る砕
石洗浄スラッジの改質方法の実施例を説明する。図1は
[請求項1]に係る実施例図であり、この場合は埋立材
あるいは裏込め材として用いる場合を示し、スラッジの
含水分を15〜35%として使用するものである。先
ず、スラッジの脱水を行なうが、一般的には中圧(ポン
プ押込圧力10kgf/cm2 〜30kgf/cm2
押込みのフィルタープレス機を使用して低含水分とす
る。
【0015】図1において投入工程(A)によりスラッ
ジケーキはホッパ1へ投入され、解砕後ベルトコンベア
2にて混練工程(C)のロッド式混練機3に移送され
る。この場合ベルトコンベア2の途中にある計重機4に
て移送量が計量され、その信号によって混合工程(B)
の固化材及び砕石集塵粉の量を決定して混合機5にて混
合される。そして、これがロッド式混練機3に移送され
て混練される。なお、微小の水分調整はセメント粉と共
に砕石製造時に発生する集塵粉の添加によって行なわれ
る。
【0016】この場合、集塵粉(乾式,砕砂併用時は分
級した微粉)とセメント等の粉末を一定比率で予め混合
して使用し、少量添加するセメント粉の増量化を図り、
均一な分散性を高めるものとする。この場合、セメント
系固化材は重量比で6%以下、好ましくは3〜6%とす
る。次いで混練後の材料は造粒工程(D)のドラム式造
粒機6によって造粒する。なお、造粒径は20〜15m
mとするが特定せず、大小混合粒とする。なお、造粒機
は今回はドラム式を用いたが、パン型でも可能である。
【0017】造粒後はコンベアにて養生工程(E)とな
るが、造粒後の養生はコンクリートの強度発現を十分に
行なわせると共に、用途に応じ経済性を加味して行な
う。本実施例のように埋立材あるいは裏込め材として使
用する場合は、造粒後1〜3日間屋内にて自然養生させ
る。
【0018】造粒時の粒径調整及び割れ防止対策として
は、本実施例の場合、円筒ドラムの転動による造粒であ
るため、造粒機の入口へ集塵補集粉を少量散布し水分調
整して粒径の大きさ調整をする。なお、含水分が多いと
粒径は大きくなり、少ないと粒径は小さいものとなる。
本実施例によれば埋立材や宅地造成材裏込め材料として
利用でき、植樹や低層建物等、建築に支障のない程度に
スラッジを改質できる。
【0019】本発明の[請求項2]に係る砕石洗浄スラ
ッジの改質方法の実施例を以下に説明する。図2は[請
求項2]に係る実施例図であり、この場合は主に路床盤
材又は埋戻し材として用いる場合を示し、スラッジの含
水分を15〜35%として使用するものである。なお、
スラッジの脱水は図1に示す[請求項1]の場合と同様
である。
【0020】図2において図1と同一部分については同
一符号を付して説明を省略する。本実施例で図1と異な
る部分は、混合工程(B)においてセメント系固化材の
重量比を7〜13%にすると共に、砕石集塵粉を用いる
ようにした点及び造粒工程(一点鎖線で囲まれた部
分)、更に養生条件を変えた点である。
【0021】したがって作用において、ロッド式混練機
3で混練後は押込みスクリュー7にて強制的に溝付き加
圧ローラ9を経由させ帯状に成型しカッティングして造
粒する。なお、加圧ローラは円周方向に数条の溝を有
し、この溝は楕円形の半円溝となっている。又、造粒後
は振動篩機8にて粒度調整し、不良品は不良品戻しコン
ベアにて再度溝付き加圧ローラ9へ戻す。その他の良い
製品はコンベアにて養生工程(E)に入る。この部分が
[請求項4]である。この場合、造粒後屋内で1晩(1
2時間)製品上へ防水シートにより覆い、内部へは低圧
蒸気を送って養生させ、更に養生後は更に5日間自然養
生させる(但し、寒冷時は3日間屋内養生)。
【0022】造粒時の粒径調整及び割れ防止対策 本実施例の場合、使用目的が路床盤材や埋戻し材である
ため、締め固めを要する上に所定の粒度分布を必要とす
る。そのため造粒に際しては溝付きローラの溝サイズを
大小組合せて行なうが、一対のローラが回転する時のロ
ーラへの付着力により中心部分より分割される現象が生
ずる。これは造粒物の付着力よりローラ表面への付着力
が大きいためである。
【0023】そこで造粒物中へ短い繊維物を混入し、内
部付着力を増大させると共に、造粒物の強度アップを図
ることにより、成型物の割れは解消する。これが[請求
項3]である。なお、短繊維材の混入方法は、セメント
等の粉体物と予め混合しておいてスラッジと混練するも
のとする。又、成型造粒物の割れ又は端材片は、製品の
強度に悪影響を及ぼすものであり除去する必要がある。
造粒直後の養生コンベア出口に振動篩機を設置し、微振
動の網により小片は取り除き、造粒機入口へ戻し再造粒
化させることにより、不良材の発生を抑える方式とす
る。本実施例によれば路床盤材あるいは埋戻し材として
使用するのに十分な強度のスラッジ改質材料が得られ
る。
【0024】上記各実施例にみられるように、スラッジ
の改質には少量のセメント又はセメント系固化材を均一
的に混合混練することが安定した品質を確保するために
必要であり、フィルターケーキの如く粉体との混合性の
悪いものには、鋼製のロッドを円筒内に充填し回転させ
るロッドによる混練機を使用する。こうすることによ
り、セメント材は使用量が少なくてもスラッジケーキに
均一的に混練され改質効果があがる。砕石洗浄による発
生スラッジは採石山の開発当初を除き、有機性の不純物
は少量(10%以下)で大部分は砕石粉末であり、スラ
ッジの改質は発生状態のままで使えばよく(加熱又は焼
成,殺菌等は行なわない)、低コストな製造方法であ
る。各種混合機による性能比較によりロッド式混練機を
用いることにした。
【0025】次に、土質選定基準を第1表に示し、本発
明によるものを第2表に示す。なお、表に示す第1種土
質材料とは河川堤防用を除いた全てに適用できるもので
あり、第2種土質材料とは埋戻し以外の全て、更に第3
種土質材料とは埋戻し及び路床以外の全てに採用できる
ものである。なお、第3表は各土質材料の適用性の目安
を示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば高
含水の砕石洗浄スラッジにセメント等を所定量添加して
均一に混入し、混練して改質するようにしたので、用途
に応じた適用範囲に拡大でき、無駄なく経済性の高い資
源の回収が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の[請求項1]に係る砕石洗浄スラッジ
の改質方法を示す実施例図。
【図2】本発明の[請求項2],[請求項3],[請求
項4],[請求項5]に係る砕石洗浄スラッジの改質方
法を示す実施例図。
【符号の説明】
A 投入工程 B 混合工程 C,C−1 混練工程 D,D−1 造粒工程 1 ホッパ 2 ベルトコンベア 3 ロッド式混練機 4 計重機 5 混合機 6 ドラム式造粒機 7 押込みスクリュー 8 振動篩機 9 溝付き加圧ローラ
フロントページの続き (72)発明者 高野 武三 埼玉県熊谷市月見町2−1−1 秩父セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 新井 充明 埼玉県大里郡川本町大字田中328番地 有 恒鉱業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砕石生産時における含水分15〜35%
    の洗浄スラッジに対して、重量比で3〜6%のセメント
    又はセメント系固化材と砕石集塵粉とを予め混合して、
    これらをロッド式混練機にて混練し、更にその入口に砕
    石集塵粉を散布したドラム式造粒機により造粒し、その
    後養生するようにしたことを特徴とする砕石洗浄スラッ
    ジの改質方法。
  2. 【請求項2】 砕石生産時における含水分15〜35%
    の洗浄スラッジに対して、重量比で7〜13%のセメン
    ト又はセメント系固化材と砕石集塵粉とを予め混合し
    て、これらをロッド式混練機にて混練し、更にその入口
    に砕石集塵粉を散布した回転する一対のローラ間に強制
    的に押し込んで造粒し、その後養生するようにしたこと
    を特徴とする砕石洗浄スラッジの改質方法。
  3. 【請求項3】 セメント等の粉体には、重量比で3%以
    下の繊維物を予め混入しておくことを特徴とする請求項
    2記載の砕石洗浄スラッジの改質方法。
  4. 【請求項4】 回転する一対のローラは、円周方向に数
    条の溝を有し、溝は楕円形の半円溝として帯状に成型し
    排出口にて短寸法に切断することを特徴とする請求項2
    記載の砕石洗浄スラッジの改質方法。
  5. 【請求項5】 造粒品は成型造粒後に篩により粒度調整
    し、造粒不良品及び小片を除去し、除去材は造粒工程へ
    戻して再造粒することを特徴とする請求項2又は請求項
    3記載の砕石洗浄スラッジの改質方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001122647A (ja) * 1999-08-19 2001-05-08 Kobe Steel Ltd 砕石副産物の利用方法
KR100511523B1 (ko) * 2002-10-01 2005-08-31 한국건설기술연구원 석분토를 이용하는 채움재의 제조장치
JP2006021188A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Jdc Corp 粘性土供給装置及びこれを用いた粘性土改質装置

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JP2001122647A (ja) * 1999-08-19 2001-05-08 Kobe Steel Ltd 砕石副産物の利用方法
KR100511523B1 (ko) * 2002-10-01 2005-08-31 한국건설기술연구원 석분토를 이용하는 채움재의 제조장치
JP2006021188A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Jdc Corp 粘性土供給装置及びこれを用いた粘性土改質装置

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