JPH07236A - デスク天板等の配線通孔装置 - Google Patents

デスク天板等の配線通孔装置

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JPH07236A
JPH07236A JP14604593A JP14604593A JPH07236A JP H07236 A JPH07236 A JP H07236A JP 14604593 A JP14604593 A JP 14604593A JP 14604593 A JP14604593 A JP 14604593A JP H07236 A JPH07236 A JP H07236A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスク天板等に、電気器具の電線を挿通する
配線通孔装置に、通孔に複数個の開閉可能な蓋板を付設
して、使用しない領域の通孔を閉塞しておく。 【構成】 デスク天板の縁端に形成した切欠きに適合す
るコ字状に形成した本体1と、本体1のコ字状の両端縁
を連結し、内面側上端付近に複数個の蓋板3〜5を支承
する軸受を設けたキャップ2と、キャップ2の軸受に枢
支されて、本体の上面に整合する閉止位置と下方に垂下
する開放位置とに回転する複数個の蓋板3〜5とよりな
り、挿通する電線Wの本数やサイズ(太さ)に応じて、蓋
板3〜5の中、必要領域のもののみを開放位置とし、そ
の他の蓋板を閉止しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デスク天板等を通し
て、電気器具用の電線を配線するための通孔装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータ等のOA機器の普及にともなって、これらの機器
が、常時、オフィス内のデスク上に設置されていること
が多くなっており、また、一般にデスクの上には、電話
器も設置されている。
【0003】これらの機器には、給電用や通信用の電線
が付設されており、電線の本数も設置した機器の数に対
応して増加している。
【0004】この多数の電線を、デスク上の機器からデ
スクの側面や床面に単に延伸させてあると、歩行者や物
品がひっかかって機器にショックを与えることがあり、
かつ乱雑になって、オフィス内の美観を損なう等の不都
合がある。
【0005】このため、いわゆるシステムデスク等で
は、デスクの天板の適所に電気配線を挿通する透孔を設
けて、各機器からの電線をまとめて、デスク外へ導くよ
うにしたものがある。
【0006】このような透孔(以下、配線通孔という)
は、たとえば。天板に透孔を穿設し、ゴム製あるいはプ
ラスチックス製のブッシングを装着して構成したものが
ある。
【0007】また、上下に貫通する孔を有する器具を天
板に埋設した通孔装置も知られており、孔の上端に蓋を
開閉可能に蝶着したものや、あるいは孔が薄板状の蓋で
閉塞してあり、使用に際して切り取って通孔とするもの
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】天板に直接に配線通孔
を穿設する手段は、デスクのメーカーが製造時に設けて
おく場合には、簡易に形成することができるが、設置す
る機器の台数が多くなると、既設の配線通孔の個数では
不足する場合がある。
【0009】配線本数が多い場合に備えて、ある程度多
数個の配線通孔を設けておくと、設置機器が少ない場合
に、不要な配線通孔が天板に開口して不体裁になる問題
がある。
【0010】それぞれの配線通孔に合致するプラグを用
意して、不使用の配線通孔を閉塞しておくことも考えら
れるが、使用中の配線通孔のプラグを、後日の使用に備
えて保管しておく必要があったり、着脱操作に手間がか
かる等の不都合がある。
【0011】蓋を開閉可能に蝶着した器具は、使用する
際に通孔付近の上面に蓋が突出して不体裁であり、ま
た、切り取り式の蓋は、通孔を使用しなくなったとき
に、不要な通孔が開口している不都合がある。
【0012】本発明は、上記の不都合を解消するため
の、デスクの天板等に装着され、開閉可能な蓋板を設け
た配線通孔装置において、挿通する電線の本数やサイズ
に応じて、通孔の開口面積の中の所要領域のみの蓋板を
開放し、その他の蓋板を閉止いておけるようにした配線
通孔装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
【0014】デスク天板等の縁端に形成した切欠きに適
合するコ字状の平面形に形成した本体と、本体のコ字状
の両縁端を連結し、内面側上端付近に蓋板を支承する軸
受を設けたキャップと、キャップの軸受に枢支されて、
本体の上面に整合する閉止位置と下方に垂下する開放位
置とに回転する蓋板とよりなり、蓋板を閉止位置と開放
位置とに、それぞれ係止する係止手段を設けたデスク天
板等の配線通孔装置において、蓋板を、デスク天板の縁
端に沿った方向に複数個に分割し、分割した蓋板をそれ
ぞれ独立に閉止位置と開放位置に回転可能としたことを
特徴とするデスク天板等の配線通孔装置。
【0015】複数個の蓋板を、デスク天板の縁端に沿っ
た方向の幅寸法を異ならせて分割してもよい。
【0016】蓋板を3個に分割してあってもよい。
【0017】3個に分割した蓋板の寸法を、中央の1個
を広幅に、端部の2個を狭幅にしてもよい。
【0018】
【作用】挿通する電線の本数やサイズ(太さ)に応じて、
複数個の蓋板の中、所要のものを開放し、その他の蓋板
を閉止しておくことにより、必要面積の配線通孔を形成
し、その他の領域をデスク天板と同一平面として閉止し
ておくことができる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の配線通孔装置の一実施例を
示す分解斜視図で、この実施例の配線通孔装置は、それ
ぞれ適宜のプラスチックス材料を成型加工した本体
(1)、キャップ(2)及び3個の蓋板(3)(4)(5)で構成
してある。
【0020】本体(1)は、背板(11)と背板(11)の両端に
突設した1対の側板(12)とで、デスクの天板の縁端適所
に設けた長方形の切欠きに整合するコ字状の平面形に形
成してある。
【0021】両側板(12)の外端は、デスクの縁端に付設
される縁端材の断面形に合致する形状に、この実施例で
は、弓形に形成してある。
【0022】両側板(12)の外面に、それぞれボルト孔(1
4)を設けたブラケット(13)を突設して、天板の縁端に固
着できるようにしてある。
【0023】両側板(12)の先端に近い内面には、キャッ
プ(2)を取付けるためのガイド(15)を、垂直方向に突設
してある。
【0024】背板(11)には、4個の係止フック(16)を設
けてある。4個の係止フック(16)の中、内側の2個は、
中央の蓋板(3)と外側の蓋板(4)又は(5)との境界線に
対向する位置に配置され、外側の2個は、それぞれ外側
の蓋板(4)又は(5)の外縁端に近い位置に配置してあ
る。
【0025】各係止フック(16)は、後述する図3ないし
図6に断面を示すように、背板(11)の適所を下向きコ字
状に切除して舌状片(17)を形成し、そのの上端の内面に
三角形断面の突起(18)を設けて構成してある。
【0026】舌状片(17)は、背板(11)よりやや薄肉に形
成して、厚さ方向に弾性変形できるようにしてある。
【0027】キャップ(2)は、後面が開放された中空箱
状をなし、両側面板(21)に本体(1)のガイド(15)に係合
する垂直方向の凹溝(22)を刻設して、本体(1)の1対の
側板(12)の間に、上方から差し込んで装着される。
【0028】キャップ(2)の外面は、本体(1)の側板(1
2)の先端部の形状に合致する弓形に形成してある。
【0029】キャップ(2)の後面開口側には、蓋板(3)
〜(5)の個数(この実施例では3個)に対応して、3対の
軸受板(23)(24)を設けてある。これらの軸受板について
は、後述する。
【0030】蓋板(3)〜(5)は、この実施例では、本体
(1)の両側板(12)の内寸法を3つに分割した幅で形成さ
れ、中央の蓋板(3)は広幅に、左右の蓋板(4)(5)は狭
幅にしてある。
【0031】各蓋板(3)〜(5)の奥行寸法は、キャップ
(2)を本体(1)に装着したときの、本体(1)の背板(11)
とキャップ(2)の後縁との間隔に対応して、それよりや
や小さい寸法に設定してある。
【0032】各蓋板(3)〜(5)の前縁の両端下面には、
キャップ(2)の軸受板(23)に係合する1対の支持板(32)
を垂設し、また、後縁下面には、係合バー(36)を取付け
てある。これらの支持板(32)及び係合バー(36)について
は、後述する。
【0033】図2は、キャップ(2)及び中央の蓋板(3)
を後面下方より見た拡大斜視図である。左右の蓋板(4)
(5)は、中央の蓋板(3)と幅寸法が異なるのみで、同一
に構成してあるので、図示を省略する。
【0034】キャップ(2)の内部に、3個の蓋板に対応
する3対の軸受板(23)(24)を設置してある。内方の4個
の軸受板(23)は、キャップ(2)の内部の仕切板として形
成され、最外側の2個の軸受板(24)は、キャップ(2)の
側面板(21)と一体に形成してある。
【0035】各軸受板(23)(24)の後縁の上端部は、キャ
ップ(2)の後面に突出して、それぞれ軸受孔(25)を設け
てある。各軸受孔(25)は、後上方を切り欠いて、蓋板
(3)の支軸(34)を後上方から挿入できるように形成して
ある。
【0036】各軸受板(23)の対向する内面側に、軸受孔
(25)から前方に水平に延伸する係止溝(26)と、突出部の
下縁に刻設した係合溝(27)とを設けてある。
【0037】また、キャップ(2)の後面下端部には、当
り材(28)を下縁に沿って後方に突設してある。
【0038】図2の上方に示す蓋板(3)は、長方形の蓋
板本体(31)の前縁下面の両端付近に、左右1対の支持板
(32)を垂設し、それぞれ支軸(33)を外向きに突設してあ
る。
【0039】支持板(32)の下面には、当り腕(34)を垂設
し、その先端部に係止ピン(35)を外向きに突設してあ
る。当り腕(34)は、厚さ方向に弾性変形可能に形成して
ある。
【0040】蓋板(3)は、1対の支軸(33)を、キャップ
(2)の対応する軸受板(23)の軸受孔(25)に嵌着して、水
平な閉止位置と垂直な開放位置とに回動可能に支承され
る。
【0041】このとき、当り腕(34)の係止ピン(35)が、
閉止位置では係合溝(27)に、開放位置では係止溝(26)に
嵌合されるように、相対的な位置関係を設定してある。
【0042】蓋板本体(31)の後縁下面には、係合バー(3
6)を後縁に沿って突設してある。係止バー(36)は、蓋板
(3)を開放位置としたとき、キャップ(2)の当り材(28)
の下面に係合する位置に設けてある。
【0043】なお、3個の蓋板の中、左右両側の蓋板
(4)(5)は、前述のとおり左右方向の幅寸法が異なる以
外は、中央の蓋板(3)と同一に構成してある。
【0044】以下、上述構成の本発明の通孔装置の機能
を、図3ないし図6によって説明する。これらの図は、
本体(1)、キャップ(2)、蓋板(3)を組み立てた状態の
断面図である。
【0045】図3は、蓋板(3)を水平な閉止位置とした
状態で、蓋板(3)は、支軸(33)が軸受板(23)の軸受孔(2
5)に嵌着され、蓋板本体(31)の後縁下面の係止バー(36)
が、本体(1)の背板(11)の係止フック(16)の突起(18)の
上面に当接して、水平に支承されている。
【0046】蓋板(3)が閉止位置にあるとき、当り腕(3
4)の係止ピン(35)は、軸受板(23)の下端に刻設した嵌合
溝(27)に挿入されている。
【0047】電線を挿通する通孔を形成する際には、蓋
板(3)を下方へ押圧して、支軸(33)を中心として回動さ
せる。
【0048】図4は、蓋板(3)がやや下方に回動した状
態を示し、係止フック(16)の突起(18)が蓋板本体(31)の
後縁に押圧されて、舌状片(17)が後方に弾性変形して係
止を解除し、一方、当り腕(34)も内向きに弾性変形し
て、係止ピン(35)が係合溝(27)から離脱する。
【0049】図5は、蓋板(3)がさらに下方へ回動し
た状態を示し、係止フック(16)は、蓋板(3)による押圧
から解放されて原位置に弾性復帰し、当り腕(34)は、内
向きに弾性変形したまま、軸受板(23)の側面に摺接して
円弧状に移動する。
【0050】図6は、蓋板(3)が垂直な開放位置まで回
動した状態を示し、蓋板本体(31)の後縁の係止バー(36)
は、キャップ(2)の当り(28)に係合し、一方、当り腕(3
4)の係止ピン(35)は、係止溝(26)に挿入されて、当り腕
(34)の弾性により係止溝(26)内に保持されて、蓋板(3)
を開放位置に固定する。
【0051】蓋板(3)を開放することにより、背板(11)
とキャップ(2)との間に通孔が形成され、電線(W)を挿
通して所要の配線をすることができる。
【0052】配線を撤去したときは、電線(W)を抜き取
った後、蓋板(3)を開放位置から上方に回動させて、係
止フック(16)により水平な閉止位置(図3の位置)に保持
すれば、通孔は、蓋板(3)により閉止される。
【0053】図7は、上述した実施例の配線通孔装置
を、デスク天板に装着して使用する要領を示す斜視図で
ある。
【0054】前述のように本体(1)は、デスク(6)の天
板(7)の所要個所に形成した切欠き部に装着され、ブラ
ケット(13)に挿通したボルトにより天板(7)に固着して
ある。
【0055】天板(7)に取付けた後、縁端材(8)をブラ
ケツト(13)を被覆して装着することが好ましい。
【0056】3個の蓋板(3)〜(5)を、挿通する電線の
太さや本数に応じて開放することにより、所要の配線通
孔を形成することができる。図7では、1個の蓋板(5)
を開放して、電線(W)を挿通してある。
【0057】残りの2個の蓋板(3)及び(4)は、水平な
閉止位置に保持されて、天板(7)とほぼ同一面を形成し
ている。
【0058】すなわち、本発明の配線通孔装置は、挿通
する電線の太さや本数に応じて、所要のサイズの配線通
孔を形成し、残りの領域は、蓋板をにより通孔を閉止し
ておくことができ、不要な通孔が開口されたままになる
不体裁を改善することができる。
【0059】以上の説明は、本発明の配線通孔装置をデ
スク天板に設置した実施例について記述したが、本発明
は、デスク天板に限らず、たとえばパーソナルコンピュ
ータ用システムラックの棚板等の、同種の設備について
も適用できることは云うまでもない。
【0060】また、本発明は、図示の実施例の構成に限
定されるものではなく、蓋板の個数やサイズは、挿通す
べき電線の本数やサイズに応じて任意に選定すればよい
ものである。
【0061】
【発明の効果】
(a) デスクの天板等に電線を挿通する配線通孔装置
に、複数個の蓋板を天板上面とほぼ同一面をなす水平な
閉止位置と下方に垂下した開放位置とに、それぞれ毒列
に回動可能に枢着して、所要の蓋板を開放することによ
り、挿通する電線の本数及びサイズに適合する通孔を形
成することができる。
【0062】(b) 所要の通孔領域以外の蓋板を閉止し
ておくことにより、所要領域以外の通孔を、デスク天板
と同一平面に保持することができる。
【0063】(c) 通孔の下面を開放してあるので、ほ
こりや異物が通孔の内部に溜って、挿通した電線に障害
を起こすおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線通孔装置の一実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】同実施例のキャップ及び蓋板の1個を示す下面
斜視図である。
【図3】同実施例の蓋板を閉止位置とした断面図であ
る。
【図4】同じく蓋板がやや下方へ回動した状態の断面図
である。
【図5】同じく蓋板が中間まで回動した状態の断面図で
ある。
【図6】同じく蓋板を開放位置とした断面図である。
【図7】デスク天板に装着した配線通孔装置の使用要領
を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1)本体 (2)キャップ (3)(4)(5)蓋板 (6)デスク (7)天板 (8)縁端材 (11)背板 (12)側板 (13)ブラケット (14)ボルト孔 (15)ガイド (16)係止フッ
ク (17)舌状片 (18)突起 (21)側面板 (22)凹溝 (23)(24)軸受板 (25)軸受孔 (26)係止溝 (27)係合溝 (28)当り (31)蓋板本体 (32)支持板 (33)支軸 (34)当り腕 (35)係止ピン (36)係止バー (W)電線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスク天板等の縁端に形成した切欠きに
    適合するコ字状の平面形に形成した本体と、本体のコ字
    状の両縁端を連結し、内面側上端付近に蓋板を支承する
    軸受を設けたキャップと、キャップの軸受に枢支され
    て、本体の上面に整合する閉止位置と下方に垂下する開
    放位置とに回転する蓋板とよりなり、蓋板を閉止位置と
    開放位置とに、それぞれ係止する係止手段を設けたデス
    ク天板等の配線通孔装置において、蓋板を、デスク天板
    の縁端に沿った方向に複数個に分割し、分割した蓋板を
    それぞれ独立に閉止位置と開放位置に回転可能としたこ
    とを特徴とするデスク天板等の配線通孔装置。
  2. 【請求項2】 複数個の蓋板を、デスク天板の縁端方向
    の幅寸法を異ならせて分割したことを特徴とする請求項
    1に記載のデスク天板等の配線通孔装置。
  3. 【請求項3】 蓋板を3個に分割したことをを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のデスク天板等の配線通孔装
    置。
  4. 【請求項4】 3個の蓋板の寸法を、中央の1個を広幅
    に、端部の2個を狭幅に分割したことを特徴とする請求
    項1に記載のデスク天板等の配線通孔装置。
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