JPH07237003A - 旋盤治具 - Google Patents
旋盤治具Info
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- JPH07237003A JPH07237003A JP2848494A JP2848494A JPH07237003A JP H07237003 A JPH07237003 A JP H07237003A JP 2848494 A JP2848494 A JP 2848494A JP 2848494 A JP2848494 A JP 2848494A JP H07237003 A JPH07237003 A JP H07237003A
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- Japan
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- workpiece
- piston
- center
- top surface
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピストン形状の工作物を旋削するにあたり、
これを正確な加工位置に位置決めし、かつ無理な力を加
えることなく芯出し状態に保つことで工作不良を防止で
きる旋盤治具を提供する。 【構成】 工作物(103)の主軸方向の位置決めにか
かわるワークシート(25)、押棒(11)を工作物頂
面裏側の中心位置に向けて偏倚させる手段(ばね27)
を有するクランプ治具(1)と、工作物頂面周囲部に当
接して主軸方向に位置決め可能なワーク受部材(8)、
センターピン(6)を工作物頂面中心位置に向けて偏倚
させる手段(ばね22)を有する回転センター装置
(2)とを具備し、偏倚させる手段同士の偏倚力をほぼ
釣合わせるようにした。
これを正確な加工位置に位置決めし、かつ無理な力を加
えることなく芯出し状態に保つことで工作不良を防止で
きる旋盤治具を提供する。 【構成】 工作物(103)の主軸方向の位置決めにか
かわるワークシート(25)、押棒(11)を工作物頂
面裏側の中心位置に向けて偏倚させる手段(ばね27)
を有するクランプ治具(1)と、工作物頂面周囲部に当
接して主軸方向に位置決め可能なワーク受部材(8)、
センターピン(6)を工作物頂面中心位置に向けて偏倚
させる手段(ばね22)を有する回転センター装置
(2)とを具備し、偏倚させる手段同士の偏倚力をほぼ
釣合わせるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋盤治具に関し、詳し
くはピストンなど有底筒状体の工作部を旋削時に芯出し
状態に保持するための旋盤付属品として用いられる旋盤
治具に関する。
くはピストンなど有底筒状体の工作部を旋削時に芯出し
状態に保持するための旋盤付属品として用いられる旋盤
治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこのような旋盤治具として旋盤の
主軸側に装着される位置決め保持装置に図4に示すよう
なものが知られている。ここで、101はその主軸、1
02は主軸101に位置決めされ、工作物(本例の場合
はエンジンのピストン)103のスカート内腔部に嵌め
合わされてピストン103の長手方向の旋削位置を規制
しているロケータ、104はロケータ102にブロック
105を介してねじ106により固定されたキー構造に
よる回り止め(ケレー)であり、このケレー104はピ
ストン103の内腔部ピンボス間に嵌め合わさせること
で、ピストン103に主軸101側の回転力を伝達す
る。なお、ピストン103のヘッド頂面には加工時にそ
の芯出し位置を保持するためにボス部103Aが穿設さ
れていて、このボス部103Aに穿設された不図示のセ
ンタ孔に対向側からセンターピン107が嵌合され加工
中ピストン103を芯出し状態に保つ。センターピン1
07はクイル108に回転自在に保持されており、ピス
トン103の加工中ピストン103に向けて押付けられ
た状態に保たれる。
主軸側に装着される位置決め保持装置に図4に示すよう
なものが知られている。ここで、101はその主軸、1
02は主軸101に位置決めされ、工作物(本例の場合
はエンジンのピストン)103のスカート内腔部に嵌め
合わされてピストン103の長手方向の旋削位置を規制
しているロケータ、104はロケータ102にブロック
105を介してねじ106により固定されたキー構造に
よる回り止め(ケレー)であり、このケレー104はピ
ストン103の内腔部ピンボス間に嵌め合わさせること
で、ピストン103に主軸101側の回転力を伝達す
る。なお、ピストン103のヘッド頂面には加工時にそ
の芯出し位置を保持するためにボス部103Aが穿設さ
れていて、このボス部103Aに穿設された不図示のセ
ンタ孔に対向側からセンターピン107が嵌合され加工
中ピストン103を芯出し状態に保つ。センターピン1
07はクイル108に回転自在に保持されており、ピス
トン103の加工中ピストン103に向けて押付けられ
た状態に保たれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、主軸101側に保持された状態で加工
されるピストン103に対し、その頂面センターにセン
ターピン107を押付けた形で芯出し状態を保持するよ
うにしているため、その押圧力が頂面からピストンヘッ
ドに伝達され、その変形がピストン103全体に影響
し、加工不良を生じる。また、ピストン103の長手方
向の位置決め状態が専らロケータ102によって保持さ
れるように構成されているため、上述した変形の影響と
の相乗作用によりピストン溝の形成位置に狂いが生じ
る。
来例にあっては、主軸101側に保持された状態で加工
されるピストン103に対し、その頂面センターにセン
ターピン107を押付けた形で芯出し状態を保持するよ
うにしているため、その押圧力が頂面からピストンヘッ
ドに伝達され、その変形がピストン103全体に影響
し、加工不良を生じる。また、ピストン103の長手方
向の位置決め状態が専らロケータ102によって保持さ
れるように構成されているため、上述した変形の影響と
の相乗作用によりピストン溝の形成位置に狂いが生じ
る。
【0004】なお、以上の欠点を除くために、ピストン
103ヘッドの内側から上述のボス部103Aの裏側に
あたる部分に当接し、センターピン107を介して受け
る押圧力を受け止めるようにすることが考えられる。し
かし、ピストンヘッドの肉厚にはばらつきがあり、その
上、ピストン103のヘッドを中心部分のみ集中してセ
ンタリング状態が保たれるように規制してもヘッドの周
囲部はなんら規制されるものでないため、切削工具(不
図示)による切削時の押付け力がピストン103の外周
面に加えられた場合、その影響がピストンヘッドの周囲
部におよび変形する虞があった。
103ヘッドの内側から上述のボス部103Aの裏側に
あたる部分に当接し、センターピン107を介して受け
る押圧力を受け止めるようにすることが考えられる。し
かし、ピストンヘッドの肉厚にはばらつきがあり、その
上、ピストン103のヘッドを中心部分のみ集中してセ
ンタリング状態が保たれるように規制してもヘッドの周
囲部はなんら規制されるものでないため、切削工具(不
図示)による切削時の押付け力がピストン103の外周
面に加えられた場合、その影響がピストンヘッドの周囲
部におよび変形する虞があった。
【0005】本発明の目的は、上述したような従来の問
題点に着目し、これらの問題を解決すべく、ピストン形
状の工作物を旋削するにあたり、これを正確な加工位置
に位置決めし、かつ無理な力を加えることなく芯出し状
態に保持することにより工作不良を防止することのでき
る旋盤治具を提供することにある。
題点に着目し、これらの問題を解決すべく、ピストン形
状の工作物を旋削するにあたり、これを正確な加工位置
に位置決めし、かつ無理な力を加えることなく芯出し状
態に保持することにより工作不良を防止することのでき
る旋盤治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、旋盤主軸に装着され、ピストン形状の
工作物内腔部に嵌合して該工作物を前記主軸方向の加工
位置に位置決めにかかわるワークシートおよび前記主軸
の回転中心に沿って配設した押棒および該押棒を前記工
作物の頂面裏側の中心位置に向けて偏倚させる第1偏倚
力発生手段を有するクランプ治具と、該クランプ治具の
対向位置に回転自在に保持され、前記工作物の頂面周囲
部に当接して該工作物を前記主軸方向の加工位置に位置
決め可能なワーク受部材および前記工作物の頂面中心位
置に係合して当該中心位置を保持するセンターピンおよ
び該センターピンを前記工作物の頂面中心位置に向けて
偏倚させる第2偏倚力発生手段を有する回転センター装
置とを具備し、前記第1偏倚力発生手段による偏倚力を
前記第2偏倚力発生手段による偏倚力にほぼ釣合わせる
ようにしたことを特徴とするものである。
めに、本発明は、旋盤主軸に装着され、ピストン形状の
工作物内腔部に嵌合して該工作物を前記主軸方向の加工
位置に位置決めにかかわるワークシートおよび前記主軸
の回転中心に沿って配設した押棒および該押棒を前記工
作物の頂面裏側の中心位置に向けて偏倚させる第1偏倚
力発生手段を有するクランプ治具と、該クランプ治具の
対向位置に回転自在に保持され、前記工作物の頂面周囲
部に当接して該工作物を前記主軸方向の加工位置に位置
決め可能なワーク受部材および前記工作物の頂面中心位
置に係合して当該中心位置を保持するセンターピンおよ
び該センターピンを前記工作物の頂面中心位置に向けて
偏倚させる第2偏倚力発生手段を有する回転センター装
置とを具備し、前記第1偏倚力発生手段による偏倚力を
前記第2偏倚力発生手段による偏倚力にほぼ釣合わせる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ピストン形状の工作物を主軸
に装着したクランプ治具のワークシートと回転センター
装置のワーク受部材との間に保持させて工作物の主軸方
向の加工位置を位置決めし、さらにクランプ治具側の第
1偏倚力発生手段により偏倚される押棒と回転センター
装置側の第2偏倚力発生手段により偏倚されるセンター
ピンとを工作物頂面の裏側および頂面側の中心位置に向
けて押し合わすように構成したことで工作物を加工時に
変形させることなく保持させることができる。
に装着したクランプ治具のワークシートと回転センター
装置のワーク受部材との間に保持させて工作物の主軸方
向の加工位置を位置決めし、さらにクランプ治具側の第
1偏倚力発生手段により偏倚される押棒と回転センター
装置側の第2偏倚力発生手段により偏倚されるセンター
ピンとを工作物頂面の裏側および頂面側の中心位置に向
けて押し合わすように構成したことで工作物を加工時に
変形させることなく保持させることができる。
【0008】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
細かつ具体的に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す。ここで、
1は旋盤主軸101側に装着され、工作物であるピスト
ン103を位置決め保持した状態で主軸101により回
転させられるクランプ治具、2は主軸101の対向位置
に配設され、主軸101の軸方向に移動自在な芯出し台
のクイル108に保持される回転センター装置である。
また、110および111は溝粗バイトおよび溝仕上バ
イトである。かくして本例の場合、クランプ治具1を介
して主軸101に位置決め保持され上記の回転センター
装置2によってセンタリング位置に保持されるピストン
103に対し、上記のバイド110および111により
リング溝103Bの粗削りおよび仕上削りがなされるも
ので、以下に、図2および図3に従いクランプ治具1お
よび回転センター装置2の詳細について説明する。
1は旋盤主軸101側に装着され、工作物であるピスト
ン103を位置決め保持した状態で主軸101により回
転させられるクランプ治具、2は主軸101の対向位置
に配設され、主軸101の軸方向に移動自在な芯出し台
のクイル108に保持される回転センター装置である。
また、110および111は溝粗バイトおよび溝仕上バ
イトである。かくして本例の場合、クランプ治具1を介
して主軸101に位置決め保持され上記の回転センター
装置2によってセンタリング位置に保持されるピストン
103に対し、上記のバイド110および111により
リング溝103Bの粗削りおよび仕上削りがなされるも
ので、以下に、図2および図3に従いクランプ治具1お
よび回転センター装置2の詳細について説明する。
【0010】図2において、3はクランプ治具本体、5
はクランプ治具本体3を旋盤主軸1に取付けるためのア
ダプタ、7はアダプタ5とクランプ治具本体3との間を
結合し、治具本体3の周方向の位置決めをしているノッ
クピン、9はアダプタ5に治具本体3を固定するための
止めねじである。治具本体3にはプランジャ状に形成し
た押棒11のプランジャ部11Aを摺動自在に保つプラ
ンジャ孔3A、押棒11のロッド部11Bを摺動自在に
保つロッド支持孔3Bおよび治具本体3の回転力を伝達
するケレー13が嵌め合わされるケレー保持孔3Cが穿
設されている。
はクランプ治具本体3を旋盤主軸1に取付けるためのア
ダプタ、7はアダプタ5とクランプ治具本体3との間を
結合し、治具本体3の周方向の位置決めをしているノッ
クピン、9はアダプタ5に治具本体3を固定するための
止めねじである。治具本体3にはプランジャ状に形成し
た押棒11のプランジャ部11Aを摺動自在に保つプラ
ンジャ孔3A、押棒11のロッド部11Bを摺動自在に
保つロッド支持孔3Bおよび治具本体3の回転力を伝達
するケレー13が嵌め合わされるケレー保持孔3Cが穿
設されている。
【0011】15はプランジャ孔3Aに配設され、押棒
11を工作物であるピストン103の内腔部中心に向け
て偏倚させているばね、17はばね押え、19Aはばね
15のばね力を調整するための調整ねじ、19Bは調整
ねじ19Aに嵌め合わされた緩み止めのロックナットで
ある。21はクランプ治具本体3の端部に六角孔付きボ
ルト23で固定されると共に押棒11のロッド部11B
を貫通させ、摺動自在にこれを保持する蓋部材、25は
その外周部がピストン103のスカート内腔部に合わせ
て嵌め合わされ、ピストン103の芯出しに協働すると
共に、ケレー13と係合し、ケレー13を介して治具本
体3の回転力をピストン103に伝達するワークシー
ト、27はワークシート23を所定位置に保つためのコ
イルスプリングである。なおここで、押棒11の機能に
ついてあらためて説明しておくと、この押棒11のロッ
ド部11B先端をこの図2の(A)および図1に示した
ように工作物であるピストン103の内腔面中心位置に
向けて偏倚させることにより、後述する回転センター装
置2との間でピストン103が変形するのを防止するも
のである。
11を工作物であるピストン103の内腔部中心に向け
て偏倚させているばね、17はばね押え、19Aはばね
15のばね力を調整するための調整ねじ、19Bは調整
ねじ19Aに嵌め合わされた緩み止めのロックナットで
ある。21はクランプ治具本体3の端部に六角孔付きボ
ルト23で固定されると共に押棒11のロッド部11B
を貫通させ、摺動自在にこれを保持する蓋部材、25は
その外周部がピストン103のスカート内腔部に合わせ
て嵌め合わされ、ピストン103の芯出しに協働すると
共に、ケレー13と係合し、ケレー13を介して治具本
体3の回転力をピストン103に伝達するワークシー
ト、27はワークシート23を所定位置に保つためのコ
イルスプリングである。なおここで、押棒11の機能に
ついてあらためて説明しておくと、この押棒11のロッ
ド部11B先端をこの図2の(A)および図1に示した
ように工作物であるピストン103の内腔面中心位置に
向けて偏倚させることにより、後述する回転センター装
置2との間でピストン103が変形するのを防止するも
のである。
【0012】ついで、図3に従って回転センター装置2
の構成の詳細について説明する。
の構成の詳細について説明する。
【0013】回転センター装置2は回転支持部材4に装
備されたセンターピン6およびワーク受部材8を芯出し
状態のまま旋盤主軸側101に保持される工作物(ピス
トン)103の回転に合わせて協働させるように構成す
るもので、10Aおよび10Bはコロガリ軸受、10C
はスラスト軸受、12Aおよび12Bはそれぞれコロガ
リ軸受10Aとスラスト軸受10Cとの間およびスラス
ト軸受10Cとコロガリ軸受10Bとの間に介装され、
個々の軸受10A〜10Cを所定の位置に位置決めして
いるカラー部材、14はこれらの軸受10A〜10Cを
介して回転支持部材4を回転自在に保つと共にモールス
テーパ軸部14Aを有し、このモールステーパ軸14A
からクイル108側に装着される回転センター装置用ア
ダプタ(以下でセンター装置アダプタという)である。
備されたセンターピン6およびワーク受部材8を芯出し
状態のまま旋盤主軸側101に保持される工作物(ピス
トン)103の回転に合わせて協働させるように構成す
るもので、10Aおよび10Bはコロガリ軸受、10C
はスラスト軸受、12Aおよび12Bはそれぞれコロガ
リ軸受10Aとスラスト軸受10Cとの間およびスラス
ト軸受10Cとコロガリ軸受10Bとの間に介装され、
個々の軸受10A〜10Cを所定の位置に位置決めして
いるカラー部材、14はこれらの軸受10A〜10Cを
介して回転支持部材4を回転自在に保つと共にモールス
テーパ軸部14Aを有し、このモールステーパ軸14A
からクイル108側に装着される回転センター装置用ア
ダプタ(以下でセンター装置アダプタという)である。
【0014】また、16は六角孔付きボルト18でセン
ター装置アダプタ14の端部に固定され、軸受10A〜
10Cおよびカラー部材12A,12Bを位置決め状態
に保つ密閉蓋であり、20はごみや切削粉がセンター装
置アダプタ14内に侵入するのを防止する密封部材であ
る。一方、回転支持部材4の内筒部4Aにはセンターピ
ン6をワーク受部材8の貫通孔8Aから突出可能に保つ
ためのばね22が内装されている。24は内筒部4Aに
ごみや切り粉が侵入し、センターピン6の摺動を阻害す
るのを防止するために設けた封止用のOリング、26は
センターピン6の突出方向の動作を規制している止めね
じ、また28はワーク受部材8を回転支持部材4の端部
に固定するためのボルト(六角孔付き)である。
ター装置アダプタ14の端部に固定され、軸受10A〜
10Cおよびカラー部材12A,12Bを位置決め状態
に保つ密閉蓋であり、20はごみや切削粉がセンター装
置アダプタ14内に侵入するのを防止する密封部材であ
る。一方、回転支持部材4の内筒部4Aにはセンターピ
ン6をワーク受部材8の貫通孔8Aから突出可能に保つ
ためのばね22が内装されている。24は内筒部4Aに
ごみや切り粉が侵入し、センターピン6の摺動を阻害す
るのを防止するために設けた封止用のOリング、26は
センターピン6の突出方向の動作を規制している止めね
じ、また28はワーク受部材8を回転支持部材4の端部
に固定するためのボルト(六角孔付き)である。
【0015】このように構成した旋盤治具によるピスト
ン103のリング溝103B切削時のピストン103支
持動作を図1に従って説明する。
ン103のリング溝103B切削時のピストン103支
持動作を図1に従って説明する。
【0016】図1に示したように、工作物であるピスト
ン103はクランプ治具本体3にワークシート25を介
して芯出し状態に保持されると共にクランプ治具1の対
向位置に配置された回転センター装置2の回転自在に保
持されるワーク受部材8の周囲部8Aがピストン頂面1
03Cの周囲部に当接することでピストン103の加工
時における長手方向の位置決め状態が得られる。なおこ
の位置決め時にはクランプ治具1に設けたワークシート
25がコイルスプリング27によって付勢されることに
よりワーク受部材8への押付け力が得られるものであ
る。
ン103はクランプ治具本体3にワークシート25を介
して芯出し状態に保持されると共にクランプ治具1の対
向位置に配置された回転センター装置2の回転自在に保
持されるワーク受部材8の周囲部8Aがピストン頂面1
03Cの周囲部に当接することでピストン103の加工
時における長手方向の位置決め状態が得られる。なおこ
の位置決め時にはクランプ治具1に設けたワークシート
25がコイルスプリング27によって付勢されることに
よりワーク受部材8への押付け力が得られるものであ
る。
【0017】また、この状態で回転センター装置2側の
センターピン6がばね22のばね力によってピストン1
03のボス部103Aに設けられているセンター孔に挿
入されると共に、クランプ治具1の方からは押棒11の
ロッド部11B先端がばね15のばね力により付勢され
ピストン103の内腔部中心に当接することで、上述の
センターピン6による軸方の押圧力がほぼ相殺されるよ
うに機能し、また、回転しながら工作されるピストン1
03に対し、その芯出し状態を正常に維持させることが
できる。なお、その工作の間、回転センター装置2の側
ではセンターピン6およびワーク受部材8がピストン1
03の回転に同調して回転する。
センターピン6がばね22のばね力によってピストン1
03のボス部103Aに設けられているセンター孔に挿
入されると共に、クランプ治具1の方からは押棒11の
ロッド部11B先端がばね15のばね力により付勢され
ピストン103の内腔部中心に当接することで、上述の
センターピン6による軸方の押圧力がほぼ相殺されるよ
うに機能し、また、回転しながら工作されるピストン1
03に対し、その芯出し状態を正常に維持させることが
できる。なお、その工作の間、回転センター装置2の側
ではセンターピン6およびワーク受部材8がピストン1
03の回転に同調して回転する。
【0018】かくして、本実施例によればピストン10
3のリング溝103の削成にあたり、ピストン103の
長手方向(軸方向)の位置がワークシート25とワーク
受部材8とによって規制されると共に、特に変形し易い
ピストン103の周囲部がワーク受部材8の周囲部8A
の当接によって変形を規制するように作用する。また、
芯出し状態にピストン103を保つセンサーピン6のピ
ストン頂面103Cへの押圧力がクランプ治具1側の押
棒ロッド部11Bによる頂面裏側からの付勢力によって
相殺されるので、センターピン6の押圧力による変形を
防止することができる。
3のリング溝103の削成にあたり、ピストン103の
長手方向(軸方向)の位置がワークシート25とワーク
受部材8とによって規制されると共に、特に変形し易い
ピストン103の周囲部がワーク受部材8の周囲部8A
の当接によって変形を規制するように作用する。また、
芯出し状態にピストン103を保つセンサーピン6のピ
ストン頂面103Cへの押圧力がクランプ治具1側の押
棒ロッド部11Bによる頂面裏側からの付勢力によって
相殺されるので、センターピン6の押圧力による変形を
防止することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、旋盤主軸に装着され、ピストン形状の工作物内腔部
に嵌合して該工作物を前記主軸方向の加工位置に位置決
めにかかわるワークシートおよび前記主軸の回転中心に
沿って配設した押棒および該押棒を前記工作物の頂面裏
側の中心位置に向けて偏倚させる第1偏倚力発生手段を
有するクランプ治具と、該クランプ治具の対向位置に回
転自在に保持され、前記工作物の頂面周囲部に当接して
該工作物を前記主軸方向の加工位置に位置決め可能なワ
ーク受部材および前記工作物の頂面中心位置に係合して
当該中心位置を保持するセンターピンおよび該センター
ピンを前記工作物の頂面中心位置に向けて偏倚させる第
2偏倚力発生手段を有する回転センター装置とを具備
し、前記第1偏倚力発生手段による偏倚力を前記第2偏
倚力発生手段による偏倚力にほぼ釣合わせるようにした
ので、ピストン形状の工作物を旋盤加工する場合、拘持
力を弱めることなく、正確にその長さ方向の位置および
芯出し状態を保ったまま変形を規制しつつ旋削を実施す
ることができるようになった。
ば、旋盤主軸に装着され、ピストン形状の工作物内腔部
に嵌合して該工作物を前記主軸方向の加工位置に位置決
めにかかわるワークシートおよび前記主軸の回転中心に
沿って配設した押棒および該押棒を前記工作物の頂面裏
側の中心位置に向けて偏倚させる第1偏倚力発生手段を
有するクランプ治具と、該クランプ治具の対向位置に回
転自在に保持され、前記工作物の頂面周囲部に当接して
該工作物を前記主軸方向の加工位置に位置決め可能なワ
ーク受部材および前記工作物の頂面中心位置に係合して
当該中心位置を保持するセンターピンおよび該センター
ピンを前記工作物の頂面中心位置に向けて偏倚させる第
2偏倚力発生手段を有する回転センター装置とを具備
し、前記第1偏倚力発生手段による偏倚力を前記第2偏
倚力発生手段による偏倚力にほぼ釣合わせるようにした
ので、ピストン形状の工作物を旋盤加工する場合、拘持
力を弱めることなく、正確にその長さ方向の位置および
芯出し状態を保ったまま変形を規制しつつ旋削を実施す
ることができるようになった。
【図1】本発明による旋盤加工状態を断面で示す説明図
である。
である。
【図2】本発明にかかるクランプ治具の構成を断面図
(A)および正面図(B)によって示す説明図である。
(A)および正面図(B)によって示す説明図である。
【図3】本発明にかかる回転センター装置の構成を断面
図(A)および正面図(B)によって示す説明図であ
る。
図(A)および正面図(B)によって示す説明図であ
る。
【図4】従来例の構成を示す断面図である。
1 クランプ治具 2 回転センター装置 3 クランプ治具本体 4 回転支持部材 5 アダプタ 6 センターピン 7 ノックピン 8 ワーク受部材 9 止めねじ 10A,10B コロガリ軸受 10C スラスト軸受 11 押棒 11A プランジャ部 11B ロッド部 12A,12B カラー部材 13 ケレー 14 回転センター装置用アダプタ(センター装置アダ
プタ) 15,22 ばね 16 密閉蓋 17 ばね押え 18,28 六角孔付きボルト 19A 調整ねじ 20 密封部材 21 蓋部材 101 主軸 103 工作物(ピストン)
プタ) 15,22 ばね 16 密閉蓋 17 ばね押え 18,28 六角孔付きボルト 19A 調整ねじ 20 密封部材 21 蓋部材 101 主軸 103 工作物(ピストン)
Claims (1)
- 【請求項1】 旋盤主軸に装着され、ピストン形状の工
作物内腔部に嵌合して該工作物を前記主軸方向の加工位
置に位置決めにかかわるワークシートおよび前記主軸の
回転中心に沿って配設した押棒および該押棒を前記工作
物の頂面裏側の中心位置に向けて偏倚させる第1偏倚力
発生手段を有するクランプ治具と、 該クランプ治具の対向位置に回転自在に保持され、前記
工作物の頂面周囲部に当接して該工作物を前記主軸方向
の加工位置に位置決め可能なワーク受部材および前記工
作物の頂面中心位置に係合して当該中心位置を保持する
センターピンおよび該センターピンを前記工作物の頂面
中心位置に向けて偏倚させる第2偏倚力発生手段を有す
る回転センター装置とを具備し、前記第1偏倚力発生手
段による偏倚力を前記第2偏倚力発生手段による偏倚力
にほぼ釣合わせるようにしたことを特徴とする旋盤治
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2848494A JPH07237003A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 旋盤治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2848494A JPH07237003A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 旋盤治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237003A true JPH07237003A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12249944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2848494A Pending JPH07237003A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 旋盤治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07237003A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102039428A (zh) * | 2010-12-04 | 2011-05-04 | 江苏飞船股份有限公司 | 车床尾座弹性顶杆 |
| CN114131392A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-03-04 | 山东中创重工科技有限公司 | 一种大缸径活塞加工工装夹具 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP2848494A patent/JPH07237003A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102039428A (zh) * | 2010-12-04 | 2011-05-04 | 江苏飞船股份有限公司 | 车床尾座弹性顶杆 |
| CN102039428B (zh) | 2010-12-04 | 2012-09-05 | 江苏飞船股份有限公司 | 车床尾座弹性顶杆 |
| CN114131392A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-03-04 | 山东中创重工科技有限公司 | 一种大缸径活塞加工工装夹具 |
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