JPH07238254A - 水性被覆剤組成物及びその製造法 - Google Patents
水性被覆剤組成物及びその製造法Info
- Publication number
- JPH07238254A JPH07238254A JP6051074A JP5107494A JPH07238254A JP H07238254 A JPH07238254 A JP H07238254A JP 6051074 A JP6051074 A JP 6051074A JP 5107494 A JP5107494 A JP 5107494A JP H07238254 A JPH07238254 A JP H07238254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- coating composition
- soluble resin
- acid
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無溶剤又は低溶剤であり、塗料の製造時及び
塗装時に低発泡性であり、消泡性を有し、高固形分のた
めに無溶剤でも初期乾燥が早く、又湿度によってグロス
が低下することがなく、硬くてしかも柔軟性があり、仕
上がりの良い塗膜を形成し得る水性被覆剤組成物を提供
すること。 【構成】 水溶性樹脂と中和剤と水と架橋剤とからなる
水性被覆剤組成物において、上記水溶性樹脂が、ビスフ
ェノール系化合物のアルキレンオキサイド付加物を少な
くとも50モル%含有するジオール(A)と、カルボキ
シル基を少なくとも2個有する多塩基酸の部分エステル
化物を少なくとも50モル%含有する二塩基酸(B)と
の縮合反応によって得られた水溶性樹脂であることを特
徴とする水性被覆剤組成物及びその製造方法。
塗装時に低発泡性であり、消泡性を有し、高固形分のた
めに無溶剤でも初期乾燥が早く、又湿度によってグロス
が低下することがなく、硬くてしかも柔軟性があり、仕
上がりの良い塗膜を形成し得る水性被覆剤組成物を提供
すること。 【構成】 水溶性樹脂と中和剤と水と架橋剤とからなる
水性被覆剤組成物において、上記水溶性樹脂が、ビスフ
ェノール系化合物のアルキレンオキサイド付加物を少な
くとも50モル%含有するジオール(A)と、カルボキ
シル基を少なくとも2個有する多塩基酸の部分エステル
化物を少なくとも50モル%含有する二塩基酸(B)と
の縮合反応によって得られた水溶性樹脂であることを特
徴とする水性被覆剤組成物及びその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水性被覆剤組成物に関
し、更に詳しくは水溶性有機溶剤を使用せず或は使用量
が少なくてもよい着色又は無着色の水性被覆剤組成物に
関する。
し、更に詳しくは水溶性有機溶剤を使用せず或は使用量
が少なくてもよい着色又は無着色の水性被覆剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水性塗料は、液媒体として水と水
溶性有機溶剤との混合物を使用しており、該水性塗料用
の樹脂として、例えば、アルキッド樹脂やポリエステル
樹脂(又はオイルフリーアルキッド樹脂)が使用されて
きた。これらの樹脂の製造には二官能や三官能のアルコ
ール及び多塩基酸成分が使用され、その為、縮合反応は
ゲル化を起こす前に停止させていた。その為に縮合物は
雑多な反応生成物の混合物として得られ、反応混合物中
には樹脂成分以外に未反応原料がかなり残っている。こ
れは水性アルキッド樹脂や水性ポリエステル樹脂の場合
にも同様である。
溶性有機溶剤との混合物を使用しており、該水性塗料用
の樹脂として、例えば、アルキッド樹脂やポリエステル
樹脂(又はオイルフリーアルキッド樹脂)が使用されて
きた。これらの樹脂の製造には二官能や三官能のアルコ
ール及び多塩基酸成分が使用され、その為、縮合反応は
ゲル化を起こす前に停止させていた。その為に縮合物は
雑多な反応生成物の混合物として得られ、反応混合物中
には樹脂成分以外に未反応原料がかなり残っている。こ
れは水性アルキッド樹脂や水性ポリエステル樹脂の場合
にも同様である。
【0003】
【本発明が解決しようとしている問題点】更に水性アル
キッド樹脂には、その原料である水不溶性物質や水性ア
ルキッド樹脂中の水に溶け難いフラクションが存在し、
これらが水溶性の高いフラクションや水溶性有機溶剤に
よって可溶化又は分散化している。従って、該樹脂の水
性液を水で希釈し且つ放置すると水性液の状態が変化し
て白濁したり、場合によっては樹脂の一部が分離や沈降
してしまうという問題がある。
キッド樹脂には、その原料である水不溶性物質や水性ア
ルキッド樹脂中の水に溶け難いフラクションが存在し、
これらが水溶性の高いフラクションや水溶性有機溶剤に
よって可溶化又は分散化している。従って、該樹脂の水
性液を水で希釈し且つ放置すると水性液の状態が変化し
て白濁したり、場合によっては樹脂の一部が分離や沈降
してしまうという問題がある。
【0004】以上の如き樹脂の製造時に、合成される樹
脂の溶解を助ける為にエチレングリコールモノブチルエ
ーテル等の水溶性有機溶剤が使用されている。水溶性ア
クリル樹脂も塗料に使用され、この場合にも水溶性有機
溶剤を使用されている。以上の様に、省資源、省エネル
ギー及び環境保全等の点から水性塗料が注目され、各種
の水性アルキッド樹脂や水性ポリエステル樹脂が開発さ
れ、且つそれらの多くは物性的には塗料用の樹脂として
使用可能であるが、水性液にした場合には、樹脂の溶解
及び水性液の安定化の為にかなりの量の水溶性有機溶剤
の併用が必須であるばかりでなく、塗料製造時又は塗装
時の発泡を抑える為には水性液の安定化が必要で、その
為に必要以上の水溶性有機溶剤が使用されており、省資
源、省エネルギー及び環境保全等の点において不十分な
ものであった。
脂の溶解を助ける為にエチレングリコールモノブチルエ
ーテル等の水溶性有機溶剤が使用されている。水溶性ア
クリル樹脂も塗料に使用され、この場合にも水溶性有機
溶剤を使用されている。以上の様に、省資源、省エネル
ギー及び環境保全等の点から水性塗料が注目され、各種
の水性アルキッド樹脂や水性ポリエステル樹脂が開発さ
れ、且つそれらの多くは物性的には塗料用の樹脂として
使用可能であるが、水性液にした場合には、樹脂の溶解
及び水性液の安定化の為にかなりの量の水溶性有機溶剤
の併用が必須であるばかりでなく、塗料製造時又は塗装
時の発泡を抑える為には水性液の安定化が必要で、その
為に必要以上の水溶性有機溶剤が使用されており、省資
源、省エネルギー及び環境保全等の点において不十分な
ものであった。
【0005】又、上記問題を解決する為に界面活性剤を
使用することも考えられているが、この場合には作製さ
れた塗料に発泡の問題があり、更に形成された塗膜の耐
水性の問題が生じる。更に上記従来の水性アルキッド樹
脂を顔料で着色した水性塗料については、顔料の分散
性、及び分散安定性に問題があり、顔料の沈降や色分か
れ等の問題がある。これらの問題の水性塗料中に水溶性
有機溶剤や界面活性剤の添加により或る程度は解決され
るが、同様に水溶性有機溶剤や界面活性剤に起因する問
題が発生する。従って本発明の目的は、無溶剤又は低溶
剤であり、塗料の製造時及び塗装時に低発泡性であり、
消泡性を有し、高固形分のために無溶剤でも初期乾燥が
早く、又湿度によってグロスが低下することがなく、硬
くてしかも柔軟性があり、仕上がりの良い塗膜を形成し
得る水性被覆剤組成物を提供することである。
使用することも考えられているが、この場合には作製さ
れた塗料に発泡の問題があり、更に形成された塗膜の耐
水性の問題が生じる。更に上記従来の水性アルキッド樹
脂を顔料で着色した水性塗料については、顔料の分散
性、及び分散安定性に問題があり、顔料の沈降や色分か
れ等の問題がある。これらの問題の水性塗料中に水溶性
有機溶剤や界面活性剤の添加により或る程度は解決され
るが、同様に水溶性有機溶剤や界面活性剤に起因する問
題が発生する。従って本発明の目的は、無溶剤又は低溶
剤であり、塗料の製造時及び塗装時に低発泡性であり、
消泡性を有し、高固形分のために無溶剤でも初期乾燥が
早く、又湿度によってグロスが低下することがなく、硬
くてしかも柔軟性があり、仕上がりの良い塗膜を形成し
得る水性被覆剤組成物を提供することである。
【0006】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、水溶性樹脂と中
和剤と水と架橋剤とからなる水性被覆剤組成物におい
て、上記水溶性樹脂が、ビスフェノール系化合物のアル
キレンオキサイド付加物を少なくとも50モル%含有す
るジオール(A)と、カルボキシル基を少なくとも2個
有する多塩基酸の部分エステル化物を少なくとも50モ
ル%含有する二塩基酸(B)との縮合反応によって得ら
れた水溶性樹脂であることを特徴とする水性被覆剤組成
物及びその製造方法である。
によって達成される。即ち、本発明は、水溶性樹脂と中
和剤と水と架橋剤とからなる水性被覆剤組成物におい
て、上記水溶性樹脂が、ビスフェノール系化合物のアル
キレンオキサイド付加物を少なくとも50モル%含有す
るジオール(A)と、カルボキシル基を少なくとも2個
有する多塩基酸の部分エステル化物を少なくとも50モ
ル%含有する二塩基酸(B)との縮合反応によって得ら
れた水溶性樹脂であることを特徴とする水性被覆剤組成
物及びその製造方法である。
【0007】
【作用】特定の樹脂を塗料の被膜形成成分として使用す
ることによって、無溶剤又は低溶剤であり、塗料の製造
時及び塗装時に低発泡性であり、消泡性を有し、高固形
分のために無溶剤でも初期乾燥が早く、又湿度によって
グロスが低下することがなく、硬くてしかも柔軟性があ
り、仕上がりの良い塗膜を形成し得る水性被覆剤組成物
を提供することが出来る。
ることによって、無溶剤又は低溶剤であり、塗料の製造
時及び塗装時に低発泡性であり、消泡性を有し、高固形
分のために無溶剤でも初期乾燥が早く、又湿度によって
グロスが低下することがなく、硬くてしかも柔軟性があ
り、仕上がりの良い塗膜を形成し得る水性被覆剤組成物
を提供することが出来る。
【0008】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に具体的に説明する。本発明において使用する
水溶性樹脂は、ジオールと二塩基酸の縮合により得られ
る。ジオールとしてはビスフェノール系化合物のアルキ
レンオキサイド付加物が望ましく、二塩基酸としてはカ
ルボキシル基を2個有している多塩基酸の部分エステル
化物が望ましい。又、合成される樹脂を水溶性とする為
に、末端部分にカルボキシル基を有していることが必要
である。
発明を更に具体的に説明する。本発明において使用する
水溶性樹脂は、ジオールと二塩基酸の縮合により得られ
る。ジオールとしてはビスフェノール系化合物のアルキ
レンオキサイド付加物が望ましく、二塩基酸としてはカ
ルボキシル基を2個有している多塩基酸の部分エステル
化物が望ましい。又、合成される樹脂を水溶性とする為
に、末端部分にカルボキシル基を有していることが必要
である。
【0009】本発明において使用するビスフェノールと
は、フェノールが二個直接或は連結基を介して結合して
いる化合物であって、従来公知のものがいずれも使用さ
れる。例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、
ビスフェノールAF、ビスフェノールS等を使用され、
中でもビスフェノールAが好ましい。
は、フェノールが二個直接或は連結基を介して結合して
いる化合物であって、従来公知のものがいずれも使用さ
れる。例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、
ビスフェノールAF、ビスフェノールS等を使用され、
中でもビスフェノールAが好ましい。
【0010】アルキレンオキサイドとしては、エチレン
オキサイド及びプロピレンオキサイドがあり、ビスフェ
ノールに対するアルキレンオキサイドの付加モル数はビ
スフェノール系化合物1モル当たり約2〜8モルであ
り、これよりアルキレンオキサイドの付加モル数が多い
と塗膜は柔らかくなる。
オキサイド及びプロピレンオキサイドがあり、ビスフェ
ノールに対するアルキレンオキサイドの付加モル数はビ
スフェノール系化合物1モル当たり約2〜8モルであ
り、これよりアルキレンオキサイドの付加モル数が多い
と塗膜は柔らかくなる。
【0011】本発明で使用する樹脂の合成に際しては、
本発明の目的達成を損なわない範囲において上記以外の
ジオール、例えば、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、ジヒドロキシメチルベ
ンゼン等を使用することが出来る。
本発明の目的達成を損なわない範囲において上記以外の
ジオール、例えば、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、ジヒドロキシメチルベ
ンゼン等を使用することが出来る。
【0012】多塩基酸の部分エステル化物用として使用
可能な多塩基酸としては、芳香族ポリカルボン酸又は芳
香族に類似のポリカルボン酸が好ましく、例えば、トリ
メリット酸、アビエチン酸と無水マレイン酸のディール
スアルダー付加物、ピロメリット酸、ナフタレンテトラ
カルボン酸、ビフェニルテトラカルボン酸、ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸等を使用することが出来、中でも
トリメリット酸とピロメリット酸が好ましい。多塩基酸
の部分エステル化物におけるエステル化の為のアルコー
ル成分は本発明にとって特に重要である。塗料の発泡
性、消泡性や基材に対する濡れ性や被覆物の仕上がりの
良さも、上記エステル化用アルコールの選択により決定
される。
可能な多塩基酸としては、芳香族ポリカルボン酸又は芳
香族に類似のポリカルボン酸が好ましく、例えば、トリ
メリット酸、アビエチン酸と無水マレイン酸のディール
スアルダー付加物、ピロメリット酸、ナフタレンテトラ
カルボン酸、ビフェニルテトラカルボン酸、ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸等を使用することが出来、中でも
トリメリット酸とピロメリット酸が好ましい。多塩基酸
の部分エステル化物におけるエステル化の為のアルコー
ル成分は本発明にとって特に重要である。塗料の発泡
性、消泡性や基材に対する濡れ性や被覆物の仕上がりの
良さも、上記エステル化用アルコールの選択により決定
される。
【0013】上記アルコールとして使用可能なものは、
炭素数3〜8のアルキルアルコール及び該アルコールの
モノグリコールエーテルであり、グリコールとしてはモ
ノ、ジ、トリ又はテトラエチレングリコール又はモノ、
ジ、トリ又はテトラプロピレングリコールが好ましい。
アルキル基の炭素数が2以下の場合には基材に対する濡
れ性や被覆物の仕上がり性が十分ではなく、又、9以上
となると塗料の発泡性が強くなる。又、グリコールエー
テルの縮合度が5以上となると、形成される塗膜の耐水
性が低下する。
炭素数3〜8のアルキルアルコール及び該アルコールの
モノグリコールエーテルであり、グリコールとしてはモ
ノ、ジ、トリ又はテトラエチレングリコール又はモノ、
ジ、トリ又はテトラプロピレングリコールが好ましい。
アルキル基の炭素数が2以下の場合には基材に対する濡
れ性や被覆物の仕上がり性が十分ではなく、又、9以上
となると塗料の発泡性が強くなる。又、グリコールエー
テルの縮合度が5以上となると、形成される塗膜の耐水
性が低下する。
【0014】水溶性樹脂の合成に使用する二塩基酸とし
ては、本発明の目的を損なわない範囲において多塩基酸
の部分エステル以外の二塩基酸、例えば、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸;セ
バシン酸、アジピン酸等の脂肪族ジカルボン酸等が挙げ
られるが、本発明の根幹である基材に対する濡れを低下
させる恐れがあり、使用量については予め十分検討する
べきである。
ては、本発明の目的を損なわない範囲において多塩基酸
の部分エステル以外の二塩基酸、例えば、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸;セ
バシン酸、アジピン酸等の脂肪族ジカルボン酸等が挙げ
られるが、本発明の根幹である基材に対する濡れを低下
させる恐れがあり、使用量については予め十分検討する
べきである。
【0015】得られる縮合物が水溶性になる様に、縮合
物の末端部分にカルボキシル基を有することが必要であ
る。縮合反応は、ジオールと二塩基酸とを目標とする酸
価になる様に配合し、150℃〜210℃で縮合を行
う。得られる水溶性樹脂の好ましい酸価はアルキレンオ
キサイド及びアルキル基を有するアルコールの親水度に
より決まるが、約150〜45である。得られる樹脂の
分子量についてはジオールと二塩基酸の種類と酸価によ
りほぼコントロールすることが出来るが、約750〜
2,500が好ましい。縮合物には更に中和剤と水が加
えられ水性液とされる。
物の末端部分にカルボキシル基を有することが必要であ
る。縮合反応は、ジオールと二塩基酸とを目標とする酸
価になる様に配合し、150℃〜210℃で縮合を行
う。得られる水溶性樹脂の好ましい酸価はアルキレンオ
キサイド及びアルキル基を有するアルコールの親水度に
より決まるが、約150〜45である。得られる樹脂の
分子量についてはジオールと二塩基酸の種類と酸価によ
りほぼコントロールすることが出来るが、約750〜
2,500が好ましい。縮合物には更に中和剤と水が加
えられ水性液とされる。
【0016】溶解の為に使用する中和剤としてはアンモ
ニア、有機アミン、苛性カリ、苛性ソーダ等を使用する
ことが出来、これらの中和剤は顔料分散液の用途により
選択する。例えば、塗料用の水性被覆剤組成物の場合に
は、トリエチルアミン、ジメチルエタノールアミンが適
している。
ニア、有機アミン、苛性カリ、苛性ソーダ等を使用する
ことが出来、これらの中和剤は顔料分散液の用途により
選択する。例えば、塗料用の水性被覆剤組成物の場合に
は、トリエチルアミン、ジメチルエタノールアミンが適
している。
【0017】本発明では架橋剤が使用される。架橋剤は
カルボキシル基と反応するものが一種類又は二種類以上
使用使用することが出来、又、カルボキシル基とは反応
しないか或は反応し難いが、別の架橋剤がカルボキシル
基と反応することにより生成した反応性基と反応するも
のを併せて使用することが出来る。使用し得るものとし
て、例えば、エポキシ系架橋剤、メラミン系架橋剤、マ
スキングされたイソシアネート系架橋剤、イミン系化合
物等が挙げられる。これらの架橋剤は前記水溶性樹脂1
00重量部当たり約6〜60重量部の割合で使用するの
が好ましい。
カルボキシル基と反応するものが一種類又は二種類以上
使用使用することが出来、又、カルボキシル基とは反応
しないか或は反応し難いが、別の架橋剤がカルボキシル
基と反応することにより生成した反応性基と反応するも
のを併せて使用することが出来る。使用し得るものとし
て、例えば、エポキシ系架橋剤、メラミン系架橋剤、マ
スキングされたイソシアネート系架橋剤、イミン系化合
物等が挙げられる。これらの架橋剤は前記水溶性樹脂1
00重量部当たり約6〜60重量部の割合で使用するの
が好ましい。
【0018】本発明の水性被覆剤組成物を着色塗料とす
る場合には、顔料を上記の如き樹脂で分散処理した顔料
分散体を使用することが好ましい。前記水溶性樹脂は、
骨格がビスフェノール系化合物のアルキレンオキサイド
付加物と芳香族カルボン酸のエステルを有し、分散した
顔料を安定化し、骨格に対する枝としてアルキル基及び
/又はアルキル基を有する側鎖を有し、この枝が樹脂水
性液の表面張力を低下させ、低エネルギーの顔料表面を
有する有機顔料の濡れを良くし、親水性溶剤や界面活性
剤を用いなくとも優れた顔料分散液を得ることが出来
る。
る場合には、顔料を上記の如き樹脂で分散処理した顔料
分散体を使用することが好ましい。前記水溶性樹脂は、
骨格がビスフェノール系化合物のアルキレンオキサイド
付加物と芳香族カルボン酸のエステルを有し、分散した
顔料を安定化し、骨格に対する枝としてアルキル基及び
/又はアルキル基を有する側鎖を有し、この枝が樹脂水
性液の表面張力を低下させ、低エネルギーの顔料表面を
有する有機顔料の濡れを良くし、親水性溶剤や界面活性
剤を用いなくとも優れた顔料分散液を得ることが出来
る。
【0019】上記水溶性樹脂を用いて顔料を分散する
と、高顔料分で、低粘度で、且つ分散の良好な顔料分散
液が得られる。この水性顔料分散体を使用することこと
によって、無溶剤又は低溶剤であり、塗料の製造時及び
塗装時に低発泡性であり、消泡性を有し、高固形分のた
めに無溶剤でも初期乾燥が早く、又湿度によってグロス
が低下することがなく、硬くてしかも柔軟性があり、仕
上がりの良い塗膜を形成し得る着色水性被覆剤組成物と
することが出来る。
と、高顔料分で、低粘度で、且つ分散の良好な顔料分散
液が得られる。この水性顔料分散体を使用することこと
によって、無溶剤又は低溶剤であり、塗料の製造時及び
塗装時に低発泡性であり、消泡性を有し、高固形分のた
めに無溶剤でも初期乾燥が早く、又湿度によってグロス
が低下することがなく、硬くてしかも柔軟性があり、仕
上がりの良い塗膜を形成し得る着色水性被覆剤組成物と
することが出来る。
【0020】上記水溶性樹脂を用いて顔料を分散するに
ついては、従来公知の方法をそのまま使用することが出
来る。顔料としては、従来公知の有機顔料、無機顔料等
いずれの顔料でも使用することが出来る。例えば、有機
顔料としては、フタロシアニン系、アゾ系、縮合アゾ
系、アンスラキノン系、ペリノン・ペリレン系、インジ
ゴ・チオインジゴ系、イソインドリノン系、アゾメチン
系、アゾメチンアゾ系、ジオキサジン系、キナクリドン
系、アニリンブラック系、トリフェニルメタン系、カー
ボンブラック系等が挙げられ、無機顔料としては、酸化
チタン系、酸化鉄系、水酸化鉄系、酸化クロム系、スピ
ネル形焼成顔料、クロム酸鉛系が挙げられる。
ついては、従来公知の方法をそのまま使用することが出
来る。顔料としては、従来公知の有機顔料、無機顔料等
いずれの顔料でも使用することが出来る。例えば、有機
顔料としては、フタロシアニン系、アゾ系、縮合アゾ
系、アンスラキノン系、ペリノン・ペリレン系、インジ
ゴ・チオインジゴ系、イソインドリノン系、アゾメチン
系、アゾメチンアゾ系、ジオキサジン系、キナクリドン
系、アニリンブラック系、トリフェニルメタン系、カー
ボンブラック系等が挙げられ、無機顔料としては、酸化
チタン系、酸化鉄系、水酸化鉄系、酸化クロム系、スピ
ネル形焼成顔料、クロム酸鉛系が挙げられる。
【0021】本発明において水溶性樹脂を用いて顔料を
分散するについては、必要に応じて水溶性有機溶剤、例
えば、炭素数1〜3のアルコール、炭素数1〜4のアル
コールのエチレングリコールモノエーテル、ジエチレン
グリコールモノエーテル、プロピレングリコールモノエ
ーテル等、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等を
使用することが出来る。
分散するについては、必要に応じて水溶性有機溶剤、例
えば、炭素数1〜3のアルコール、炭素数1〜4のアル
コールのエチレングリコールモノエーテル、ジエチレン
グリコールモノエーテル、プロピレングリコールモノエ
ーテル等、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等を
使用することが出来る。
【0022】水溶性有機溶剤を使用する場合には、その
量は本発明の目的である無溶剤又は低溶剤の範囲で使用
することが望ましい。顔料の分散機については、水系で
あること以外に問題はなく、ガラスやジルコンのビーズ
を用いたメディア分散機や陶製のボールミルを使用する
ことが出来る。不錆鋼製のボールミルも十分注意すこと
で使用することが出来る。
量は本発明の目的である無溶剤又は低溶剤の範囲で使用
することが望ましい。顔料の分散機については、水系で
あること以外に問題はなく、ガラスやジルコンのビーズ
を用いたメディア分散機や陶製のボールミルを使用する
ことが出来る。不錆鋼製のボールミルも十分注意すこと
で使用することが出来る。
【0023】更に顔料分散時や分散後に各種の添加剤を
加えることも出来る。これらの添加剤としては、例え
ば、分散助剤、沈降防止剤、垂れ防止剤、レべリング
剤、色別れ防止剤、消泡剤、防腐剤、抗菌剤、増粘剤、
架橋剤、架橋促進剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、可塑剤
等が挙げられる。
加えることも出来る。これらの添加剤としては、例え
ば、分散助剤、沈降防止剤、垂れ防止剤、レべリング
剤、色別れ防止剤、消泡剤、防腐剤、抗菌剤、増粘剤、
架橋剤、架橋促進剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、可塑剤
等が挙げられる。
【0024】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断りのない限
り重量基準である。 実施例1 ビスフェノールAのエチレンオキサイド4モル付化物
1,212部とトリメリット酸モノ(ジエチレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル)1,593部とテトラ
−n−ブトキシチタン7.5部とキシレン390部とを
反応容器に取り、窒素ガスを流しながら160〜175
℃で8時間反応させ、90℃に冷却した後、水600部
を加えて加熱し、キシレンを共沸により除去する。更に
水300部を加えてキシレンを共沸させ、十分に除去し
た後冷却しながら315部のトリエチルアミンと水と5
部のEDTA二ナトリウムを加え、透明で均一な溶液と
なるまで攪拌し、樹脂分が40%となるように調整し、
冷却後取り出して水溶性樹脂液−1とする。PHは6.
2で、粘度は2.2パスカルであった。
明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断りのない限
り重量基準である。 実施例1 ビスフェノールAのエチレンオキサイド4モル付化物
1,212部とトリメリット酸モノ(ジエチレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル)1,593部とテトラ
−n−ブトキシチタン7.5部とキシレン390部とを
反応容器に取り、窒素ガスを流しながら160〜175
℃で8時間反応させ、90℃に冷却した後、水600部
を加えて加熱し、キシレンを共沸により除去する。更に
水300部を加えてキシレンを共沸させ、十分に除去し
た後冷却しながら315部のトリエチルアミンと水と5
部のEDTA二ナトリウムを加え、透明で均一な溶液と
なるまで攪拌し、樹脂分が40%となるように調整し、
冷却後取り出して水溶性樹脂液−1とする。PHは6.
2で、粘度は2.2パスカルであった。
【0025】900部の水溶性樹脂液−1と300部の
水と、1,800部のルチル型二酸化チタン顔料とを配
合し、サンドミルで分散し、水性着色剤−1とする。こ
の時発泡については軽微な発泡が認められた程度であ
り、分散には支障はなかった。上記水溶性樹脂液−1の
433部と、水性着色剤−1の500部と、サイメル3
03の60部と触媒3部とを配合し、攪拌して塗料−1
とする。
水と、1,800部のルチル型二酸化チタン顔料とを配
合し、サンドミルで分散し、水性着色剤−1とする。こ
の時発泡については軽微な発泡が認められた程度であ
り、分散には支障はなかった。上記水溶性樹脂液−1の
433部と、水性着色剤−1の500部と、サイメル3
03の60部と触媒3部とを配合し、攪拌して塗料−1
とする。
【0026】塗料−1をアルミ板に3ミルのアプリケー
タで塗布し、風乾後、150℃30分加熱架橋した塗膜
は良好な仕上りで、グロスは99.3であった。又、該
希釈塗料をスプレーでブリキ板に塗布し、150℃30
分間焼き付けた物は膜厚が43.5μmであった。
タで塗布し、風乾後、150℃30分加熱架橋した塗膜
は良好な仕上りで、グロスは99.3であった。又、該
希釈塗料をスプレーでブリキ板に塗布し、150℃30
分間焼き付けた物は膜厚が43.5μmであった。
【0027】該塗板を、5mmの芯棒を用いてはぜ折り
試験をしたが、割れが認められなかった。又、該塗板を
精製水に30日間浸漬したが、塗膜に変化は認められな
かった。更にマジックインク(赤)で筆記した後、メチ
ルエチルケトンを染み込ませた布で拭いた処、汚れや異
常が認められなかった。
試験をしたが、割れが認められなかった。又、該塗板を
精製水に30日間浸漬したが、塗膜に変化は認められな
かった。更にマジックインク(赤)で筆記した後、メチ
ルエチルケトンを染み込ませた布で拭いた処、汚れや異
常が認められなかった。
【0028】実施例2 ビスフェノールAにプロピレンオキサイドを2モル付加
した物1512部と、トリメリット酸モノプロピルエス
テル2268部と、テトラ−n−ブトキシチタン10.
4部とキシレン500部とを反応容器に取り、窒素気流
中で185℃で6時間縮合し、更に210℃でキシレン
を留去しながら3時間縮合する。冷却して水を加えてキ
シレンを共沸により除去する。EDTA二ナトリウム7
部とトリエチルアミン954部と水を4,482部とを
加えて取り出し、水溶性樹脂液−2とする。PHは6.
1で、粘度は4.3パスカルであった。
した物1512部と、トリメリット酸モノプロピルエス
テル2268部と、テトラ−n−ブトキシチタン10.
4部とキシレン500部とを反応容器に取り、窒素気流
中で185℃で6時間縮合し、更に210℃でキシレン
を留去しながら3時間縮合する。冷却して水を加えてキ
シレンを共沸により除去する。EDTA二ナトリウム7
部とトリエチルアミン954部と水を4,482部とを
加えて取り出し、水溶性樹脂液−2とする。PHは6.
1で、粘度は4.3パスカルであった。
【0029】該水溶性樹脂液−2の187.5部と、デ
ナコール EX614Bの22部と、サイメル350の
55部とを配合し攪拌して水性クリヤー塗料を得た。塗
料−1を塗布し、120℃10分乾燥した塗板に、該水
性クリヤー塗料を20μm(dry)の厚さに塗布し、
150℃で30分間焼き付けて試験用塗板を得た。該塗
板を実施例−1と同様にマジックインクテスト及び耐水
試験を行なった処、異常は認められなかった。
ナコール EX614Bの22部と、サイメル350の
55部とを配合し攪拌して水性クリヤー塗料を得た。塗
料−1を塗布し、120℃10分乾燥した塗板に、該水
性クリヤー塗料を20μm(dry)の厚さに塗布し、
150℃で30分間焼き付けて試験用塗板を得た。該塗
板を実施例−1と同様にマジックインクテスト及び耐水
試験を行なった処、異常は認められなかった。
【0030】実施例3 実施例1で調製した水溶性樹脂液−1の150部と、水
300部と、安定型銅フタロシアニンブルー300部と
を、ステンレス製のボールミルで20時間分散し、水溶
性樹脂−1の200部と水を50部追加して1時間分散
し、取り出して水性着色剤−3とする。分散に際しては
シアニンブルーの分散配合が無溶剤であるにもかかわら
ず、分散が良好で、発泡も問題なかった。
300部と、安定型銅フタロシアニンブルー300部と
を、ステンレス製のボールミルで20時間分散し、水溶
性樹脂−1の200部と水を50部追加して1時間分散
し、取り出して水性着色剤−3とする。分散に際しては
シアニンブルーの分散配合が無溶剤であるにもかかわら
ず、分散が良好で、発泡も問題なかった。
【0031】更に、水溶性樹脂液−1の120部と、水
性着色剤−1の100部と、水性着色剤−3の10部
と、サイメル303の20部と、触媒0.8部とを混ぜ
て水性塗料−3を調製した。該塗料は、発色が良好で、
グロスは98.8と高い値を示した。
性着色剤−1の100部と、水性着色剤−3の10部
と、サイメル303の20部と、触媒0.8部とを混ぜ
て水性塗料−3を調製した。該塗料は、発色が良好で、
グロスは98.8と高い値を示した。
【0032】実施例4 ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加物を
3318部と、ピロメリット酸ジ(エチレングリコール
モノ−n−ブチルエーテル)7945部と、テトラ−n
−ブトキシチタン35部と、キシレン1800部とを反
応容器に取り、窒素気流中で165℃〜175℃で10
時間縮合し、水と共沸によりキシレンを除去し、トリエ
チルアミン1470部と、EDTA二ナトリウム31部
と、水とを加えて樹脂分40%として取り出して水溶性
樹脂液−4とする。該樹脂液はpH5.9で、粘度は
3.7パスカルであった。
3318部と、ピロメリット酸ジ(エチレングリコール
モノ−n−ブチルエーテル)7945部と、テトラ−n
−ブトキシチタン35部と、キシレン1800部とを反
応容器に取り、窒素気流中で165℃〜175℃で10
時間縮合し、水と共沸によりキシレンを除去し、トリエ
チルアミン1470部と、EDTA二ナトリウム31部
と、水とを加えて樹脂分40%として取り出して水溶性
樹脂液−4とする。該樹脂液はpH5.9で、粘度は
3.7パスカルであった。
【0033】上記水溶性樹脂液−4を用いて実施例1と
同様に水性着色剤−4を作った。該水性着色剤−4の2
00部と、水溶性樹脂液−4の180部と、TETRA
DX12部と、サイメル350の28部とで水性塗料−
4を作った。該水性塗料−4を実施例1と同様に試験を
したところ、グロスは98.7であった。又、5mmの
芯棒を用いたはぜ折り試験では、塗膜に割れを認められ
なかった。又、30日の耐水試験及びマジックインクテ
ストで異常は認められなかった。
同様に水性着色剤−4を作った。該水性着色剤−4の2
00部と、水溶性樹脂液−4の180部と、TETRA
DX12部と、サイメル350の28部とで水性塗料−
4を作った。該水性塗料−4を実施例1と同様に試験を
したところ、グロスは98.7であった。又、5mmの
芯棒を用いたはぜ折り試験では、塗膜に割れを認められ
なかった。又、30日の耐水試験及びマジックインクテ
ストで異常は認められなかった。
【0034】実施例5 ビスフェノールAのエチレンオキサイド8モル付加物
2,088部と、トリメリット酸モノ(ジエチレングリ
コールモノヘキシルエーテル)20,639部と、テト
ラ−n−ブトキシチタン12.6部と、キシレン670
部とを反応容器に取り、窒素気流中で175〜185℃
で5時間縮合した後、210〜230℃で3時間縮合し
ながらキシレンを除去し、80℃まで冷却した後EDT
A二ナトリウムを9部を溶かした水5,655部と、ト
リエチルアミン378部とを交互に加えて攪拌し、全量
を加え終わった後に取り出し、水溶性樹脂液−5とす
る。実施例1と同様にして水性着色剤−5を作る。
2,088部と、トリメリット酸モノ(ジエチレングリ
コールモノヘキシルエーテル)20,639部と、テト
ラ−n−ブトキシチタン12.6部と、キシレン670
部とを反応容器に取り、窒素気流中で175〜185℃
で5時間縮合した後、210〜230℃で3時間縮合し
ながらキシレンを除去し、80℃まで冷却した後EDT
A二ナトリウムを9部を溶かした水5,655部と、ト
リエチルアミン378部とを交互に加えて攪拌し、全量
を加え終わった後に取り出し、水溶性樹脂液−5とす
る。実施例1と同様にして水性着色剤−5を作る。
【0035】水溶性樹脂液−5の752部と、水性着色
剤−5の800部と、TETRADX64部と、サイメ
ル350の90部と、水209部とを配合し、攪拌して
水性塗料−5とする。該塗料−5をアルミ板に24μm
(dry)の厚さに塗布し、130℃で30分間焼き付
け、塗板−5とする。塗板−5を30日間水に浸漬した
が、塗膜に膨れは見られなかった。又、5mmの芯棒を
用いて、−30℃ではぜ折り試験をしたが塗膜の割れは
認められなかった。
剤−5の800部と、TETRADX64部と、サイメ
ル350の90部と、水209部とを配合し、攪拌して
水性塗料−5とする。該塗料−5をアルミ板に24μm
(dry)の厚さに塗布し、130℃で30分間焼き付
け、塗板−5とする。塗板−5を30日間水に浸漬した
が、塗膜に膨れは見られなかった。又、5mmの芯棒を
用いて、−30℃ではぜ折り試験をしたが塗膜の割れは
認められなかった。
【0036】
【効果】上記本発明によれば、無溶剤又は低溶剤であ
り、塗料の製造時及び塗装時に低発泡性であり、消泡性
を有し、高固形分のために無溶剤でも初期乾燥が早く、
又湿度によってグロスが低下することがなく、硬くてし
かも柔軟性があり、仕上がりの良い塗膜を形成し得る水
性被覆剤組成物が提供される。
り、塗料の製造時及び塗装時に低発泡性であり、消泡性
を有し、高固形分のために無溶剤でも初期乾燥が早く、
又湿度によってグロスが低下することがなく、硬くてし
かも柔軟性があり、仕上がりの良い塗膜を形成し得る水
性被覆剤組成物が提供される。
Claims (7)
- 【請求項1】 水溶性樹脂と中和剤と水と架橋剤とから
なる水性被覆剤組成物において、上記水溶性樹脂が、ビ
スフェノール系化合物のアルキレンオキサイド付加物を
少なくとも50モル%含有するジオール(A)と、カル
ボキシル基を少なくとも2個有する多塩基酸の部分エス
テル化物を少なくとも50モル%含有する二塩基酸
(B)との縮合反応によって得られた水溶性樹脂である
ことを特徴とする水性被覆剤組成物。 - 【請求項2】 多塩基酸の部分エステル化物が、トリメ
リット酸のモノエステル又はピロメリット酸のジエステ
ルであり、エステル成分のアルコールが下記の一般式で
表される少なくとも1種のアルコールである請求項1に
記載の水性被覆剤組成物。 ROH 又はRO-(CH2CH2O)n-H 又はRO-(CH2CH(CH3)O)n-H (但し、Rは炭素数3〜8のアルキル基であり、nは1
〜4の整数である。) - 【請求項3】 ビスフェノール系化合物が、ビスフェノ
ールAである請求項1に記載の水性被覆剤組成物。 - 【請求項4】 アルキレンオキサイドが、エチレンオキ
サイド又はプロピレンオキサイドであり、アルキレンオ
キサイドの付加量がビスフェノール系化合物1モル当た
り2〜8モルである請求項1に記載の水性被覆剤組成
物。 - 【請求項5】 水溶性樹脂の分子量が、700〜2,5
00である請求項1に記載の水性被覆剤組成物。 - 【請求項6】 水溶性樹脂の酸価が、150〜45であ
る請求項1に記載の水性被覆剤組成物。 - 【請求項7】 ビスフェノール系化合物のアルキレンオ
キサイド付加物を少なくとも50モル%含有するジオー
ル(A)と、カルボキシル基を少なくとも2個有する多
塩基酸の部分エステル化物を少なくとも50モル%含有
する二塩基酸(B)との縮合反応によって得られた水溶
性樹脂と中和剤とを水性溶媒を加えて水性溶液とし、更
に架橋剤を加えることを特徴とする水性被覆剤組成物の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051074A JP3071086B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水性被覆剤組成物及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051074A JP3071086B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水性被覆剤組成物及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07238254A true JPH07238254A (ja) | 1995-09-12 |
| JP3071086B2 JP3071086B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=12876670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6051074A Expired - Fee Related JP3071086B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 水性被覆剤組成物及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3071086B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182950A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Unitika Ltd | ポリエステル樹脂水性分散体 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6051074A patent/JP3071086B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182950A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Unitika Ltd | ポリエステル樹脂水性分散体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3071086B2 (ja) | 2000-07-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4072662A (en) | Polyesters | |
| KR100353191B1 (ko) | 미립고체를분산시키기위한분산제및이의제조방법과상기분산제와미립고체를포함하는조성물 | |
| CA1145079A (en) | Water-dilutable binder mixture, and its use for the production of a two-layer metallic paint coating | |
| JPS6351469A (ja) | 顔料組成物 | |
| CZ42094A3 (en) | Acid-modified polyester and its use in baking varnishes | |
| US4322324A (en) | Ampho-ionic group-containing alkyd resins | |
| JPS6351468A (ja) | 顔料組成物 | |
| US4689266A (en) | Air drying protective coatings | |
| JP2000502741A (ja) | 溶剤不含の、低放出性で硬化可能な塗料 | |
| JP2881106B2 (ja) | 水性顔料分散液及びその製造法 | |
| JPS6128562A (ja) | 含窒素アルキド樹脂系水性熱硬化型塗料 | |
| JPH07238254A (ja) | 水性被覆剤組成物及びその製造法 | |
| EP0908486B1 (de) | Wasserverdünnbare Harze, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung | |
| KR920009300B1 (ko) | 열경화성 피복의 제조를 위한 물에 희석되는 피복조성물 | |
| CN111499848A (zh) | 一种零voc水性聚酯分散体用聚酯聚合物、分散体及涂料组合物 | |
| CN111499847B (zh) | 零voc水性聚酯分散体用聚酯聚合物、分散体及涂料组合物 | |
| JP2507806B2 (ja) | 缶用水性塗料組成物 | |
| JP2898817B2 (ja) | 水性顔料分散液 | |
| JPH02302431A (ja) | 水性塗料用アルキド樹脂及び水性塗料組成物 | |
| JP2003502446A (ja) | オイルフリー酸化的硬化性ポリエステル組成物 | |
| JPH0525430A (ja) | 無硬化触媒型水性塗料 | |
| JPH05508675A (ja) | ポリエステル | |
| JP2616271B2 (ja) | 塗料用ポリエステル樹脂の製造法及び塗料 | |
| JPH0610253B2 (ja) | ビヒクル用樹脂 | |
| US3479306A (en) | Water soluble epoxy esters |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080526 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |