JPH0723942Y2 - 中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器 - Google Patents
中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器Info
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- JPH0723942Y2 JPH0723942Y2 JP1988119693U JP11969388U JPH0723942Y2 JP H0723942 Y2 JPH0723942 Y2 JP H0723942Y2 JP 1988119693 U JP1988119693 U JP 1988119693U JP 11969388 U JP11969388 U JP 11969388U JP H0723942 Y2 JPH0723942 Y2 JP H0723942Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は交流電動機のコンドルファー始動装置に使用す
る中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器に関する。
る中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器に関する。
B.考案の概要 本考案は油入コンドルファ始動変圧器と、この始動変圧
器のタンク側面又はタンク内部に一体に取付けられ油中
において線路側端子が始動変圧器巻線の中性点端子に接
続された油入中性点開閉器よりなり、サージアブソーバ
及び中性点端子から別置しゃ断器盤間の主回路配線を不
要ならしめるものである。
器のタンク側面又はタンク内部に一体に取付けられ油中
において線路側端子が始動変圧器巻線の中性点端子に接
続された油入中性点開閉器よりなり、サージアブソーバ
及び中性点端子から別置しゃ断器盤間の主回路配線を不
要ならしめるものである。
C.従来の技術 第4図は従来コンドルファー始動変圧器による交流電動
機回路の一例を単線接続図で示したもので、始動時は、
始動変圧器2のタップを例えば80%とし、中性点しゃ断
器4、電源しゃ断器5を順次投入して、電動機1を電源
電圧の80%で始動し、次いで一定時間後、中性点しゃ断
器4をしゃ断して、変圧器2の巻線の一部をリアクトル
として作用させ、その後しゃ断器6を投入して電動機1
を電源電圧による全電圧運転とするようになっている。
機回路の一例を単線接続図で示したもので、始動時は、
始動変圧器2のタップを例えば80%とし、中性点しゃ断
器4、電源しゃ断器5を順次投入して、電動機1を電源
電圧の80%で始動し、次いで一定時間後、中性点しゃ断
器4をしゃ断して、変圧器2の巻線の一部をリアクトル
として作用させ、その後しゃ断器6を投入して電動機1
を電源電圧による全電圧運転とするようになっている。
D.考案が解決しようとする課題 ところで、中性点しゃ断器4をしゃ断したとき始動変圧
器2の中性点端子9に表れる対地電圧は、中性点しゃ断
器4のしゃ断時限,中性点端子と大地との間に接続され
る外部インピーダンスなどの条件により異なるが、3KV
又は6KV系電源電圧の場合、約1,000〜10,000Vになる。
器2の中性点端子9に表れる対地電圧は、中性点しゃ断
器4のしゃ断時限,中性点端子と大地との間に接続され
る外部インピーダンスなどの条件により異なるが、3KV
又は6KV系電源電圧の場合、約1,000〜10,000Vになる。
このため従来の3KV又は6KV系であっても中性点しゃ断器
4は10KV級の定格電圧を持ったものを使用せざるを得な
いこともある。
4は10KV級の定格電圧を持ったものを使用せざるを得な
いこともある。
又、中性点しゃ断器4に真空しゃ断器を使用した場合
は、始動変圧器2の巻線の中性点回路電流しゃ断時に、
裁断サージ電圧を生じ、絶縁破壊を生ずることがあるの
で、これを予防するため始動変圧器2の中性点Nにサー
ジアブソーバを接続する必要がある。
は、始動変圧器2の巻線の中性点回路電流しゃ断時に、
裁断サージ電圧を生じ、絶縁破壊を生ずることがあるの
で、これを予防するため始動変圧器2の中性点Nにサー
ジアブソーバを接続する必要がある。
C−Rサージアブソーバを用いた場合、始動変圧器2の
鉄心が電動機始動電流により磁気飽和するため、始動用
変圧器2の巻線に奇数波高調周波数電圧が発生し、又第
5図のように始動変圧器2の巻線インダクタンスLは正
弦波的に流れる電動機始動電流iの変化により変化する
ため、 で算出される共振周波数foの値が奇数波高調周波数と一
致するか、又は近接値となると、R−Cサージアブソー
バのコンデンサCと始動用変圧器2の巻線インダクタン
スLとが直列共振状態となり、始動変圧器巻線の中性点
9の対地電圧の異常上昇につながり、機器損傷事故を招
来する。又、この場合、電源ACの中性点が非接地方式の
ときは、第3,第9次高調波電流が3相回路で同相とな
り、電源回路接続される接地用計器用変圧器の零相回路
に流れ、系統地絡事故が発生したような状態となり、地
絡保護継電器動作、更には電源しゃ断器5のしゃ断とい
う誤動作を招来する。
鉄心が電動機始動電流により磁気飽和するため、始動用
変圧器2の巻線に奇数波高調周波数電圧が発生し、又第
5図のように始動変圧器2の巻線インダクタンスLは正
弦波的に流れる電動機始動電流iの変化により変化する
ため、 で算出される共振周波数foの値が奇数波高調周波数と一
致するか、又は近接値となると、R−Cサージアブソー
バのコンデンサCと始動用変圧器2の巻線インダクタン
スLとが直列共振状態となり、始動変圧器巻線の中性点
9の対地電圧の異常上昇につながり、機器損傷事故を招
来する。又、この場合、電源ACの中性点が非接地方式の
ときは、第3,第9次高調波電流が3相回路で同相とな
り、電源回路接続される接地用計器用変圧器の零相回路
に流れ、系統地絡事故が発生したような状態となり、地
絡保護継電器動作、更には電源しゃ断器5のしゃ断とい
う誤動作を招来する。
本考案は従来技術の有するこのような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、サージア
ブソーバが不要となる中性点開閉断路器付コンドルファ
ー始動用変圧器を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、サージア
ブソーバが不要となる中性点開閉断路器付コンドルファ
ー始動用変圧器を提供することにある。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案における中性点付コ
ンドルファー始動変圧器は、油入コンドルファー始動変
圧器と、この始動変圧器のタンク側面又はタンク内部に
一体に取付けられ油中において線路側端子が始動変圧器
の中性点端子に接続された油入中性点開閉器とよりなる
ことを特徴とする。
ンドルファー始動変圧器は、油入コンドルファー始動変
圧器と、この始動変圧器のタンク側面又はタンク内部に
一体に取付けられ油中において線路側端子が始動変圧器
の中性点端子に接続された油入中性点開閉器とよりなる
ことを特徴とする。
F.作用 油入始動変圧器の中性点をしゃ断時限の遅い油入中性点
開閉器で切り離すようにしたので、始動変圧器の中性点
回路電流しゃ断時に裁断電圧が殆ど発生しない。このた
め、サージアブソーバが不要となる。
開閉器で切り離すようにしたので、始動変圧器の中性点
回路電流しゃ断時に裁断電圧が殆ど発生しない。このた
め、サージアブソーバが不要となる。
又、油入始動変圧器巻線中性点端子と油入開閉器の端子
の接続を油入中性点開閉器内部又は始動変圧器内部で接
続しているので、別置しゃ断器盤間の主回路配線が不要
となる。
の接続を油入中性点開閉器内部又は始動変圧器内部で接
続しているので、別置しゃ断器盤間の主回路配線が不要
となる。
G.実施例 実施例について図面を参照して説明する。
第1〜3図において、始動変圧器2は、各相のタップ付
巻線15を鉄心14の各脚部に巻回してなる変圧器本体を絶
縁油入タンク13内に収容し、巻線15のタップ及び端部を
夫々タンク13に設けたタップ端子3,電源接続端子8,中性
点端子9に接続されて構成されている。
巻線15を鉄心14の各脚部に巻回してなる変圧器本体を絶
縁油入タンク13内に収容し、巻線15のタップ及び端部を
夫々タンク13に設けたタップ端子3,電源接続端子8,中性
点端子9に接続されて構成されている。
又、油入中性点開閉器7は、電磁形の操作装置17で操作
される油入開閉器よりなり、そのタンク18は始動変圧器
2の中性点端子9を取り込むように始動変圧器2のタン
ク13に取付けられており、タンク18中において、中性点
側端子11はジャンパー12で短絡され、線路側端子10は中
性点端子9と接続されている。そして操作装置17は第4
図のしゃ断器5,6を操作するしゃ断器盤(図示せず)に
より操作されるようになっている。なお、19,20は夫々
給油弁及び排出弁を示す。
される油入開閉器よりなり、そのタンク18は始動変圧器
2の中性点端子9を取り込むように始動変圧器2のタン
ク13に取付けられており、タンク18中において、中性点
側端子11はジャンパー12で短絡され、線路側端子10は中
性点端子9と接続されている。そして操作装置17は第4
図のしゃ断器5,6を操作するしゃ断器盤(図示せず)に
より操作されるようになっている。なお、19,20は夫々
給油弁及び排出弁を示す。
しかして、油入中性点開閉器は中性点真空しゃ断器に比
し、しゃ断時限が長いので、中性点切離し時に裁断サー
ジ電圧が発生しない。又、始動変圧器2と一体に中性点
開閉器7を取付けているので、中性点端子9と中性点開
閉装置間の主回路配線用電源が殆ど不要となる。
し、しゃ断時限が長いので、中性点切離し時に裁断サー
ジ電圧が発生しない。又、始動変圧器2と一体に中性点
開閉器7を取付けているので、中性点端子9と中性点開
閉装置間の主回路配線用電源が殆ど不要となる。
なお、中性点開閉器7の操作装置17は電磁形のものに限
るのではなく、電動スプリング操作方式のものとしても
よい。又中性点開閉器7は始動変圧器の内部に設けても
よい。又中性点開閉器7としては油入開閉器又は断路器
の代わりに油入3相サイリスタスイッチなどの静止形開
閉器も採用することができる。
るのではなく、電動スプリング操作方式のものとしても
よい。又中性点開閉器7は始動変圧器の内部に設けても
よい。又中性点開閉器7としては油入開閉器又は断路器
の代わりに油入3相サイリスタスイッチなどの静止形開
閉器も採用することができる。
H.考案の効果 本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
る効果を奏する。
油入中性点開閉器により始動巻線電流が油中で開閉
されるので、比較的高電圧,大電流領域までの開閉が可
能になる。
されるので、比較的高電圧,大電流領域までの開閉が可
能になる。
油入中性点開閉器により始動巻線電流をしゃ断する
ので、そのしゃ断時間が比較的長く、真空しゃ断器のよ
うに裁断電流による裁断サージ電圧を発生することがな
いので、始動巻線中性点保護用のサージアブソーバが不
要となる。
ので、そのしゃ断時間が比較的長く、真空しゃ断器のよ
うに裁断電流による裁断サージ電圧を発生することがな
いので、始動巻線中性点保護用のサージアブソーバが不
要となる。
油入中性点開閉器を始動用変圧器と一体に設けたの
で、別置しゃ断器盤間の主回路配線が不要となる。
で、別置しゃ断器盤間の主回路配線が不要となる。
C−Rサージアブソーバを始動変圧器中性点に取付
けることが不要となるため、C−Rサージアブソーバに
よる直列共振現象が無くなり、第3,第9次高調波が三相
回路に同相として流れることがなくなるので、接地継電
器の誤動作を防止することができる。
けることが不要となるため、C−Rサージアブソーバに
よる直列共振現象が無くなり、第3,第9次高調波が三相
回路に同相として流れることがなくなるので、接地継電
器の誤動作を防止することができる。
油入中性点開閉器を用いているので、始動用変圧器
の中性点切離し時の中性点の対地電圧は真空しゃ断器を
用いた場合に比し低くなるから、回路設計は電源電圧に
基づいた電圧設計とすることができる。
の中性点切離し時の中性点の対地電圧は真空しゃ断器を
用いた場合に比し低くなるから、回路設計は電源電圧に
基づいた電圧設計とすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す概略的平面図、第2図
は同側面図、第3図は同回路図、第4図はコンドルファ
ー始動回路図、第5図は始動変圧器の電流−インダクタ
ンス特性曲線図である。 2…始動用変圧器、7…油入中性点開閉器。
は同側面図、第3図は同回路図、第4図はコンドルファ
ー始動回路図、第5図は始動変圧器の電流−インダクタ
ンス特性曲線図である。 2…始動用変圧器、7…油入中性点開閉器。
Claims (1)
- 【請求項1】油入コンドルファ始動変圧器と、この始動
変圧器のタンク側面又はタンク内部に一体に取付けられ
油中において線路側端子が始動変圧器巻線の中性点端子
に接続された油入中性点開閉器よりなることを特徴とす
る中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119693U JPH0723942Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988119693U JPH0723942Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241695U JPH0241695U (ja) | 1990-03-22 |
| JPH0723942Y2 true JPH0723942Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31365145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988119693U Expired - Lifetime JPH0723942Y2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 中性点開閉器付コンドルファー始動変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723942Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH062454U (ja) * | 1991-03-06 | 1994-01-14 | 清三 藤戸 | 電子式卓上計算幾 |
| JPH08255136A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Fumio Abe | 対話用卓上計算機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5232898U (ja) * | 1975-08-30 | 1977-03-08 | ||
| JPS55143690U (ja) * | 1979-03-30 | 1980-10-15 | ||
| JPS5615295U (ja) * | 1979-07-11 | 1981-02-09 | ||
| JPS5663023U (ja) * | 1979-10-18 | 1981-05-27 |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP1988119693U patent/JPH0723942Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0241695U (ja) | 1990-03-22 |
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