JPH07239623A - 電子写真装置のトナー定着用熱ローラ - Google Patents
電子写真装置のトナー定着用熱ローラInfo
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- JPH07239623A JPH07239623A JP3021294A JP3021294A JPH07239623A JP H07239623 A JPH07239623 A JP H07239623A JP 3021294 A JP3021294 A JP 3021294A JP 3021294 A JP3021294 A JP 3021294A JP H07239623 A JPH07239623 A JP H07239623A
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- JP
- Japan
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- shaft body
- heat roller
- heating wire
- fixing
- support cylinder
- Prior art date
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造を簡単として生産性を向上すると共に、
コストの削減が可能であり、しかも、高い耐久力を有
し、小型化が容易となる電子写真装置のトナー定着用熱
ローラを提供する。 【構成】 円柱状に形成された軸体3の外周に電熱線1
1を巻回して発熱部4を形成する。発熱部4に隣接する
軸体3の端部に発熱部4から延出する電熱線11に電気
的に接続した給電部5を形成する。給電部5に、電熱線
11の端部を巻回固定する固定溝16を設け、固定溝1
6に巻回固定された電熱線11に電気的に接続する金属
製外筒14を軸体3の外周に嵌着して設ける。
コストの削減が可能であり、しかも、高い耐久力を有
し、小型化が容易となる電子写真装置のトナー定着用熱
ローラを提供する。 【構成】 円柱状に形成された軸体3の外周に電熱線1
1を巻回して発熱部4を形成する。発熱部4に隣接する
軸体3の端部に発熱部4から延出する電熱線11に電気
的に接続した給電部5を形成する。給電部5に、電熱線
11の端部を巻回固定する固定溝16を設け、固定溝1
6に巻回固定された電熱線11に電気的に接続する金属
製外筒14を軸体3の外周に嵌着して設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機、ファ
クシミリ、レーザープリンタ等の電子写真装置に備えら
れているトナー定着用熱ローラに関する。
クシミリ、レーザープリンタ等の電子写真装置に備えら
れているトナー定着用熱ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やレーザープリンタ等の電子写真
装置においては、熱ローラを備える定着装置によって用
紙の表面に静電気力等により付着しているトナーを加熱
して用紙に定着させることが行われる。一般に、この種
の定着装置は、トナーの定着に必要な温度に発熱する熱
ローラと、該熱ローラに圧接する圧接ローラとを備え、
熱ローラと圧接ローラとを同期回転させ、それらの間に
用紙を通過させて用紙上のトナーを熱ローラによって加
熱する。
装置においては、熱ローラを備える定着装置によって用
紙の表面に静電気力等により付着しているトナーを加熱
して用紙に定着させることが行われる。一般に、この種
の定着装置は、トナーの定着に必要な温度に発熱する熱
ローラと、該熱ローラに圧接する圧接ローラとを備え、
熱ローラと圧接ローラとを同期回転させ、それらの間に
用紙を通過させて用紙上のトナーを熱ローラによって加
熱する。
【0003】従来、熱ローラは、中空円筒状の軸体と、
該軸体の内部に設けられた発熱源であるハロゲンランプ
とによって構成されているものが知られている。該軸体
は、その外側面に内部の発熱源からの熱を効率よく伝え
る必要があるために、アルミニウム等の金属によって形
成されている。そして、用紙にトナーを定着する際の熱
ローラの表面温度は、トナーの種類によって左右される
ことではあるが、一般的なトナーを使用した場合には通
常約150℃と比較的高温とされる。
該軸体の内部に設けられた発熱源であるハロゲンランプ
とによって構成されているものが知られている。該軸体
は、その外側面に内部の発熱源からの熱を効率よく伝え
る必要があるために、アルミニウム等の金属によって形
成されている。そして、用紙にトナーを定着する際の熱
ローラの表面温度は、トナーの種類によって左右される
ことではあるが、一般的なトナーを使用した場合には通
常約150℃と比較的高温とされる。
【0004】しかし、熱ローラの表面温度を約150℃
とするためには、ハロゲンランプの発熱温度を約900
℃とする必要がある。このため、ハロゲンランプに通電
して熱ローラの表面に必要な温度が得られるまでに長い
時間を要する不都合があった。そこで、常に発熱源を発
熱状態としておくことも行われるが、それによって消費
電力が大となると共にハロゲンランプの寿命を短縮する
不都合があった。また、該熱ローラでは、必要な発熱温
度を得るためのハロゲンランプの大きさや形状が定まっ
ているので小型化が困難であった。
とするためには、ハロゲンランプの発熱温度を約900
℃とする必要がある。このため、ハロゲンランプに通電
して熱ローラの表面に必要な温度が得られるまでに長い
時間を要する不都合があった。そこで、常に発熱源を発
熱状態としておくことも行われるが、それによって消費
電力が大となると共にハロゲンランプの寿命を短縮する
不都合があった。また、該熱ローラでは、必要な発熱温
度を得るためのハロゲンランプの大きさや形状が定まっ
ているので小型化が困難であった。
【0005】そこで、円柱状の軸体の外周に電熱線であ
るニッケル−クロム線(以下ニクロム線と言う)を巻回
して発熱部を形成した熱ローラが考えられる。このよう
な熱ローラは、ハロゲンランプ等を内蔵するものに比し
て構造が簡単であり、また、熱ローラの表面部が発熱す
るので熱効率が極めて良く、必要な発熱温度を短時間で
得ることができる。
るニッケル−クロム線(以下ニクロム線と言う)を巻回
して発熱部を形成した熱ローラが考えられる。このよう
な熱ローラは、ハロゲンランプ等を内蔵するものに比し
て構造が簡単であり、また、熱ローラの表面部が発熱す
るので熱効率が極めて良く、必要な発熱温度を短時間で
得ることができる。
【0006】しかし、発熱部のニクロム線に給電するた
めに、例えば、軸体の端部に金属製の筒体を嵌着して給
電部とし、該筒体にニクロム線を接続しなければならな
いが、ニクロム線は半田付けが困難であるため、半田付
けによる筒体とニクロム線との接続が行えない不都合が
ある。
めに、例えば、軸体の端部に金属製の筒体を嵌着して給
電部とし、該筒体にニクロム線を接続しなければならな
いが、ニクロム線は半田付けが困難であるため、半田付
けによる筒体とニクロム線との接続が行えない不都合が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この種の熱
ローラの改良を目的とするものであり、特に、構造を簡
単として生産性を向上すると共に、コストの削減が可能
であり、しかも、高い耐久力を有し、小型化が容易とな
る電子写真装置のトナー定着用熱ローラを提供すること
を目的とする。
ローラの改良を目的とするものであり、特に、構造を簡
単として生産性を向上すると共に、コストの削減が可能
であり、しかも、高い耐久力を有し、小型化が容易とな
る電子写真装置のトナー定着用熱ローラを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の第1の態様は、絶縁体からなる円柱状の
軸体の中央部外周に、電熱線を巻回固定した発熱部と、
該軸体の端部外周に給電可能に該電熱線の端部を巻回固
定した給電部とからなる電子写真装置のトナー定着用熱
ローラであって、該給電部には、前記軸体の外周に形成
されて前記発熱部から延出する電熱線の端部を巻回固定
する固定溝と、該固定溝に巻回固定された電熱線の端部
に電気的に接続する状態で該軸体の外周に嵌着する導体
からなる円筒状の外筒とが備えられていることを特徴と
する。
めに、本発明の第1の態様は、絶縁体からなる円柱状の
軸体の中央部外周に、電熱線を巻回固定した発熱部と、
該軸体の端部外周に給電可能に該電熱線の端部を巻回固
定した給電部とからなる電子写真装置のトナー定着用熱
ローラであって、該給電部には、前記軸体の外周に形成
されて前記発熱部から延出する電熱線の端部を巻回固定
する固定溝と、該固定溝に巻回固定された電熱線の端部
に電気的に接続する状態で該軸体の外周に嵌着する導体
からなる円筒状の外筒とが備えられていることを特徴と
する。
【0009】また、本発明の第2の態様は、導体からな
る円柱状の軸体の中央部外周に、電熱線を絶縁状態で巻
回固定した発熱部と、該軸体の端部外周に給電可能に該
電熱線の端部を巻回固定した給電部とからなる電子写真
装置のトナー定着用熱ローラであって、前記給電部に
は、絶縁被膜を介して前記軸体の外周に嵌着して前記発
熱部から延出する電熱線の端部を電気的に接続する状態
で巻回固定する固定溝が外周に刻設された導体からなる
円筒状の支持筒と、該支持筒の外周の固定溝に巻回固定
された電熱線の端部に電気的に接続する状態で該支持筒
の外周に嵌着する導体からなる円筒状の外筒とが備えら
れていることを特徴とする。
る円柱状の軸体の中央部外周に、電熱線を絶縁状態で巻
回固定した発熱部と、該軸体の端部外周に給電可能に該
電熱線の端部を巻回固定した給電部とからなる電子写真
装置のトナー定着用熱ローラであって、前記給電部に
は、絶縁被膜を介して前記軸体の外周に嵌着して前記発
熱部から延出する電熱線の端部を電気的に接続する状態
で巻回固定する固定溝が外周に刻設された導体からなる
円筒状の支持筒と、該支持筒の外周の固定溝に巻回固定
された電熱線の端部に電気的に接続する状態で該支持筒
の外周に嵌着する導体からなる円筒状の外筒とが備えら
れていることを特徴とする。
【0010】また、本発明の第3態様は、導体からなる
円柱状の軸体の中央部外周に、電熱線を絶縁状態で巻回
固定した発熱部と、該軸体の端部外周に給電可能に該電
熱線の端部を巻回固定した給電部とからなる電子写真装
置のトナー定着用熱ローラであって、前記給電部には、
前記軸体の外周に嵌着して前記発熱部から延出する電熱
線の端部を巻回固定する固定溝が外周に刻設された絶縁
体からなる円筒状の支持筒と、該支持筒の外周の固定溝
に巻回固定された電熱線の端部に電気的に接続する状態
で該支持筒の外周に嵌着する導体からなる円筒状の外筒
とが備えられていることを特徴とする。
円柱状の軸体の中央部外周に、電熱線を絶縁状態で巻回
固定した発熱部と、該軸体の端部外周に給電可能に該電
熱線の端部を巻回固定した給電部とからなる電子写真装
置のトナー定着用熱ローラであって、前記給電部には、
前記軸体の外周に嵌着して前記発熱部から延出する電熱
線の端部を巻回固定する固定溝が外周に刻設された絶縁
体からなる円筒状の支持筒と、該支持筒の外周の固定溝
に巻回固定された電熱線の端部に電気的に接続する状態
で該支持筒の外周に嵌着する導体からなる円筒状の外筒
とが備えられていることを特徴とする。
【0011】本発明の上記各態様においては、前記発熱
部及び給電部に位置する軸体の外周全面を被覆する前記
絶縁被膜がシュリンクフィルムであってもよい。
部及び給電部に位置する軸体の外周全面を被覆する前記
絶縁被膜がシュリンクフィルムであってもよい。
【0012】その場合には、前記発熱部に位置する軸体
と給電部に位置する軸体との境界に発熱部の軸体の外径
よりも給電部の軸体の外径を小として段差部を形成する
と共に該段差部全周に逃げ溝を形成し、前記支持筒の先
端全周に逃げ溝に向かう突出部を設け設けることが好ま
しい。
と給電部に位置する軸体との境界に発熱部の軸体の外径
よりも給電部の軸体の外径を小として段差部を形成する
と共に該段差部全周に逃げ溝を形成し、前記支持筒の先
端全周に逃げ溝に向かう突出部を設け設けることが好ま
しい。
【0013】また本発明の上記各態様においては、前記
給電部の軸体の外側面と前記支持筒の内側面とに相互に
係合する係合部を設けてもよく、前記給電部の支持筒の
外側面と前記外筒の内側面とに相互に係合する係合部を
設けてもよい。
給電部の軸体の外側面と前記支持筒の内側面とに相互に
係合する係合部を設けてもよく、前記給電部の支持筒の
外側面と前記外筒の内側面とに相互に係合する係合部を
設けてもよい。
【0014】更に、前記給電部の軸体はその端部に向か
って次第に縮径するテーパー状に形成されており、前記
支持筒の内側面は該軸体の外側面の形状に沿った形状に
形成されており、該軸体に嵌着自在であることであるこ
とが好ましく、また、前記給電部の支持筒の外側面はそ
の端部に向かって次第に縮径するテーパー状に形成され
ており、前記外筒の内側面は該支持筒の外側面の形状に
対応するテーパー状に形成されていることが好ましい。
って次第に縮径するテーパー状に形成されており、前記
支持筒の内側面は該軸体の外側面の形状に沿った形状に
形成されており、該軸体に嵌着自在であることであるこ
とが好ましく、また、前記給電部の支持筒の外側面はそ
の端部に向かって次第に縮径するテーパー状に形成され
ており、前記外筒の内側面は該支持筒の外側面の形状に
対応するテーパー状に形成されていることが好ましい。
【0015】更に、本発明の第1の態様においては、前
記給電部の軸体の外側面と前記外筒の内側面とに相互に
係合する係合部を設けてもよく、また、前記給電部の軸
体はその端部に向かって次第に縮径するテーパー状に形
成されており、前記外筒の内側面は該軸体の外側面の形
状に対応するテーパー状に形成されていることが好まし
い。
記給電部の軸体の外側面と前記外筒の内側面とに相互に
係合する係合部を設けてもよく、また、前記給電部の軸
体はその端部に向かって次第に縮径するテーパー状に形
成されており、前記外筒の内側面は該軸体の外側面の形
状に対応するテーパー状に形成されていることが好まし
い。
【0016】
【作用】本発明の熱ローラは、給電部に位置する軸体の
外周或いは、前記支持筒の外周に前記固定溝を設けて電
熱線の端部を固定する。給電部の形成時には、該固定溝
に沿って電熱線を巻回し外筒を嵌着するだけで給電部が
形成される。
外周或いは、前記支持筒の外周に前記固定溝を設けて電
熱線の端部を固定する。給電部の形成時には、該固定溝
に沿って電熱線を巻回し外筒を嵌着するだけで給電部が
形成される。
【0017】また、前記支持筒を導体によって形成する
ことにより、電熱線、外筒、支持筒が全て電気的に接続
状態とされ、外筒から電熱線への電気の供給が可能とな
る。
ことにより、電熱線、外筒、支持筒が全て電気的に接続
状態とされ、外筒から電熱線への電気の供給が可能とな
る。
【0018】このとき、前記軸体の外周全面に絶縁被膜
を施して、例えば、軸体が軽金属であるアルミニウム等
の場合に支持筒と軸体との電気的短絡を防止することが
できる。
を施して、例えば、軸体が軽金属であるアルミニウム等
の場合に支持筒と軸体との電気的短絡を防止することが
できる。
【0019】更に、該被膜を加熱収縮するシュリンクフ
ィルムとすることにより、シュリンクフィルムを軸体に
被せて加熱するだけで被膜の形成が行え、更に、該シュ
リンクフィルムによって発熱部から給電部にかけての軸
体の外周全面に被膜を施すことにより、軸体が導体であ
る場合に電熱線と軸体との電気的短絡を防止しうる。
ィルムとすることにより、シュリンクフィルムを軸体に
被せて加熱するだけで被膜の形成が行え、更に、該シュ
リンクフィルムによって発熱部から給電部にかけての軸
体の外周全面に被膜を施すことにより、軸体が導体であ
る場合に電熱線と軸体との電気的短絡を防止しうる。
【0020】また、この場合には、発熱部と給電部と境
界に発熱部の軸体の外径よりも給電部の軸体の外径を小
として段差部を形成すると共に該段差部の全周に逃げ溝
を形成し、支持筒の先端全周に逃げ溝に向かう突出部を
設けることにより、給電部の軸体に支持筒を嵌着した際
に、支持筒の突出部がシュリンクフィルムを軸体の逃げ
溝に押し込んで、シュリンクフィルムの弛みを解消す
る。
界に発熱部の軸体の外径よりも給電部の軸体の外径を小
として段差部を形成すると共に該段差部の全周に逃げ溝
を形成し、支持筒の先端全周に逃げ溝に向かう突出部を
設けることにより、給電部の軸体に支持筒を嵌着した際
に、支持筒の突出部がシュリンクフィルムを軸体の逃げ
溝に押し込んで、シュリンクフィルムの弛みを解消す
る。
【0021】更に、給電部の軸体の外側面と支持筒の内
側面とを相互に係合させることにより軸体に支持筒を固
定し、支持筒の外側面と外筒の内側面とを相互に係合さ
せることにより支持筒に外筒を固定する。
側面とを相互に係合させることにより軸体に支持筒を固
定し、支持筒の外側面と外筒の内側面とを相互に係合さ
せることにより支持筒に外筒を固定する。
【0022】また、給電部の軸体をその端部に向かって
次第に縮径するテーパー状に形成し、且つ、支持筒の内
側面を軸体の形状に沿った形状に形成し嵌着自在とす
る。これにより、軸体への支持筒の嵌着が容易となる。
更に、軸体に絶縁被膜が施されているときには、支持筒
の突出部がシュリンクフィルムを軸体の逃げ溝に押し込
んだ際に、シュリンクフィルムが引き延ばされても支持
筒の内側面がその引き延ばしを緩和してシュリンクフィ
ルムの損傷を防止する。
次第に縮径するテーパー状に形成し、且つ、支持筒の内
側面を軸体の形状に沿った形状に形成し嵌着自在とす
る。これにより、軸体への支持筒の嵌着が容易となる。
更に、軸体に絶縁被膜が施されているときには、支持筒
の突出部がシュリンクフィルムを軸体の逃げ溝に押し込
んだ際に、シュリンクフィルムが引き延ばされても支持
筒の内側面がその引き延ばしを緩和してシュリンクフィ
ルムの損傷を防止する。
【0023】更に、支持筒の外側面を端部に向かって次
第に縮径するテーパー状に形成し、且つ、外筒の内側面
を支持筒に嵌着したときに対応する形状に形成すること
により、支持筒への外筒の嵌着が容易となる。
第に縮径するテーパー状に形成し、且つ、外筒の内側面
を支持筒に嵌着したときに対応する形状に形成すること
により、支持筒への外筒の嵌着が容易となる。
【0024】また、給電部の軸体に外筒が嵌着される場
合には、給電部の軸体の外側面と外筒の内側面とを相互
に係合させることにより軸体に外筒を固定する。更に、
前記給電部の軸体をその端部に向かって次第に縮径する
テーパー状に形成し、且つ、前記外筒の内側面を該軸体
の外側面の形状に対応するテーパー状に形成することに
より、軸体への外筒の嵌着が容易となる。
合には、給電部の軸体の外側面と外筒の内側面とを相互
に係合させることにより軸体に外筒を固定する。更に、
前記給電部の軸体をその端部に向かって次第に縮径する
テーパー状に形成し、且つ、前記外筒の内側面を該軸体
の外側面の形状に対応するテーパー状に形成することに
より、軸体への外筒の嵌着が容易となる。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例の熱ローラを示す説明図、図2は
図1の熱ローラを備えた定着装置の作動を説明する説明
図、図3は本実施例の熱ローラの一方端部を示す説明的
断面図、図4は他の実施例の熱ローラの一部を示す説明
的断面図、図5は他の実施例の熱ローラの一部を示す説
明的断面図である。
図1は本発明の実施例の熱ローラを示す説明図、図2は
図1の熱ローラを備えた定着装置の作動を説明する説明
図、図3は本実施例の熱ローラの一方端部を示す説明的
断面図、図4は他の実施例の熱ローラの一部を示す説明
的断面図、図5は他の実施例の熱ローラの一部を示す説
明的断面図である。
【0026】本実施例の熱ローラ1は、図示しない複写
機等の電子写真装置に設けられる図2に概略を示す定着
装置Aに備えられている。該定着装置Aは、図2に示す
ように、感光体(図示せず)から用紙Xに静電転写され
て弱い力で付着するトナーY´を用紙Xに固着させるも
のであり、用紙X上でトナーYを固体から液体に状態変
化させることによってトナーY´を用紙Xに浸透させ定
着させるものである。該定着装置Aは、図2に示すよう
に、回転自在に支持された熱ローラ1に圧接して回転自
在に支持された圧接ローラ2を備え、熱ローラ1と圧接
ローラ2との間に用紙Xが通過可能となっている。熱ロ
ーラ1と圧接ローラ2とは、互いに同期して回転させる
図示しない回転駆動手段によって、共に用紙Xの通過方
向に回転される。
機等の電子写真装置に設けられる図2に概略を示す定着
装置Aに備えられている。該定着装置Aは、図2に示す
ように、感光体(図示せず)から用紙Xに静電転写され
て弱い力で付着するトナーY´を用紙Xに固着させるも
のであり、用紙X上でトナーYを固体から液体に状態変
化させることによってトナーY´を用紙Xに浸透させ定
着させるものである。該定着装置Aは、図2に示すよう
に、回転自在に支持された熱ローラ1に圧接して回転自
在に支持された圧接ローラ2を備え、熱ローラ1と圧接
ローラ2との間に用紙Xが通過可能となっている。熱ロ
ーラ1と圧接ローラ2とは、互いに同期して回転させる
図示しない回転駆動手段によって、共に用紙Xの通過方
向に回転される。
【0027】本実施例の熱ローラ1は、図1に示すよう
に、軸体3の中央部外周に形成された発熱部4と、該発
熱部4の両端に隣接して軸体3の両端部外周に形成され
た給電部5とによって構成されている。図3に示すよう
に、軸体3は、アルミニウム或いはステンレススチール
等の導体である金属によって形成されており、発熱部4
が形成される部分の外径は給電部5が形成される部分よ
り大とされてその境界部には段差部6が形成されてい
る。該段差部6には後述する逃げ溝7が形成されてい
る。更に、軸体3は、その表面に合成樹脂製のシュリン
クフィルムによる絶縁被膜8が形成されている。シュリ
ンクフィルムは加熱収縮によって容易に絶縁被膜8を形
成することができるが、絶縁被膜8は絶縁性を有する塗
料によって塗装して形成してもよい。また、給電部5が
形成される軸体3の外側面9はその端部に向かって次第
に縮径するテーパー状に形成されており、その端部近傍
全周に凹部10が形成されている。
に、軸体3の中央部外周に形成された発熱部4と、該発
熱部4の両端に隣接して軸体3の両端部外周に形成され
た給電部5とによって構成されている。図3に示すよう
に、軸体3は、アルミニウム或いはステンレススチール
等の導体である金属によって形成されており、発熱部4
が形成される部分の外径は給電部5が形成される部分よ
り大とされてその境界部には段差部6が形成されてい
る。該段差部6には後述する逃げ溝7が形成されてい
る。更に、軸体3は、その表面に合成樹脂製のシュリン
クフィルムによる絶縁被膜8が形成されている。シュリ
ンクフィルムは加熱収縮によって容易に絶縁被膜8を形
成することができるが、絶縁被膜8は絶縁性を有する塗
料によって塗装して形成してもよい。また、給電部5が
形成される軸体3の外側面9はその端部に向かって次第
に縮径するテーパー状に形成されており、その端部近傍
全周に凹部10が形成されている。
【0028】前記発熱部4は、図3に示すように、軸体
3の絶縁被膜8を介してその外周に沿って軸回りに巻回
された電熱線であるニクロム線11と、該ニクロム線1
1の外方全面を覆って発熱部4の表面を平滑とする表面
被膜12とによって構成されている。該発熱部4に巻回
されているニクロム線11は、平坦帯状に形成されてお
りその表面にエナメル等の絶縁被覆が施されている。そ
して、巻回状態のニクロム線11は隙間なく巻回されて
いる。
3の絶縁被膜8を介してその外周に沿って軸回りに巻回
された電熱線であるニクロム線11と、該ニクロム線1
1の外方全面を覆って発熱部4の表面を平滑とする表面
被膜12とによって構成されている。該発熱部4に巻回
されているニクロム線11は、平坦帯状に形成されてお
りその表面にエナメル等の絶縁被覆が施されている。そ
して、巻回状態のニクロム線11は隙間なく巻回されて
いる。
【0029】前記給電部5は、図3に示すように、前記
軸体3に絶縁被膜8を介して嵌着された支持筒13と、
該支持筒13に嵌着された外筒14と、支持筒13と外
筒14との間に固定されたニクロム線11とによって構
成されている。支持筒13は、導体の銅合金によって形
成されており、その外側面15には前記発熱部4から延
出するニクロム線11を固定する固定溝16と後述する
ように外筒14の脱落が防止される凹部17とが刻設さ
れている。該固定溝16は支持筒13の外側面15に所
定間隔を存した螺旋状に形成されており、螺旋状の固定
溝16の傾き方向と、前記発熱部4に巻回されたニクロ
ム線11の傾き方向とは共に同方向となるように形成さ
れている。凹部17は、固定溝16の終端側の外方に隣
設されており軸体3の外周全周に形成されている。前記
発熱部4から延出して給電部5に固定されるニクロム線
11は被覆されていない状態であり、固定溝16に固定
されているときにはニクロム線11と支持筒13とが電
気的に接続状態とされる。また、該支持筒13の外側面
15は軸体3端部に向かって次第に縮径するようにテー
パー状に形成されており、その内側面18は、前記軸体
3に前記絶縁被膜8を介して対応するテーパー状に形成
されている。更に、該支持筒13の内側面18には前記
軸体3に刻設された凹部10に絶縁被膜8を介して係合
する凸部19が内周全周に形成されている。該支持筒1
3の前記発熱部4側の端縁には、前記軸体3の逃げ溝7
に向かう突出部20が形成されており、これによって支
持筒13を軸体3に嵌着した際に絶縁被膜8であるシュ
リンクフィルムの弛みを解消する。
軸体3に絶縁被膜8を介して嵌着された支持筒13と、
該支持筒13に嵌着された外筒14と、支持筒13と外
筒14との間に固定されたニクロム線11とによって構
成されている。支持筒13は、導体の銅合金によって形
成されており、その外側面15には前記発熱部4から延
出するニクロム線11を固定する固定溝16と後述する
ように外筒14の脱落が防止される凹部17とが刻設さ
れている。該固定溝16は支持筒13の外側面15に所
定間隔を存した螺旋状に形成されており、螺旋状の固定
溝16の傾き方向と、前記発熱部4に巻回されたニクロ
ム線11の傾き方向とは共に同方向となるように形成さ
れている。凹部17は、固定溝16の終端側の外方に隣
設されており軸体3の外周全周に形成されている。前記
発熱部4から延出して給電部5に固定されるニクロム線
11は被覆されていない状態であり、固定溝16に固定
されているときにはニクロム線11と支持筒13とが電
気的に接続状態とされる。また、該支持筒13の外側面
15は軸体3端部に向かって次第に縮径するようにテー
パー状に形成されており、その内側面18は、前記軸体
3に前記絶縁被膜8を介して対応するテーパー状に形成
されている。更に、該支持筒13の内側面18には前記
軸体3に刻設された凹部10に絶縁被膜8を介して係合
する凸部19が内周全周に形成されている。該支持筒1
3の前記発熱部4側の端縁には、前記軸体3の逃げ溝7
に向かう突出部20が形成されており、これによって支
持筒13を軸体3に嵌着した際に絶縁被膜8であるシュ
リンクフィルムの弛みを解消する。
【0030】前記外筒14は、導体の銅合金によって形
成されており、その外側面には図1に示すように、給電
ブラシ21が摺接される。また、該外筒14の内側面2
2は前記支持筒13の外側面15に対応してテーパー状
に形成されており、該外筒14の内側面22には、前記
支持筒13の外側面15に刻設された凹部17に係合し
て該外筒14の脱落が防止される凸部23が形成されて
いる。該外筒14は、前記支持筒13に該外筒14を嵌
着したとき、該支持筒13の固定溝16に固定されたニ
クロム線11に接触して支持筒13と電気的に接続状態
であり、従って、支持筒13に固定されるニクロム線1
1に対しても電気的に接続された状態となる。しかも、
ニクロム線11は支持筒13と外筒14とに挟持されて
確実に固定状態が維持されると共に、外筒14だけでな
く外筒14に電気的に接続状態の支持筒13からもニク
ロム線11への通電が行われるので高い導電性を有した
状態でニクロム線11が固定される。
成されており、その外側面には図1に示すように、給電
ブラシ21が摺接される。また、該外筒14の内側面2
2は前記支持筒13の外側面15に対応してテーパー状
に形成されており、該外筒14の内側面22には、前記
支持筒13の外側面15に刻設された凹部17に係合し
て該外筒14の脱落が防止される凸部23が形成されて
いる。該外筒14は、前記支持筒13に該外筒14を嵌
着したとき、該支持筒13の固定溝16に固定されたニ
クロム線11に接触して支持筒13と電気的に接続状態
であり、従って、支持筒13に固定されるニクロム線1
1に対しても電気的に接続された状態となる。しかも、
ニクロム線11は支持筒13と外筒14とに挟持されて
確実に固定状態が維持されると共に、外筒14だけでな
く外筒14に電気的に接続状態の支持筒13からもニク
ロム線11への通電が行われるので高い導電性を有した
状態でニクロム線11が固定される。
【0031】上記構成の熱ローラ1は、図3に示すよう
に、前記給電部5を形成する際に、先ず、支持筒13を
軸体3に嵌着する。支持筒13は軸体3のテーパー状の
外側面9に案内されて容易に嵌着される。このとき、支
持筒13の先端の突出部20が絶縁被膜8を軸体3の逃
げ溝7に向かって押し込み、絶縁被膜8に弛みがあった
場合には引き延ばされる。しかも、支持筒13の内側面
18は軸体3の被膜8を介してテーパー状に形成されて
いるので、突出部20による絶縁被膜8の引き延ばしを
緩和し、絶縁被膜8の損傷を防止してしかも適度な張り
を形成することができる。そして、軸体3の凹部10に
支持筒13の凸部19が絶縁被膜8を介して係合し、軸
体3からの支持筒13の脱落が防止される。次いで、支
持筒13の固定溝16に発熱部4から延出するニクロム
線11を巻回する。このとき、該ニクロム線11の一部
を接着剤によって固定溝16に固定してもよい。そし
て、外筒14を支持筒13に嵌着する。外筒14は支持
筒13のテーパー状の外側面15に案内されて容易に嵌
着され、支持筒13の凹部17に外筒14の凸部23が
係合して脱落が防止される。
に、前記給電部5を形成する際に、先ず、支持筒13を
軸体3に嵌着する。支持筒13は軸体3のテーパー状の
外側面9に案内されて容易に嵌着される。このとき、支
持筒13の先端の突出部20が絶縁被膜8を軸体3の逃
げ溝7に向かって押し込み、絶縁被膜8に弛みがあった
場合には引き延ばされる。しかも、支持筒13の内側面
18は軸体3の被膜8を介してテーパー状に形成されて
いるので、突出部20による絶縁被膜8の引き延ばしを
緩和し、絶縁被膜8の損傷を防止してしかも適度な張り
を形成することができる。そして、軸体3の凹部10に
支持筒13の凸部19が絶縁被膜8を介して係合し、軸
体3からの支持筒13の脱落が防止される。次いで、支
持筒13の固定溝16に発熱部4から延出するニクロム
線11を巻回する。このとき、該ニクロム線11の一部
を接着剤によって固定溝16に固定してもよい。そし
て、外筒14を支持筒13に嵌着する。外筒14は支持
筒13のテーパー状の外側面15に案内されて容易に嵌
着され、支持筒13の凹部17に外筒14の凸部23が
係合して脱落が防止される。
【0032】なお、前記実施例においては支持筒13を
金属によって形成したが、合成樹脂等の絶縁体によって
形成してもよい。即ち、図4に示すように、給電部5
は、軸体3に嵌着された絶縁体の支持筒13と、該支持
筒13の外側面に螺旋状に刻設された固定溝16に固定
された発熱部4から延出するニクロム線11と、該ニク
ロム線11に接触して電気的に接続される金属製の外筒
14とによって構成する。このとき、軸体3が金属製で
あっても、支持筒13が絶縁体であることによって軸体
3と支持筒13との間に絶縁被膜を設けることなく、軸
体3と絶縁された状態で固定溝16にニクロム線11を
固定することができる。更に、給電部5に位置する軸体
3の外側面9をその端部に向かって次第に縮径するテー
パー状に形成し、支持筒13の内側面18を軸体3の外
側面9に対応する形状とすることにより、支持筒13の
軸体3への嵌着作業が容易とされる。また、給電部5の
軸体3の一部外側面全周には凹部10が形成されてお
り、該凹部10に対して係合する凸部19を支持筒13
の内側面18に設けることにより支持筒13の軸体3へ
の嵌着状態が確実に維持される。そしてまた、支持筒1
3の外側面15をその端部に向かって次第に縮径するテ
ーパー状に形成し、外筒14の内側面22を支持筒13
の外側面に対応する形状とすることにより、外筒14の
支持筒13への嵌着作業が容易とされる。更に、支持筒
13の一部外側面15全周に凹部17を形成し、該凹部
17に対して係合する凸部23を外筒14の内側面22
に設けることにより外筒14の支持筒13への嵌着状態
を確実に維持することができる。
金属によって形成したが、合成樹脂等の絶縁体によって
形成してもよい。即ち、図4に示すように、給電部5
は、軸体3に嵌着された絶縁体の支持筒13と、該支持
筒13の外側面に螺旋状に刻設された固定溝16に固定
された発熱部4から延出するニクロム線11と、該ニク
ロム線11に接触して電気的に接続される金属製の外筒
14とによって構成する。このとき、軸体3が金属製で
あっても、支持筒13が絶縁体であることによって軸体
3と支持筒13との間に絶縁被膜を設けることなく、軸
体3と絶縁された状態で固定溝16にニクロム線11を
固定することができる。更に、給電部5に位置する軸体
3の外側面9をその端部に向かって次第に縮径するテー
パー状に形成し、支持筒13の内側面18を軸体3の外
側面9に対応する形状とすることにより、支持筒13の
軸体3への嵌着作業が容易とされる。また、給電部5の
軸体3の一部外側面全周には凹部10が形成されてお
り、該凹部10に対して係合する凸部19を支持筒13
の内側面18に設けることにより支持筒13の軸体3へ
の嵌着状態が確実に維持される。そしてまた、支持筒1
3の外側面15をその端部に向かって次第に縮径するテ
ーパー状に形成し、外筒14の内側面22を支持筒13
の外側面に対応する形状とすることにより、外筒14の
支持筒13への嵌着作業が容易とされる。更に、支持筒
13の一部外側面15全周に凹部17を形成し、該凹部
17に対して係合する凸部23を外筒14の内側面22
に設けることにより外筒14の支持筒13への嵌着状態
を確実に維持することができる。
【0033】また、本発明においては、軸体3を絶縁
体、例えば、絶縁性を有する合成樹脂によって形成して
もよい。即ち、図5に示すように、給電部5は、軸体3
の外側面に螺旋状に刻設された固定溝16に固定された
発熱部4から延出するニクロム線11と、該ニクロム線
11に接触して電気的に接続される金属製の外筒14と
によって構成する。軸体3が絶縁体であることにより、
前記実施例にあるように発熱部4に巻回されたニクロム
線11と軸体3との間に絶縁被膜を設ける必要がなく、
また、支持筒13を設ける必要もない。そこで、給電部
5は、軸体3の固定溝16に直接ニクロム線11を固定
し、ニクロム線11が固定された軸体3に金属製の外筒
14を嵌着するだけで給電部5を形成することができ
る。これによって、給電部5の構造を簡単としてその製
造にかかる作業を極めて容易とすることができる。更
に、給電部5に位置する軸体3の外側面9をその端部に
向かって次第に縮径するテーパー状に形成し、外筒14
の内側面22を軸体3の外側面9に対応する形状とする
ことにより、該外筒14の軸体3への嵌着作業を容易と
することができる。また、給電部5の軸体3の一部外側
面9全周に凹部10を形成し、該凹部10に対して係合
する凸部23を外筒14の内側面に設けることにより外
筒14の軸体3への嵌着状態を確実に維持することがで
きる。
体、例えば、絶縁性を有する合成樹脂によって形成して
もよい。即ち、図5に示すように、給電部5は、軸体3
の外側面に螺旋状に刻設された固定溝16に固定された
発熱部4から延出するニクロム線11と、該ニクロム線
11に接触して電気的に接続される金属製の外筒14と
によって構成する。軸体3が絶縁体であることにより、
前記実施例にあるように発熱部4に巻回されたニクロム
線11と軸体3との間に絶縁被膜を設ける必要がなく、
また、支持筒13を設ける必要もない。そこで、給電部
5は、軸体3の固定溝16に直接ニクロム線11を固定
し、ニクロム線11が固定された軸体3に金属製の外筒
14を嵌着するだけで給電部5を形成することができ
る。これによって、給電部5の構造を簡単としてその製
造にかかる作業を極めて容易とすることができる。更
に、給電部5に位置する軸体3の外側面9をその端部に
向かって次第に縮径するテーパー状に形成し、外筒14
の内側面22を軸体3の外側面9に対応する形状とする
ことにより、該外筒14の軸体3への嵌着作業を容易と
することができる。また、給電部5の軸体3の一部外側
面9全周に凹部10を形成し、該凹部10に対して係合
する凸部23を外筒14の内側面に設けることにより外
筒14の軸体3への嵌着状態を確実に維持することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
の熱ローラは、給電部に位置する軸体の外周或いは、前
記支持筒の外周に前記固定溝を設けることにより、発熱
部から延出する電熱線を固定溝に沿って容易に巻回する
ことができ、その作業効率を向上させることができる。
更に、給電部に位置する軸体の外周或いは、前記支持筒
の外周に外筒を嵌着するだけで固定溝内に電熱線を確実
に固定することができ、しかもその作業効率を向上させ
ることができる。
の熱ローラは、給電部に位置する軸体の外周或いは、前
記支持筒の外周に前記固定溝を設けることにより、発熱
部から延出する電熱線を固定溝に沿って容易に巻回する
ことができ、その作業効率を向上させることができる。
更に、給電部に位置する軸体の外周或いは、前記支持筒
の外周に外筒を嵌着するだけで固定溝内に電熱線を確実
に固定することができ、しかもその作業効率を向上させ
ることができる。
【0035】また、前記支持筒を導体によって形成し
て、支持筒と外筒との間に電熱線を挟持するので、電熱
線の端部を高い導電性を有した状態で給電部に確実に固
定することができる。このとき、前記軸体に例えば絶縁
性のフィルムや絶縁性の塗装による絶縁被膜を施すこと
によって、支持筒と軸体との電気的短絡を容易に防止す
ることができる。
て、支持筒と外筒との間に電熱線を挟持するので、電熱
線の端部を高い導電性を有した状態で給電部に確実に固
定することができる。このとき、前記軸体に例えば絶縁
性のフィルムや絶縁性の塗装による絶縁被膜を施すこと
によって、支持筒と軸体との電気的短絡を容易に防止す
ることができる。
【0036】更に、該絶縁被膜をシュリンクフィルムと
することにより、シュリンクフィルムを軸体に被せて加
熱収縮させるだけで被膜を形成することができるのでそ
の被膜形成作業を容易とすることができ、これによって
軸体が導体である場合に電熱線と軸体との電気的短絡を
確実に防止することができる。
することにより、シュリンクフィルムを軸体に被せて加
熱収縮させるだけで被膜を形成することができるのでそ
の被膜形成作業を容易とすることができ、これによって
軸体が導体である場合に電熱線と軸体との電気的短絡を
確実に防止することができる。
【0037】また、該絶縁被膜をシュリンクフィルムと
した場合には、給電部の軸体に支持筒を嵌着した際に、
支持筒の突出部がシュリンクフィルムを軸体の逃げ溝に
押し込んで、シュリンクフィルムの弛みを解消すること
ができる。
した場合には、給電部の軸体に支持筒を嵌着した際に、
支持筒の突出部がシュリンクフィルムを軸体の逃げ溝に
押し込んで、シュリンクフィルムの弛みを解消すること
ができる。
【0038】そして、給電部の軸体の外側面と支持筒の
内側面とを係合部によって互いに係合させることによ
り、軸体に支持筒を嵌着するだけで軸体に支持筒を固定
することができ、また、支持筒の外側面のと外筒の内側
面とを係合部によって互いに係合させることにより、支
持筒に外筒を嵌着するだけで支持筒に外筒を固定するこ
とができる。
内側面とを係合部によって互いに係合させることによ
り、軸体に支持筒を嵌着するだけで軸体に支持筒を固定
することができ、また、支持筒の外側面のと外筒の内側
面とを係合部によって互いに係合させることにより、支
持筒に外筒を嵌着するだけで支持筒に外筒を固定するこ
とができる。
【0039】また、給電部に位置する軸体の外側面及び
支持筒の内側面を互いに対応するテーパー状に形成する
ことにより軸体への支持筒の嵌着作業を極めて容易とす
ることができ、更に、前記絶縁被膜をシュリンクフィル
ムとした場合にシュリンクフィルムが逃げ溝に押し込ま
れた際の引き延ばしを支持筒のテーパー状の内側面によ
って緩和することができ、シュリンクフィルムに適度な
張りを持たせることができる。更に、支持筒の外側面及
び外筒の内側面を互いに対応するテーパー状に形成する
ことにより支持筒への外筒の嵌着作業を極めて容易とす
ることができる。
支持筒の内側面を互いに対応するテーパー状に形成する
ことにより軸体への支持筒の嵌着作業を極めて容易とす
ることができ、更に、前記絶縁被膜をシュリンクフィル
ムとした場合にシュリンクフィルムが逃げ溝に押し込ま
れた際の引き延ばしを支持筒のテーパー状の内側面によ
って緩和することができ、シュリンクフィルムに適度な
張りを持たせることができる。更に、支持筒の外側面及
び外筒の内側面を互いに対応するテーパー状に形成する
ことにより支持筒への外筒の嵌着作業を極めて容易とす
ることができる。
【0040】また、給電部の軸体に外筒が嵌着される場
合には、給電部の軸体の外側面と外筒の内側面とを係合
部によって互いに係合させることにより、軸体に外筒を
嵌着するだけで軸体に外筒を固定することができる。更
に、給電部の軸体の外側面及び外筒の内側面を互いに対
応するテーパー状に形成することにより軸体への外筒の
嵌着作業を極めて容易とすることができる。
合には、給電部の軸体の外側面と外筒の内側面とを係合
部によって互いに係合させることにより、軸体に外筒を
嵌着するだけで軸体に外筒を固定することができる。更
に、給電部の軸体の外側面及び外筒の内側面を互いに対
応するテーパー状に形成することにより軸体への外筒の
嵌着作業を極めて容易とすることができる。
【図1】本発明の実施例の熱ローラを示す説明図。
【図2】図1の熱ローラを備えた定着装置の作動を説明
する説明図。
する説明図。
【図3】本実施例の熱ローラの一方端部を示す説明的断
面図。
面図。
【図4】他の実施例の熱ローラの一部を示す説明的断面
図。
図。
【図5】他の実施例の熱ローラの一部を示す説明的断面
図。
図。
1…熱ローラ、3…軸体、4…発熱部、5…給電部、6
…段差部、7…逃げ溝、8…絶縁被膜、11…電熱線
(ニクロム線)、13…支持筒、14…外筒、16…固
定溝、20…突出部。
…段差部、7…逃げ溝、8…絶縁被膜、11…電熱線
(ニクロム線)、13…支持筒、14…外筒、16…固
定溝、20…突出部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:02
Claims (11)
- 【請求項1】絶縁体からなる円柱状の軸体の中央部外周
に、電熱線を巻回固定した発熱部と、該軸体の端部外周
に給電可能に該電熱線の端部を巻回固定した給電部とか
らなる電子写真装置のトナー定着用熱ローラであって、
該給電部には、前記軸体の外周に形成されて前記発熱部
から延出する電熱線の端部を巻回固定する固定溝と、該
固定溝に巻回固定された電熱線の端部に電気的に接続す
る状態で該軸体の外周に嵌着する導体からなる円筒状の
外筒とが備えられていることを特徴とする電子写真装置
のトナー定着用熱ローラ。 - 【請求項2】導体からなる円柱状の軸体の中央部外周
に、電熱線を絶縁状態で巻回固定した発熱部と、該軸体
の端部外周に給電可能に該電熱線の端部を巻回固定した
給電部とからなる電子写真装置のトナー定着用熱ローラ
であって、前記給電部には、絶縁被膜を介して前記軸体
の外周に嵌着して前記発熱部から延出する電熱線の端部
を電気的に接続する状態で巻回固定する固定溝が外周に
刻設された導体からなる円筒状の支持筒と、該支持筒の
外周の固定溝に巻回固定された電熱線の端部に電気的に
接続する状態で該支持筒の外周に嵌着する導体からなる
円筒状の外筒とが備えられていることを特徴とする電子
写真装置のトナー定着用熱ローラ。 - 【請求項3】導体からなる円柱状の軸体の中央部外周
に、電熱線を絶縁状態で巻回固定した発熱部と、該軸体
の端部外周に給電可能に該電熱線の端部を巻回固定した
給電部とからなる電子写真装置のトナー定着用熱ローラ
であって、前記給電部には、前記軸体の外周に嵌着して
前記発熱部から延出する電熱線の端部を巻回固定する固
定溝が外周に刻設された絶縁体からなる円筒状の支持筒
と、該支持筒の外周の固定溝に巻回固定された電熱線の
端部に電気的に接続する状態で該支持筒の外周に嵌着す
る導体からなる円筒状の外筒とが備えられていることを
特徴とする電子写真装置のトナー定着用熱ローラ。 - 【請求項4】前記発熱部及び給電部に位置する軸体の外
周全面を被覆する前記絶縁被膜が、シュリンクフィルム
であることを特徴とする請求項2記載の電子写真装置の
トナー定着用熱ローラ。 - 【請求項5】前記発熱部に位置する軸体と給電部に位置
する軸体との境界に発熱部の軸体の外径よりも給電部の
軸体の外径を小として段差部を形成すると共に該段差部
全周に逃げ溝を形成し、前記支持筒の先端全周に逃げ溝
に向かう突出部を設けたことを特徴とする請求項4記載
の電子写真装置のトナー定着用熱ローラ。 - 【請求項6】前記給電部の軸体の外側面と前記支持筒の
内側面とに相互に係合する係合部を設けたことを特徴と
する請求項2乃至5の何れかに記載の電子写真装置のト
ナー定着用熱ローラ。 - 【請求項7】前記給電部の支持筒の外側面と前記外筒の
内側面とに相互に係合する係合部を設けたことを特徴と
する請求項2乃至6の何れかに記載の電子写真装置のト
ナー定着用熱ローラ。 - 【請求項8】前記給電部の軸体はその端部に向かって次
第に縮径するテーパー状に形成されており、前記支持筒
の内側面は該軸体の外側面の形状に沿った形状に形成さ
れており、該軸体に嵌着自在であることを特徴とする請
求項2乃至7の何れかに記載の電子写真装置のトナー定
着用熱ローラ。 - 【請求項9】前記給電部の支持筒の外側面はその端部に
向かって次第に縮径するテーパー状に形成されており、
前記外筒の内側面は該支持筒の外側面の形状に対応する
テーパー状に形成されていることを特徴とする請求項2
乃至8の何れかに記載の電子写真装置のトナー定着用熱
ローラ。 - 【請求項10】前記給電部の軸体の外側面と前記外筒の
内側面とに相互に係合する係合部を設けたことを特徴と
する請求項1記載の電子写真装置のトナー定着用熱ロー
ラ。 - 【請求項11】前記給電部の軸体はその端部に向かって
次第に縮径するテーパー状に形成されており、前記外筒
の内側面は該軸体の外側面の形状に対応するテーパー状
に形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子
写真装置のトナー定着用熱ローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021294A JPH07239623A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 電子写真装置のトナー定着用熱ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021294A JPH07239623A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 電子写真装置のトナー定着用熱ローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07239623A true JPH07239623A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12297427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3021294A Pending JPH07239623A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 電子写真装置のトナー定着用熱ローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07239623A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2319583A (en) * | 1996-11-25 | 1998-05-27 | Ricoh Kk | Induction heated toner fixing roller |
| WO2001069326A1 (fr) * | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Fujitsu Limited | Dispositif de fixation |
| JP2010049864A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Rohm Co Ltd | ヒータ |
| JP7695646B1 (ja) * | 2024-02-28 | 2025-06-19 | 大日本印刷株式会社 | 熱転写システム |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP3021294A patent/JPH07239623A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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