JPH07239643A - 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 - Google Patents
像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置Info
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- JPH07239643A JPH07239643A JP5509394A JP5509394A JPH07239643A JP H07239643 A JPH07239643 A JP H07239643A JP 5509394 A JP5509394 A JP 5509394A JP 5509394 A JP5509394 A JP 5509394A JP H07239643 A JPH07239643 A JP H07239643A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写紙を変形させたり転写紙の機械的強度を
低下させることなく、転写紙からトナー除去できる方法
及び装置を提供する。 【構成】 転写紙上のトナーに、トナーが転写紙から離
脱する方向の外力を加え、該外力が加えられたトナーを
加熱することを特徴とする転写紙からのトナー除去方法
及びその装置。該外力としては静電気力を用いてもよ
い。また、トナーはその軟化点温度以上に加熱するのが
好ましい。また、トナーの加熱には輻射光源を用いるの
が好ましい。
低下させることなく、転写紙からトナー除去できる方法
及び装置を提供する。 【構成】 転写紙上のトナーに、トナーが転写紙から離
脱する方向の外力を加え、該外力が加えられたトナーを
加熱することを特徴とする転写紙からのトナー除去方法
及びその装置。該外力としては静電気力を用いてもよ
い。また、トナーはその軟化点温度以上に加熱するのが
好ましい。また、トナーの加熱には輻射光源を用いるの
が好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって形成
されたトナー像、インク像等の画像の像形成物質を、像
保持体から除去する像形成物質除去装置に関するもので
ある。
リ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によって形成
されたトナー像、インク像等の画像の像形成物質を、像
保持体から除去する像形成物質除去装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、記録済み像保持体としての用紙か
らトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物質
除去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
らトナーなどの像形成物質を除去する例えば像形成物質
除去方法及びその装置としては種々のものが知られてい
る。例えば溶剤を使用するものとして、特開平1−10
1576号公報には、トナーが付着された用紙をトナー
樹脂の可溶性溶剤中に浸漬させて超音波振動を印加し、
溶剤に溶解したトナーを紙面より遊離させる像形成物質
除去方法が開示されている。また、特開平4−3003
95号公報には、廃紙の印字部分に溶剤を浸漬、噴霧あ
るいは塗布等による方法で付着させてトナーを溶解し、
溶解したトナーを洗浄、エアー吸引、吸着剤接触、機械
剥離あるいは静電気吸着等による方法で除去する像形成
物質除去方法が開示されている。
【0003】一方、溶剤を使用しないものとして、例え
ば特開平2−55195号公報には、支持体上に離型剤
を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式で
載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体にイ
ンキ剥離部材を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離部材を剥がすことにより、該
インキ剥離部材の方に付着させて除去する像形成物質除
去方法が開示されている。また特開平4−64472号
公報には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエ
ンドレスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及
び冷却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブ
ルペーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押し
つける押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部
からなるイレーザが開示されている。また特開平4−8
2983号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に
紙を通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2
本のローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該
圧接箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具
と、前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから
除去する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示
されている。
ば特開平2−55195号公報には、支持体上に離型剤
を塗布した印刷体に電子写真方式あるいは熱転写方式で
載せた熱溶融性インキあるいはトナーを、該印刷体にイ
ンキ剥離部材を重ね加熱ローラと圧力ローラの間を通
し、冷えてからインキ剥離部材を剥がすことにより、該
インキ剥離部材の方に付着させて除去する像形成物質除
去方法が開示されている。また特開平4−64472号
公報には、少なくとも、表面に熱溶融性樹脂を有するエ
ンドレスシートと、これを支えて回転させる熱ローラ及
び冷却ローラと、表面に離型処理をした紙(イレーザブ
ルペーパ)を軟化あるいは溶融した熱溶融性樹脂に押し
つける押圧ローラと、これらを連動して動かせる駆動部
からなるイレーザが開示されている。また特開平4−8
2983号公報には、互いに圧接して回転し圧接箇所に
紙を通過させる2本の並行に設けられたローラと、該2
本のローラの少なくとも一方を加熱するヒーターと、該
圧接箇所を通過した紙を前記ローラから分離する掻取具
と、前記ローラに付着した像形成物質を前記ローラから
除去する剥離装置とを備えた像形成物質除去装置が開示
されている。
【0004】ところで、上記溶剤を使用しない方法や装
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み像保持体から像形成物質を除去するのに
使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融性
樹脂を主成分とする像形成物質を像保持体に融着させる
などして、像形成物質が像保持体表面の繊維に強固に固
着されているので、像形成物質除去の際に像形成物質と
共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してしまう。
特に像形成物質の除去性を高めるために、上記インキ剥
離部材、エンドレスシートあるいはローラさせた上に熱
や圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に像形
成物質と像保持体との間の定着性を高めてしまって除去
を困難にすることもあった。
置は、表面に紙繊維が露出している通常の紙に画像を記
録した記録済み像保持体から像形成物質を除去するのに
使用すると、例えば電子写真方式の定着工程で熱溶融性
樹脂を主成分とする像形成物質を像保持体に融着させる
などして、像形成物質が像保持体表面の繊維に強固に固
着されているので、像形成物質除去の際に像形成物質と
共に表面の紙繊維を剥ぎ取って紙質を損傷してしまう。
特に像形成物質の除去性を高めるために、上記インキ剥
離部材、エンドレスシートあるいはローラさせた上に熱
や圧力を加える場合、種々の条件によっては、逆に像形
成物質と像保持体との間の定着性を高めてしまって除去
を困難にすることもあった。
【0005】そこで、先に本出願人は、記録済み像保持
体に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形
成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−255
916号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較
的損傷することなく、像形成物質のみを除去することが
できる。
体に、不安定化剤としての水、界面活性剤を含む水溶
液、水溶性ポリマーを含む水溶液、及び界面活性剤と水
溶性ポリマーとを含む水溶液よりなる群から選ばれた少
なくとも1種の水あるいは水溶液を保持させるととも
に、剥離部材を介在させ、像形成物質を該剥離部材に加
熱接着もしくは加圧接着して像保持体から剥離する像形
成物質除去方法を提案した(例えば、特願平4−255
916号参照)。これによれば、像保持体の紙質を比較
的損傷することなく、像形成物質のみを除去することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特願平
4−255916号で提案された像形成物質除去方法に
おいては、上記水や水溶液からなる処理液を像保持体に
付与する液付与工程を有するので、像保持体が膨潤して
サイズが変化してしまったり、像保持体の変形(伸び、
波うち、シワ等)により像保持体の強度、即ち紙力が低
下してしまう場合がある。また、通常のコピーに用いら
れるトナー像と異なり、一般のインクによる印刷物の場
合は、インクの紙繊維内への浸透が深く、かつインク膜
の強度が強く緻密であるために処理液による紙の膨潤作
用を阻止してしまうという理由により、上記提案の像形
成物質除去方法ではインクの除去が困難である。
4−255916号で提案された像形成物質除去方法に
おいては、上記水や水溶液からなる処理液を像保持体に
付与する液付与工程を有するので、像保持体が膨潤して
サイズが変化してしまったり、像保持体の変形(伸び、
波うち、シワ等)により像保持体の強度、即ち紙力が低
下してしまう場合がある。また、通常のコピーに用いら
れるトナー像と異なり、一般のインクによる印刷物の場
合は、インクの紙繊維内への浸透が深く、かつインク膜
の強度が強く緻密であるために処理液による紙の膨潤作
用を阻止してしまうという理由により、上記提案の像形
成物質除去方法ではインクの除去が困難である。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、像保持体を変形させ
たり像保持体の機械的強度を低下させることなく、像保
持体から像形成物質を除去することができる像形成物質
除去方法及びその装置を提供することである。
であり、その目的とするところは、像保持体を変形させ
たり像保持体の機械的強度を低下させることなく、像保
持体から像形成物質を除去することができる像形成物質
除去方法及びその装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、像保持体上の像形成物質に、
該像形成物質が該像保持体から離脱する方向の外力を付
与する工程と、該外力が付与された該像形成物質を加熱
する工程とを有することを特徴とするものである。
めに、請求項1の発明は、像保持体上の像形成物質に、
該像形成物質が該像保持体から離脱する方向の外力を付
与する工程と、該外力が付与された該像形成物質を加熱
する工程とを有することを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2の発明は、像保持体上の像
形成物質に、該像形成物質が該像保持体から離脱する方
向の外力を付与する外力付与手段と、該外力が付与され
た該像形成物質を加熱する加熱手段とを備えたことを特
徴とするものである。
形成物質に、該像形成物質が該像保持体から離脱する方
向の外力を付与する外力付与手段と、該外力が付与され
た該像形成物質を加熱する加熱手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0010】また、請求項2の像保持体からの像形成物
質除去装置において、請求項3の発明は上記外力付与手
段として上記像形成物質が上記像保持体から離脱する方
向の遠心力を発生させる遠心力発生手段を備えたことを
特徴とするものであり、請求項4の発明は上記外力付与
手段として上記像形成物質が上記像保持体から離脱する
方向の静電気力を発生させる電界発生手段を備えたこと
を特徴とするものであり、請求項5の発明は上記像形成
物質をその軟化点温度以上に加熱することを特徴とする
ものであり、請求項6の発明は上記加熱手段に輻射光源
を用いたことを特徴とするものである。
質除去装置において、請求項3の発明は上記外力付与手
段として上記像形成物質が上記像保持体から離脱する方
向の遠心力を発生させる遠心力発生手段を備えたことを
特徴とするものであり、請求項4の発明は上記外力付与
手段として上記像形成物質が上記像保持体から離脱する
方向の静電気力を発生させる電界発生手段を備えたこと
を特徴とするものであり、請求項5の発明は上記像形成
物質をその軟化点温度以上に加熱することを特徴とする
ものであり、請求項6の発明は上記加熱手段に輻射光源
を用いたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】図1に示すように、トナー、インクなどの像形
成物質1が付着している転写紙、記録紙などの像保持体
2を加熱すると、軟化又は溶融した像形成物質1が像保
持体2の繊維内にもぐり込んで除去しにくい状態にな
る。そこで、請求項1あるいは請求項2の発明において
は、図2に示すように、像保持体2上の像形成物質1
に、像形成物質1が像保持体2から離脱する方向の外力
Fを加え、外力Fが付与された像形成物質1を加熱して
いる。ここで、外力Fが像形成物質1の体積力、即ち表
面張力より大きい場合は、像形成物質1の隆起などの変
形が生じて像保持体2から離脱しやすい状態となる。ま
た、外力Fが像形成物質1と像保持体2との密着力より
大きい場合は、像形成物質1が像保持体2表面から離脱
して飛翔する。
成物質1が付着している転写紙、記録紙などの像保持体
2を加熱すると、軟化又は溶融した像形成物質1が像保
持体2の繊維内にもぐり込んで除去しにくい状態にな
る。そこで、請求項1あるいは請求項2の発明において
は、図2に示すように、像保持体2上の像形成物質1
に、像形成物質1が像保持体2から離脱する方向の外力
Fを加え、外力Fが付与された像形成物質1を加熱して
いる。ここで、外力Fが像形成物質1の体積力、即ち表
面張力より大きい場合は、像形成物質1の隆起などの変
形が生じて像保持体2から離脱しやすい状態となる。ま
た、外力Fが像形成物質1と像保持体2との密着力より
大きい場合は、像形成物質1が像保持体2表面から離脱
して飛翔する。
【0012】また、上記像形成物質が一般印刷物に使用
されるインクの場合は、該インクに上記外力が印加され
ている状態で、該インクのビヒクルであるワニスや合成
樹脂ワニス等が加熱されて軟化、溶融又は昇華すること
により、該インクが像保持体から離脱しやすい状態とな
ったり、又は像保持体から離脱する。
されるインクの場合は、該インクに上記外力が印加され
ている状態で、該インクのビヒクルであるワニスや合成
樹脂ワニス等が加熱されて軟化、溶融又は昇華すること
により、該インクが像保持体から離脱しやすい状態とな
ったり、又は像保持体から離脱する。
【0013】また、請求項3の発明においては、上記外
力Fとしては遠心力を用い、上記外力付与手段として、
上記像形成物質が上記像保持体から離脱する方向の遠心
力を発生させる遠心力発生手段を備えている。図3に示
すように、像形成物質1による画像が形成されている面
を外側に向けて、像保持体2を回転軸Aを中心として矢
印B方向に角速度ωで回転させると、像形成物質1及び
像保持体2には回転軸Aから遠ざかる方向に
力Fとしては遠心力を用い、上記外力付与手段として、
上記像形成物質が上記像保持体から離脱する方向の遠心
力を発生させる遠心力発生手段を備えている。図3に示
すように、像形成物質1による画像が形成されている面
を外側に向けて、像保持体2を回転軸Aを中心として矢
印B方向に角速度ωで回転させると、像形成物質1及び
像保持体2には回転軸Aから遠ざかる方向に
【数1】で表される遠心力Fcenが作用する。ここで、
mは像形成物質1又は像保持体2の質量、vは像形成物
質1又は像保持体2の接線方向の速度、rは回転軸Aか
ら像形成物質1又は像保持体2までの距離である。
mは像形成物質1又は像保持体2の質量、vは像形成物
質1又は像保持体2の接線方向の速度、rは回転軸Aか
ら像形成物質1又は像保持体2までの距離である。
【数1】Fcen=mω2r=mv2/r
【0014】図3中の像保持体2を同心円C上に固定さ
れた状態で回転させると、像形成物質1は像保持体2か
ら離脱するような外力である遠心力Fcenを受けること
になる。この外力を受けている状態で像形成物質1が加
熱される。
れた状態で回転させると、像形成物質1は像保持体2か
ら離脱するような外力である遠心力Fcenを受けること
になる。この外力を受けている状態で像形成物質1が加
熱される。
【0015】また、請求項4の発明においては、上記外
力Fとして静電気力を用い、上記外力付与手段として、
上記像形成物質が上記像保持体から離脱する方向の静電
気力を発生させる電界発生手段を備えている。一般に物
体をある特定の電界中に置いたときに該物体の単位体積
当たりに作用する力Feは、
力Fとして静電気力を用い、上記外力付与手段として、
上記像形成物質が上記像保持体から離脱する方向の静電
気力を発生させる電界発生手段を備えている。一般に物
体をある特定の電界中に置いたときに該物体の単位体積
当たりに作用する力Feは、
【数2】で表される。ここで、qは物体の電荷量、Eは
電界強度、εは誘電率である。この式の第1項目のFc
(=qE)は、電界中に置かれた物体が帯電している場
合に該物体に働くクーロン力である。第2項目のFg
(=1/2・E2・gradε)は、電界中に置かれた物体が帯電
していない場合に該物体に働くグラディエント力(参考
文献:上田他著,「静電気の基礎」,p.15,昭和4
6年朝倉書店発行)である。このグラディエント力Fg
は、電界強度が空間的に不均一な場合に発生し、かかる
電界中に無帯電状態の物体が置かれると、該物体は電界
強度の強い領域に向かう力を受ける。
電界強度、εは誘電率である。この式の第1項目のFc
(=qE)は、電界中に置かれた物体が帯電している場
合に該物体に働くクーロン力である。第2項目のFg
(=1/2・E2・gradε)は、電界中に置かれた物体が帯電
していない場合に該物体に働くグラディエント力(参考
文献:上田他著,「静電気の基礎」,p.15,昭和4
6年朝倉書店発行)である。このグラディエント力Fg
は、電界強度が空間的に不均一な場合に発生し、かかる
電界中に無帯電状態の物体が置かれると、該物体は電界
強度の強い領域に向かう力を受ける。
【数2】Fe=Fc+Fg=qE+1/2・E2・gradε
【0016】上記クーロン力やグラディエント力などの
静電気力が、像形成物質を像保持体から離脱させる外力
となるように、像形成物質が存在する空間に電界が形成
され、この静電気力が作用している状態で該像形成物質
が加熱される。
静電気力が、像形成物質を像保持体から離脱させる外力
となるように、像形成物質が存在する空間に電界が形成
され、この静電気力が作用している状態で該像形成物質
が加熱される。
【0017】請求項5の発明においては、上記像形成物
質をその軟化点温度以上に加熱することにより、像保持
体の粘度を低下させて軟化させたり、溶融させたりする
ことができる。特に、このように軟化又は溶融した像形
成物質に上記外力が印加されていると、像形成物質は該
外力に応じて自由に流動可能となり、また像形成物質と
像保持体との密着力が低下するので、像形成物質が像保
持体から除去されやす状態になり、又は容易に除去され
る。
質をその軟化点温度以上に加熱することにより、像保持
体の粘度を低下させて軟化させたり、溶融させたりする
ことができる。特に、このように軟化又は溶融した像形
成物質に上記外力が印加されていると、像形成物質は該
外力に応じて自由に流動可能となり、また像形成物質と
像保持体との密着力が低下するので、像形成物質が像保
持体から除去されやす状態になり、又は容易に除去され
る。
【0018】請求項6の発明においては、上記加熱手段
に輻射光源を用いることにより、像保持体上の像形成物
質を非接触で加熱することができる。また、集光部材等
を用いて輻射光源からの輻射光を効率的に像形成物質に
照射して加熱することができる。また、特に像形成物質
が黒色又はそれに近い色の場合には、上記輻射光は該像
形成物質に選択的に吸収され、該像形成物質が集中的に
加熱される。
に輻射光源を用いることにより、像保持体上の像形成物
質を非接触で加熱することができる。また、集光部材等
を用いて輻射光源からの輻射光を効率的に像形成物質に
照射して加熱することができる。また、特に像形成物質
が黒色又はそれに近い色の場合には、上記輻射光は該像
形成物質に選択的に吸収され、該像形成物質が集中的に
加熱される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)で形成したトナー像を転
写紙から除去するトナー除去装置に適用した実施例につ
いて説明する。 〔実施例1〕図4(a)は、像保持体である転写紙2上
の像形成物質であるトナー1に、トナー1が転写紙2か
ら離脱する方向の遠心力を与えた状態で、該トナー1を
輻射光源であるランプで加熱するトナー除去装置の一構
成例を示す斜視図である。このトナー除去装置は、転写
紙2上のトナー1を加熱する加熱手段としての円形ラン
プ3、表面に転写紙2を保持し、図示しないモータで矢
印方向に回転駆動される遠心力発生手段としての円筒保
持部材4、円形ランプ3からの光を反射して保持部材4
上に保持された転写紙2に照射するすり鉢状の反射板5
等を備えている。ここで、円形ランプ3からの輻射熱を
更に有効に利用するために、円形ランプ3の上方に反射
板を配置してもよい。
複写機(以下、複写機という)で形成したトナー像を転
写紙から除去するトナー除去装置に適用した実施例につ
いて説明する。 〔実施例1〕図4(a)は、像保持体である転写紙2上
の像形成物質であるトナー1に、トナー1が転写紙2か
ら離脱する方向の遠心力を与えた状態で、該トナー1を
輻射光源であるランプで加熱するトナー除去装置の一構
成例を示す斜視図である。このトナー除去装置は、転写
紙2上のトナー1を加熱する加熱手段としての円形ラン
プ3、表面に転写紙2を保持し、図示しないモータで矢
印方向に回転駆動される遠心力発生手段としての円筒保
持部材4、円形ランプ3からの光を反射して保持部材4
上に保持された転写紙2に照射するすり鉢状の反射板5
等を備えている。ここで、円形ランプ3からの輻射熱を
更に有効に利用するために、円形ランプ3の上方に反射
板を配置してもよい。
【0020】上記転写紙2は、図4(b)に示すように
トナー1による画像形成面が外側になるように保持部材
4上に保持される。上記円形ランプ3は、保持部材4の
外径と反射板5の上円端の直径との間の直径を有し、保
持部材4の上方に配置される。また、反射板5の内側の
反射面は、ランプ3からの光に対する吸収率が極小にな
るように設計されている。円形ランプ3からの光は、図
4(a)の破線矢印で示すように反射板5の内側の反射
面で反射され、保持部材4で保持された転写紙2上のト
ナー1に照射される。
トナー1による画像形成面が外側になるように保持部材
4上に保持される。上記円形ランプ3は、保持部材4の
外径と反射板5の上円端の直径との間の直径を有し、保
持部材4の上方に配置される。また、反射板5の内側の
反射面は、ランプ3からの光に対する吸収率が極小にな
るように設計されている。円形ランプ3からの光は、図
4(a)の破線矢印で示すように反射板5の内側の反射
面で反射され、保持部材4で保持された転写紙2上のト
ナー1に照射される。
【0021】図5のグラフは、トナーの温度とトナーに
照射する光の放射照度との関係を示している。このグラ
フにより、例えばトナーの温度を200〜300°Cに
するためには、1kJ/cm2〜10kJ/cm2の放射照度が必要
であることが分かる。高温炉にてトナーの溶融状況を観
察する実験を行なったところ、トナーの温度が150°
Cで加熱時間が5秒以内でもトナーの変形が起こること
が確認された。
照射する光の放射照度との関係を示している。このグラ
フにより、例えばトナーの温度を200〜300°Cに
するためには、1kJ/cm2〜10kJ/cm2の放射照度が必要
であることが分かる。高温炉にてトナーの溶融状況を観
察する実験を行なったところ、トナーの温度が150°
Cで加熱時間が5秒以内でもトナーの変形が起こること
が確認された。
【0022】上記図4の装置を用いて、転写紙2の回転
半径r=50mm及び回転速度2000rpm条件下で転写
紙2を回転させた。そして、この転写紙2を回転させて
いる状態でキセノンフラッシュランプ(400W)で構
成した円形ランプ3の電源スイッチをONし、0.5ms
ec間だけ照射したところ、放射照度が2.0J/m2にな
り、トナー表面温度は300°Cを超えた。この後、ト
ナー表面を観察したところ、トナーの表面から10μm
の深さまで変形し、トナーが部分的に飛翔・離脱するこ
とが確認された。
半径r=50mm及び回転速度2000rpm条件下で転写
紙2を回転させた。そして、この転写紙2を回転させて
いる状態でキセノンフラッシュランプ(400W)で構
成した円形ランプ3の電源スイッチをONし、0.5ms
ec間だけ照射したところ、放射照度が2.0J/m2にな
り、トナー表面温度は300°Cを超えた。この後、ト
ナー表面を観察したところ、トナーの表面から10μm
の深さまで変形し、トナーが部分的に飛翔・離脱するこ
とが確認された。
【0023】なお、上記図4の構成例では、転写紙2の
トナー画像形成面から光を照射しているが、図6に示す
ようにトナー画像面とは反対の面から照射してトナーを
加熱するように構成してもよい。転写紙2を保持する保
持部材4としては、熱線を吸収しにくい透明材で作られ
る。例えば、石英ガラス等が好ましい。また、輻射光源
としては、保持部材4の回転軸線上に配置した棒状のラ
ンプ3を用いることができる。
トナー画像形成面から光を照射しているが、図6に示す
ようにトナー画像面とは反対の面から照射してトナーを
加熱するように構成してもよい。転写紙2を保持する保
持部材4としては、熱線を吸収しにくい透明材で作られ
る。例えば、石英ガラス等が好ましい。また、輻射光源
としては、保持部材4の回転軸線上に配置した棒状のラ
ンプ3を用いることができる。
【0024】また、上記実施例で用いるランプ3として
は、キセノンフラッシュランプの他に赤外線ランプ、ハ
ロゲンランプ等を用いることもできる。
は、キセノンフラッシュランプの他に赤外線ランプ、ハ
ロゲンランプ等を用いることもできる。
【0025】〔実施例2〕図7は、トナー1を転写紙2
から離脱させる方向の外力として静電気力を用いたトナ
ー除去装置の要部の一構成例を示す斜視図である。この
トナー除去装置は、表面部のテフロン層などの絶縁体層
に電極61を埋め込んだ構造の電界発生手段としての静
電ローラ6、加熱手段しての加熱ランプ71を内蔵した
円筒部材72から構成される保持搬送部材としての加熱
ローラ70等を備えている。なお、図7では静電ローラ
6の絶縁体層62を図示せずに、電極61の一部の概略
構造のみを図示している。また、転写紙2を保持して搬
送するための保持搬送部材としては、上記加熱ローラ7
0の他、複数の支持ローラに支持された無端ベルト状の
ものや、水平移動可能な平板状のもの等も用いることが
できる。
から離脱させる方向の外力として静電気力を用いたトナ
ー除去装置の要部の一構成例を示す斜視図である。この
トナー除去装置は、表面部のテフロン層などの絶縁体層
に電極61を埋め込んだ構造の電界発生手段としての静
電ローラ6、加熱手段しての加熱ランプ71を内蔵した
円筒部材72から構成される保持搬送部材としての加熱
ローラ70等を備えている。なお、図7では静電ローラ
6の絶縁体層62を図示せずに、電極61の一部の概略
構造のみを図示している。また、転写紙2を保持して搬
送するための保持搬送部材としては、上記加熱ローラ7
0の他、複数の支持ローラに支持された無端ベルト状の
ものや、水平移動可能な平板状のもの等も用いることが
できる。
【0026】図8(a)及び(b)は、静電ローラ6表
面部の電極61の構成例を示している。図8(a)の電
極61の構成例では、静電ローラ6の絶縁体層62の表
面から数十μm〜数百μmの深さに、2組の円筒櫛歯状電
極61a,bが互い接触しないように埋め込まれてい
る。また、図8(b)の電極61の構成例では、2組の
リボン状の電極61a,bを円周方向にスパイラル状に
巻いた構造になっている。この電極61a,bの電極幅
及び電極間隔はともに数百μm〜数mmである。また、電
極61a,bには正負の電圧を出力する高圧電源8が接
続され、トナー除去開始信号に基づいてそれぞれ異なる
極性の正負電圧が印加される。その印加される電圧の絶
対値は数百ボルト〜数キロボルトである。
面部の電極61の構成例を示している。図8(a)の電
極61の構成例では、静電ローラ6の絶縁体層62の表
面から数十μm〜数百μmの深さに、2組の円筒櫛歯状電
極61a,bが互い接触しないように埋め込まれてい
る。また、図8(b)の電極61の構成例では、2組の
リボン状の電極61a,bを円周方向にスパイラル状に
巻いた構造になっている。この電極61a,bの電極幅
及び電極間隔はともに数百μm〜数mmである。また、電
極61a,bには正負の電圧を出力する高圧電源8が接
続され、トナー除去開始信号に基づいてそれぞれ異なる
極性の正負電圧が印加される。その印加される電圧の絶
対値は数百ボルト〜数キロボルトである。
【0027】上記加熱ローラ7は表面に転写紙2を保持
し、転写紙2上のトナーが静電ローラ6の表面に接近ま
たは接触するように配設されている。
し、転写紙2上のトナーが静電ローラ6の表面に接近ま
たは接触するように配設されている。
【0028】図9は、静電ローラ6の2組の電極61
a,bへ高圧電源8からそれぞれ極性の異なる正負電圧
を印加したときの電界E及び静電気力(グラディエント
力)Fgの発生のようすを示した説明図である。まず、
高圧電源8から電極61a,bに上記電圧を印加する
と、静電ローラ6表面近傍に矢印Eで示すような不均一
電界が発生する。その後、保持搬送部材7に保持された
転写紙2上のトナー1を静電ローラ表面に接近または接
触させると、前述の
a,bへ高圧電源8からそれぞれ極性の異なる正負電圧
を印加したときの電界E及び静電気力(グラディエント
力)Fgの発生のようすを示した説明図である。まず、
高圧電源8から電極61a,bに上記電圧を印加する
と、静電ローラ6表面近傍に矢印Eで示すような不均一
電界が発生する。その後、保持搬送部材7に保持された
転写紙2上のトナー1を静電ローラ表面に接近または接
触させると、前述の
【数2】の第2項で示される静電気力、いわゆるグラデ
ィエント力により、転写紙2上の無帯電のトナー1は静
電ローラ5側へ吸引されるような外力を受ける。そし
て、このような外力をトナー1が受けている状態で、保
持搬送部材7の図示しない加熱装置をONすると、転写
紙2上のトナー1が溶融して転写紙2表面から離脱す
る。このようにトナー1が除去された転写紙10は再度
画像形成用の用紙として用いることができる。
ィエント力により、転写紙2上の無帯電のトナー1は静
電ローラ5側へ吸引されるような外力を受ける。そし
て、このような外力をトナー1が受けている状態で、保
持搬送部材7の図示しない加熱装置をONすると、転写
紙2上のトナー1が溶融して転写紙2表面から離脱す
る。このようにトナー1が除去された転写紙10は再度
画像形成用の用紙として用いることができる。
【0029】〔実施例3〕本実施例3に係るトナー除去
装置は、上記実施例2と同様にトナー1に付与する外力
として静電気力を用いるが、トナー1を帯電させる帯電
手段を設け、帯電されたトナーをクーロン力で吸引して
いる点が上記実施例2と異なる。
装置は、上記実施例2と同様にトナー1に付与する外力
として静電気力を用いるが、トナー1を帯電させる帯電
手段を設け、帯電されたトナーをクーロン力で吸引して
いる点が上記実施例2と異なる。
【0030】図10(a)及び(b)は、それぞれ上記
帯電手段としてのコロナ帯電装置9によるトナーの帯
電、及び静電ローラ6表面近傍の静電気力(クーロン
力)Fcの発生のようすを示した説明図である。本実施
例3で用いる静電ローラ6は、数十μm〜数百μmの絶縁
体層62で皮膜されたアルミ等の導電体部材63で構成
されている。上記コロナ帯電装置9は、転写紙2の搬送
方向における静電ローラ6との対向位置より上流側で保
持搬送部材7表面に対向するように配設されている。こ
のコロナ帯電装置9のコロナワイヤ91には正負いずれ
か一方の極性の電圧(図中の例では正極性)を出力する
帯電用高圧電源10が接続され、シールドケース92は
アースに接続されている。また、導電性部材63にはト
ナー1の帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極
性)を出力する高圧電源8が接続され、トナー除去開始
信号に基づいて該電圧が印加される。その印加される電
圧の絶対値は数百ボルト〜数キロボルトである。
帯電手段としてのコロナ帯電装置9によるトナーの帯
電、及び静電ローラ6表面近傍の静電気力(クーロン
力)Fcの発生のようすを示した説明図である。本実施
例3で用いる静電ローラ6は、数十μm〜数百μmの絶縁
体層62で皮膜されたアルミ等の導電体部材63で構成
されている。上記コロナ帯電装置9は、転写紙2の搬送
方向における静電ローラ6との対向位置より上流側で保
持搬送部材7表面に対向するように配設されている。こ
のコロナ帯電装置9のコロナワイヤ91には正負いずれ
か一方の極性の電圧(図中の例では正極性)を出力する
帯電用高圧電源10が接続され、シールドケース92は
アースに接続されている。また、導電性部材63にはト
ナー1の帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極
性)を出力する高圧電源8が接続され、トナー除去開始
信号に基づいて該電圧が印加される。その印加される電
圧の絶対値は数百ボルト〜数キロボルトである。
【0031】本実施例3の保持搬送部材7は導電体層7
2表面に絶縁体層73を形成した構造をしており、裏面
の導電体層72は接続されて上記コロナ帯電装置9の対
向電極になっている。
2表面に絶縁体層73を形成した構造をしており、裏面
の導電体層72は接続されて上記コロナ帯電装置9の対
向電極になっている。
【0032】本実施例3においては、図10(a)に示
すように、まずコロナ帯電装置9によって保持搬送部材
7上に保持された転写紙2上のトナー1が正負いずれか
一方の極性(図中の例では正極性)に帯電される。そし
て、高圧電圧8から静電ローラ6の導電性部材63にト
ナー1の帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極
性)を印加すると、静電ローラ6の導電性部材63と保
持搬送部材7の裏面の導電体層72との間にトナー1を
転写紙2から離脱させる方向の大きな電界が発生する。
その後、保持搬送部材7に保持された転写紙2上のトナ
ー1を静電ローラ表面に接近または接触させると、前述
の
すように、まずコロナ帯電装置9によって保持搬送部材
7上に保持された転写紙2上のトナー1が正負いずれか
一方の極性(図中の例では正極性)に帯電される。そし
て、高圧電圧8から静電ローラ6の導電性部材63にト
ナー1の帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極
性)を印加すると、静電ローラ6の導電性部材63と保
持搬送部材7の裏面の導電体層72との間にトナー1を
転写紙2から離脱させる方向の大きな電界が発生する。
その後、保持搬送部材7に保持された転写紙2上のトナ
ー1を静電ローラ表面に接近または接触させると、前述
の
【数2】の第1項で示される静電気力、いわゆるクーロ
ン力により、転写紙2上の帯電トナー1は静電ローラ5
側へ吸引されるような外力を受ける。そして、このよう
な外力をトナー1が受けている状態で、保持搬送部材7
の図示しない加熱装置をONすると、転写紙2上のトナ
ー1が溶融して転写紙2表面から離脱する。このように
トナー1が除去された転写紙10は再度画像形成用の用
紙として用いることができる。
ン力により、転写紙2上の帯電トナー1は静電ローラ5
側へ吸引されるような外力を受ける。そして、このよう
な外力をトナー1が受けている状態で、保持搬送部材7
の図示しない加熱装置をONすると、転写紙2上のトナ
ー1が溶融して転写紙2表面から離脱する。このように
トナー1が除去された転写紙10は再度画像形成用の用
紙として用いることができる。
【0033】〔実施例4〕本実施例4に係るトナー除去
装置は、上記実施例2あるいは実施例3と同様にトナー
1に付与する外力として静電気力を用いるが、トナーを
クーロン力及びグラディエント力で吸引している点が上
記実施例2あるいは実施例3と異なる。
装置は、上記実施例2あるいは実施例3と同様にトナー
1に付与する外力として静電気力を用いるが、トナーを
クーロン力及びグラディエント力で吸引している点が上
記実施例2あるいは実施例3と異なる。
【0034】図11(a)及び(b)は、それぞれ上記
帯電手段としてのコロナ帯電装置9によるトナーの帯
電、及び静電ローラ6表面近傍の電界E及び静電気力
(クーロン力,グラディエント力)Fc,Fgの発生の
ようすを示した説明図である。本実施例4で用いる静電
ローラ6は、表面から数十μm〜数百μmの深さに図8で
例示したような2組の電極61a,bが埋め込まれた絶
縁体層62及び裏面の導電体層63で構成されている。
上記コロナ帯電装置9は、転写紙2の搬送方向における
静電ローラ6との対向位置より上流側で保持搬送部材7
表面に対向するように配設されている。このコロナ帯電
装置9のコロナワイヤ91には正負いずれか一方の極性
の電圧(図中の例では正極性)を出力する帯電用高圧電
源10が接続され、シールドケース92はアースに接続
されている。また、静電ローラ6の電極61a,bには
高電圧電源8のそれぞれ異なる極性の電圧出力端子に接
続され、導電性部材63には高電圧電源8のトナー1の
帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極性)の出
力端子が接続され、トナー除去開始信号に基づいて該電
圧が印加される。その印加される電圧の絶対値は数百ボ
ルト〜数キロボルトである。
帯電手段としてのコロナ帯電装置9によるトナーの帯
電、及び静電ローラ6表面近傍の電界E及び静電気力
(クーロン力,グラディエント力)Fc,Fgの発生の
ようすを示した説明図である。本実施例4で用いる静電
ローラ6は、表面から数十μm〜数百μmの深さに図8で
例示したような2組の電極61a,bが埋め込まれた絶
縁体層62及び裏面の導電体層63で構成されている。
上記コロナ帯電装置9は、転写紙2の搬送方向における
静電ローラ6との対向位置より上流側で保持搬送部材7
表面に対向するように配設されている。このコロナ帯電
装置9のコロナワイヤ91には正負いずれか一方の極性
の電圧(図中の例では正極性)を出力する帯電用高圧電
源10が接続され、シールドケース92はアースに接続
されている。また、静電ローラ6の電極61a,bには
高電圧電源8のそれぞれ異なる極性の電圧出力端子に接
続され、導電性部材63には高電圧電源8のトナー1の
帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極性)の出
力端子が接続され、トナー除去開始信号に基づいて該電
圧が印加される。その印加される電圧の絶対値は数百ボ
ルト〜数キロボルトである。
【0035】本実施例4の保持搬送部材7は導電体層7
2表面に絶縁体層73を形成した構造をしており、裏面
の導電体層72は接続されて上記コロナ帯電装置9の対
向電極になっている。 (以下、余白)
2表面に絶縁体層73を形成した構造をしており、裏面
の導電体層72は接続されて上記コロナ帯電装置9の対
向電極になっている。 (以下、余白)
【0036】本実施例4においては、図11(a)に示
すように、まずコロナ帯電装置9によって保持搬送部材
7上に保持された転写紙2上のトナー1が正負いずれか
一方の極性(図中の例では正極性)に帯電される。そし
て、高圧電圧8から静電ローラ6の導電性部材63にト
ナー1の帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極
性)を印加し、電極61a,bにそれぞれ極性の異なる
電圧を印加すると、静電ローラ6の導電性部材63と保
持搬送部材7の裏面の導電体層72との間にトナー1を
転写紙2から離脱させる方向の大きな電界が発生すると
ともに、静電ローラ6表面近傍に矢印Eで示すような不
均一電界が発生する。その後、保持搬送部材7に保持さ
れた転写紙2上のトナー1を静電ローラ表面に接近また
は接触させると、前述の
すように、まずコロナ帯電装置9によって保持搬送部材
7上に保持された転写紙2上のトナー1が正負いずれか
一方の極性(図中の例では正極性)に帯電される。そし
て、高圧電圧8から静電ローラ6の導電性部材63にト
ナー1の帯電極性とは逆極性の電圧(図中の例では負極
性)を印加し、電極61a,bにそれぞれ極性の異なる
電圧を印加すると、静電ローラ6の導電性部材63と保
持搬送部材7の裏面の導電体層72との間にトナー1を
転写紙2から離脱させる方向の大きな電界が発生すると
ともに、静電ローラ6表面近傍に矢印Eで示すような不
均一電界が発生する。その後、保持搬送部材7に保持さ
れた転写紙2上のトナー1を静電ローラ表面に接近また
は接触させると、前述の
【数2】の第1項及び第2項で示される静電気力、いわ
ゆるクーロン力とグラディエント力とにより、転写紙2
上の帯電トナー1は静電ローラ5側へ吸引されるような
外力を受ける。そして、このような外力をトナー1が受
けている状態で、保持搬送部材7の図示しない加熱装置
をONすると、転写紙2上のトナー1が溶融して転写紙
2表面から離脱する。このようにトナー1が除去された
転写紙10は再度画像形成用の用紙として用いることが
できる。
ゆるクーロン力とグラディエント力とにより、転写紙2
上の帯電トナー1は静電ローラ5側へ吸引されるような
外力を受ける。そして、このような外力をトナー1が受
けている状態で、保持搬送部材7の図示しない加熱装置
をONすると、転写紙2上のトナー1が溶融して転写紙
2表面から離脱する。このようにトナー1が除去された
転写紙10は再度画像形成用の用紙として用いることが
できる。
【0037】以上、上記各実施例によれば、トナー1が
転写紙2から離脱するような外力をトナー1に加えた状
態で、該トナー1を加熱することにより、トナー1が転
写紙2内にもぐり込むことなく、トナー1の転写紙2へ
の密着力を低下させることができるので、その後の処理
工程でのトナー除去効率を上げることができ、又は、転
写紙2からトナー1を除去できた場合には、その転写紙
2をそのまま次の画像形成などに再使用することができ
る。
転写紙2から離脱するような外力をトナー1に加えた状
態で、該トナー1を加熱することにより、トナー1が転
写紙2内にもぐり込むことなく、トナー1の転写紙2へ
の密着力を低下させることができるので、その後の処理
工程でのトナー除去効率を上げることができ、又は、転
写紙2からトナー1を除去できた場合には、その転写紙
2をそのまま次の画像形成などに再使用することができ
る。
【0038】更に、水又は特殊な溶液を転写紙2に付与
する必要がないので、転写紙2の変形(伸び、波うち、
シワ等)の発生や転写紙2の紙力(機械的強度)の低下
を抑えることができる。また、従来の液を使用する方法
では、液が付与された転写紙の乾燥のために熱エネルギ
ー(539cal/cc)が必要であったが、このようなエネ
ルギーも必要ない。
する必要がないので、転写紙2の変形(伸び、波うち、
シワ等)の発生や転写紙2の紙力(機械的強度)の低下
を抑えることができる。また、従来の液を使用する方法
では、液が付与された転写紙の乾燥のために熱エネルギ
ー(539cal/cc)が必要であったが、このようなエネ
ルギーも必要ない。
【0039】また、上記各実施例において、加熱手段と
して輻射光源を用いて非接触でトナー1を加熱する構成
の場合には、転写紙2上のトナー1に加熱部材を接触さ
せる場合のようにトナー像を押しつぶすことがなく、ま
たトナー1の転写紙2への再付着もない。また、輻射光
源からの輻射熱をトナーの加熱に用いる場合は、熱の伝
達経路が単純になり、また、従来の液を転写紙に付与す
るトナー除去装置の加熱手段のような液量不足、熱導電
性の悪いゴム部材や加熱ローラの熱容量などの管理パラ
メータもなく、信頼性が高い。また、輻射光源からの光
を直接トナー1に照射して加熱するような場合には、通
常トナー1が黒色で、転写紙2が白色であるので、該光
源からの輻射熱がトナー1のみに選択的に吸収され、ト
ナー加熱の効率化を図ることができる。
して輻射光源を用いて非接触でトナー1を加熱する構成
の場合には、転写紙2上のトナー1に加熱部材を接触さ
せる場合のようにトナー像を押しつぶすことがなく、ま
たトナー1の転写紙2への再付着もない。また、輻射光
源からの輻射熱をトナーの加熱に用いる場合は、熱の伝
達経路が単純になり、また、従来の液を転写紙に付与す
るトナー除去装置の加熱手段のような液量不足、熱導電
性の悪いゴム部材や加熱ローラの熱容量などの管理パラ
メータもなく、信頼性が高い。また、輻射光源からの光
を直接トナー1に照射して加熱するような場合には、通
常トナー1が黒色で、転写紙2が白色であるので、該光
源からの輻射熱がトナー1のみに選択的に吸収され、ト
ナー加熱の効率化を図ることができる。
【0040】また、上記各実施例において、トナー1を
その軟化点温度以上に加熱する場合には、トナーの粘度
が低下して外力に応じて自由に流動可能となり、トナー
1の転写紙2への密着力を低下させることができ、又は
転写紙2からトナー1を容易に除去できるになる。
その軟化点温度以上に加熱する場合には、トナーの粘度
が低下して外力に応じて自由に流動可能となり、トナー
1の転写紙2への密着力を低下させることができ、又は
転写紙2からトナー1を容易に除去できるになる。
【0041】また、特に上記外力として遠心力を用いた
トナー除去装置の場合には、保持部材4の回転速度等を
変化させることで、該外力の大きさを変化させ、トナー
1の転写紙2からの除去能力を制御することができるよ
うになる。また、従来の剥離部材を用いた場合のような
剥離部材表面のクリーニングは不要となる。
トナー除去装置の場合には、保持部材4の回転速度等を
変化させることで、該外力の大きさを変化させ、トナー
1の転写紙2からの除去能力を制御することができるよ
うになる。また、従来の剥離部材を用いた場合のような
剥離部材表面のクリーニングは不要となる。
【0042】また、特に上記外力として静電気力を用い
たトナー除去装置の場合には、静電ローラ6の電極に印
加する電圧の大きさ等を変化させることで、該外力の大
きさを変化させ、トナー1の転写紙2からの除去能力を
制御することができるようになる。また、静電ローラ6
により発生させた電界を解除、若しくは電界の方向を逆
方向に切り換えることにより、転写紙2から除去したト
ナー1を静電ローラ6から容易に分離でき、従来の剥離
部材を用いた場合のような剥離部材表面のクリーニング
は不要となる。
たトナー除去装置の場合には、静電ローラ6の電極に印
加する電圧の大きさ等を変化させることで、該外力の大
きさを変化させ、トナー1の転写紙2からの除去能力を
制御することができるようになる。また、静電ローラ6
により発生させた電界を解除、若しくは電界の方向を逆
方向に切り換えることにより、転写紙2から除去したト
ナー1を静電ローラ6から容易に分離でき、従来の剥離
部材を用いた場合のような剥離部材表面のクリーニング
は不要となる。
【0043】また、上記各実施例の装置は、水又は特殊
な溶液を転写紙2に付与した後、該転写紙2に剥離部材
を接触させることにより転写紙2からトナーを除去する
トナー除去装置等に比べて、装置構成がシンプルになる
ため、低コスト化を図ることができる。
な溶液を転写紙2に付与した後、該転写紙2に剥離部材
を接触させることにより転写紙2からトナーを除去する
トナー除去装置等に比べて、装置構成がシンプルになる
ため、低コスト化を図ることができる。
【0044】また、上記各実施例において、トナー1と
転写紙2との密着力を低下させるだけではなく、トナー
1を転写紙2から離脱させることができる場合には、従
来の剥離部材を用いる必要がなくなる。従来の剥離部材
のトナーに対する付着力は、用いる材料の物理的特性
(表面エネルギー、SP値、清浄度、温度など)に依存
して信頼性が低かった。従って、かかる従来の剥離部材
を用いる必要がないので、更に信頼性が高い装置を構成
することができる。
転写紙2との密着力を低下させるだけではなく、トナー
1を転写紙2から離脱させることができる場合には、従
来の剥離部材を用いる必要がなくなる。従来の剥離部材
のトナーに対する付着力は、用いる材料の物理的特性
(表面エネルギー、SP値、清浄度、温度など)に依存
して信頼性が低かった。従って、かかる従来の剥離部材
を用いる必要がないので、更に信頼性が高い装置を構成
することができる。
【0045】なお、上記各実施例は、像形成物質が複写
機等で用いるトナーである例を示しているが、本発明
は、像形成物質が一般印刷物に用いられるインクである
場合でも適用できる。この場合は、インクが像保持体で
ある印刷物から離脱するような外力を該インクに与えた
状態で、該印刷物を加熱することにより、インクのビヒ
クルであるワニスや合成樹脂ワニス等を軟化、溶融若し
くは昇華させることにより、該インクの密着性を低下さ
せたり、該インクを除去させたりすることができる。
機等で用いるトナーである例を示しているが、本発明
は、像形成物質が一般印刷物に用いられるインクである
場合でも適用できる。この場合は、インクが像保持体で
ある印刷物から離脱するような外力を該インクに与えた
状態で、該印刷物を加熱することにより、インクのビヒ
クルであるワニスや合成樹脂ワニス等を軟化、溶融若し
くは昇華させることにより、該インクの密着性を低下さ
せたり、該インクを除去させたりすることができる。
【0046】また、上記各実施例では、本発明を転写型
の電子写真複写機によって画像が形成される転写紙2に
適用しているが、ファクシミリ、プリンター、印刷機等
の他の画像形成装置で用いる記録紙等の像保持体にも適
用できる。また、本発明は、繊維質の構造をした像保持
体に限定されることなく、画像を形成することができる
像保持体に適用できる。また、本発明が適用できる像保
持体は、例えば、プラスチック層等のベースシートの表
面層が紙等の材料層である積層物等であってもよい。
の電子写真複写機によって画像が形成される転写紙2に
適用しているが、ファクシミリ、プリンター、印刷機等
の他の画像形成装置で用いる記録紙等の像保持体にも適
用できる。また、本発明は、繊維質の構造をした像保持
体に限定されることなく、画像を形成することができる
像保持体に適用できる。また、本発明が適用できる像保
持体は、例えば、プラスチック層等のベースシートの表
面層が紙等の材料層である積層物等であってもよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1あるいは請求項2の発明によれ
ば、像形成物質が像保持体から離脱するような外力を像
形成物質に加えた状態で、該像形成物質を加熱すること
により、像形成物質が像保持体内にもぐり込むことな
く、像形成物質の像保持体への密着力を低下させること
ができるので、その後の処理工程でのトナー除去効率を
上げることができるという効果がある。又は、像保持体
から像形成物質を除去できた場合には、その像保持体を
そのまま次の画像形成などに再使用することができると
いう効果がある。
ば、像形成物質が像保持体から離脱するような外力を像
形成物質に加えた状態で、該像形成物質を加熱すること
により、像形成物質が像保持体内にもぐり込むことな
く、像形成物質の像保持体への密着力を低下させること
ができるので、その後の処理工程でのトナー除去効率を
上げることができるという効果がある。又は、像保持体
から像形成物質を除去できた場合には、その像保持体を
そのまま次の画像形成などに再使用することができると
いう効果がある。
【0048】更に、水又は特殊な溶液を像保持体に付与
する必要がないので、像保持体の変形(伸び、波うち、
シワ等)の発生や像保持体の紙力(機械的強度)の低下
を抑えることができるという効果がある。
する必要がないので、像保持体の変形(伸び、波うち、
シワ等)の発生や像保持体の紙力(機械的強度)の低下
を抑えることができるという効果がある。
【0049】特に、請求項3の発明によれば、上記像形
成物質に付与する外力として上記遠心力発生手段で発生
させた遠心力を用いることにより、上記効果に加えて、
該遠心力発生手段の回転部材の回転速度等を変化させる
ことで、該外力の大きさを変化させて該像形成物質の該
像保持体からの除去能力を容易に制御できるようになる
という効果がある。また、従来の剥離部材を用いた場合
のような剥離部材表面のクリーニングは不要となるとい
う効果もある。
成物質に付与する外力として上記遠心力発生手段で発生
させた遠心力を用いることにより、上記効果に加えて、
該遠心力発生手段の回転部材の回転速度等を変化させる
ことで、該外力の大きさを変化させて該像形成物質の該
像保持体からの除去能力を容易に制御できるようになる
という効果がある。また、従来の剥離部材を用いた場合
のような剥離部材表面のクリーニングは不要となるとい
う効果もある。
【0050】特に、請求項4の発明によれば、上記像形
成物質に付与する外力として上記電界発生手段で発生さ
せた静電気力を用いることにより、上記効果に加えて、
該電界発生手段において印加する電圧などを変化させる
ことで、該外力の大きさを変化させて該像形成物質の該
像保持体からの除去能力を容易に制御できるようになる
という効果がある。また、該静電気力を発生させるため
の電界を解除、若しくは該電界の方向を逆方向に切り換
えることで、像保持体から除去した像形成物質を該電界
を発生させるための電極部材等から容易に分離できるよ
うになり、従来の剥離部材を用いた場合のような剥離部
材表面のクリーニングは不要となるという効果もある。
成物質に付与する外力として上記電界発生手段で発生さ
せた静電気力を用いることにより、上記効果に加えて、
該電界発生手段において印加する電圧などを変化させる
ことで、該外力の大きさを変化させて該像形成物質の該
像保持体からの除去能力を容易に制御できるようになる
という効果がある。また、該静電気力を発生させるため
の電界を解除、若しくは該電界の方向を逆方向に切り換
えることで、像保持体から除去した像形成物質を該電界
を発生させるための電極部材等から容易に分離できるよ
うになり、従来の剥離部材を用いた場合のような剥離部
材表面のクリーニングは不要となるという効果もある。
【0051】また、特に請求項5の発明によれば、上記
像形成物質をその軟化点温度以上に加熱することによ
り、像保持体の粘度を低下させて軟化させたり、溶融さ
せたりすることができる。このように軟化又は溶融した
像形成物質に上記外力が印加されていると、像形成物質
は該外力に応じて自由に流動可能となり、また像形成物
質と像保持体との密着力が低下する。従って、像形成物
質が像保持体から更に除去されやす状態になり、又は容
易に除去されるようになるという効果がある。
像形成物質をその軟化点温度以上に加熱することによ
り、像保持体の粘度を低下させて軟化させたり、溶融さ
せたりすることができる。このように軟化又は溶融した
像形成物質に上記外力が印加されていると、像形成物質
は該外力に応じて自由に流動可能となり、また像形成物
質と像保持体との密着力が低下する。従って、像形成物
質が像保持体から更に除去されやす状態になり、又は容
易に除去されるようになるという効果がある。
【0052】また、特に請求項6の発明によれば、上記
加熱手段に輻射光源を用いることにより、像保持体上の
像形成物質を非接触で加熱することができるので、転写
紙2上のトナー1に加熱部材を接触させる場合のように
トナー像を押しつぶすことがなく、またトナー1の転写
紙2への再付着もないという効果がある。また、集光部
材等を用いて輻射光源からの輻射光を効率的に像形成物
質に照射して加熱することができ、また、特に像形成物
質が黒色又はそれに近い色の場合には、該輻射光は該像
形成物質に選択的に吸収されて該像形成物質が集中的に
加熱されるので、像形成物質を効率的に加熱することが
できるという効果がある。
加熱手段に輻射光源を用いることにより、像保持体上の
像形成物質を非接触で加熱することができるので、転写
紙2上のトナー1に加熱部材を接触させる場合のように
トナー像を押しつぶすことがなく、またトナー1の転写
紙2への再付着もないという効果がある。また、集光部
材等を用いて輻射光源からの輻射光を効率的に像形成物
質に照射して加熱することができ、また、特に像形成物
質が黒色又はそれに近い色の場合には、該輻射光は該像
形成物質に選択的に吸収されて該像形成物質が集中的に
加熱されるので、像形成物質を効率的に加熱することが
できるという効果がある。
【図1】従来例における加熱前後の転写紙上のトナーの
変化を示す説明図。
変化を示す説明図。
【図2】本発明に係る加熱前後の転写紙上のトナーの変
化を示す説明図。
化を示す説明図。
【図3】トナーに作用する遠心力の説明図。
【図4】(a)は実施例1に係る遠心力を用いたトナー
除去装置の概略構成を示す斜視図。(b)は同トナー除
去装置における転写紙の保持部材の斜視図。
除去装置の概略構成を示す斜視図。(b)は同トナー除
去装置における転写紙の保持部材の斜視図。
【図5】トナーの温度とトナーに照射する光の放射照度
との関係を示すグラフ。
との関係を示すグラフ。
【図6】変形例に係る遠心力を用いたトナー除去装置の
概略構成を示す斜視図。
概略構成を示す斜視図。
【図7】実施例2に係る静電気力を用いたトナー除去装
置の概略構成を示す斜視図。
置の概略構成を示す斜視図。
【図8】(a)は同トナー除去装置の静電ローラの電極
の一構成例を示す斜視図。(b)は同静電ローラの変形
例に係る電極の斜視図。
の一構成例を示す斜視図。(b)は同静電ローラの変形
例に係る電極の斜視図。
【図9】同トナー除去装置における電界及びグラディエ
ント力の発生の様子を示す説明図。
ント力の発生の様子を示す説明図。
【図10】(a)は実施例3に係る静電気力を用いたト
ナー除去装置におけるトナーの帯電の様子を示す説明
図。(b)は同トナー除去装置における電界及びクーロ
ン力の発生の様子を示す説明図。
ナー除去装置におけるトナーの帯電の様子を示す説明
図。(b)は同トナー除去装置における電界及びクーロ
ン力の発生の様子を示す説明図。
【図11】(a)は実施例4に係る静電気力を用いたト
ナー除去装置におけるトナーの帯電の様子を示す説明
図。(b)は同トナー除去装置における電界、クーロン
力及びグラディエント力の発生の様子を示す説明図。
ナー除去装置におけるトナーの帯電の様子を示す説明
図。(b)は同トナー除去装置における電界、クーロン
力及びグラディエント力の発生の様子を示す説明図。
1 トナー(像形成物質) 2 転写紙(像保持体) 3 加熱ランプ 4 保持部材 5 反射板 6 静電ローラ 7 保持搬送部材 8 高圧電源 9 コロナ帯電装置 10 帯電用高圧電源 61 電極 62 絶縁体層 63 導電体層 70 加熱ローラ 71 加熱ランプ 72 導電体層 73 絶縁体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 忠司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (6)
- 【請求項1】像保持体上の像形成物質に、該像形成物質
が該像保持体から離脱する方向の外力を付与する工程
と、該外力が付与された該像形成物質を加熱する工程と
を有することを特徴とする像保持体からの像形成物質除
去方法。 - 【請求項2】像保持体上の像形成物質に、該像形成物質
が該像保持体から離脱する方向の外力を付与する外力付
与手段と、該外力が付与された該像形成物質を加熱する
加熱手段とを備えたことを特徴とする像保持体からの像
形成物質除去装置。 - 【請求項3】上記外力付与手段として、上記像形成物質
が上記像保持体から離脱する方向の遠心力を発生させる
遠心力発生手段を備えたことを特徴とする請求項2の像
保持体からの像形成物質除去装置。 - 【請求項4】上記外力付与手段として、上記像形成物質
が上記像保持体から離脱する方向の静電気力を発生させ
る電界発生手段を備えたことを特徴とする請求項2の像
保持体からの像形成物質除去装置。 - 【請求項5】上記像形成物質を、その軟化点温度以上に
加熱することを特徴とする請求項2の像保持体からの像
形成物質除去装置。 - 【請求項6】上記加熱手段に輻射光源を用いたことを特
徴とする請求項2の像保持体からの像形成物質除去装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5509394A JPH07239643A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5509394A JPH07239643A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07239643A true JPH07239643A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12989129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5509394A Withdrawn JPH07239643A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07239643A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8320811B2 (en) | 2009-04-01 | 2012-11-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image recording medium, image recording medium reusing apparatus, image forming apparatus using the same and image recording medium reusing method |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP5509394A patent/JPH07239643A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8320811B2 (en) | 2009-04-01 | 2012-11-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image recording medium, image recording medium reusing apparatus, image forming apparatus using the same and image recording medium reusing method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |