JPH0723983A - 顎骨に義歯を固定する装置 - Google Patents

顎骨に義歯を固定する装置

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JPH0723983A
JPH0723983A JP5163040A JP16304093A JPH0723983A JP H0723983 A JPH0723983 A JP H0723983A JP 5163040 A JP5163040 A JP 5163040A JP 16304093 A JP16304093 A JP 16304093A JP H0723983 A JPH0723983 A JP H0723983A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顎骨1に挿入できるベース4、ホルダー5お
よびスリーブ6を有する義歯9を顎骨1に固定する装置
3を提供する。 【構成】 ベース4には、端面4dに流入する内ネジ4
gおよび拡大部4hを有する穴4eと穴4eの流入部を
取り囲む円錐状のリング面4kとがある。ホルダー5に
は、装置を組み立てる時にスリーブ6を貫通し、ベース
4の内ネジ4gにネジ込まれるネジ部分5cと、ベース
4の外にあり義歯9を止めるために使用される外部部分
5bとがある。装置3を組み立てる時には、スリーブ6
が穴4eの拡大部4hの中に着座し、円錐状の外面6a
でベース4の円錐状の内面4iに固定接触する。更に、
ホルダー5の外部部分5bは円錐状の当接面5gでベー
ス4のリング面4kに固定接触する。ホルダー5は、装
置を組み立てる時、ベース4に安定に連結し、ベースの
端面を継ぎ目なしに覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、顎骨に義歯を固定す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は、例えば通常多数の部分
から成る人工的な個別歯から成る義歯を固定するために
使用される。しかし、上記の類に属する二つまたはそれ
以上の装置も同じ顎骨に使用でき、その時二つまたはそ
れ以上の人工的な歯、つまり例えば所謂ブリッジや一連
の入れ歯を形成する義歯も一緒に保持できる。
【0003】商標ボネフィット(BONEFIT)の名で知られ
ている装置には、互いに脱着可能に連結できる二つの部
品がある。つまり、移植組織あるいは一次部品とも称さ
れる、顎骨に埋め込むベース、および二次部品とも称さ
れる義歯を保持するために使用されるホルダーである。
このベースは細長くて、義歯に対向するベースの端面に
入り、そこでリング面を取り囲む口を有する。この袋穴
には内ネジを備えた部分と、そこから離れて端面に向け
て広がる円錐状の拡大部がある。ホルダーには、外ネジ
のあるネジ部分とこの部分から離れて円錐状に広がる膨
れ部分を有する内部部品がある。更に、このホルダーに
は膨れ部分の太い端部に続く外部部品がある。装置を組
み立て場合、ホルダーの内部部品はベースの穴の中にあ
る。その場合、ホルダーのネジ部品がベースの内ネジに
ネジ止めされ、ホルダーの円錐状の膨れ部分がベースの
拡大部に固定される。この時、ホルダーの外部部品はベ
ースの外にあり、義歯の中に突き出て、義歯を保持す
る。ベースの直上にあるホルダーの部分は、周知のボネ
フィット装置の場合、通常円筒状であるか僅かに円錐状
であって、ベースの端面にある傾斜したリング面と共に
歯頸を形成する。
【0004】これ等のボネフィット装置は使用するのに
適していることが実証されている。この使用では、ベー
スの端面は顎骨とは反対の歯肉、つまり歯の肉部分の表
面に大体揃っているか、あるいは歯肉から僅かに突き出
ていて、歯肉上の位置にある。そしてこの使用では、義
歯が歯頸に載っている。しかし、ホルダーが例えば一連
の入れ歯を止めるボールヘッドを有する場合、この入れ
歯と肩部の間に中間スペースがある。一連の入れ歯に加
わる横方向の力とそれい以外の力は主にホルダーまたは
二次部品のネジ部と円錐状の膨れ部分を介してベースあ
るいは一次部品に伝達され、望ましくない大きな局部的
な応力の原因になる。更に、歯肉は歯頸より大きくなる
ので、事情によっては、洗浄しにくい歯嚢が生じ、その
中でバクテリヤが繁殖する。更にしかも取り分け、種々
の問題がある場合、ベースを挿入した後、一定の治療期
間中歯肉で完全に覆っておくと有利である。ベースを覆
うことが可能であるには、当然、端面が顎骨の突起部に
大体揃う程度にこのベースを顎骨に深く挿入でき、一時
的に止めネジで止めてもよい。治療期間の後に歯肉を再
び切断し、止めネジを除去し、ホルダーをベースの中に
ネジ込むと、上記歯頸は歯肉の治療後この歯肉の下にあ
る。通常技工士によって作製された義歯があまり正確で
なく、歯頸に隙間なく合わせてない場合、歯肉の下の歯
頸で自由空間が残り、この中で細菌が繁殖すると言う重
大な危険が生じる。これ等のことは治療を乱し、感染の
原因になる。
【0005】雑誌“Journal of Oral Implantology" 第
16 巻, 1990年、第4号、第 297〜301頁には、ベース
あるいは移植組織、連結部材、間隔スリーブおよびホル
ダーを有する装置が開示されている。このベースはボネ
フィット装置の場合と同じか、似たように形成されてい
る。連結部材には、それぞれ一つの外ネジを有する細い
ネジ部品と太いネジ部品、両方のネジ部品の巻にある円
錐部および軸方向のネジ穴がある。間隔スリーブには内
ネジのある軸方向の貫通穴がある。ホルダーには外ネジ
のネジ部品がある。
【0006】この装置を使用する場合、ベースの端面が
顎骨の上面に大体揃うように、ベースを顎骨の穴に入れ
る。骨を治療した後、連結部材の円錐部がベースの穴の
円錐状の拡大部内に固定するまで、連結部材の細いネジ
部品をベースにネジ込む。次いで、間隔スリーブをベー
スから突き出た連結部材の太いネジ部品にネジ込み、ホ
ルダーのネジ部品を連結部材のネジ穴にネジ込む。この
時、間隔スリーブがベースの端面に硬く接する。
【0007】雑誌“Journal of Oral Implantology" に
より周知のこの装置は十分良好な実績があるが、4個の
別々な部品を有し、これ等の部品がなによりもかなり複
雑な形状を有し、特に多くのネジ山を有すると言う難点
がある。従って、この装置の製造と組み立ては相当経費
がかかり、複雑である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】それ故、この発明の課
題は、上に説明した周知の装置の諸難点を排除でき、特
にホルダーをベースに安定的に連結できる可能性がある
場合、ベースからホルダーへの出口の近傍で細菌の繁殖
をできる限り低減でき、低経費で製造でき、しかも簡単
に組み立てることのできる、冒頭に述べた種類の装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、顎骨1の穴1aに入れるためにあるベース4
と、このベースに接続でき、義歯9を顎骨1の外部に止
めるためにあるホルダー5,25,35,45,55,
65,75を備え、ベース4が端面4dと、この端面4
dの上にある流入部、内ネジ4g、およびこの内ネジか
ら端面4dに向けて広がり、少なくとも一部円錐状の内
面4iで仕切られる拡大部4hを備えた穴4eと、穴4
eの流入部を取り囲むリング面4kとを有し、ホルダー
5,25,35,45,55,65,75がベース4の
穴4eに配置するためにあるベース4の内ネジ4gでネ
ジ止めするためにある外ネジ5d,25dを備えた内部
部分5a,25a,35a,45a,55a,65a,
75aと、内部部分5a,25a,35a,45a,5
5a,65a,75aに脱着可能に関連し、ベース4の
外に配置するためにある外部部分5b,25b,35
b,45b,55b,65b,75bとを有し、軸方向
に貫通する穴6e,16e,26eとベース4の円錐状
の内面4iに接するためある円錐状の外面6a,16
a,26aとを有するスリーブ6,16,26があり、
ホルダー5,25,35,45,55,65,75の内
部部分5a,25a,35a,45a,55a,65
a,75aが穴4eを貫通してベース4の内ネジ4gに
ネジ込まれ、ホルダー5,25,35,45,55,6
5,75の外部部分5b,25b,35b,45b,5
5b,65b,75bがベース4のリング面4kに接す
ために形成されている、義歯9を顎骨1に固定する装置
によって解決されている。
【0010】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0011】
【作用】この発明による装置のベースは、例えば端面が
顎骨の上面に大体揃うように顎骨に挿入できる。次い
で、このベースを顎骨に入れた後、ホルダーをこのベー
スに連結する前に、一定の治療期間の間、歯肉で完全に
ベースを覆う。このようなベースの完全な歯肉下の配置
は、例えば顎骨の腫瘍のため、この顎骨の一部を、移植
組織、つまり他の骨から切り離した骨片で置き換え、ベ
ースをこのような移植組織に、あるいは強く萎縮した顎
骨に入れる。ベースを歯肉で完全に覆うと、感染の防止
と顎骨の早くて完全な治療、およびベースによって顎骨
の良好な成長を可能することに寄与する。
【0012】しかし、ベースが顎骨から突き出て、歯肉
を治療後少なくとも貫通するように、ベースを顎骨に入
れることもできる。その結果、ベースの端面が顎骨の突
起部とは反対の歯肉の境界に揃うか、あるいはこの歯肉
の外、つまり歯肉上の位置にある。
【0013】この発明による装置のホルダーをベースに
連結すると、ホルダーはベースの端面上にあるリング面
に接する。その時、ホルダーはベースの端面の歯肉下の
位置でも歯肉上の位置でも、ホルダーがベースの端面を
完全に覆い、装置の軸方向に回転対称な外面部分を有
し、ベースのリング面の外縁で継ぎ目なしで、しかもベ
ースのカバー面や外面に隙間なしに当たるように形成で
きる。
【0014】装置がベースの歯肉下の配置のために設け
てある場合、装置を組み立て時にベースの端面の近くに
あり、ベースのリング面の外縁部に当たるホルダーのカ
バー面部分は、主に歯肉を完全に貫通し、平滑な、つま
り両端の間に角の内面で構成されている。
【0015】ホルダーの上記カバー面部分は、例えば
(特にベースの端面の歯肉下の位置で)装置の軸方向に
平行で円筒状である。しかし、上記カバー面部分は(特
にベースの端面の歯肉上の位置で)円錐状でも縦断面で
湾曲していてもよい。その場合、カバー面部分はベース
に接する端部で装置の軸に対して、好ましくは最大約 3
0 度になる角度を形成する。
【0016】ベースのリング面の外縁部に続くベースの
カバー面部分は、前記縁部に向けてトランペット状に広
がり、ベースの穴の口を取り囲むリング面と共に、主に
鈍角、あるいは場合によってはほぼ直角をなす。装置を
組み立てるとベースのリング面の外縁部に当たるホルダ
ーのカバー面部分は、ベースのリング面およびこれに接
するホルダーの当接面とで鋭角を形成する。前記両方の
角度を加えると、少なくとも 135°、より好ましくは 1
50°およい好ましくは最高 180°となる。前記両方の角
度の和が 180°であると、ベースのカバー面部分とホル
ダーのカバー面部分は縦断面で必ず相互に接続する。
【0017】
【実施例】以下では、図面に示す好適実施例に基づき、
この発明の内容をより詳しく説明する。
【0018】図1および図2には、顎骨1の櫛に入る穴
1aを有す顎骨1が示してある。この穴1aは袋穴にし
てあり、リング溝から成る基礎部分を有する。この基礎
部分には、断面が円形の中空状の円筒の貫通孔が接続し
ている。この貫通孔と穴1aの流入部の間には、流入部
に向けて広がる拡張部がある。この拡張部の境界面は縦
断面で連続的に曲がっている。リング溝と円筒状の貫通
孔によって形成される貫通孔部分には、内ネジが付けて
ある。
【0019】更に、図1と図2には歯肉2が示してあ
る。この歯肉は、穴1aを作製する前に穴に設けた顎骨
の部分で、図1で符号2aと2bを付けた歯肉片を広げ
て取り除くように切断される。次いで、穴1aは穴開け
とフライスによって作製される。
【0020】図2で全体に符号3を付けた義歯を固定す
る装置には、相互に脱着可能な3つの部品がある。つま
り、図1にも見える、しばしば一次部品あるいは移植組
織と称されるベース4,二次部品とも称されるホルダー
5およびスリーブ6である。最終的に組み立てた装置3
では、上記3つの部品は一般に共通軸7に関して回転対
称である。この共通軸7は装置全体の軸や、ベース、ホ
ルダーおよびスリーブの軸も形成する。
【0021】細長いベース4には、外ネジ4bを設けた
円筒状の部分4aがある。この円筒状の部分4aには、
この部分から離れてトランペット状に拡大する部分4c
が続く。この外部を仕切るカバー面部分4rは縦断面で
穴1aの前記拡張部を仕切る面と同じように連続的に湾
曲する。部分4cのガバー面部分4rは軸7に対して最
も強く傾いた上端でこの端部に対して最大 30 °例えば
約 15 °〜 25 °になる角度をなす。図1と図2の上で
拡大する部分4cの自由端にあるベース4の端部はその
端面4dを形成する。ベース4には軸7に対して同軸の
穴4eが設けてある。この穴4eは少なくとも部分的な
個所に内ネジ4gを備え、ネジ穴を形成している。穴4
eは内ネジ4gと端面4dの間にこの端面に向けて広が
る拡大部4hを有する。この拡大部4hは少なくとも大
部分で円錐状の内面4iによって仕切られている。この
内面4iは軸7に対して好ましくは少なくとも5°,好
ましくは最大 15 °になる角度を形成する。端面4dは
穴4eの流入部を取り囲む端面によって形成される。こ
の端面は少なくとも大部分軸7から外に向けて円錐状に
端面4dとは反対のベースの端部に向けて傾くリング面
4kで構成されている。このリング面の外縁部4mは端
面4dの外縁部も形成する。円錐状のリング面4kと軸
7の間の傾斜角は約 20 °〜 70 °になる。つまり、例
えば約 45 °になる。リング面4kは外縁部4mに接続
する縦断面で湾曲しているカバー面部分4rの端部に対
して鈍角を形成する。ベース4の円筒部分4aには、軸
7に対して同軸の穴4nがある。この穴は袋穴であり、
その中に端面4dとは反対のベース4の端部が合流す
る。更に、この円筒状の部分4aには、そのカバーを貫
通し、穴4nに流入する若干の穴4pがある。ベース4
は金属材料、つまりチタン製の一体本体で構成されてい
る。円筒状の部分4aには、例えばプラズマ溶着法によ
って付けたチタン製の外皮もある。
【0022】細長く、一体で、例えばチタン製の金属ホ
ルダー5には、内部部品5aと外部部品5bがある。図
2の装置を組み立てる場合、ホルダー5をベース4に連
結すると、内部部品5aはベース4の穴4eにあるが、
外部部品5bはベース4の外に配置されている。内部部
品5bには外ネジ5dを有するネジ部分5cと軸7に回
転対称で、ほぼ円筒状の膨れ部分5eがある。この膨れ
部分の直径は外ネジ5dの外径よりも僅かに大きい。膨
れ部分5eはネジ部分5cに対向する端部に小さな傾斜
部を有する。外部部品5bは膨れ部分5cに続き、未だ
太い被覆部分5fで形成されている。この部分はベース
4に対向する端部でリング面によって仕切られ、このリ
ング面によって少なくとも最外部が円錐状の当接面5g
として働く。この当接面は軸7と共にベース4のリング
面4kと同じ角度を形成し、装置を組み立て時、リング
面4kに接する。当接面5gの外縁部と、この外縁部に
接続したカバー部分5fの円筒状のカバー面部分5h
は、リング面4kの外縁部4mと同じ直径を有する。カ
バー面部分5hは、当接面5gに対して、しかも装置を
組み立て時、ベース4のリング面4kに対しても鋭角を
なす。この鋭角と、ベースの面4kと4rによって形成
される鈍角の和は 135°と 180°の間にあり、例えば少
なくとも 150°になる。カバー部分5fには、この部分
から離れて先細りになる円錐状の終端部分5iが続く。
この円錐状のカバー面は、他の端部で同じように円錐状
の肩部面5kを介してカバー部分5fのカバー面部分5
hに連結し、肩部面5kと共に縦断面で鈍角の肩部を形
成する。円筒状のカバー面部分5hの長さと、当接面5
gから肩部面5kまでの間隔は好ましくは、少なくとも
2mm 、主に約 5 mm までで、例えば約 5 mm である。
ホルダー5は更に軸方向の袋ネジ穴5mを有し、この穴
は終端部分5iの自由端に合流する。
【0023】図3と図4に別々に示し、一体であって金
属製の例えばチタン製のスリーブ6はその中央領域に図
2と図3で上に広がる円錐状の外面を有する。この外面
は軸7と共にベース4の円錐状の内面4iと同じ角度を
なす。図2と図3の下にある円錐状の外面6aの端部に
は、スリーブ6の下端に向けて先細りになり同様に円錐
状であるが、軸7に対してより大きな角度をなす傾斜部
6bが続く。この円錐状の外面6aの上端には、円筒状
の外面6cが続く。この円筒状外面6cは円錐状の外面
6aの他の端部と同じ直径を有する。円筒状の面6cの
上端には、スリーブの上端に向けて先細る傾斜部6dが
続く。スリーブ6には軸方向の貫通穴6eがあり、この
穴の図2と図3の下にある部分に内ネジ6fがある。穴
6eは内ネジ6fの外に拡大部6gを有する。拡大部の
境界には、内ネジに続き、縦断面で円弧状の移行面、こ
の面の上に円筒状の内面と、最上部に上に合流部に向け
て広がる円錐面がある。円筒状の内面はホルダー5の膨
れ部分6eの円筒面の直径より僅かに小さい(例えば約
0.01 mm〜 0.05 mm) 。更に、拡大部6eは穴6eの上
部合流部を形成する端部から、円錐状の外面6aの上端
部分に外向きに仕切られたスリーブの部分まで延びてい
る。拡大部6gを取り囲むスリーブ6のカバーの部分は
軸7に平行でスリーブの上端に合流するスリット6hに
よって、スリーブの周囲に沿って均等に分割された4つ
のセグメント6iに分割されている。これ等のセグメン
トは幾分弾性的に変形するので、緊張状態となっている
位置から出発して軸7を広がる。
【0024】装置3の挿入と組み立てを説明する。図1
の歯肉を切り離し、顎骨1に穴1aを開けると、ベース
4を穴1aに入れて、回転工具で穴1aの内ネジにネジ
込む。その場合、ベース4が図1に示す位置に達する。
この位置では、リング面4kの縁部4mが大体穴1aの
合流縁部にある。そうすると、ベース4の端面4dは穴
1aから僅かに出ていたり、穴1aを取り囲む顎骨1の
状面にかなり正確に揃っている。
【0025】図1でベース4の上に示す止めネジ8には
内ネジ4gにネジ込めるネジ部品8aとヘッド8bがあ
る。このヘッドはベース4に対向する面の上に円錐状の
面8cを有し、この面が軸7に対して円錐面4kと同じ
角度をなし、円錐面4kと同じ外径を有する。ネジ8は
ベース4を顎骨1に入れた後、ベース4の穴4eにネジ
込まれる。その結果、ネジ8は円錐状の面8cと共にベ
ース4のリング面4kに当たり、穴4eを閉ざす。この
時、歯肉片2a,2bはベース4とネジ8の上にあり、
近づく。次いで、ベースとネジは、例えば数カ月になる
治療期間中に顎骨1に放置されている。そうすると、顎
骨は治り、幾分ベース4と共に成長し、特にその穴4p
も図2に示すように成長する。この治療期間の間に、当
然歯肉2も治り、ベースの上で一緒に成長する。
【0026】一定の治療期間が経過した後には、歯肉2
は再び切断され、ネジ8がベース4からネジ込まれる。
スリーブ6は、ホルダー5をベース4に連結する前に、
スリーブ6が後で仕上げた装置の時よりも、ネジ部分の
自由端により近くにあるように、ホルダー5のネジ部分
5cにネジ込まれる。今度は、スリーブの下端から突き
出ていて、ホルダーのネジ部分5cの自由端部分にホル
ダーに嵌まる回転工具によって内ネジ4gのあるベース
4の穴4eの部分にネジ込まれる。スリーブ6はこのネ
ジ込み作業の時、円錐外面6aがベース4の円錐内面4
iに接するまで一緒に回転する。そして、この接した軸
方向の位置に止まる。ネジ部分5cは、ホルダー5の円
錐状の当接面5gがベース4のリング面4kに当たるま
で、ベース4に深くネジ込まれる。ホルダー5の円筒状
の膨れ部分5eは最後にはネジ込み過程の最後でスリー
ブ6の穴6eの拡大部6iに入り、スリーブ6のセグメ
ント6iを軸7から外に向けて広げる。セグメント6i
の外部境界の一部を形成する元の円筒状の外面6cは、
その場合、軸7に対して僅かに傾き、ほぼ円錐状になる
が、図2には円筒面として示してある。セグメント6i
が広がると、その外面は少なくとも一部、更にベース4
の円錐状内面4iを押す。
【0027】ホルダー5の外側部分5bには、ホルダー
5をベース4に連結した直後、あるいは歯肉2の治療を
可能する治療期間の後に、図2に点線で簡単に示す義歯
9が固定される。その場合、ホルダー5の終端部分5i
は、義歯9が歯頸面5kに当たるように義歯9の中に突
き出る。その外、この義歯はネジ穴5mにネジ込まれた
ネジ(図示せず)を有する。
【0028】ベース4,ホルダー5およびスリーブ6を
図2のように一つの装置3に組み立て、スリーブ6の穴
6eを通してホルダー5のネジ部分5cをベース4の内
ネジ4gでネジ込むと、同じようにホルダー5のネジ部
分5cでネジ込まれているスリーブ6はベース4の穴4
eの拡大部4hに着座し、円錐状の外面6aでもってベ
ース4の円錐状の内面4iに当たる。更に、ホルダー5
の外側部分5bは円錐状の当接面5gと共にベース4の
円錐状のリング面4kに載る。
【0029】ベース4,ホルダー5およびスリーブ6を
作製した場合、高精度の作製精度であっても、装置を組
み立て時、ベース4の両方の円錐面4iと4kはスリー
ブ6の円錐面6aやホルダー5の円錐面5gにぴったり
と密接する。更に、ホルダー5によって広がるスリーブ
6のセグメント6iはこのホルダーとベースの間に挟持
される。ホルダー5はベース4に非常に安定に連結し、
この連結部は特に軸7に平行な大きな押圧力や軸7に直
交する大きな力を受け、ホルダーからベースに伝達でき
る。異なった部品間に働く付着摩擦力、圧力および挟持
力は、特にホルダー5がベース4から独りでに緩まない
ことを保証する。
【0030】ベース4の円錐状リング面4kとホルダー
5の円錐状の当接面5gは軸7に対して完全に回転対称
で、この軸の周りで完全に滑らかである。つまり、スリ
ットや溝等で傷付けられていない。それ故、これ等の面
は軸7やベース4の穴4eの合流部の周りで隙間なく互
いに接している。更に、カバー部分5fは歯肉2の下に
あるベース4の端面4dをリング面4kの外縁部4mま
で覆う。ホルダー5のカバー部分5fはベース4の縁部
分4mでほぼ継ぎ目なしにしかも隙間なしにこの縁部に
当たる。カバー面部分4rと5hは当接個所で、つまり
縁部4mで、一緒になって 135°と 180°の間にある、
つまり少なくとも 150°となる角度を形成する。ベース
4の部分4cとこのベースを覆うホルダー5のカバー部
分5fをこのように形成することによって、ベースの端
面4dの周囲で前に切断した歯肉2の治療時および成長
時にこの歯肉の下にある中空スペースが生じ、この中で
細菌が繁殖することが少なくとも相当防止される。
【0031】図5には、顎骨1,歯肉2および記号13
を付けた装置が示してある。この装置には、図2に示し
た装置と同じ、または同じように形成されたベース4が
ある。この装置13のホルダー5も、装置3のホルダー
と同じように構成され、そして特にほぼ円筒状の膨らみ
部分5eを有する。しかし、装置13には、装置3のス
リーブ6とは異なった構成のスリーブ16がある。この
スリーブ16では、円錐状の外面16aがスリーブの下
端にある円錐状の傾斜部16bからスリーブ16の上端
まで延びている。このスリーブは、外面6cに相当する
外面を保有していない。スリーブ16には軸方向の貫通
穴16eがある。この穴16eには内ネジ16fと拡大
部16gがある。この拡大部16gは一部円筒状の内面
で仕切られているか、あるいは形成されている。しか
し、この円筒状の内面の直径は、スリーブ6の対応する
直径とは異なり、円筒状の膨らみ部分5eの直径より小
さくなくて、少なくとも後者の直径に等しい。更に、ス
リーブ16では、スリット6hに相当するスリットも存
在しない。従って、スルーブ16のカバーはその軸を隙
間なく取り囲んでいる。
【0032】装置13は、それを使用する場合、装置3
と同じように組み立てられる。装置のスリーブ16がス
リーブ6の開放可能なセグメント6iに相当するセグメ
ントを保有しないにもかかわらず、ホルダーはベースに
安定に結合する。スリーブ16がスリーブ6より幾分簡
単に形成されているので、後者よりコスト的に有利に作
製できる。その外では、装置13は装置3に似た特性を
有する。
【0033】図6に示す装置23も、装置3と同じか、
同じように構成されたベース4と、特に内ネジ4gと拡
大部4hを有する穴4eとを保有する。装置23のホル
ダー25は内部部品25aと外部部品25bを有する。
内部部品25aは外ネジ25dを有するネジ部分25c
とほぼ円筒状の膨らみ部分25eを有する。しかし、ホ
ルダー25は、外ネジ25dが外ネジ5dより短い点で
ホルダー5と異なる。ホルダー5での外ネジ5dが膨ら
み部分まで同じように延びているのに対して、ホルダー
25では、外ネジ25dと膨らみ部分25eの間にネジ
の切ってないシャフト25nがある。このシャフトの直
径は、例えば外ネジ25dの公称直径あるいは外径に等
しいか、あるいは後者の直径より僅かに大きい。
【0034】装置23に属するスリーブ26には、スリ
ーブの細い下端にある傾斜部26bからスリーブ26の
他の上端まで延びる円錐状の外面26aがある。更に、
このスリーブ26には軸方向の貫通穴26eがある。こ
の貫通穴26eは、スリーブ6の内ネジ6fの代わり
に、滑らかな、つまりネジの切ってない円筒状の部分2
6fを有する。この部分26fの直径はシャフト25の
直径にほぼ等しいので、このシャフトは密着して、ある
いは非常に少ない半径方向の遊びで円筒状部分26fに
嵌まる。穴26eは部分26fの上に拡大部26gを有
する。この拡大部は一部円筒状の内面によって形成さて
いる。この内面の直径はホルダー25の円筒状の膨らみ
部分25eの直径に大体等しい。その外では、スリーブ
26にスリーブ6のスリット6hに相当するスリットは
ない。
【0035】装置23には、場合によっては、更にゴム
弾性のリング28があってもよい。このリング28は例
えば生体に適合し滅菌できるOリングで構成されてい
る。このリング28はベース4の穴4eの合流部を覆う
ホルダー5の面とこの面に対向し、スリーブ26の他端
にある半径方向のリング面との間に配設されている。
【0036】装置23を組み立てる場合、スリーブ26
を例えばホルダー25から未だ切り離した状態でベース
4の穴4eの拡大部4hに押し込んだり、拡大部4hに
軽く当てる。その後、ゴム弾性のリング28を拡大部4
hに上向きに入れ、スリーブ26を通してホルダー25
のネジ部分25cを入れ、ベースの内ネジ4gにネジ込
む。膨らみ部分25eとシャフト25nで構成される内
部部品25aの部分はスリーブ26に入る。更に、この
時、このスリーブ26はその円錐状の外面26aで拡大
部4hの円錐状の内面に接触し、この拡大部4hに固定
され、更にリング28によって上向きの軸方向の移動を
防止する。その外では、装置23は装置3に似た特性を
有する。
【0037】図7には、顎骨1、歯肉2および装置33
の部分が示してある。この装置33には、ベース4,ホ
ルダー35およびスリーブ6がある。ベース4,ホルダ
ー35の内部部品35aおよびスリーブ6は、装置3の
場合と同じであるか、似たように形成されている。これ
に反して、ホルダー35の外側部品35bはホルダー5
の外側部品5bとは異なったように構成され、円筒状の
カバー部分35fのベースとは反対側の面の上に多角形
の頭35iを有する最終部分を有する。この頭は軸方向
に見て例えば規則正しい8角形を形成している。カバー
部分35fと多角形の頭35iの間には、この頭に向け
て先細り、この頭と共に肩部を形成する円錐状のショル
ダー面がある。その外、ホルダー35には多角形の頭の
端面に合流する袋ネジ穴35mが設けてある。
【0038】図8には、顎骨1,歯肉2および装置43
の部分が示してある。装置のベース4とスリーブ6は装
置3の場合と同じ、または類似に形成されている。装置
43のホルダー45には、装置3と同じように構成され
た内部部品45がある。ホルダー45の外部部品45b
は円筒状のカバー部分45fを有し、ベース4とは反対
側にボールヘッド45iとこのヘッドを残りのホルダー
に連結する首部45mを有する。カバー部分45fは内
部部品45aとは反対の側に首部45mを取り囲み、こ
の首部と共に肩部を形成するショルダー面45kを有す
る。このショルダー面は軸7に直角な内部部分とボール
ヘッドから外向きに傾く、例えば円錐状の部分を有す
る。
【0039】図1〜8に基づき説明した装置では、ベー
ス4が完全に歯肉下に配設されている。これに反して、
図9に示す装置53は顎骨からかなり突き出たベース4
を有する。このベースは歯肉2をこの治療後に少なくと
もかなり貫通するので、ベース4の端面は顎骨1とは反
対の歯肉2の境界に大体揃っていたり、歯肉の外にあ
る。この装置53のベース4は、他の歯肉の横配置を無
視すれば、装置3,13,23,33,43のベースと
同じように構成されているか、あるいは、場合によって
は、幾分長い円筒状の部分4aとそれに応じて長い外ネ
ジ4bを有する。装置53のホルダー55には、ホルダ
ー5の場合と同じように構成された内部部分55aがあ
る。ホルダー55の外部部分55bには、カバー部分5
5fと、首部55mを介してこの首部と連結するボール
ヘッド55iとがある。カバー部分55fには、首部5
5mを取り囲むショルダー面55kがある。ホルダー5
5には、ホルダー45の場合と同じように、ボールヘッ
ドがあるが、これとは、カバー部分55fがホルダー4
5のカバー部分より軸方向にかなり短い寸法を有する点
で異なる。更に、カバー部分55fは、円筒状のカバー
面部分の代わりに、縦断面で湾曲したカバー面部分を有
する。このカバー面部分はベース4の円錐状のリング面
4kの外縁部にある端部でベースのカバー面に大体接続
し、他端では軸7に対して直交するショルダー面55k
の平坦部分に移行している。装置53のスリーブは装置
3の場合と同じように形成されている。
【0040】ボールヘッド45i,55iを有する装置
43と53によって、義歯をロック部材に固定できる。
このロック部材には、ボールヘッドを加圧ヘッドのロッ
クの場合と同じように脱着可能に嵌めることができる。
図8,9に示していない義歯をホルダー45,55に入
れると、この義歯とショルダー面45kあるいは55k
との間に、例えば隙間のある中間スペースができる。し
かし、ショルダー面45k,55kは前記中間スペース
にもかかわらず歯肉から殆ど成長せず、良好に洗浄でき
る程度遠く顎骨から簡単に離せる。その外、ホルダー4
5,55は、ホルダー5に対して詳しく説明したのと同
じように、ベース4に安定に連結している。
【0041】図10に示す装置63には、ベース4,ホ
ルダー65およびスリーブ6がある。このベース4も装
置3のベースと同じか、似たように形成されているが、
治療後、歯肉を少なくとも大体通すように、装置53の
場合と同じように顎骨1に挿入する。スリーブ6は装置
3の場合と同じように形成される。
【0042】ホルダー65はホルダー5と同じように形
成された内部部分65aを有する。ホルダー65の外部
部分65bにはベース4のカバー面にほぼ全て続き、こ
のベースから離れるように広がるカバー面部分と、ベー
ス4とは反対側の端部に自由端へ例えば僅かに円錐状に
先細る最終部分65iとがある。この最終部分はその端
面に切欠65mを有する。この切欠には、最初に分離し
ていて、硬くしかも好ましくは残りのホルダー65に脱
着可能に連結する少なくとも一つの物体で構成されてい
る磁気結合部材68がある。本来のホルダー65を形成
する物体は非磁性のチタンで作製されているが、磁気結
合部材68は強磁性で、少なくとも一つの永久磁石や少
なくとも一つの軟磁性体を有する。装置63のホルダー
65は図10に示していない義歯を止めるために使用さ
れる。この義歯にも同じように磁気結合部材があり、こ
の部材が磁気結合部材68と共に義歯をホルダー65に
脱着可能に連結させる。その場合、協働する二つの磁気
結合部材の少なくとも一方が永久磁石を有する必要があ
る。
【0043】図11に示す装置73は顎骨1から突き出
て、歯肉2を貫通するベース4,スリーブ6およびホル
ダー75を有する。その場合、ベース4,スリーブ6お
よびホルダー75の内部部分75aは装置3の場合と同
じか、似たように形成されている。ホルダー75の外部
部分75bには、ベース4の端面を覆うカバー部分75
fと、この部分のベースとは反対側の端部に軸7に対し
て少なくともほぼ直角をなすショルダー面75kと、こ
のショルダー面から突き出て、軸7に同軸の突出部ある
いは先端75i(例えば円筒状のピンで構成される)と
がある。この突出部あるいは先端75iは図示していな
い義歯の中に突き出ている。義歯あるいはこの義歯の一
部は、前記突出部あるいは先端と共に形成するショルダ
ー面75kの上に載り、そこでホルダー75に銀蝋付け
されている。蝋付けは好ましくはホルダーをベース4か
ら分離した時に行われる。
【0044】図1〜7および図11に基づき説明した装
置3,13,23,33,73は、ただ一本の人工歯あ
るいは多数の人工歯を有する義歯を固定するのに選択し
て使用できる。ボールヘッド45i,55iあるいは磁
気結合部材68を有する装置43あるいは53あるいは
63は、同じ様式の少なくとも一つの他の装置と共に多
数の歯を有する義歯、つまりブリッジあるいは一組の義
歯を脱着可能に固定するために使用される。
【0045】種々の図面に示した顎骨1は、装置が上側
に突き出る下顎骨である。しかし、装置は上顎骨にも使
用できる。その時には装置は上顎骨から下に突き出る。
更に、装置を使用する歯科医師あるいは外科医師は一組
の異なった長さと太さのベース4を使用するので、この
歯科医師あるいは外科医師は個々の顎骨の事情に合った
長さと直径のベースを選択できる。同じことは、異なっ
た長さのカバー部分5fを有するホルダー5を用意でき
るので、歯科医師あるいは外科医師は歯肉の個々の厚さ
に合わせたカバー部分の長さを有するホルダーを選択で
きる。同じことはホルダー25,35,45にも当ては
まる。
【0046】ベース4では、ホルダーとは反対のベース
の端部に流入する軸方向の穴4nと半径方向の穴4pを
省くことができる。更に、ベース4では、場合によっ
て、外ネジ4bも省くことができる。その外、ベースに
多少角を付けことができるので、トランペット状に広が
る部分4cと穴4eの軸は端面4dとは反対のベースの
最終部分の軸に対して角度をなす。
【0047】更に、説明した種々の装置の特徴を組み合
わせることもできる。例えば、一方で図5に示した装置
の場合、装置23のゴム弾性リング28に相当するリン
グを使用するか、他方で装置23の場合、リング28を
省略できる。その外、ホルダーの内部部分および図7〜
図11に示す装置のスリーブは、装置13あるいは23
の場合と同じ、あるいは類似に形成することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による装
置によって、周知の装置の難点を排除でき、特にホルダ
ーをベースに安定的に連結できる可能性がある場合、ベ
ースからホルダーへの出口の近傍で細菌の繁殖をできる
限り低減でき、低経費で製造でき、しかも簡単に組み立
てできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】顎骨とこの顎骨の中に挿入される義歯固定用の
装置のベースとの断面図であって、ベースの上にその穴
を塞ぐために使用されるネジも示してある。
【図2】図1に示す顎骨とベースの断面およびこのベー
スにネジ込まれたホルダーと穴にあるスリーブの断面を
示す断面図である。
【図3】一部を断面図にして、一部を側面図にして示す
スリーブの別々の図面である。
【図4】図2と図3の上部にあるスリーブの端部の平面
図である。
【図5】他の構成のスリーブを有する図2に相当する装
置の断面図である。
【図6】更に他の構成のスリーブを有する図2に相当す
る装置の断面図である。
【図7】ホルダーが義歯を止めるための多角形頭を有す
る一部を側面図にして、一部を断面図にして示す装置で
ある。
【図8】ホルダーがボールヘッドを有する一部を側面図
にして、一部を断面図にして示す装置である。
【図9】ボールヘッドを有する他の装置の図面である。
【図10】ホルダーが磁気結合部材を有する装置の図面
である。
【図11】義歯を銀蝋付けするために形成されたホルダ
ーを備えた装置の図面である。
【符号の説明】
1 顎骨 1a 穴 2 歯肉 3 装置 35 多角形の頭 4 ベース 4d 端面 4e 穴 4g 内ネジ 4h 拡大部 4i 円錐状の内面 4k リング面 5,25,35,45,55,65,75 ホルダ
ー 5a,25a,35a,45a,55a,65a,75
a 内部部分 5b,25b,35b,45b,55b,65b,75
b 外部部分 5d 外ネジ 5g 当接面 5h カバー面部分 6,16,26 スリーブ 6a,16a,26a 貫通穴 6a 円錐状の外面 6e,16e 穴 6f,16f 内ネジ 6h スリット 6i セグメント 7 共通軸 9 義歯 35c 多角形の頭 45i,55i ボールヘッド 75i 突起 75k ショルダー面 5m,35m ネジ穴 68 磁気結合部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顎骨(1)の穴(1a)に入れるために
    あるベース(4)と、このベースに接続でき、義歯
    (9)を顎骨(1)の外部に止めるためにあるホルダー
    (5,25,35,45,55,65,75)を備え、 ベース(4)が端面(4d)と、この端面(4d)の上
    にある流入部、内ネジ(4g)、およびこの内ネジから
    端面(4d)に向けて広がり、少なくとも一部円錐状の
    内面(4i)で仕切られる拡大部(4h)を備えた穴
    (4e)と、穴(4e)の流入部を取り囲むリング面
    (4k)とを有し、 ホルダー(5,25,35,45,55,65,75)
    がベース(4)の穴(4e)に配置するためにあるベー
    ス(4)の内ネジ(4g)でネジ止めするためにある外
    ネジ(5d,25d)を備えた内部部分(5a,25
    a,35a,45a,55a,65a,75a)と、内
    部部分(5a,25a,35a,45a,55a,65
    a,75a)に脱着可能に関連し、ベース(4)の外に
    配置するためにある外部部分(5b,25b,35b,
    45b,55b,65b,75b)とを有し、 義歯(9)を顎骨(1)に固定する装置において、 軸方向に貫通する穴(6e,16e,26e)とベース
    (4)の円錐状の内面(4i)に接するためある円錐状
    の外面(6a,16a,26a)とを有するスリーブ
    (6,16,26)があり、 ホルダー(5,25,35,45,55,65,75)
    の内部部分(5a,25a,35a,45a,55a,
    65a,75a)が穴(4e)を貫通してベース(4)
    の内ネジ(4g)にネジ込まれ、 ホルダー(5,25,35,45,55,65,75)
    の外部部分(5b,25b,35b,45b,55b,
    65b,75b)がベース(4)のリング面(4k)に
    接すために形成されている、ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 ベース(4)の円錐状の内面(4i)と
    スリーブ(6,16,26)の円錐状の外面(6a,1
    6a,26a)は軸(7)に対して同じ大きさの角度を
    なすことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 ホルダー(5,25,35,45,5
    5,65,75)はベース(4)のリング面(4k)に
    接するためにある当接面(5g)を有し、リング面(4
    k)と当接面(5g)は、装置を組み立て時、ベース
    (4)の穴(4e)の流入部の周りに隙間なく互いに接
    するように構成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 リング面(4k)と当接面(5g)は、
    ホルダー(5,25,35,45,55,65,75)
    をベース(4)に連結する場合、ホルダー(5,25,
    35,45,55,65,75)とは反対のベース
    (4)の端部に向けて外向きに傾斜することを特徴とす
    る請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 ホルダー(5,25,35,45)は当
    接面(5g)の外縁部に接続する滑らかなカバー面部分
    (5h)を有し、このカバー面部分の軸方向の寸法は少
    なくとも2 mm になることを特徴とする請求項3または
    4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ホルダー(5,25,35,45,5
    5,65,75)はベース(4)のリング面(4k)を
    外縁部(4m)までこの縁部によって覆うために形成さ
    れ、ホルダー(5,25,35,45,55,65,7
    5)は、装置を組み立てた場合、リング面(4k)の外
    縁部(4m)で互いに当たるカバー面部分(4r,5
    h)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 スリーブ(6)は大きな直径を有するそ
    の円錐状の外面(6a)の端部でスリット(6h)によ
    ってセグメント(6i)に分割され、ホルダー(5)の
    内部部分(5a)はその外ネジ(5d)とホルダー
    (5)の外部部分(5b)の間に膨れ部分を有し、この
    膨れ部分は外ネジ(5d)よりも大きい直径を有し、ホ
    ルダー(5)をベース(4)にネジ込む場合、セグメン
    ト(6i)に嵌まり、このセグメントを外に広げるよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 スリーブ(6,16)の穴(6e,16
    e)はその長さの少なくとも一部に内ネジ(6f,16
    f)を有し、この内ネジをホルダー(5)の外ネジ(5
    d)にネジ込むことができることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 ベース(4),ホルダー(5,25,3
    5,45,55,65,75)およびスリーブ(6,1
    6,26)はいずれも一体の物体で構成されていること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 外部部分(5b,25b,35b,4
    5b,55b,65b,75b)は内部部分(5a,3
    5a)とは反対の端部に流入するネジ穴(5m,35
    m)および/または内部部分(35a,45a,55
    a,65a,75a)とは反対の端部に多角形の頭(3
    5c)あるいはボールヘッド(45i,55i)あるい
    はショルダー面(75k)から飛び出した突起(75
    i)あるいは強磁性の磁気結合部材(68)を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の装
    置。
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