JPH0724009A - 救急マット - Google Patents

救急マット

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JPH0724009A
JPH0724009A JP5195402A JP19540293A JPH0724009A JP H0724009 A JPH0724009 A JP H0724009A JP 5195402 A JP5195402 A JP 5195402A JP 19540293 A JP19540293 A JP 19540293A JP H0724009 A JPH0724009 A JP H0724009A
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Japan
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mat
mats
air
support
supporting
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JP5195402A
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English (en)
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Hidehiro Douyanai
秀博 堂谷内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 傷病者を症状に応じた必要な体位に迅速且つ
確実に変換し維持できると共に、傷病者の搬送を楽な姿
勢で安全且つ迅速に行ない得る。 【構成】 耐衝撃性及び耐摩耗性に優れた素材により成
形したマット本体Mを、5つの独立中空部に区画して形
成した支マット1,2,3,4,5から構成し、この各
支マットの各中空部S内には、空気の注入・排出により
支マットを膨脹・収縮する空気マット6,7,8,9,
10を有しており、前記5つの支マットのうち、前部位
置には前後方向に縦長の柱状をした3つの支マット1,
2,3を並列に隣接して配設し、後部位置には前後方向
に山形斜面を形成するように三角柱状をした2つの支マ
ット4,5を上下に組み合わせて結合し、前記各支マッ
ト内の空気マットは開閉コック付き分岐管11を介在し
て分かれる枝管16,17,18,19,20とそれぞ
れ連通していることを特徴とする。また前記マット本体
Mには体の固定ベルト23,24と搬送用の支持ベルト
26……をそれぞれ適宜箇所に取付けてあることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、救急現場などにおいて
傷病者の体位管理あるいは狭路における傷病者の搬送に
使用する救急マットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、救急現場において、傷病者をその
症状に応じて体の体位をとらせる場合には、傷病者に必
要な体位をとらせた後、その体位を維持するために毛布
等を用いて必要な箇所にそれを差し込んで行なってい
た。しかしながら、これでは非常に手間が掛かり、緊急
を要する事態に充分に対応できないものであった。また
従来の方法では、症状に応じて体位の変換と維持を確実
に行なうことが困難であった。
【0003】さらに、このような救急の傷病者を例えば
救急車に運ぶ際に、狭い階段や狭い通路を通ることが多
く、この場合における従来の傷病者の搬送では、折りた
たみ式のストレッチャー等を利用していたが、この方法
では、救急隊員は無理な態勢で傷病者の持ち上げ状態を
維持しながら運ばなければならず、救急隊員にかかる肉
体的負担が非常に大きく、また搬送時間も多くかかり、
救急隊員のみならず傷病者の精神的苦痛も軽視できず、
病状悪化につながるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は前記事
情に基づいてなされたものであり、傷病者を症状に応じ
た必要な体位に迅速且つ確実に変換し維持でき得ると共
に、傷病者の搬送を楽な態勢で安全且つ迅速に行なうこ
とができる救急マットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の救急マットは、耐衝撃性及び耐摩耗性に優れた素材
により成形したマット本体を、5つの独立中空部に区画
して形成した支マットから構成し、この各支マットの各
中空部内には、空気の注入・排出により支マットを膨脹
・収縮する空気マットを有しており、前記5つの支マッ
トのうち、前部位置には前後方向に縦長の柱状をした3
つの支マットを並列に隣接して配設し、後部位置には前
後方向に山形斜面を形成するように三角柱状をした2つ
の支マットを上下に組み合わせて結合し、前記各支マッ
ト内の空気マットは、開閉コック付き分岐管を介在して
分かれる枝管とそれぞれ連通していることを特徴とす
る。また、前記マット本体には体の固定ベルト及び搬送
用の支持ベルトをそれぞれ取付けてもよい。
【0006】
【作用】マット本体を区画している5つの支マットの中
空部には、各々空気マットが入っており、且つ各空気マ
ットに連通する枝管にそれぞれ開閉コックを備えている
ため、各開閉コックを操作することによって、所望する
空気マットに空気を充満し、それぞれの支マットを自由
自在に膨脹あるいは収縮の状態にすることができる。
【0007】耐衝撃性及び耐摩耗性に優れた素材による
マット本体を空気で膨らませ、体を固定ベルトで固定す
ると共に、支持ベルトを持ちながら搬送できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の救急マットの実施例について
図面に基づいて説明する。
【0009】マット本体Mは耐衝撃性及び耐摩耗性に優
れた布製(テント地など)または合成皮革や天然皮革な
どの素材により成形したものであって、5つの独立中空
部に区画して形成した支マット1,2,3,4,5から
構成している。この各支マット1,2,3,4,5の各
中空部Sには、柔軟且つ強靭な気密性の素材からなる空
気マット6,7,8,9,10を有しており、各空気マ
ットへの空気の注入・排出によって対応する支マットの
膨脹・収縮が自在であり、膨脹時には各支マットが所定
の形状を保つようになっている。
【0010】前記5つの支マット1,2,3,4,5の
うち、前部位置には、前後方向に縦長の柱状をした3つ
の支マット1,2,3が並列に隣接して配設してあり
(図1及び図2参照)、また後部位置には前後方向に山
形斜面を形成するように三角柱状をした2つの支マット
4,5が上下に組み合わせて結合している(図1乃至図
3)。下に位置する三角柱状の支マット4は、山形形状
の前斜面の裾野部分が柱状の支マット1,2,3の後端
に隣接している。また上に位置する三角柱状の支マット
5は、下にある三角柱状の支マット4の後斜面の全面に
重合し全体として頂上が更に高くなった山形形状を形成
するようになっている(図2及び図3)。
【0011】前記各支マット内の空気マット6,7,
8,9,10は、開閉コック付き分岐管11を介在して
分かれる枝管16,17,18,19,20とそれぞれ
連通しており、小型空気ボンベ12に接続する供給管1
3と、カプラ14を介して分岐管11とを着脱可能に連
結することによって、所望する各支マットを選択して空
気の注入ができるようになっている(図4及び図5参
照)。この際、枝管16,17,18,19,20の配
管経路は、図4に示すように、傷病者の荷重が掛から
ず、搬送にも支障とならないようにし、またカプラ14
によって自由に連結できる構造にして救急マットと空気
ボンベ12を分離して携帯できるようにしてある。さら
に、各空気マット6,7,8,9,10に各々空気を送
るための開閉コック26,27,28,29,30に
は、対応する箇所を明示する印(図面では数字で表示)
を付けておくことが望ましい(図5参照)。前記開閉コ
ック付き分岐管11は下にある三角柱状の支マット4の
側面に、スポンジ付きの布片15により取付け、該布片
15で開閉コック付き分岐管11を覆い込むようにして
隠蔽可能にし(図2参照)、搬送時に他の物体と直接ぶ
つかる等の支障を防止している。尚、31は隠蔽する際
に布片15を係着する面ファスナーである。
【0012】図1及び図2で一点鎖線で図示してあるの
は、両側の柱状の支マット1,3の外側面に取付けた面
ファスナー21により係着することによって、支マット
1,2,3の左右方向への広がりを防止するための保形
バンド32である。また、マット本体Mの周囲に取付け
た数対の取付環22は、後述する体を固定するベルトと
搬送する際に持つベルトとをそれぞれ取付けるためのも
のである。尚、各取付環22は搬送時に直接持つ持手と
しても使用することができる。
【0013】次に、本発明の救急マットを使用して、傷
病者の体位を変換し維持する場合について、図6乃至図
8を参照しながら説明する。
【0014】まず、意識のない傷病者については、図6
の(イ)のような横向きに寝た体位をとらせる必要があ
るため、左右いずれかの柱状の支マット内の空気マット
6または8にのみ空気を送って膨脹させ、他の残りのす
べての空気を抜いた状態にすることによって、膨脹した
支マット1または3の作用で傷病者の体を横向きの状態
にする(図6の(ロ)参照)。また、腹痛などの腹部緊
張のある傷病者の場合は、図7の(イ)のように頭を高
くすると共に、膝を折り曲げた体位にすることが必要で
あるので、下の三角柱状の支マット内の空気マット9の
みに空気を送って膨脹させ、他の残りは空気を抜いた状
態にすると共に、ストレッチャーBに装備してある起伏
装置(図示せず)を利用して前部分を斜めに起立するこ
とによって、傷病者の体位を頭を高く且つ膝を曲げた状
態にする(図7の(ロ)参照)。さらに血圧低下等によ
るショック状態の傷病者の場合は、図8の(イ)のよう
に頭を低く足を高くする必要があるため、上下にある三
角柱状の支マット内の空気マット9,10に空気を送っ
て膨脹させ、他の残りは空気を抜いた状態にすることに
より、膨脹した支マット4,5の作用で傷病者の体位を
頭を低く且つ足の高い状態にする(図8の(ロ)参
照)。
【0015】尚、本救急マットを救急車待機中のストレ
ッチャー上面に常時敷いておけば、救急現場で傷病者の
症状に即応して必要な体位に変換し維持することができ
る。また、空気マットへの空気の注入は5つの開閉コッ
ク26,27,28,29,30を適宜選択してコック
を「開」にする操作によって行なうことができ、空気の
充填所要時間は10秒以内で終了する。
【0016】次に、本発明の救急マットを狭い階段や狭
い通路などで搬送用担架として使用する場合には、5つ
のすべての支マット内の空気マット6,7,8,9,1
0に空気を注入して膨脹させ、マット本体Mの両側の取
付環22,22にワンタッチで着脱できる固定ベルト2
3,24を取付け、この固定ベルト23,24で傷病者
の胸部と腰部を固定すると共に、腰部を固定するベルト
24については、真中にある柱状の支マット2と、下に
ある三角柱状の支マット4との隣接箇所に設けた支点環
25を挿通して股間部をも固定した後、傷病者の胸部及
び膝部の両側に対応する取付環22,22に支持ベルト
26,26を装着し、さらに頭部に対応する取付環22
にも支持ベルト26を装着し、隊員が各支持ベルト2
6,26,26を持って搬送する(図9及び図10参
照)。この際、特に狭い通路や狭い階段では、支持ベル
ト26,26,26を持ちながら滑らせて搬送できるの
で、搬送が楽にでき、また空気の入った救急マットであ
るので、緩衝性が高く安全である。尚、支持ベルト26
の装着箇所については必要に応じて足部に対応する箇所
に設けてもよく、また前後に2箇所であってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明による救急マット
は、マット本体を区画して形成した各支マット内の空気
マットを選択して空気を注入できるようにし、その空気
注入による支マットの膨脹によって体位の変換を可能に
したので、傷病者の症状に応じた体位の変換が確実に且
つ短時間で行なうことができ、例えば待機中の救急車内
のストレッチャー上に敷いておけば、緊急を要する救急
現場にて即対応ができ、人命救助の見地からも最適なも
のである。
【0018】また本救急マットは、マット本体の各支マ
ット内のすべてに空気を注入することによって搬送用担
架として使用でき、特に従来搬送の困難であった狭い通
路や狭い階段等では支持ベルトを持ち滑らせながら傷病
者を運ぶことが可能なので、救急隊員の体力を消耗する
ことなく迅速に搬送作業を行ない得ると共に、救急マッ
ト自体がクッション性を有していることとも相まって、
傷病者に無用な苦痛を与えることなく安全性にも優れて
いる。
【0019】さらにマット本体から空気を抜いておけ
ば、嵩張らず軽量であって携帯に便利であり、救急現場
への持ち運び及び使用も迅速に効果的に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による救急マットの一実施例を示す平面
図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】各支マットへの配管状態を示す説明図である。
【図5】配管状態の一部を拡大して示す説明図である。
【図6】の(イ)(ロ)本救急マットの使用状態の一例
を示す説明図である。
【図7】の(イ)(ロ)他の使用例を示す説明図であ
る。
【図8】の(イ)(ロ)さらに他の使用例の説明図であ
る。
【図9】本救急マットを搬送用担架として使用する場合
の概略斜視図である。
【図10】体の固定状態を示す説明図である。
【符号の説明】
M マット本体 1,2,3,4,5 支マット S 各支マットの中空部 6,7,8,9,10 空気マット 11 分岐管 16,17,18,19,20 枝管 23,24 固定ベルト 26,…… 支持ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐衝撃性及び耐摩耗性に優れた素材によ
    り成形したマット本体(M)を、5つの独立中空部に区
    画して形成した支マット(1,2,3,4,5)から構
    成し、この各支マット(1,2,3,4,5)の各中空
    部(S)内には空気の注入・排出により支マットを膨脹
    ・収縮する空気マット(6,7,8,9,10)を有し
    ており、前記5つの支マット(1,2,3,4,5)の
    うち、前部位置には前後方向に縦長の柱状をした3つの
    支マット(1,2,3)を並列に隣接して配設し、後部
    位置には前後方向に山形斜面を形成するように三角柱状
    をした2つの支マット(4,5)を上下に組み合わせて
    結合し、前記各支マット内の空気マット(6,7,8,
    9,10)は、開閉コック付き分岐管(11)を介在し
    て分かれる枝管(16,17,18,19,20)とそ
    れぞれ連通していることを特徴とする救急マット。
  2. 【請求項2】 前記マット本体(M)には体の固定ベル
    ト(23,24)と搬送用の支持ベルト(26,……)
    をそれぞれ適宜箇所に取付けてあることを特徴とする請
    求項1記載の救急マット。
JP5195402A 1993-07-12 1993-07-12 救急マット Pending JPH0724009A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000042043A (ja) * 1998-05-29 2000-02-15 Matsushita Electric Works Ltd 車椅子
KR100979411B1 (ko) * 2008-04-22 2010-09-02 황상철 구급벨트
JP2013169421A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Dvx Inc 担架用ベルト、担架、及び担架用ベルトの使用方法

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