JPH07241883A - 金型装置 - Google Patents
金型装置Info
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- JPH07241883A JPH07241883A JP6031648A JP3164894A JPH07241883A JP H07241883 A JPH07241883 A JP H07241883A JP 6031648 A JP6031648 A JP 6031648A JP 3164894 A JP3164894 A JP 3164894A JP H07241883 A JPH07241883 A JP H07241883A
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- slide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンダーカット部とスライドコアとの離型性
を向上させる。 【構成】 アンダーカット部となる筒部A1を第1、第
2のスライドコア10、11によって形成する。第1のスラ
イドコア10をアンギュラーピン16で型開し、第2のスラ
イドコア11はばね18で型開する。スライドコア10はアン
ギュラーピン16より径大な傾斜孔17を有する。そして、
型開時に、第2のスライドコア11がばね18によって移動
し、筒部A1から離れる。この後、傾斜孔17とアンギュ
ラーピン16とが接し、第1のスライドコア10がアンギュ
ラーピン16によって筒部A1から離れる。 【効果】 筒部A1から各スライドコア10、11が無理な
く抜ける。
を向上させる。 【構成】 アンダーカット部となる筒部A1を第1、第
2のスライドコア10、11によって形成する。第1のスラ
イドコア10をアンギュラーピン16で型開し、第2のスラ
イドコア11はばね18で型開する。スライドコア10はアン
ギュラーピン16より径大な傾斜孔17を有する。そして、
型開時に、第2のスライドコア11がばね18によって移動
し、筒部A1から離れる。この後、傾斜孔17とアンギュ
ラーピン16とが接し、第1のスライドコア10がアンギュ
ラーピン16によって筒部A1から離れる。 【効果】 筒部A1から各スライドコア10、11が無理な
く抜ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドコアを備えた
金型装置に関する。
金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、樹脂によって成型品を成型す
る金型装置は、固定側金型部材と、この固定側金型部材
に対して開閉自在の可動側金型部材とを備えているが、
これら金型部材の開閉方向に対してアンダーカット部を
有する成型品は、そのアンダーカット部を各金型部材の
開閉方向に対して異なる方向へ移動するスライドコアに
よって形成するものである。このようなスライドコアを
備えた金型装置の一例を図10を参照して説明する。図
中、1は固定側金型部材、2は可動側金型部材、3は可
動側金型部材2に摺動自在に支持されたスライドコア
で、固定側金型部材1と可動側金型部材2は図示上下方
向に移動し、スライドコア3は固定側金型部材1と可動
側金型部材2の開閉方向と直交する方向に移動する。そ
して、型締時に、各金型部材1、2とスライドコア3の
間に成型品Aのキャビティ4を形成する。また、前記ス
ライドコア3の駆動手段として固定側金型部材1に図示
下方に向かってキャビティ4から離れるように傾斜した
アンギュラーピン5が固定され、このアンギュラーピン
5がスライドコア3に形成された傾斜孔6に摺動自在に
挿通されている。これにより、固定側金型部材1と可動
側金型部材2との開閉に連動してこの可動側金型部材2
に対してスライドコア3が移動する。なお、スライドコ
ア3は成型品Aのアンダーカット部となる例えば筒部A
1を形成する。また、固定側金型部材1にはスライドコ
ア3を押さえるロッキングブロック7が固定されてい
る。
る金型装置は、固定側金型部材と、この固定側金型部材
に対して開閉自在の可動側金型部材とを備えているが、
これら金型部材の開閉方向に対してアンダーカット部を
有する成型品は、そのアンダーカット部を各金型部材の
開閉方向に対して異なる方向へ移動するスライドコアに
よって形成するものである。このようなスライドコアを
備えた金型装置の一例を図10を参照して説明する。図
中、1は固定側金型部材、2は可動側金型部材、3は可
動側金型部材2に摺動自在に支持されたスライドコア
で、固定側金型部材1と可動側金型部材2は図示上下方
向に移動し、スライドコア3は固定側金型部材1と可動
側金型部材2の開閉方向と直交する方向に移動する。そ
して、型締時に、各金型部材1、2とスライドコア3の
間に成型品Aのキャビティ4を形成する。また、前記ス
ライドコア3の駆動手段として固定側金型部材1に図示
下方に向かってキャビティ4から離れるように傾斜した
アンギュラーピン5が固定され、このアンギュラーピン
5がスライドコア3に形成された傾斜孔6に摺動自在に
挿通されている。これにより、固定側金型部材1と可動
側金型部材2との開閉に連動してこの可動側金型部材2
に対してスライドコア3が移動する。なお、スライドコ
ア3は成型品Aのアンダーカット部となる例えば筒部A
1を形成する。また、固定側金型部材1にはスライドコ
ア3を押さえるロッキングブロック7が固定されてい
る。
【0003】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。成型に際して、まず、各金型部材1、2及び
スライドコア3を型締し、これら固定側金型部材1と可
動側金型部材2及びスライドコア3との間にキャビティ
4を形成する。この状態でキャビティ4に溶融樹脂を流
し込む。そして、このキャビティ4内に充填された樹脂
が固化した後、固定側金型部材1と可動側金型部材2と
を型開する。この型開に伴い、まず、固定側金型部材1
が成型品Aから離れ、これとともに、図10に鎖線で示す
ように、固定側金型部材1に固定されたアンギュラーピ
ン5により駆動されて、スライドコア3が成型品Aの筒
部A1から離れる。そして、スライドコア3が筒部A1
から抜けた後、図示しない突き出し機構により、成型品
Aが可動側金型部材2から離れる。
説明する。成型に際して、まず、各金型部材1、2及び
スライドコア3を型締し、これら固定側金型部材1と可
動側金型部材2及びスライドコア3との間にキャビティ
4を形成する。この状態でキャビティ4に溶融樹脂を流
し込む。そして、このキャビティ4内に充填された樹脂
が固化した後、固定側金型部材1と可動側金型部材2と
を型開する。この型開に伴い、まず、固定側金型部材1
が成型品Aから離れ、これとともに、図10に鎖線で示す
ように、固定側金型部材1に固定されたアンギュラーピ
ン5により駆動されて、スライドコア3が成型品Aの筒
部A1から離れる。そして、スライドコア3が筒部A1
から抜けた後、図示しない突き出し機構により、成型品
Aが可動側金型部材2から離れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、成型品Aの
アンダーカット部の形状として、前記筒部A1のように
環状の外周壁と内周壁を有する比較的複雑な形状では、
筒部A1とスライドコア3との接触面積が広くなること
から、型開時において筒部A1からスライドコア3を抜
く際の離型性が悪くなる。このため、筒部A1がスライ
ドコア3から離れずスライドコア3の型開方向に筒部A
1が引っ張られて成型品Aに亀裂などの破損が生じやす
いという問題があった。
アンダーカット部の形状として、前記筒部A1のように
環状の外周壁と内周壁を有する比較的複雑な形状では、
筒部A1とスライドコア3との接触面積が広くなること
から、型開時において筒部A1からスライドコア3を抜
く際の離型性が悪くなる。このため、筒部A1がスライ
ドコア3から離れずスライドコア3の型開方向に筒部A
1が引っ張られて成型品Aに亀裂などの破損が生じやす
いという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、アンダーカット部とスライドコアとの離
型性を良好として成型品の破損を防止する金型装置を提
供することを目的とする。
とするもので、アンダーカット部とスライドコアとの離
型性を良好として成型品の破損を防止する金型装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
金型装置は、固定側金型部材と、この固定側金型部材に
対して開閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型部
材にその開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支持
されたスライドコアとを備え、前記各金型部材とスライ
ドコアとの間に成型品のキャビティを形成し、前記固定
側金型部材と可動側金型部材の開閉方向に対してアンダ
ーカットを成す成型品のアンダーカット部を前記スライ
ドコアによって形成する金型装置において、前記アンダ
ーカット部を相互に隣接する複数のスライドコアで形成
し、この各スライドコアの少なくとも型開時における駆
動手段をそれぞれ独立して設け、この一方の駆動手段の
駆動開始を他方の駆動手段の駆動開始より遅らせて前記
各スライドコアを型開するものである。
金型装置は、固定側金型部材と、この固定側金型部材に
対して開閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型部
材にその開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支持
されたスライドコアとを備え、前記各金型部材とスライ
ドコアとの間に成型品のキャビティを形成し、前記固定
側金型部材と可動側金型部材の開閉方向に対してアンダ
ーカットを成す成型品のアンダーカット部を前記スライ
ドコアによって形成する金型装置において、前記アンダ
ーカット部を相互に隣接する複数のスライドコアで形成
し、この各スライドコアの少なくとも型開時における駆
動手段をそれぞれ独立して設け、この一方の駆動手段の
駆動開始を他方の駆動手段の駆動開始より遅らせて前記
各スライドコアを型開するものである。
【0007】本発明の請求項2記載の金型装置は、前記
アンダーカット部の外周部分を形成する第1のスライド
コアを設け、この第1のスライドコアに貫通孔を形成
し、この貫通孔に前記アンダーカット部の内側部分を形
成する第2のスライドコアを移動可能に設けたものであ
る。
アンダーカット部の外周部分を形成する第1のスライド
コアを設け、この第1のスライドコアに貫通孔を形成
し、この貫通孔に前記アンダーカット部の内側部分を形
成する第2のスライドコアを移動可能に設けたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載の金型装置では、成型
時、固定側金型装置と可動側金型部材と複数のスライド
コアとを型締し、これら固定側金型装置と可動側金型部
材とスライドコアの間にキャビティを形成する。そし
て、キャビティ内に溶融樹脂を流し込み、キャビティ内
に充填された樹脂が固化した後、型開を行う。このと
き、それぞれのスライドコアは駆動手段により別々に駆
動されるが、一方のスライドコアが他のスライドコアよ
り遅れて型開されるため、一方のスライドコアが先行し
てアンダーカット部から離れ、この後、他のスライドコ
アがアンダーカット部から離れる。
時、固定側金型装置と可動側金型部材と複数のスライド
コアとを型締し、これら固定側金型装置と可動側金型部
材とスライドコアの間にキャビティを形成する。そし
て、キャビティ内に溶融樹脂を流し込み、キャビティ内
に充填された樹脂が固化した後、型開を行う。このと
き、それぞれのスライドコアは駆動手段により別々に駆
動されるが、一方のスライドコアが他のスライドコアよ
り遅れて型開されるため、一方のスライドコアが先行し
てアンダーカット部から離れ、この後、他のスライドコ
アがアンダーカット部から離れる。
【0009】本発明の請求項2記載の金型装置では、固
定側金型装置と可動側金型部材の開閉時に、第2のスラ
イドコアが第1のスライドコアに設けた貫通孔に沿って
安定的に移動し、かつ、第2のスライドコアが第1のス
ライドコアにコンパクトに組み付けられる。
定側金型装置と可動側金型部材の開閉時に、第2のスラ
イドコアが第1のスライドコアに設けた貫通孔に沿って
安定的に移動し、かつ、第2のスライドコアが第1のス
ライドコアにコンパクトに組み付けられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の金型装置の第1実施例につい
て図1ないし図3を参照して説明する。なお、本実施例
の金型装置は、先に説明した図10に示す従来の金型装置
とほぼ同様の構成を有しているので、対応する部分には
同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点を主に
説明する。本実施例では、成型品Aの側面に筒部A1が
突出し、この筒部A1が固定側金型部材1と可動側金型
部材2の開閉方向に対するアンダーカット部となる。そ
して、その筒部A1の外周部分を第1のスライドコア10
で形成し、筒部A1の内周部分を第2のスライドコア11
によって成型する。第1のスライドコア10は可動側金型
部材2に摺動自在に支持され、固定側金型部材1と可動
側金型部材2は開閉方向に対して図示左右方向に移動す
る。この第1のスライドコア10はその移動方向に沿って
前記第2のスライドコア11を摺動自在に案内する貫通孔
12が形成されている。そして、型締時に、固定側金型部
材1と可動側金型部材2及び第1、第2の各スライドコ
ア10、11との間に成型品Aのキャビティ4を形成する。
また、前記第2のスライドコア11には、前記キャビティ
4と反対側の端部に径大なフランジ部13が形成され、一
方、前記第1のスライドコア11の外端面には前記フラン
ジ部13を収容する凹部14が前記貫通孔13に臨んで形成さ
れ、その凹部14により貫通孔13の周縁に段差部15を形成
している。そして、前記第1のスライドコア10の駆動手
段として固定側金型部材1に図示下方に向かってキャビ
ティ4から離れるように傾斜したアンギュラーピン16が
固定され、このアンギュラーピン16を第1のスライドコ
ア10に形成された傾斜孔17に摺動自在に挿通している。
これにより、第1のスライドコア10は各金型部材1、2
の開閉と連動して、第1のスライドコア10が図示左右に
移動するようにしている。なお、アンギュラーピン16を
挿通する傾斜孔17は、前記貫通孔12からずれた位置に形
成されるとともに、アンギュラーピン16より径が大きく
なっており、型締時にアンギュラーピン16の外周面と傾
斜孔17の内周面との間の図示左側に隙間17aが生じるよ
うになっている。また、第2のスライドコア11の駆動手
段として第2のスライドコア11を型開方向となる図示左
側に付勢するばね18を前記段差部15と第2のスライドコ
ア11のフランジ部13との間に配置している。また、型締
時に、前記第1及び第2の各スライドコア10、11を押さ
えるスライド部材19がこれら各スライドコア10、11に隣
接して配置されている。このスライド部材19は、前記第
1のスライドコア10と同じ高さに形成されるもので、ス
ライドコア10と同様、可動側金型部材2に摺動自在に支
持されており、固定側金型部材1と可動側金型部材2は
開閉方向に対して図示左右方向に移動する。また、スラ
イド部材19には軸部20の一端がねじ込まれ、この軸部20
は前記可動側金型部材2に固定する受け板21の通孔22を
貫通してその他端側が前記受け板21から突出して配置さ
れている。この受け板21から突出する軸部21の端部には
前記通孔22より径大なフランジ部23が形成され、このフ
ランジ部23と前記受け板21との間にスライド部材19を型
開方向となる図示左側に付勢するばね24が前記軸部20に
外装して配置されている。
て図1ないし図3を参照して説明する。なお、本実施例
の金型装置は、先に説明した図10に示す従来の金型装置
とほぼ同様の構成を有しているので、対応する部分には
同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点を主に
説明する。本実施例では、成型品Aの側面に筒部A1が
突出し、この筒部A1が固定側金型部材1と可動側金型
部材2の開閉方向に対するアンダーカット部となる。そ
して、その筒部A1の外周部分を第1のスライドコア10
で形成し、筒部A1の内周部分を第2のスライドコア11
によって成型する。第1のスライドコア10は可動側金型
部材2に摺動自在に支持され、固定側金型部材1と可動
側金型部材2は開閉方向に対して図示左右方向に移動す
る。この第1のスライドコア10はその移動方向に沿って
前記第2のスライドコア11を摺動自在に案内する貫通孔
12が形成されている。そして、型締時に、固定側金型部
材1と可動側金型部材2及び第1、第2の各スライドコ
ア10、11との間に成型品Aのキャビティ4を形成する。
また、前記第2のスライドコア11には、前記キャビティ
4と反対側の端部に径大なフランジ部13が形成され、一
方、前記第1のスライドコア11の外端面には前記フラン
ジ部13を収容する凹部14が前記貫通孔13に臨んで形成さ
れ、その凹部14により貫通孔13の周縁に段差部15を形成
している。そして、前記第1のスライドコア10の駆動手
段として固定側金型部材1に図示下方に向かってキャビ
ティ4から離れるように傾斜したアンギュラーピン16が
固定され、このアンギュラーピン16を第1のスライドコ
ア10に形成された傾斜孔17に摺動自在に挿通している。
これにより、第1のスライドコア10は各金型部材1、2
の開閉と連動して、第1のスライドコア10が図示左右に
移動するようにしている。なお、アンギュラーピン16を
挿通する傾斜孔17は、前記貫通孔12からずれた位置に形
成されるとともに、アンギュラーピン16より径が大きく
なっており、型締時にアンギュラーピン16の外周面と傾
斜孔17の内周面との間の図示左側に隙間17aが生じるよ
うになっている。また、第2のスライドコア11の駆動手
段として第2のスライドコア11を型開方向となる図示左
側に付勢するばね18を前記段差部15と第2のスライドコ
ア11のフランジ部13との間に配置している。また、型締
時に、前記第1及び第2の各スライドコア10、11を押さ
えるスライド部材19がこれら各スライドコア10、11に隣
接して配置されている。このスライド部材19は、前記第
1のスライドコア10と同じ高さに形成されるもので、ス
ライドコア10と同様、可動側金型部材2に摺動自在に支
持されており、固定側金型部材1と可動側金型部材2は
開閉方向に対して図示左右方向に移動する。また、スラ
イド部材19には軸部20の一端がねじ込まれ、この軸部20
は前記可動側金型部材2に固定する受け板21の通孔22を
貫通してその他端側が前記受け板21から突出して配置さ
れている。この受け板21から突出する軸部21の端部には
前記通孔22より径大なフランジ部23が形成され、このフ
ランジ部23と前記受け板21との間にスライド部材19を型
開方向となる図示左側に付勢するばね24が前記軸部20に
外装して配置されている。
【0011】また、固定側金型部材1には、型締時に前
記スライド部材19を介して前記各スライドコア10、11を
押さえるロッキングブロック25が固定され、スライド部
材19とロッキングブロック25には前記アンギュラーピン
16と同様に図示下方に向かってキャビティ4から離れる
ように傾斜した傾斜面19a、25aをそれぞれ形成してい
る。そして、両金型部材1、2の型締時に、ロッキング
ブロック25とスライド部材19の各傾斜面19a 、25aを突
き合せて、これら傾斜面19a 、25aの傾斜に沿ってスラ
イド部材19を型締方向となる図示右側に移動する。な
お、前記第2のスライドコア11は段差部15とフランジ部
13との間に介在するばね18により、常にスライド部材19
に接するように付勢され、第2のスライドコア11はスラ
イド部材19と同体的に型締方向に移動する。そして、ロ
ッキングブロック25とスライド部材19及びそのスライド
部材19と前記各スライドコア10、11が突き当たり、これ
により、成型品Aの成型圧力によって型締時における各
スライドコア10、11の移動を規制するようにしている。
記スライド部材19を介して前記各スライドコア10、11を
押さえるロッキングブロック25が固定され、スライド部
材19とロッキングブロック25には前記アンギュラーピン
16と同様に図示下方に向かってキャビティ4から離れる
ように傾斜した傾斜面19a、25aをそれぞれ形成してい
る。そして、両金型部材1、2の型締時に、ロッキング
ブロック25とスライド部材19の各傾斜面19a 、25aを突
き合せて、これら傾斜面19a 、25aの傾斜に沿ってスラ
イド部材19を型締方向となる図示右側に移動する。な
お、前記第2のスライドコア11は段差部15とフランジ部
13との間に介在するばね18により、常にスライド部材19
に接するように付勢され、第2のスライドコア11はスラ
イド部材19と同体的に型締方向に移動する。そして、ロ
ッキングブロック25とスライド部材19及びそのスライド
部材19と前記各スライドコア10、11が突き当たり、これ
により、成型品Aの成型圧力によって型締時における各
スライドコア10、11の移動を規制するようにしている。
【0012】つぎに、上記構成につき、その作用を説明
する。成形時には固定側金型部材1と可動側金型部材2
及び各スライドコア10、11を型締し、図1に示すよう
に、成型品Aのキャビティ4を形成する。そして、キャ
ビティ4に溶融樹脂を流し込み、そのキャビティ4内に
充填された樹脂が固化した後、固定側金型部材1と可動
側金型部材2とを型開する。この両金型部材1、2の型
開に伴って、まず、図2に示すように、スライド部材19
がロッキングブロック25の傾斜面25aに沿ってスライド
部材19がばね24によって型開方向に移動し、これととも
に、ばね18によってスライド部材19に押し付けらている
第2のスライドコア11が、第1のスライドコア10に設け
た貫通孔12に沿ってスライド部材19と連動して型開方向
に移動し、筒部A1の内周部分から第2のスライドコア
11が離れる。一方、筒部A1の外周部分を形成する第1
のスライドコア10は、型締状態のままの状態である。す
なわち、第1のスライドコア10を駆動するアンギュラー
ピン16の径よりアンギュラーピン16を挿入する傾斜孔17
の径が大きくなっていることから、両金型部材1、2の
型開によってアンギュラーピン16が図示上方へ移動した
としても、アンギュラーピン16の外周面と傾斜孔17の内
周面との間に形成される図示左側の隙間17aがなくなる
までの間は第1のスライドコア10が第1のスライドコア
10と第2のスライドコア11との間に介在するばね18によ
って筒部A1側に付勢され、型締状態のまま待機する。
そして、図2に示すように、筒部A1の内周から第2の
スライドコア11が抜けた時点でアンギュラーピン16と傾
斜孔17が接する。このように、第1のスライドコア10に
形成する傾斜孔17とアンギュラーピン16とが接すると、
第1のスライドコア10は固定側金型部材1と可動側金型
部材2の型開に連動して、可動側金型部材2に対して移
動し、図3に示すように筒部A1から第1のスライドコ
ア10が離れ、筒部A1から抜ける。このように筒部A1
から第1のスライドコア10が抜け出た後、図示しない突
き出し機構によって、成型品Aを可動側金型部材2から
離型させる。
する。成形時には固定側金型部材1と可動側金型部材2
及び各スライドコア10、11を型締し、図1に示すよう
に、成型品Aのキャビティ4を形成する。そして、キャ
ビティ4に溶融樹脂を流し込み、そのキャビティ4内に
充填された樹脂が固化した後、固定側金型部材1と可動
側金型部材2とを型開する。この両金型部材1、2の型
開に伴って、まず、図2に示すように、スライド部材19
がロッキングブロック25の傾斜面25aに沿ってスライド
部材19がばね24によって型開方向に移動し、これととも
に、ばね18によってスライド部材19に押し付けらている
第2のスライドコア11が、第1のスライドコア10に設け
た貫通孔12に沿ってスライド部材19と連動して型開方向
に移動し、筒部A1の内周部分から第2のスライドコア
11が離れる。一方、筒部A1の外周部分を形成する第1
のスライドコア10は、型締状態のままの状態である。す
なわち、第1のスライドコア10を駆動するアンギュラー
ピン16の径よりアンギュラーピン16を挿入する傾斜孔17
の径が大きくなっていることから、両金型部材1、2の
型開によってアンギュラーピン16が図示上方へ移動した
としても、アンギュラーピン16の外周面と傾斜孔17の内
周面との間に形成される図示左側の隙間17aがなくなる
までの間は第1のスライドコア10が第1のスライドコア
10と第2のスライドコア11との間に介在するばね18によ
って筒部A1側に付勢され、型締状態のまま待機する。
そして、図2に示すように、筒部A1の内周から第2の
スライドコア11が抜けた時点でアンギュラーピン16と傾
斜孔17が接する。このように、第1のスライドコア10に
形成する傾斜孔17とアンギュラーピン16とが接すると、
第1のスライドコア10は固定側金型部材1と可動側金型
部材2の型開に連動して、可動側金型部材2に対して移
動し、図3に示すように筒部A1から第1のスライドコ
ア10が離れ、筒部A1から抜ける。このように筒部A1
から第1のスライドコア10が抜け出た後、図示しない突
き出し機構によって、成型品Aを可動側金型部材2から
離型させる。
【0013】以上のように、前記実施例においては、固
定側金型部材1と可動側金型部材2の開閉方向に対して
アンダーカット部となる筒部A1の外周部分を第1のス
ライドコア10で形成し、一方、筒部A1の内周部分は第
2のスライドコア11で形成することによって、各スライ
ドコア10、11と筒部A1との接触面積を減少でき、かつ
傾斜孔17の径を第1のスライドコア11を駆動するアンギ
ュラーピン16の径より大きく形成することで、両金型部
材1、2の型開によってアンギュラーピン16が図示上方
へ移動したとしても、アンギュラーピン16の外周面と傾
斜孔17の内周面との間に形成される隙間17aがなくなる
までの間は第1のスライドコア10は型締状態のままであ
る。これに対し、第2のスライドコア11はばね18、24に
よって両金型部材1、2の型開に追従して両金型部材
1、2の型開とともに移動することから、筒部A1から
各スライドコア10、11が段階的に離れる。すなわち、筒
部A1の内周部分から第2のスライドコア11が抜けた
後、筒部A1の外周部分から第1のスライドコア10が抜
け、このように、第1のスライドコア10の型開開始を第
2のスライドコア11より遅らすことで、筒部A1からの
各スライドコア10、11の離型性を向上でき、これによ
り、型開時に成型品Aの破損を防止することができる。
定側金型部材1と可動側金型部材2の開閉方向に対して
アンダーカット部となる筒部A1の外周部分を第1のス
ライドコア10で形成し、一方、筒部A1の内周部分は第
2のスライドコア11で形成することによって、各スライ
ドコア10、11と筒部A1との接触面積を減少でき、かつ
傾斜孔17の径を第1のスライドコア11を駆動するアンギ
ュラーピン16の径より大きく形成することで、両金型部
材1、2の型開によってアンギュラーピン16が図示上方
へ移動したとしても、アンギュラーピン16の外周面と傾
斜孔17の内周面との間に形成される隙間17aがなくなる
までの間は第1のスライドコア10は型締状態のままであ
る。これに対し、第2のスライドコア11はばね18、24に
よって両金型部材1、2の型開に追従して両金型部材
1、2の型開とともに移動することから、筒部A1から
各スライドコア10、11が段階的に離れる。すなわち、筒
部A1の内周部分から第2のスライドコア11が抜けた
後、筒部A1の外周部分から第1のスライドコア10が抜
け、このように、第1のスライドコア10の型開開始を第
2のスライドコア11より遅らすことで、筒部A1からの
各スライドコア10、11の離型性を向上でき、これによ
り、型開時に成型品Aの破損を防止することができる。
【0014】また、本実施例では第2のスライドコア11
を第1のスライドコア10の貫通孔12に摺動自在に組み込
むことによって、各スライドコア11をコンパトに組み込
むことができるとともに、第2のスライドコア11を第1
のスライドコア10の貫通孔12に沿って安定的に移動する
ことができる。
を第1のスライドコア10の貫通孔12に摺動自在に組み込
むことによって、各スライドコア11をコンパトに組み込
むことができるとともに、第2のスライドコア11を第1
のスライドコア10の貫通孔12に沿って安定的に移動する
ことができる。
【0015】図4ないし図6は本発明の第2実施例を示
し、前記第1実施例と重複する部分には同一符号を用
い、その詳細を省略して説明する。前述した第1実施例
においては、ばね18によって第2のスライドコア11をス
ライド部材19に押し付けた例を示したが、本実施例で
は、ばね18を省略し、第2のスライドコア11とスライド
部材19とを締結ボルト30で一体的に連結する。すなわ
ち、本実施例では、固定側金型部材1と可動側金型部材
2の型開時に、締結ボルト30によって連結されたスライ
ド部材19と第2のスライドコア11とは、軸部20のフラン
ジ部23と受け板21との間に介在するばね24によって型開
方向に付勢されて受け板21に当接している。
し、前記第1実施例と重複する部分には同一符号を用
い、その詳細を省略して説明する。前述した第1実施例
においては、ばね18によって第2のスライドコア11をス
ライド部材19に押し付けた例を示したが、本実施例で
は、ばね18を省略し、第2のスライドコア11とスライド
部材19とを締結ボルト30で一体的に連結する。すなわ
ち、本実施例では、固定側金型部材1と可動側金型部材
2の型開時に、締結ボルト30によって連結されたスライ
ド部材19と第2のスライドコア11とは、軸部20のフラン
ジ部23と受け板21との間に介在するばね24によって型開
方向に付勢されて受け板21に当接している。
【0016】そして、本実施例では、図4に示すよう
に、固定側金型部材1と可動側金型部材2及び第1、第
2の各スライドコア10、11を型締し、キャビティ4に溶
融樹脂を流し込む。このキャビティ4内に充填された樹
脂が固化した後、固定側金型部材1と可動側金型部材2
とを型開する。この両金型部材1、2の型開に伴って、
まず、図5に示すように、スライド部材19とこのスライ
ド部材19に締結ボルト30によって連結された第2のスラ
イドコア11がロッキングブロック25の傾斜面25aに沿っ
てばね24によって型開方向に移動し、これにより、筒部
A1の内周部分を形成する第2のスライドコア11が筒部
A1から離れる。そして、筒部A1の内周部分から第2
のスライドコア11が抜けた時点でアンギュラーピン16と
傾斜孔17が接し、可動側金型部材2が固定側金型部材1
と可動側金型部材2の型開に連動して移動し始し、これ
により、図6に示すように、第1のスライドコア10が筒
部A1の外周部分から離れる。
に、固定側金型部材1と可動側金型部材2及び第1、第
2の各スライドコア10、11を型締し、キャビティ4に溶
融樹脂を流し込む。このキャビティ4内に充填された樹
脂が固化した後、固定側金型部材1と可動側金型部材2
とを型開する。この両金型部材1、2の型開に伴って、
まず、図5に示すように、スライド部材19とこのスライ
ド部材19に締結ボルト30によって連結された第2のスラ
イドコア11がロッキングブロック25の傾斜面25aに沿っ
てばね24によって型開方向に移動し、これにより、筒部
A1の内周部分を形成する第2のスライドコア11が筒部
A1から離れる。そして、筒部A1の内周部分から第2
のスライドコア11が抜けた時点でアンギュラーピン16と
傾斜孔17が接し、可動側金型部材2が固定側金型部材1
と可動側金型部材2の型開に連動して移動し始し、これ
により、図6に示すように、第1のスライドコア10が筒
部A1の外周部分から離れる。
【0017】以上のように、本実施例では、前記第1実
施例と同様、第1のスライドコア11を駆動するアンギュ
ラーピン16と、このアンギュラーピン16を挿通する傾斜
孔17の径をアンギュラーピン16より大きく形成すること
で、両金型部材1、2の型開によってアンギュラーピン
16が移動したとしても、アンギュラーピン16の外周面と
傾斜孔17の内周面との間に形成される隙間17aがなくな
るまでの間は第1のスライドコア10は型締状態のままで
あるが、第2のスライドコア11はばね24によって両金型
部材1、2の型開に連動して移動することから、筒部A
1から各スライドコア10、11が段階的に離れるため、筒
部A1からの各スライドコア10、11の離型性が良好であ
る。さらに、本実施例では、前記第1実施例に示す、第
2のスライドコア11をスライド部材19に押し付けるため
のばね18を省略することで、ばね18を収容するための第
1のスライドコア10に形成する凹部14や第2のスライド
コア11に形成するフランジ部13も不要であるため、第
1、第2の各スライドコア10、11の製作も容易である。
施例と同様、第1のスライドコア11を駆動するアンギュ
ラーピン16と、このアンギュラーピン16を挿通する傾斜
孔17の径をアンギュラーピン16より大きく形成すること
で、両金型部材1、2の型開によってアンギュラーピン
16が移動したとしても、アンギュラーピン16の外周面と
傾斜孔17の内周面との間に形成される隙間17aがなくな
るまでの間は第1のスライドコア10は型締状態のままで
あるが、第2のスライドコア11はばね24によって両金型
部材1、2の型開に連動して移動することから、筒部A
1から各スライドコア10、11が段階的に離れるため、筒
部A1からの各スライドコア10、11の離型性が良好であ
る。さらに、本実施例では、前記第1実施例に示す、第
2のスライドコア11をスライド部材19に押し付けるため
のばね18を省略することで、ばね18を収容するための第
1のスライドコア10に形成する凹部14や第2のスライド
コア11に形成するフランジ部13も不要であるため、第
1、第2の各スライドコア10、11の製作も容易である。
【0018】図7ないし図9は、本発明の第3実施例を
示し、前記各実施例と重複する部分には同一符号を用
い、その詳細を省略して説明する。本実施例では、第1
のスライドコア10の貫通孔12に支持された第2のスライ
ドコア11を第2のスライドコア11と同様、アンギュラー
ピン40によって駆動する。また、第2のスライドコア11
は前記第2実施例と同様、締結ボルト30によってスライ
ド部材19に連結され、このスライド部材19に前記アンギ
ュラーピン40を挿入する傾斜孔41を形成する。なお、ア
ンギュラーピン16を挿入する傾斜孔17はもう一方のアン
ギュラーピン40を挿入する傾斜孔41より径大に形成され
ている。すなわち、第1のスライドコア11を駆動するア
ンギュラーピン16の外周面と傾斜孔17の内周面との間に
生じる隙間17aより、第2のスライドコア11を駆動する
アンギュラーピン40の外周面と傾斜孔41の内周面との間
に生じる隙間41aのほうが狭くなる。
示し、前記各実施例と重複する部分には同一符号を用
い、その詳細を省略して説明する。本実施例では、第1
のスライドコア10の貫通孔12に支持された第2のスライ
ドコア11を第2のスライドコア11と同様、アンギュラー
ピン40によって駆動する。また、第2のスライドコア11
は前記第2実施例と同様、締結ボルト30によってスライ
ド部材19に連結され、このスライド部材19に前記アンギ
ュラーピン40を挿入する傾斜孔41を形成する。なお、ア
ンギュラーピン16を挿入する傾斜孔17はもう一方のアン
ギュラーピン40を挿入する傾斜孔41より径大に形成され
ている。すなわち、第1のスライドコア11を駆動するア
ンギュラーピン16の外周面と傾斜孔17の内周面との間に
生じる隙間17aより、第2のスライドコア11を駆動する
アンギュラーピン40の外周面と傾斜孔41の内周面との間
に生じる隙間41aのほうが狭くなる。
【0019】このように、本実施例では、第1、第2の
各スライドコア10、11をそれぞれアンギュラーピン16、
40によって駆動し、かつ、第1のスライドコア10を駆動
するアンギュラーピン16と傾斜孔17との隙間17aを他方
のアンギュラーピン40と傾斜孔41との隙間41aより狭く
することで、固定側金型部材1と可動側金型部材2の開
閉に伴って、先に第2のスライドコア11のアンギュラー
ピン40が傾斜孔41に接し、第1のスライドコア11のアン
ギュラーピン40が傾斜孔41に接するまで、すなわち、隙
間41aのなくなるまでの間、第1のスライドコア11が先
行して移動する。したがって、図7に示す型締状態か
ら、固定側金型部材1と可動側金型部材2を型開する
と、まず、第2のスライドコア11を駆動するアンギュラ
ーピン40が傾斜孔40aに接し、固定側金型部材1と可動
側金型部材2の型開に伴って移動し、図8に示すよう
に、第2のスライドコア11が筒部A1から離れる。一
方、第1のスライドコア10を駆動するアンギュラーピン
16も各金型部材の開閉に伴なって前記アンギュラーピン
40とともに移動するが、そのアンギュラーピン16の外周
面と傾斜孔17の内周面との間に図示左側の隙間17aがな
くなるまでの間は第1のスライドコア10は停止したまま
である。この後、両金型部材1、2の型開によって、ア
ンギュラーピン16が第1のスライドコア10の傾斜孔17と
接し、第1のスライドコア10がアンギュラーピン16によ
って、型締方向に移動し、図9に示すように第2のスラ
イドコア11が筒部A1から離れる。
各スライドコア10、11をそれぞれアンギュラーピン16、
40によって駆動し、かつ、第1のスライドコア10を駆動
するアンギュラーピン16と傾斜孔17との隙間17aを他方
のアンギュラーピン40と傾斜孔41との隙間41aより狭く
することで、固定側金型部材1と可動側金型部材2の開
閉に伴って、先に第2のスライドコア11のアンギュラー
ピン40が傾斜孔41に接し、第1のスライドコア11のアン
ギュラーピン40が傾斜孔41に接するまで、すなわち、隙
間41aのなくなるまでの間、第1のスライドコア11が先
行して移動する。したがって、図7に示す型締状態か
ら、固定側金型部材1と可動側金型部材2を型開する
と、まず、第2のスライドコア11を駆動するアンギュラ
ーピン40が傾斜孔40aに接し、固定側金型部材1と可動
側金型部材2の型開に伴って移動し、図8に示すよう
に、第2のスライドコア11が筒部A1から離れる。一
方、第1のスライドコア10を駆動するアンギュラーピン
16も各金型部材の開閉に伴なって前記アンギュラーピン
40とともに移動するが、そのアンギュラーピン16の外周
面と傾斜孔17の内周面との間に図示左側の隙間17aがな
くなるまでの間は第1のスライドコア10は停止したまま
である。この後、両金型部材1、2の型開によって、ア
ンギュラーピン16が第1のスライドコア10の傾斜孔17と
接し、第1のスライドコア10がアンギュラーピン16によ
って、型締方向に移動し、図9に示すように第2のスラ
イドコア11が筒部A1から離れる。
【0020】したがって、本実施例では、第1のスライ
ドコア10に形成する傾斜孔17とこの傾斜孔17に挿入する
アンギュラーピン16との隙間17aより、第2のスライド
コア11に形成する傾斜孔41とこの傾斜孔41に挿入するア
ンギュラーピン40との隙間41aを狭くすることによっ
て、前記第各実施例と同様、筒部A1の外周部分を形成
する第1のスライドコア10の型開開始を筒部A1の内周
部分を形成する第2のスライドコア11より遅くすること
ができ、筒部A1からの各スライドコア10、11の離型性
を高めことができる。また、前記各実施例では、第2の
スライドコア11をばねによって型開方向に付勢すること
から、第2のスライドコア11を戻すためのばねの力の設
定が難しい面があるが、本実施例では、各スライドコア
11をそれぞれアンギュラーピン16,40によって駆動する
ことから、各スライドコア11を簡単かつ確実に駆動する
ことができる。
ドコア10に形成する傾斜孔17とこの傾斜孔17に挿入する
アンギュラーピン16との隙間17aより、第2のスライド
コア11に形成する傾斜孔41とこの傾斜孔41に挿入するア
ンギュラーピン40との隙間41aを狭くすることによっ
て、前記第各実施例と同様、筒部A1の外周部分を形成
する第1のスライドコア10の型開開始を筒部A1の内周
部分を形成する第2のスライドコア11より遅くすること
ができ、筒部A1からの各スライドコア10、11の離型性
を高めことができる。また、前記各実施例では、第2の
スライドコア11をばねによって型開方向に付勢すること
から、第2のスライドコア11を戻すためのばねの力の設
定が難しい面があるが、本実施例では、各スライドコア
11をそれぞれアンギュラーピン16,40によって駆動する
ことから、各スライドコア11を簡単かつ確実に駆動する
ことができる。
【0021】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例ではスライドコアの駆動手段としてばねやア
ンギュラーピンを用いた例を示したが、電磁弁、空気圧
や油圧などの流体圧によって動作するシリンダー装置な
ど適宜設定すればよい。また、第1のスライドコアに設
けた貫通孔に第2のスライドコアを摺動自在に組み込ん
で各スライドコアを同軸的に配した例を示したが、第1
及び第2のスライドコアを上下に重ね合わせ、一方のス
ライドコアに案内レールを他方のスライドコアに案内レ
ールに嵌合する突状部を設けて相互に摺動自在に配して
もよい。また、アンダーカット部として筒部を例にして
説明したが、筒部に限定されるものではない。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例ではスライドコアの駆動手段としてばねやア
ンギュラーピンを用いた例を示したが、電磁弁、空気圧
や油圧などの流体圧によって動作するシリンダー装置な
ど適宜設定すればよい。また、第1のスライドコアに設
けた貫通孔に第2のスライドコアを摺動自在に組み込ん
で各スライドコアを同軸的に配した例を示したが、第1
及び第2のスライドコアを上下に重ね合わせ、一方のス
ライドコアに案内レールを他方のスライドコアに案内レ
ールに嵌合する突状部を設けて相互に摺動自在に配して
もよい。また、アンダーカット部として筒部を例にして
説明したが、筒部に限定されるものではない。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の金型装置によれ
ば、固定側金型部材と、この固定側金型部材に対して開
閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型部材にその
開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支持されたス
ライドコアとを備え、前記各金型部材とスライドコアと
の間に成型品のキャビティを形成し、前記固定側金型部
材と可動側金型部材の開閉方向に対してアンダーカット
を成す成型品のアンダーカット部を前記スライドコアに
よって形成する金型装置において、前記アンダーカット
部を相互に隣接する複数のスライドコアで形成し、この
各スライドコアの少なくとも型開時における駆動手段を
それぞれ独立して設け、この一方の駆動手段の駆動開始
を他方の駆動手段の駆動開始より遅らせて前記各スライ
ドコアを型開するように構成したことにより、アンダー
カット部とスライドコアとの離型性を良好として成型品
の破損を防止することができる。
ば、固定側金型部材と、この固定側金型部材に対して開
閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型部材にその
開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支持されたス
ライドコアとを備え、前記各金型部材とスライドコアと
の間に成型品のキャビティを形成し、前記固定側金型部
材と可動側金型部材の開閉方向に対してアンダーカット
を成す成型品のアンダーカット部を前記スライドコアに
よって形成する金型装置において、前記アンダーカット
部を相互に隣接する複数のスライドコアで形成し、この
各スライドコアの少なくとも型開時における駆動手段を
それぞれ独立して設け、この一方の駆動手段の駆動開始
を他方の駆動手段の駆動開始より遅らせて前記各スライ
ドコアを型開するように構成したことにより、アンダー
カット部とスライドコアとの離型性を良好として成型品
の破損を防止することができる。
【0023】本発明の請求項2記載の金型装置によれ
ば、前記アンダーカット部の外周部分を形成する第1の
スライドコアを設け、この第1のスライドコアに貫通孔
を形成し、この貫通孔に前記アンダーカット部の内側部
分を形成する第2のスライドコアを移動可能に設けたこ
とにより、第2のスライドコアと第1のスライドコアと
をコンパクトに組み付けることができる。
ば、前記アンダーカット部の外周部分を形成する第1の
スライドコアを設け、この第1のスライドコアに貫通孔
を形成し、この貫通孔に前記アンダーカット部の内側部
分を形成する第2のスライドコアを移動可能に設けたこ
とにより、第2のスライドコアと第1のスライドコアと
をコンパクトに組み付けることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す型締時の断面図であ
る。
る。
【図2】同上型開途中の断面図である。
【図3】同上型開時の断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す型締時の断面図であ
る。
る。
【図5】同上型開途中の断面図である。
【図6】同上型開時の断面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す型締時の断面図であ
る。
る。
【図8】同上型開途中の断面図である。
【図9】同上型開時の断面図である。
【図10】従来例の金型装置を示す断面図である。
1 固定側金型部材 2 可動側金型部材 4 キャビティ 10 第1のスライドコア 11 第2のスライドコア 16、40 アンギュラーピン(駆動手段) 18、24 ばね(駆動手段) A 成型品 A1 筒部(アンダーカット部)
Claims (2)
- 【請求項1】 固定側金型部材と、この固定側金型部材
に対して開閉自在の可動側金型部材と、この可動側金型
部材にその開閉方向に対して異なる方向へ移動可能に支
持されたスライドコアとを備え、前記各金型部材とスラ
イドコアとの間に成型品のキャビティを形成し、前記固
定側金型部材と可動側金型部材の開閉方向に対してアン
ダーカットを成す成型品のアンダーカット部を前記スラ
イドコアによって形成する金型装置において、前記アン
ダーカット部を相互に隣接する複数のスライドコアで形
成し、この各スライドコアの少なくとも型開時における
駆動手段をそれぞれ独立して設け、この一方の駆動手段
の駆動開始を他方の駆動手段の駆動開始より遅らせて前
記各スライドコアを型開するように構成したことを特徴
とする金型装置。 - 【請求項2】 前記アンダーカット部の外周部分を形成
する第1のスライドコアを設け、この第1のスライドコ
アに貫通孔を形成し、この貫通孔に前記アンダーカット
部の内側部分を形成する第2のスライドコアを移動可能
に設けたことを特徴とする請求項1記載の金型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03164894A JP3218586B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03164894A JP3218586B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 金型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07241883A true JPH07241883A (ja) | 1995-09-19 |
| JP3218586B2 JP3218586B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=12337007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03164894A Expired - Fee Related JP3218586B2 (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3218586B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8147238B1 (en) * | 2010-12-03 | 2012-04-03 | Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. | Mold having sliders |
| KR101302839B1 (ko) * | 2011-04-15 | 2013-09-02 | 강창식 | 자동차 워셔탱크 성형용 금형 및 그 제조 방법 |
| CN103358489A (zh) * | 2013-07-17 | 2013-10-23 | 台州市凯华塑业有限公司 | 注塑模具滑块组合式二次侧抽芯机构 |
| CN105034285A (zh) * | 2015-08-05 | 2015-11-11 | 嘉兴信元精密模具科技有限公司 | 一种边顶出边抽芯的镶嵌类立式注塑模具结构 |
| CN105773929A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-07-20 | 宁波方正汽车模具有限公司 | 汽车空调进风管快速抽芯装置 |
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