JPH07242009A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH07242009A
JPH07242009A JP3693394A JP3693394A JPH07242009A JP H07242009 A JPH07242009 A JP H07242009A JP 3693394 A JP3693394 A JP 3693394A JP 3693394 A JP3693394 A JP 3693394A JP H07242009 A JPH07242009 A JP H07242009A
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JP
Japan
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transfer
dye
transfer dye
thermal
thermal transfer
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JP3693394A
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Kenji Shinozaki
研二 篠崎
Eiki Hirano
栄樹 平野
Masanori Ogata
政徳 尾形
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/475Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像信号に従って転写染料を適切に気化させ
て印画紙に転写記録を行うことにより、高画質のカラー
画像を容易に作製する。 【構成】 上記転写部3において、上記開口部2aに対
応した染料収容部2内の下面部上に、略々正四角柱状の
柱21が互いに等間隔をもって複数本整列して配設して
空間的構造を構成する。ここで、上記各柱21を、染料
収容部2内にて転写染料の液面以上の高さとして上記開
口部2aに臨む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適当な熱源によって画
像信号に応じて転写染料を被転写体に転写することで、
連続的な階調の転写画像を形成する熱転写記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、印画紙等の被転写体とインク
シート等の熱転写記録媒体とを重ね合わせ、それをレー
ザやサーマルヘッド等の加熱手段を用いて画像信号に応
じて選択的に加熱し、熱転写記録媒体から被転写体に転
写染料を転写させて画像を記録する熱転写記録装置が広
く用いられている。
【0003】中でも、転写染料として昇華性染料等の熱
拡散性染料を用いるいわゆる昇華型熱転写記録装置にお
いては、装置が小型で保守も容易であり、即時性も備
え、且つ加熱エネルギーに応じて記録画像に階調性が得
られ、銀塩カラー写真並の高品位画像を得ることができ
るので、近年では、ビデオカメラやテレビジョン、コン
ピュータグラフィックス等の画像をハードコピーする技
術として注目を集めている。
【0004】しかしながら、従来、このような熱転写記
録に使用されるインクリボンとしては、転写染料を適当
なバインダ樹脂に重量比1:1程度で混合し、ポリエス
テルフィルム等の基体上に厚さ1μm程度に塗布したも
のが用いられている。ところがこのインクリボンは通常
使い捨てとされているために、多量の廃棄物が生じて環
境保護の観点から問題視されている。
【0005】そこで、熱転写記録媒体の利用効率を向上
させることが試みられ、その要求を満たすものとして
は、転写染料層再生法や多数回転写染料層構成法のよう
に、熱転写記録媒体の転写染料層を再生して繰り返し利
用できるようにする方法と、相対速度法のように熱転写
記録媒体を有効利用する方法が挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
いずれの方法も転写染料層が印画紙に押し付けられるこ
とにより染料が転写する方式であるために、カラー画像
を得る場合、既に転写した染料が転写染料層に逆転写
し、これによって画質が低下して画像が損なわれるとい
う問題が回避不能なものであった。
【0007】そこで、転写染料層と印画紙との間に空隙
部を設けることにより、転写染料層と印画紙とを接触さ
せることなく染料を転写させる装置が提案されている。
この場合、転写染料は溶融状態で流れることにより、ま
たは適当な基体上に連続的に塗布されその基体が転写部
に移動することにより転写部に供給される。そして、画
像信号に基づき、レーザ等の加熱手段によりこの転写染
料を気化させて印画紙に転写させる。
【0008】ところがこの装置によって転写記録を行う
場合においては、転写染料中にバインダが含有されてい
ないために、例えばレーザ照射すると転写染料の加熱部
分と非加熱部分との表面張力の差によって表面波が発生
して転写染料が周囲へ逃げてしまい、転写染料の適切な
気化がなされないという問題が生じる。
【0009】このように、転写染料層と印画紙との間に
空隙を設け、画像信号に応じて溶融状態の転写染料をレ
ーザ等の加熱手段によりこの転写染料を気化させて印画
紙に転写記録する構成を有する熱転写記録装置において
は、転写記録を行う際に、転写染料層に逆転写を生ぜし
めることがない反面、転写染料を所望の如く気化させる
ことが非常に困難であるという現状にある。
【0010】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、画像信号に従って
転写染料を適切に気化させて印画紙に転写記録を行うこ
とにより、高画質のカラー画像を容易に作製することを
可能とする熱転写記録装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、転写染料層と
被転写記録体との間に空隙を設け、転写染料を溶融させ
て転写部に供給した後、これを加熱手段により気化させ
て被転写記録体上に転写させる熱転写記録装置を対象と
するものである。本発明においては、溶融された転写染
料が気化される転写部に、以下の式で示す単位幅dを有
する空間的構造を形成する。ここで、ρ,γ,及びωは
それぞれ転写染料の密度,転写染料の表面張力,及び加
熱手段により転写染料に熱を与える周期の角振動数であ
り、nは正整数である。
【0012】 0.8nπ(γ/ρω2 1/3 <d<1.2nπ(γ/ρω2 1/3 ・・・(1) すなわち、本発明に係る熱転写記録装置は、上記(1)
式で示される単位幅dを有する空間的構造を形成して構
成する。
【0013】この場合、転写染料の加熱手段としてレー
ザを用いて構成してもよい。
【0014】また、転写染料の加熱手段としてサーマル
ヘッドを用いて構成してもよい。
【0015】
【作用】本発明に係る熱転写記録装置においては、上記
(1)式で示される単位幅dを有する空間的構造が形成
されているので、加熱手段により溶融された転写染料を
気化させる際の表面波の発生が抑止される。
【0016】すなわち、転写染料層と印画紙との間に空
隙部を設け、転写染料層と印画紙とを接触させることな
く、溶融状態の転写染料を加熱手段により昇温させて気
化させて転写部から上記空隙部を介して印画紙に画像転
写させる際に、転写染料を瞬時に昇温させて気化させる
必要上、転写染料の加熱部分と非加熱部分との表面張力
の差が生じて表面波が発生する。ところが、上記転写部
に設けられた空間的構造の単位幅dが、上記(1)式に
示されるように、上記表面波の半波長の整数倍を中心と
した許容範囲内(0.8〜1.2倍内)とされているた
めに、この表面波と空間的構造の間にて表面波を打ち消
す作用が働き、表面波は速やかに減衰する。したがっ
て、転写染料を瞬時に加熱することで不可避的に発生す
る上記表面波が迅速にほぼ完全に抑止され、印画紙への
転写量の低下が防止されることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る熱転写記録装置のいくつ
かの実施例を図面を参照しながら説明する。この熱転写
記録装置は、印画紙等の被転写体とインクシート等の熱
転写記録媒体とを重ね合わせ、それをレーザやサーマル
ヘッド等の加熱手段を用いて画像信号に応じて選択的に
加熱し、画像信号に従って熱転写記録媒体から被転写体
に転写染料を転写させて画像を記録するものである。
【0018】先ず第1実施例について述べる。この第1
実施例に係る熱転写記録装置の要部は、図1に示すよう
に、溶融状態の転写染料を気化させるための加熱手段と
しての半導体レーザ1と、転写染料が収容されるガラス
製の染料収容部2とから構成されている。
【0019】上記転写染料は、温度250℃で、密度ρ
=1.0g/cm3 ,表面張力γ=20dyn/cmの
物性定数を有する株式会社三菱化成製の分散染料である
商品名HSR2031にレーザ光吸収剤として株式会社
三井東圧製の商品名HM1225を2重量%添加し、こ
れを温度160℃に加熱して溶融状態とされたもので
る。
【0020】上記半導体レーザ1は、周期2μs,発光
波長780nmで出力40mWであり、図2に示すよう
なパルスのレーザ光を照射させるものである。このレー
ザ光は光学系であるレンズ11により5×10μmに焦
点が設定されている。このとき転写染料のレーザ光によ
る加熱部分と非加熱部分との表面張力の差によって発生
する表面波の分散関係は、波数をkとして、以下に示す
式で示される。
【0021】 ω2 =(γk3 )/ρ ・・・(2)
【0022】したがって、レーザ光の角振動数をωとし
て、上記表面波の波長λは以下に示す式で示される。
【0023】 λ=2π(γ/ρω2 1/3 ・・・(3)
【0024】上記(2)式より上記表面波の角振動数ω
=2π×5×105 rad/sとなり、レーザ照射時に
転写染料は瞬時に250℃まで昇温されるので、上記
(3)式より表面波の波長λは8.0μmとなる。
【0025】上記染料収容部2は、平たい筺体形状を有
し、溶融状態の転写染料が収容されて転写染料層22が
形成されてなる。この染料収容部2の上面部の一部が所
定面積に開口され、染料収容部2の下面部にはこの開口
部2aに対応して転写部3が形成されている。この開口
部2aの周縁部に沿ってスペーサ12が設けられて空隙
部13が形成され、このスペーサ12上に被転写体であ
る印画紙14が載置される。したがって、上記転写部3
と印画紙14とは接触状態とされず、両者は上記空隙部
13により所定間隔をもって配されている。
【0026】上記転写部3は、図3に示すように、上記
開口部2aに対応した染料収容部2内の下面部上に、略
々正四角柱状の柱21が互いに等間隔をもって複数本整
列して配設されて周期的な空間的構造が構成されてな
る。上記各柱21は、染料収容部2内にて転写染料の液
面以上の高さとされて上記開口部2aに臨む。
【0027】上記転写部3の空間的構造においては、図
4に示すように、上記各柱21の幅及び各柱21間の間
隔がどちらも2μmに形成されている。すなわち、この
各柱21の幅と各柱21間の間隔との和である上記空間
的構造の一周期に相当する単位幅d(=4μm)は、レ
ーザ照射時に転写染料の加熱部分と非加熱部分との表面
張力の差によって発生する表面波の波長λの半波長分と
されていることになる。
【0028】上記第1実施例に係る熱転写記録装置にお
いては、上記(1)式で示される一周期に相当する単位
幅dを有する空間的構造が形成されているので、レーザ
半導体1により溶融された転写染料を気化させる際の表
面波の発生が抑止される。
【0029】すなわち、転写染料層22と印画紙14と
の間に空隙部13を設け、転写染料層22と印画紙14
とを接触させることなく、溶融状態の転写染料をレーザ
半導体1により昇温させて気化させて転写部3から上記
空隙部13を介して印画紙14に画像転写させる際に、
転写染料を瞬時に昇温させて気化させる必要上、転写染
料の加熱部分と非加熱部分との表面張力の差が生じて表
面波が発生する。ところが、上記転写部3に設けられた
空間的構造である各柱21の一周期に相当する単位幅d
が、上記(1)式に示されるように、上記表面波の半波
長の整数倍、ここでは1/2倍とされているために、こ
の表面波と各柱21との間にて表面波を打ち消す作用が
働き、表面波は速やかに減衰する。したがって、転写染
料を瞬時に加熱することで不可避的に発生する上記表面
波が迅速に略々完全に抑止され、印画紙14への転写量
の低下が防止されることになる。
【0030】なお、上記空間的構造について、その単位
幅dを表面波の半波長の整数倍を中心とした許容範囲内
(0.8〜1.2倍内)の値とすることが望ましい。単
位幅dが上記許容範囲を越えた値である場合、上記表面
波の波長λと単位幅dとのずれが無視できなくなり、発
生した表面波の減衰効果が著しく低下することになる。
【0031】上記第1実施例に係る熱転写装置を用いて
画像転写量の測定を行ったところ、1ms当り80μm
×80μmの領域にマクベス濃度計でOD2.2に相当
する転写染料を印画紙14に転写されるという結果とな
った。また、この転写量は転写時間に比例して増大し
た。
【0032】ここで、上記第1実施例における上述の画
像転写量の測定に対するいくつかの比較例を示す。先ず
第1の比較例においては、上記転写部3の空間的構造に
おいて、一周期に相当する単位幅dを3μm、すなわ
ち、上記各柱21の幅及び各柱21間の間隔をどちらも
1.5μmとして、他は上記第1実施例と同一条件とし
て画像転写量の測定を行ったところ、1ms当り80μ
m×80μmの領域にマクベス濃度計でOD1.2に相
当する転写染料しか転写されず、転写時間を増大させて
も印画紙14上のドット径が拡大するのみであり、ドッ
トのODは変化を示さなかった。
【0033】次いで、第2の比較例として、半導体レー
ザ1のレーザ光のパルス周期を20μs、すなわち上記
(1)式及び(2)式より上記表面波の波長λが3.7
μmとなるようにし、他は上記第1実施例と同一条件と
して画像転写量の測定を行ったところ、1ms当り80
μm×80μmの領域にマクベス濃度計でOD1.1に
相当する転写染料しか転写されず、転写時間を増大させ
ても印画紙14上のドット径が拡大するのみであり、ド
ットのODは変化を示さなかった。
【0034】したがって、上記第1実施例に係る熱転写
記録装置によれば、上記転写部3における空間的構造が
上記(1)式に示す規制範囲外とされている場合と比較
して、ほぼ2倍の画像転写量が得られ、高画質のカラー
画像を容易に作製することが可能となる。
【0035】次に、第2実施例に係る熱転写記録装置に
ついて説明する。なお、上記第1実施例と対応する部材
等については同符号を記す。この第2実施例は、上記第
1実施例とほぼ同様の構成を有するが、その転写部3の
空間的構造が異なる点で相違する。
【0036】すなわち、本第2実施例の熱転写記録装置
において、その転写部3は、図5に示すように、上記開
口部2aに対応した染料収容部2内の下面部上に溝部3
1が形成されてなる。
【0037】上記溝部31は、単位幅である幅dが75
μm,深さが20μmに形成され、溶融状態の上記転写
染料が導入されて満たされている。転写染料の加熱手段
である半導体レーザ1については、そのレーザ光のパル
ス周期を20μs、すなわち上記(1)式及び(2)式
より上記表面波の波長λが3.7μmとなるように設定
する。
【0038】上記第2実施例に係る熱転写記録装置にお
いては、上記(1)式で示される単位幅dを有する空間
的構造が形成されているので、レーザ半導体1により溶
融された転写染料を気化させる際の表面波の発生が抑止
される。
【0039】すなわち、転写染料層22と印画紙14と
の間に空隙部13を設け、転写染料層22と印画紙14
とを接触させることなく、溶融状態の転写染料をレーザ
半導体1により昇温させて気化させて転写部3から上記
空隙部13を介して印画紙14に画像転写させる際に、
転写染料を瞬時に昇温させて気化させる必要上、転写染
料の加熱部分と非加熱部分との表面張力の差が生じて表
面波が発生する。ところが、上記転写部3に設けられた
空間的構造である溝部31の幅dが、上記(1)式に示
されるように、上記表面波の半波長の整数倍、ここでは
約40倍とされているために、この表面波と上記溝部3
1との間にて表面波を打ち消す作用が働き、表面波は速
やかに減衰する。したがって、転写染料を瞬時に加熱す
ることで不可避的に発生する上記表面波が迅速に略々完
全に抑止され、印画紙14への転写量の低下が防止され
ることになる。
【0040】上記第2実施例に係る熱転写装置を用いて
画像転写量の測定を行ったところ、1ms当り80μm
×80μmの領域にマクベス濃度計でOD2.0に相当
する転写染料を印画紙14に転写されるという結果とな
った。また、この転写量は転写時間に比例して増大し
た。
【0041】ここで、上記第2実施例における上述の画
像転写量の測定に対する比較例(第3の比較例)を示
す。この第3の比較例においては、上記転写部3の空間
的構造において、単位幅である溝部31の幅dを上記表
面波の波長λの半整数倍でない65μmとして、他は上
記第2実施例と同一条件として画像転写量の測定を行っ
たところ、1ms当り80μm×80μmの領域にマク
ベス濃度計でOD1.4に相当する転写染料しか転写さ
れず、転写時間を増大させても印画紙14上のドット径
が拡大するのみであり、ドットのODは変化を示さなか
った。
【0042】したがって、上記第2実施例に係る熱転写
記録装置によれば、上記転写部3における空間的構造が
上記(1)式に示す規制範囲外とされている場合と比較
して、約2倍弱の画像転写量が得られ、高画質のカラー
画像を容易に作製することが可能となる。
【0043】なお、本発明は上記第1及び第2実施例に
限定されることなく、例えば転写染料の加熱手段として
サーマルヘッドを用いてもよい。また、上記転写部3の
空間的構造として、上記柱21や溝部31のみでなく、
例えば穴部や同心円状の壁部等を用いて上記(1)式を
満たすように構成してもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る熱転写記録装置によれば、
転写染料層と被転写記録体との間に空隙部を設け、転写
染料を溶融させて転写部に供給した後、これを加熱手段
により気化させて被転写記録体上に転写させる熱転写記
録装置において、転写染料の密度をρ、転写染料の表面
張力をγ、加熱の同期の角振動数をωとしたときに、転
写部の空間的構造の単位幅dが、nを正整数として、 0.8nπ(γ/ρω2 1/3 <d<1.2nπ(γ/ρω2 1/3 となるように構成したので、画像信号に従って転写染料
を適切に気化させて印画紙に転写記録を行うことによ
り、高画質のカラー画像を容易に作製することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る熱転写記録装置の要
部を模式的に示す断面図である。
【図2】半導体レーザのレーザ光の出力の時間的変化を
示す特性図である。
【図3】熱転写記録装置の転写部の空間的構造を模式的
に示す平面図である。
【図4】熱転写記録装置の転写部の空間的構造を模式的
に示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る熱転写記録装置の要
部を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 染料収容部 3 転写部 11 レンズ 12 スペーサ 13 空隙部 14 印画紙 21 柱 31 溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写染料層と被転写記録体との間に空隙
    部を設け、転写染料を溶融させて転写部に供給した後、
    これを加熱手段により気化させて被転写記録体上に転写
    させる熱転写記録装置において、 転写染料の密度:ρ 転写染料の表面張力:γ 加熱の同期の角振動数:ω としたときに、転写部の空間的構造の単位幅dが、nを
    正整数として、 0.8nπ(γ/ρω2 1/3 <d<1.2nπ(γ/ρω2 1/3 で与えられることを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】 転写染料の加熱手段としてレーザを用い
    ることを特徴とする請求項1記載の熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】 転写染料の加熱手段としてサーマルヘッ
    ドを用いることを特徴とする請求項1記載の熱転写記録
    装置。
JP3693394A 1994-03-08 1994-03-08 熱転写記録装置 Pending JPH07242009A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3693394A JPH07242009A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 熱転写記録装置
KR1019950004475A KR100325402B1 (ko) 1994-03-08 1995-03-06 열전사기록장치
TW084102148A TW272278B (ja) 1994-03-08 1995-03-07
EP95103260A EP0678391B1 (en) 1994-03-08 1995-03-07 Thermal transfer recording device
DE69504229T DE69504229T2 (de) 1994-03-08 1995-03-07 Thermisches Übertragungsaufzeichnungssystem
MYPI95000565A MY112440A (en) 1994-03-08 1995-03-07 Thermal transfer recording device
CN95102259A CN1082452C (zh) 1994-03-08 1995-03-08 热转印记录装置
US08/743,920 US5828391A (en) 1994-03-08 1996-11-05 Thermal transfer recording device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3693394A JPH07242009A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 熱転写記録装置

Publications (1)

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JPH07242009A true JPH07242009A (ja) 1995-09-19

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ID=12483565

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3693394A Pending JPH07242009A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 熱転写記録装置

Country Status (7)

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