JPH0724202A - 蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置 - Google Patents
蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置Info
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- JPH0724202A JPH0724202A JP17154093A JP17154093A JPH0724202A JP H0724202 A JPH0724202 A JP H0724202A JP 17154093 A JP17154093 A JP 17154093A JP 17154093 A JP17154093 A JP 17154093A JP H0724202 A JPH0724202 A JP H0724202A
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- evaporation chamber
- neutralizing
- vacuum
- evaporation
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- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸発室1と、この蒸発室内における水溶液を
加熱するための間接式加熱器2と、前記蒸発室内で発生
した水蒸気を圧縮する圧縮手段(12,30)と、この
圧縮手段にて圧縮した水蒸気を前記間接式加熱器に導く
水蒸気ダクト13と、前記蒸発室内を真空状態に保持す
るための真空発生装置6とを備えた蒸気圧縮型真空蒸発
式濃縮装置にて、アルカリ性の不凝縮ガス又は酸性の不
凝縮ガスを発生する水溶液を濃縮する場合に、その濃縮
性能が低下すること、及び真空発生装置の負荷が増大す
るを防止する。 【構成】 前記水蒸気ダクト13に、当該水蒸気ダクト
内の流れに対して中和溶液を接触するようにした中和手
段を設ける。
加熱するための間接式加熱器2と、前記蒸発室内で発生
した水蒸気を圧縮する圧縮手段(12,30)と、この
圧縮手段にて圧縮した水蒸気を前記間接式加熱器に導く
水蒸気ダクト13と、前記蒸発室内を真空状態に保持す
るための真空発生装置6とを備えた蒸気圧縮型真空蒸発
式濃縮装置にて、アルカリ性の不凝縮ガス又は酸性の不
凝縮ガスを発生する水溶液を濃縮する場合に、その濃縮
性能が低下すること、及び真空発生装置の負荷が増大す
るを防止する。 【構成】 前記水蒸気ダクト13に、当該水蒸気ダクト
内の流れに対して中和溶液を接触するようにした中和手
段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水溶液を、真空中にお
いて加熱して蒸発することによって濃縮するに際して、
前記水溶液からの蒸発した水蒸気を圧縮して、当該水溶
液の加熱源として使用するようにした蒸気圧縮型の真空
蒸発式濃縮装置に関するものである。
いて加熱して蒸発することによって濃縮するに際して、
前記水溶液からの蒸発した水蒸気を圧縮して、当該水溶
液の加熱源として使用するようにした蒸気圧縮型の真空
蒸発式濃縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の蒸気圧縮型の真空蒸発
式濃縮装置は、例えば、特開昭62−129192号公
報及び実公平2−39521号公報等に記載されている
ように、水溶液を、真空ポンプ等の真空発生装置によっ
て大気圧以下の真空状態に保持した蒸発室内において間
接式加熱器にて加熱することによって、水分を蒸発して
濃縮する一方、前記蒸発室内で水蒸気を、ボイラーから
の高圧蒸気で作動する蒸気エゼクターにて圧縮するか、
モータにて回転駆動されるブロワー圧縮機にて圧縮した
のち、前記間接式加熱器に導くことにより、前記水蒸気
の加熱源として利用するように構成したものである。
式濃縮装置は、例えば、特開昭62−129192号公
報及び実公平2−39521号公報等に記載されている
ように、水溶液を、真空ポンプ等の真空発生装置によっ
て大気圧以下の真空状態に保持した蒸発室内において間
接式加熱器にて加熱することによって、水分を蒸発して
濃縮する一方、前記蒸発室内で水蒸気を、ボイラーから
の高圧蒸気で作動する蒸気エゼクターにて圧縮するか、
モータにて回転駆動されるブロワー圧縮機にて圧縮した
のち、前記間接式加熱器に導くことにより、前記水蒸気
の加熱源として利用するように構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この蒸気圧縮
型の真空蒸発式濃縮装置によって濃縮する水溶液が、当
該水溶液の蒸発に際してNH3 等のアルカリ性の不凝縮
ガスを発生するものである場合とか、或いは、H2 CO
3 ;HNO3 又はHcl等の酸性不凝縮ガスが発生する
ものである場合には、この水溶液から発生するアルカリ
性の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスが、他の空気等の
不凝縮ガスと一緒に、間接式加熱器に流入することにな
るから、この間接式加熱器における水蒸気の凝縮伝熱抵
抗が増大し、換言すると、前記間接式加熱器における水
蒸気側の伝熱係数が、前記水溶液から発生するアルカリ
性の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスによって低下し
て、水溶液の濃縮性能が低下すると言う問題を招来する
のであった。
型の真空蒸発式濃縮装置によって濃縮する水溶液が、当
該水溶液の蒸発に際してNH3 等のアルカリ性の不凝縮
ガスを発生するものである場合とか、或いは、H2 CO
3 ;HNO3 又はHcl等の酸性不凝縮ガスが発生する
ものである場合には、この水溶液から発生するアルカリ
性の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスが、他の空気等の
不凝縮ガスと一緒に、間接式加熱器に流入することにな
るから、この間接式加熱器における水蒸気の凝縮伝熱抵
抗が増大し、換言すると、前記間接式加熱器における水
蒸気側の伝熱係数が、前記水溶液から発生するアルカリ
性の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスによって低下し
て、水溶液の濃縮性能が低下すると言う問題を招来する
のであった。
【0004】しかも、水溶液の蒸発に際してアルカリ性
の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスが発生するために、
前記蒸発室内に大気以下の真空状態に保持するための真
空発生装置の負荷が増大すると言う問題も招来するので
あった。また、凝縮水中にアルカリ性又は酸性ガスが溶
け込み、凝縮水中の純度も低下すると言う問題もあっ
た。
の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスが発生するために、
前記蒸発室内に大気以下の真空状態に保持するための真
空発生装置の負荷が増大すると言う問題も招来するので
あった。また、凝縮水中にアルカリ性又は酸性ガスが溶
け込み、凝縮水中の純度も低下すると言う問題もあっ
た。
【0005】本発明は、前記のようにアルカリ性の不凝
縮ガス又は酸性の不凝縮ガスが発生する水溶液を、蒸気
圧縮型の真空蒸発式濃縮装置によって濃縮する場合にお
いて、前記問題を招来しないようにすることを技術的課
題とするものである。
縮ガス又は酸性の不凝縮ガスが発生する水溶液を、蒸気
圧縮型の真空蒸発式濃縮装置によって濃縮する場合にお
いて、前記問題を招来しないようにすることを技術的課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、密閉型の蒸発室と、この蒸発室内にお
ける水溶液を加熱するための間接式加熱器と、前記蒸発
室内で発生した水蒸気を圧縮する圧縮手段と、この圧縮
手段にて圧縮した水蒸気を前記間接式加熱器に導く水蒸
気ダクトと、前記蒸発室内を大気以下の真空状態に保持
するための真空発生装置とを備えて成る蒸気圧縮型真空
蒸発式濃縮装置において、前記水蒸気ダクトに、当該水
蒸気ダクト内の流れに対して中和溶液を接触するように
した中和手段を設けると言う構成にした。
るため本発明は、密閉型の蒸発室と、この蒸発室内にお
ける水溶液を加熱するための間接式加熱器と、前記蒸発
室内で発生した水蒸気を圧縮する圧縮手段と、この圧縮
手段にて圧縮した水蒸気を前記間接式加熱器に導く水蒸
気ダクトと、前記蒸発室内を大気以下の真空状態に保持
するための真空発生装置とを備えて成る蒸気圧縮型真空
蒸発式濃縮装置において、前記水蒸気ダクトに、当該水
蒸気ダクト内の流れに対して中和溶液を接触するように
した中和手段を設けると言う構成にした。
【0007】
【作 用】この構成において、濃縮しようとする水溶
液が、当該水溶液からアルカリ性の不凝縮ガスを発生す
るものである場合には、中和溶液として酸性の中和溶液
を使用する一方、当該水溶液から酸性の不凝縮ガスを発
生するものである場合には、中和溶液としてアルカリ性
の中和溶液を使用することにより、間接式加熱器に供給
する水蒸気に含まれているアルカリ性不凝縮ガス又は酸
性不凝縮ガスの全て又は大部分を、中和溶液との反応に
よって、当該中和溶液中に溶解するように消失すること
ができるのである。
液が、当該水溶液からアルカリ性の不凝縮ガスを発生す
るものである場合には、中和溶液として酸性の中和溶液
を使用する一方、当該水溶液から酸性の不凝縮ガスを発
生するものである場合には、中和溶液としてアルカリ性
の中和溶液を使用することにより、間接式加熱器に供給
する水蒸気に含まれているアルカリ性不凝縮ガス又は酸
性不凝縮ガスの全て又は大部分を、中和溶液との反応に
よって、当該中和溶液中に溶解するように消失すること
ができるのである。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明によると、アルカリ性の
不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスを発生する水溶液を、
蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置によって濃縮する場合
に、加熱器における水蒸気の凝縮伝熱抵抗が前記水溶液
から発生するアルカリ性の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮
ガスによって増大して、その濃縮性能が低下することを
確実に低減できると共に、真空発生装置における負荷を
軽減することができる効果を有する。
不凝縮ガス又は酸性の不凝縮ガスを発生する水溶液を、
蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置によって濃縮する場合
に、加熱器における水蒸気の凝縮伝熱抵抗が前記水溶液
から発生するアルカリ性の不凝縮ガス又は酸性の不凝縮
ガスによって増大して、その濃縮性能が低下することを
確実に低減できると共に、真空発生装置における負荷を
軽減することができる効果を有する。
【0009】また、「請求項2」に記載した構成にする
ことにより、凝縮器を経て真空発生装置に導かれるアル
カリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスを、同様の中和反
応によって、低減することができるから、凝縮器におけ
る伝熱抵抗及び真空発生装置における負荷が、前記アル
カリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスのために増大する
ことを確実に防止できるから、凝縮器及び真空発生装置
の更なる小型化を図ることができる効果を有する。
ことにより、凝縮器を経て真空発生装置に導かれるアル
カリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスを、同様の中和反
応によって、低減することができるから、凝縮器におけ
る伝熱抵抗及び真空発生装置における負荷が、前記アル
カリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスのために増大する
ことを確実に防止できるから、凝縮器及び真空発生装置
の更なる小型化を図ることができる効果を有する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面について説明
する。図1は、第1の実施例を示す。この図において符
号1は、密閉型の蒸発室を示し、この蒸発室1内の上部
には、左右一対のヘッダー2a,2bと、この両へッダ
ー2a,2bの間を繋ぐ複数本の伝熱管2cとから成る
間接式加熱器2が設けられている。
する。図1は、第1の実施例を示す。この図において符
号1は、密閉型の蒸発室を示し、この蒸発室1内の上部
には、左右一対のヘッダー2a,2bと、この両へッダ
ー2a,2bの間を繋ぐ複数本の伝熱管2cとから成る
間接式加熱器2が設けられている。
【0011】また、符号3は、管路4より供給される冷
却水によって冷却するようにした間接式の凝縮器を示
し、この凝縮器3には、前記加熱器2における両へッダ
ー2a,2bのうち出口側ヘッダー2b及び前記蒸発室
1からの不凝縮ガス抽出管路(水蒸気ダクト)5が接続
されていると共に、前記加熱器2における両へッダー2
a,2b内及び蒸発室1内を大気圧以下の真空状態に保
持するための真空ポンプ6等の真空発生装置が接続さ
れ、且つ、この凝縮器3の下部には、前記加熱器2にお
ける両へッダー2a,2bのうち出口側ヘッダー2bか
らの凝縮水出口管路7が接続されると共に、凝縮水排出
ポンプ8への凝縮水抽出管路9が接続されている。
却水によって冷却するようにした間接式の凝縮器を示
し、この凝縮器3には、前記加熱器2における両へッダ
ー2a,2bのうち出口側ヘッダー2b及び前記蒸発室
1からの不凝縮ガス抽出管路(水蒸気ダクト)5が接続
されていると共に、前記加熱器2における両へッダー2
a,2b内及び蒸発室1内を大気圧以下の真空状態に保
持するための真空ポンプ6等の真空発生装置が接続さ
れ、且つ、この凝縮器3の下部には、前記加熱器2にお
ける両へッダー2a,2bのうち出口側ヘッダー2bか
らの凝縮水出口管路7が接続されると共に、凝縮水排出
ポンプ8への凝縮水抽出管路9が接続されている。
【0012】前記蒸発室1における水蒸気出口管路10
からの水蒸気を、ボイラー(図示せず)から蒸気供給管
路11より供給の高圧蒸気にて駆動される蒸気エゼクタ
ー12によって吸引・圧縮したのち、水蒸気ダクト13
を介して前記加熱器2における両へッダー2a,2bの
うち入口側ヘッダー2a内に供給する。一方、前記蒸発
室1内の底部に原液供給管路14より供給した水溶液
を、循環ポンプ15付き循環管路16にて、前記蒸発室
1内の上部に設けた散布ノズル17に送って、このノズ
ル17から前記加熱器2における各伝熱管2cの外表面
に向かって散布したのち、蒸発室1内の底部の流下する
と言う循環を行うように構成して、この循環管路16の
途中に、濃縮水溶液の排出管路18を設ける。
からの水蒸気を、ボイラー(図示せず)から蒸気供給管
路11より供給の高圧蒸気にて駆動される蒸気エゼクタ
ー12によって吸引・圧縮したのち、水蒸気ダクト13
を介して前記加熱器2における両へッダー2a,2bの
うち入口側ヘッダー2a内に供給する。一方、前記蒸発
室1内の底部に原液供給管路14より供給した水溶液
を、循環ポンプ15付き循環管路16にて、前記蒸発室
1内の上部に設けた散布ノズル17に送って、このノズ
ル17から前記加熱器2における各伝熱管2cの外表面
に向かって散布したのち、蒸発室1内の底部の流下する
と言う循環を行うように構成して、この循環管路16の
途中に、濃縮水溶液の排出管路18を設ける。
【0013】そして、前記水蒸気ダクト13内に、散布
ノズル19を設ける一方、前記凝縮水排出ポンプ8への
凝縮水抽出管路9に、中和剤供給管路20を接続し、凝
縮水排出ポンプ8からの凝縮水排出管路21より分岐し
た中和溶液管路22を、前記水蒸気ダクト13内におけ
る散布ノズル19に接続して、この散布ノズル19から
水蒸気ダクト13内に中和溶液を散布するように構成す
る。
ノズル19を設ける一方、前記凝縮水排出ポンプ8への
凝縮水抽出管路9に、中和剤供給管路20を接続し、凝
縮水排出ポンプ8からの凝縮水排出管路21より分岐し
た中和溶液管路22を、前記水蒸気ダクト13内におけ
る散布ノズル19に接続して、この散布ノズル19から
水蒸気ダクト13内に中和溶液を散布するように構成す
る。
【0014】この構成において、蒸発室1内の底部にお
ける水溶液は、循環ポンプ15付き循環管路16及び散
布ノズル17にて加熱器2における各伝熱管2cの外表
面に散布され、ここで加熱されることによって蒸発す
る。この蒸発によって発生した水蒸気は、水蒸気出口1
0から蒸気エゼクター12に吸引され、この蒸気エゼク
ター12にて圧縮されたのち、前記加熱器2における各
伝熱管2c内に導かれて、当該各伝熱管2cの外表面に
散布されている水溶液を加熱するための熱源に供される
のであり、また、前記水蒸気中における不凝縮ガスは、
不凝縮ガス抽出管路5から凝縮器3に導かれ、ここで、
当該不凝縮ガス中における水蒸気が除かれたのち、真空
ポンプ6等の真空発生装置にて機外に排出される。
ける水溶液は、循環ポンプ15付き循環管路16及び散
布ノズル17にて加熱器2における各伝熱管2cの外表
面に散布され、ここで加熱されることによって蒸発す
る。この蒸発によって発生した水蒸気は、水蒸気出口1
0から蒸気エゼクター12に吸引され、この蒸気エゼク
ター12にて圧縮されたのち、前記加熱器2における各
伝熱管2c内に導かれて、当該各伝熱管2cの外表面に
散布されている水溶液を加熱するための熱源に供される
のであり、また、前記水蒸気中における不凝縮ガスは、
不凝縮ガス抽出管路5から凝縮器3に導かれ、ここで、
当該不凝縮ガス中における水蒸気が除かれたのち、真空
ポンプ6等の真空発生装置にて機外に排出される。
【0015】そして、前記蒸発室1内に供給した水溶液
が、当該水溶液からアルカリ性の不凝縮ガスを発生する
ものである場合には、中和剤供給管路20から酸性の中
和剤を供給する一方、当該水溶液から酸性の不凝縮ガス
を発生するものである場合には、中和剤供給管路20か
らアルカリ性の中和剤を供給するのである。すると、前
記水蒸気ダクト13内を流れる水蒸気に含まれているア
ルカリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスの全て又は大部
分は、散布ノズル19から散布される中和溶液との中和
反応によって、当該中和溶液中に溶解するように消失さ
れることになるから、加熱器2における各伝熱管2c内
における水蒸気の凝縮伝熱抵抗が、蒸発室1内における
蒸発に際して発生するアルカリ性不凝縮ガス又は酸性不
凝縮ガスのために増大することを、確実に防止できると
共に、真空ポンプ6等の真空発生装置における負荷を軽
減することができるのである。
が、当該水溶液からアルカリ性の不凝縮ガスを発生する
ものである場合には、中和剤供給管路20から酸性の中
和剤を供給する一方、当該水溶液から酸性の不凝縮ガス
を発生するものである場合には、中和剤供給管路20か
らアルカリ性の中和剤を供給するのである。すると、前
記水蒸気ダクト13内を流れる水蒸気に含まれているア
ルカリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスの全て又は大部
分は、散布ノズル19から散布される中和溶液との中和
反応によって、当該中和溶液中に溶解するように消失さ
れることになるから、加熱器2における各伝熱管2c内
における水蒸気の凝縮伝熱抵抗が、蒸発室1内における
蒸発に際して発生するアルカリ性不凝縮ガス又は酸性不
凝縮ガスのために増大することを、確実に防止できると
共に、真空ポンプ6等の真空発生装置における負荷を軽
減することができるのである。
【0016】この場合において、前記凝縮器3への不凝
縮ガス抽出管路(水蒸気ダクト)5内にも、前記中和溶
液管路22に接続の散布ノズル23を設けて、この散布
ノズル23からも中和溶液を噴射することにより、前記
凝縮器3に導かれるアルカリ性不凝縮ガス又は酸性不凝
縮ガスを、同様の中和反応によって、低減することがで
きるから、前記凝縮器3における伝熱抵抗が、前記アル
カリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスのために増大する
ことを、確実に防止できるから、凝縮器3及び真空発生
装置における負荷の更なる軽減、ひいては、凝縮器3及
び真空発生装置の更なる小型化を図ることができるので
ある。
縮ガス抽出管路(水蒸気ダクト)5内にも、前記中和溶
液管路22に接続の散布ノズル23を設けて、この散布
ノズル23からも中和溶液を噴射することにより、前記
凝縮器3に導かれるアルカリ性不凝縮ガス又は酸性不凝
縮ガスを、同様の中和反応によって、低減することがで
きるから、前記凝縮器3における伝熱抵抗が、前記アル
カリ性不凝縮ガス又は酸性不凝縮ガスのために増大する
ことを、確実に防止できるから、凝縮器3及び真空発生
装置における負荷の更なる軽減、ひいては、凝縮器3及
び真空発生装置の更なる小型化を図ることができるので
ある。
【0017】次に、図2は、第2の実施例を示すもの
で、この第2の実施例は、前記加熱器2への水蒸気ダク
ト13の途中、及び凝縮器3への不凝縮ガス抽出管路
(水蒸気ダクト)5の途中に、密閉型の中和反応室2
4,25を設け、この各中和反応室24,25内を流れ
が下から上向きに流れるように構成して、この各中和反
応室24,25内の上部に、ミストを捕集するための手
段、例えば、デミスター24a,25a等を設ける一
方、この各中和反応室24,25に対して、中和溶液を
散布ノズル26,27より散布するようにした循環ポン
プ付き中和溶液循環管路28,29を設けたものであ
り、その他の構成は、前記第1の実施例と同様である。
で、この第2の実施例は、前記加熱器2への水蒸気ダク
ト13の途中、及び凝縮器3への不凝縮ガス抽出管路
(水蒸気ダクト)5の途中に、密閉型の中和反応室2
4,25を設け、この各中和反応室24,25内を流れ
が下から上向きに流れるように構成して、この各中和反
応室24,25内の上部に、ミストを捕集するための手
段、例えば、デミスター24a,25a等を設ける一
方、この各中和反応室24,25に対して、中和溶液を
散布ノズル26,27より散布するようにした循環ポン
プ付き中和溶液循環管路28,29を設けたものであ
り、その他の構成は、前記第1の実施例と同様である。
【0018】この第2の実施例によると、蒸発室1内で
の蒸発に際して水溶液から発生するアルカリ性不凝縮ガ
ス又は酸性不凝縮ガスを、加熱器2及び凝縮器3に入る
以前の各中和反応室24,25内に散布した中和溶液と
の接触によって除去することができるものでありなが
ら、前記各中和反応室24,25内に散布した中和溶
液、及びその中和溶液中の中和物が、これよりも以降の
加熱器2及び凝縮器3に入ることを防止できるから、凝
縮器3から凝縮水排出管路21にて排出される凝縮水
に、前記中和溶液、及びその中和溶液中の中和物が混入
することを防止できる利点がある。
の蒸発に際して水溶液から発生するアルカリ性不凝縮ガ
ス又は酸性不凝縮ガスを、加熱器2及び凝縮器3に入る
以前の各中和反応室24,25内に散布した中和溶液と
の接触によって除去することができるものでありなが
ら、前記各中和反応室24,25内に散布した中和溶
液、及びその中和溶液中の中和物が、これよりも以降の
加熱器2及び凝縮器3に入ることを防止できるから、凝
縮器3から凝縮水排出管路21にて排出される凝縮水
に、前記中和溶液、及びその中和溶液中の中和物が混入
することを防止できる利点がある。
【0019】更に、図3及び図4は、蒸発室1における
水蒸気出口管路10からの水蒸気を、モータにて回転駆
動されるブロワー圧縮機30にて圧縮したのち、水蒸気
ダクト13を介して前記加熱器2における両ベッダー2
a,2bのうち入口側ヘッダー2a内に供給する一方、
凝縮器を廃止し、前記加熱器2における両へッダー2
a,2bのうち出口側ヘッダー2bに対して、真空ポン
プ6等の真空発生装置と、凝縮水排出ポンプ8への凝縮
水抽出管路9とを接続して成る蒸気圧縮型真空蒸発式濃
縮装置に適用した場合を示すものである。
水蒸気出口管路10からの水蒸気を、モータにて回転駆
動されるブロワー圧縮機30にて圧縮したのち、水蒸気
ダクト13を介して前記加熱器2における両ベッダー2
a,2bのうち入口側ヘッダー2a内に供給する一方、
凝縮器を廃止し、前記加熱器2における両へッダー2
a,2bのうち出口側ヘッダー2bに対して、真空ポン
プ6等の真空発生装置と、凝縮水排出ポンプ8への凝縮
水抽出管路9とを接続して成る蒸気圧縮型真空蒸発式濃
縮装置に適用した場合を示すものである。
【0020】すなわち、図3に示すように、前記ブロワ
ー圧縮機30からの水蒸気ダクト13内に散布ノズル1
9′を設けて、この散布ノズル19′から水蒸気ダクト
13内に中和溶液を噴出することにより、水蒸気ダクト
13内を流れる水蒸気に含まれているアルカリ性不凝縮
ガス又は酸性不凝縮ガスの全て又は大部分を、散布ノズ
ル19′から散布される中和溶液との中和反応によっ
て、当該中和溶液中に溶解するように消失することがで
きるのである。
ー圧縮機30からの水蒸気ダクト13内に散布ノズル1
9′を設けて、この散布ノズル19′から水蒸気ダクト
13内に中和溶液を噴出することにより、水蒸気ダクト
13内を流れる水蒸気に含まれているアルカリ性不凝縮
ガス又は酸性不凝縮ガスの全て又は大部分を、散布ノズ
ル19′から散布される中和溶液との中和反応によっ
て、当該中和溶液中に溶解するように消失することがで
きるのである。
【0021】なお、この図3に示す実施例の場合、前記
凝縮水排出ポンプ8の凝縮水排出管路21から排出され
る凝縮水の一部を、管路31を介して、前記水蒸気出口
管路10及び水蒸気ダクト13のうちいずれか一方又は
両方に対して供給することによって、水蒸気がブロワー
圧縮機30による圧縮によって過飽和状態になることを
防止すると言う方法が採用されている。
凝縮水排出ポンプ8の凝縮水排出管路21から排出され
る凝縮水の一部を、管路31を介して、前記水蒸気出口
管路10及び水蒸気ダクト13のうちいずれか一方又は
両方に対して供給することによって、水蒸気がブロワー
圧縮機30による圧縮によって過飽和状態になることを
防止すると言う方法が採用されている。
【0022】また、図4に示すように、前記ブロワー圧
縮機30からの水蒸気ダクト13の途中に、密閉型の中
和反応室24′を設けて、この中和反応室24′内を流
れが上から下向きに流れるように構成して、この中和反
応室24′内の下部に、ミストを捕集するための手段、
例えば、デミスター24a′等を設ける一方、この中和
反応室24′に対して、中和溶液を散布ノズル26′よ
り散布するようにした循環ポンプ付き中和溶液循環管路
28′を設けることにより、水蒸気ダクト13内を流れ
る水蒸気に含まれているアルカリ性不凝縮ガス又は酸性
不凝縮ガスの全て又は大部分を、中和溶液中に溶解する
ように消失することができるものでありながら、凝縮水
排出管路21にて排出される凝縮水に、前記中和溶液、
及びその中和溶液中の中和物が混入することを防止でき
る。
縮機30からの水蒸気ダクト13の途中に、密閉型の中
和反応室24′を設けて、この中和反応室24′内を流
れが上から下向きに流れるように構成して、この中和反
応室24′内の下部に、ミストを捕集するための手段、
例えば、デミスター24a′等を設ける一方、この中和
反応室24′に対して、中和溶液を散布ノズル26′よ
り散布するようにした循環ポンプ付き中和溶液循環管路
28′を設けることにより、水蒸気ダクト13内を流れ
る水蒸気に含まれているアルカリ性不凝縮ガス又は酸性
不凝縮ガスの全て又は大部分を、中和溶液中に溶解する
ように消失することができるものでありながら、凝縮水
排出管路21にて排出される凝縮水に、前記中和溶液、
及びその中和溶液中の中和物が混入することを防止でき
る。
【図1】本発明における第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明における第2の実施例を示す図である。
【図3】本発明における第3の実施例を示す図である。
【図4】本発明における第4の実施例を示す図である。
1 蒸発室 2 間接式加熱器 3 凝縮器 5 不凝縮ガス抽出管路 6 真空ポンプ 12 蒸気エゼクター 30 ブロワー圧縮機 13 水蒸気ダクト 19,19′,23 中和溶液の散布ノズル 24,25,24′ 中和反応室
Claims (2)
- 【請求項1】密閉型の蒸発室と、この蒸発室内における
水溶液を加熱するための間接式加熱器と、前記蒸発室内
で発生した水蒸気を圧縮する圧縮手段と、この圧縮手段
にて圧縮した水蒸気を前記間接式加熱器に導く水蒸気ダ
クトと、前記蒸発室内を大気圧以下の真空状態に保持す
るための真空発生装置とを備えて成る蒸気圧縮型真空蒸
発式濃縮装置において、前記水蒸気ダクトに、当該水蒸
気ダクト内の流れに対して中和溶液を接触するようにし
た中和手段を設けたことを特徴とする蒸気圧縮型真空蒸
発式濃縮装置。 - 【請求項2】密閉型の蒸発室と、この蒸発室内における
水溶液を加熱するための間接式加熱器と、前記蒸発室内
で発生した水蒸気を圧縮する圧縮手段と、この圧縮手段
にて圧縮した水蒸気を前記間接式加熱器に導く水蒸気ダ
クトと、前記蒸発室内を大気圧以下の真空状態に保持す
るための真空発生装置とを備え、更に、前記真空発生装
置への不凝縮ガス抽出管路(水蒸気ダクト)中に凝縮器
を設けて成る蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置において、
前記水蒸気ダクト及び前記不凝縮ガス抽出管路に、当該
水蒸気ダクト及び不凝縮ガス抽出管路(水蒸気ダクト)
内の流れに対して中和溶液を接触するようにした中和手
段を設けたことを特徴とする蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17154093A JPH0724202A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17154093A JPH0724202A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724202A true JPH0724202A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15925022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17154093A Pending JPH0724202A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 蒸気圧縮型真空蒸発式濃縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724202A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007098320A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Sasakura Engineering Co Ltd | 濃縮処理装置および中和処理方法 |
| JP2007136374A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Sasakura Engineering Co Ltd | 蒸発濃縮処理装置 |
| JP2007175564A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Sasakura Engineering Co Ltd | 廃液処理装置 |
| JP2007521958A (ja) * | 2004-02-10 | 2007-08-09 | ザ テキサス エイ・アンド・エム ユニヴァーシティ システム | 蒸気圧縮蒸発システム、熱交換器装置 |
| JP2011072973A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | Sasakura Engineering Co Ltd | 揮発性を有する塩基性物質を含有する廃液の処理装置及び処理方法 |
| JP2013245119A (ja) * | 2012-05-23 | 2013-12-09 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 硫酸酸性液の濃縮装置、硫酸酸性液の濃縮方法及び粗硫酸ニッケルの回収方法 |
| JP2016195972A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | 住友金属鉱山株式会社 | 蒸発濃縮装置 |
| CN115966329A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-04-14 | 中国原子能科学研究院 | 放射性废液处理方法和系统 |
| CN119680216A (zh) * | 2024-12-30 | 2025-03-25 | 中国船舶集团有限公司第七〇三研究所 | 一种基于人工智能的真空浓缩系统及方法 |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP17154093A patent/JPH0724202A/ja active Pending
Cited By (10)
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| CN115966329A (zh) * | 2023-01-04 | 2023-04-14 | 中国原子能科学研究院 | 放射性废液处理方法和系统 |
| CN115966329B (zh) * | 2023-01-04 | 2026-01-09 | 中国原子能科学研究院 | 放射性废液处理方法和系统 |
| CN119680216A (zh) * | 2024-12-30 | 2025-03-25 | 中国船舶集团有限公司第七〇三研究所 | 一种基于人工智能的真空浓缩系统及方法 |
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