JPH07242283A - 植物の包装材とその包装方法 - Google Patents
植物の包装材とその包装方法Info
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- JPH07242283A JPH07242283A JP6034668A JP3466894A JPH07242283A JP H07242283 A JPH07242283 A JP H07242283A JP 6034668 A JP6034668 A JP 6034668A JP 3466894 A JP3466894 A JP 3466894A JP H07242283 A JPH07242283 A JP H07242283A
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- opening
- plant
- bag
- water retaining
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 花束の切り口部分などを、容易に、かつ素早
く包装することができるとともに、この切り口を常に湿
潤状態に保たせる。 【構成】 可撓性を有した防水性の材質で袋状に形成さ
れた本体部3の周壁3bに折り幅を長短交互に連続させ
たプリーツ6が多数形成されるとともに、本体部3の開
口3aの周縁3cに前記プリーツ6に連続した切れ目7
を有するフリル状の鐔部4が一体に形成され、プリーツ
6の伸縮によって開口3aの拡縮を自在とし、かつ開口
3aの近傍の周壁内面3dに吸水膨張性樹脂の帯体8が
周方向に設けられている保水袋2と、この保水袋2の開
口3aを縮径し開口3aの近傍位置にて本体部3を外周
より結束し、開口3aを閉塞状態とする結束部材10
と、を具備している。
く包装することができるとともに、この切り口を常に湿
潤状態に保たせる。 【構成】 可撓性を有した防水性の材質で袋状に形成さ
れた本体部3の周壁3bに折り幅を長短交互に連続させ
たプリーツ6が多数形成されるとともに、本体部3の開
口3aの周縁3cに前記プリーツ6に連続した切れ目7
を有するフリル状の鐔部4が一体に形成され、プリーツ
6の伸縮によって開口3aの拡縮を自在とし、かつ開口
3aの近傍の周壁内面3dに吸水膨張性樹脂の帯体8が
周方向に設けられている保水袋2と、この保水袋2の開
口3aを縮径し開口3aの近傍位置にて本体部3を外周
より結束し、開口3aを閉塞状態とする結束部材10
と、を具備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切り花などの植物を所
望の束にして搬送する際、この植物の切り口部分を包む
植物の包装材とその包装方法に関するものである。
望の束にして搬送する際、この植物の切り口部分を包む
植物の包装材とその包装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】花束加工業者や生花小売業者では、延命
剤が含有された水溶液に浸漬されている種々の切り花を
所望の組合せで花束にし、その花束の茎を切りそろえ、
その切り口を包装して商品としている。
剤が含有された水溶液に浸漬されている種々の切り花を
所望の組合せで花束にし、その花束の茎を切りそろえ、
その切り口を包装して商品としている。
【0003】この花束の切り口を覆う包装部分は、従来
では、この切り口を水分を含ませた紙や不織布などで包
むとともに、その外周をアルミホイルやプラスチックフ
ィルムなどで包装し、花束の切り口を湿潤状態に保たせ
るとともに、外部に水漏れを起こさないように構成され
ている。
では、この切り口を水分を含ませた紙や不織布などで包
むとともに、その外周をアルミホイルやプラスチックフ
ィルムなどで包装し、花束の切り口を湿潤状態に保たせ
るとともに、外部に水漏れを起こさないように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の植物の包装材では、切り花を商品とするまでの
包装作業の工程が多く、作業が煩雑になるという問題が
ある。また、このことから包装を行う時間を要すること
となり、短時間で多量の花束を加工することが不可能と
なるため、作業者の増員や、これに伴う広い作業場を必
要とするという問題が発生していた。
た従来の植物の包装材では、切り花を商品とするまでの
包装作業の工程が多く、作業が煩雑になるという問題が
ある。また、このことから包装を行う時間を要すること
となり、短時間で多量の花束を加工することが不可能と
なるため、作業者の増員や、これに伴う広い作業場を必
要とするという問題が発生していた。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、花束の切り口部分などを、容易に、かつ素早く包
装することができるとともに、この切り口を常に湿潤状
態に保たせることができる植物の包装材とその包装方法
を提供することを目的としている。
めに、花束の切り口部分などを、容易に、かつ素早く包
装することができるとともに、この切り口を常に湿潤状
態に保たせることができる植物の包装材とその包装方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図11を
参照して説明する。この発明の植物の包装材1は、可撓
性を有した防水性の材質で袋状に形成された本体部3の
周壁3bに折り幅を長短交互に連続させたプリーツ6が
多数形成されるとともに、該本体部3の開口3aの周縁
3cに前記プリーツ6に連続した切れ目7を有するフリ
ル状の鐔部4が一体に形成され、前記プリーツ6の伸縮
によって開口3aの拡縮を自在とした保水袋2と、前記
保水袋2の開口3aを縮径し該開口3aの近傍位置にて
本体部3を外周より結束し、該開口3aを閉塞状態とす
る結束部材10と、を具備したことを特徴としている。
するための手段を、実施例に対応する図1乃至図11を
参照して説明する。この発明の植物の包装材1は、可撓
性を有した防水性の材質で袋状に形成された本体部3の
周壁3bに折り幅を長短交互に連続させたプリーツ6が
多数形成されるとともに、該本体部3の開口3aの周縁
3cに前記プリーツ6に連続した切れ目7を有するフリ
ル状の鐔部4が一体に形成され、前記プリーツ6の伸縮
によって開口3aの拡縮を自在とした保水袋2と、前記
保水袋2の開口3aを縮径し該開口3aの近傍位置にて
本体部3を外周より結束し、該開口3aを閉塞状態とす
る結束部材10と、を具備したことを特徴としている。
【0007】また、この発明の植物の包装材1は、可撓
性を有した防水性の材質で袋状に形成された本体部3の
周壁3bに折り幅を長短交互に連続させたプリーツ6が
多数形成されるとともに、該本体部3の開口3aの周縁
3cに前記プリーツ6に連続した切れ目7を有するフリ
ル状の鐔部4が一体に形成され、前記プリーツ6の伸縮
によって開口3aの拡縮を自在とし、かつ該開口3aの
近傍の周壁内面3dに吸水膨張性樹脂の帯体8が周方向
に設けられている保水袋2と、前記保水袋2の開口3a
を縮径し該開口3aの近傍位置にて本体部3を外周より
結束し、該開口3aを閉塞状態とする結束部材10と、
を具備したことを特徴としている。
性を有した防水性の材質で袋状に形成された本体部3の
周壁3bに折り幅を長短交互に連続させたプリーツ6が
多数形成されるとともに、該本体部3の開口3aの周縁
3cに前記プリーツ6に連続した切れ目7を有するフリ
ル状の鐔部4が一体に形成され、前記プリーツ6の伸縮
によって開口3aの拡縮を自在とし、かつ該開口3aの
近傍の周壁内面3dに吸水膨張性樹脂の帯体8が周方向
に設けられている保水袋2と、前記保水袋2の開口3a
を縮径し該開口3aの近傍位置にて本体部3を外周より
結束し、該開口3aを閉塞状態とする結束部材10と、
を具備したことを特徴としている。
【0008】さらに、この発明の植物の包装方法は、保
水袋2の内部に植物Pの切り口あるいは根部を挿入し、
該保水袋2の開口部3aを結束して植物Pを保持し包装
する植物の包装方法において、前記保水袋2は、可撓性
を有した防水性の材質で袋状に形成されるとともに、周
壁3bに折り幅を長短交互に連続させたプリーツ6が多
数形成され、かつ開口3aの周縁3cに前記プリーツ6
に連続した切れ目7を有するフリル状の鐔部4が一体に
形成され、前記プリーツ6の伸縮によって前記開口3a
の拡縮が自在とされており、該保水袋2に植物Pを挿入
した後に、保水袋2の開口3aを縮径させ、該保水袋2
の開口3a近傍を外周より少なくとも1ヶ所結束して前
記植物Pを保持することを特徴としている。
水袋2の内部に植物Pの切り口あるいは根部を挿入し、
該保水袋2の開口部3aを結束して植物Pを保持し包装
する植物の包装方法において、前記保水袋2は、可撓性
を有した防水性の材質で袋状に形成されるとともに、周
壁3bに折り幅を長短交互に連続させたプリーツ6が多
数形成され、かつ開口3aの周縁3cに前記プリーツ6
に連続した切れ目7を有するフリル状の鐔部4が一体に
形成され、前記プリーツ6の伸縮によって前記開口3a
の拡縮が自在とされており、該保水袋2に植物Pを挿入
した後に、保水袋2の開口3aを縮径させ、該保水袋2
の開口3a近傍を外周より少なくとも1ヶ所結束して前
記植物Pを保持することを特徴としている。
【0009】さらに、この発明の植物の包装方法は、保
水袋2の内部に植物Pの切り口あるいは根部を挿入し、
該保水袋2の開口部3aを結束して植物Pを保持し包装
する植物の包装方法において、上部に開口部21を有す
る筒状の装着治具20を設け、可撓性を有した防水性の
材質で袋状に形成されるとともに、周壁3bに折り幅を
長短交互に連続させたプリーツ6が多数形成され、かつ
開口3aの周縁3cに前記プリーツ6に連続した切れ目
7を有するフリル状の鐔部4が一体に形成され、前記プ
リーツ6の伸縮によって前記開口3aの拡縮が自在とさ
れた前記保水袋2の底部5を、前記装着治具20の上部
開口部21に載置し、該保水袋2内に前記植物Pを挿入
し、該植物Pとともに前記保水袋2を前記装着治具20
内に圧入して前記保水袋2の開口3aを縮径させ、該保
水袋2の開口3a近傍を外周より少なくとも1ヶ所結束
して前記植物Pを保持することを特徴としている。
水袋2の内部に植物Pの切り口あるいは根部を挿入し、
該保水袋2の開口部3aを結束して植物Pを保持し包装
する植物の包装方法において、上部に開口部21を有す
る筒状の装着治具20を設け、可撓性を有した防水性の
材質で袋状に形成されるとともに、周壁3bに折り幅を
長短交互に連続させたプリーツ6が多数形成され、かつ
開口3aの周縁3cに前記プリーツ6に連続した切れ目
7を有するフリル状の鐔部4が一体に形成され、前記プ
リーツ6の伸縮によって前記開口3aの拡縮が自在とさ
れた前記保水袋2の底部5を、前記装着治具20の上部
開口部21に載置し、該保水袋2内に前記植物Pを挿入
し、該植物Pとともに前記保水袋2を前記装着治具20
内に圧入して前記保水袋2の開口3aを縮径させ、該保
水袋2の開口3a近傍を外周より少なくとも1ヶ所結束
して前記植物Pを保持することを特徴としている。
【0010】
【作用】切り花などの植物Pを束ね、保水袋2の開口3
aより挿入させる。そして、保水袋2の開口3aを縮径
させ、本体部3周壁3bに形成されたプリーツ6を折っ
た後、該保水袋2の開口3a近傍を外周より少なくとも
1ヶ所結束部材10にて結束し、前記植物Pを保持して
包装する。
aより挿入させる。そして、保水袋2の開口3aを縮径
させ、本体部3周壁3bに形成されたプリーツ6を折っ
た後、該保水袋2の開口3a近傍を外周より少なくとも
1ヶ所結束部材10にて結束し、前記植物Pを保持して
包装する。
【0011】また、装着治具20を用いる場合には、切
り花などの植物Pを束ね、保水袋2の開口3aより挿入
させた後、この植物Pとともに前記保水袋2を前記装着
治具20内に圧入させる。そして、圧入により前記保水
袋2の開口3aを縮径させ、本体部3周壁3bに形成さ
れたプリーツ6を折った後、該保水袋2の開口3a近傍
を外周より少なくとも1ヶ所結束部材10にて結束し、
前記植物Pを保持して包装する。
り花などの植物Pを束ね、保水袋2の開口3aより挿入
させた後、この植物Pとともに前記保水袋2を前記装着
治具20内に圧入させる。そして、圧入により前記保水
袋2の開口3aを縮径させ、本体部3周壁3bに形成さ
れたプリーツ6を折った後、該保水袋2の開口3a近傍
を外周より少なくとも1ヶ所結束部材10にて結束し、
前記植物Pを保持して包装する。
【0012】なお、植物Pを包装する際の保水袋2の本
体部3の開口周縁3cに形成された鐔部4は、プリーツ
6に連続した切れ目7を有していることから、開口3a
の縮径に支障がない。
体部3の開口周縁3cに形成された鐔部4は、プリーツ
6に連続した切れ目7を有していることから、開口3a
の縮径に支障がない。
【0013】また、周壁内面3dに帯体8が設けられて
いる保水袋2では、この帯体8の外周位置近傍に結束部
材10が結束される。
いる保水袋2では、この帯体8の外周位置近傍に結束部
材10が結束される。
【0014】
【実施例】図1は本発明による植物の包装材の一実施例
を示す斜視図である。この植物の包装材1は、保水袋2
と結束部材10とで大略構成されている。
を示す斜視図である。この植物の包装材1は、保水袋2
と結束部材10とで大略構成されている。
【0015】まず、保水袋2は、可撓性を有し、かつ防
水性を有したフィルム状の材質、例えば、耐水紙やプラ
スチックフィルム,アルミ箔等や、防水加工が施された
不織布または防水性を有する樹脂フィルムが貼着された
不織布、柔軟性を有するポリエチレン(PE),エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA),ポリプロピレン
(PP)などのオレフィン系樹脂組成物、或いは可塑化
ポリ塩化ビニール系樹脂組成物で形成されており、図1
に示すように、袋状の本体部3と、この本体部3の開口
3aの周縁3cに一体に形成された鐔部4とで構成さ
れ、上部の開口3aが大径で、底部5は小径に形成され
た多角錐台形の略カップ状とされている。
水性を有したフィルム状の材質、例えば、耐水紙やプラ
スチックフィルム,アルミ箔等や、防水加工が施された
不織布または防水性を有する樹脂フィルムが貼着された
不織布、柔軟性を有するポリエチレン(PE),エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA),ポリプロピレン
(PP)などのオレフィン系樹脂組成物、或いは可塑化
ポリ塩化ビニール系樹脂組成物で形成されており、図1
に示すように、袋状の本体部3と、この本体部3の開口
3aの周縁3cに一体に形成された鐔部4とで構成さ
れ、上部の開口3aが大径で、底部5は小径に形成され
た多角錐台形の略カップ状とされている。
【0016】本体部3は、開口3aから底部5にかけた
周壁3bに、縦方向を折り目とする多数のプリーツ6が
施されている。このプリーツ6は、図2に示すように、
折り幅が長い部分と短い部分とが交互に連続して形成さ
れている。
周壁3bに、縦方向を折り目とする多数のプリーツ6が
施されている。このプリーツ6は、図2に示すように、
折り幅が長い部分と短い部分とが交互に連続して形成さ
れている。
【0017】この本体部のプリーツ6は、詳述すると、
図3の展開図に示すように、開口周縁部3cとなる基円
と、この基円3cの中心に同心で位置し底部5となる円
部5aとの間に設けられ、この中心の円部5aの円周か
ら略放射状に折り線6A,6Bが形成されるが、各折り
線は山折り線(図中破線)6Aと谷折り線(図中実線)
6Bとを一組とし、これらが複数組で構成され、一組の
山折り線6Aと谷折り線6Bが円部5aの円周の同一位
置から放射状に設けられている。そして、各谷折り線
(実線)6Bは、基円3c及び円部5aの中心点Oを通
る放射状に、また山折り線(破線)6Aは中心点Oを通
る放射線に平行な線で、前記谷折り線6Bの円部5a円
周との交点から基円3cへと形成され、各折り線6A,
6Bが折曲された状態が図1に示すような略カップ状と
なっている。
図3の展開図に示すように、開口周縁部3cとなる基円
と、この基円3cの中心に同心で位置し底部5となる円
部5aとの間に設けられ、この中心の円部5aの円周か
ら略放射状に折り線6A,6Bが形成されるが、各折り
線は山折り線(図中破線)6Aと谷折り線(図中実線)
6Bとを一組とし、これらが複数組で構成され、一組の
山折り線6Aと谷折り線6Bが円部5aの円周の同一位
置から放射状に設けられている。そして、各谷折り線
(実線)6Bは、基円3c及び円部5aの中心点Oを通
る放射状に、また山折り線(破線)6Aは中心点Oを通
る放射線に平行な線で、前記谷折り線6Bの円部5a円
周との交点から基円3cへと形成され、各折り線6A,
6Bが折曲された状態が図1に示すような略カップ状と
なっている。
【0018】また、鐔部4は、図1に示すように、前述
した本体部3の開口周縁3cに、この本体部3に対し所
定の角度を有して一体に成形されている。この鐔部4
は、前述した本体部3の周壁3bに形成された多数のプ
リーツ6に連続して、図2に示すように、本体部3に対
して略放射方向に切断され切れ目7が形成され、片状体
4aが複数並列したフリル状となっている。
した本体部3の開口周縁3cに、この本体部3に対し所
定の角度を有して一体に成形されている。この鐔部4
は、前述した本体部3の周壁3bに形成された多数のプ
リーツ6に連続して、図2に示すように、本体部3に対
して略放射方向に切断され切れ目7が形成され、片状体
4aが複数並列したフリル状となっている。
【0019】また、保水袋2の前記開口3aの近傍の周
壁内面3dには、図1および図2に示すように、開口周
縁3cとほぼ平行な周方向、すなわち、図3の展開図に
おける基円3cの周線に沿って帯体8が設けられてい
る。この帯体8は、吸水膨張性樹脂で形成された略テー
プ状の成型品を、この保水袋2本体部3の周壁内面3d
に貼付して設けられたもの、あるいは塗料状に形成され
た吸水膨張性樹脂を保水袋本体部3の周壁内面3dに帯
状に塗布して設けたものである。
壁内面3dには、図1および図2に示すように、開口周
縁3cとほぼ平行な周方向、すなわち、図3の展開図に
おける基円3cの周線に沿って帯体8が設けられてい
る。この帯体8は、吸水膨張性樹脂で形成された略テー
プ状の成型品を、この保水袋2本体部3の周壁内面3d
に貼付して設けられたもの、あるいは塗料状に形成され
た吸水膨張性樹脂を保水袋本体部3の周壁内面3dに帯
状に塗布して設けたものである。
【0020】さらに、結束部材10は、ビニール被覆さ
れたワイヤや、針金、紐、輪ゴム、ケーブルを結束する
際に用いられる樹脂性のケーブルタイなどより構成され
ており、好ましくは発泡ポリプロピレンよりなる紐がよ
い。
れたワイヤや、針金、紐、輪ゴム、ケーブルを結束する
際に用いられる樹脂性のケーブルタイなどより構成され
ており、好ましくは発泡ポリプロピレンよりなる紐がよ
い。
【0021】なお、この保水袋2は、その成形方法とし
て射出成形機や真空成形機,圧縮成形機などを用いて成
形され、得られるようになっており、例えば、平滑なフ
ィルム状の素材を一工程で成形する型にて、前述したプ
リーツ6などが形成されるようになっている。
て射出成形機や真空成形機,圧縮成形機などを用いて成
形され、得られるようになっており、例えば、平滑なフ
ィルム状の素材を一工程で成形する型にて、前述したプ
リーツ6などが形成されるようになっている。
【0022】次に、この包装材1によって植物Pを包装
する際に使用される装着治具20について説明する。こ
の装着治具20は、図4に示すように上部に円形状の開
口部21を有する円筒状体で、紙や塩化ビニール樹脂な
ど保水袋2の素材に対して摩擦抵抗の少ない素材が好ま
しく、開口21の内径が保水袋2の底部5の外径よりや
や大径に形成されているとともに、治具20本体の高さ
が保水袋2の高さよりやや短尺に形成されている。
する際に使用される装着治具20について説明する。こ
の装着治具20は、図4に示すように上部に円形状の開
口部21を有する円筒状体で、紙や塩化ビニール樹脂な
ど保水袋2の素材に対して摩擦抵抗の少ない素材が好ま
しく、開口21の内径が保水袋2の底部5の外径よりや
や大径に形成されているとともに、治具20本体の高さ
が保水袋2の高さよりやや短尺に形成されている。
【0023】さて次に、この装着治具20を用いた包装
材1による植物Pの包装方法について説明する。まず、
図5に示すように、装着治具20の上部の開口部21に
保水袋2の底部5を載置する。
材1による植物Pの包装方法について説明する。まず、
図5に示すように、装着治具20の上部の開口部21に
保水袋2の底部5を載置する。
【0024】次に、予め、水または鮮度保持剤水溶液を
十分に浸潤させた綿などの保水材12で、植物P、例え
ば切り花などを束ねた花束の切り口部分を包み、図6に
示すように、輪ゴム13などで仮固定する。
十分に浸潤させた綿などの保水材12で、植物P、例え
ば切り花などを束ねた花束の切り口部分を包み、図6に
示すように、輪ゴム13などで仮固定する。
【0025】次に、保水材12を取り付けた花束Pを、
装着治具20上の保水袋2内に開口3aより挿入させ
る。同時に、その花束Pとともに保水袋2を装着治具2
0内に圧入させる。すなわち、図7に示すように、花束
Pにて保水袋2を装着治具20内に装填させるように圧
入させる。
装着治具20上の保水袋2内に開口3aより挿入させ
る。同時に、その花束Pとともに保水袋2を装着治具2
0内に圧入させる。すなわち、図7に示すように、花束
Pにて保水袋2を装着治具20内に装填させるように圧
入させる。
【0026】すると、圧入された保水袋2の開口3aは
縮径され、保水袋2内に束ねられた花束Pが保持される
ように開口3aが略閉塞状態となる。このとき、保水袋
2は、そのプリーツ6の形状、すなわちその折曲状態か
ら、プリーツの短幅側に長幅側が覆うように折曲して、
開口部3aが縮径するようになっており、図8に示すよ
うに各プリーツ6が同方向に湾曲して長幅のプリーツが
表面側になって略円筒形状になるとともに、図7に示す
ように、鐔部4の各片状体4aが切れ目7により各々が
重なりあう。
縮径され、保水袋2内に束ねられた花束Pが保持される
ように開口3aが略閉塞状態となる。このとき、保水袋
2は、そのプリーツ6の形状、すなわちその折曲状態か
ら、プリーツの短幅側に長幅側が覆うように折曲して、
開口部3aが縮径するようになっており、図8に示すよ
うに各プリーツ6が同方向に湾曲して長幅のプリーツが
表面側になって略円筒形状になるとともに、図7に示す
ように、鐔部4の各片状体4aが切れ目7により各々が
重なりあう。
【0027】次に、装着治具20に花束Pとともに保水
袋2が圧入された状態のまま、開口3a近傍の外周で、
周壁内面3dの帯体8の位置近傍にて、結束部材10を
用い、例えば図9(a)〜(d)に示すような結束方法
にて結束する。
袋2が圧入された状態のまま、開口3a近傍の外周で、
周壁内面3dの帯体8の位置近傍にて、結束部材10を
用い、例えば図9(a)〜(d)に示すような結束方法
にて結束する。
【0028】この結束方法は、まず、結束部材10の一
端10Aを図9(a)に示すように軽く結び目Tをつく
り、次に、図9(b)に示すように、この結束部材10
を保水袋2に一周巻回させたところで前記結び目Tの中
に、結束部材10の中途10Bを折曲して通し、輪Rを
作る。
端10Aを図9(a)に示すように軽く結び目Tをつく
り、次に、図9(b)に示すように、この結束部材10
を保水袋2に一周巻回させたところで前記結び目Tの中
に、結束部材10の中途10Bを折曲して通し、輪Rを
作る。
【0029】次に、結び目Tを固く結び、図9(c)に
示すように、輪Rの中途Raを切断する。そして、結び
目Tを押さえながら、結束部材10の他端10C側を引
き抜き、図9(d)に示すように、結束は終了する。な
お、引き抜かれた結束部材10の他端10C側は、次に
結束する際の一端10Aとなる(図9(d)参照)。
示すように、輪Rの中途Raを切断する。そして、結び
目Tを押さえながら、結束部材10の他端10C側を引
き抜き、図9(d)に示すように、結束は終了する。な
お、引き抜かれた結束部材10の他端10C側は、次に
結束する際の一端10Aとなる(図9(d)参照)。
【0030】結束が終了すると、花束Pへの包装は完了
し、包装材1とともに装着治具20より抜脱される(図
10参照)。
し、包装材1とともに装着治具20より抜脱される(図
10参照)。
【0031】従って、上記のような植物の包装材1によ
れば、保水袋2の形状を、周壁3bにプリーツ6を多数
形成させ、その各プリーツ6が容易に伸縮するよう構成
したので、保水袋2の開口3aの拡縮が容易に行える。
すなわち、このプリーツ加工が施された周壁3bによ
り、保水袋2の開口3aを縮径させる作業が容易に行え
るので、切花などの植物Pの切り口あるいは根部を容易
に保持し、包装することが可能となる。
れば、保水袋2の形状を、周壁3bにプリーツ6を多数
形成させ、その各プリーツ6が容易に伸縮するよう構成
したので、保水袋2の開口3aの拡縮が容易に行える。
すなわち、このプリーツ加工が施された周壁3bによ
り、保水袋2の開口3aを縮径させる作業が容易に行え
るので、切花などの植物Pの切り口あるいは根部を容易
に保持し、包装することが可能となる。
【0032】また、保水袋2の開口3aの拡縮が容易に
行えるので挿入される植物P、例えば花束の根元部分が
大径であっても容易に挿入でき包装が行える。
行えるので挿入される植物P、例えば花束の根元部分が
大径であっても容易に挿入でき包装が行える。
【0033】さらに、保水袋2のプリーツ6の折り幅を
長短を交互に連続した形状としたことにより、長幅のプ
リーツ6が表面となり、縮径状態での外周表面が略円筒
状になるので、結束部材10が取り付けやすく、また、
掴み持った状態が良好となる。
長短を交互に連続した形状としたことにより、長幅のプ
リーツ6が表面となり、縮径状態での外周表面が略円筒
状になるので、結束部材10が取り付けやすく、また、
掴み持った状態が良好となる。
【0034】また、上記包装材1は、保水袋2の本体部
3のプリーツ6を折曲し縮径状態とした際に、この本体
部3に対して拡径状に形成されるフリル状の鐔部4を有
していることから、植物Pなどの挿入後、開口3aを縮
径し、結束部材10にてその外周を結束しても、この結
束部材10が容易に脱落することがなく、確実に植物の
茎部分を包装することが可能となる。また、鐔部4に切
れ目7が形成されているので、縮径させる際に各片状体
4aが重なりあうこととなり、保水袋2の開口3aの縮
径動作がスムーズに行われ、容易に植物Pの包装を行う
ことが可能となる。
3のプリーツ6を折曲し縮径状態とした際に、この本体
部3に対して拡径状に形成されるフリル状の鐔部4を有
していることから、植物Pなどの挿入後、開口3aを縮
径し、結束部材10にてその外周を結束しても、この結
束部材10が容易に脱落することがなく、確実に植物の
茎部分を包装することが可能となる。また、鐔部4に切
れ目7が形成されているので、縮径させる際に各片状体
4aが重なりあうこととなり、保水袋2の開口3aの縮
径動作がスムーズに行われ、容易に植物Pの包装を行う
ことが可能となる。
【0035】また、保水袋2の開口近傍の内壁周面3d
に設けられた帯体8が水分を吸収し膨張することによ
り、保水袋2内の水が開口3aより漏れることがなく、
確実な止水が行える。すなわち、この包装材1により包
装された植物Pは包装材1とともに横臥状態としても水
漏れがなく、段ボール箱などに詰めることが行え、運搬
時の作業が簡便となる。ゆえに、この包装材1によって
包装された植物Pは、保水状態が保たれるので、段ボー
ル箱に詰めても鮮度がすぐに落ちることがなく、商品価
値の低下を招くことがない。
に設けられた帯体8が水分を吸収し膨張することによ
り、保水袋2内の水が開口3aより漏れることがなく、
確実な止水が行える。すなわち、この包装材1により包
装された植物Pは包装材1とともに横臥状態としても水
漏れがなく、段ボール箱などに詰めることが行え、運搬
時の作業が簡便となる。ゆえに、この包装材1によって
包装された植物Pは、保水状態が保たれるので、段ボー
ル箱に詰めても鮮度がすぐに落ちることがなく、商品価
値の低下を招くことがない。
【0036】さらに、上述した実施例による植物の包装
方法によれば、筒状に形成された装着治具20を用い、
この装着治具20に包装材1の保水袋2を植物Pととも
に圧入させる動作のみで、植物Pへの保水袋2の包装作
業が行えるため、従来のように作業者が一方の手で花束
Pを掴持し、他方の手で包装及び結束する作業となら
ず、両手を使用できるので、素早く作業を行うことがで
きるとともに、多数の処理を容易に行うことが可能とな
る。
方法によれば、筒状に形成された装着治具20を用い、
この装着治具20に包装材1の保水袋2を植物Pととも
に圧入させる動作のみで、植物Pへの保水袋2の包装作
業が行えるため、従来のように作業者が一方の手で花束
Pを掴持し、他方の手で包装及び結束する作業となら
ず、両手を使用できるので、素早く作業を行うことがで
きるとともに、多数の処理を容易に行うことが可能とな
る。
【0037】また、このように包装および梱包の作業効
率が向上することから作業者の労働時間の短縮が可能と
なるとともに、植物(花束)Pに対しても採花後から輸
送までの時間が短縮されることとなり、常に新鮮な状態
の花束等が供給することができる。
率が向上することから作業者の労働時間の短縮が可能と
なるとともに、植物(花束)Pに対しても採花後から輸
送までの時間が短縮されることとなり、常に新鮮な状態
の花束等が供給することができる。
【0038】なお、上述した実施例では、包装方法とし
て装着治具20を使用した例について述べたが、保水袋
2内に花束などの植物Pを挿入した後に、装着治具20
を使用せず、この保水袋2を縮径させ、保水袋2の開口
近傍を外周より少なくとも1ヶ所、前述した紐や輪ゴム
などの結束部材10にて結束し、植物Pを保持し包装す
る方法としてもよく、上記同様の効果を得ることができ
る。
て装着治具20を使用した例について述べたが、保水袋
2内に花束などの植物Pを挿入した後に、装着治具20
を使用せず、この保水袋2を縮径させ、保水袋2の開口
近傍を外周より少なくとも1ヶ所、前述した紐や輪ゴム
などの結束部材10にて結束し、植物Pを保持し包装す
る方法としてもよく、上記同様の効果を得ることができ
る。
【0039】また、上述した実施例では、保水袋2の周
壁内面3dに吸水膨張性樹脂の帯体8が設けられている
例について述べたが、図11に示すように、この帯体8
を設けない構成としてもよい。
壁内面3dに吸水膨張性樹脂の帯体8が設けられている
例について述べたが、図11に示すように、この帯体8
を設けない構成としてもよい。
【0040】さらに、上記実施例では、保水材12を綿
よりなる例について述べたが、各種合成繊維の不定形綿
状物、またはシート状に成形された合成繊維などといて
もよく、また、保水袋2の内底部に、予め、おが屑など
の木質パルプ粗粉末や、脱脂された天然繊維などを装填
させ、水などを含浸させる構成としてもよい。
よりなる例について述べたが、各種合成繊維の不定形綿
状物、またはシート状に成形された合成繊維などといて
もよく、また、保水袋2の内底部に、予め、おが屑など
の木質パルプ粗粉末や、脱脂された天然繊維などを装填
させ、水などを含浸させる構成としてもよい。
【0041】また、上記保水材12に含浸される水に
は、切花などの植物Pの鮮度保持のために、花卉延命剤
や栄養剤、成長抑制剤、肥料、鮮度保持剤あるいは水防
腐剤などの薬剤が添加されたものとしてもよい。なお、
この場合、保水袋2の材質を前記薬剤に侵されない材質
で形成するのはもちろんである。
は、切花などの植物Pの鮮度保持のために、花卉延命剤
や栄養剤、成長抑制剤、肥料、鮮度保持剤あるいは水防
腐剤などの薬剤が添加されたものとしてもよい。なお、
この場合、保水袋2の材質を前記薬剤に侵されない材質
で形成するのはもちろんである。
【0042】さらに、上記実施例では、包装材1の保水
袋2の材質以外については述べていないが、この保水袋
2は透明であっても不透明であってもよく、また着色を
施したり、さらに、この保水袋2の表面に印刷を施し意
匠性を付加してもよい。この場合、成形時に刻印や浮き
彫りなどによる図柄や文字などを、包装材1に形成させ
てもよい。
袋2の材質以外については述べていないが、この保水袋
2は透明であっても不透明であってもよく、また着色を
施したり、さらに、この保水袋2の表面に印刷を施し意
匠性を付加してもよい。この場合、成形時に刻印や浮き
彫りなどによる図柄や文字などを、包装材1に形成させ
てもよい。
【0043】また、上述した本実施例では、包装材1の
保水袋2の本体部3に形成されるプリーツ6(折り線6
A,6B)の折曲方向を、図3に示す展開図において実
線を谷折り線,破線を山折り線として成型された例につ
いて述べたが、これら各線の折り方向を逆とし、展開図
における実線を山折り線,破線を谷折り線として折曲し
成型させてもよい。この場合、上述した本実施例では保
水袋2を縮径した際に表出する折り線が螺旋状になる
が、各折り線を逆にして成型した場合は、表出する折り
線がほぼ垂直となる。
保水袋2の本体部3に形成されるプリーツ6(折り線6
A,6B)の折曲方向を、図3に示す展開図において実
線を谷折り線,破線を山折り線として成型された例につ
いて述べたが、これら各線の折り方向を逆とし、展開図
における実線を山折り線,破線を谷折り線として折曲し
成型させてもよい。この場合、上述した本実施例では保
水袋2を縮径した際に表出する折り線が螺旋状になる
が、各折り線を逆にして成型した場合は、表出する折り
線がほぼ垂直となる。
【0044】また、上述した実施例では、結束部材10
を発泡ポリプロピレン製の紐で構成し、保水袋2の開口
を閉塞し結束する例について述べたが、図12に示すよ
うに、保水袋本体3の開口近傍の周縁に近接したプリー
ツ6の一か所にパンチングなどにより貫通孔14を穿設
し、この貫通孔に図13に示すような矢尻形状の係止部
10aが予め設けられている輪ゴム10を挿通させ、こ
の輪ゴム10を本体3の外周に巻回させ、図14に示す
ように、係止部10aと対向位置の端部10bと、係止
部10aとを互いに引っかけ係止させることで、保水袋
本体3の開口を縮径させ結束する構成としてもよい。
を発泡ポリプロピレン製の紐で構成し、保水袋2の開口
を閉塞し結束する例について述べたが、図12に示すよ
うに、保水袋本体3の開口近傍の周縁に近接したプリー
ツ6の一か所にパンチングなどにより貫通孔14を穿設
し、この貫通孔に図13に示すような矢尻形状の係止部
10aが予め設けられている輪ゴム10を挿通させ、こ
の輪ゴム10を本体3の外周に巻回させ、図14に示す
ように、係止部10aと対向位置の端部10bと、係止
部10aとを互いに引っかけ係止させることで、保水袋
本体3の開口を縮径させ結束する構成としてもよい。
【0045】この輪ゴム10によれば、保水袋2の開口
の縮径と結束を容易に、かつ素早く行うことが可能とな
り作業性が向上するとともに、ゴムの弾性力により結束
部分が収縮状態となりかさばらず確実に結束が行え、装
着、包装の作業時間を短縮することが可能となる。ま
た、プリーツ6に形成された貫通孔14に挿通されてい
るので脱落することがない。
の縮径と結束を容易に、かつ素早く行うことが可能とな
り作業性が向上するとともに、ゴムの弾性力により結束
部分が収縮状態となりかさばらず確実に結束が行え、装
着、包装の作業時間を短縮することが可能となる。ま
た、プリーツ6に形成された貫通孔14に挿通されてい
るので脱落することがない。
【0046】また、通常の輪ゴムを結束部材10とした
場合、装着治具20の開口部21に近接した外側上部
に、図15に示すように、予めこの輪ゴムを拡げて掛け
ておき、植物Pとともに保水袋2が装着治具20内に圧
入され、保水袋2の開口3aが縮径された後に、輪ゴム
10を上方にずらして(図中矢線A)開口部21周縁よ
り、保水袋2の外周へ輪ゴム10の弾性復帰力にて結束
させる方法としてもよい。この場合、装着治具20の外
側に、予め輪ゴム10を多数掛けておけば、結束作業が
連続して行え、包装作業を簡便に行うことができる。
場合、装着治具20の開口部21に近接した外側上部
に、図15に示すように、予めこの輪ゴムを拡げて掛け
ておき、植物Pとともに保水袋2が装着治具20内に圧
入され、保水袋2の開口3aが縮径された後に、輪ゴム
10を上方にずらして(図中矢線A)開口部21周縁よ
り、保水袋2の外周へ輪ゴム10の弾性復帰力にて結束
させる方法としてもよい。この場合、装着治具20の外
側に、予め輪ゴム10を多数掛けておけば、結束作業が
連続して行え、包装作業を簡便に行うことができる。
【0047】さらに、上述した実施例では、装着治具2
0の形状を円筒形状とした例について述べたが、多角筒
形状、例えば図16に示すような四角筒形状で構成して
もよい。この場合、この装着治具20を隙間なく並設さ
せることが可能となり、植物Pの包装作業を連続して複
数並行して行うことが可能となり、多量の処理を行うこ
とが可能となる。
0の形状を円筒形状とした例について述べたが、多角筒
形状、例えば図16に示すような四角筒形状で構成して
もよい。この場合、この装着治具20を隙間なく並設さ
せることが可能となり、植物Pの包装作業を連続して複
数並行して行うことが可能となり、多量の処理を行うこ
とが可能となる。
【0048】また、上述した植物の包装材1によれば、
花束など植物Pのみを束ね、保水袋2内に挿入し包装す
る例について述べたが、植物Pの束とともに、紙,天然
の有機繊維や合成の有機繊維,あるいは無機繊維などを
縒って構成させた可撓性を有する紐状のものを芯材11
aとして、この芯材11aに吸水膨張性樹脂を含浸させ
その表面にも同樹脂を塗布して乾燥させた吸水膨張性止
水材11を一緒に束ね、図17に示すように保水袋2内
に挿入し包装する構成としてもよい。この場合、芯材1
1aに含浸および塗布される吸水膨張性樹脂は、前述し
た保水袋2本体部3の周壁内面に3a設けられる帯体8
の材質と同等の材質のものとし、保水袋2の開口3a
を、縮径させ閉塞した後、帯体8の位置付近にて、保水
袋2の外周を結束部材10によって結束させる。
花束など植物Pのみを束ね、保水袋2内に挿入し包装す
る例について述べたが、植物Pの束とともに、紙,天然
の有機繊維や合成の有機繊維,あるいは無機繊維などを
縒って構成させた可撓性を有する紐状のものを芯材11
aとして、この芯材11aに吸水膨張性樹脂を含浸させ
その表面にも同樹脂を塗布して乾燥させた吸水膨張性止
水材11を一緒に束ね、図17に示すように保水袋2内
に挿入し包装する構成としてもよい。この場合、芯材1
1aに含浸および塗布される吸水膨張性樹脂は、前述し
た保水袋2本体部3の周壁内面に3a設けられる帯体8
の材質と同等の材質のものとし、保水袋2の開口3a
を、縮径させ閉塞した後、帯体8の位置付近にて、保水
袋2の外周を結束部材10によって結束させる。
【0049】そして結束後、保水袋2内の水を、植物P
とともに束ねた吸水膨張性止水材11、および保水袋2
内面3dの帯体8に触れさせると、帯体8は水分を吸収
して吸水膨張性樹脂が膨張し、紐状の吸水膨張性止水材
11はその表面に塗布されている吸水膨張性樹脂が芯材
11aを中心にその直径方向、すなわち略2次元的に体
積が増大し膨張して、図18に示すように、保水袋周壁
内面2aの帯体、および紐状の吸水膨張性止水材11は
それぞれゲル状に変化し、植物(花束)Pの各茎Paと
保水袋周壁内面3dとの間隙、および各茎Pa間の間隙
を充填されるように埋めてしまう。なお、吸水膨張性止
水材11は図18に示されるように芯材11aのみが残
る。これにより、保水袋2内の植物(花束)Pの茎Pa
部分は確実に保持され、各茎Pa間や茎と葉との間隙、
茎Pa部分と保水袋2間との間隙からの漏水が防止され
る。
とともに束ねた吸水膨張性止水材11、および保水袋2
内面3dの帯体8に触れさせると、帯体8は水分を吸収
して吸水膨張性樹脂が膨張し、紐状の吸水膨張性止水材
11はその表面に塗布されている吸水膨張性樹脂が芯材
11aを中心にその直径方向、すなわち略2次元的に体
積が増大し膨張して、図18に示すように、保水袋周壁
内面2aの帯体、および紐状の吸水膨張性止水材11は
それぞれゲル状に変化し、植物(花束)Pの各茎Paと
保水袋周壁内面3dとの間隙、および各茎Pa間の間隙
を充填されるように埋めてしまう。なお、吸水膨張性止
水材11は図18に示されるように芯材11aのみが残
る。これにより、保水袋2内の植物(花束)Pの茎Pa
部分は確実に保持され、各茎Pa間や茎と葉との間隙、
茎Pa部分と保水袋2間との間隙からの漏水が防止され
る。
【0050】なお、上記実施例では包装材1に切花など
の花束を包装する例について述べたが生鮮野菜を包装し
ても同様の効果が得られる。また、苗木の包装や、挿し
木,接ぎ木の育成用のために包装することも可能であ
る。
の花束を包装する例について述べたが生鮮野菜を包装し
ても同様の効果が得られる。また、苗木の包装や、挿し
木,接ぎ木の育成用のために包装することも可能であ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明による植物の
包装材によれば、保水袋の形状を、周壁にプリーツを多
数形成させ、その各プリーツが容易に伸縮するよう構成
したので、保水袋の開口の拡縮が容易に行えるという効
果があり、このプリーツ加工が施された周壁により、保
水袋の開口を縮径させる作業が容易に行えるので、切花
などの植物の切り口あるいは根部を容易に保持し、包装
することができるという効果がある。
包装材によれば、保水袋の形状を、周壁にプリーツを多
数形成させ、その各プリーツが容易に伸縮するよう構成
したので、保水袋の開口の拡縮が容易に行えるという効
果があり、このプリーツ加工が施された周壁により、保
水袋の開口を縮径させる作業が容易に行えるので、切花
などの植物の切り口あるいは根部を容易に保持し、包装
することができるという効果がある。
【0052】また、保水袋の開口の拡縮が容易に行える
ので挿入される植物、例えば花束の根元部分が大径であ
っても容易に挿入でき包装が行えるという効果がある。
ので挿入される植物、例えば花束の根元部分が大径であ
っても容易に挿入でき包装が行えるという効果がある。
【0053】さらに、保水袋のプリーツの折り幅を長短
を交互に連続した形状としたことにより、長幅のプリー
ツが表面となり、縮径状態での外周表面が略円筒状にな
るので、結束部材が取り付けやすく、また、掴み持った
状態が良好となるという効果がある。
を交互に連続した形状としたことにより、長幅のプリー
ツが表面となり、縮径状態での外周表面が略円筒状にな
るので、結束部材が取り付けやすく、また、掴み持った
状態が良好となるという効果がある。
【0054】また、この包装材によれば、保水袋の本体
部のプリーツを折曲し縮径状態とした際に、この本体部
に対して拡径状に形成されるフリル状の鐔部を有してい
ることから、植物などの挿入後、開口を縮径し、結束部
材にてその外周を結束しても、この結束部材が容易に脱
落することがなく、確実に植物の茎部分を包装すること
ができるという効果がある。また、この鐔部に切れ目が
形成されているので、縮径させる際に保水袋の開口の縮
径動作がスムーズにかつ容易に行われ、簡便に植物の包
装を行うことができるという効果がある。
部のプリーツを折曲し縮径状態とした際に、この本体部
に対して拡径状に形成されるフリル状の鐔部を有してい
ることから、植物などの挿入後、開口を縮径し、結束部
材にてその外周を結束しても、この結束部材が容易に脱
落することがなく、確実に植物の茎部分を包装すること
ができるという効果がある。また、この鐔部に切れ目が
形成されているので、縮径させる際に保水袋の開口の縮
径動作がスムーズにかつ容易に行われ、簡便に植物の包
装を行うことができるという効果がある。
【0055】また、保水袋の開口近傍の内壁周面に設け
られた帯体が水分を吸収し膨張することにより、保水袋
内の水が開口より漏れることがなく、確実な止水が行
え、すなわち、この包装材により包装された植物は包装
材とともに横臥状態としても水漏れがなく、段ボール箱
などに詰めることが可能となり、運搬時の作業が簡便と
なるという効果があり、また、この包装材によって包装
された植物が、保水状態に保たれるので、段ボール箱に
詰めても鮮度がすぐに落ちることがなく、梱包状態での
一時貯蔵が行えるとともに、商品価値の低下を招くこと
がなく鮮度の良好な植物を提供できるという効果があ
る。
られた帯体が水分を吸収し膨張することにより、保水袋
内の水が開口より漏れることがなく、確実な止水が行
え、すなわち、この包装材により包装された植物は包装
材とともに横臥状態としても水漏れがなく、段ボール箱
などに詰めることが可能となり、運搬時の作業が簡便と
なるという効果があり、また、この包装材によって包装
された植物が、保水状態に保たれるので、段ボール箱に
詰めても鮮度がすぐに落ちることがなく、梱包状態での
一時貯蔵が行えるとともに、商品価値の低下を招くこと
がなく鮮度の良好な植物を提供できるという効果があ
る。
【0056】さらに、本発明による植物の包装方法によ
れば、筒状に形成された装着治具を用い、この装着治具
に包装材の保水袋を植物とともに圧入させる動作のみ
で、植物への保水袋の包装作業が行えるため、従来のよ
うに作業者が一方の手で花束を掴持し、他方の手で包装
及び結束する作業とならず、両手を使用できるので、素
早く作業を行うことができるとともに、多数の処理を容
易に行うことができるという効果がある。
れば、筒状に形成された装着治具を用い、この装着治具
に包装材の保水袋を植物とともに圧入させる動作のみ
で、植物への保水袋の包装作業が行えるため、従来のよ
うに作業者が一方の手で花束を掴持し、他方の手で包装
及び結束する作業とならず、両手を使用できるので、素
早く作業を行うことができるとともに、多数の処理を容
易に行うことができるという効果がある。
【0057】また、このように包装および梱包の作業効
率が向上することから作業者の労働時間の短縮が可能と
なるとともに、植物(花束)に対しても採花後から輸送
までの時間が短縮されることとなり、常に新鮮な状態の
花束等が供給することができるという効果がある。
率が向上することから作業者の労働時間の短縮が可能と
なるとともに、植物(花束)に対しても採花後から輸送
までの時間が短縮されることとなり、常に新鮮な状態の
花束等が供給することができるという効果がある。
【図1】本発明による植物の包装材の一実施例を示す斜
視図
視図
【図2】同実施例による保水袋の平面図
【図3】同実施例による保水袋の展開図
【図4】本発明による植物の包装方法に使用される装着
治具の一実施例を示す斜視図
治具の一実施例を示す斜視図
【図5】同実施例による植物の包装方法を示す斜視図
【図6】同実施例による植物の包装方法を示す斜視図
【図7】同実施例による植物の包装方法を示す斜視図
【図8】同実施例による包装材の植物包装状態を示す断
面図
面図
【図9】(a)〜(d)同実施例による結束部材の結束
方法の手順を示す説明図
方法の手順を示す説明図
【図10】同実施例による包装材の植物包装状態を示す
斜視図
斜視図
【図11】他の実施例による保水袋の斜視図
【図12】他の実施例による保水袋の斜視図
【図13】他の実施例による包装材の結束部材の斜視図
【図14】同他の実施例の結束部材を用いた包装材の植
物包装状態の斜視図
物包装状態の斜視図
【図15】他の実施例による包装材の結束部材を使用す
る際の装着治具の斜視図
る際の装着治具の斜視図
【図16】他の実施例による装着治具の斜視図
【図17】他の実施例による植物包装状態の断面図
【図18】他の実施例による植物包装状態の断面図
1…包装材 2…保水袋 3…本体部 3a…開口 3b…周壁 3c…周縁 3d…周壁内面 4…鐔部 5…底部 6…プリーツ 7…切れ目 8…帯体 10…結束部材 20…装着治具 21…開口部 P…植物(花束)
Claims (4)
- 【請求項1】 可撓性を有した防水性の材質で袋状に形
成された本体部の周壁に折り幅を長短交互に連続させた
プリーツが多数形成されるとともに、該本体部の開口の
周縁に前記プリーツに連続した切れ目を有するフリル状
の鐔部が一体に形成され、前記プリーツの伸縮によって
開口の拡縮を自在とした保水袋と、 前記保水袋の開口を縮径し該開口の近傍位置にて本体部
を外周より結束し、該開口を閉塞状態とする結束部材
と、 を具備したことを特徴とする植物の包装材。 - 【請求項2】 可撓性を有した防水性の材質で袋状に形
成された本体部の周壁に折り幅を長短交互に連続させた
プリーツが多数形成されるとともに、該本体部の開口の
周縁に前記プリーツに連続した切れ目を有するフリル状
の鐔部が一体に形成され、前記プリーツの伸縮によって
開口の拡縮を自在とし、かつ該開口の近傍の周壁内面に
吸水膨張性樹脂の帯体が周方向に設けられている保水袋
と、 前記保水袋の開口を縮径し該開口の近傍位置にて本体部
を外周より結束し、該開口を閉塞状態とする結束部材
と、 を具備したことを特徴とする植物の包装材。 - 【請求項3】 保水袋の内部に植物の切り口あるいは根
部を挿入し、該保水袋の開口部を結束して植物を保持し
包装する植物の包装方法において、 前記保水袋は、可撓性を有した防水性の材質で袋状に形
成されるとともに、周壁に折り幅を長短交互に連続させ
たプリーツが多数形成され、かつ開口の周縁に前記プリ
ーツに連続した切れ目を有するフリル状の鐔部が一体に
形成され、前記プリーツの伸縮によって前記開口の拡縮
が自在とされており、 該保水袋に植物を挿入した後に、保水袋の開口を縮径さ
せ、該保水袋の開口近傍を外周より少なくとも1ヶ所結
束して前記植物を保持することを特徴とする植物の包装
方法。 - 【請求項4】 保水袋の内部に植物の切り口あるいは根
部を挿入し、該保水袋の開口部を結束して植物を保持し
包装する植物の包装方法において、 上部に開口部を有する筒状の装着治具を設け、 可撓性を有した防水性の材質で袋状に形成されるととも
に、周壁に折り幅を長短交互に連続させたプリーツが多
数形成され、かつ開口の周縁に前記プリーツに連続した
切れ目を有するフリル状の鐔部が一体に形成され、前記
プリーツの伸縮によって前記開口の拡縮が自在とされた
前記保水袋の底部を、前記装着治具の上部開口部に載置
し、 該保水袋内に前記植物を挿入し、 該植物とともに前記保水袋を前記装着治具内に圧入して
前記保水袋の開口を縮径させ、 該保水袋の開口近傍を外周より少なくとも1ヶ所結束し
て前記植物を保持することを特徴とする植物の包装方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6034668A JPH07242283A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 植物の包装材とその包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6034668A JPH07242283A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 植物の包装材とその包装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07242283A true JPH07242283A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12420817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6034668A Pending JPH07242283A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 植物の包装材とその包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07242283A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008000277A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Tanaka Design Office:Kk | 花束用グリップ、及び容器 |
| KR101008233B1 (ko) * | 2010-12-15 | 2011-01-18 | 세실리아 김 | 화분 포장지 및 이를 이용한 화분 포장 방법 |
| JP2022091368A (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-21 | 株式会社リーフ | 鉢植え植物の配送箱 |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP6034668A patent/JPH07242283A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008000277A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Tanaka Design Office:Kk | 花束用グリップ、及び容器 |
| KR101008233B1 (ko) * | 2010-12-15 | 2011-01-18 | 세실리아 김 | 화분 포장지 및 이를 이용한 화분 포장 방법 |
| JP2022091368A (ja) * | 2020-12-09 | 2022-06-21 | 株式会社リーフ | 鉢植え植物の配送箱 |
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