JPH07242376A - エレベータ制御装置の停電時着床装置 - Google Patents
エレベータ制御装置の停電時着床装置Info
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- JPH07242376A JPH07242376A JP6035589A JP3558994A JPH07242376A JP H07242376 A JPH07242376 A JP H07242376A JP 6035589 A JP6035589 A JP 6035589A JP 3558994 A JP3558994 A JP 3558994A JP H07242376 A JPH07242376 A JP H07242376A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】回生抵抗及び回生制御用半導体スイッチを必要
とせず、回生モード運転を行なうことができ、装置の小
形化、低コスト化及び回路の簡略化を図る。 【構成】平滑コンデンサ5の直流電圧を検出する検出装
置14、5の直流電圧よりVVVF制御を行なうインバ
ータ6、6の出力によりかごを駆動する電動機7、直流
制動開始電圧および直流制動終了電圧を設定する電圧設
定器16,17、14の検出電圧ならびに16,17の
設定出力を入力し、両者の比較に基づき停電時救出運転
指令が入力されたとき制動開始指令および制動終了指令
を出力する比較器15、15から指令が生じなく14の
検出電圧が制動開始電圧以下の時は、回生制御により回
生エネルギを2の直流回路に返還して5を充電し、15
から制動開始指令が発生してから制動終了指令が生じる
まで6のプラス側の素子1個およびマイナス側の素子2
個を同時に点弧させる位相制御器20を備えたもの。
とせず、回生モード運転を行なうことができ、装置の小
形化、低コスト化及び回路の簡略化を図る。 【構成】平滑コンデンサ5の直流電圧を検出する検出装
置14、5の直流電圧よりVVVF制御を行なうインバ
ータ6、6の出力によりかごを駆動する電動機7、直流
制動開始電圧および直流制動終了電圧を設定する電圧設
定器16,17、14の検出電圧ならびに16,17の
設定出力を入力し、両者の比較に基づき停電時救出運転
指令が入力されたとき制動開始指令および制動終了指令
を出力する比較器15、15から指令が生じなく14の
検出電圧が制動開始電圧以下の時は、回生制御により回
生エネルギを2の直流回路に返還して5を充電し、15
から制動開始指令が発生してから制動終了指令が生じる
まで6のプラス側の素子1個およびマイナス側の素子2
個を同時に点弧させる位相制御器20を備えたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源回生制御回路付エ
レベータ制御装置の停電時着床装置に関する。
レベータ制御装置の停電時着床装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源回生付エレベータ制御装置の
停電時着床装置として図5及び図6の構成がある。図5
は主制御装置により停電時救出運転を行なうもので停電
時着床装置は蓄電池より主制御装置に電力を供給するこ
とを目的としている。
停電時着床装置として図5及び図6の構成がある。図5
は主制御装置により停電時救出運転を行なうもので停電
時着床装置は蓄電池より主制御装置に電力を供給するこ
とを目的としている。
【0003】又図6は停電時救出運転用インバータ装置
を専用に持っておりそのインバータ装置により停電時救
出運転を行なうものである。これらの図について簡単に
説明する。
を専用に持っておりそのインバータ装置により停電時救
出運転を行なうものである。これらの図について簡単に
説明する。
【0004】図5において、1は三相交流電源、2は三
相交流電源1を整流及び昇圧又は回生制御を行なうイン
バータ装置、3は停電時救出運転時の回生エネルギーで
吸収する回生抵抗、4は回生抵抗3に回生エネルギーを
吸収させるための回生制御用半導体スイッチ、5は直流
電圧平滑用平滑コンデンサ、6は直流平滑コンデンサ6
の直流電圧を可変電圧可変周波数の電力に変換するイン
バータ装置、7はインバータ装置6の電力の供給を受け
て駆動する三相誘導電動機(以下電動機と称す)であ
る。8は停電時着床装置に設けた停電時救出運転用蓄電
池、9は通常運転時と停電時救出運転時の主回路の接続
を切換える直流コンタクタ、10は平滑コンデンサ5の
直流電圧が上昇しても蓄電池8の方へ電流が流れないよ
うにした逆流防止用ダイオードである。
相交流電源1を整流及び昇圧又は回生制御を行なうイン
バータ装置、3は停電時救出運転時の回生エネルギーで
吸収する回生抵抗、4は回生抵抗3に回生エネルギーを
吸収させるための回生制御用半導体スイッチ、5は直流
電圧平滑用平滑コンデンサ、6は直流平滑コンデンサ6
の直流電圧を可変電圧可変周波数の電力に変換するイン
バータ装置、7はインバータ装置6の電力の供給を受け
て駆動する三相誘導電動機(以下電動機と称す)であ
る。8は停電時着床装置に設けた停電時救出運転用蓄電
池、9は通常運転時と停電時救出運転時の主回路の接続
を切換える直流コンタクタ、10は平滑コンデンサ5の
直流電圧が上昇しても蓄電池8の方へ電流が流れないよ
うにした逆流防止用ダイオードである。
【0005】以下、図5の動作について簡単に説明す
る。通常運転時は三相交流電源1をコンバータ装置2で
一定の直流電圧に制御しカ行モード運転時は三相交流電
源1のエネルギーをインバータ装置6を介して電動機7
に供給し、又、回生モード運転時は電動機の回生エネル
ギーをインバータ装置6及びコンバータ装置2を介して
三相交流電源1に返還し電源回生を行なっている。一
方、停電時には直流コンタクタ9を閉成しカ行モード運
転時は蓄電池8のエネルギーを直流平滑コンデンサ5及
びインバータ装置6を介して電動機7に供給して救出運
転を行ない、又、回生モード運転時には平滑コンデンサ
5の両端直流電圧が上昇し設定電圧を越えた場合には回
生制御用半導体スイッチ4を点弧させて回生抵抗3に回
生エネルギーを消費するようにしている。
る。通常運転時は三相交流電源1をコンバータ装置2で
一定の直流電圧に制御しカ行モード運転時は三相交流電
源1のエネルギーをインバータ装置6を介して電動機7
に供給し、又、回生モード運転時は電動機の回生エネル
ギーをインバータ装置6及びコンバータ装置2を介して
三相交流電源1に返還し電源回生を行なっている。一
方、停電時には直流コンタクタ9を閉成しカ行モード運
転時は蓄電池8のエネルギーを直流平滑コンデンサ5及
びインバータ装置6を介して電動機7に供給して救出運
転を行ない、又、回生モード運転時には平滑コンデンサ
5の両端直流電圧が上昇し設定電圧を越えた場合には回
生制御用半導体スイッチ4を点弧させて回生抵抗3に回
生エネルギーを消費するようにしている。
【0006】次に、図6について説明する。図6におい
て、図5と同じ部分には同一番号を付してその説明を省
略する。図中11は通常運転時に電動機7にインバータ
制御電力を供給するための三相交流接触器、12は停電
時救出運転専用のインバータ装置、13はインバータ装
置12の制御電力を供給するための三相交流接触器であ
る。
て、図5と同じ部分には同一番号を付してその説明を省
略する。図中11は通常運転時に電動機7にインバータ
制御電力を供給するための三相交流接触器、12は停電
時救出運転専用のインバータ装置、13はインバータ装
置12の制御電力を供給するための三相交流接触器であ
る。
【0007】図6の動作について簡単に説明する。通常
運転時は接触器11が閉成しておりカ行回生運転モード
運転は図5と同じである。停電時には、接触器11が開
放するとともに、接触器13が閉成し停電時救出運転専
用のインバータ装置12を制御することによって停電時
救出運転を行なう。回生モード運転時は図5と同様回生
抵抗3及び回生制御用半導体スイッチ4により回生制御
を行なっている。
運転時は接触器11が閉成しておりカ行回生運転モード
運転は図5と同じである。停電時には、接触器11が開
放するとともに、接触器13が閉成し停電時救出運転専
用のインバータ装置12を制御することによって停電時
救出運転を行なう。回生モード運転時は図5と同様回生
抵抗3及び回生制御用半導体スイッチ4により回生制御
を行なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
図5、図6の例ではいずれの場合も、三相交流電源1が
停電しているため電源回生ができず、回生抵抗3及び回
生制御用半導体スイッチ4が必要となり、回生エネルギ
ーが大きくなるエレベータにおいては回生抵抗3及び回
生制御用半導体スイッチ4が大きくなり、制御装置自体
が大形化されるとともに、回路が複雑となりコスト高と
なっていた。
図5、図6の例ではいずれの場合も、三相交流電源1が
停電しているため電源回生ができず、回生抵抗3及び回
生制御用半導体スイッチ4が必要となり、回生エネルギ
ーが大きくなるエレベータにおいては回生抵抗3及び回
生制御用半導体スイッチ4が大きくなり、制御装置自体
が大形化されるとともに、回路が複雑となりコスト高と
なっていた。
【0009】本発明は回生抵抗及び回生制御用半導体ス
イッチを必要としなくても、回生モード運転を行なうこ
とができ、装置の小形化、低コスト化及び回路の簡略化
を図ることができるエレベータ制御装置の停電時着床装
置を提供することを目的とする。
イッチを必要としなくても、回生モード運転を行なうこ
とができ、装置の小形化、低コスト化及び回路の簡略化
を図ることができるエレベータ制御装置の停電時着床装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、電源回生制御回路付エ
レベータ制御装置の停電時着床装置において、三相交流
電源からの交流を直流に変換するコンバータ装置と、こ
のコンバータ装置の出力を平滑する平滑コンデンサと、
この平滑コンデンサの直流電圧を検出する直流電圧検出
装置と、前記平滑コンデンサの直流電圧を交流電圧に変
換する可変電圧可変周波数インバータ装置と、このイン
バータ装置の出力によりエレベータかごを駆動するかご
駆動用三相交流電動機と、直流制動開始電圧および直流
制動終了電圧を設定する電圧設定器と、前記直流電圧検
出装置の検出電圧ならびに前記電圧設定器の設定出力を
入力し、両者の比較に基づき停電時救出運転指令が入力
されたときにおいて直流制動開始指令および直流制動終
了指令を出力する比較器と、この比較器から指令が生じ
なく前記直流電圧検出装置の検出電圧が前記制動開始電
圧以下の時は、回生制御により回生エネルギーを前記コ
ンバータ装置の直流回路に返還して前記平滑コンデンサ
を充電し、前記比較器から直流制動開始指令が発生して
から直流制動終了指令が生じるまで前記インバータ装置
を構成しているプラス側の素子1個およびマイナス側の
素子2個を同時に点弧させる位相制御器と、を具備した
エレベータ制御装置の停電時着床装置である。
め、請求項1に対応する発明は、電源回生制御回路付エ
レベータ制御装置の停電時着床装置において、三相交流
電源からの交流を直流に変換するコンバータ装置と、こ
のコンバータ装置の出力を平滑する平滑コンデンサと、
この平滑コンデンサの直流電圧を検出する直流電圧検出
装置と、前記平滑コンデンサの直流電圧を交流電圧に変
換する可変電圧可変周波数インバータ装置と、このイン
バータ装置の出力によりエレベータかごを駆動するかご
駆動用三相交流電動機と、直流制動開始電圧および直流
制動終了電圧を設定する電圧設定器と、前記直流電圧検
出装置の検出電圧ならびに前記電圧設定器の設定出力を
入力し、両者の比較に基づき停電時救出運転指令が入力
されたときにおいて直流制動開始指令および直流制動終
了指令を出力する比較器と、この比較器から指令が生じ
なく前記直流電圧検出装置の検出電圧が前記制動開始電
圧以下の時は、回生制御により回生エネルギーを前記コ
ンバータ装置の直流回路に返還して前記平滑コンデンサ
を充電し、前記比較器から直流制動開始指令が発生して
から直流制動終了指令が生じるまで前記インバータ装置
を構成しているプラス側の素子1個およびマイナス側の
素子2個を同時に点弧させる位相制御器と、を具備した
エレベータ制御装置の停電時着床装置である。
【0011】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、停電時救出運転時の直流制動をか
ける際に、前記インバータ装置を構成しているプラス側
の素子1個およびマイナス側の素子1個だけを点弧させ
て前記電動機に直流電圧を印加する位相制御器を備えた
エレベータ制御装置の停電時着床装置である。
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、停電時救出運転時の直流制動をか
ける際に、前記インバータ装置を構成しているプラス側
の素子1個およびマイナス側の素子1個だけを点弧させ
て前記電動機に直流電圧を印加する位相制御器を備えた
エレベータ制御装置の停電時着床装置である。
【0012】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、停電時救出運転時の回生モード運
転を行なう場合、回生制御により前記電動機の回生エネ
ルギーを前記平滑コンデンサに返還するときには、該平
滑コンデンサの両端の直流電圧の上限置を通常運転時に
設定している直流電圧とし、直流制動により前記平滑コ
ンデンサの直流エネルギーを前記電動機に供給する時の
直流電圧の上限値は、停電時救出運転時に電力を供給す
る蓄電池の直流電圧以上とするようにしたエレベータの
制御装置の停電時着床装置である。
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、停電時救出運転時の回生モード運
転を行なう場合、回生制御により前記電動機の回生エネ
ルギーを前記平滑コンデンサに返還するときには、該平
滑コンデンサの両端の直流電圧の上限置を通常運転時に
設定している直流電圧とし、直流制動により前記平滑コ
ンデンサの直流エネルギーを前記電動機に供給する時の
直流電圧の上限値は、停電時救出運転時に電力を供給す
る蓄電池の直流電圧以上とするようにしたエレベータの
制御装置の停電時着床装置である。
【0013】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、停電時救出運転時の回生モード運
転を行なう場合、回生制御により前記電動機を駆動する
トルクと直流制御時に前記電動機に与える制動トルクが
等しくなるように直流制動トルク制御を行なうようにし
たエレベータ制御装置の停電時着床装置である。
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、停電時救出運転時の回生モード運
転を行なう場合、回生制御により前記電動機を駆動する
トルクと直流制御時に前記電動機に与える制動トルクが
等しくなるように直流制動トルク制御を行なうようにし
たエレベータ制御装置の停電時着床装置である。
【0014】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、主制御装置と異なる停電時救出運
転専用のインバータ装置を有し、このインバータ装置に
より停電時救出運転を行なう場合であって、回生モード
運転時には回生制御により回生エネルギーを直流回路に
返還し、直流電圧が上昇し、設定電圧を越えたら直流制
動に切換えて回生モード運転を行なうようにしたエレベ
ータ制御装置の停電時着床装置である。
する発明は、請求項1記載のエレベータ制御装置の停電
時着床装置において、主制御装置と異なる停電時救出運
転専用のインバータ装置を有し、このインバータ装置に
より停電時救出運転を行なう場合であって、回生モード
運転時には回生制御により回生エネルギーを直流回路に
返還し、直流電圧が上昇し、設定電圧を越えたら直流制
動に切換えて回生モード運転を行なうようにしたエレベ
ータ制御装置の停電時着床装置である。
【0015】
【作用】請求項1〜請求項5に対応する発明によれば、
停電時救出運転時の回生モード運転時は直流電圧が設定
電圧より低い場合には電動機の回生エネルギーはそのま
ま直流回路に返還し、直流電圧が設定電圧を越えた時に
はインバータ装置を構成する素子を点弧させることによ
り電動機に直流制御をかけて回生モード運転を行なうよ
うにしたので、停電時の回生モード運転時で電源回生が
できない場合でも、回生抵抗及び回生制御用半導体スイ
ッチを使用することなく、比較的簡単に回生モード時の
救出運転が可能となり装置の小形、低価格化及び回路の
簡略化を図ることができる。
停電時救出運転時の回生モード運転時は直流電圧が設定
電圧より低い場合には電動機の回生エネルギーはそのま
ま直流回路に返還し、直流電圧が設定電圧を越えた時に
はインバータ装置を構成する素子を点弧させることによ
り電動機に直流制御をかけて回生モード運転を行なうよ
うにしたので、停電時の回生モード運転時で電源回生が
できない場合でも、回生抵抗及び回生制御用半導体スイ
ッチを使用することなく、比較的簡単に回生モード時の
救出運転が可能となり装置の小形、低価格化及び回路の
簡略化を図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は発明の第1実施例を示す回路図であ
り、図5、図6と同一部分には同一符号を付しその説明
は省略する。14は直流電圧検出器、16は直流制動開
始電圧を設定するための直流制動開始電圧設定器(ボリ
ューム)、17は直流制動終了電圧を設定するための直
流制動終了電圧設定器(ボリューム)、22aは停電を
検出し停電時救出運転を行なう場合の停電時救出運転指
令信号である。
説明する。図1は発明の第1実施例を示す回路図であ
り、図5、図6と同一部分には同一符号を付しその説明
は省略する。14は直流電圧検出器、16は直流制動開
始電圧を設定するための直流制動開始電圧設定器(ボリ
ューム)、17は直流制動終了電圧を設定するための直
流制動終了電圧設定器(ボリューム)、22aは停電を
検出し停電時救出運転を行なう場合の停電時救出運転指
令信号である。
【0017】15は比較器で、直流電圧検出器の検出信
号14a、停電時救出運転指令信号22a,直流制動開
始電圧設定器16の出力信号及び直流制動終了始電圧設
定器17の出力信号を入力して直流制動を実施するかど
うかを判断する。
号14a、停電時救出運転指令信号22a,直流制動開
始電圧設定器16の出力信号及び直流制動終了始電圧設
定器17の出力信号を入力して直流制動を実施するかど
うかを判断する。
【0018】18は通常運転及び停電時救出運転時の速
度制御を司る速度制御器、19は速度制御器18と同様
の電流制御を司る電流制御器、20は通常運転時は電流
制御器19の信号により制御し、又、停電時救出運転時
は電流制御器19の信号及び比較器15の信号により制
御するPWM制御器、21は電流検出器である。
度制御を司る速度制御器、19は速度制御器18と同様
の電流制御を司る電流制御器、20は通常運転時は電流
制御器19の信号により制御し、又、停電時救出運転時
は電流制御器19の信号及び比較器15の信号により制
御するPWM制御器、21は電流検出器である。
【0019】次に、本実施例の動作について、図2、図
3により説明する。停電時救出運転の回生モード運転は
まず動き始めは直流電圧Vdcは蓄電池8の直流電圧VB
より回生制御により直流制動開始電圧VA まで上昇す
る。又、VA を検出した時点で比較器15によりPWM
制御器20に直流制動指令が送られ直流制動が開始され
る。ta は回生制御区間、tb は直流制御区間である。
3により説明する。停電時救出運転の回生モード運転は
まず動き始めは直流電圧Vdcは蓄電池8の直流電圧VB
より回生制御により直流制動開始電圧VA まで上昇す
る。又、VA を検出した時点で比較器15によりPWM
制御器20に直流制動指令が送られ直流制動が開始され
る。ta は回生制御区間、tb は直流制御区間である。
【0020】ここで、直流制動について簡単に説明する
と、(+)側素子の1個(例えばQ1素子)と(−)側
素子の2個(例えばQ6、Q2素子)を同時に点弧した
場合電動機7の巻線には、直流電圧が印加され、図3の
等価回路に示す通り、1次電流I1 及び2次電流I2 が
流れる。
と、(+)側素子の1個(例えばQ1素子)と(−)側
素子の2個(例えばQ6、Q2素子)を同時に点弧した
場合電動機7の巻線には、直流電圧が印加され、図3の
等価回路に示す通り、1次電流I1 及び2次電流I2 が
流れる。
【0021】図3において、X2 は2次リアクタンス、
Xm は励磁リアクタンス、R2 は2次抵抗、ωs は同期
角速度、ω2 は回転子角速度、Vdcは直流電圧、VB は
バッテリ電圧である。
Xm は励磁リアクタンス、R2 は2次抵抗、ωs は同期
角速度、ω2 は回転子角速度、Vdcは直流電圧、VB は
バッテリ電圧である。
【0022】この時に電動機に発生する制動トルクTB
は一般的に次式で表される。 TB =−3I2 2 ・R2 (ωs /ω2 ) ここで R2 =2次抵抗 ωs =同期角速度 ω2 =回転子角速度 又、第4図よりI1 =Id +I2Id =V(dc/jXm )I2 =Vdc/[(R2 ωs /ω2 )+jX2 ] が成立つ。
は一般的に次式で表される。 TB =−3I2 2 ・R2 (ωs /ω2 ) ここで R2 =2次抵抗 ωs =同期角速度 ω2 =回転子角速度 又、第4図よりI1 =Id +I2Id =V(dc/jXm )I2 =Vdc/[(R2 ωs /ω2 )+jX2 ] が成立つ。
【0023】ただし、Xm =励磁リアクタンス、X2 ]
=2次リアクタンスである。以上のことから TB =[−3I1 2 Xm 2 R2 (ωs /ω2 )] ÷{[R2 (ωs /ω2 )]2 +(X2 +Xm )2 } …(1) 又、回生制御における回生トルクTL はエレベーターの
アンバランストルクであるから、 TL =−[D×W(1−OB)]÷(2R) …(2) ここで、 R=巻上機の減速比 D=巻上機のシーブ直径 W=積載荷重(かごにのる荷重) OB=オーバーバランス 従って、(1)、(2)式よりTB =TL となるように
1次電流I1 を決めることにより、回生制御時も直流制
動時も同一の制動トルクを得ることができる。又、直流
制動により平滑コンデンサ5のエネルギーが電動機7に
供給されることになるため、直流電圧は低下し、蓄電池
8の電圧よりわずかに高い直流制動終了電圧VC まで下
がると再び回生制御に切換える。
=2次リアクタンスである。以上のことから TB =[−3I1 2 Xm 2 R2 (ωs /ω2 )] ÷{[R2 (ωs /ω2 )]2 +(X2 +Xm )2 } …(1) 又、回生制御における回生トルクTL はエレベーターの
アンバランストルクであるから、 TL =−[D×W(1−OB)]÷(2R) …(2) ここで、 R=巻上機の減速比 D=巻上機のシーブ直径 W=積載荷重(かごにのる荷重) OB=オーバーバランス 従って、(1)、(2)式よりTB =TL となるように
1次電流I1 を決めることにより、回生制御時も直流制
動時も同一の制動トルクを得ることができる。又、直流
制動により平滑コンデンサ5のエネルギーが電動機7に
供給されることになるため、直流電圧は低下し、蓄電池
8の電圧よりわずかに高い直流制動終了電圧VC まで下
がると再び回生制御に切換える。
【0024】この動作を繰り返すことにより回生モード
運転を行う。次に、PWM制御器20の最終段の詳細回
路図を図4に示す。23が各相のPWM信号の最終信号
出力用ゲート、24〜26が(+)側素子と(−)側素
子の反転信号作成用反転ゲート、27〜33がインバー
タ指令、直流制動指令と信号とのAND(論理積)ゲー
ト、36がインバータ指令の反転ゲート、37、38が
インバータ指令と直流制動指令とのAND(論理積)ゲ
ート及びNAND(論理否定積)ゲート、39〜41が
Q1・Q6・Q2直流制動信号出力用オア(論理和)ゲ
ートである。
運転を行う。次に、PWM制御器20の最終段の詳細回
路図を図4に示す。23が各相のPWM信号の最終信号
出力用ゲート、24〜26が(+)側素子と(−)側素
子の反転信号作成用反転ゲート、27〜33がインバー
タ指令、直流制動指令と信号とのAND(論理積)ゲー
ト、36がインバータ指令の反転ゲート、37、38が
インバータ指令と直流制動指令とのAND(論理積)ゲ
ート及びNAND(論理否定積)ゲート、39〜41が
Q1・Q6・Q2直流制動信号出力用オア(論理和)ゲ
ートである。
【0025】回生制御時はANDゲート37の出力が
“H”になりQ1〜Q6素子全てをゲート23の出力に
従って点弧させる。又、直流制動時はNANDゲート3
8の出力が“H”となり、Q1・Q6・Q2のみ同時に
点弧する。
“H”になりQ1〜Q6素子全てをゲート23の出力に
従って点弧させる。又、直流制動時はNANDゲート3
8の出力が“H”となり、Q1・Q6・Q2のみ同時に
点弧する。
【0026】本実施例により、停電時救出運転時の回生
モード運転時においても、回生制御及び直流制動制御を
直流電圧Vdcの値により交互に一定トルク制御を繰り返
しながら運転するので直流電圧が異常に上昇することも
なく安定した乗心地で回生モード運転の救出運転ができ
る。
モード運転時においても、回生制御及び直流制動制御を
直流電圧Vdcの値により交互に一定トルク制御を繰り返
しながら運転するので直流電圧が異常に上昇することも
なく安定した乗心地で回生モード運転の救出運転ができ
る。
【0027】図1の実施例は従来の技術の図5の主制御
装置により停電時救出運転を行なう場合の例を基に記載
したが、図6の停電時救出運転専用のインバータ装置に
より停電時救出運転を行なう場合にも、インバータ装置
12のドライブ方法を本発明の実施例のようにすること
により、同様に回生制御と直流制動制御により回生モー
ド運転を行うことができ、回生抵抗3及び回生制御用半
導体スイッチ4の回生回路と省略することができる。
装置により停電時救出運転を行なう場合の例を基に記載
したが、図6の停電時救出運転専用のインバータ装置に
より停電時救出運転を行なう場合にも、インバータ装置
12のドライブ方法を本発明の実施例のようにすること
により、同様に回生制御と直流制動制御により回生モー
ド運転を行うことができ、回生抵抗3及び回生制御用半
導体スイッチ4の回生回路と省略することができる。
【0028】又、その他、図1の実施例の構成は(+)
側素子Q11個、(−)側素子Q6、Q22個の場合の
直流制動方法について記載したが、インバータ装置6を
構成する(−)側素子1個(例えばQ6)にしても直流
制動制御は行なうことができる。この場合図4における
ゲート41は省略できる。
側素子Q11個、(−)側素子Q6、Q22個の場合の
直流制動方法について記載したが、インバータ装置6を
構成する(−)側素子1個(例えばQ6)にしても直流
制動制御は行なうことができる。この場合図4における
ゲート41は省略できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、電源回生付エレベータ
において停電時救出運転時は回生モード時回生抵抗によ
り回生エネルギーを消費していて装置の大形化、コスト
アップ等につながっていたものが、今回、回生抵抗によ
る回生回路を省略し、装置の小形化、低コスト化を図る
ことができるとともに、一定トルク制御による安定した
心地を得ることができるエレベータ制御装置の停電時着
床装置を提供できる。
において停電時救出運転時は回生モード時回生抵抗によ
り回生エネルギーを消費していて装置の大形化、コスト
アップ等につながっていたものが、今回、回生抵抗によ
る回生回路を省略し、装置の小形化、低コスト化を図る
ことができるとともに、一定トルク制御による安定した
心地を得ることができるエレベータ制御装置の停電時着
床装置を提供できる。
【図1】本発明によるエレベータ制御装置の停電時着床
装置の第1実施例を示す回路図。
装置の第1実施例を示す回路図。
【図2】図1の実施例の運転モードと直流電圧の関係を
示した図。
示した図。
【図3】図1の三相誘導電動機の直流制動時の等価回路
図。
図。
【図4】図1のPWM制御回路の詳細を示す図。
【図5】従来回路で主制御装置により救出運転をする場
合の例を示す図。
合の例を示す図。
【図6】従来回路で専用の救出運転装置を有する場合の
例を示す図。
例を示す図。
【符号の説明】 1…三相交流電源 2…コンバータ装置 3…回生抵抗 4…回生制御用半導体スイッチ 5…平滑コンデンサ 6…インバータ装置 7…酸素誘導電動機 8…蓄電池 9…直流コンタクタ 10…逆流防止用ダイオード 11…通常運転用三相交流接触器 12…停電時救出運転用インバータ装置 13…停電時救出運転用三相交流接触器 14…直流電圧検出器 15…比較器 16…直流制動開始電圧設定器 17…直流制動終了電圧設定器 18…速度制御器 19…電流制御器 20…PWM制御器 21…電流検出器 22a…停電時救出運転指令信号 VA …直流制動開始電圧 VC …直流制動終了電圧 ta …回生制動区間 tb …直流制動区間 X2 …2次リアクタンス Xm …励磁リアクタンス R2 …2次抵抗 ωs …同期角速度 ω2 …回転子角速度 Vdc…直流電圧 VB …蓄電池の電圧
Claims (5)
- 【請求項1】 電源回生制御回路付エレベータ制御装置
の停電時着床装置において、 三相交流電源からの交流を直流に変換するコンバータ装
置と、 このコンバータ装置の出力を平滑する平滑コンデンサ
と、 この平滑コンデンサの直流電圧を検出する直流電圧検出
装置と、 前記平滑コンデンサの直流電圧を交流電圧に変換する可
変電圧可変周波数インバータ装置と、 このインバータ装置の出力によりエレベータかごを駆動
するかご駆動用三相交流電動機と、 直流制動開始電圧および直流制動終了電圧を設定する電
圧設定器と、 前記直流電圧検出装置の検出電圧ならびに前記電圧設定
器の設定出力を入力し、両者の比較に基づき停電時救出
運転指令が入力されたときにおいて直流制動開始指令お
よび直流制動終了指令を出力する比較器と、 この比較器から指令が生じなく前記直流電圧検出装置の
検出電圧が前記制動開始電圧以下の時は、回生制御によ
り回生エネルギーを前記コンバータ装置の直流回路に返
還して前記平滑コンデンサを充電し、前記比較器から直
流制動開始指令が発生してから直流制動終了指令が生じ
るまで前記インバータ装置を構成しているプラス側の素
子1個およびマイナス側の素子2個を同時に点弧させる
位相制御器と、 を具備したエレベータ制御装置の停電時着床装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のエレベータ制御装置の停
電時着床装置において、 停電時救出運転時の直流制動をかける際に、前記インバ
ータ装置を構成しているプラス側の素子1個およびマイ
ナス側の素子1個だけを点弧させて前記電動機に直流電
圧を印加する位相制御器を備えたエレベータ制御装置の
停電時着床装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のエレベータ制御装置の停
電時着床装置において、 停電時救出運転時の回生モード運転を行なう場合、回生
制御により前記電動機の回生エネルギーを前記平滑コン
デンサに返還するときには、該平滑コンデンサの両端の
直流電圧の上限置を通常運転時に設定している直流電圧
とし、直流制動により前記平滑コンデンサの直流エネル
ギーを前記電動機に供給する時の直流電圧の上限値は、
停電時救出運転時に電力を供給する蓄電池の直流電圧以
上とするようにしたエレベータの制御装置の停電時着床
装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のエレベータ制御装置の停
電時着床装置において、 停電時救出運転時の回生モード運転を行なう場合、回生
制御により前記電動機を駆動するトルクと直流制御時に
前記電動機に与える制動トルクが等しくなるように直流
制動トルク制御を行なうようにしたエレベータ制御装置
の停電時着床装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のエレベータ制御装置の停
電時着床装置において、 主制御装置と異なる停電時救出運転専用のインバータ装
置を有し、このインバータ装置により停電時救出運転を
行なう場合であって、回生モード運転時には回生制御に
より回生エネルギーを直流回路に返還し、直流電圧が上
昇し、設定電圧を越えたら直流制動に切換えて回生モー
ド運転を行なうようにしたエレベータ制御装置の停電時
着床装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6035589A JPH07242376A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | エレベータ制御装置の停電時着床装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6035589A JPH07242376A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | エレベータ制御装置の停電時着床装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07242376A true JPH07242376A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12445981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6035589A Pending JPH07242376A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | エレベータ制御装置の停電時着床装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07242376A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001278554A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの電磁ブレーキ制御装置 |
| US6435311B2 (en) | 2000-02-15 | 2002-08-20 | Mitsubishi Denki Kabuskiki Kaisha | Elevator control calculating power consumed and power generated by a controlled elevator |
| US6439347B2 (en) | 2000-02-28 | 2002-08-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator control apparatus controlling charging of a power source with regenerative power |
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| JP2007223799A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
| KR100774306B1 (ko) * | 2006-09-05 | 2007-11-08 | 현대엘리베이터주식회사 | 엘리베이터 구동용 컨버터시스템의 제어방법 |
| KR100884041B1 (ko) * | 2007-07-23 | 2009-02-19 | 오티스 엘리베이터 컴파니 | 엘리베이터 구조 작동 제어 시스템 |
| CN103434907A (zh) * | 2013-08-22 | 2013-12-11 | 天津豪雅科技发展有限公司 | 一种电梯控制柜供电缺相保护装置 |
| WO2017145725A1 (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社日立製作所 | エレベーター及び救出運転制御方法 |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP6035589A patent/JPH07242376A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2017149552A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社日立製作所 | エレベーター及び救出運転方法 |
| CN108698790A (zh) * | 2016-02-26 | 2018-10-23 | 株式会社日立制作所 | 电梯以及救援运转控制方法 |
| CN108698790B (zh) * | 2016-02-26 | 2019-12-24 | 株式会社日立制作所 | 电梯以及救援运转控制方法 |
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