JPH07242769A - 含油多孔体 - Google Patents
含油多孔体Info
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- JPH07242769A JPH07242769A JP7002953A JP295395A JPH07242769A JP H07242769 A JPH07242769 A JP H07242769A JP 7002953 A JP7002953 A JP 7002953A JP 295395 A JP295395 A JP 295395A JP H07242769 A JPH07242769 A JP H07242769A
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- ptfe
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】軸受やオイルリテーナー、または調理用シート
などとして有用なPTFE含油多孔体を提供する。 【構成】PTFEモールディングパウダーを低圧で圧縮
成形し、焼成し、潤滑剤または食用油を含浸させ、PT
FE含油多孔体とする。
などとして有用なPTFE含油多孔体を提供する。 【構成】PTFEモールディングパウダーを低圧で圧縮
成形し、焼成し、潤滑剤または食用油を含浸させ、PT
FE含油多孔体とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、潤滑油などを含浸させ
たポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと呼ぶ)
含油多孔体に関する。さらに詳しくは、焼成後のPTF
E多孔質成形体に潤滑油などを含浸させたことを特徴と
するPTFE含油多孔体に関する。
たポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEと呼ぶ)
含油多孔体に関する。さらに詳しくは、焼成後のPTF
E多孔質成形体に潤滑油などを含浸させたことを特徴と
するPTFE含油多孔体に関する。
【0002】また、本発明は、食用油などを含浸させた
PTFE含油多孔体に関する。さらに詳しくは、焼成後
のPTFE多孔質成形体に食用油などを含浸させたこと
を特徴とするPTFE含油多孔体に関する。
PTFE含油多孔体に関する。さらに詳しくは、焼成後
のPTFE多孔質成形体に食用油などを含浸させたこと
を特徴とするPTFE含油多孔体に関する。
【0003】
【従来の技術】PTFEは、優れた耐熱性、耐薬品性、
撥水撥油性、非粘着性、不燃性、低摩擦係数、耐候性な
どを有し、パッキンやガスケットなどのシール材、軸受
などの各種摺動部材として用いられている。
撥水撥油性、非粘着性、不燃性、低摩擦係数、耐候性な
どを有し、パッキンやガスケットなどのシール材、軸受
などの各種摺動部材として用いられている。
【0004】さらに、上記PTFEの性質に加え、様々
な無機および有機充填材を未焼成PTFE粉末と混合
し、圧縮成形し、焼成し、潤滑性、耐摩耗性、耐荷重性
などを付与したPTFE複合材料が多岐にわたって実用
化されている。
な無機および有機充填材を未焼成PTFE粉末と混合
し、圧縮成形し、焼成し、潤滑性、耐摩耗性、耐荷重性
などを付与したPTFE複合材料が多岐にわたって実用
化されている。
【0005】一方、合成樹脂が油を含有している含油体
は知られていて、これらは特に無給油で用いることの出
来る耐久性の優れた軸受材料やオイルリテーナー(例え
ば、ポリエチレン樹脂成形体と潤滑油を混合、成形した
もの)として使用されている。
は知られていて、これらは特に無給油で用いることの出
来る耐久性の優れた軸受材料やオイルリテーナー(例え
ば、ポリエチレン樹脂成形体と潤滑油を混合、成形した
もの)として使用されている。
【0006】また、電子複写機などの定着ローラ表面に
は、オフセット防止を目的として、非粘着性を付与する
ためにフッ素樹脂などの被覆やオイルなどのオフセット
防止液の塗布が行われている。現在では、このような定
着ローラに、さらに長期間、無給油で使用できることが
求められている。
は、オフセット防止を目的として、非粘着性を付与する
ためにフッ素樹脂などの被覆やオイルなどのオフセット
防止液の塗布が行われている。現在では、このような定
着ローラに、さらに長期間、無給油で使用できることが
求められている。
【0007】また、フッ素樹脂の非粘着性を利用したも
のとして、調理時の焦げ付き防止を目的として、フッ素
系塗料で表面処理をしたフライパンなどの調理器具があ
る。これらの調理器具においては、表面処理に用いたフ
ッ素樹脂が傷つき、剥がれることがある。処理の剥がれ
た部位には食品の焦げ付き、付着、さらには付着した食
品中での雑菌の繁殖などの問題があるため、調理器具の
焦げ付きや付着を防止すると共に、衛生面をも考慮して
取り替えのできる非粘着表面が求められている。
のとして、調理時の焦げ付き防止を目的として、フッ素
系塗料で表面処理をしたフライパンなどの調理器具があ
る。これらの調理器具においては、表面処理に用いたフ
ッ素樹脂が傷つき、剥がれることがある。処理の剥がれ
た部位には食品の焦げ付き、付着、さらには付着した食
品中での雑菌の繁殖などの問題があるため、調理器具の
焦げ付きや付着を防止すると共に、衛生面をも考慮して
取り替えのできる非粘着表面が求められている。
【0008】また、フッ素樹脂発泡体に含浸する含浸油
についても提案されている(例えば特開昭63−256
693号公報参照)が、フッ素樹脂の中でもPTFE
は、その高い溶融粘度のために、押出成形や射出成形が
出来ず、また通常の方法により発泡体や多孔体を得るこ
とが出来ない為、潤滑油などの含浸された多孔体は知ら
れていなかった。
についても提案されている(例えば特開昭63−256
693号公報参照)が、フッ素樹脂の中でもPTFE
は、その高い溶融粘度のために、押出成形や射出成形が
出来ず、また通常の方法により発泡体や多孔体を得るこ
とが出来ない為、潤滑油などの含浸された多孔体は知ら
れていなかった。
【0009】PTFE多孔質成形体を製造する方法とし
ては、例えば未焼成のPTFEフィルムを、PTFEの
融点以下の温度で延伸して多孔質化し、ついで延伸状態
を保持しながらPTFEの融点以上の温度で焼成する方
法が知られている。しかし、この方法で得られる多孔質
成形体は、通常数ミクロンから数百ミクロン程度の厚み
のフィルムでしかなく、任意形状の多孔質成形体を得る
ことはできない。
ては、例えば未焼成のPTFEフィルムを、PTFEの
融点以下の温度で延伸して多孔質化し、ついで延伸状態
を保持しながらPTFEの融点以上の温度で焼成する方
法が知られている。しかし、この方法で得られる多孔質
成形体は、通常数ミクロンから数百ミクロン程度の厚み
のフィルムでしかなく、任意形状の多孔質成形体を得る
ことはできない。
【0010】そこで、PTFEモールディングパウダー
を原料として、これを低圧圧縮成形した後、PTFEの
融点以上の温度で焼成して多孔体を得ようとする試みも
なされているが、その焼成過程における密度増加が大き
いために空孔度が高い、均一な多孔質成形体を得るのは
きわめて困難である。
を原料として、これを低圧圧縮成形した後、PTFEの
融点以上の温度で焼成して多孔体を得ようとする試みも
なされているが、その焼成過程における密度増加が大き
いために空孔度が高い、均一な多孔質成形体を得るのは
きわめて困難である。
【0011】一方、未焼成PTFEモールディングパウ
ダーを、一度PTFEの融点以上の温度で焼成し、焼成
粉末を粉砕し、得られた粉末を圧縮成形した後、再度P
TFEの融点以上の温度で焼成して多孔体とする方法も
提案されている(例えば、特開昭61−66730号公
報参照)。しかし、この方法では、焼成したPTFE粉
末を得るまでの工程が煩雑で経済的に利用できる方法で
あるとはいい難く、且つ充分に均質な多孔体は得難い。
ダーを、一度PTFEの融点以上の温度で焼成し、焼成
粉末を粉砕し、得られた粉末を圧縮成形した後、再度P
TFEの融点以上の温度で焼成して多孔体とする方法も
提案されている(例えば、特開昭61−66730号公
報参照)。しかし、この方法では、焼成したPTFE粉
末を得るまでの工程が煩雑で経済的に利用できる方法で
あるとはいい難く、且つ充分に均質な多孔体は得難い。
【0012】更に、PTFEと相溶性を示さず、後の工
程で除去可能な無機物質などを充填材として含んだPT
FE粉末から成形体を作成し、この充填物質を熱や薬剤
によって分解したり、溶剤に溶かしたりして除去するこ
とによってPTFE多孔質成形体をえる方法も提案され
ているが、充填物質が残留する可能性があって、製造工
程のみならず、製品の検査工程も複雑である。
程で除去可能な無機物質などを充填材として含んだPT
FE粉末から成形体を作成し、この充填物質を熱や薬剤
によって分解したり、溶剤に溶かしたりして除去するこ
とによってPTFE多孔質成形体をえる方法も提案され
ているが、充填物質が残留する可能性があって、製造工
程のみならず、製品の検査工程も複雑である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】これまでPTFE多孔
質成形体に潤滑油などを含浸したものがなかった背景に
は、PTFEは一般の溶融加工が出来ないことからその
多孔質成形体が容易に得られにくいこと、得られても均
質な多孔質成形体が得られにくいことが一つの理由であ
ったと考えられる。
質成形体に潤滑油などを含浸したものがなかった背景に
は、PTFEは一般の溶融加工が出来ないことからその
多孔質成形体が容易に得られにくいこと、得られても均
質な多孔質成形体が得られにくいことが一つの理由であ
ったと考えられる。
【0014】本発明は、軸受けやオイルリテーナーなど
として好適に使用することができるPTFEモールディ
ングパウダーより得られる多孔質成形体からなるPTF
E含油多孔体を提供することを目的とする。
として好適に使用することができるPTFEモールディ
ングパウダーより得られる多孔質成形体からなるPTF
E含油多孔体を提供することを目的とする。
【0015】さらに本発明は、調理用シートなどとして
好適に使用することのできるPTFEモールディングパ
ウダーより得られる多孔質成形体からなるPTFE含油
多孔体を提供することを目的とする。
好適に使用することのできるPTFEモールディングパ
ウダーより得られる多孔質成形体からなるPTFE含油
多孔体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、PTFEモー
ルディングパウダーより得られる多孔質成形体に油を含
浸させたことを特徴とする含油多孔体に関する。
ルディングパウダーより得られる多孔質成形体に油を含
浸させたことを特徴とする含油多孔体に関する。
【0017】本発明は、上記方法で製造されるPTFE
多孔質成形体を用いても実施可能であるが、容易にPT
FE多孔体を得る方法として特開平1−131217号
に詳述された、焼成高密度化指数P10、P25およびP50
のいずれもが0.2以下のPTFEモールディングパウダ
ー(以下HM−PTFEと呼ぶ)を使用することが更に
好適であり、この粉末を低圧で予備成形し、その予備成
形体をPTFEの融点以上の温度で焼成することにより
任意形状のPTFE多孔質成形体を容易に得ることがで
きる。
多孔質成形体を用いても実施可能であるが、容易にPT
FE多孔体を得る方法として特開平1−131217号
に詳述された、焼成高密度化指数P10、P25およびP50
のいずれもが0.2以下のPTFEモールディングパウダ
ー(以下HM−PTFEと呼ぶ)を使用することが更に
好適であり、この粉末を低圧で予備成形し、その予備成
形体をPTFEの融点以上の温度で焼成することにより
任意形状のPTFE多孔質成形体を容易に得ることがで
きる。
【0018】本発明における低圧で予備成形する場合の
成形圧力とは、通常100kgf/cm2以下の成形圧力であ
り、好ましくは1〜50kgf/cm2の成形圧力のことを言
う。
成形圧力とは、通常100kgf/cm2以下の成形圧力であ
り、好ましくは1〜50kgf/cm2の成形圧力のことを言
う。
【0019】本発明におけるPTFE多孔質成形体と
は、その見掛密度が0.2〜1.8のものであり、好ましくは
0.6〜1.6のものを言う。見掛密度が1.8より大きいと含
油量が少なくなるため好ましくない。
は、その見掛密度が0.2〜1.8のものであり、好ましくは
0.6〜1.6のものを言う。見掛密度が1.8より大きいと含
油量が少なくなるため好ましくない。
【0020】前記焼成高密度化指数とは、PTFE粉末
10gを直径30mmの金型に充填し、23〜25℃で、10、25ま
たは50kgf/cm2の成形圧力で2分間予備成形したブロッ
クにおける焼成前後の密度変化を意味し、 Pn=|d−d0| [ここで、 Pn:nkgf/cm2で予備成形されたブロックの焼成高密
度化指数 d :焼成後の密度(g/cm3) d0 :焼成前の密度(g/cm3)] で示される。
10gを直径30mmの金型に充填し、23〜25℃で、10、25ま
たは50kgf/cm2の成形圧力で2分間予備成形したブロッ
クにおける焼成前後の密度変化を意味し、 Pn=|d−d0| [ここで、 Pn:nkgf/cm2で予備成形されたブロックの焼成高密
度化指数 d :焼成後の密度(g/cm3) d0 :焼成前の密度(g/cm3)] で示される。
【0021】こうして得られたPTFE多孔質成形体を
例えば潤滑油中に入れ、減圧を適用した後常圧に戻すや
り方で潤滑油を含浸させた本発明の含油多孔体を得るこ
とができる。
例えば潤滑油中に入れ、減圧を適用した後常圧に戻すや
り方で潤滑油を含浸させた本発明の含油多孔体を得るこ
とができる。
【0022】用いられる潤滑油は特に限定されないが、
例えばジエステル系、シリコーン系、ポリアルキレング
リコール系、フッ素系などの潤滑油を使用することがで
き、好ましくはフッ素系、例えば三フッ化塩化エチレン
の低重合体、パーフルオロポリエーテル系の潤滑油であ
り、より好ましくはパーフルオロポリエーテル潤滑油で
ある。さらに必要であれば潤滑油の粘度を調節するため
に、増稠剤を加えることができる。また、必要な場合、
油保持性向上のため、これら潤滑油とPTFEとのブロ
ックまたはグラフト重合体を使用することも可能である
(例えば特開平1−284542号公報参照)。
例えばジエステル系、シリコーン系、ポリアルキレング
リコール系、フッ素系などの潤滑油を使用することがで
き、好ましくはフッ素系、例えば三フッ化塩化エチレン
の低重合体、パーフルオロポリエーテル系の潤滑油であ
り、より好ましくはパーフルオロポリエーテル潤滑油で
ある。さらに必要であれば潤滑油の粘度を調節するため
に、増稠剤を加えることができる。また、必要な場合、
油保持性向上のため、これら潤滑油とPTFEとのブロ
ックまたはグラフト重合体を使用することも可能である
(例えば特開平1−284542号公報参照)。
【0023】本発明の含油多孔体は各種動力機械の軸
受、オイルリテーナー、複写機やファクシミリの定着ロ
ーラ、さらに橋梁、建築物のいわゆるスライディング・
パッドなどの用途に用いることができる。
受、オイルリテーナー、複写機やファクシミリの定着ロ
ーラ、さらに橋梁、建築物のいわゆるスライディング・
パッドなどの用途に用いることができる。
【0024】また、上記PTFE多孔質成形体をシート
状に加工し食用油などを含浸させることにより調理用シ
ートとして用いることができる。このとき、シートの厚
さは0.1〜10mm、好ましくは0.5〜5mmである。前記厚さ
が、10mmより厚い場合、熱伝導が悪くなるという点で問
題があり、0.1mmより薄い場合、シートの保持安定性に
問題があり、さらに含油量が少ないという点で問題があ
る。
状に加工し食用油などを含浸させることにより調理用シ
ートとして用いることができる。このとき、シートの厚
さは0.1〜10mm、好ましくは0.5〜5mmである。前記厚さ
が、10mmより厚い場合、熱伝導が悪くなるという点で問
題があり、0.1mmより薄い場合、シートの保持安定性に
問題があり、さらに含油量が少ないという点で問題があ
る。
【0025】このとき用いられる食用油などとしては特
に限定されないが例えば、とうもろこし油、サフラワー
油、オリーブ油、菜種油あるいはサラダ油などの植物
油、またはラードなどの動物油脂、あるいはバターやマ
ーガリンなどの食用油脂を使用することができ、好まし
くはサラダ油やバター、さらに好ましくは、サラダ油で
ある。
に限定されないが例えば、とうもろこし油、サフラワー
油、オリーブ油、菜種油あるいはサラダ油などの植物
油、またはラードなどの動物油脂、あるいはバターやマ
ーガリンなどの食用油脂を使用することができ、好まし
くはサラダ油やバター、さらに好ましくは、サラダ油で
ある。
【0026】また、金属製の調理器具の表面に本発明の
調理シートを敷いたり、接合させたりして用いる場合、
PTFE多孔質成形体の原料としてPTFEモールディ
ングパウダーに炭素鋼、コバルト鋼、アルニコなどの永
久磁石(硬磁性体)の粉末を添加したものを使用する方
法、PTFE含油多孔体の端を折り返してフライパンな
どのふちにはめ込み固定する方法などにより、調理器具
と調理用シートの密着性が増し、さらに効果的に用いる
ことができる。
調理シートを敷いたり、接合させたりして用いる場合、
PTFE多孔質成形体の原料としてPTFEモールディ
ングパウダーに炭素鋼、コバルト鋼、アルニコなどの永
久磁石(硬磁性体)の粉末を添加したものを使用する方
法、PTFE含油多孔体の端を折り返してフライパンな
どのふちにはめ込み固定する方法などにより、調理器具
と調理用シートの密着性が増し、さらに効果的に用いる
ことができる。
【0027】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
【0028】実施例 1 断面が内径1mm、外径3mmの円筒状の空洞を有する金型
を用いて、HM−PTFEモールディングパウダーを予
備成形圧力10kgf/cm2で圧縮成形し、高さ30mm、見掛密
度1.05のHM−PTFE予備成形体を得た。これを380
℃の加熱炉中で30分間焼成し、見掛密度1.04のPTFE
多孔質成形体を得た。本成形体を容器内のパーフルオロ
ポリエーテル潤滑油(ダイキン工業(株)製「デムナム
S-200」)中に浸漬し、その容器内を10-3mmHgまで減圧
し、充分空気を放出した後、常圧に戻した。こうして、
多孔空間がほぼ完全に上記潤滑油で置換された比重2.00
の含油多孔体が得られた。
を用いて、HM−PTFEモールディングパウダーを予
備成形圧力10kgf/cm2で圧縮成形し、高さ30mm、見掛密
度1.05のHM−PTFE予備成形体を得た。これを380
℃の加熱炉中で30分間焼成し、見掛密度1.04のPTFE
多孔質成形体を得た。本成形体を容器内のパーフルオロ
ポリエーテル潤滑油(ダイキン工業(株)製「デムナム
S-200」)中に浸漬し、その容器内を10-3mmHgまで減圧
し、充分空気を放出した後、常圧に戻した。こうして、
多孔空間がほぼ完全に上記潤滑油で置換された比重2.00
の含油多孔体が得られた。
【0029】本試料を長さ方向に10mmずつに切断し、こ
れを小型のモーターの軸受としてセットした直流モータ
ーで実動空荷重回転試験を行った。6000回転/分に電圧
をセットしての24時間連続運転で、特に回転数の変化な
どの異常は認められなかった。
れを小型のモーターの軸受としてセットした直流モータ
ーで実動空荷重回転試験を行った。6000回転/分に電圧
をセットしての24時間連続運転で、特に回転数の変化な
どの異常は認められなかった。
【0030】比較例 1 実施例1で調製したPTFE多孔質成形体に潤滑油を含
浸せずに実施例1と同様の実験を行った。このとき、同
電圧での初期回転速度は5200回転/分であり、24時間の
後に6100回転/分と変化し、異常摩耗が認められた。
浸せずに実施例1と同様の実験を行った。このとき、同
電圧での初期回転速度は5200回転/分であり、24時間の
後に6100回転/分と変化し、異常摩耗が認められた。
【0031】実施例 2 断面が内径30mm、外径40mmの円筒状の空洞を有する金型
を用いて、HM−PTFEモールディングパウダーを予
備成形圧力5kgf/cm2で圧縮成形し、高さ2.5mm、見掛
密度0.83のHM−PTFE予備成形体を得た。これを38
0℃の加熱炉中で2時間焼成し、見掛密度0.85の円筒状
のHM−PTFE多孔質成形体を得た。これに実施例1
と同様の方法で潤滑油を含浸し、これをボールベアリン
グのリテーナーに接するオイルリテーナーとして取付け
外側を固定した。
を用いて、HM−PTFEモールディングパウダーを予
備成形圧力5kgf/cm2で圧縮成形し、高さ2.5mm、見掛
密度0.83のHM−PTFE予備成形体を得た。これを38
0℃の加熱炉中で2時間焼成し、見掛密度0.85の円筒状
のHM−PTFE多孔質成形体を得た。これに実施例1
と同様の方法で潤滑油を含浸し、これをボールベアリン
グのリテーナーに接するオイルリテーナーとして取付け
外側を固定した。
【0032】本ベアリングは150℃の雰囲気で運転して
もオイル切れによる異常摩耗および騒音無く安定した性
能を発揮した。
もオイル切れによる異常摩耗および騒音無く安定した性
能を発揮した。
【0033】実施例 3 断面が直径30mmの円柱状の空洞を有する金型を用いて、
HM−PTFEモールディングパウダー4gを予備成形
圧力10kgf/cm2で圧縮成形し、380℃の加熱炉中で30分
間焼成し、直径約30mm、厚さ約5mm、見掛密度1.10のH
M−PTFE多孔質成形体を得た。これを容器内のパー
フルオロポリエーテル潤滑油(ダイキン工業(株)製
「デムナムS-200」)中に浸漬し、その容器内を10-3mmH
gまで減圧し、再び常圧に戻した。こうして、多孔空間
がほぼ完全に上記潤滑油で置換された、含油多孔体が得
られた。
HM−PTFEモールディングパウダー4gを予備成形
圧力10kgf/cm2で圧縮成形し、380℃の加熱炉中で30分
間焼成し、直径約30mm、厚さ約5mm、見掛密度1.10のH
M−PTFE多孔質成形体を得た。これを容器内のパー
フルオロポリエーテル潤滑油(ダイキン工業(株)製
「デムナムS-200」)中に浸漬し、その容器内を10-3mmH
gまで減圧し、再び常圧に戻した。こうして、多孔空間
がほぼ完全に上記潤滑油で置換された、含油多孔体が得
られた。
【0034】実施例 4 実施例3で調製したHM−PTFE多孔質成形体に、パ
ーフルオロポリエーテル潤滑油に変えてシリコーン潤滑
油(信越化学工業(株)製「信越シリコーンKF96 10
0」)を用いた以外は実施例3と同様に潤滑油を含浸
し、多孔空間がほぼ完全にオイルで置換された含油多孔
体が得られた。
ーフルオロポリエーテル潤滑油に変えてシリコーン潤滑
油(信越化学工業(株)製「信越シリコーンKF96 10
0」)を用いた以外は実施例3と同様に潤滑油を含浸
し、多孔空間がほぼ完全にオイルで置換された含油多孔
体が得られた。
【0035】実施例 5 PTFEモールディングパウダー(ダイキン工業(株)
製「M−12」)を380℃の加熱炉中で30分間焼成するこ
とにより得られるPTFE粉末焼成体を粉砕機(協立理
工(株)製「サンプルミル SK-M3」)で粉砕し、網目間
500μmの篩にかけたもの(以下これをゲル化粉砕PTF
Eモールディングパウダーという)をPTFE多孔質体
を得るための原料とし、断面が直径30mmの円柱状の空洞
を有する金型を用いて、予備成形圧力10kgf/cm2で圧縮
成形し、380℃の加熱炉中で30分間焼成し、直径約30m
m、厚さ約5mm、見掛密度0.80のPTFE多孔質成形体
を得た。これを容器内のパーフルオロポリエーテル潤滑
油(ダイキン工業(株)製「デムナムS-200」)中に浸
漬し、その容器内を10-3mmHgまで減圧し、再び常圧に戻
した。こうして、多孔空間がほぼ完全に上記潤滑油で置
換された、含油多孔体が得られた。
製「M−12」)を380℃の加熱炉中で30分間焼成するこ
とにより得られるPTFE粉末焼成体を粉砕機(協立理
工(株)製「サンプルミル SK-M3」)で粉砕し、網目間
500μmの篩にかけたもの(以下これをゲル化粉砕PTF
Eモールディングパウダーという)をPTFE多孔質体
を得るための原料とし、断面が直径30mmの円柱状の空洞
を有する金型を用いて、予備成形圧力10kgf/cm2で圧縮
成形し、380℃の加熱炉中で30分間焼成し、直径約30m
m、厚さ約5mm、見掛密度0.80のPTFE多孔質成形体
を得た。これを容器内のパーフルオロポリエーテル潤滑
油(ダイキン工業(株)製「デムナムS-200」)中に浸
漬し、その容器内を10-3mmHgまで減圧し、再び常圧に戻
した。こうして、多孔空間がほぼ完全に上記潤滑油で置
換された、含油多孔体が得られた。
【0036】実施例 6 実施例5で調製したゲル化粉砕PTFE多孔質成形体
に、パーフルオロポリエーテル潤滑油に変えてシリコー
ン潤滑油(信越化学工業(株)製「信越シリコーンKF 9
6 100」)を用いた以外は実施例5と同様に潤滑油を含
浸し、含油多孔体が得られた。
に、パーフルオロポリエーテル潤滑油に変えてシリコー
ン潤滑油(信越化学工業(株)製「信越シリコーンKF 9
6 100」)を用いた以外は実施例5と同様に潤滑油を含
浸し、含油多孔体が得られた。
【0037】実施例3〜6の4種類の含油多孔体に関し
て、100℃および200℃の空気雰囲気下でガラス製シャー
レの上に静置した状態での離油率(初めに含浸している
油の重さに対する流出した油の重さをwt%で示したも
の)を測定した。測定結果を図1、2に示した(図中、
○はHM−PTFEより成る多孔質成形体にパーフルオ
ロポリエーテル油を含浸させたもの、●はHM−PTF
Eより成る多孔質成形体にシリコーン油を含浸させたも
の、□はゲル化粉砕したPTFEより成る多孔質成形体
にパーフルオロポリエーテル油を含浸させたもの、■は
ゲル化粉砕したPTFEより成る多孔質成形体にシリコ
ーン油を含浸させたものを示す)。
て、100℃および200℃の空気雰囲気下でガラス製シャー
レの上に静置した状態での離油率(初めに含浸している
油の重さに対する流出した油の重さをwt%で示したも
の)を測定した。測定結果を図1、2に示した(図中、
○はHM−PTFEより成る多孔質成形体にパーフルオ
ロポリエーテル油を含浸させたもの、●はHM−PTF
Eより成る多孔質成形体にシリコーン油を含浸させたも
の、□はゲル化粉砕したPTFEより成る多孔質成形体
にパーフルオロポリエーテル油を含浸させたもの、■は
ゲル化粉砕したPTFEより成る多孔質成形体にシリコ
ーン油を含浸させたものを示す)。
【0038】HM−PTFEモールディングパウダーで
作製した含油多孔体については、いずれの油に対して
も、含浸されている油の離油率が短時間で一定値に達し
て、それ以上流出することはなかった。これに対して、
ゲル化粉砕したPTFEモールディングパウダーで作製
した含油多孔体からの離油量は時間経過とともに増加
し、測定時間内では、ほぼ一定の速度で油が流出した。
作製した含油多孔体については、いずれの油に対して
も、含浸されている油の離油率が短時間で一定値に達し
て、それ以上流出することはなかった。これに対して、
ゲル化粉砕したPTFEモールディングパウダーで作製
した含油多孔体からの離油量は時間経過とともに増加
し、測定時間内では、ほぼ一定の速度で油が流出した。
【0039】これは、本発明のPTFE含油多孔体のう
ちゲル化粉砕したPTFEモールディングパウダーより
なる成形品については、その孔径が、HM−PTFEよ
りなる成形品の孔径よりも大きいので、含浸している油
の粘度の低下によって孔から容易に流れ出て行くのに対
して、HM−PTFEよりなる成形品については孔径が
小さいので、含浸している油の熱膨張分だけが流出して
それ以上は流出しにくいことに起因しているためである
と考えられる。
ちゲル化粉砕したPTFEモールディングパウダーより
なる成形品については、その孔径が、HM−PTFEよ
りなる成形品の孔径よりも大きいので、含浸している油
の粘度の低下によって孔から容易に流れ出て行くのに対
して、HM−PTFEよりなる成形品については孔径が
小さいので、含浸している油の熱膨張分だけが流出して
それ以上は流出しにくいことに起因しているためである
と考えられる。
【0040】これらの性質の違いにより、ゲル化粉砕し
たPTFEモールディングパウダーより得られる含油多
孔体は、高温時に連続的に油の供給(流出)が求められ
る用途に、HM−PTFEより得られる含油多孔体は、
温度が上昇した時にのみ油の供給(流出)が求められる
用途に利用できる。
たPTFEモールディングパウダーより得られる含油多
孔体は、高温時に連続的に油の供給(流出)が求められ
る用途に、HM−PTFEより得られる含油多孔体は、
温度が上昇した時にのみ油の供給(流出)が求められる
用途に利用できる。
【0041】実施例 7 電子複写機やファクシミリの定着ローラとしての試験を
行うために、以下のようにしてPTFE多孔質成形体で
被覆された定着ローラを作製した。
行うために、以下のようにしてPTFE多孔質成形体で
被覆された定着ローラを作製した。
【0042】外径40mm、長さ340mmのアルミニウム製ロ
ーラ本体に、フッ素樹脂被覆を施すために、通常の下地
処理(ブラスト処理、プライマー塗布)を行った。次
に、断面が外径50mm、内径40mmの円筒状の空洞を有する
金型を用いて、HM−PTFEモールディングパウダー
260gを予備成形圧力10kgf/cm2で圧縮成形した。この
予備成形体に前記ローラを挿入した状態で、380℃の加
熱炉中で2時間焼成することにより、周囲を約5mmのH
M−PTFE多孔質成形体で被覆したアルミニウム製ロ
ーラを得た。このローラのHM−PTFE多孔質成形体
被覆層を切削加工して、厚さ0.5mmのHM−PTFE多
孔質成形体で被覆されたアルミニウム製ローラを得た。
これに、パーフルオロポリエーテル油(ダイキン工業
(株)製「デムナムS-200」)を滴下し均一に含浸さ
せ、定着ローラとした。
ーラ本体に、フッ素樹脂被覆を施すために、通常の下地
処理(ブラスト処理、プライマー塗布)を行った。次
に、断面が外径50mm、内径40mmの円筒状の空洞を有する
金型を用いて、HM−PTFEモールディングパウダー
260gを予備成形圧力10kgf/cm2で圧縮成形した。この
予備成形体に前記ローラを挿入した状態で、380℃の加
熱炉中で2時間焼成することにより、周囲を約5mmのH
M−PTFE多孔質成形体で被覆したアルミニウム製ロ
ーラを得た。このローラのHM−PTFE多孔質成形体
被覆層を切削加工して、厚さ0.5mmのHM−PTFE多
孔質成形体で被覆されたアルミニウム製ローラを得た。
これに、パーフルオロポリエーテル油(ダイキン工業
(株)製「デムナムS-200」)を滴下し均一に含浸さ
せ、定着ローラとした。
【0043】実施例 8 実施例7で調製した厚さ0.5mmのHM−PTFE多孔質
成形体で被覆されたアルミニウム製ローラに、パーフル
オロポリエーテル油に変えてシリコーン油(信越化学工
業(株)製「信越シリコーンKF 96 100」)を滴下し均
一に含浸させ、定着ローラとした。
成形体で被覆されたアルミニウム製ローラに、パーフル
オロポリエーテル油に変えてシリコーン油(信越化学工
業(株)製「信越シリコーンKF 96 100」)を滴下し均
一に含浸させ、定着ローラとした。
【0044】比較例 2 実施例7で用いた金型を用い、PTFEモールディング
パウダー(ダイキン工業(株)製「M−12」)を予備
成形圧力300kgf/cm2で圧縮成形した。得られたPTF
E予備成形体に実施例7で調製したアルミニウム製ロー
ラを挿入した状態で、380℃の加熱炉中で2時間焼成す
ることにより、周囲を約5mmのPTFE成形体で被覆し
たアルミニウム製ローラを得た。このローラのPTFE
成形体被覆層を切削加工して、見掛密度2.10、厚さ0.5m
mのPTFE成形体で被覆されたアルミニウム製ローラ
を得た。
パウダー(ダイキン工業(株)製「M−12」)を予備
成形圧力300kgf/cm2で圧縮成形した。得られたPTF
E予備成形体に実施例7で調製したアルミニウム製ロー
ラを挿入した状態で、380℃の加熱炉中で2時間焼成す
ることにより、周囲を約5mmのPTFE成形体で被覆し
たアルミニウム製ローラを得た。このローラのPTFE
成形体被覆層を切削加工して、見掛密度2.10、厚さ0.5m
mのPTFE成形体で被覆されたアルミニウム製ローラ
を得た。
【0045】上記実施例7、8および比較例2で得られ
たローラを、乾式複写機に加熱定着ローラとして取り付
け、定着温度180〜200℃、コピー速度180mm/秒の条件
でコピーを行った。比較例2のローラでは、A4紙1000
枚で、トナーオフセットが生じたが、実施例7および8
のローラはいずれもA4紙10000枚のコピー後もトナー
オフセットは起こらなかった。
たローラを、乾式複写機に加熱定着ローラとして取り付
け、定着温度180〜200℃、コピー速度180mm/秒の条件
でコピーを行った。比較例2のローラでは、A4紙1000
枚で、トナーオフセットが生じたが、実施例7および8
のローラはいずれもA4紙10000枚のコピー後もトナー
オフセットは起こらなかった。
【0046】実施例 9 断面が直径22cmの円柱状の空洞を有する金型を用いて、
HM−PTFEモールディングパウダー60gを予備成形
圧力10kgf/cm2で成形し、予備成形体を得た。これを38
0℃で30分焼成して直径約22cm、厚さ1.5mm、見掛密度1.
05の多孔質成形体を得た。この多孔質成形体に食用油を
滴下し、均一に含浸させて含油多孔体とした。この含油
多孔体を金属製フライパン上で加熱し、含油多孔体上で
たまご焼きを作ったところ、焦げ付きなく調理すること
ができた。食用油を追加補給することなく、続けてさら
に5回たまご焼きを調理したが、いずれも焦げ付きなく
調理することができた。
HM−PTFEモールディングパウダー60gを予備成形
圧力10kgf/cm2で成形し、予備成形体を得た。これを38
0℃で30分焼成して直径約22cm、厚さ1.5mm、見掛密度1.
05の多孔質成形体を得た。この多孔質成形体に食用油を
滴下し、均一に含浸させて含油多孔体とした。この含油
多孔体を金属製フライパン上で加熱し、含油多孔体上で
たまご焼きを作ったところ、焦げ付きなく調理すること
ができた。食用油を追加補給することなく、続けてさら
に5回たまご焼きを調理したが、いずれも焦げ付きなく
調理することができた。
【0047】
【発明の効果】本発明の含油多孔体は、耐熱性や低摩擦
性に優れるため、高温の雰囲気下で利用される軸受やオ
イルリテーナーとして好適に使用することができる。
性に優れるため、高温の雰囲気下で利用される軸受やオ
イルリテーナーとして好適に使用することができる。
【0048】また、本発明の含油多孔体は、耐熱性や非
粘着性に優れるため調理用シートとして好適に使用する
ことができる。
粘着性に優れるため調理用シートとして好適に使用する
ことができる。
【図1】図1はHM−PTFEおよびゲル化粉砕PTF
Eより得られる含油多孔体をガラス製シャーレ上に100
℃で約4時間静置したときの離油率を示す。
Eより得られる含油多孔体をガラス製シャーレ上に100
℃で約4時間静置したときの離油率を示す。
【図2】図2はHM−PTFEおよびゲル化粉砕PTF
Eより得られる含油多孔体をガラス製シャーレ上に200
℃で約4時間静置したときの離油率を示す。
Eより得られる含油多孔体をガラス製シャーレ上に200
℃で約4時間静置したときの離油率を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71/02 LQE // C08J 5/16 CEW 9267−4F C10M 111/04 9159−4H (C10M 111/04 107:38 105:54) C10N 40:02 50:08 50:10
Claims (11)
- 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレンモールディ
ングパウダーより得られる多孔質成形体に油を含浸させ
たことを特徴とする含油多孔体。 - 【請求項2】 油が潤滑油であることを特徴とする請求
項1記載の含油多孔体。 - 【請求項3】 油が食用油であることを特徴とする請求
項1記載の含油多孔体。 - 【請求項4】 多孔質成形体が、焼成高密度化指数
P10、P25およびP50がいずれも0.2以下のポリテトラ
フルオロエチレン粉末より得られる請求項2記載の含油
多孔体。 - 【請求項5】 多孔質成形体が、焼成高密度化指数
P10、P25およびP50がいずれも0.2以下のポリテトラ
フルオロエチレン粉末より得られる請求項3記載の含油
多孔体。 - 【請求項6】 潤滑油が含フッ素化合物である請求項2
または4記載の含油多孔体。 - 【請求項7】 含フッ素化合物がパーフルオロポリエー
テル系化合物である請求項6記載の含油多孔体。 - 【請求項8】 請求項2、4、6または7記載の含油多
孔体よりなることを特徴とする軸受。 - 【請求項9】 請求項2、4、6または7記載の含油多
孔体よりなることを特徴とするオイルリテーナー。 - 【請求項10】 請求項2、4、6または7記載の含油
多孔体よりなることを特徴とする電子複写機の定着ロー
ラ。 - 【請求項11】 請求項3または5記載の含油多孔体よ
りなることを特徴とする調理用含油シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7002953A JPH07242769A (ja) | 1994-01-12 | 1995-01-12 | 含油多孔体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-1764 | 1994-01-12 | ||
| JP176494 | 1994-01-12 | ||
| JP7002953A JPH07242769A (ja) | 1994-01-12 | 1995-01-12 | 含油多孔体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07242769A true JPH07242769A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=26335043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7002953A Pending JPH07242769A (ja) | 1994-01-12 | 1995-01-12 | 含油多孔体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07242769A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014509959A (ja) * | 2011-01-19 | 2014-04-24 | プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ | 高圧力安定性、光透過性、および自己修復特性を伴う易滑性表面 |
| US9630224B2 (en) | 2012-07-13 | 2017-04-25 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery liquid-infused porous surfaces having improved stability |
| US9932484B2 (en) | 2011-01-19 | 2018-04-03 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery liquid-infused porous surfaces and biological applications thereof |
| US9963597B2 (en) | 2012-07-12 | 2018-05-08 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery self-lubricating polymer surfaces |
| US10011800B2 (en) | 2012-07-13 | 2018-07-03 | President And Fellows Of Harvard College | Slips surface based on metal-containing compound |
| US10385181B2 (en) | 2013-03-13 | 2019-08-20 | President And Fellows Of Harvard College | Solidifiable composition for preparaton of liquid-infused slippery surfaces and methods of applying |
| JP2020165467A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 日本ピラー工業株式会社 | 滑り材、支承装置及び滑り材製造方法 |
| CN115609989A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-01-17 | 四川省众望科希盟科技有限公司 | 一种低摩擦系数低磨损的聚四氟乙烯密封材料 |
| US11998369B2 (en) | 2018-10-11 | 2024-06-04 | Freeflow Medical Devices Llc | Packaging for medical devices coated with perfluorinated liquids or dispersions thereof |
| US12233186B2 (en) | 2018-10-11 | 2025-02-25 | Cerulean Scientific Inc. | Fluoropolymer based anti-thrombotic coatings |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP7002953A patent/JPH07242769A/ja active Pending
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11118067B2 (en) | 2011-01-19 | 2021-09-14 | President And Fellows Of Harvard College | Sanitation systems and components thereof having a slippery surface |
| US9353646B2 (en) | 2011-01-19 | 2016-05-31 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery surfaces with high pressure stability, optical transparency, and self-healing characteristics |
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| US10982100B2 (en) | 2011-01-19 | 2021-04-20 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery liquid-infused porous surfaces and biological applications thereof |
| US10550272B2 (en) | 2011-01-19 | 2020-02-04 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery liquid-infused porous surfaces and biological applications thereof |
| US10233334B2 (en) | 2011-01-19 | 2019-03-19 | President And Fellows Of Harvard College | Containers, bottles, drums, vats, and tanks having a slippery surface |
| US11186731B2 (en) | 2012-07-12 | 2021-11-30 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery self-lubricating polymer surfaces |
| US9963597B2 (en) | 2012-07-12 | 2018-05-08 | President And Fellows Of Harvard College | Slippery self-lubricating polymer surfaces |
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| CN115609989A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-01-17 | 四川省众望科希盟科技有限公司 | 一种低摩擦系数低磨损的聚四氟乙烯密封材料 |
| CN115609989B (zh) * | 2022-12-20 | 2023-03-28 | 四川省众望科希盟科技有限公司 | 一种低摩擦系数低磨损的聚四氟乙烯密封材料 |
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