JPH07242933A - 半開放高周波焼入コイル - Google Patents
半開放高周波焼入コイルInfo
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- JPH07242933A JPH07242933A JP6060057A JP6005794A JPH07242933A JP H07242933 A JPH07242933 A JP H07242933A JP 6060057 A JP6060057 A JP 6060057A JP 6005794 A JP6005794 A JP 6005794A JP H07242933 A JPH07242933 A JP H07242933A
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- coil
- coils
- heating
- cooling liquid
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイル保持部材が加熱することがなく、安全
で、かつ、コイル寿命を長くする。 【構成】 円弧部を有し中空状の第1の加熱コイル21
と、第1の加熱コイル21と略同形であって第1の加熱
コイル21と所定間隔Dをもって対向して配設された第
2の加熱コイル22と、第1、第2の加熱コイルの略中
央部分に一端が接続された給電コイル23、24と、第
1、第2の加熱コイル21、22の両先端どうしを接続
した接続コイル25、26と、給電コイル23、24の
他端に接続された冷却液供給管61A、61Bと、第1
と第2の加熱コイル21、22に接続された冷却液排出
管62、63と前記各コイルに設けたコア60を具備し
ている。第1、第2の加熱コイル21、22の円弧部の
中心部分近傍は前記間隔Dよりも狭く配置されている。
で、かつ、コイル寿命を長くする。 【構成】 円弧部を有し中空状の第1の加熱コイル21
と、第1の加熱コイル21と略同形であって第1の加熱
コイル21と所定間隔Dをもって対向して配設された第
2の加熱コイル22と、第1、第2の加熱コイルの略中
央部分に一端が接続された給電コイル23、24と、第
1、第2の加熱コイル21、22の両先端どうしを接続
した接続コイル25、26と、給電コイル23、24の
他端に接続された冷却液供給管61A、61Bと、第1
と第2の加熱コイル21、22に接続された冷却液排出
管62、63と前記各コイルに設けたコア60を具備し
ている。第1、第2の加熱コイル21、22の円弧部の
中心部分近傍は前記間隔Dよりも狭く配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半開放高周波焼入コイル
に係り、特にクランクシャフトのピン又はジャーナル等
の被焼入物体の環状の焼入面を焼入する半開放高周波焼
入コイルに関する。
に係り、特にクランクシャフトのピン又はジャーナル等
の被焼入物体の環状の焼入面を焼入する半開放高周波焼
入コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照して、クランクシャフ
トのピンを焼入する場合を例にとって従来の技術を説明
する。図4は従来の半開放高周波焼入コイルの外観斜視
図、図5は図4のB−B線断面図、図6は被焼入部分に
高周波焼入コイルを載置した状態を説明する高周波焼入
装置の要部正面図である。
トのピンを焼入する場合を例にとって従来の技術を説明
する。図4は従来の半開放高周波焼入コイルの外観斜視
図、図5は図4のB−B線断面図、図6は被焼入部分に
高周波焼入コイルを載置した状態を説明する高周波焼入
装置の要部正面図である。
【0003】従来の半開放高周波焼入コイル(以下焼入
コイルという)50は図4に示すように加熱コイル5
1、52、53、54接続コイル55、56、57、給
電コイル58、59およびコア60を具備している。こ
れらのコイルはいずれも中空良電導金属製である。
コイルという)50は図4に示すように加熱コイル5
1、52、53、54接続コイル55、56、57、給
電コイル58、59およびコア60を具備している。こ
れらのコイルはいずれも中空良電導金属製である。
【0004】加熱コイル51、52、53、54は略同
一形状であって、ピン10の表面11形状に対応するよ
うに略1/4円弧状に形成されている。加熱コイル51
は先端が給電コイル58の一端に、後端が接続コイル5
5の先端に、加熱コイル52の先端は接続コイル55の
後端にそれぞれ接続されている。また加熱コイル52の
後端と加熱コイル53の先端は接続コイル56に接続さ
れている。加熱コイル53、54は前記に準じ接続コイ
ル57、給電コイル59に接続されている。そして焼入
コイル50は平面視形状形がS字状に形成されている。
給電コイル58、59にはリード体41を介して電源4
0に接続され、前記コイルの中空部は冷却液供給管6
1、同排出管62が接続されている。
一形状であって、ピン10の表面11形状に対応するよ
うに略1/4円弧状に形成されている。加熱コイル51
は先端が給電コイル58の一端に、後端が接続コイル5
5の先端に、加熱コイル52の先端は接続コイル55の
後端にそれぞれ接続されている。また加熱コイル52の
後端と加熱コイル53の先端は接続コイル56に接続さ
れている。加熱コイル53、54は前記に準じ接続コイ
ル57、給電コイル59に接続されている。そして焼入
コイル50は平面視形状形がS字状に形成されている。
給電コイル58、59にはリード体41を介して電源4
0に接続され、前記コイルの中空部は冷却液供給管6
1、同排出管62が接続されている。
【0005】加熱コイル51、52、53、54及び接
続コイル55、56には図5に示すように積層鋼板製又
はフエライト製のコア60によって表面を60Aを除い
て覆われている。このコア60は加熱コイル51、5
2、53、54、接続コイル55、56を流れる電流に
より発生する磁束をコア60内に集束しコア60から出
る磁束をピンの表面11に集中させるためのものであ
る。
続コイル55、56には図5に示すように積層鋼板製又
はフエライト製のコア60によって表面を60Aを除い
て覆われている。このコア60は加熱コイル51、5
2、53、54、接続コイル55、56を流れる電流に
より発生する磁束をコア60内に集束しコア60から出
る磁束をピンの表面11に集中させるためのものであ
る。
【0006】前記焼入コイル50は図6に示すように高
周波焼入装置に装着される。図中64はコイル側板、6
8はジャケットで焼入用冷却液をピン10の表面11に
噴射させるものである。
周波焼入装置に装着される。図中64はコイル側板、6
8はジャケットで焼入用冷却液をピン10の表面11に
噴射させるものである。
【0007】またピン10を焼入中に焼入コイル50を
ピン10との接触を防止し、かつ、焼入コイル50をピ
ン10との空隙距離を一定に保つために、焼入コイル5
0の中央部分にスペーサ65が、また焼入コイル50の
両側にサイドスペーサ66が設けられている。前記スペ
ーサ65、66ともにボルト67によってコイル側板6
4に固定されている。
ピン10との接触を防止し、かつ、焼入コイル50をピ
ン10との空隙距離を一定に保つために、焼入コイル5
0の中央部分にスペーサ65が、また焼入コイル50の
両側にサイドスペーサ66が設けられている。前記スペ
ーサ65、66ともにボルト67によってコイル側板6
4に固定されている。
【0008】前記コイル側板64はクランクモーション
による焼入コイル50、焼入コイル50に電力を供給す
る図外のトランス等の荷重変動を受け持つものであり、
アルミ板、真鍮板、ガラスラミネート板等によって構成
されている。また前記各スペーサ、特に中央部分のスペ
ーサ65は、超硬製のチップ材を用いている。
による焼入コイル50、焼入コイル50に電力を供給す
る図外のトランス等の荷重変動を受け持つものであり、
アルミ板、真鍮板、ガラスラミネート板等によって構成
されている。また前記各スペーサ、特に中央部分のスペ
ーサ65は、超硬製のチップ材を用いている。
【0009】焼入コイル50をピン10の表面11に接
近して対向するように配設したのちクランクシャフトが
回転される。焼入コイル50の冷却液は供給管61に供
給され、焼入コイル50の中空部を通過しコイルを冷却
した後、排出管62から排出される。
近して対向するように配設したのちクランクシャフトが
回転される。焼入コイル50の冷却液は供給管61に供
給され、焼入コイル50の中空部を通過しコイルを冷却
した後、排出管62から排出される。
【0010】高周波電流は電源40から給電コイル58
加熱コイル51、接続コイル55、加熱コイル52、接
続コイル56、加熱コイル53、接続コイル57、加熱
コイル54、給電コイル59を流れ、ピン10の表面1
1は前記各コイルによる誘導電流によって加熱される。
冷却液は給電管61より供給され、前記各コイルを冷却
し、排出管62より排出される。
加熱コイル51、接続コイル55、加熱コイル52、接
続コイル56、加熱コイル53、接続コイル57、加熱
コイル54、給電コイル59を流れ、ピン10の表面1
1は前記各コイルによる誘導電流によって加熱される。
冷却液は給電管61より供給され、前記各コイルを冷却
し、排出管62より排出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記焼入
コイル50においては、S字状を形成する中央部分の接
続コイル56に流れる高周波電流による誘導電流によっ
て焼入コイル50の中央部分に位置するスペーサ65は
加熱され、遂には赤熱状態に至る。そのためコイル側板
63も高温度になる。
コイル50においては、S字状を形成する中央部分の接
続コイル56に流れる高周波電流による誘導電流によっ
て焼入コイル50の中央部分に位置するスペーサ65は
加熱され、遂には赤熱状態に至る。そのためコイル側板
63も高温度になる。
【0012】サイドスペーサ66は焼入コイル50に囲
まれていないため、スペーサ65のように加熱すること
はないが、何れにしても高周波焼入装置のコイル保持部
材が赤熱することは危険であり、安全対策上改善が要望
されていた。
まれていないため、スペーサ65のように加熱すること
はないが、何れにしても高周波焼入装置のコイル保持部
材が赤熱することは危険であり、安全対策上改善が要望
されていた。
【0013】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、コイル保持部材が加熱することがなく安全で、かつ
寿命の長い焼入コイルを提供することを目的としてい
る。
で、コイル保持部材が加熱することがなく安全で、かつ
寿命の長い焼入コイルを提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半開放高周
波焼入コイルは、被焼入物体の環状の被焼入面内上方に
前記被焼入面に接近して配設され略半円の又は半円より
も小さい円で形成された円弧部を有する中空状の第1の
加熱コイルと、第1の加熱コイルと略同一形状を有して
おり、第1の加熱コイルと所定の間隔をもって対向して
前記被焼入面に接近して配設された第2の加熱コイル
と、第1と第2の加熱コイルの円弧部の略中央部分に一
端が接続された1対の中空状の給電コイルと、第1及び
第2の加熱コイルの両先端どうしを接続した1対の中空
状の接続コイルと、給電コイルの他端中空部に接続され
た冷却液供給管と、第1と第2の加熱コイルに接続され
た冷却液排出管と、前記第1、第2の加熱コイル及び接
続コイルの前記焼入面に対向していない面を覆うように
形成されたコアとを具備しており、かつ、第1と第2の
加熱コイルの円弧部の中心部分近傍は前記所定距離間隔
よりも狭く配置するとともに、前記給電コイルの他端間
に高周波電圧が印加されるようにしたことを特徴として
いる。
波焼入コイルは、被焼入物体の環状の被焼入面内上方に
前記被焼入面に接近して配設され略半円の又は半円より
も小さい円で形成された円弧部を有する中空状の第1の
加熱コイルと、第1の加熱コイルと略同一形状を有して
おり、第1の加熱コイルと所定の間隔をもって対向して
前記被焼入面に接近して配設された第2の加熱コイル
と、第1と第2の加熱コイルの円弧部の略中央部分に一
端が接続された1対の中空状の給電コイルと、第1及び
第2の加熱コイルの両先端どうしを接続した1対の中空
状の接続コイルと、給電コイルの他端中空部に接続され
た冷却液供給管と、第1と第2の加熱コイルに接続され
た冷却液排出管と、前記第1、第2の加熱コイル及び接
続コイルの前記焼入面に対向していない面を覆うように
形成されたコアとを具備しており、かつ、第1と第2の
加熱コイルの円弧部の中心部分近傍は前記所定距離間隔
よりも狭く配置するとともに、前記給電コイルの他端間
に高周波電圧が印加されるようにしたことを特徴として
いる。
【0015】また、前記冷却液排出管は加熱コイルの相
反する端部に設けられており、かつ、第1、第2の加熱
コイル及び接続コイルの中空部には冷却液流路の長短に
応じて幅の異なる溝加工を施すことにより、冷却液が前
記各コイル内を均等に流れるようにしたものを含んでい
る。
反する端部に設けられており、かつ、第1、第2の加熱
コイル及び接続コイルの中空部には冷却液流路の長短に
応じて幅の異なる溝加工を施すことにより、冷却液が前
記各コイル内を均等に流れるようにしたものを含んでい
る。
【0016】
【作用】高周波電流は給電コイルより左右に2分されて
給電される。。2分されたうちの一方は給電コイル、第
1の加熱コイルの左半分、一方の接続コイル、第2の加
熱コイルの左半分を通るルートと、他方は給電コイル、
第1の加熱コイルの右半分、接続コイル第2の加熱コイ
ルの右半分を通るルートとに分かれて流れる。円弧部中
央部分は高周波電流の流れが互いに逆方向になるので、
この部分に置かれたスペーサは誘導電流が打ち消され
る。
給電される。。2分されたうちの一方は給電コイル、第
1の加熱コイルの左半分、一方の接続コイル、第2の加
熱コイルの左半分を通るルートと、他方は給電コイル、
第1の加熱コイルの右半分、接続コイル第2の加熱コイ
ルの右半分を通るルートとに分かれて流れる。円弧部中
央部分は高周波電流の流れが互いに逆方向になるので、
この部分に置かれたスペーサは誘導電流が打ち消され
る。
【0017】焼入コイルの冷却液は2分されて供給管よ
り供給される。2分されたうち一方は給電コイル第1の
加熱コイル左半分を経てコイルを冷却した後排出管よ
り、また他方は給電コイル、第1の加熱コイルの右半
分、接続コイルを経て排出管よりそれぞれ排出される。
前記2分されたうちの一方は給電コイル、第2の加熱コ
イルの左半分、接続コイルを経て排出管に、他方は給電
コイル、第2の加熱コイルの左半分を経て排出管よりそ
れぞれ排出される。
り供給される。2分されたうち一方は給電コイル第1の
加熱コイル左半分を経てコイルを冷却した後排出管よ
り、また他方は給電コイル、第1の加熱コイルの右半
分、接続コイルを経て排出管よりそれぞれ排出される。
前記2分されたうちの一方は給電コイル、第2の加熱コ
イルの左半分、接続コイルを経て排出管に、他方は給電
コイル、第2の加熱コイルの左半分を経て排出管よりそ
れぞれ排出される。
【0018】また供給管より流入した冷却液は通路の長
短に基づいて溝幅を変えているので、各コイル内を均等
に流れ排出管より排出される。従って第1、第2の加熱
コイルは均等に冷却される。
短に基づいて溝幅を変えているので、各コイル内を均等
に流れ排出管より排出される。従って第1、第2の加熱
コイルは均等に冷却される。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を、
クランクシャフトのピンの表面の焼入れを行う半開放高
周波焼入コイルを例にとって説明する。
クランクシャフトのピンの表面の焼入れを行う半開放高
周波焼入コイルを例にとって説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例を説明するための
模式的外観斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3
は電流、冷却液流路の説明図である。従来の技術で説明
したものと同等のものは同一の符号を付して説明する。
本実施例の半開放高周波焼入コイル(以下焼入コイルと
いう)20はクランクシャフトのピン10の表面11に
接近して配置され、この表面11を焼入するのに用いら
れる。
模式的外観斜視図、図2は図1のA−A線断面図、図3
は電流、冷却液流路の説明図である。従来の技術で説明
したものと同等のものは同一の符号を付して説明する。
本実施例の半開放高周波焼入コイル(以下焼入コイルと
いう)20はクランクシャフトのピン10の表面11に
接近して配置され、この表面11を焼入するのに用いら
れる。
【0021】焼入コイル20は図1、図3に示すよう
に、第1の加熱コイル21、第2の加熱コイル22、給
電コイル23、24、接続コイル25、26およびコア
60とを具備している。これらのコイルはいずれも中空
良電導金属製である。
に、第1の加熱コイル21、第2の加熱コイル22、給
電コイル23、24、接続コイル25、26およびコア
60とを具備している。これらのコイルはいずれも中空
良電導金属製である。
【0022】第1の加熱コイル21はピンの表面11の
形状に対応するように略半円の又は半円よりも小さい円
で形成された円弧部21aを有している。但し、前記半
円にこだわるものではなく、要求される硬化層の深さ等
によって適宜の値が選定される。
形状に対応するように略半円の又は半円よりも小さい円
で形成された円弧部21aを有している。但し、前記半
円にこだわるものではなく、要求される硬化層の深さ等
によって適宜の値が選定される。
【0023】また第2の加熱コイル22は第1の加熱コ
イル21と略同一形状を有しており、第1の加熱コイル
21と所定の距離間隔Dをもって対向してピンの表面1
1に配設されている。
イル21と略同一形状を有しており、第1の加熱コイル
21と所定の距離間隔Dをもって対向してピンの表面1
1に配設されている。
【0024】第1の加熱コイル21と第2の加熱コイル
22は円弧部21a、22aの略中央部近傍が所定距離
間隔が前記距離間隔Dよりも狭くなるように折曲形成さ
れており、この部分に給電コイル23、24の一端が電
気的に接続されている。
22は円弧部21a、22aの略中央部近傍が所定距離
間隔が前記距離間隔Dよりも狭くなるように折曲形成さ
れており、この部分に給電コイル23、24の一端が電
気的に接続されている。
【0025】また第1、第2の加熱コイル21、22の
両先端どうしは1対の接続コイル25、26が電気的に
接続されている。また給電コイル23、24の他端は高
周波電源40にリード体41(図6参照)を介して電気
的に接続されており、給電コイル23、24の中空部分
はそれぞれ冷却液供給管61A、61Bに接続されてい
る。前記第1、第2加熱コイル21、22の端部対象位
置には冷却液の排出管62、63がそれぞれ接続されて
いる。
両先端どうしは1対の接続コイル25、26が電気的に
接続されている。また給電コイル23、24の他端は高
周波電源40にリード体41(図6参照)を介して電気
的に接続されており、給電コイル23、24の中空部分
はそれぞれ冷却液供給管61A、61Bに接続されてい
る。前記第1、第2加熱コイル21、22の端部対象位
置には冷却液の排出管62、63がそれぞれ接続されて
いる。
【0026】第1、第2の加熱コイル21、22、接続
コイル25、26には図2に示すように第1の加熱コイ
ル21の例をとって示したように、積層鋼板製又はフエ
ライト系で断面が略コ字状に形成されたコア601によ
って表面11に対向する面60Aを除いて覆われてい
る。図中30はコイルの長手方向内面に形成された溝で
ある。(溝30の説明は後記する。)
コイル25、26には図2に示すように第1の加熱コイ
ル21の例をとって示したように、積層鋼板製又はフエ
ライト系で断面が略コ字状に形成されたコア601によ
って表面11に対向する面60Aを除いて覆われてい
る。図中30はコイルの長手方向内面に形成された溝で
ある。(溝30の説明は後記する。)
【0027】また焼入コイル20とピン10とを所定の
距離間隔に保つために、図6に準ずる方法で、スペーサ
65が給電コイル23、24の近傍に取り付けられてい
る。又、接続コイル25、26の近傍にはサイドスペー
サ66が取り付けられている。さらに、焼入コイル20
によって加熱されたピン10の表面11に焼入用の冷却
液を噴射するための図外のジャケット68が図6に準じ
て設けられている。
距離間隔に保つために、図6に準ずる方法で、スペーサ
65が給電コイル23、24の近傍に取り付けられてい
る。又、接続コイル25、26の近傍にはサイドスペー
サ66が取り付けられている。さらに、焼入コイル20
によって加熱されたピン10の表面11に焼入用の冷却
液を噴射するための図外のジャケット68が図6に準じ
て設けられている。
【0028】次に本実施例の動作を説明する。焼入コイ
ル20は第1、第2の加熱コイル21、22がピンの表
面11に接近し、かつ、ピン10に対向するように配置
され、クランクシャフトが回転する。
ル20は第1、第2の加熱コイル21、22がピンの表
面11に接近し、かつ、ピン10に対向するように配置
され、クランクシャフトが回転する。
【0029】図3黒矢印で示すように焼入コイル20の
冷却液は2分されて供給管61A、61Bに供給され
る。その一方は給電コイル23、第1の加熱コイル21
の図示左半部を経てこれらコイルを冷却した後排出管6
2より、また他方は給電コイル23、第1の加熱コイル
21の図示右半部、接続コイル26を経て排出管63よ
りそれぞれ排出される。また供給管61Bに供給された
冷却液は前記に準じ給電コイル24、第2の加熱コイル
22の図示左半分、接続コイル25を経て排出管62よ
り、他方は給電コイル24、第2の加熱コイル22の図
示右半分を経て排出管63よりそれぞれ排出される。
冷却液は2分されて供給管61A、61Bに供給され
る。その一方は給電コイル23、第1の加熱コイル21
の図示左半部を経てこれらコイルを冷却した後排出管6
2より、また他方は給電コイル23、第1の加熱コイル
21の図示右半部、接続コイル26を経て排出管63よ
りそれぞれ排出される。また供給管61Bに供給された
冷却液は前記に準じ給電コイル24、第2の加熱コイル
22の図示左半分、接続コイル25を経て排出管62よ
り、他方は給電コイル24、第2の加熱コイル22の図
示右半分を経て排出管63よりそれぞれ排出される。
【0030】また、図3白矢印で示すように高周波電流
は給電コイル23より左右に2分され、第1、第2加熱
コイル21、22のそれぞれ半分といずれかの接続コイ
ル25、26を流れ、給電コイル24を経て電源40に
戻る。ピン10の表面11は第1、第2の加熱コイル2
1、22及び接続コイル25、26に流れる高周波電流
によって誘起された誘導電流で加熱される。
は給電コイル23より左右に2分され、第1、第2加熱
コイル21、22のそれぞれ半分といずれかの接続コイ
ル25、26を流れ、給電コイル24を経て電源40に
戻る。ピン10の表面11は第1、第2の加熱コイル2
1、22及び接続コイル25、26に流れる高周波電流
によって誘起された誘導電流で加熱される。
【0031】従って、焼入コイル20はインダクタンス
とともにインピーダンスが小さくなり、大きな電流を流
すことが可能となり大きなパワーを得ることができる。
とともにインピーダンスが小さくなり、大きな電流を流
すことが可能となり大きなパワーを得ることができる。
【0032】また冷却液流路は従来の焼入コイルに比し
略1/2となるので、冷却効果を高めることができる。
それ故、従来の焼入コイルに比し温度上昇を低くするこ
とができるので、劣化熱疲労の度合いが少くなり、劣化
の進展に伴う機械的強度の減少によって生じる亀裂の発
生等を防止することができる。従って焼入コイルの寿命
を長くすることができる。
略1/2となるので、冷却効果を高めることができる。
それ故、従来の焼入コイルに比し温度上昇を低くするこ
とができるので、劣化熱疲労の度合いが少くなり、劣化
の進展に伴う機械的強度の減少によって生じる亀裂の発
生等を防止することができる。従って焼入コイルの寿命
を長くすることができる。
【0033】また、表面11の中央部分は、第1、第2
の加熱コイル21、22の距離間隔Dが狭くなってお
り、給電コイル23、24の距離間隔も従って狭くなっ
ている。そして、前記中央部分は互いに電流の方向が逆
となっているため、スペーサ65は誘導電流によって加
熱されることがない。なお、コア60の作用は従来の技
術で説明したものと同様であり、その説明は省略する。
の加熱コイル21、22の距離間隔Dが狭くなってお
り、給電コイル23、24の距離間隔も従って狭くなっ
ている。そして、前記中央部分は互いに電流の方向が逆
となっているため、スペーサ65は誘導電流によって加
熱されることがない。なお、コア60の作用は従来の技
術で説明したものと同様であり、その説明は省略する。
【0034】前記したように、コア60は第1、第2の
加熱コイル21、22及び接続コイル25、26に設け
られている。ところが、冷却液の流路を均等にするため
に接続コイル25、26の中央部分に排出管62、63
を接続すると、コア60の設置場所が接続コイル25、
26の中心に位置することができないことになり、ピン
10の表面を均一に加熱することが困難になるという不
具合を生じる。
加熱コイル21、22及び接続コイル25、26に設け
られている。ところが、冷却液の流路を均等にするため
に接続コイル25、26の中央部分に排出管62、63
を接続すると、コア60の設置場所が接続コイル25、
26の中心に位置することができないことになり、ピン
10の表面を均一に加熱することが困難になるという不
具合を生じる。
【0035】このため図1、図3に示すように排出管6
2、63の接続位置を第1と第2の加熱コイル21、2
2の相反する端部A、Bにそれぞれ接続するとともに、
コア60を接続コイル25、26の略中央に位置するよ
うに設けている。即ち前記端部、A、Bは焼入コイル2
0の中心点Cに対して対称位置になっている。
2、63の接続位置を第1と第2の加熱コイル21、2
2の相反する端部A、Bにそれぞれ接続するとともに、
コア60を接続コイル25、26の略中央に位置するよ
うに設けている。即ち前記端部、A、Bは焼入コイル2
0の中心点Cに対して対称位置になっている。
【0036】前記のように排出管62、63を接続する
と冷却液の流路に長短を生じ、冷却液が各コイルを均等
に流通しないことになる。そこで第1、第2の加熱コイ
ル21、22及び接続コイル25、26の大きさ(断面
積)を変えて供給し管61A、61Bより排出管62、
63に至る各経路を冷却液が均等に流れるようにしてい
る。
と冷却液の流路に長短を生じ、冷却液が各コイルを均等
に流通しないことになる。そこで第1、第2の加熱コイ
ル21、22及び接続コイル25、26の大きさ(断面
積)を変えて供給し管61A、61Bより排出管62、
63に至る各経路を冷却液が均等に流れるようにしてい
る。
【0037】本実施例ではコイルの中空部内面の横幅方
向に幅を変えて溝加工を施し、水路が長い方のコイルは
溝30の幅を大きくし、短い方のコイルは溝30の幅を
小さくすることによって前記問題点を解決している。
向に幅を変えて溝加工を施し、水路が長い方のコイルは
溝30の幅を大きくし、短い方のコイルは溝30の幅を
小さくすることによって前記問題点を解決している。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の焼入コイル
は被焼入物体の表面に形成された環状の表面を並列接続
した第1と第2の加熱コイルの両端どうしを接続コイル
で接続し給電コイルによって2個の並列回路が形成され
ている。
は被焼入物体の表面に形成された環状の表面を並列接続
した第1と第2の加熱コイルの両端どうしを接続コイル
で接続し給電コイルによって2個の並列回路が形成され
ている。
【0039】そして、第1と第2の加熱コイルの略中心
部を電源及び冷却液供給口に接続して各コイルを加熱す
るとともに、焼入コイルの中心に対して対称となる接続
コイルの相反する端部に冷却液排出管を設け、接続コイ
ルの中央部にコアを設けるようにしている。さらに第
1、第2の加熱コイルの中心部近傍は対向距離間隔を他
の部分よりも狭くなるように配置している。
部を電源及び冷却液供給口に接続して各コイルを加熱す
るとともに、焼入コイルの中心に対して対称となる接続
コイルの相反する端部に冷却液排出管を設け、接続コイ
ルの中央部にコアを設けるようにしている。さらに第
1、第2の加熱コイルの中心部近傍は対向距離間隔を他
の部分よりも狭くなるように配置している。
【0040】従って、焼入コイルはインピーダンスが小
さくなり、大きなパワーを得ることができる。また冷却
液通路も従来に比して半減するので、コイルの冷却効果
を高め、焼入コイルの寿命が長くなる。
さくなり、大きなパワーを得ることができる。また冷却
液通路も従来に比して半減するので、コイルの冷却効果
を高め、焼入コイルの寿命が長くなる。
【0041】また中心部に位置するスペーサは誘導電流
により加熱されないので、高温にならず、焼入装置の安
全性が向上する。
により加熱されないので、高温にならず、焼入装置の安
全性が向上する。
【0042】
【図1】本発明に係る図面であって、焼入コイルの模式
的外観斜視図である。
的外観斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢示断面図である。
【図3】焼入コイルの電流冷却部流通路を説明する平面
図である。
図である。
【図4】従来技術に係る図面であって、焼入コイルの模
式的外観斜視図である。
式的外観斜視図である。
【図5】図4のB−B線矢視図である。
【図6】被焼入部分に高周波コイルを載置した状態を説
明する高周波焼入装置の要部正面図である。
明する高周波焼入装置の要部正面図である。
10 ピン 20 半開放高周波焼入コイル 21 第1の加熱コイル 22 第2の加熱コイル 23 給電コイル 24 給電コイル 25 接続コイル 26 接続コイル 40 電源 60 コア 61A、61B 供給管 62 排出管 63 排出管 64 コイル側板 65 スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 被焼入物体の環状の被焼入面内上方に前
記被焼入面に接近して配設され略半円の又は半円よりも
小さい円で形成された円弧部を有する中空状の第1の加
熱コイルと、第1の加熱コイルと略同一形状を有してお
り、第1の加熱コイルと所定の間隔をもって対向して前
記被焼入面に接近して配設された第2の加熱コイルと、
第1と第2の加熱コイルの円弧部の略中央部分に一端が
接続された1対の中空状の給電コイルと、第1及び第2
の加熱コイルの両先端どうしを接続した1対の中空状の
接続コイルと、給電コイルの他端中空部に接続された冷
却液供給管と、第1と第2の加熱コイルに接続された冷
却液排出管と、前記第1、第2の加熱コイル及び接続コ
イルの前記焼入面に対向していない面を覆うように形成
されたコアとを具備しており、かつ、第1と第2の加熱
コイルの円弧部の中心部分近傍は前記所定距離間隔より
も狭く配置するとともに、前記給電コイルの他端間に高
周波電圧が印加されるようにしたことを特徴とする半開
放高周波焼入コイル。 - 【請求項2】 前記冷却液排出管は第1と第2の加熱コ
イルの相反する端部に設けられており、かつ、第1、第
2の加熱コイル及び接続コイルの中空部には冷却液流路
の長短に応じて幅の異なる溝加工を施すことにより、冷
却液が前記各コイル内を均等に流れるようにした請求項
1記載の半開放高周波焼入コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6060057A JP2779763B2 (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 半開放高周波焼入コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6060057A JP2779763B2 (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 半開放高周波焼入コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07242933A true JPH07242933A (ja) | 1995-09-19 |
| JP2779763B2 JP2779763B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13131083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6060057A Expired - Lifetime JP2779763B2 (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 半開放高周波焼入コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2779763B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016037613A (ja) * | 2014-08-05 | 2016-03-22 | 高周波熱錬株式会社 | 加熱コイル |
| KR101687347B1 (ko) * | 2016-02-12 | 2016-12-20 | 동명대학교산학협력단 | 볼 스터드의 고주파 풀림처리 방법 |
| CN107567126A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-01-09 | 佛山市高捷工业炉有限公司 | 一种带有自动冷却效果的电磁加热线圈 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP6060057A patent/JP2779763B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016037613A (ja) * | 2014-08-05 | 2016-03-22 | 高周波熱錬株式会社 | 加熱コイル |
| CN106489299A (zh) * | 2014-08-05 | 2017-03-08 | 高周波热錬株式会社 | 加热线圈 |
| CN106489299B (zh) * | 2014-08-05 | 2020-02-07 | 高周波热錬株式会社 | 加热线圈 |
| US10616960B2 (en) | 2014-08-05 | 2020-04-07 | Neturen Co., Ltd. | Heating coil |
| KR101687347B1 (ko) * | 2016-02-12 | 2016-12-20 | 동명대학교산학협력단 | 볼 스터드의 고주파 풀림처리 방법 |
| CN107567126A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-01-09 | 佛山市高捷工业炉有限公司 | 一种带有自动冷却效果的电磁加热线圈 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2779763B2 (ja) | 1998-07-23 |
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