JPH072439Y2 - ヒンジキャップ - Google Patents

ヒンジキャップ

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JPH072439Y2
JPH072439Y2 JP1987198491U JP19849187U JPH072439Y2 JP H072439 Y2 JPH072439 Y2 JP H072439Y2 JP 1987198491 U JP1987198491 U JP 1987198491U JP 19849187 U JP19849187 U JP 19849187U JP H072439 Y2 JPH072439 Y2 JP H072439Y2
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哲夫 熊谷
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Daiwa Can Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、上蓋と下蓋とを有する2ピース型のヒンジキ
ャップに関する。
(従来の技術) 上蓋と下蓋とを有する2ピース型のヒンジキャップとし
ては、例えば、実開昭61-164153号公報や実開昭62-1153
68号公報に記載のものが知られている。
前者の公報には、蓋体の開蓋姿勢を充分にとれるように
することを目的とし、本体1と蓋体10とを別体に成形
し、本体1に形成した嵌入孔9に蓋体10に形成した係止
片15を有する嵌入部14を嵌入することで本体1と蓋体10
とを組み合わせるようにした技術が開示されている。
後者の公報には、本体と蓋体との色彩を異ならせること
で外観体裁を良好にし、使用し易くすることを目的と
し、本体1と蓋体10とを別体に成形し、本体1に形成し
た挿入凹部6に蓋体10に形成した係止条14を有する係止
舌片13を嵌入することで本体1と蓋体10とを組み合わせ
るようにした技術が開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、これら従来技術にあっては、蓋体の半径
方向の位置ズレを防ぐため、嵌入孔9の内外壁間隔が嵌
入部14の係止片部の厚みより狭く形成されている。挿入
凹部6の内外壁間隔が係止舌片13の係止条部の厚みより
狭く形成されていると、本体1と蓋体10との組み合わせ
作業を行なう場合、下記に列挙するような問題点があっ
た。
独立構成である本体1と蓋体10との位置合わせを行な
う時、嵌入開始時わずかの挿入程度では正しい位置を維
持できず、嵌入初期に大きな嵌入抵抗を受け、嵌入孔9
に対する嵌入部14あるいは挿入凹部6に対する係止舌片
13を、斜めに嵌入したりするというように、正常な位置
関係での嵌入作業を行なうことに困難性を伴う。
組み合わせ嵌入時、嵌入孔9あるいは挿入凹部6の内
外壁間隔を強制的に押し拡げる弾性変形により嵌入させ
ようとするものであるため、高い押圧力を必要とし、嵌
入作業がスムーズに行なえないばかりでなく、係止片15
や係止条14を損傷してしまい、その後の使用時に充分な
組み合わせ強度を確保できなくなる。
嵌入抵抗が大きいため係止位置まで嵌入できず途中で
止まり上下方向の位置ズレを起こす心配がある。
そこで、内外壁間の弾性変形量を大きく確保するべく、
例えば、実開昭55-70340号公報に記載されているよう
に、嵌入孔9あるいは挿入凹部6の壁部にスリットを設
ける案がある。
しかし、この場合、嵌入抵抗を小さくすることはできる
ものの、係止片部や係止条部に対して内外壁間隔が狭い
設定には変わりないため、嵌入初期に大きな嵌入抵抗を
受け、本体1と蓋体10とを斜めに嵌入したりするという
の問題点はそのまま残ってしまう。
尚、実開昭55-70340号公報に記載の蓋付収納ボックス
は、ボックスと蓋とが一体に連結されているため、位置
合わせが不要である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決すること、
すなわち、プラスチック製の上蓋と下蓋とからなる2ピ
ース型のヒンジキャップにおいて、下蓋と上蓋との組み
合わせ作業時、収納ボックスに対する支柱部の嵌入初期
に確実な位置決めを達成すると共にその後の支柱部の円
滑な嵌入作業を達成し、しかも、下蓋と上蓋との組み合
わせ状態では組み合わせ強度の安定的維持を達成するこ
とを目的とする。
この目的を達成するために本考案では、プラスチック製
の上蓋と下蓋とから成る2ピース型のヒンジキャップで
あって、上蓋には下方内面側に係止爪を有する支柱部が
ヒンジ部に連続して形成され、下蓋には前記上蓋の支柱
部を嵌入する収納ボックスが、注出口を有する天井部の
一部を切除して上下方向に形成され、該収納ボックスに
は嵌入した支柱部の係止爪に係合する係止部が形成され
たヒンジキャップにおいて、前記下蓋は、前記天井部か
ら垂下した側壁部(8)と、該側壁部(8)の外側に間
隔をもって垂下した下蓋外筒部(20)とを有し、前記収
納ボックスは、該側壁部(8)の周囲の一部分に連続
し、下端に前記係止爪と係合する係止部を有する内壁部
(18)と、該側壁部(8)と該下蓋外筒部(20)との間
に位置する前記天井部から垂下し、略中ほどの高さで内
壁部(18)に近付く曲り部(24)を有する外壁部(19)
とから構成され、外壁部(19)の該曲り部(24)の上端
より上方部分にある壁面で構成される前記収納ボックス
の上部空間部(47)が、前記係止爪部分の支柱部の厚み
程度に広い壁面間隔を有し、外壁部(19)の該曲り部
(24)の上端より下方部分にある壁面で構成される前記
収納ボックスの下部空間部(48)が、前記係止爪部分の
支柱部の厚みより狭い壁面間隔を有し、かつ、該外壁部
(19)は、該曲り部(24)から下方部分で下蓋外筒部
(20)に接近する部分にスリット(22)が形成されてい
ることを特徴とする手段とした。
(作用) 下蓋と上蓋とを別々に成形した後、両蓋を組み合わせる
際、収納ボックスを構成する一部材である外壁部(19)
には曲り部(24)が略中ほどの高さ位置で内壁部(18)
に近付く方向に形成され、この曲り部(24)の上端より
上方部分にある壁面で構成される収納ボックスの上部空
間部(47)は、内壁部(18)と外壁部(19)との壁面間
隔が係止爪部分の支柱部の厚み程度に広く形成されてい
ることにより、支柱部の係止爪の頂点が収納ボックスの
壁面に強くこすられず支柱部をある程度下降した位置ま
で円滑に挿通でき、両蓋の正常な位置関係を確保するこ
とができる。
つまり、収納ボックスに対する支柱部の嵌入初期に、確
実な位置決めが達成され、上蓋を下蓋に斜めに挿入した
り、上下蓋の位置ズレを防ぐことができる。
そして、位置決めが達成された状態から支柱部をさらに
深く下降しようとする際に、、曲り部(24)の上端より
下方部分にある壁面で構成される収納ボックスの下部空
間部(48)は、内壁部(18)と外壁部(19)との壁面間
隔が係止爪部分の支柱部の厚みより狭く形成されている
が、外壁部(19)は、曲り部(24)から下方部分で下蓋
外筒部(20)に接近する部分にスリット(22)が形成さ
れていることにより、支柱部に押されて外壁部(19)は
曲り部(24)の上端を支点として、内壁部(18)に対し
て遠ざかる方向に弾性変形するため、下部空間部(48)
の壁面間隔が係止爪部分の支柱部の厚みに等しい寸法に
拡がり、係止爪が内壁部(18)に強くこすられることな
く、支柱部をスムーズに収納ボックスに嵌入することが
できる。
しかも、この弾性変形に伴い、曲り部(24)の内壁部
(18)に対面する斜面が、曲り部(24)の上端より上方
部分にある外壁部(19)と同一壁面になるように弾性変
形することにより、弱い嵌入抵抗で支柱部を収納ボック
スに嵌入することができ、支柱部の円滑な嵌入作業を達
成させる。
さらに、支柱部の係止爪が内壁部(18)の下端の係合部
に係合した後は、内壁部(18)に対して遠ざかる方向に
弾性変形していた曲り部(24)の上端より下方部分にあ
る外壁部(19)が、元の位置に復元し、係止爪の引っ掛
かりを充分な重合状態とすると共に、この復元力により
下蓋と上蓋の組み合わせ強度を安定的に維持させる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
〈実施例1〉 第1図は実施例1のヒンジキッャプの構造を示すもの
で、第1図(a)は下蓋の一部切欠斜視図、第1図
(b)は下蓋の組込み部分の構造を示し一部切欠斜視
図、第1図(c)は上蓋の一部切欠側面図、第1図
(d)が上蓋の組込み部分の構造を示す一部切欠側面
図。
第2図は本例のヒンジキャップを組合せるプラスチック
チューブ容器を示す一部切欠斜視図。
第3図は本例のヒンジキャップを容器本体に組合せた状
態を示す一部切欠嵌合斜視図。
第4図は第3図と同様に組合せた状態で、ヒンジ部を外
側からみた一部切欠嵌合斜視図。
図面において、Aはヒンジキャップ、3は下蓋、4は上
蓋、5は収納ボックス、7は天井部、8は側壁部、9は
注出口、10は支柱部、11は係止爪、12はヒンジ部、13は
被覆板、18は内壁部、19は外壁部、20は下蓋外筒部、21
は内壁下端面、22はスリット、23は段差部、24は曲り
部、25は下蓋凹溝、26は外筒凹部、27は上方支柱、28は
下方支柱、29は上方突起、30は下方突起、31は下降停止
部、32は上蓋外筒部、33は栓部、34は容器本体、35は頭
部、36は胴部、37は首部、38は肩部、39は突出リング、
40は台座部、41は開口部、47は上部空間部、48は下部空
間部である。
本例のヒンジキャップAは、従来例と同様に、下蓋3と
上蓋4より構成され、下蓋3が容器本体34の頭部35に組
み合わされ、容器本体34に充填された内容物を上蓋4の
みを引き上げ開栓し、取り出すことができ、また、上蓋
4を押し下げ密封することができる構造である。
下蓋3,上蓋4及び容器本体34は横断面が円形に形成され
ている。
〈下蓋の構造〉 内容物を取り出すための注出口9を有する天井部7か
ら、容器本体34の首部37に形成してある突出リング39を
受け入れるための下蓋凹溝25を有する側壁部8が垂下さ
れ、さらに、該側壁部8の外側に間隔をもって容器本体
34の胴部36とほぼ同じ外径の下蓋外筒部20が垂下され、
側壁部8と外筒部20との間に、側壁部8の周囲の一部分
に連続する内壁部18と、その外側に一定の間隔をとって
該内壁部18より下方に下がった外壁部19との間に位置す
る天井部7が4角に切り取られ、外壁部19の内面上部に
段差部23が設けられた形状の収納ボックス5が形成され
ている。
外壁部19の形状は、略中ほどの高さで内壁部18に近付く
ように曲り部24を設け、該曲り部24よりも上方の垂直状
の外壁部19と内壁部18までは上部空間部47であり、上蓋
4の支柱部10に突設されている係止爪11の先端からその
背面までの厚み程度に形成されている。
曲り部24よりも下方の垂直状の外壁部19と内壁部18まで
の距離は、係止爪11の頂点からその背面までの厚みより
も狭く形成されており、曲り部24から内壁部18までの空
間部を含め下部空間部48としている。
また、該曲り部24から下方部分で両端の下蓋外筒部20に
接近する部分を切り取ったスリット22が形成されてい
る。
その他、収納ボックス5の対向方向の下蓋外筒部19上方
に外筒凹部26が形成されている。
〈上蓋の構造〉 前記下蓋3の外径に近い略円盤状の被覆板13の一端か
ら、上方支柱27,下方支柱28と、これら支柱27,28の間に
左右に間隔をあけた形状にヒンジ部12を設けた支柱部10
が垂下され、該下方支柱28の上方の外面側に下降停止部
31と下方突起30が形成され、下方内面側に係止爪11が突
設されている。
さらに支柱部10の外方に、被覆板13または上方支柱27か
ら少なくとも下方部分の一部が上記の下方突起30と対称
関係になるように、上方突起29が傾斜状に垂下され、ヒ
ンジ部12を支点として被覆板13が上方に開いた時、下方
突起30に上方突起29の下方部分の少なくとも一部分が当
接し、下方突起30をのり越え、下方突起30の上方に上方
突起29の下方部分が至ることのできる構成である。
下方支柱28の巾,厚みは、下蓋3の収納ボックス5の内
のり寸法に近いものであり、下方支柱28に設けた加工停
止部31は、下蓋3の段差部23に嵌まる寸法に形成されて
いる。
その他、被覆板13の支柱部10を設けた部分以外の周囲か
ら、下蓋3の下蓋外筒部20の外径に近い寸法の上蓋外筒
部32と被覆板13の略中央で下蓋3の注出口9に嵌入する
ことのできる位置に栓部33が垂下されている。
〈下蓋と上蓋の組合せ方法及び組合せ状態〉 下蓋3と上蓋4を組合せる方法は、下蓋3の収納ボック
ス5の上部に上蓋4の支柱部10下端を合接し、上蓋4を
下方に押し下げれば下方支柱28が収納ボックス5の中を
幾分降下し、支柱部10の下方部分が収納ボックス5の途
中の高さまで挿通し、両蓋3,4は正常な位置関係とな
り、外壁部19の曲り部24に当接すると、わずかに抵抗感
が発生するが、引き続いて上蓋4を押し下げれば外壁部
19が少なくとも曲り部24から下方部分が柔軟に外方にた
わむと共に、下方支柱28の下端と曲り部24との当接角度
を小さくさせた状態で下部空間部48の壁面間隔が係止爪
11の部分の下方支柱28の厚みに等しい寸法に拡がる。し
たがって、下方支柱28を係止爪11に損傷を与えることな
く下降させることができ、該下方支柱28の内面に突設し
てある係止爪11が内壁下端面21と水平位置となると、係
止爪11の頂点と内壁部18表面の摩擦抵抗がなくなるので
外壁部19が元の形状に復元し、係止部としての内壁下端
面21に係止爪11が引っ掛かる。
同時に下蓋3の段差部23に下方支柱28の下降停止部31が
嵌まり、下蓋3と上蓋4は上下に位置ずれが起きないよ
うになり、また、収納ボックス5の長さ,巾方向にも支
柱部10は密に嵌入する寸法関係にあるので、下蓋3と上
蓋4は前後,左右あるいは周方向に位置ずれが起きない
ように組合せられれる。
このようにして組合せたヒンジキャップAは、上蓋4を
下蓋3に向けて押し下げれば、ヒンジ部12を支点として
下蓋3に被さり、注出口9に栓部33が嵌入して密封し、
上蓋外筒部32が下蓋3の天井部7の外周面に当接し、停
止させることができる。
この時、上方突起29は下方支柱28に形成した下方突起30
の外方に位置するが、上蓋4を下蓋3に向け嵌合する過
程で、下方突起30の上方位置からヒンジ部12を支点とし
て下方突起30の外方位置に移動するものである。
また、開栓は、下蓋3の凹部26に指をかけるようにして
上蓋4を上方に引き開けば、ヒンジ部12を支点として開
けることができる。この時、注出口9に嵌入していた栓
部33が上方に離脱するため注出口9から内容物を取り出
すことができる。
この構造のヒンジキャップAは、上述のような簡便な開
閉機能があり、消費者に重宝されるものであるが、本例
の組合わせ構造とすることで、上蓋4の支柱部10を下蓋
3の収納ボックス5に嵌合させる際、支柱部10の下方部
分を収納ボックス5の途中位置まで挿入でき、両蓋3,4
の組み込み位置決めが確実に定まり、上蓋4を下蓋3に
斜めに嵌入したり、上下蓋の位置ズレを防ぐことができ
る。
また、支柱部10の嵌入時、係止爪11が内壁部18に強くこ
すられることがなく、係止爪11の損傷が発生しないた
め、嵌入作業が円滑に行なえ、上下蓋の組み合わせ能率
が上がるばかりでなく、係止爪11の高さを従来よりも高
く形成でき、両蓋3,4の連結能力が向上する。しかも係
止爪11が収納ボックス5の係止部に係止した後は、たわ
んでいた外壁部19が元の位置に復元するため、係止爪11
の引っ掛かりを充分な重合状態とすると共に、下蓋3と
上蓋4の組み合わせ強度を安定的に維持させ、さらに強
固に連結されることができるものである。
〈容器本体とキャップの組合せ及び内容物の充填方法〉 組合せたヒンジキャップAは、容器本体34の頭部35に被
せるようにして首部37の先端に側壁部8の下端を合接
し、ヒンジキャップAを胴部36の方向に押し下げれば、
首部37の外面に形成してある突出リング39が下蓋凹溝25
に嵌まり、同時にこの位置で台座部40に側壁部8下端が
合接し、ヒンジキャップAの下降が停止する。
内容物の充填は、容器本体34にヒンジキャップAを組合
せた後、ヒンジキャップAを下方とする逆置状態として
胴部36の下端より充填し、胴部36下端を熱溶着等で密封
する方法と、最初より胴部36の下端が密封状態であり、
キャップ17を組合せる前に開口部41より充填し、その
後、ヒンジキャップAを頭部35に組合せ、密封する方法
がある。
〈実施例2〉 第5図は下方支柱を分割した実施例2のヒンジキャップ
の構造を示すもので、第5図(a)は下蓋の一部切欠斜
視図、第5図(b)は上蓋の一部切欠斜視図、第5図
(c)は下方突起構造を示す上蓋の一部切欠側面図。
第6図は第5図の両蓋からなるヒンジキャップを容器本
体に組合せた状態を示す一部切欠斜視図。
第7図は第6図と同様にヒンジキャップを容器本体に組
合せ、ヒンジ部の方からみた一部切欠斜視図。
図面において、Bは下方支柱を分割したヒンジキャッ
プ、43は分割収納ボックス、44は股下部、45は分割下方
支柱、46は区画面である。尚、図面符号のうち、3、
4、7〜13、18〜22、24〜27、29、30、32〜41、47、48
は実施例1と同じ構成である。
本例のヒンジキャップBは、下蓋3に形成してある収納
ボックスを、区画した分割収納ボックス43とし、該収納
ボックス43に嵌入する下方支柱の中心部を切除した分割
下方支柱45とし、収納ボックス43の間にある区画面46に
分割下方支柱45の股下部44を合接し、下蓋3に対して上
蓋4の加工を停止する構成が特長である。
〈下蓋の構造〉 実施例1の下蓋との相違点は、天井部7の端方向に設け
た分割収納ボックス43は、長方形の中心を区画した形状
で2ケ所によって形成され、その外方の辺にそって垂下
する外壁部19は第5図(a)に示す如く段差部が形成さ
れておらず、垂直部から曲り部24に推移している。
その他の形状に於ては、実施例1と同様の構造である。
〈上蓋の構造〉 実施例1の上蓋との相違点は、被覆板13の端方向から上
方支柱27を経て垂下される下方支柱の形状は中心部が切
除された分割下方支柱45が2本形成されており、その下
方内面には実施例1と同様に係止爪11が突設されてい
る。
該分割下方支柱45は、下蓋3と上蓋4を組合せた時、外
壁部19の曲り部24から上方に位置する外面を太らせた形
状とし、横方向に揺動しない形状としている。
その他の構造については、実施例1と同様である。
〈下蓋と上蓋の組合せ方法及び組合せ状態〉 下蓋3と上蓋4を組合せる方法は、実施例1と同様に、
分割収納ボックス43の上部に分割下方支柱45の下端を合
接し、上蓋4を下方に押し下げることによって行ない、
下方支柱45の内面側に突設されている係止爪11が係止部
としての内壁下端面21に引っ掛けられるまでの収納ボッ
クス43の中での下方支柱45の動き及び外壁部19が外方に
たわみを生じる作用及びたわみ作用に伴い、下方支柱45
と曲り部24との当接角度が小さくなり、嵌入抵抗を小さ
くさせる作用は、実施例1と同様である。
係止爪11が内壁下端面21に到達すると同時に、外壁部19
の曲り部24から上方部分に下方支柱45の太い部分が嵌入
し、下蓋3の区画面46と下方支柱45の股下部44が当接す
るため、これ以上の上蓋4の降下が妨げられ、前述のよ
うに、内壁下端面21に係止爪11が引っ掛かるため下蓋3
と上蓋4は上下方向に位置ずれが発生しない。
また、下方支柱45の長手方向の巾と2個の収納ボックス
43の長手方向端部間の長さはほぼ等しく形成されている
ので、下蓋3と上蓋4は横方向への位置ずれも発生しな
い構成である。
その他の組合せ状態は実施例1と同様である。
〈容器本体とキャップの組合せ及び内容物の充填方法〉 容器本体34と該キャップBの組合せは、実施例1と同様
の方法で行なうものであるが、容器本体34の頭部35と下
蓋3の嵌合構造は、上記の方法以外の例では、雌雄のね
じ嵌合等によることもある。
上記のような構成であるので、組合せ時、上蓋4の加工
停止が確実に決まる特長があり、組合せ作業性に於ては
実施例1と同様に簡便にできる。
尚、下蓋3及び上蓋4は、公知の射出成形法で行ない、
例えば、下記の材料を使用する。
下蓋:ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、ポリブタジエン系、アイオノマー、ナ
イロン、ポリスチレン、A.B.S、ブタジエン−スチレン
系等の熱可塑性樹脂。
上蓋:ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、ブタジエン−スチレン系等の熱可塑性
樹脂で、薄肉で何回もの折り曲げで破断しにくいヒンジ
適性のある樹脂である。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案によれば、以下に述べ
るような効果が得られる。
収納ボックスの上部に上蓋の支柱部が円滑に挿通する
上部空間が形成されているので、支柱部を収納ボックス
に嵌合させる際、支柱部の下方部分を収納ボックスの途
中まで挿入し、両蓋をある程度組み付けて正常な位置関
係を確実に定めた後、支柱部の係止爪を収納ボックスの
係止部に係合させ嵌合を行なうため、上蓋を下蓋に斜め
に嵌入したり、上下蓋の上下方向の位置ズレを防ぐこと
ができる。
また、収納ボックスの略中程の高さ位置に、弱い力で
も柔軟にたわむ曲り部を設けたため、支柱部の嵌入時、
係止爪が壁部に強くこすられることがなく、支柱部に設
けた係止爪の高さにバラツキがあったとしても係止爪の
損傷が発生せず、嵌入作業が円滑に行なえ、上下蓋の組
み合わせ能率が上がる。
さらに、係止爪の高さを従来より高く形成することが
でき、係止爪が収納ボックスの係止部に係合した後、た
わんでいた壁部が元の位置に復元するため、係止爪の引
っ掛かりを充分な重合状態とさせると共に、下蓋と上蓋
の組み合わせ強度を安定的に維持させ、かつ強固に連結
させることができる。また、下蓋と上蓋の組み合わせ部
を、目立たない部分に小さな組み合わせ部としても連結
能力が低下しないので、小型のキャップの組み合わせ構
造にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1のヒンジキャップの構造を示すもの
で、第1図(a)は下蓋の一部切欠斜視図、第1図
(b)は下蓋の組込み部分の構造を示し一部切欠斜視
図、第1図(c)は上蓋の一部切欠側面図、第1図
(d)が上蓋の組込み部分の構造を示す一部切欠側面
図。 第2図は本例のヒンジキャップを組合せるプラスチック
チューブ容器を示す一部切欠斜視図。 第3図は本例のヒンジキャップを容器本体に組合せた状
態を示す一部切欠嵌合斜視図。 第4図は第3図と同様に組合せた状態で、ヒンジ部を外
側からみた一部切欠嵌合斜視図。 第5図は下方支柱を分割した実施例2のヒンジキャップ
の構造を示すもので、第5図(a)は下蓋の一部切欠斜
視図、第5図(b)は上蓋の一部切欠斜視図、第5図
(c)は下方突起構造を示す上蓋の一部切欠斜視図。 第6図は第5図の両蓋からなるヒンジキャップを容器本
体に組合せた状態を示す一部切欠斜視図。 第7図は第6図と同様にヒンジキャップを容器本体に組
合せ、ヒンジ部の方からみた一部切欠斜視図。 A:ヒンジキャップ、3:下蓋、4:上蓋、5:収納ボックス、
7:天井部、8:側壁部、9:注出口、10:支柱部、11:係止
爪、12:ヒンジ部、13:被覆板、18:内壁部、19:外壁部、
20:下蓋外筒部、21:内壁下端面、22:スリット、23:段差
部、24:曲り部、25:下蓋凹溝、26:外筒凹部、27:上方支
柱、28:下方支柱、29:上方突起、30:下方突起、31:下降
停止部、32:上蓋外筒部、33:栓部、34:容器本体、35:頭
部、36:胴部、37:首部、38:肩部、39:突出リング、40:
台座部、41:開口部、B:下方支柱を分割したヒンジキャ
ップ、43:分割収納ボックス、44:股下部、45:分割下方
支柱、46:区画面、47:上部空間部、48:下部空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製の上蓋と下蓋とから成る2
    ピース型のヒンジキャップであって、上蓋には下方内面
    側に係止爪を有する支柱部がヒンジ部に連続して形成さ
    れ、下蓋には前記上蓋の支柱部を嵌入する収納ボックス
    が、注出口を有する天井部の一部を切除して上下方向に
    形成され、該収納ボックスには嵌入した支柱部の係止爪
    に係合する係止部が形成されたヒンジキャップにおい
    て、 前記下蓋は、前記天井部から垂下した側壁部(8)と、
    該側壁部(8)の外側に間隔をもって垂下した下蓋外筒
    部(20)とを有し、 前記収納ボックスは、該側壁部(8)の周囲の一部分に
    連続し、下端に前記係止爪と係合する係止部を有する内
    壁部(18)と、該側壁部(8)と該下蓋外筒部(20)と
    の間に位置する前記天井部から垂下し、略中ほどの高さ
    で内壁部(18)に近付く曲り部(24)を有する外壁部
    (19)とから構成され、 外壁部(19)の該曲り部(24)の上端より上方部分にあ
    る壁面で構成される前記収納ボックスの上部空間部(4
    7)が、前記係止爪部分の支柱部の厚み程度に広い壁面
    間隔を有し、 外壁部(19)の該曲り部(24)の上端より下方部分にあ
    る壁面で構成される前記収納ボックスの下部空間部(4
    8)が、前記係止爪部分の支柱部の厚みより狭い壁面間
    隔を有し、 かつ、該外壁部(19)は、該曲り部(24)から下方部分
    で下蓋外筒部(20)に接近する部分にスリット(22)が
    形成されている ことを特徴とするヒンジキャップ。
JP1987198491U 1987-12-26 1987-12-26 ヒンジキャップ Expired - Lifetime JPH072439Y2 (ja)

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JPH072439Y2 true JPH072439Y2 (ja) 1995-01-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5570340U (ja) * 1978-11-10 1980-05-15
JPS61164153U (ja) * 1985-04-02 1986-10-11
JPH063804Y2 (ja) * 1986-01-14 1994-02-02 株式会社吉野工業所 分配式のミラーヒンジキャップ

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JPH01103550U (ja) 1989-07-13

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