JPH072443Y2 - 容器蓋 - Google Patents

容器蓋

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JPH072443Y2
JPH072443Y2 JP1986074452U JP7445286U JPH072443Y2 JP H072443 Y2 JPH072443 Y2 JP H072443Y2 JP 1986074452 U JP1986074452 U JP 1986074452U JP 7445286 U JP7445286 U JP 7445286U JP H072443 Y2 JPH072443 Y2 JP H072443Y2
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JP
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screw
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thin
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Inventor
忠義 高島
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山村硝子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、容器蓋、特に炭酸飲料が充填される容器に着
装するのに適する容器蓋に関する。
(ロ)従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 炭酸飲料が充填された容器の容器蓋を開栓する時、蓋を
ゆるめ始めるとパッキンによるシールが解放され容器内
のガスは蓋螺子の下面と容器螺子の上面に挟まれた隙間
を満たし、蓋側壁を外方向に拡げ勝ちになり、蓋螺子と
容器螺子の係合を外す方向に力が働き、蓋螺子と容器螺
子の係合力を弱める。又、蓋をある程度ゆるめると、蓋
螺子と容器螺子との係合面積は当然減少し、蓋螺子と容
器螺子の全体の係合力が減少する。容器内のガスは、蓋
螺子の下面と容器螺子の上面に挟まれた隙間に沿って排
出解放されるが、その排出量が少なく、内ガスの圧力が
容器螺子と蓋螺子の係合力を上回った場合、蓋の早期解
放、即ち、蓋が弾けるるようにすっぽ抜ける現象が起こ
り、開栓する人に危険を生じさせることがある。
内ガスの解放特性をよくするために、蓋側壁の内面を横
断するガス排出溝を設けた従来例がある。しかし、この
従来例では、内ガスの解放特性自体はよいが、排出溝位
置の蓋螺子が欠落しており、蓋側壁を横断する薄肉部が
形成されることになり、蓋側壁の強度を弱めて排出溝位
置の側壁が拡がり、容器螺子と蓋螺子の係合力を弱め、
蓋の早期解放現象を防ぐことができなかった。
従って、蓋の早期解放の危険を防止するために、炭酸飲
料が充填された容器の容器蓋は、内ガスの解放特性が秀
れていると共に、容器螺子と蓋螺子の係合力が蓋の早期
解放を阻止できる程度まで蓋側壁の強度を保持しなけれ
ばならない。
特公昭58-55071号公報に記載の容器蓋1は、第7図に示
されるように、蓋側壁2にこれを横断するガス排出溝3
を設け、排出溝3が交差する位置の蓋螺子4に、蓋側壁
2の内面からの高さが蓋螺子4の高さより低く且つその
幅が蓋螺子4の幅より狭いやせ螺子部5を設け、蓋側壁
の強度を保ちつつ内ガス解放特性も改善しようとしてい
る。しかしながら、図面に示されるように、蓋螺子4の
頂部とやせ螺子部5の頂部が同一平面上にあるので、ガ
スの排出通路となる容器螺子6の下面とやせ螺子部5の
上面との隙間7が狭く、ガス解放特性は秀れたものとは
いえなかった。また、隙間7を大きくすると、やせ螺子
部5の強度が低下し、蓋側壁の強度を弱めて排出溝位置
の側壁が拡がり、容器螺子と蓋螺子の係合力を弱め、蓋
の早期解放現象を防ぐことができなかった。
(ハ)問題点を解決するための手段 本考案は、蓋側壁の強度を、内ガスの圧力に耐えうる程
度の蓋螺子と容器螺子の係合力が得られるように保持
し、且つ内ガスの解放特性が秀れた容器蓋、従って、蓋
の早期解放を防止できる容器蓋を提供することを目的と
し、蓋側壁の内周面に設けた蓋螺子に、蓋側壁の内面か
らの高さが蓋螺子の高さより低く且つその幅が蓋螺子の
幅より狭いやせ螺子部を一ケ所以上設け、該やせ螺子部
の頂部を蓋螺子の頂部より蓋側壁の下端側に位置するよ
うに形成したプラスチック製容器蓋であることを特徴と
する。
(ニ)作用 上述のように本考案の容器蓋によれば、やせ螺子部をそ
の頂部が蓋螺子の頂部より蓋側壁の下端側に位置するよ
うに形成しているので、内ガスの排出通路となる容器螺
子の下面とやせ螺子の上面の間を大きくとることができ
るので、内ガスの解放特性が向上する。
尚、プラスチック製容器蓋の場合、容器螺子と蓋螺子
は、両螺子の成形上の公差や噛み合い易さを考慮して、
螺合させた時、両螺子間に大きな隙間ができるように成
形されている。蓋をゆるめる時は、容器螺子の下面と蓋
螺子の上面とを係合させた状態でゆるめられるので、蓋
螺子の下面と容器螺子の上面の間には、大きな隙間が生
じ、やせ螺子部の頂部を蓋螺子の頂部より蓋側壁の下端
側に位置せしめても、内ガスの排出には悪影響はない。
他方、やせ螺子部自体も必要な強度を蓋の側壁に与えら
れる任意の幅を選択できる。
従って、本考案の容器蓋によれば、蓋強度を維持しつつ
内ガスの解放特性の向上が得られ、蓋の早期解放を防止
することができる。
(ホ)実施例 以下、図面の実施例に従って、本考案の容器蓋を詳しく
説明する。
第1図乃至第4図は、本考案の容器蓋の実施例1を示す
ものであり、この容器蓋11は、プラスチックで形成さ
れ、蓋側壁12の内周面に設けた第1周目の蓋螺子13a
に、第2図に示されるように、蓋側壁の内面14からの高
さが蓋螺子13aの高さより低く且つその幅が蓋螺子13aの
幅より狭いやせ螺子部15aを、やせ螺子部15aの頂部16a
が蓋螺子13aの頂部17aより長さeだけ蓋側壁12の下端側
に位置するように設け、且つ第2周目の蓋螺子13bに
も、前記やせ螺子部15aと蓋の軸方向に一致する位置に
前記やせ螺子部15aと同一形状のやせ螺子部15bを設けて
いる。
又、やせ螺子部15a,15bから上下に連続する位置の蓋側
壁12の内面14には、ガス排出用の溝18を設けている。
言い換えれば、蓋側壁12の内面14に蓋側壁12を蓋の軸方
向に横断するガス排出用の溝18を設け、溝18と蓋螺子13
a,13bの交差位置に前記形状のやせ螺子部15a,15bを形成
している。
従って、実施例1の容器蓋が着装された炭酸飲料容器の
蓋を開栓すると、内ガスは第2図の矢印のように流れ
る。このように、図面の実施例1の蓋によれば、溝18の
存在とやせ螺子部15aの特殊形状により、隘路となる容
器口部23の外周面に形成される容器螺子19の頂部と蓋側
壁の間の隙間と、容器螺子19の下面とやせ螺子部15a,15
bの上面の間の隙間を大きくとることができる。もっと
も、このことから理解できるように、やせ螺子部の上
方、詳しくは、やせ螺子部の上面基部から容器螺子の頂
部位置の蓋側壁の内面に凹部を形成すれば、溝18を形成
しなくても、一定のガス解放特性を得ることができる。
又、先述したように、蓋螺子13a,13bの下面と容器螺子1
9の上面の間の隙間は大きく、ガス排出の隘路にはなら
ない。
容器螺子19の下面とやせ螺子部15a,15bの上面との間の
隙間を最大にするためには、図面の実施例のように、蓋
螺子13a,13bの下面基部とやせ螺子部15a,15bの下面基部
が同一直線上に位置するように形成すればよく、そうす
れば、必要な側壁強度を得るために所望な幅を有するや
せ螺子部を設けた上での最上のガス解放特性を得ること
ができる。
上記のようなやせ螺子部は、蓋螺子の任意の箇所に一ケ
所設ければ、それだけでガス解放特性が向上するが、図
面の実施例1に示されるように、ガス排出用の溝が交差
する蓋螺子の各点にやせ螺子部を設ければ、内ガスの排
出距離が最小になり、好ましい。
又、内ガスの圧力の強さに応じて、蓋螺子の数ケ所、好
ましくは蓋の側壁をほぼ等分する数ケ所(例えば、2〜
6ケ所)に、側壁を横断する溝を設け、溝と交差する蓋
螺子の各点にやせ螺子部を設ければよい。尚、炭酸飲料
の容器蓋の場合、蓋螺子は蓋側壁の内周面に沿って、40
0°〜500°程度の長さに形成されることが多く、その場
合、第1周目の蓋螺子に設けたやせ螺子部の直下位置に
蓋螺子が存在しない、従って、やせ螺子部が側壁の軸方
向に1ケ所しか形成されない所もできる。
この実施例1の容器蓋の蓋螺子13a,13bとやせ螺子部15
a,15bは、蓋成形時に蓋螺子の角部が損傷したり、開栓
時に蓋螺子の角部がブレーキにならないように、高さ及
び幅が蓋螺子の高さ及び幅からやせ螺子部の高さ及び幅
まで漸減する中間螺子部26,26を介して連続している。
従って、この中間螺子部26,26は、第4図に示されるよ
うに、蓋螺子の頂部17aからやせ螺子部の頂部16aまで高
さが漸減する稜線24,24を有している。又、溝18も、そ
の側壁25,25が蓋側壁内面14から傾斜するように形成さ
れている。
もっとも、第5図に示される実施例2の容器蓋のよう
に、やせ螺子部35及び溝38を、蓋螺子33及び蓋側壁内面
34と段差を持つように形成してもよいことはいうまでな
い。
次に炭酸飲料を充填した容器の蓋は、容器内のガスの内
圧を天板20が受け、上方に押圧力が掛かるから、蓋全体
が球形になろうとする力が働き、又、蓋をゆるめ始める
と、ガスが容器口部外周と蓋側壁の間に入り、その傾向
が一層強くなる。その結果、蓋側壁の下端が内側に曲
り、ガス解放特性を劣化させることがある。
図面の実施例の蓋では、蓋側壁12の下端内周面に前記ガ
ス排出用の溝18と同一の深さ又はこれより深い深さを有
する環状凹部21が側壁12の下端まで形成されており、側
壁下端が内方に曲がっても、必要なガス解放が得られる
ように構成されている。この環状凹部21は、蓋螺子の側
壁下端側の終端位置のすぐ下に設けることが好ましい。
第1図中、22は、容器口部23をシールするためのパッキ
ンである。又、図面の実施例1の容器蓋の側壁下端に、
橋絡部又はスコアを介して公知の不正開封防止用リング
を連結してもよい。
第6図は、本考案の容器蓋の実施例3を示し、この容器
蓋41は、実施例1の容器蓋11と同様プラスチック製であ
り、図に示されるように蓋螺子43a,43bには、実施例1
と同一形状のやせ螺子部45a,45b,45cが形成されている
が、天板50側第2周目の蓋螺子43bに形成されているや
せ螺子部45b,45cは、天板50側第1周目の蓋螺子43aに形
成されたやせ螺子部45aの直下位置ではなく、その近傍
に形成されている。
又、天板側第1周目のやせ螺子部45aの上方には、容器
螺子の頂部と蓋側壁42の内面との隙間を大きくとるため
に溝48aが形成されているが、前記やせ螺子部45aの下方
には溝は形成されていなく、内ガスは、やせ螺子部45a
の上面を通過した後、蓋螺子43aの下面に沿って分岐す
る。
他方、天板50側第2周目(側壁42下端側第1周目)のや
せ螺子部45b,45cの上下には、溝48b〜48eが形成されて
いる。
従って、この実施例3の容器蓋では、開栓すると、第6
図の矢印のように、内ガスは流れ、環状凹部51を経て解
放される。
(ヘ)効果 上述のように、本考案のプラスチック製容器蓋は、その
蓋螺子に、蓋螺子より高さも幅も小さいやせ螺子部が、
その頂部が蓋螺子の頂部より側壁下端側になるように形
成されているから、側壁強度を維持しつつ秀れたガス解
放特性を得られ、その結果、蓋の早期解放現象を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1の容器蓋を容器口部に着装し
た断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第1
図の容器蓋を90°回転させた断面図、第4図は第3図の
IV-IV線部分断面図、第5図は本考案の実施例2の第4
図相当部分の部分断面図、第6図は本考案の実施例3の
断面図、第7図は従来の容器蓋が着装された容器蓋の要
部断面図である。 11,41……容器蓋、12,42……側壁、13a,13b,33,43a,43b
……蓋螺子、14,34……内面、15a,15b,35,45a,45b,45c
……やせ螺子部、16a,16b,17a,17b……頂部、18,38,48a
〜48e……溝、19……容器螺子、20,50……天板、21,51
……環状凹部、26……中間螺子部。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋側壁の内周面に設けた蓋螺子に、蓋側壁
    の内面からの高さが蓋螺子の高さより低く且つその幅が
    蓋螺子の幅より狭いやせ螺子部を一ケ所以上設け、該や
    せ螺子部の頂部を蓋螺子の頂部より蓋側壁の下端側に位
    置するように形成したプラスチック製容器蓋。
  2. 【請求項2】天板側第1周目の蓋螺子に前記やせ螺子部
    を設け、該やせ螺子部の直下位置に第2周目以後の蓋螺
    子があれば、その全てに前記やせ螺子部と蓋の軸方向に
    一致する位置に前記やせ螺子部と同一形状のやせ螺子部
    を設けた実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の容
    器蓋。
  3. 【請求項3】蓋螺子とやせ螺子部が、高さ及び幅が蓋螺
    子の高さ及び幅からやせ螺子部の高さ及び幅まで漸減す
    る中間螺子部を介して連続する実用新案登録請求の範囲
    第(1)項又は第(2)項に記載の容器蓋。
  4. 【請求項4】やせ螺子部から上方に連続する位置の蓋側
    壁の内面に凹部を設けた実用新案登録請求の範囲第
    (1)項乃至第(3)項のいずれかに記載の容器蓋。
  5. 【請求項5】やせ螺子部から上下に連続する位置の蓋側
    壁の内面に溝を設けた実用新案登録請求の範囲第(1)
    項乃至第(3)項のいずれかに記載の容器蓋。
  6. 【請求項6】蓋側壁の下端内周面に、やせ螺子部から上
    下に連続する位置の蓋側壁の内面に設けた溝と同一の深
    さ又はこれより深い深さを有する環状凹部を蓋側壁の下
    端に達するまで設けた実用新案登録請求の範囲第(5)
    項に記載の容器蓋。
JP1986074452U 1986-05-17 1986-05-17 容器蓋 Expired - Lifetime JPH072443Y2 (ja)

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JPS62185254U JPS62185254U (ja) 1987-11-25
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JP4613469B2 (ja) * 2002-07-02 2011-01-19 凸版印刷株式会社 冷却水混入防止付キャップ
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